JP4208827B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、システムキッチンのキャビネット内に収納することが可能なビィルトインタイプの冷蔵庫の扉に関する。
上記扉にはドア本体の四辺部にキャップを個別に装着した構成のものがある。この構成の場合、各キャップに溝部が形成されており、化粧板の各辺部をキャップの溝部内に挿入することで化粧板をドア本体の前面に装着している。
特開平7−55328号公報
上記従来構成の場合、各溝部の幅寸法が標準値に固定されている。このため、板厚が標準の化粧板を使用せざるを得ないので、システムキッチンのバリエーションに応じて化粧板を選択するときに選択肢の幅が狭くなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、化粧板の選択の自由度を高めることができる冷蔵庫の扉を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、システムキッチンのキャビネット内に収納することが可能なものであって前面に食品出入口を有する冷蔵庫本体と、前記食品出入口を開閉する中空方形状をなすものであって前記食品出入口を閉鎖する閉鎖状態で前記キャビネットの左側板が左方から対向する左端板部および前記キャビネットの右側板が右方から対向する右端板部を有する金属ドアと、前記金属ドアの内部に充填された断熱材と、前記金属ドアの上端面を覆う上キャップと、前記金属ドアの左端板部を覆うものであって前記金属ドアの閉鎖状態で前記キャビネットの左側板が左方から対向する左キャップと、前記金属ドアの右端板部を覆うものであって前記金属ドアの閉鎖状態で前記キャビネットの右側板が右方から対向する右キャップと、前記左キャップおよび前記右キャップのそれぞれに設けられ前後方向へ延びる長孔と、左方から前記左キャップの長孔を通して前記金属ドアの左端板部に設けられ前記金属ドアの左端板部側へ締込まれることに基づいて前記左キャップを前記金属ドアの左端板部に前後方向へ移動不能に締結すると共に前記金属ドアの左端板部とは反対側へ緩められることに基づいて前記左キャップが前後方向へ移動することを許容するねじ部材と、右方から前記右キャップの長孔を通して前記金属ドアの右端板部に設けられ前記金属ドアの右端板部側へ締込まれることに基づいて前記右キャップを前記金属ドアの右端板部に前後方向へ移動不能に締結すると共に前記金属ドアの右端板部とは反対側へ緩められることに基づいて前記右キャップが前後方向へ移動することを許容するねじ部材と、前記左キャップおよび前記右キャップに設けられ化粧板の左辺部および右辺部が挿入される左溝部および右溝部を有する左板挿入部および右板挿入部と、前記金属ドアに着脱可能に設けられ前記金属ドアの下端面を覆う下キャップを備え、前記下キャップは前記左溝部および前記右溝部を下方から塞ぐものであり、前記左溝部および前記右溝部は前記左キャップの前後位置および前記右キャップの前後位置に応じて前後方向の有効幅寸法が変動するものであり、前記左板挿入部および前記右板挿入部は前記金属ドアの閉鎖状態で前記化粧板の左辺部および右辺部が前記キャビネットの左側板の前方および右側板の前方に対向するように前記左キャップおよび前記右キャップから左方および右方へ突出するものであり、前記金属ドアの左端板部のねじ部材は前記金属ドアの閉鎖状態で前記システムキッチンのキャビネットの左側板に右方から対向するように前記システムキッチンのキャビネット内に収納されるものであり、前記金属ドアの右端板部のねじ部材は前記金属ドアの閉鎖状態で前記システムキッチンのキャビネットの右側板に左方から対向するように前記システムキッチンのキャビネット内に収納されるものであるところに特徴を有している。
左キャップ用のネジ部材および右キャップ用のネジ部材を緩めることに基いて左キャップおよび右キャップを前後方向へ移動操作し、左溝部の有効幅寸法(化粧板の左辺部が挿入可能な幅寸法を称する)および右溝部の有効幅寸法(化粧板の右辺部が挿入可能な幅寸法を称する)を化粧板の板厚に応じて調整することができる。このため、化粧板の板厚が固定的な標準寸法に制約されることがなくなるので、システムキッチンのバリエーションに応じて化粧板を選択するときの自由度が高まる。
左キャップおよび右キャップに左板挿入部および右板挿入部を突設し、左板挿入部の左溝部内および右板挿入部の右溝部内に化粧板の左辺部および右辺部を挿入し、扉の閉鎖状態で化粧板の左辺部および右辺部をキャビネットの左側板および右側板の前方に対向させている。このため、化粧板の前後位置を周辺扉の前後位置に合せることができるので、システムキッチンの見栄えが向上する。しかも、金属ドアの左辺部および右辺部を左方および右方へ突出させる必要がなくなるので、金属ドアの形状が簡素化される。このため、金属ドアを成形する成形型が簡単になるので、投資額が低減される。
1.システムキッチン1の説明
調理台2は、図1に示すように、加熱調理器3およびシンク4が装着されたものであり、調理台2の左右両側部には左側板5および右側板6が固定されている。これら調理台2と左側板5と右側板6との間には空間状のキャビネット収納部7が形成されており、キャビネット収納部7内には加熱調理器3の下方およびシンク4の下方に位置して収納キャビネット8が収納されている。これら各収納キャビネット8は前面が開口する箱状をなすものであり、各収納キャビネット8内には上収納容器9および下収納容器10が前後方向へスライド可能に収納されている。これら各上収納容器9の前端部および各下収納容器10の前端部には上扉11および下扉12が固定されており、各上収納容器9および各下収納容器10は前方の上扉11および前方の下扉12が前方へ操作されることに基いて収納キャビネット8内から引出され、前方の上扉11および前方の下扉12が後方へ操作されることに基いて収納キャビネット8内に収納される。
キャビネット収納部7内には両収納キャビネット8間に位置して冷蔵庫キャビネット13が収納されており、冷蔵庫キャビネット13内には、図2に示すように、水平な仕切板14が固定されている。この冷蔵庫キャビネット13は前後下面が開口するコ枠状をなすものであり、冷蔵庫キャビネット13には化粧板15が固定されている。この化粧板15は仕切板14の下方の空間部を前方から覆うものであり、冷蔵庫キャビネット13内には仕切板14の上方に位置して冷蔵庫20が収納されている。以下、冷蔵庫20について説明する。
2.冷蔵庫20の説明
冷蔵庫本体21は、図2に示すように、前面が開口する箱状をなすものであり、外箱および内箱間の空間部に断熱材を充填することから構成されている。この冷蔵庫本体21は仕切板14上に載置されたものであり、冷蔵庫本体21の天板と冷蔵庫キャビネット13の天板との間にはソフトテープ16が介在されている。このソフトテープ16は冷蔵庫本体21の天板と冷蔵庫キャビネット13の天板との間の隙間を前方から塞ぐものであり、冷蔵庫キャビネット13内に虫およびゴミ等が侵入することを防止する。
冷蔵庫本体21は内部空間が食品貯蔵用の冷蔵室22として機能するものであり、冷蔵室22の前面は食品出入口23として機能する。この冷蔵庫本体21には外板24が固定されている。この外板24は冷蔵庫本体21の背面に位置する垂直な背面カバー24aと冷蔵庫本体21の底面に位置する水平な底板24bとを略L字状に組合わせることから構成されたものであり、冷蔵庫本体21と外板24との間には背面底部に位置して機械室25が形成されている。この機械室25内には冷凍サイクルのコンプレッサ26およびファン装置27が収納されており、背面カバー24aにはファン装置27の後方に位置して吸気口28が形成されている。
化粧板15にはルーバー17が固定されており、ルーバー17の後方には排気通路29および吸気通路18が上下2段に形成されている。吸気通路18は底板24bと仕切板14との間に形成された隙間状の空間部を称するものであり、ファン装置27の駆動時には、矢印で示すように、外気がルーバー17を通して吸気通路18内に吸引され、吸気通路18に沿って後方へ流れる。そして、背面カバー24aの吸気口28から機械室25内に流れ込み、排気通路29に沿って前方へ流れる。この排気通路29は冷蔵庫本体21と底板24bとの間に形成された隙間状の空間部を称するものであり、外気は排気通路29に沿って前方へ流れた後に排気通路29の出口からルーバー17を通して外部に排出される。この外気の循環系路中にはコンプレッサ26が配置されており、コンプレッサ26は外気が強制循環することに基いて冷却される。
冷蔵室22内にはサポート30が前後方向へスライド可能に収納されている。このサポート30は左サポート31(図6参照)と右サポート32(図6参照)と後サポートとをコ字状に組合わせたものであり、サポート30には、図2に示すように、バスケット33が着脱可能に装着されている。このバスケット33は食品が投入されるものであり、上面が開口する容器状をなしている。
サポート30の前端部には扉40が固定されている。この扉40はサポート30を介して冷蔵庫本体21に前後方向へ移動可能に装着されたものであり、冷蔵室22の食品出入口23は扉40が前方および後方へ引出操作および押込操作されることに基いて開放および閉鎖され、バスケット33は扉40が引出操作および押込操作されることに基いて冷蔵室22内に対して出入れされる。以下、扉40の詳細構成について説明する。
外板50は、図3に示すように、主板部51と左端板部52と右端板部53と上端板部54と下端板部55を一体に有するものであり、1枚の金属板を折曲加工することから構成されている。主板部51は方形状の本体部分を称するものであり、主板部51の上端部には2個の貫通孔56が形成されている。左端板部52〜下端板部55は主板部51の左辺〜下辺に沿って後方へ突出するものであり、左端板部52と右端板部53と下端板部55には3個の貫通孔56が形成されている。これら左端板部52〜下端板部55は外板50の厚さを確定するものであり、左端板部52〜下端板部55には外板50の内部に向かって突出する接合板部57が折曲形成されている。
外板50には、図4に示すように、上キャップ60が装着されている。この上キャップ60は合成樹脂を射出成形することから構成されたものであり、外板50の上端板部54を覆っている。この上キャップ60には、図8に示すように、左方および右方からネジ81が挿入されており、左方のネジ81および右方のネジ81は左端板部52の最上段の貫通孔56および右端板部53の最上段の貫通孔56を通して金属製の左パッチ82および金属製の右パッチ83に螺合されている。これら左パッチ82および右パッチ83は外板50内に収納されたものであり、左端板部52および右端板部53に沿って上下方向へ延びるL字板状をなしている。
上キャップ60は、図4に示すように、指掛部61と指当部62と2本のボス部63を一体に有している。指掛部61は外板50の主板部51に対して前方へ突出するものであり、主板部51と指掛部61との間には指挿部64が形成されている。この指挿入部64は使用者が扉40を移動操作する目的で指を挿入するための空間部であり、指挿入部64内に挿入された指は指掛部61に引掛けられる。指当部62は指掛部61から指挿入部64内に突出する水平な板状をなすものであり、使用者の指先に接触することに基いて指の指挿入部64に対する挿入量を規制する。両ボス部63は後方から主板部51の貫通孔56を通してネジ84が螺合されたものであり、上キャップ60はネジ81の締結力およびネジ84の締結力で外板50に移動不能に固定され、両ネジ84の頭部と主板部51との間には金属板製の上パッチ85が介在されている。
上キャップ60の左右両端部には、図5に示すように、左上キャップ部65および右上キャップ部66が一体形成されている。これら左上キャップ部65および右上キャップ部66は外板50の左端板部52および右端板部53から左方および右方に突出するものであり、左端板部52の上端部および右端板部53の上端部を覆っている。これら左上キャップ部65内および右上キャップ部66内には左溝部67および右溝部68が形成されている。これら左溝部67および右溝部68は、図4の(b)に示すように、隙間状の空間部を称するものであり、左溝部67内および右溝部68内には、図4の(a)に示すように、化粧板86の左辺部および右辺部が着脱可能に挿入されている。この化粧板86は外板50の主板部51を前方から覆うものであり、上キャップ60の両ボス部63に接触することに基いて上方に位置規制されている。
化粧板86はシステムキッチン1のバリエーションに応じて複数の選択肢のうちから選定されるものである。これら選択肢は板厚が「t−Δt」から「t+Δt」の範囲内で相違しており、左溝部67の前後方向の幅寸法および右溝部68の前後方向の幅寸法は最大厚さ「t+Δt」の化粧板86が挿入可能な値に設定されている。即ち、左溝部67および右溝部68は選択肢となる全ての化粧板86が着脱可能に挿入にされるものである。
外板50には、図7に示すように、左キャップ100および右キャップ110が装着されている。これら左キャップ100および右キャップ110は外板50の左端板部52および右端板部53を覆うものであり、合成樹脂を射出成形することから構成されている。これら左キャップ100および右キャップ110には2個の凹部101および2個の凹部111が形成されている。これら各凹部101の底板および各凹部111の底板には長孔102および長孔112が形成されており、各長孔102内および各長孔112内にはネジ部材に相当するネジ87が挿入されている。
左キャップ100の各長孔102および右キャップ110の各長孔112は前後方向へ延びる長円形状をなすものであり、両長孔102内のネジ87は左端板部52の中段の貫通孔56および下段の貫通孔56を通して左パッチ82に螺合され、両長孔112内のネジ87は右端板部53の中段の貫通孔56および下段の貫通孔56を通して右パッチ83に螺合されている。即ち、左キャップ100および右キャップ110は2本のネジ87の締結力で左端板部52および右端板部53に固定されたものであり、2本のネジ87を緩めることに基いて長孔102の範囲内および長孔112の範囲内で外板50に対して前後方向へ移動可能にされる。
左キャップ100には前板当部103と後板当部104と側板当部105が一体成形されている。これら前板当部103〜側板当部105は左キャップ100に沿って上下方向へ延びる板状をなすものであり、前板当部103および後板当部104は側板当部105を介して連結されている。これら前板当部103〜側板当部105は左キャップ100から左方へ突出する左板挿入部106を構成するものであり、左板挿入部106内には上下方向へ延びる空間状の左溝部107が形成されている。この左溝部107の前後方向の幅寸法は上キャップ60の左溝部67の前後方向の幅寸法と同一に設定されており、左キャップ100が前進限に位置調整された状態では左キャップ100の左溝部107が上キャップ60の左溝部67に完全一致状態で繋がり、左キャップ100が前進限から後方に位置調整された状態では左キャップ100の左溝部107が上キャップ60の左溝部67に部分一致状態で繋がる。
右キャップ110には前板当部113と後板当部114と側板当部115が一体成形されている。これら前板当部113〜側板当部115は右キャップ110に沿って上下方向へ延びる板状をなすものであり、前板当部113および後板当部114は側板当部115を介して連結されている。これら前板当部113〜側板当部115は右キャップ110から右方へ突出する右板挿入部116を構成するものであり、右板挿入部116内には上下方向へ延びる空間状の右溝部117が形成されている。この右溝部117の前後方向の幅寸法は上キャップ60の右溝部68の前後方向の幅寸法と同一に設定されており、右キャップ110が前進限に位置調整された状態では右キャップ110の右溝部117が上キャップ60の右溝部68に完全一致状態で繋がり、右キャップ110が前進限から後方に位置調整された状態では右キャップ110の右溝部117が上キャップ60の右溝部68に部分一致状態で繋がる。
左キャップ100の左板挿入部106および右キャップ110の右板挿入部116は左キャップ100および右キャップ110の前後位置に拘らず上キャップ60の左上キャップ部65および右上キャップ部66を下方へ延長するものであり、左キャップ100の前後位置および右キャップ110の前後位置に応じて有効幅寸法WLおよび有効幅寸法WRが変動する。有効幅寸法WLとは前板当部103の後面と主板部51の前面との間の前後方向の離間距離を称し、有効幅寸法WRとは前板当部113の後面と主板部51の前面との間の前後方向の離間距離を称するものであり、化粧板86の左辺部および右辺部は下方から左板挿入部106の左溝部107内および右板挿入部116の右溝部117内を通して左上キャップ部65の左溝部67内および右上キャップ部66の右溝部68内に挿入され、化粧板86の左辺部および右辺部は扉40の閉鎖状態で冷蔵庫キャビネット13の左側板13Lの前方および右側板13Rの前方に対向する。
外板50には、図5に示すように、下キャップ120が装着されている。この下キャップ120は外板50の下端板部55を覆うものであり、合成樹脂を射出成形することから構成されている。この下キャップ120には3本のネジ88が挿入されている。このうち左方のネジ88および右方のネジ88は、図7に示すように、下端板部55の貫通孔56を通して左パッチ82および右パッチ83に螺合され、中央のネジ88は、図8に示すように、下端板部55の貫通孔56を通して金属板製の下パッチ89に螺合されている。この下パッチ89は外板50内に収納されたものであり、下キャップ120は3本のネジ88の締結力で下端板部55に固定されている。この下キャップ120は左キャップ100の左溝部107および右キャップ110の右溝部117を下方から塞ぐものであり、化粧板86は下キャップ120によって係止されることに基いて脱落防止される。この下キャップ120は3本のネジ88を緩めることに基いて下端板部55から取外されるものであり、化粧板86は下キャップ120を取外すことに基いて下方へ抜取り可能な状態にされる。
外板50の4枚の接合板部57には、図4に示すように、金属板製の内板130が接合されており、外板50の後面は内板130によって塞がれている。これら外板50および内板130は金属ドアに相当する中空方形状のドア本体140を構成するものであり、外板50と内板130との間の空間部には発泡ウレタン製の断熱材が充填されている。
内板130にはガスケット挿入部131が形成されている。このガスケット挿入部131は内板130の外周部を周回する凹状をなすものであり、ガスケット挿入部131内には環状のガスケット90が挿入されている。このガスケット90はドア本体140の閉鎖状態で冷蔵庫本体21の前端面に接触するものであり、冷蔵庫本体21の前端面に対する接触力で弾性的に潰れることに基いて冷蔵室22を気密状態にシールする。このドア本体140の閉鎖状態では、図7に示すように、ドア本体140が冷蔵庫キャビネット13の前端面に接触することなく冷蔵庫キャビネット13内に収納され、化粧板86の前面が上扉11・下扉12・化粧板15の前面と同一の垂直面上に配置される。
内板130には、図6に示すように、凹状をなす2個の座部132が形成されている。これら左方の座部132内および右方の座部132内には左サポート31の脚部および右サポート32の脚部が挿入されており、各脚部は後方から脚部および座部132を通してリインフォ−ス91に4本のネジ92を螺合することに基いて固定されている。これら各リインフォース91は、図4に示すように、外板50内に収納されたものであり、内板130のうち座部132を局部的に補強する金属板から構成されている。
次に扉40の製造方法を図8および図9に基いて説明する。
1)外板50内に左パッチ82と右パッチ83と上パッチ85を収納する。そして、上パッチ85を通して上キャップ60の両ボス63内にネジ84を螺合し、上キャップ60から左端板部52の上段の貫通孔56および右端板部53の上段の貫通孔56を通して左パッチ82および右パッチ83にネジ81を螺合し、上キャップ60を外板50に固定する。
2)外板50内に下パッチ89を収納する。そして、左端板部52の残り2個の貫通孔56および右端板部53の残り2個の貫通孔56を通して左パッチ82および右パッチ83にネジ87を螺合し、下端板部55の3個の貫通孔56を通して左パッチ82と右パッチ83と下パッチ89とにネジ88を螺合する。
3)外板50内の四隅部にソフトテープ93を装着し、左端板部52〜下端板部55相互間の隙間を埋める。
4)内板130の両座部132を通してリインフォース91にネジ92を螺合し、両座部132にリインフォース91を固定する。
5)外板50の接合板部57に内板130を接合することに基いてドア本体140を組立て、ドア本体140内に発泡ウレタンを注入する。このドア本体140は全ての貫通孔56等がネジ81とネジ84とネジ87とネジ88とネジ92によって塞がれたものであり、発泡ウレタンの注入作業はドア本体140の密閉状態で行われ、左パッチ82と右パッチ83と上パッチ85と下パッチ89と両リインフォース91は発泡ウレタンが硬化することに基いて固定される。
6)外板50の左端板部52から2本のネジ87を取外し、右端板部53から2本のネジ87を取外し、下端板部55から3本のネジ88を取外す。
7)左キャップ100の両長孔102から左端板部52の中段の貫通孔56および下段の貫通孔56を通して左パッチ82にネジ87を螺合し、左キャップ100を外板50に固定する。
8)右キャップ110の両長孔112から右端板部53の中段の貫通孔56および下段の貫通孔56を通して右パッチ83にネジ87を螺合し、右キャップ110を外板50に固定する。
9)下キャップ120から下端板部55の3個の貫通孔56を通して左パッチ82と中パッチ89と右パッチ83に3本のネジ88を螺合し、下キャップ120を外板50に固定する。
10)内板130の各座部132から4本のネジ92を取外す。そして、左サポート31の脚部から左方の座部132を通してリインフォース91に4本のネジ92を螺合し、右サポート32の脚部から右方の座部132を通してリインフォース91に4本のネジ92を螺合し、サポート30を内板130に固定する。
次に化粧板86の装着手順について説明する。
1)下キャップ120から3本のネジ88を取外し、下キャップ120を外板50から取外す。
2)左キャップ100の2本のネジ87および右キャップ110の2本のネジ87を緩め、左キャップ100および右キャップ110を前後方向へ移動可能な状態にする。
3)左キャップ100の左溝部107内および右キャップ110の右溝部117内を通して上キャップ60の左溝部67内および右溝部68内に化粧板86の左辺部および右辺部を挿入する。この化粧板86の挿入状態で左キャップ100および右キャップ110を後方へずらすことに基いて左溝部107の有効幅寸法WLおよび右溝部117の有効幅寸法WRを調整し、左キャップ100の前板当部103と外板50の主板部51との間で化粧板86の左辺部を押え、右キャップ110の前板当部113と外板50の主板部51との間で化粧板86の右辺部を押える。
4)左キャップ100の2本のネジ87および右キャップ110の2本のネジ87を締込み、左キャップ100および右キャップ110を外板50に移動不能に固定する。
5)下キャップ120を通して左パッチ82と下パッチ89と右パッチ83にネジ88を螺合し、下キャップ120を外板50に固定する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
左キャップ100の左溝部107の有効幅寸法WRおよび右キャップ110の右溝部117の有効幅寸法WRを化粧板86の板厚に応じて調整可能に構成した。このため、化粧板86の板厚が固定的な標準寸法に制約されることがなくなるので、システムキッチン1のバリエーションに応じて化粧板86を選択するときの自由度が高まる。
左キャップ100および右キャップ110に左板挿入部106および右板挿入部116を突設し、左板挿入部106の左溝部107内および右板挿入部116の右溝部107内に化粧板86の左辺部および右辺部を挿入し、ドア本体140の閉鎖状態で化粧板86の左辺部および右辺部を冷蔵庫キャビネット13の左側板13Lおよび右側板13Rの前方に対向させた。このため、化粧板85の前後位置を周辺の扉11等の前後位置に合せることができるので、システムキッチン1の見栄えが向上する。しかも、ドア本体140の左辺部および右辺部を左方および右方へ突出させる必要がなくなるので、ドア本体140の形状が簡素化される。このため、外板50を成形する成形型が簡単になるので、投資額が低減される。
実施例1を示す図(システムキッチンの外観を分解状態で示す斜視図) 冷蔵庫キャビネットを示す図(aは前面図,bはXb線に沿う断面図) 外板を示す図(aは前面図,bは矢印Xb視図,cは矢印Xc視図,dはXd線に沿う断面図) 扉を完成状態で示す断面図(aは図5のX4線に沿う断面図、bは上キャップ部分を拡大して示す断面図) 扉を化粧板の除去状態で示す図(aは前面図,bは矢印Xb視図,cは矢印Xc視図) 扉を化粧板の除去状態で示す図(aは後面図,bは矢印Xb視図) 扉を完成状態で示す断面図(aは図5のX7線に沿う断面図、bは矢印Xb視図,cは矢印Xc視図) 扉を発泡ウレタンの未注入状態で示す図(aは前面図,bは矢印Xb視図,cは矢印Xc視図,dは矢印Xd視図) 扉を発泡ウレタンの未注入状態で示す図(内板の除去状態で示す後面図)
符号の説明
1はシステムキッチン、13は冷蔵庫キャビネット(キャビネット)、13Lは左側板、13Rは右側板、20は冷蔵庫、23は食品出入口、40は扉、60は上キャップ、86は化粧板、87はネジ(ネジ部材)、100は左キャップ、106は左板挿入部、107は左溝部、110は右キャップ、116は右板挿入部、117は右溝部、120は下キャップ、140はドア本体(金属ドア)を示している。

Claims (1)

  1. システムキッチンのキャビネット内に収納することが可能なものであって、前面に食品出入口を有する冷蔵庫本体と、
    前記食品出入口を開閉する中空方形状をなすものであって、前記食品出入口を閉鎖する閉鎖状態で前記キャビネットの左側板が左方から対向する左端板部および前記キャビネットの右側板が右方から対向する右端板部を有する金属ドアと、
    前記金属ドアの内部に充填された断熱材と、
    前記金属ドアの上端面を覆う上キャップと、
    前記金属ドアの左端板部を覆うものであって、前記金属ドアの閉鎖状態で前記キャビネットの左側板が左方から対向する左キャップと、
    前記金属ドアの右端板部を覆うものであって、前記金属ドアの閉鎖状態で前記キャビネットの右側板が右方から対向する右キャップと、
    前記左キャップおよび前記右キャップのそれぞれに設けられ、前後方向へ延びる長孔と、
    左方から前記左キャップの長孔を通して前記金属ドアの左端板部に設けられ、前記金属ドアの左端板部側へ締込まれることに基づいて前記左キャップを前記金属ドアの左端板部に前後方向へ移動不能に締結すると共に前記金属ドアの左端板部とは反対側へ緩められることに基づいて前記左キャップが前後方向へ移動することを許容するねじ部材と、
    右方から前記右キャップの長孔を通して前記金属ドアの右端板部に設けられ、前記金属ドアの右端板部側へ締込まれることに基づいて前記右キャップを前記金属ドアの右端板部に前後方向へ移動不能に締結すると共に前記金属ドアの右端板部とは反対側へ緩められることに基づいて前記右キャップが前後方向へ移動することを許容するねじ部材と、
    前記左キャップおよび前記右キャップに設けられ、化粧板の左辺部および右辺部が挿入される左溝部および右溝部を有する左板挿入部および右板挿入部と、
    前記金属ドアに着脱可能に設けられ、前記金属ドアの下端面を覆う下キャップを備え、
    前記下キャップは、前記左溝部および前記右溝部を下方から塞ぐものであり、
    前記左溝部および前記右溝部は、前記左キャップの前後位置および前記右キャップの前後位置に応じて前後方向の有効幅寸法が変動するものであり、
    前記左板挿入部および前記右板挿入部は、前記金属ドアの閉鎖状態で前記化粧板の左辺部および右辺部が前記キャビネットの左側板の前方および右側板の前方に対向するように前記左キャップおよび前記右キャップから左方および右方へ突出するものであり、
    前記金属ドアの左端板部のねじ部材は、前記金属ドアの閉鎖状態で前記システムキッチンのキャビネットの左側板に右方から対向するように前記システムキッチンのキャビネット内に収納されるものであり、
    前記金属ドアの右端板部のねじ部材は、前記金属ドアの閉鎖状態で前記システムキッチンのキャビネットの右側板に左方から対向するように前記システムキッチンのキャビネット内に収納されるものであることを特徴とする冷蔵庫。
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