JP4206430B2 - 固定壁の開口部が広く人の流れを止めない回転扉 - Google Patents

固定壁の開口部が広く人の流れを止めない回転扉 Download PDF

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本発明の回転扉は三枚の扉をYの字型に配置し先端部に幅の狭い袖扉を備えた回転扉で固定壁の開口部が広くでき幅の狭い袖扉は固定壁の開口部を閉め切る事がないので常に出入りできて人のながれを止めることが無く円滑に出入りのできる袖扉を備えた三枚扉の回転扉に関する。
従来の比較的小型の回転扉として四枚の扉を十文字型に組み合わせた回転扉があり円弧状の固定壁の開口部は中心から望む円弧の角度が90度と広いが四分割となるため人の入る容積が狭い。
比較的大型の回転扉として三枚の扉をYの字型に組み合わせただけの回転扉があるが120度の固定壁が必要であり開口部は60度以上には出来ず狭い出入り口で混雑する。
また比較的大型の回転扉として二枚の扉をIの字型に組み合わせて扉の先端に設けた円弧状の袖扉で固定壁の開口部を塞ぐ回転扉があるが固定壁の開口部を広くしようとすれば袖扉の幅が広くなり人の流れの妨げになりまた袖扉で開口部を閉め切る時があり人の流れを止めることとなりまた広い袖扉を支えるには回転扉は頑丈に造る必要があり重量が必然と重くなる。
特開2002−70435 特開2003−247375
円弧状の固定壁の開口部を広くして人の出入りを円滑にする。
円弧状の固定壁の開口部を閉め切る期間を無くして人の流れを止めず円滑にする。
円弧状の袖扉の幅を狭くして人の流れの妨げとなる領域を少なくする。
人の入る容積を広くする。
回転扉自体の重量を軽減する。
回転扉と固定壁の間の挟み込み事故の確実な防止手段。
転倒などによる扉と床の間の挟み込み事故の確実な防止手段。
固定壁の開口部を袖扉だけで閉め切る事を止め固定壁の間をYの字型に120度の角度で組み合わせた三枚の扉と幅の狭い袖扉で閉め切る事とする。
固定壁の開口部を中心から望む円弧の角度を90度と広くしても扉の先端に設けた袖扉の円弧の角度は30度と幅の狭い袖扉で固定壁の間を閉め切ることが出来る。
円弧状の袖扉は円弧の角度30度と狭くする事が出来るために袖扉が固定壁の開口部を閉め切る事はなく幅の狭い袖扉は人の通行の妨げに成る領域を少なくする事が出来また軽量化が図れる。
袖扉の一定幅を軽くスライド出来るようにした逃がし袖扉を設けて逃がし袖扉と固定壁の間で挟み込みが起こった場合スライドさせて後退させ過剰な力を逃がすことで事故を防止する。
上記スライド幅は扉の停止距離よりも広くし逃がし袖扉の定位置には定位置センサーを設け定位置を外れる事で扉の回転を停止させる。
回転扉の前面の床面近くに複数の転倒等の検知センサーを設け扉を減速させ停止させることで扉と床の間の挟み込み事故を防止する。
三枚の扉をYの字型に組み合わせて先端に幅の狭い袖扉を設けることで固定壁の開口部を広くでき開口部を袖扉が閉め切る事が無いので人の流れを止めることが無く円滑な流れとする事が出来る。
幅の狭い袖扉は固定壁の開口部を閉め切る事がないので常に侵入可能であり閉まりかけた扉に無理をして侵入する必要はなく直ぐ近くにある次の扉に侵入できる。
袖扉の一定幅を軽くスライド出来るようにする事で袖扉と固定壁の間に挟みが起こった場合に後退させて力を逃がすことにより挟み込み事故を防止出来る。
扉の床面近くに複数の光センサー等による転倒等の検知センサーを設け転倒等を検知して扉を減速させ停止させることで扉と床の間の挟み事故を防止出来る。
従来の袖扉2を備えた二枚扉の回転扉と比べて比較的幅の狭い袖扉2でよいため扉の枚数は増えるが強固にする必要はなく回転扉全体としては軽量に造る事が出来また狭い袖扉2は人の流れの妨げとなる領域は少なく人の流れを円滑に出来る利点がある。
従来の三枚扉の回転扉と比べて袖扉3を備えた三枚扉の回転扉とする事で固定壁3の開口部を広くできる利点がある。
従来の四分割の四枚扉の回転扉と比べて扉の枚数が減るため重量には大差はないが三分割となるために人のはいる容積を広くできる利点がある。
人の流れを円滑にするには固定壁3の開口部を広くし人の流れを止めることを無くし常に出入り出来また人の入る容積が広いことが必要であり袖扉2を備え三枚の扉をYの字型に組み合わせた三枚扉の回転扉とすることで実現できる。
また固定壁3と袖扉2の間及び回転扉1と床の間の挟み込み事故を確実に防止出来る手段が必要である。
本発明の回転扉の説明に先立ち従来の回転扉の説明をする。
図2は従来の比較的大型の回転扉であり二枚の扉1がIの字型に180度の角度で組み合わされ円弧状の固定壁3の開口部を閉め切る袖扉2を備えている。
また固定壁3の開口部を広くするには開口部を塞ぐ幅の広い袖扉2が必要であり補強材と共に取り付けられ扉自体も強固に造られる必要があり回転扉の重量の増大を招く。
図2の状態では固定壁3の開口部は袖扉2により閉ざされた状態となりひとの流れを止めてしまいまた幅の広い袖扉2は人の流れの妨げとなる。
本発明の回転扉につき図1を参照に詳細にの説明する。
図1は本発明の回転扉であり円弧状の固定壁3の内側に三枚の扉1がYの字型に120度の角度で組み合わされ扉1の先端部にはそれぞれ幅の狭い袖扉2が取り付けられている。
図1で固定壁3の開口部を中心から望む角度を90度と広くしても袖扉2の円弧の角度は30度と幅の狭いものとすることが出来る。
幅の狭い袖扉2とすることで固定壁3の開口部は閉ざされる事はなく人の流れを止めることもなく幅の狭い袖扉2は人の流れを妨げることも少ない。
幅の狭い袖扉2とすることで軽量に出来き袖扉2を取り付ける扉自体もそれ程強固に造る必要が無く回転扉全体としては軽量化が計れる。
袖扉2の円弧の角度を30度よりも広くすることで固定壁3の開口部を90度よりも広くすることも出来るが袖扉2間の開口部は90度より狭くなる。
袖扉2の円弧の角度を30度よりも狭くすれば袖扉2の間の開口部を90度よりも広くすることが出来るが固定壁3の開口部を90度よりも狭くする必要がある。
回転扉には重量があり大きな慣性力が働きセンサーで検知しても直ぐには停止出来ず或る程度の停止距離は避けられない。
扉が閉まる間際に飛び込みなどがあった場合に停止動作が間に合わず挟まれることになりこの場合力を逃がし人に過剰な力が加わらないようにする必要がある。
図1の逃がし袖扉6は袖扉2の一定幅を軽くスライド出来るようにしたもので袖扉1と固定壁の間の挟み込み事故を防止する為の物であり挟み込みが起こった場合スライドさせ後退させて力を逃がす事により挟み込み事故を防止するものである。
逃がし袖扉6の逃がし幅は扉の停止距離よりも広くとられ定位置を検知する定位置検知センサー8が設けられ定位置を外れることで扉の回転は停止される。
定位置では逃がし袖扉6はマグネットキャッチ等により軽く保持されている。
逃がし部は袖扉2と固定壁3の間に挟み込みが起こった場合にどちらかがスライドして逃げればよく固定壁1の側を一定幅スライドさせて逃がすようにしても良い。
図1の転倒等検知センサー8は転倒などによる事故を防止するためのもので扉の前面の床面近くに設けられた減速用と停止用及び緊急停止用からなる複数の投光器及び受光器を備えた光センサー等による検知器であり転倒などを検知して扉の回転を減速させ停止させることで事故を防止出来る。
減速用が働くことで扉の回転を多段階に減速し停止用が働くことで回転を停止させるものであり緊急停止用はセンサー等の故障に備えたもので通常は働くことはない。
比較的小型の四枚扉の回転扉においても袖扉2を備えた三枚扉の回転扉とすることで人の入る容積を広くする事が出来また軽量化が図られ袖扉2をスライドさせることで挟み込みの力を逃がすことが出来また転倒検知センサーでブレーキをかける様にすることも出来る。
本発明の袖扉を備えた三枚の扉の回転扉の平面図 従来の袖扉を備えた二枚の扉の回転扉の平面図
符号の説明
1 回転扉
2 袖扉
3 固定壁
4 回転方向
5 回転軸
6 逃がし袖扉
7 定位置センサー
8 転倒等検知センサー

Claims (2)

  1. 人の流れを円滑にするために円弧状の固定壁(3)の開口部を広くし、また、開口部を閉め切り人の流れを止めることを無くするために、三枚の扉をYの字型に配置し、扉の外端部に袖扉(2)を円弧状の固定壁(3)に沿う形に備えた回転扉(1)としたもので、幅の狭い袖扉(2)を備えることで備えた袖扉(2)の幅と同じ幅だけ円弧状の固定壁(3)の開口部を広くでき、例えば袖扉(2)を円弧角度30度の幅とすれば側壁の開口部は円弧角度90度の幅と広くでき、幅の狭い袖扉(2)は人の流れの妨げとなる領域が少なく、円滑な人の流れとなる、袖扉(2)を備えた三枚扉の回転扉
  2. 袖扉(2)と円弧状の固定壁(3)の間で挟み込み等が起こった場合に、袖扉(2)で回転扉の停止距離以上の幅を軽くスライドさせて後退させることで、通行者に加わる過剰な力を逃がす逃がし袖扉(6)を設け、逃がし袖扉(6)に設けた定位置センサ(8)が外れることで回転扉の回転を停止させ、挟み込み事故の防止を計った請求項1記載の袖扉(2)を備えた三枚扉の回転扉
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