JP4207873B2 - 圧電振動片および圧電デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、圧電振動片と、パッケージやケース内に圧電振動片を収容した圧電デバイスの改良に関する。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通信機器や圧電ジャイロセンサー等において、圧電振動子や圧電発振器等の圧電デバイスが広く使用されている。
図8は、圧電デバイスに従来より用いられている圧電振動片の一例を示す概略平面図であり、図9は図8のA−A線切断端面図である。
図において、圧電振動片1は、水晶などの圧電材料をエッチングすることにより、図示する外形を形成するもので、パッケージ(図示せず)等に取付けられる矩形の基部2と、基部2から図において右方に延長された一対の振動腕3,4を備えており、これら振動腕の主面(表裏面)に長溝3a,4aを形成するとともに、必要な駆動用の電極を形成したものである(特許文献1参照)。
このような圧電振動片1においては、駆動用の電極を介して駆動電圧が印加されると、各振動腕3,4の先端部を近接・離間するようにして、屈曲振動することにより、所定の周波数の信号が取り出されるようになっている。
ところで、このような圧電振動片1は、これを利用した圧電デバイスが取付けられる上記した種々の製品の小型化にともない、小型に形成することがもとめられており、このため、圧電振動片1もできる限り小型に形成しなければならず、特にその全長AL1を小さくすることがもとめられる。そして、製品の小型化は不断に進展していることから、圧電振動片1においては、より小型に形成していくことができる構造がもとめられている。
ここで、図示のような音叉型圧電振動片である圧電振動片1の周波数fは、振動腕3,4の長さをl、腕幅をwとした場合、w/lに比例する。
このことは、一方向に長い圧電振動片1を小型化しようとして、図8における全長AL1の大きさを小さくしようとする場合、振動腕の長さlを短くすると、周波数が高くなることを意味する。また、振動腕の幅wが小さくなると、周波数は下がる。このことから、従来の周波数を維持して、小型化を図るためには、振動腕の長さをある程度短くしつつ腕幅wを小さくしなければならない。
特開2002−261575
ところで、圧電振動片1を小型化する上では、これまでの周波数である例えば32kHz(32.768kHz)を維持するために、振動腕3,4の長さlを短くし、腕幅wを小さくすることがもとめられるが、小型の圧電振動片1を加工する上では、その特性を維持しながら、特に腕幅wを小さく加工しようとすると、以下のような困難がある。
具体的には、振動腕3,4には、図9に示すような溝3a,4aを加工する必要がある。図9のtの寸法は、例えば水晶ウエハなどの加工材料の条件に拘束されるため変化しないので、これまでのものが例えば100μmである場合においては、小型化する場合にも100μmである。
これに対して、腕幅wは、これまでのものが100μmであったものを、小型化により50μm程度とする場合を考える。腕幅100μmの際に、溝幅C1が70μm程度、側壁厚みS1,S1がそれぞれ15μm程度づつあったものが、腕幅wを50μm程度とすると、溝幅C1が40μm程度、側壁厚みS1,S1はそれぞれ5μm程度づつとしなければならない。
このような圧電振動片を作った場合には、振動腕3,4の剛性は大きく低下し、駆動電圧の印加による上述の屈曲振動の際には、図9におけるZ方向の振幅が加わり、振動腕3,4のX方向に沿った屈曲振動が、矢印SF,SFで誇張して示すような屈曲振動になってしまう。
図10は、従来構造のまま圧電振動片を小型化した場合のドライブ特性を示すグラフであり、図の横軸に沿って、駆動電圧のレベルを徐々に増大させると、縦軸の周波数変化がマイナス方向に生じる。このことは、図9のZ方向振動の成分が多くなって、エネルギーロスの多い振動となってしまうことを示しており、CI(クリスタルインピーダンス)値の増大の原因となる。
また、CI値を抑制するための効果的な対策としては、図8で説明した長溝3a,4aを長くして、駆動用の電極を形成する面積を増やす方法がある。しかしながら、圧電振動片には、複数の振動モードがあり、通常使用される基本波は、例えば32.768kHzで、これに対して、圧電振動片1の2次の高調波は、250kHz付近にある。長溝3a,4aを長くして、基本波のCI値を低くできたとしても、2次の高調波のCI値も低くなることで、高調波のCI値/基本波のCI値であるCI値比が小さくなると、基本波ではなく、2次の高調波で発振しやすくなる。
尚、図11は図8の構造で圧電振動片を小型化した場合のCI値比の度数分布表である。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、小型化をする上で、CI値を抑え、かつ振動特性を悪化させることがない圧電振動片と、このような圧電振動片を利用した圧電デバイスを提供することを目的とする。
上記の目的は、第1の発明にあっては、圧電材料により形成された基部と、前記基部と一体に形成され、互いに平行に延びる複数の振動腕と、前記各振動腕の長手方向に沿って形成された長溝と、前記長溝内に形成された励振電極と、前記長溝内の励振電極と対になるように前記振動腕の側面に形成された励振電極とを備えた圧電振動片において、前記各振動腕は、その腕幅を前記振動腕の前記基部との接続箇所である基端部で最も広くなるようにして前記基端部から前記各振動腕の先端側に向かって連続的に縮幅させるとともに、前記振動腕の先端側の腕幅を拡大させるよう前記腕幅が増加に転じるくびれを設け、前記くびれの位置を前記長溝の先端部よりもさらに前記各振動腕の先端側に位置させたことを特徴とする圧電振動片により、達成される。
第1の発明の構成によれば、所謂音叉型圧電振動片においては、振動腕に形成した前記長溝に駆動用の電極(励振電極)を形成した場合に、その腕幅に関して、前記基部側から先端側に向かって、徐々に縮幅するとともに、前記先端側には前記幅寸法が増加に転じる幅変化の変更点Pを設けることにより、CI値を抑制しつつ、2次の高調波における発振の防止をすることができる。
この場合、振動腕の長さや、腕幅、などは一様ではないことを前提とすると、圧電振動片によっては、さらに、前記変更点Pを、前記長溝の先端部よりもさらに腕先端側に位置させるようにし、かつ、前記振動腕の幅縮幅率としての最大幅/最小幅=Mの値が、前記振動腕の腕長さに対する前記長溝の長さの割合=Nとの関係で決定された構造を持つことにより、全体を小型化をする上で、CI値を抑え、かつ振動特性を悪化させることがない圧電振動片を提供することができる。
第2の発明は、さらに、前記振動腕は、前記各振動腕の長さに対する前記長溝の長さの割合を61パーセントとした場合に、前記各振動腕の最大幅/最小幅の割合が1.06以上となるようにしたことを特徴とする。
また、上記目的は、第3の発明にあっては、パッケージまたはケース内に圧電振動片を収容した圧電デバイスであって、前記圧電振動片が、圧電材料により形成された基部と、 前記基部と一体に形成され、互いに平行に延びる複数の振動腕と、前記各振動腕の長手方向に沿って形成された長溝と、前記長溝に形成した駆動用の電極とを備えており、前記各振動腕の幅寸法が、前記基部側から先端側に向かって、徐々に縮幅するとともに、前記先端側には前記幅寸法が増加に転じる幅変化の変更点Pがあり、前記変更点Pを、前記長溝の先端部よりもさらに腕先端側に位置させるようにし、かつ、前記振動腕の幅縮幅率としての最大幅/最小幅=Mの値が、前記振動腕の腕長さに対する前記長溝の長さの割合=Nとの関係で決定されている圧電デバイスにより、達成される。
第3の発明は、圧電材料により形成された基部と、前記基部と一体に形成され、互いに平行に延びる複数の振動腕と、前記各振動腕の長手方向に沿って形成された長溝と、前記長溝内に形成された励振電極と、前記長溝内の励振電極と対になるように前記振動腕の側面に形成された励振電極とを備えた圧電振動片を、パッケージまたはケース内に収容した圧電デバイスにおいて、前記圧電振動片の前記各振動腕は、その腕幅を前記振動腕の前記基部との接続箇所である基端部で最も広くなるようにして前記基端部から前記各振動腕の先端側に向かって連続的に縮幅させるとともに、前記振動腕の先端側の腕幅を拡大させるよう前記腕幅が増加に転じるくびれを設け、前記くびれの位置を前記長溝の先端部よりもさらに前記各振動腕の先端側に位置させたことを特徴とする圧電デバイスに関係する。

図1ないし図4は、本発明の圧電デバイスの実施形態を示しており、図1はその概略平面図、図2は図1のB−B線概略断面図、図3は図1の圧電デバイスに使用されている圧電振動片の実施形態を示す概略平面図、図4は図3のC−C線切断端面図である。
これらの図において、圧電デバイス30は、圧電振動子を構成した例を示しており、この圧電デバイス30は、図1および図2に示すように、パッケージ37内に圧電振動片32を収容している。パッケージ37は、図2に示すように、第1の基板55と第2の基板56とを積層して形成されており、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成形して図示の形状とした後で、焼結して形成されている。
パッケージ37は、図2に示すように、第2の基板56の内側の材料を除去することで、内部空間Sのスペースを形成している。この内部空間Sが圧電振動片32を収容するための収容空間である。そして、第1の基板55に形成した電極部31,31の上に、導電性接着剤43,43を用いて、圧電振動片32の基部に設けた引出し電極37a,38aの箇所を載置して接合している。なお、電極部31,31はパッケージ裏面の実装端子41,42と導電スルーホールなどで接続されている。パッケージ37は、圧電振動片32を収容した後で、透明なガラス製の蓋体40が封止材38を用いて接合されることにより、気密に封止されている。これにより、蓋体40を封止した後で、外部からレーザ光LBを照射して圧電振動片32の電極などをトリミングして、周波数調整できるようになっている。
圧電振動片32は、例えば水晶で形成されており、水晶以外にもタンタル酸リチウム,ニオブ酸リチウム等の圧電材料を利用することができる。この圧電振動片32は、図3に示すように、パッケージ37側と固定される基部51と、この基部51を基端として、図において上に向けて、二股に別れて平行に延びる一対の振動腕35,36を備えている。
各振動腕35,36の主面の表裏には、好ましくは、それぞれ長さ方向に延びる長溝33,34をそれぞれ形成し、図3および図4に示すように、この長溝内に駆動用の電極である励振電極37,38が設けられている。このような圧電振動片32の音叉状の外形と、各振動腕に設ける長溝は、それぞれ例えば水晶ウエハなどの材料をフッ酸溶液などでウエットエッチングしたり、ドライエッチングすることにより精密に形成することができる。
励振電極37,38は、長溝33,34内と、各振動腕の側面とに形成され、各振動腕について長溝内の電極と、側面に設けた電極が対となるようにされている。そして、各励振電極37,38は、図1で説明した引出し電極37a,38aにそれぞれ引き回されている。これにより、圧電デバイス30を実装基板などに実装した場合に、外部からの駆動電圧が、各実装端子41,42から、電極部31,31を介して圧電振動片32の各引出し電極37a,38aに伝えられ、各励振電極37,38に伝えられるようになっている。
これにより、長溝33,34内の励振電極に駆動電圧が印加されることによって、駆動時に、各振動腕の長溝が形成された領域の内部の電界効率を高めることができるようになっている。
また、好ましくは、基部51には、図8の振動片と同様に、基部51の両側縁に、基板51の幅方向の寸法に関して部分的に縮幅して形成した凹部もしくは切り込み部を設けてもよい(図示せず)。この切り込み部は、基部51の各振動腕35,36の付け根に近接した箇所である。これにより、各振動腕35,36の屈曲振動による振動の基部51側への漏れ込みを大きく低減することができ、CI値の抑制効果を得ることができる。
さらに、圧電振動片32においては、図3に示されている形状に各振動腕35,36が形成されている。各振動腕は同じ形状であるから、振動腕35について説明すると、基部51から延びる基端部Tでは、振動腕幅W1が最も広く、このTの位置から振動腕35の先端側にいくに従って、Pの位置まで、すなわち、振動腕に関して、CLの距離にわたって、徐々に連続的に縮幅している。このため、振動腕35は基部から先端に向かうにつれて、連続的に剛性が低くなるようにされている。Pの箇所は腕幅の変更点Pであり、振動腕35の形態上くびれた位置であるから、くびれ位置Pと表現することができる。振動腕35においては、このくびれ位置Pよりもさらに先端側は、腕幅が拡大している。
ここで、図3の長溝33,34が長い程、振動腕35,36を形成する材料について電界効率が向上し、振動腕の全長Lに対して、長溝33,34の基部51からの長さPLが、少なくともPL/L=0.7程度までは、長くするほど音叉型振動片のCI値は下がることがわかっている。
以上の構造を前提として、この実施形態では、図3において、振動腕35の全長Lを、例えば1200μm程度として、次の関係が成立する。
図5は横軸にくびれ位置Pをとった場合において、振動腕の長さ方向のどの位置にくびれ位置Pがあるかにより、縦軸に示す圧電振動片32のCI値の変化を示している。図5のグラフの横軸のパーセンテージは、振動腕の全長Lを「1」とした場合に、基部からくびれ位置Pまでの長さCLが、どのような比率であるかを示している。そして、横軸の0の位置が、図3の長さPLで示された長溝34の先端位置であり、0の位置は、長溝34の先端位置にくびれ位置(変更点P)Pがあることを示している。
図5を参照すると、長溝の長さPLを上述のように適切な長さとして、十分にCI値の抑制をはかると同時に、この長溝の先端位置と、くびれ位置Pの位置によってCI値が大きく変化することがわかる。
図6は横軸にくびれ位置Pをとった場合において、振動腕の長さ方向のどの位置にくびれ位置Pがあるかにより、縦軸に示す圧電振動片32のCI値比(高調波のCI値/基本波のCI値)の変化を示している。図6のグラフの横軸は図5と同じである。CI値比が1より小さくなると、基本波のCI値のほうが高調波のCI値よりも大きくなり、高調波で発振しやすくなる。
図6を参照すると、長溝の長さPLを上述のように適切な長さとして、十分にCI値の抑制をはかれば、くびれ位置Pがある程度変位しても、圧電振動片32のCI値比(高調波のCI値/基本波のCI値)は1よりも大きいが、くびれ位置Pが先端にいくほどCI値比は大きくなり、高調波で発振しにくい。
このように、図3の振動腕35に関して、長溝34を長くするほどCI値は低くなり、
くびれ位置(変更点P)Pも振動腕の先端よりに設けることで、CI値を低減しつつ、さらにCI値比を大きくすることができる。このことから、好ましくはくびれ位置Pを長溝の先端部よりも、振動腕の先端側に設けることで、ほぼ確実にCI値比を大きくして、高調波による発振を防止できる。
さらに、図7は、図3の長溝34の長さPL/振動腕35の長さである溝長さの割合Nを61.5パーセントとした場合において、振動腕35の腕幅縮幅率Mである振動腕の最大幅(W2)/最小幅(W1)の値を横軸にとり、縦軸にCI値比をとったグラフである。
図示するように、腕幅縮幅率Mを大きくする程、CI値比が大きくなり、好ましい。この実施形態では、振動腕35の腕幅縮幅率Mを1.06よりも大きくすることにより、CI値比を1より大きくすることができ、高調波による発振を防止することができる。
かくして、圧電振動片32において、振動腕の腕幅の幅縮幅率としての最大幅/最小幅=Mの値が、振動腕の腕長さに対する長溝の長さの割合=Nとの関係で決定されることにより、圧電振動片32やこれを搭載した圧電デバイス30を小型化しつつ、CI値を低減し、しかも高調波で発振しにくくして、良好な振動特性を実現することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されない。実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
また、この発明は、箱状のパッケージに圧電振動片を収容したものに限らず、シリンダー状の容器に圧電振動片を収容したもの、圧電振動片をジャイロセンサとして機能するようにしたもの、さらには、圧電振動子、圧電発振器等の名称にかかわらず、圧電振動片を利用したあらゆる圧電デバイスに適用することができる。
本発明の圧電デバイスの実施形態を示す概略平面図。 図1のB−B線概略断面図。 図1の圧電デバイスに使用される圧電振動片の概略平面図。 図3のC−C線切断端面図。 圧電振動片の振動腕のくびれ位置とCI値の関係を示すグラフ。 圧電振動片の振動腕のくびれ位置とCI値比の関係を示すグラフ。 圧電振動片の振動腕の腕幅の幅縮幅率とCI値比の関係を示すグラフ。 従来の圧電振動片の概略平面図。 図8のA−A線切断端面図。 図8の圧電振動片のドライブレベル特性を示すグラフ。 図8の圧電振動片のCI値比を示すグラフ。
符号の説明
30・・・圧電デバイス、32・・・圧電振動片、33,34・・・長溝、35,36・・・振動腕

Claims (3)

  1. 圧電材料により形成された基部と、
    前記基部と一体に形成され、互いに平行に延びる複数の振動腕と、
    前記各振動腕の長手方向に沿って形成された長溝と、
    前記長溝内に形成された励振電極と、
    前記長溝内の励振電極と対になるように前記振動腕の側面に形成された励振電極とを備えた圧電振動片において、
    前記各振動腕は、その腕幅を前記振動腕の前記基部との接続箇所である基端部で最も広くなるようにして前記基端部から前記各振動腕の先端側に向かって連続的に縮幅させるとともに、前記振動腕の先端側の腕幅を拡大させるよう前記腕幅が増加に転じるくびれを設け、前記くびれの位置を前記長溝の先端部よりもさらに前記各振動腕の先端側に位置させたことを特徴とする圧電振動片。
  2. 前記振動腕は、前記各振動腕の長さに対する前記長溝の長さの割合を61パーセントとした場合に、前記各振動腕の最大幅/最小幅の割合が1.06以上となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片。
  3. 圧電材料により形成された基部と、
    前記基部と一体に形成され、互いに平行に延びる複数の振動腕と、
    前記各振動腕の長手方向に沿って形成された長溝と、
    前記長溝内に形成された励振電極と、
    前記長溝内の励振電極と対になるように前記振動腕の側面に形成された励振電極とを備えた圧電振動片を、パッケージまたはケース内に収容した圧電デバイスにおいて、
    前記圧電振動片の前記各振動腕は、その腕幅を前記振動腕の前記基部との接続箇所である基端部で最も広くなるようにして前記基端部から前記各振動腕の先端側に向かって連続的に縮幅させるとともに、前記振動腕の先端側の腕幅を拡大させるよう前記腕幅が増加に転じるくびれを設け、前記くびれの位置を前記長溝の先端部よりもさらに前記各振動腕の先端側に位置させたことを特徴とする圧電デバイス。
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