JP4207711B2 - アレイ型磁気センサの校正方法および装置 - Google Patents

アレイ型磁気センサの校正方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4207711B2
JP4207711B2 JP2003291146A JP2003291146A JP4207711B2 JP 4207711 B2 JP4207711 B2 JP 4207711B2 JP 2003291146 A JP2003291146 A JP 2003291146A JP 2003291146 A JP2003291146 A JP 2003291146A JP 4207711 B2 JP4207711 B2 JP 4207711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sensor
magnetic
array
sensor
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003291146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005061940A (ja
Inventor
敬弘 腰原
宏晴 加藤
章生 長棟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2003291146A priority Critical patent/JP4207711B2/ja
Publication of JP2005061940A publication Critical patent/JP2005061940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4207711B2 publication Critical patent/JP4207711B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

本発明は、漏洩磁束探傷器等に用いられるアレイ型磁気センサ(磁気センサを一列に配列した磁気センサ列を一列または複数列有するもの)の出力を校正する方法および装置に関するものである。
複数個の磁気センサを配列したアレイ型磁気センサは、漏洩磁束探傷器等に用いられている。その一例として、特開平2000−227419号公報(特許文献1)に示される探傷装置を、図2に示す。図2において、11 は金属帯、12と13は搬送ロール、14は磁気探傷装置、15は磁化器、16aと16bは金属帯の幅方向に複数個配置された磁気センサ、17は信号処理装置、18は欠陥である。
ここで、磁気センサ16aは磁化器15の磁極センタ上に配置し、磁気センサ16bはそれより金属帯の走行方向にずらした位置に配置され、磁気センサ16aとは異なる磁化条件での測定を担当する。また、これらのセンサは磁気検出面を被測定対象である金属帯と平行に配置され、金属帯と垂直方向の磁場を検出する。
磁化器15により金属帯11を磁化する。金属帯11の表面又は内部に欠陥18があると、欠陥に起因して金属帯11より漏洩磁束が発生する。この漏洩磁束を磁気探傷装置4 内に複数個配置された磁気センサ16aと16bにより検出し、この2つ磁気センサによって測定した、異なる磁化条件での測定結果をもとに、処理回路17で信号処理を行うことにより疵を検出する。磁気センサ16a と16bは、金属帯11の幅方向に、金属帯11の全幅を覆うように複数個配列されているので、金属帯11を走行させながら探傷を行うことにより、金属帯11の全面の探傷が可能である。
この漏洩磁束探傷器により疵を検出するためには、各磁気センサの感度を均一にし、かつ、検出される疵の大きさと磁気センサの出力の関係を所定の関係に保つ必要があり、このために各磁気センサの校正が必要である。
磁気センサの校正方法としては、ドリル穴等の人工疵を加工した金属帯を、人工疵が個々の磁気センサの直下を通過するように移動させ、そのときの磁気センサの出力が規定値となるように感度を調整することが一般的に行われている。
しかしながら、前記人工疵を加工した金属帯を用いて校正を行う方法では、複数の磁気センサを校正するためには、金属帯の位置を幅方向に移動させて、同じ疵が各々のセンサの直下を通過するようにする必要があり、磁気センサの数の回数だけ金属帯を移動させなければならず、多大な手間と時間を要する。また、全ての磁気センサについて、磁気センサと通過する人工疵の相対位置を同一に保つことは非常に困難である。
これを避けるためには、幅方向に複数の人工疵を加工した金属帯を用いて校正を行うことが考えられるが、全く同じ人工疵を複数個加工することは、特に人工疵の大きさが小さい場合には非常に困難である。
この問題を解決する方法として、特開平9−229905号公報(特許文献2)に示された技術が提案されている。この技術では、磁気センサ列の配列方向に延線された導線に、所定の電流を流して磁界を発生させ、当該磁界を基準磁界として用いて磁気センサ列の校正を行うことで上記問題を解決している。
特開平2000−227419号公報 特開平9−229905号公報
しかしながら、特許文献2で示された技術では、導線を磁気センサ列と対面させるため、導線からの磁場は、磁気センサ列を構成する面と平行となる。このため、磁気センサとして、感磁面を持つ、例えばホール素子やコイルなどの磁気センサを用いて、特定方向の磁場(ここでは磁気センサを構成する面に垂直な磁場)を測定しようとする場合には、実際に使用する垂直方向の磁場を磁気センサに与えることが出来ないという問題が生じる。
また、特許文献2では、ロール表面に導線を貼り付け、ロールを回転させながら出力の最大値によって校正を行う方法も提案されているが、別途に回転するロールを用意するなど装置が大規模なものとなってしまう問題がある。さらに、特に磁気センサ列が複数列存在する場合には、ロールの曲率の影響を受け、それぞれの列に対してリフトオフを一定に保てないので、磁場強度が列の位置が違うと変り、実質的に校正になっていないという問題も生じる。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものであり、簡便な方法で正確に校正を行うことのできる、1列ないしは複数列のアレイ型磁気センサの校正方法および装置を提供することを目的とする。
特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、複数個の磁気センサを一列に配置してなる磁気センサ列を、一または複数有して、前記磁気センサ列を構成する面に垂直な磁場を測定するアレイ型磁気センサの出力を校正する方法において、単線の直線状の導線を校正装置ホルダに設置しその設置された単線の直線状の導線が、前記磁気センサ列の中心線と各磁気センサの感磁面の法線とでなす平面上以外の位置に、前記磁気センサ列に対して平行に、かつ、磁気センサの感磁面の中心と導線とを結ぶ直線と、磁気センサの感磁面とのなす角度が30度から60度の範囲となるように、前記校正装置ホルダを、前記アレイ型磁気センサを保持する磁気センサホルダに密着し、かつ、磁気センサ列の配列に対して垂直な方向にずれないように固定して、当該単線の直線状の導線に所定の電流を流して磁界を発生させて、当該磁界を基準磁界として用いることを特徴とするアレイ型磁気センサの校正方法である。
また請求項2記載の発明は、複数個の磁気センサを一列に配置してなる磁気センサ列を、一または複数有して、前記磁気センサ列を構成する面に垂直な磁場を測定するアレイ型磁気センサの出力を校正するアレイ型磁気センサの校正装置において、
単線の直線状の導線が設置され、前記磁気センサ列の中心線と各磁気センサの感磁面の法線とでなす平面上以外の位置に、前記磁気センサ列に対して平行に、かつ、磁気センサの感磁面の中心と導線とを結ぶ直線と、磁気センサの感磁面とのなす角度が30度から60度の範囲になるように、前記アレイ型磁気センサを保持する磁気センサホルダに密着し、かつ、磁気センサ列の配列に対して垂直な方向にずれないように固定される校正装置ホルダを備えることを特徴とするアレイ型磁気センサの校正装置である。
本発明によれば、アレイ型磁気センサの配列方向に延線された導線に所定の電流を流して磁界を発生させ、当該磁界を基準磁界として用いてアレイ型磁気センサの校正を行うので、簡単な方法で複数の磁気センサを正確に校正することができ、信頼性の向上と能率の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態を、図1を用いて説明する。図1 は、本発明を適用した装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。図中、1は磁気センサ、2は磁気センサ列、3はアレイ型磁気センサ、4は磁気センサホルダ、5は校正装置ホルダ、6は校正用導線であることをそれぞれ示す。
この場合磁気センサ列2は、磁気センサ1の感磁面を同一方向に向け、かつ24個の磁気センサ1を直線上に等間隔に配置している。そして、アレイ型磁気センサ3は、前記磁気センサ列2を2列並べており、磁気センサホルダ4 に固定されている。校正の際には、この磁気センサホルダ4ごと取り出し、磁気センサ列2の配列に対して垂直な方向にずれることがないように、校正装置ホルダ5 に固定している。感磁面とはここでは、センサの検知する磁場方向と垂直な断面である。
電源(図示せず) により校正装置ホルダ5 に設けられた校正用導線6 に規定電流を流し、各磁気センサの出力を検出する。そして、各磁気センサの出力が所定値となるように感度を調整する。これにより、各磁気センサの出力の校正を行うことができる。なお、磁気センサの校正は、磁気センサそのものの感度を調整することにより行ってもよいし、磁気センサに接続された増幅器の感度を調整することによって行ってもよい。また、校正用導線6は、線状のもの以外、棒状のものなども含む導体でもよい。
導線に電流を流すと、その導線の回りに磁束が発生する。この磁束の大きさは、導線の長さ方向(磁気センサの配列方向)のいずれの位置でも一定であるので、各磁気センサに対して同一の基準として用いることができる。よって、所定の電流を流したとき、各磁気センサの出力が予め定められた値になるように校正を行うことにより、正確な校正が実施できる。また、導線の回りに発生する磁界は、漏洩磁束探傷器において疵により発生する漏洩磁束と形状が類似しているので、漏洩磁束探傷器に用いられる磁気センサの校正に適している。
良く知られるように、導線が直線状に無限長に設置されている場合に、導線に流れる電流の発生する磁場分布は、Hを磁界の強さ、Iを電流、rを導線からの距離とすれば、(1)式のように表される。
Figure 0004207711
図3に、直線電流が発生する磁界分布のイメージ図を示す。図3中、6は導線であり、同心円状の破線で示すような等磁界の分布が形成される。実際には、導線を無限長にとることはできないが、十分な長さがあれば無限長と考えて良い。本発明の場合も無限長と考えてよく、以下の説明でも同様とする。
図4は、導線が磁気センサに与える磁界について説明する図である。図中、6は導線、1は磁気センサを示しており、磁気センサ1は図の紙面内上下方向に感磁面を向け、導線6は紙面と垂直方向に配線されているものとする。また、磁気センサ1は紙面と垂直方向に複数個並べられ磁気センサ列をなしている。図4(b)のように、磁気センサ列の中心を結ぶ線と磁気センサの感磁面の法線の作る平面上に導線6を設けた場合、導線の発生する磁場は、磁気センサの感磁面と平行となり、磁気センサに磁場を与えることができない。
さらに、図4(c)に示すように、磁気センサ列の中心を結ぶ線と磁気センサの感磁面の法線の作る平面上を避けて導線を配置することで、導線6が磁気センサ1の感磁面に対して垂直な磁場成分Hyを発生させ、磁気センサに校正用の磁場を与えることができる。
特に、図4(a)のように磁気センサの感磁面と同一平面上に導線を配置すると、導線の発生する磁場が、磁気センサの感磁面と垂直に交わるため、導線と磁気センサの距離を一定とした場合、最も効率よく校正が可能であることがわかる。
この校正用の導線1は、簡単に位置を再現できるような機構を組み込んだホルダとして製作し、校正時に取り付けるようにする。
また、一般的には、校正用ホルダを配置するのに十分なスペースがない、導線を配置すると計測に影響を与えるなどの理由で、導線を磁気センサの感磁面と同一平面に配置することが出来ないことがある。この場合は、磁気センサの感磁面と垂直方向にある距離を離れた位置に導線を配置することとなる。
図4(c)に示されている例で、この場合の磁気センサの感磁面における垂直方向磁場について、以下説明する。先ず、磁気センサの感磁面と平行な方向の磁気センサ1と導線6との距離をdとし、さらに磁気センサの感磁面と垂直な方向の磁気センサ1と導線6との距離をhとする。この場合、導線に電流Iを流した時に、磁気センサの位置に発生する磁場は、(2)式のように表される。
Figure 0004207711
さらに、磁気センサの感磁面と垂直な磁場Hyは、(3)式のように展開できる。
Figure 0004207711
図5は、hを一定値(=1mm)としたときのdとHyの関係を示す図である。 d=h(=1mm)となる点で、Hyは極大かつ最大となる。このことは、磁気センサの感磁面と、磁気センサの感磁面の中心と導線を結ぶ垂線とが、45度の角度をなすように導線を配置することで、最も効率よく磁気センサを磁化できることを示している。そしてこの角度は、垂直な磁場Hyの変動が少ない(5%以内)ことから、30度〜60度の範囲であることが望ましい。このように導線を配置することにより、磁気センサと導線との距離(感磁面と平行な方向)が少々変化したとしても、磁界への影響が小さく安定したセンサ校正が可能であることも示している。
また、磁気センサ列を複数列並べたアレイ型磁気センサを校正する場合、磁気センサ列間の垂直二等分線上に導線を配置することで、各センサ列に対して導線を用意する場合に比べて簡易な構成で、1つの導線を各センサ列に移動して各センサ列毎に校正する場合に比べて、位置の調整を行う回数を減らすことができ、より簡易な方法で校正をすることが可能となる。
図6は、2本の平行に配置した導線aと導線bに、逆向きに電流を流した場合に発生する垂直方向磁界の分布を示す図である。図6(a)で示すように2本の導線を3mmの間隔で配置し、それぞれ逆向きに電流を流している。図6(b)は、磁気センサを、2本の導線から垂直方向に1mmはなれた平行線(図6(a)中に破線にて図示)上に沿って移動させた場合での、垂直方向磁界の分布を示す図である。
図5に示した場合と比較して、1mm〜2mmの範囲で垂直方向磁界の変動(磁界分布曲線の傾き)が小さいことが分かる。このことはまた、図中に示したように磁界の強度が最大の垂直方向磁界から5%低下するまでの範囲が、図5の場合と比較して広い、すなわち磁界分布が安定していることもみてとれる。
このことから、磁気センサ列の両側に導線を配置する構成をとり、磁気センサを挟むように電流を流すことで、位置の変動に対してより安定した校正が可能である。また、両側に導線を配置したことで、磁気センサ列の長手方向を軸とする回転に対しても変動の影響を受けにくい校正も可能である。この効果は、2本の導線の真中に磁気センサを配置する構成、すなわち磁気センサから両側等距離の位置に導線を配置した場合、磁気センサの位置で極値を持つことから効果が大きい。
以下、数式を用いてさらに詳説する。図6(a)で示すように、磁気センサと磁気センサの感磁面と平行な方向の導線間の距離をl、磁気センサの感磁面と垂直な方向の磁気センサと2つの導線を含む平面までの距離をhとする。まず導線aがセンサ位置に作る、感磁面に垂直な方向の磁場Hyaは、(3)式と同様に(4)式で表わせる。
Figure 0004207711
同様に、導線bがセンサ位置に作る、感磁面に垂直な方向の磁場Hybは、(5)式で表わせる。
Figure 0004207711
よって、導線aと導線bによる合成磁場Hyは、(4)・(5)式の重ね合わせである(6)式となる。
Figure 0004207711
さらに、合成磁場Hyのdについての1回微分Hy'と2回微分Hy' 'は、それぞれ(7)・(8)式のように展開できる。
Figure 0004207711
Figure 0004207711
(7)式から、d=l/2のときに1回微分Hy'がゼロとなり、合成磁場Hyが極値をもつことが分かる。さらに、(9)式を満足するようなlを選べば、(8)式からHy' ' <0であり、Hyは上に凸でd=l/2のときにセンサでの合成磁場Hyが極大となる。このような導線間の距離lを選ぶことで、高効率でかつ変動の影響を受けにくい計測が可能となる。
Figure 0004207711
さらに、(9)式の内の等号、すなわち(10)式で表わされる導線間の距離l場合は、d=l/2のときに(8)式からHy' ' =0であり、Hyは変極点をとる。これは、Hyの傾きであるHy' 'の変化が最小である点である。上述したように極大である事とあわせて考えると、最もHyの変化の小さい点とする事が可能であり、最も高効率でかつ変動の影響を受けにくい計測が可能である。
Figure 0004207711
次に、本発明の他の実施の形態を、図7を用いて説明する。図7 は、本発明を適用した装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。図1と共通する符号に関しては、説明を省略する。
図7の探傷装置の例では、アレイ型磁気センサ3は、磁気センサ列2a、2b、2c、2dの4列からなり、2a、2bと2c、2dの間隔x1はそれぞれ4mm、2bと2cの間隔x2は8mmである。また、校正用導線は、6a、6b、6c、6d、6e、6fの6列設け、磁気センサとの水平方向間隔dは2mm、またリフトオフhも2mmとなるよう磁気センサホルダ4を構成している。
磁気センサホルダ4 に校正装置ホルダ5 を所定の位置に、磁気センサホルダと校正装置ホルダが密着し、かつ、磁気センサ列の配列に対して垂直な方向(断面図(b)における上下方向)にずれないように固定する。
電源(図示せず) により校正装置ホルダ5 に設けられた、校正用導線6a、6b に同じ大きさで逆向きの規定電流をそれぞれ流し、磁気センサ列2a内の各磁気センサの出力を検出する。そして、各磁気センサの出力が所定値となるように感度を調整する。これにより、磁気センサ列2aに属する各磁気センサの出力の校正を行うことができる。
続いて、校正用導線6b、6cを用いて磁気センサ列2b内の磁気センサを同様に校正する。以下、同じように校正用導線6d、6eを用いて磁気センサ列2c、校正用導線6e、6fを用いて磁気センサ列2d内の磁気センサを校正する。
また、例えば磁気センサ列2aを校正する際に、導線6a、6bに流す電流は、導線6aと6bとで一つのループを形成するように流してもかまわないし、それぞれに別々のループとして流してもかまわない。また、導線に流す電流は、磁気センサの形態に応じて、交流でも直流でもかまわない。
磁気センサホルダと、校正装置ホルダの固定に関しては、磁気センサに校正装置ホルダを取り付ける形式でもかまわないし、例えば装置脇に固定されている校正装置ホルダに、磁気センサホルダを計測位置から移動させてきて固定する方式でもかまわない。
本発明の一実施の形態を示す図である。 従来の磁気探傷装置を説明する図である。 直線電流が発生する磁界分布を説明する概念図である。 導線が磁気センサに発生させる磁界を説明する概念図である。 導線の発生する磁界分布を示す図である。 2本の導線の発生する磁界分布を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 磁気センサ
2 磁気センサ列
2a 磁気センサ列
2b 磁気センサ列
2c 磁気センサ列
2d 磁気センサ列
3 アレイ型磁気センサ
4 磁気センサホルダ
5 校正装置ホルダ
6 校正用導線
6a 校正用導線
6b 校正用導線
6c 校正用導線
6d 校正用導線
6e 校正用導線
6f 校正用導線
11 金属帯
12 搬送ロール
13 搬送ロール
14 磁気探傷装置
15 磁化器
16a、16b 金属帯の幅方向に複数個配置された磁気センサ
17 信号処理装置
18 欠陥

Claims (2)

  1. 複数個の磁気センサを一列に配置してなる磁気センサ列を、一または複数有して、前記磁気センサ列を構成する面に垂直な磁場を測定するアレイ型磁気センサの出力を校正する方法において、
    単線の直線状の導線を校正装置ホルダに設置しその設置された単線の直線状の導線が、前記磁気センサ列の中心線と各磁気センサの感磁面の法線とでなす平面上以外の位置に、前記磁気センサ列に対して平行に、かつ、磁気センサの感磁面の中心と導線とを結ぶ直線と、磁気センサの感磁面とのなす角度が30度から60度の範囲となるように、前記校正装置ホルダを、前記アレイ型磁気センサを保持する磁気センサホルダに密着し、かつ、磁気センサ列の配列に対して垂直な方向にずれないように固定して、当該単線の直線状の導線に所定の電流を流して磁界を発生させて、当該磁界を基準磁界として用いることを特徴とするアレイ型磁気センサの校正方法。
  2. 複数個の磁気センサを一列に配置してなる磁気センサ列を、一または複数有して、前記磁気センサ列を構成する面に垂直な磁場を測定するアレイ型磁気センサの出力を校正するアレイ型磁気センサの校正装置において、
    単線の直線状の導線が設置され、前記磁気センサ列の中心線と各磁気センサの感磁面の法線とでなす平面上以外の位置に、前記磁気センサ列に対して平行に、かつ、磁気センサの感磁面の中心と導線とを結ぶ直線と、磁気センサの感磁面とのなす角度が30度から60度の範囲になるように、
    前記アレイ型磁気センサを保持する磁気センサホルダに密着し、かつ、磁気センサ列の配列に対して垂直な方向にずれないように固定される校正装置ホルダを備えることを特徴とするアレイ型磁気センサの校正装置。
JP2003291146A 2003-08-11 2003-08-11 アレイ型磁気センサの校正方法および装置 Expired - Fee Related JP4207711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291146A JP4207711B2 (ja) 2003-08-11 2003-08-11 アレイ型磁気センサの校正方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291146A JP4207711B2 (ja) 2003-08-11 2003-08-11 アレイ型磁気センサの校正方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005061940A JP2005061940A (ja) 2005-03-10
JP4207711B2 true JP4207711B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=34368922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003291146A Expired - Fee Related JP4207711B2 (ja) 2003-08-11 2003-08-11 アレイ型磁気センサの校正方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4207711B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10775470B2 (en) 2015-11-13 2020-09-15 Glory Ltd. Magnetic detection apparatus

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5186837B2 (ja) * 2007-08-23 2013-04-24 Jfeスチール株式会社 微小凹凸表面欠陥の検出方法及び装置
DE102007041230B3 (de) * 2007-08-31 2009-04-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Kalibrierbarer mehrdimensionaler magnetischer Punktsensor sowie entsprechendes Verfahren und Computerprogramm dafür
JP2010014701A (ja) * 2008-06-04 2010-01-21 Toshiba Corp アレイ型磁気センサ基板
DE102009028956A1 (de) 2009-08-28 2011-03-03 Robert Bosch Gmbh Magnetfeldsensor
JP6327185B2 (ja) * 2015-03-24 2018-05-23 Jfeスチール株式会社 渦流探傷装置の感度補正方法および感度補正装置
JP6565849B2 (ja) * 2016-09-26 2019-08-28 Jfeスチール株式会社 漏洩磁束探傷装置
CN115777062A (zh) * 2020-07-03 2023-03-10 杰富意钢铁株式会社 灵敏度校正方法、检查装置以及磁传感器组
CN114166930B (zh) * 2021-12-07 2024-03-01 威海华菱光电股份有限公司 一种钢丝帘布检测校准装置及检测校准方法
WO2023218626A1 (ja) * 2022-05-13 2023-11-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 磁気検知装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10775470B2 (en) 2015-11-13 2020-09-15 Glory Ltd. Magnetic detection apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005061940A (ja) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3467528B1 (en) Magnetic sensor sensitivity matching calibration
KR101450842B1 (ko) 와류탐상방법, 와류탐상장치 및 와류탐상 프로브
US20170184635A1 (en) Sensing apparatus for sensing current through a conductor and methods therefor
JP5366418B2 (ja) 電流検出器およびこれを用いた電力量計
CN101149402B (zh) 电流检测器
EP1600769A1 (en) Omni-directional eddy current probe
JP4207711B2 (ja) アレイ型磁気センサの校正方法および装置
US9182373B2 (en) Apparatus and method for detecting crack in small-bore piping system
US20090284254A1 (en) Magnetic sensor
KR101720831B1 (ko) 쓰루-코일 장치, 쓰루-코일 장치를 갖춘 검사 장비 및 검사 방법
US9322806B2 (en) Eddy current sensor with linear drive conductor
US10634645B2 (en) Eddy current probe with 3-D excitation coils
US11016060B2 (en) Method and apparatus for evaluating damage to magnetic linear body
JP2004507747A (ja) 電流測定装置及び電流測定方法
US10132906B2 (en) Multi-element sensor array calibration method
JP5799882B2 (ja) 磁気センサ装置
KR20180079989A (ko) 송수신부가 절연된 배열 와전류 탐촉자 및 이를 이용한 와전류 탐상 검사 방법
JP2007057547A (ja) 磁気センサの検査方法
US11828827B2 (en) Magnetic sensor sensitivity matching calibration
JP4742757B2 (ja) 漏洩磁束探傷装置
JP3303650B2 (ja) 磁気センサアレイの校正方法
WO2001069204A2 (en) Methods of investigating corrosion
JP2004354282A (ja) 漏洩磁束探傷装置
US20220326094A1 (en) Heat-flow sensor
CN103688146B (zh) 用于校准和测量铁轨的至少一部分中的机械应力的***

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060526

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4207711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees