JP4206446B2 - 字幕つきテレビ番組における字幕提示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば視聴者にとって読みやすく、かつ理解しやすい字幕提示形態を実現可能な字幕番組受信システムに適用される字幕つきテレビ番組における字幕提示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代は高度情報化社会と一般に言われているが、聴覚障害者は健常者と比較して情報の入手が困難な状況下におかれている。
【0003】
すなわち、例えば、情報メディアとして広く普及しているTV放送番組を例示して、日本国内の全TV放送番組に対する字幕番組の割合に言及すると、欧米では33〜70%に達しているのに対し、わずか10%程度ときわめて低くおかれているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した現状を打破して映像及び/又は音声に対して字幕を合成した字幕番組を広く一般に普及させることを企図して、本発明者らは、あらゆる観点から字幕番組関連技術について鋭意研究を進めているところである。
【0005】
さて、こうした字幕番組を広く一般に普及させるにあたり、字幕が読みやすく、かつ理解しやすいものであることがきわめて重要である。
【0006】
そこで、本発明者らは、視聴者にとっての字幕番組の理想像を探るべく、種々の字幕提示形式に従う字幕番組について、字幕の読み易さ、理解し易さ等の観点から評価実験を行った。
【0007】
この評価実験で顕著な高い評価結果が得られたのは、親映像の縦横寸法を圧縮することで確保した空き領域に、字幕を提示する字幕提示方法であった。
【0008】
しかしながら、例え字幕つきテレビ番組とはいえ、親映像の重要性はきわめて高いといった理由から、親映像の寸法を安易に圧縮する事を懸念する意見もみられた。これは、映像表示画面上に字幕表示領域を設けるにしても、親映像の圧縮率を可及的に抑制することが好ましいことを示唆している。
【0009】
さらに、上述した評価結果から、少ない文字数の単位字幕を、文字数に応じた比較的短い時間だけ提示したのでは、この単位字幕を視聴者が見逃してしまうおそれがあることがわかった。これは、映像表示画面上に字幕を提示するにあたり、ある程度以上の文字数となるひとかたまりの単位字幕を、文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示するのが好ましいことを示唆している。
【0010】
そこで、本発明者らは、上述した評価結果を踏まえて鋭意研究を進めた結果、親映像の圧縮率を可及的に抑制しながら、ある程度以上の文字数となるひとかたまりの単位字幕を、文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示可能な新規な字幕提示方法を想到するに至ったのである。
【0011】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、テレビ映像を垂直及び水平方向に圧縮するとともに、この圧縮後の親映像を、垂直及び水平方向に移動し、この圧縮及び移動により作成された、映像表示画面上における周辺領域のうち相互に隣接する2辺にわたるL字型の空き領域を、L字型字幕表示領域として活用することで、このL字型字幕表示領域に一行の字幕を一括提示することにより、親映像の圧縮率を可及的に抑制しながら、ある程度以上の文字数をまとめた単位字幕を、文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示し、これをもって、視聴者にとって読みやすく、かつ理解しやすい字幕提示形態を実現可能な字幕番組受信システムなどに適用される字幕つきテレビ番組における字幕提示方法を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、映像及び音声、並びにこれらとの所定のタイミング情報が与えられた、提示すべき字幕の基となる字幕文テキストを提示する際に用いられる字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、テレビ映像を垂直及び水平方向に圧縮するとともに、この圧縮後の親映像を、垂直及び水平方向に移動し、この圧縮及び移動により作成された、映像表示画面上における周辺領域のうち相互に隣接する2辺にわたるL字型の空き領域をL字型字幕表示領域とし、前記L字型字幕表示領域を、第1の提示単位字幕を表示する第1の字幕表示領域と、前記第1の提示単位字幕に続く第2の提示単位字幕を表示する第2の字幕表示領域と、前記第2の提示単位字幕に続く第3の提示単位字幕を表示する第3の字幕表示領域との3つの領域に分割し、所定の字幕表示期間の経過後は、前記第2の提示単位字幕を新たな第1の提示単位字幕として前記第1の字幕表示領域に表示し、前記第3の提示単位字幕を新たな第2の提示単位字幕として前記第2の表示字幕領域に表示し、前記新たな第2の提示単位字幕に続く提示単位字幕を新たな第3の提示単位字幕として前記第3の字幕提示領域に表示することを要旨とする。
【0013】
請求項1の発明によれば、映像表示画面上における親映像表示領域の占有率を例えば75%以上等の高い水準に維持しながら、全体として最大30文字程度といった必要充分な文字数のL字型字幕を一括提示することが可能となる結果として、親映像の圧縮率を可及的に抑制すること、及びある程度以上の文字数をまとめた単位字幕を文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示すること、という相反する2つの要望を絶妙な平衡感覚をもって満足させ、これをもって、視聴者にとって読みやすく、かつ理解しやすい字幕提示形態を実現することができる。
【0014】
ところで、上述の如く作成された空き領域を活用したL字型字幕表示領域15は、図1又は図2に示すように、設計上の都合等を考慮して例えば3つの領域に分割されている。これは、後述するWindows のAPIのLOGFONT構造体宣言などと相まって、各表示領域AR1,AR2,AR3毎に異なったパラメータの文字設定など、多彩な字幕提示が可能となるからである。
【0015】
一方で、本発明のようなL字型字幕提示を採用し、かつ、全ての字幕を音声と映像に同期したタイミングで一括総入れ換えする一括総入れ換え形式を採用した場合には、視聴者はL字型の軌跡をなぞるような視線移動を強いられる結果として、字幕の読み易さ、理解し易さの観点からあまり好ましいとは言えないおそれがある。
【0017】
そこで、L字型字幕表示領域を3つの領域に分割し、当該各領域間にわたり字幕をスクロール転換する如く表示するので、したがって、視聴者はL字型の軌跡をなぞるような視線移動を強いられることなく、比較的少ない視線移動をもって字幕内容を把握することができる結果として、上述した如く多彩な字幕提示が可能となるとともに、字幕の読み易さ、理解し易さの観点からも好ましい字幕提示形態を具現化することができる。
【0018】
さて、上述したL字型字幕表示領域を3つの領域に分割するにあたり、どのような分割比率を採用するかが問題となる。
【0019】
そこで、請求項の発明は、請求項に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、前記L字型字幕表示領域を3つの領域に分割するにあたり、当該分割はほぼ均等に行われることを要旨とする。
【0020】
請求項の発明によれば、L字型字幕表示領域を3つの領域に分割するにあたり、当該分割はほぼ均等に行われるので、したがって、スクロール転換では必須となる各領域毎の音声と映像に対する字幕提示タイミングの合わせ込みの容易化を期待することができる。
【0021】
さらに、本発明のようなスクロール転換形式を採用した場合、図1又は図2に示すように、初回の字幕提示フェーズにおいて第3の字幕表示領域AR3に表示されている提示単位字幕に注目したとき、この提示単位字幕は、領域AR3,AR2,AR1の順序で、予め設定されたスクロール転換速度をもって複数の表示領域間を転換することになる。このようなスクロール転換を前提とした字幕提示形態では、初回の字幕提示フェーズにおいて第1の字幕表示領域AR1に字幕を表示したのでは、第2の提示フェーズにおいて第1の字幕表示領域AR1に表示されていた字幕は消去されて次の字幕が表示されてしまい、初回の字幕提示フェーズにおいて第1の字幕表示領域AR1に表示される字幕を見逃してしまうと、そこになにが表示されていたかを把握することは出来なくなってしまう。
【0022】
そこで、請求項の発明は、請求項1又は2に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、前記字幕文テキストの先頭の提示単位字幕が初期表示される所定の字幕表示期間には、前記第1の字幕表示領域を空白化するとともに、前記先頭の提示単位字幕を第2の提示単位字幕として前記第2の字幕表示領域に表示し、前記先頭の提示単位字幕に続く提示単位字幕を第3の提示単位字幕として前記第3の字幕表示領域に表示し、前記所定の字幕表示期間の経過後は、前記先頭の提示単位字幕を新たな第1の提示単位字幕として前記第1の字幕表示領域に表示し、前記先頭の提示単位字幕に続く提示単位字幕を新たな第2の提示単位字幕として前記第2の字幕表示領域に表示し、前記新たな第2の提示単位字幕に続く提示単位字幕を新たな第3の提示単位字幕として第3の字幕表示領域に表示することを要旨とする。
【0023】
請求項の発明によれば、初回の提示フェーズでは、前記スクロール転換において最下流に位置する字幕表示領域を空白化する一方、その他の字幕表示領域に字幕を表示することで、1回の提示フェーズでしか字幕が表示されない事態を可及的に回避するので、したがって、字幕の読み易さや理解し易さのさらなる促進を期待することができる。
【0024】
ところで、上述した評価実験の過程において、表示行数、文字サイズ、文字装飾、字幕転換法など基本的な字幕提示形式についても、各視聴者によって好みの個人差が大きくあらわれ、評価者によっては特定の字幕提示形式を強く推挙する傾向もみられた。
【0025】
そこで、請求項の発明は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、前記L字型字幕表示領域には、所望の提示形式に従って変換された字幕を表示可能に構成したことを要旨とする。
【0026】
請求項の発明によれば、L字型字幕表示領域には、所望の提示形式に従って変換された字幕を表示可能に構成したので、したがって、広範な視聴者の多様な好みに応じた柔軟な字幕提示形態を選択可能となる結果として、字幕番組を広く一般に普及させるといった所期の目的達成を期待することができる。
【0027】
また、請求項に関連して、本発明に係るL字型字幕提示形態において、字幕の読み易さ、理解し易さ等の観点から好ましい提示形式を考えた場合、横書きと縦書きが混在する字幕提示形態が望ましいものと考えられるが、このような字幕提示形態をどのようにして実現するかが問題となる。
【0028】
そこで、請求項の発明は、請求項に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、前記各表示領域毎に独自の提示形式に従う字幕を表示可能に構成したことを要旨とする。
【0029】
請求項の発明によれば、各表示領域毎に独自の提示形式に従う字幕を表示可能に構成したので、したがって、横書きと縦書きが混在するような特殊な字幕提示形態にも対応可能となる結果として、L字型字幕提示形態において、字幕の読み易さ、理解し易さ等の観点から好ましい提示形式を実現することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る字幕つきテレビ番組における字幕提示方法の一実施形態について、図に基づいて詳細に説明する。
【0031】
図1は、本発明に係る字幕つきテレビ番組における字幕提示方法を用いた字幕提示イメージの一例を示す図、図2は、映像表示画面上における親映像表示領域及びL字型字幕表示領域のそれぞれの占有状態を示す図、図3は、L字型字幕提示を実現するための処理手順を示すフローチャート図、図4は、APIのLOGFONT構造体宣言と、その構造体の初期値設定例を示す図、図5は、図1に示す字幕提示イメージを実現するための、L字型字幕における3つの字幕表示領域のそれぞれの設定状況を表す図である。
【0032】
さて、本実施形態の説明に先立って、以下の説明で使用する用語の定義付けを行うと、本実施形態の説明において、提示対象となる字幕文の全体集合を「字幕文テキスト」と言い、字幕文テキストのうち、適宜の句点で区切られたひとかたまりの字幕文の部分集合を「単位字幕文」と言い、ディスプレイの映像表示画面上において提示単位となる字幕を「提示単位字幕」と言い、提示単位字幕に含まれる各行の個々の字幕を表現するとき、これを「提示単位字幕行」と言い、提示単位字幕行のうちの任意の文字を表現するとき、これを「字幕文字」と言うことにする。
【0033】
既述したように、映像及び/又は音声に対して字幕を合成した字幕番組を広く一般に普及させることを目的として、本発明者らは、あらゆる観点から字幕番組関連技術について鋭意研究を進めているところである。
【0034】
さて、こうした字幕番組を広く一般に普及させるにあたり、字幕が読みやすく、かつ理解しやすいものであることがきわめて重要である。
【0035】
そこで、本発明者らは、視聴者にとっての字幕番組の理想像を探るべく、種々の字幕提示形式に従う字幕番組について、字幕の読みやすさ、理解しやすさなどを評価項目として評価実験を行った。
【0036】
この評価実験で顕著な高い評価結果が得られたのは、映像の縦横寸法を圧縮するとともに、その位置を移動することによって、映像表示画面上に字幕表示領域を設け、その領域に字幕を提示する字幕提示方法であった。
【0037】
しかしながら、例え字幕つきテレビ番組とはいえ、親映像の重要性はきわめて高いといった理由から、映像寸法を安易に圧縮する事を懸念する意見もみられた。これは、映像表示画面上に字幕表示領域を設けるにしても、親映像の圧縮率を可及的に抑制するのが好ましいことを示唆している。
【0038】
さらに、上述した評価結果から、少ない文字数の単位字幕を、文字数に応じた比較的短い時間だけ提示したのでは、この単位字幕を視聴者が見逃してしまうおそれがあることがわかった。これは、映像表示画面上に字幕を提示するにあたり、ある程度以上の文字数となるひとかたまりの単位字幕を、文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示するのが好ましいことを示唆している。
【0039】
これについて詳しく述べると、字幕の読みやすさ、理解しやすさの観点からは、一般に、ある程度以上の文字数となるひとかたまりの単位字幕が映像表示画面上に一括提示され、この一括提示が所要時間継続しているのが良いといわれるが、文字数や提示継続時間は、提示単位字幕がどのように読まれるかと大きく関わる。
【0040】
例えば聴覚障害者が字幕つきテレビ番組を見る場合を想定すると、視覚を介して、映像情報と音声情報とを交互に見ることになるので、本来字幕は間欠的にしか見ることが出来ない。そのため、情報をより読みやすく、理解しやすい字幕として提示することで、字幕を見ている割合を出来るだけ少なくして、その分だけ映像を多く見られるようにするのが望ましい。
【0041】
この場合の字幕の見方は、字幕の提示形式にも依存するが、例えば二行の提示単位字幕を一括入れ換えする提示形式を例示し、提示される全字幕の捕捉を試みた場合、一般的には、基準となる字幕文字(例えば、音声アナウンスの進行に対応する文字)を中心として、先読み、後読みもしくはその両方を行うことになる。
【0042】
先読み、後読みもしくはその両方を行うことになる要因としては、映像の注視又はまばたきや脇見などを含む字幕から目を離している見逃し動作時間が存在するからであり、1回当たりの見逃し動作時間の長さは、経験的には0.5〜2秒間程度であると思われる。
【0043】
ここで、字幕の提示速度を200文字/分と想定すると、その最大時間である2秒間は約7文字に相当し、このことから、1回の見逃し動作で7文字分の字幕文字を見逃すおそれがあることがわかる。
【0044】
このことから、基準となる字幕文字を中心に連続した14文字が最低限の提示単位として必要であり、再び字幕に注視点が戻って字幕を読み取り、認識する分を前後各5〜7文字とすると、内容の連続した24〜29文字程度の単位字幕を一括提示するのが望ましいことがわかる。ちなみに現行の字幕放送では、一行当たり15文字を上限とした二行提示が多く、最大30文字程度の単位字幕が映像表示画面上に一括提示されている。
【0045】
そこで、本発明者らは、上述した評価結果を踏まえて鋭意研究を進めた結果、親映像の圧縮率を可及的に抑制しながら、ある程度以上の文字数をまとめた単位字幕を、文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示可能な新規な字幕提示方法を想到するに至ったのである。
【0046】
ところで、親映像の圧縮率を可及的に抑制した状態下で字幕を提示するための一手法として、提示単位字幕を一行化することが考えられるが、提示単位字幕を単に一行化したのみでは、字幕表示領域に通常より少し小さいサイズの字幕を表示する形態にも一定以上の評価結果が得られていることを考慮したとしても、一行あたりに収容可能な文字数は読み易さを維持する観点から20文字程度が限度であり、内容の連続した24〜29文字程度の字幕を一括提示する形態が好ましいといった知見に鑑みて、一括提示される文字数としては充分な数とは言えない。
【0047】
そこで、本発明に係る字幕つきテレビ番組における字幕提示方法では、図1に示すように、テレビ映像を垂直及び水平方向に圧縮するとともに、この圧縮後の親映像を、垂直及び水平方向に移動し、この圧縮及び移動により作成された、映像表示画面11上における周辺領域のうち相互に隣接する2辺にわたるL字型の空き領域を、L字型字幕表示領域15として活用することで、このL字型字幕表示領域15に一行の字幕を一括提示することにより、親映像の圧縮率を可及的に抑制すること、及びある程度以上の文字数となるひとかたまりの単位字幕を文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示すること、という相反する2つの要望を絶妙な平衡感覚をもって満足させ、これをもって、視聴者にとって読みやすく、かつ理解しやすい字幕提示形態を実現するようにしている。
【0048】
具体的には、図1に示すように、まず、テレビ映像を垂直及び水平方向に圧縮するとともに、この圧縮後の親映像を、垂直及び水平方向に、例えば図1中の右上隅部に引き寄せるようにして移動することで、親映像を親映像表示領域13に収容させる。すると、この圧縮及び移動によって、映像表示画面11上における左側部及び下側部には、L字型の空き領域15が作成されることになる。そこで、この圧縮及び移動により作成されたL字型の空き領域15を字幕表示領域として最大限に活用して、ここに一行のL字型字幕を提示するのである。
【0049】
なお、本発明は上述した実施形態の例に限定されることなく、例えば、圧縮後の親映像を、図1中の左下隅部に引き寄せるようにして移動する形態を採用することもできる。このようにすれば、この圧縮及び移動によって、映像表示画面11上における右側部及び上側部には、L字型の空き領域15が作成されることになる。そこで、この圧縮及び移動により作成されたL字型の空き領域15を字幕表示領域として最大限に活用して、ここに一行のL字型字幕を提示することができる。また、上述と同様にして、圧縮後の親映像を、図1中の左上隅部又は右下隅部に引き寄せるようにして移動する形態を採用することもできることは言うまでもない。ただし、圧縮後の親映像を、図1中の左下隅部、左上隅部、又は右下隅部に引き寄せるようにして移動する形態を採用した場合には、L字型字幕提示イメージは、倒立及び/又は逆転したものとなるが、本発明で言うL字型字幕は、上述した倒立及び/又は逆転したイメージを含む概念であることを付言しておく。
【0050】
上述した実施形態によれば、映像表示画面11上における親映像表示領域13の占有率を例えば75%以上等の高い水準に維持しながら、全体として最大30文字程度といった必要充分な文字数のL字型字幕を一括提示することが可能となる。
【0051】
ところで、上述の如く作成された空き領域を活用したL字型字幕表示領域15は、図1又は図2に示すように、設計上の都合等を考慮して例えば3つの領域に分割されている。そこで、以下の説明において便宜上、映像表示画面11上における左側部に生じた空き領域を第1の字幕表示領域AR1と呼び、下側部に生じた空き領域のうち左側部分を第2の字幕表示領域AR2と呼び、下側部に生じた空き領域のうち右側部分を第3の字幕表示領域AR3と呼ぶことにする。
【0052】
このようにL字型字幕表示領域15を3分割したのは、次述するWindows のAPIのLOGFONT構造体宣言などと相まって、各表示領域AR1,AR2,AR3毎に異なったパラメータの文字設定など、多彩な字幕提示が可能となるからである。図5には、これらの文字表示領域および表示文字の設定パラメータの具体例が示されている。なお、数値は水平640ドット、垂直480ドットのVGA画面に換算した値である。ただし、文字傾斜の単位は「度」であり、表示文字数は全角文字数を基準とした換算値である。
【0053】
次に、図1に示す字幕提示イメージを実現するための処理手順について、図3に示すフローチャート図に従って説明する。なお、L字型の字幕提示イメージを実現するにあたり、字幕枠の設定、タイミング制御、字幕文テキストの設定等をVisual-Basicを用いて具現化する一方、字幕文字のサイズ・フォント・回転等を、マイクロソフト社のオペレーティングシステムであるWindows のAPI(Application Programming Interface) を用いて具現化した。また、本実施形態で説明に供する字幕文テキストとして、「懸案解決を急ぐ橋本首相は、昨日東欧四カ国との会談のため、成田空港から出発した。」を例示して説明を行う。
【0054】
ステップS1乃至S2において、Visual-Basicを用いてこのような特殊な形態で文字情報を扱えるようにするため、まず、Windows のAPIのLOGFONT構造体についての宣言を行うとともに(ステップS1)、その構造体の初期値を設定する(ステップS2)。この例を図4に示したが、これにより、文字の表示位置、文字サイズ、文字の傾斜などの各種パラメータを、Visual-Basicを用いて容易に設定できるようになる。
【0055】
ステップS3乃至S5においては、字幕文テキストの各文の例えばその文頭などには、前述のように映像又は音声に対応するタイミング情報が付加されているので、スタートタイマーを利用して該当するタイミング情報を伴って字幕文テキストを取込み(ステップS3,S4)、字幕のスクロール転換速度を設定する(ステップS5)。スクロール転換速度の設定方法としては、文字種と文字数を考慮するのがより適当であるが、ここでは簡単のために文字数のみを考慮し、一文字あたりの転換速度は一定とした。
【0056】
ステップS6乃至S7において、字幕文字数をカウントする際に用いられる文字数カウンタiの値を「−9」に設定し(ステップS6)、字幕文テキストのうち、「i」番目〜「i+30」番目までの文字データを取り込む(ステップS7)。初回の字幕提示フェーズでは、ステップS7において、字幕文テキストのうち、「i=−9」番目〜「i+30=21」番目までの文字データを取り込むことになる。このとき、「−9」〜「0」番目までの文字は実体がないので空白とする。ここで、ステップS6において、文字数カウンタiの値を「−9」に初期設定したのは、初回の字幕提示フェーズでは、第1の字幕表示領域AR1を空白化する一方、第2及び第3の字幕表示領域AR2,AR3に字幕を表示することで、字幕の読み易さや理解し易さを促進する趣旨である。詳しく述べると、本実施形態では、10文字から構成される字幕を提示単位とした字幕提示形態を採用しており、初回の字幕提示フェーズにおいて第3の字幕表示領域AR3に表示されている提示単位字幕に注目したとき、この提示単位字幕は、領域AR3,AR2,AR1の順序で、ステップS5で設定されたスクロール転換速度をもって複数の表示領域間を転換することになる。このようなスクロール転換を前提とした字幕提示形態では、初回の字幕提示フェーズにおいて第1の字幕表示領域AR1に字幕を表示したのでは、第2の提示フェーズにおいて第1の字幕表示領域AR1に表示されていた字幕は消去されて次の字幕が表示されてしまい、初回の字幕提示フェーズにおいて第1の字幕表示領域AR1に表示される字幕を見逃してしまうと、そこになにが表示されていたかを把握することは出来なくなってしまう。そこで、初回の字幕提示フェーズでは、第1の字幕表示領域AR1を空白化する一方、第2及び第3の字幕表示領域AR2,AR3に字幕を表示することで、字幕の読み易さや理解し易さを促進するようにしている。
【0057】
ステップS8において、ステップS7で取り込まれた文字の有無に係る文字有無判定を行い、この文字有無判定の結果、ステップS7で取り込まれた文字が有るときにはステップS9へ進む一方、文字が無いときにはステップS14へ進む。
【0058】
ステップS9乃至S10において、字幕表示領域の識別コードを示す領域カウンタnの値として1,2,3を設定し(ステップS9)、その識別コード値に応じたパラメータ設定を図5に従ってそれぞれ行うことで、各表示領域に表示すべき字幕の提示形式を各々設定する(ステップS10)。例えばn=2の場合には第2の字幕表示領域AR2を示し、この領域AR2における文字フォントの種別、表示位置、文字数、文字サイズ、又は文字傾斜などのパラメータ設定を図5に従って行うことで、第2の字幕表示領域AR2に表示すべき字幕の提示形式を設定することになる。このように、本実施形態では、各表示領域毎に独自の字幕提示形式を採用可能に構成したので、したがって、広範な視聴者の多様な好みに応じた柔軟な字幕提示形態を選択可能となる結果として、字幕番組を広く一般に普及させるといった所期の目的達成を期待することができる。
【0059】
ステップS11乃至S13において、各表示領域に表示されていた字幕を消去し(ステップS11)、ステップS10で設定された提示形式に従う字幕を各表示領域に表示するように表示を更新し(ステップS12)、文字数カウンタiの値を「10」だけインクリメント(ステップS13)した後にステップS7へ戻り、以下の処理を繰り返す。なお、各表示領域AR1,AR2,AR3で先頭に表示する字幕文字は、字幕文テキストのうちi+(n−1)*10番目の字幕文字である。
【0060】
したがって、初回の字幕提示フェーズでは、AR1は「□□□□□□□□□□(ただし、記号□は空白文字を示す)」、AR2は「懸案解決を急ぐ橋本首」、AR3は「相は、昨日東欧四カ国」となり、第2の提示フェーズでは、AR1は「懸案解決を急ぐ橋本首」、AR2は「相は、昨日東欧四カ国」、AR3は「との会談のため、成田」となり、第3の提示フェーズでは、AR1は「相は、昨日東欧四カ国」、AR2は「との会談のため、成田」、AR3は「空港から出発した。」となり、第4の提示フェーズでは、AR1は「との会談のため、成田」、AR2は「空港から出発した。」、AR3は「□□□□□□□□□□」となり、第5の提示フェーズでは、AR1は「空港から出発した。」、AR2は「□□□□□□□□□□」、AR3は「□□□□□□□□□□」となる。
【0061】
一方、ステップS8の文字有無判定の結果、ステップS7で取り込まれた文字が無いときには、ステップS14において、各表示領域に表示されていた字幕を所定時間後消去して、字幕表示処理を終了する。なお、ステップS14は第6の提示フェーズに該当することになる。
【0062】
このように、本実施形態に係る字幕提示方法によれば、L字型字幕表示領域15を3つの領域に均等分割し、当該各領域間にわたり字幕をスクロール転換する如く表示する構成を採用したので、したがって、限りある空き領域15を最大限に活用して、可及的多数の文字数となる字幕を一括提示することにより、親映像の圧縮率を可及的に抑制すること、及びある程度以上の文字数となるひとかたまりの単位字幕を文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示すること、という相反する2つの要望を絶妙な平衡感覚をもって満足させ、これをもって、視聴者にとって読みやすく、かつ理解しやすい字幕提示形態を実現することができる。
【0063】
さらに、本実施形態に係る字幕提示方法によれば、初回の提示フェーズでは、スクロール転換において最下流に位置する第1の字幕表示領域AR1を空白化する一方、その他の第2及び第3の字幕表示領域AR2,AR3に字幕を表示することで、1回の提示フェーズでしか字幕が表示されない事態を可及的に回避するようにしたので、したがって、字幕の読み易さや理解し易さを促進可能であるといった利点がある。
【0064】
しかも、本実施形態に係る字幕提示方法によれば、L字型字幕表示領域には、所望の提示形式に従って変換された字幕を表示可能に構成したので、したがって、広範な視聴者の多様な好みに応じた柔軟な字幕提示形態を選択可能となる結果として、字幕番組を広く一般に普及させるといった所期の目的達成を期待することができる。
【0065】
そして、本実施形態に係る字幕提示方法によれば、各表示領域毎に独自の提示形式に従う字幕を表示可能に構成したので、したがって、横書きと縦書きが混在するような特殊な字幕提示形態にも対応可能となる結果として、L字型字幕提示形態において、字幕の読み易さ、理解し易さ等の観点から好ましい提示形式を実現することができる。
【0066】
なお、本発明は、上述した実施形態の例に限定されることなく、請求の範囲内において適宜の変更を加えることにより、その他の態様で実施可能である。
【0067】
すなわち、例えば、本実施形態中、L字型字幕表示領域15を3つの領域に均等分割し、当該各領域間にわたり字幕をスクロール転換する如く表示する形態を例示して説明したが、本発明はこの形態に限定されることなく、スクロール転換形式に代えて、全ての字幕を音声と映像に同期したタイミングで一括総入れ換えする一括総入れ換え形式をも採用可能であることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1の発明によれば、親映像の圧縮率を可及的に抑制すること、及びある程度以上の文字数をまとめた単位字幕を文字数に応じた比較的長時間にわたり一括提示すること、という相反する2つの要望を絶妙な平衡感覚をもって満足させ、これをもって、視聴者にとって読みやすく、かつ理解しやすい字幕提示形態を実現することができる。
【0069】
また、請求項の発明によれば、多彩な字幕提示が可能となるとともに、字幕の読み易さ、理解し易さの観点からも好ましい字幕提示形態を具現化することができる。
【0070】
さらに、請求項の発明によれば、L字型字幕表示領域を3つの領域に分割するにあたり、当該分割はほぼ均等に行われるので、したがって、スクロール転換では必須となる各領域毎の音声と映像に対する字幕提示タイミングの合わせ込みの容易化を期待することができる。
【0071】
しかも、請求項の発明によれば、初回の提示フェーズでは、前記スクロール転換において最下流に位置する字幕表示領域を空白化する一方、その他の字幕表示領域に字幕を表示することで、1回の提示フェーズでしか字幕が表示されない事態を可及的に回避するので、したがって、字幕の読み易さや理解し易さのさらなる促進を期待することができる。
【0072】
また、請求項の発明によれば、L字型字幕表示領域には、所望の提示形式に従って変換された字幕を表示可能に構成したので、したがって、広範な視聴者の多様な好みに応じた柔軟な字幕提示形態を選択可能となる結果として、字幕番組を広く一般に普及させるといった所期の目的達成を期待することができる。
【0073】
そして、請求項の発明によれば、各表示領域毎に独自の提示形式に従う字幕を表示可能に構成したので、したがって、横書きと縦書きが混在するような特殊な字幕提示形態にも対応可能となる結果として、L字型字幕提示形態において、字幕の読み易さ、理解し易さ等の観点から好ましい提示形式を実現することができるといったきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る字幕つきテレビ番組における字幕提示方法を用いた字幕提示イメージの一例を示す図である。
【図2】図2は、映像表示画面上における親映像表示領域及びL字型字幕表示領域のそれぞれの占有状態を示す図である。
【図3】図3は、L字型字幕提示を実現するための処理手順を示すフローチャート図である。
【図4】図4は、APIのLOGFONT構造体宣言と、その構造体の初期値設定例を示す図である。
【図5】図5は、図1に示す字幕提示イメージを実現するための、L字型字幕における3つの字幕表示領域のそれぞれの設定状況を表す図である。
【符号の説明】
11 映像表示画面
13 親映像表示領域
15 L字型字幕表示領域(L字型の空き領域)
AR1〜AR3 第1乃至第3の字幕表示領域

Claims (5)

  1. 映像及び音声、並びにこれらとの所定のタイミング情報が与えられた、提示すべき字幕の基となる字幕文テキストを提示する際に用いられる字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、
    テレビ映像を垂直及び水平方向に圧縮するとともに、この圧縮後の親映像を、垂直及び水平方向に移動し、
    この圧縮及び移動により作成された、映像表示画面上における周辺領域のうち相互に隣接する2辺にわたるL字型の空き領域をL字型字幕表示領域とし、
    前記L字型字幕表示領域を、第1の提示単位字幕を表示する第1の字幕表示領域と、前記第1の提示単位字幕に続く第2の提示単位字幕を表示する第2の字幕表示領域と、前記第2の提示単位字幕に続く第3の提示単位字幕を表示する第3の字幕表示領域との3つの領域に分割し、
    所定の字幕表示期間の経過後は、前記第2の提示単位字幕を新たな第1の提示単位字幕として前記第1の字幕表示領域に表示し、前記第3の提示単位字幕を新たな第2の提示単位字幕として前記第2の表示字幕領域に表示し、前記新たな第2の提示単位字幕に続く提示単位字幕を新たな第3の提示単位字幕として前記第3の字幕提示領域に表示することを特徴とする字幕つきテレビ番組における字幕提示方法。
  2. 請求項に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、
    前記L字型字幕表示領域を3つの領域に分割するにあたり、当該分割はほぼ均等に行われることを特徴とする字幕つきテレビ番組における字幕提示方法。
  3. 請求項1又は2に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、
    前記字幕文テキストの先頭の提示単位字幕が初期表示される所定の字幕表示期間には、前記第1の字幕表示領域を空白化するとともに、前記先頭の提示単位字幕を第2の提示単位字幕として前記第2の字幕表示領域に表示し、前記先頭の提示単位字幕に続く提示単位字幕を第3の提示単位字幕として前記第3の字幕表示領域に表示し、
    前記所定の字幕表示期間の経過後は、前記先頭の提示単位字幕を新たな第1の提示単位字幕として前記第1の字幕表示領域に表示し、前記先頭の提示単位字幕に続く提示単位字幕を新たな第2の提示単位字幕として前記第2の字幕表示領域に表示し、前記新たな第2の提示単位字幕に続く提示単位字幕を新たな第3の提示単位字幕として第3の字幕表示領域に表示することを特徴とする字幕つきテレビ番組における字幕提示方法。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、
    前記L字型字幕表示領域には、所望の提示形式に従って変換された字幕を表示可能に構成したことを特徴とする字幕つきテレビ番組における字幕提示方法。
  5. 請求項に記載の字幕つきテレビ番組における字幕提示方法であって、
    前記各表示領域毎に独自の提示形式に従う字幕を表示可能に構成したことを特徴とする字幕つきテレビ番組における字幕提示方法。
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