JP4205344B2 - 液晶装置及びこれを用いた投射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光量が大きい光束を入射する液晶パネルを利用したものに好適な液晶装置及びこれを用いた投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ライトバルブとして用いられる液晶パネルは、ガラス基板、石英基板等の2枚の基板間に液晶を封入して構成される。このような液晶ライトバルブでは、一方の基板に、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、TFTと称す)等の能動素子をマトリクス状に配置し、他方の基板に対向電極を配置して、両基板間に封止した液晶層の光学特性を画像信号に応じて変化させることで、画像表示を可能にする。
【0003】
即ち、TFT素子によってマトリクス状に配列された画素電極(ITO)に画像信号を供給し、画素電極と対向電極相互間の液晶層に画像信号に基づく電圧を印加して、液晶分子の配列を変化させる。これにより、画素の透過率を変化させ、画素電極及び液晶層を通過する光を画像信号に応じて変化させて画像表示を行う。
【0004】
電圧無印加時の液晶分子の配列を規定するために、一方の基板(アクティブマトリクス基板(素子基板ともいう))及び他方の基板(対向基板)の液晶層に接する面上に配向膜を形成し、配向膜にラビング処理を施す。ラビング処理によって、電圧無印加時の液晶分子はラビング方向に配列する。例えば、素子基板と対向基板とで相互に90度ねじれたラビング処理を施すと、液晶分子は液晶パネル内で連続的に向きを変え、両基板間では90度異なる向きに配列される。
【0005】
液晶パネルの前面及び背面に偏光板を設けて、入射した光のうち所定の偏光成分のみを通過させる。ノーマリホワイトモードでは、液晶パネルの前面及び背面の偏光板の偏光軸を90度相違させて、夫々基板のラビング方向に一致させる。そうすると、液晶パネルの背面の偏光板を介して入射した光は、電圧無印加時には、液晶層において液晶分子の配列に従って90度回転し、液晶パネルの前面から偏光板を介して出射される。これにより、白表示が行われる。
【0006】
液晶に電圧を印加すると、液晶の配列方向が変化し、液晶パネル内の液晶による光の振動方向の回転が制限され、液晶パネル前面から出射される光は偏光板によって吸収される。画像信号に応じた電圧を液晶に印加し画像信号に応じた透過率で光を透過させることで、画像表示を行うのである。
【0007】
なお、光の利用効率を向上させるために、通常、偏光板の入力面側に偏光ビームスプリッタを設けて、偏光板の透過軸方向の偏光成分のみを偏光板に入射させるようになっている。
【0008】
TFTを配置したTFT基板と、TFT基板に対向配置される対向基板とは、別々に製造される。両基板は、パネル組立工程において高精度に貼り合わされた後、液晶が封入される。
【0009】
パネル組立工程においては、先ず、各基板工程において夫々製造されたTFT基板と対向基板との対向面、即ち、対向基板及びTFT基板の液晶層と接する面上に配向膜が形成され、次いでラビング処理が行われる。次に、一方の基板上の端辺に接着剤となるシール部が形成される。TFT基板と対向基板とをシール部を用いて貼り合わせ、アライメントを施しながら圧着硬化させる。シール部の一部には切り欠きが設けられており、この切り欠きを介して液晶を封入する。
【0010】
ところで、液晶パネルをプロジェクタ用のライトパルブとして用いることがある。プロジェクタにおいては、液晶パネルの画面上の画像をスクリーンに拡大投射する。従って、液晶パネルの画面上にゴミが付着すると、ゴミの影響によって表示画像の画質の劣化が著しい。そこで、ゴミの影響等を低減するために、液晶パネルの入射面及び出射面に防塵ガラスを取付け、防塵ガラスと液晶パネルとを積層してケース内に収納するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プロジェクタにおいては、高輝度化が促進されている。高輝度化に伴い、液晶パネル等において発生する熱も大きくなる。そこで、液晶パネルの耐光性を向上させて熱劣化を防止するために種々の改善が行われている。例えば、液晶パネルの入射側の基板(対向基板)のブラックストライプの材質として多用されていたクロムをアルミニウムに変更する方法が採用されることがある。
【0012】
クロムが光のエネルギを一部吸収してパネル温度を上昇させてしまうのに対し、アルミニウムは光の反射率が高く、入射光を反射させてパネル温度が上昇することを防止することができる。これにより、パネル寿命を長くすることが可能である。
【0013】
しかしながら、アルミニウムによって乱反射された光は、液晶パネルの入射面側に配置された偏光板の出射側面に照射されてしまい、偏光板の温度が上昇して熱劣化が生じるという問題があった。
【0014】
なお、偏光板の入射側は偏光ビームスプリッタから透過軸方向の偏光成分のみが入射されるので、入射光による熱劣化の問題はない。
【0015】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、液晶パネルからの反射光によって偏光板が熱劣化することを防止することができる液晶装置及びこれを用いた投射装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液晶装置は、入射面に入射した光の少なくとも一部を反射させる遮光膜を備えた液晶パネルと、前記液晶パネルの入射面に対向して設けられて入射光の所定の偏光成分のみを前記液晶パネルの入射面に出射するものであって、前記液晶パネルの入射面に対向する面に形成された熱伝導部材を有する偏光板と、前記熱伝導部材に接続された放熱板とを具備したことを特徴とする。
【0017】
このような構成によれば、偏光板によって、液晶パネルの入射面には所定の偏光成分のみが入射する。一方、液晶パネルからの反射光は偏光板の出射面側に照射され、これにより、偏光板の温度が上昇しようとする。しかし、偏光板の出射面側には熱伝導部材が形成されており、この熱伝導部材を介して偏光板に生じた熱は放熱板に伝達されて放熱される。これにより、偏光板の温度上昇が抑制されて熱劣化が防止される。
【0018】
また、前記熱伝導部材は、金属膜であることを特徴とする。
【0019】
このような構成によれば、偏光板からの熱が効率よく放熱板に伝達され、放熱効果が高い。
【0020】
また、前記熱伝導部材は、蒸着によって形成されることを特徴とする。
【0021】
このような構成によれば、偏光板に容易に例えば金属膜等を形成することができる。しかも、十分に薄い金属膜を形成することができ、偏光板の全面に金属膜を形成した場合でも、光を透過させることが可能である。
【0022】
また、前記熱伝導部材は、ストライプ状の金属膜によって形成されることを特徴とする。
【0023】
このような構成によれば、光の透過率が高く、高輝度の液晶パネルが得られる。
【0024】
また、本発明に係る液晶装置は、液晶パネルと、前記液晶パネルの入射面側に内蔵され、所定の基材とこの基材の前記入射面に対向する面の反対側の面に形成されピッチが入射光の波長よりも短いストライプ状の金属膜とを有して前記入射面への入射光のうち所定の偏光成分のみを通過させる偏光部材と、前記液晶パネルの入射面側に内蔵され、前記偏光部材を通過した入射光の少なくとも一部を前記偏光部材に反射させる遮光膜と、前記金属膜に接続された放熱板とを具備したことを特徴とする。
【0025】
このような構成によれば、基材に形成されるストライプ状の金属膜はピッチが入射光の波長よりも短いので、ストライプ状の金属膜によって偏光作用が生じる。これにより、液晶パネルの入射光の所定の偏光成分のみが偏光部材を透過する。この場合には、ストライプ状の金属膜は光の回折作用によって、高い透過率が得られ、液晶パネルの高輝度化を促進することができる。偏光部材に生じた熱は、金属膜から放熱板を介して放熱される。これにより、偏光部材の温度上昇が抑制されて熱劣化が防止される。
【0026】
本発明に係る投射装置は、上記液晶装置を用いたことを特徴とする。
【0027】
このような構成によれば、温度上昇が抑制されて熱劣化が防止された偏光板が用いられるので、寿命が長い。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る投射装置を示す説明図である。図2は液晶パネルの画素領域を構成する複数の画素における各種素子、配線等の等価回路図である。図3はTFT基板等の素子基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板側から見た平面図であり、図4は素子基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封入する組立工程終了後の液晶パネルを、図3のH−H'線の位置で切断して示す断面図である。また、図5は液晶パネルを詳細に示す断面図である。図6は放熱構造を説明するための説明図である。
【0029】
本実施の形態においては、偏光板に熱伝導部材を設けて放熱させることで、偏光板の温度上昇を抑制するようになっている。
【0030】
先ず、図2乃至図5を参照して、液晶パネルの構造について説明する。
【0031】
液晶パネルは、図3及び図4に示すように、TFT基板等の素子基板10と対向基板20との間に液晶50を封入して構成される。素子基板10上には画素を構成する画素電極等がマトリクス状に配置される。図2は画素を構成する素子基板10上の素子の等価回路を示している。
【0032】
図2に示すように、画素領域においては、複数本の走査線3aと複数本のデータ線6aとが交差するように配線され、走査線3aとデータ線6aとで区画された領域に画素電極9aがマトリクス状に配置される。そして、走査線3aとデータ線6aの各交差部分に対応してTFT30が設けられ、このTFT30に画素電極9aが接続される。
【0033】
TFT30は走査線3aのON信号によってオンとなり、これにより、データ線6aに供給された画像信号が画素電極9aに供給される。この画素電極9aと対向基板20に設けられた対向電極21との間の電圧が液晶50に印加される。また、画素電極9aと並列に蓄積容量70が設けられており、蓄積容量70によって、画素電極9aの電圧はソース電圧が印加された時間よりも例えば3桁も長い時間の保持が可能となる。蓄積容量70によって、電圧保持特性が改善され、コントラスト比の高い画像表示が可能となる。
【0034】
図5は、一つの画素に着目した液晶パネルの模式的断面図である。
【0035】
ガラスや石英等の素子基板10には、溝11が形成されている。この溝11上に遮光膜12及び第1層間絶縁膜13を介してLDD構造をなすTFT30が形成されている。溝11によって、TFT基板の液晶50との境界面が平坦化される。
【0036】
TFT30は、チャネル領域1a、ソース領域1d、ドレイン領域1eが形成された半導体層に絶縁膜2を介してゲート電極をなす走査線3aが設けられてなる。なお、遮光膜12は、TFT30の形成領域に対応する領域、後述するデータ線6a及び走査線3a等の形成領域、即ち各画素の非表示領域に対応した領域に形成されている。この遮光膜12によって、入射光がTFT30のチャネル領域1a、ソース領域1d及びドレイン領域1eに入射することが防止される。
【0037】
TFT30上には第2層間絶縁膜14が積層され、第2層間絶縁膜14上には中間導電層15が形成されている。中間導電層15上には誘電体膜17を介して容量線18が対向配置されている。容量線18は、容量層と遮光層とからなり、中間導電層15との間で蓄積容量を構成すると共に、光の内部反射を防止する遮光機能を有する。半導体層に比較的近接した位置に中間導電層15を形成しており、光の乱反射を効率よく防止することができる。
【0038】
容量線18上には第3層間絶縁膜19が配置され、第3層間絶縁膜19上にはデータ線6aが積層される。データ線6aは、第3及び第2層間絶縁膜18,14を貫通するコンタクトホール24a,24bを介してソース領域1dに電気的に接続される。データ線6a上には第4層間絶縁膜25を介して画素電極9aが積層されている。画素電極9aは、第4〜第2層間絶縁膜25,19,14を貫通するコンタクトホール26a,26bにより容量線18を介してドレイン領域1eに電気的に接続される。画素電極9a上にはポリイミド系の高分子樹脂からなる配向膜16が積層され、所定方向にラビング処理されている。
【0039】
走査線3a(ゲート電極)にON信号が供給されることで、チャネル領域1aが導通状態となり、ソース領域1dとドレイン領域1eとが接続されて、データ線6aに供給された画像信号が画素電極9aに与えられる。
【0040】
一方、対向基板20には、対向電極(共通電極)21が基板20全面に亘って形成されている。対向電極21上にポリイミド系の高分子樹脂からなる配向膜22が積層され、所定方向にラビング処理されている。
【0041】
そして、素子基板10と対向基板20との間に液晶50が封入されている。これにより、TFT30は所定のタイミングでデータ線6aから供給される画像信号を画素電極9aに書き込む。書き込まれた画素電極9aと対向電極21との電位差に応じて液晶50の分子集合の配向や秩序が変化して、光を変調し、階調表示を可能にする。
【0042】
図3及び図4に示すように、対向基板20には表示領域を区画する額縁としての遮光膜42が設けられている。遮光膜42は例えばブラックストライプを構成する遮光膜23と同一又は異なる遮光性材料によって形成されている。本実施の形態においては、遮光膜23は例えばアルミニウムによって構成されており、遮光膜23に入射した光については十分な反射率で反射させることができるようになっている。これにより、液晶パネルの温度上昇を抑制することができるようになっている。
【0043】
遮光膜42の外側の領域に液晶を封入するシール材41が、素子基板10と対向基板20間に形成されている。シール材41は対向基板20の輪郭形状に略一致するように配置され、素子基板10と対向基板20を相互に固着する。シール材41は、素子基板10の1辺の一部において欠落しており、貼り合わされた素子基板10及び対向基板20相互の間隙には、液晶50を注入するための液晶注入口78が形成される。液晶注入口78より液晶が注入された後、液晶注入口78を封止材79で封止するようになっている。
【0044】
素子基板10のシール材41の外側の領域には、データ線駆動回路61及び実装端子62が素子基板10の一辺に沿って設けられており、この一辺に隣接する2辺に沿って、走査線駆動回路63が設けられている。素子基板10の残る一辺には、画面表示領域の両側に設けられた走査線駆動回路63間を接続するための複数の配線64が設けられている。また、対向基板20のコーナー部の少なくとも1箇所においては、素子基板10と対向基板20との間を電気的に導通させるための導通材65が設けられている。
【0045】
本実施の形態においてはこのように形成された液晶パネルを3枚用いて投射装置を構成している。図1において、光源110は、メタルハライドランプ高圧水銀ランプ等であり、ランプからの光をリフレクタ112によって前方に反射させる構成である。光源110からの出射光路上には、フライアイレンズ115、偏光変換素子116及び反射ミラー117が配設されている。
【0046】
フライアイレンズ115は、第1レンズアレイ113及び第2レンズアレイ114によって構成されている。第1のレンズアレイ113は、入射光束を分割し、多数の2次光源を出射する。更に、第2のレンズアレイ114は、後述する各レンズと協働して、液晶パネルの入射面に第1のレンズアレイ113からの2次光源を重複して入射させる。これにより、フライアイレンズ115は、光源110からの光を液晶パネル入射面内において均一な輝度で照射することができる。
【0047】
フライアイレンズ115の出射面側には、偏光変換素子116が設けられている。偏光変換素子116は、入射光を後述する偏光板131R,131G,131Bの透過軸方向の偏光成分に変換して出射する。反射ミラー117は、光軸に約45度傾斜して設けられており、偏光変換素子116からの出射光を反射させるようになっている。反射ミラー117の出射光の光路上には、ダイクロイックミラー118及び反射ミラー125が光軸に約45度傾斜して配設されている。ダイクロイックミラー118は、青色光及び緑色光を反射させ、赤色光を透過させる。
【0048】
反射ミラー125はダイクロイックミラー118を介して入射した赤色光を反射させるようになっている。反射ミラー125からの反射光の光路上にフィールドレンズ126、赤色用の偏光板131R、液晶パネル130R及び偏光板132Rが配設されている。反射ミラー121からの赤色光はフィールドレンズ126に入射され、フィールドレンズ126は入射した赤色光束を偏光板131Rを介して液晶パネル130Rの表示面に集光するようになっている。
【0049】
ダイクロイックミラー118の反射光の光路上には、光軸に約45度傾斜してダイクロイックミラー119、コンデンサレンズ120及び反射ミラー121が配設されている。ダイクロイックミラー119は、ダイクロイックミラー118から反射した青色光及び緑色光のうち緑色光を反射させ、青色光を透過させる。
【0050】
ダイクロイックミラー119の反射光の光路上にはフィールドレンズ127、緑色用の偏光板131G、液晶パネル130G及び偏光板132Gが配設されている。ダイクロイックミラー119からの緑色反射光は、フィールドレンズ127に入射され、フィールドレンズ127は入射した緑色光束を偏光板131Gを介して液晶パネル130Gの表示面に集光するようになっている。
【0051】
反射ミラー121は、ダイクロイックミラー119を透過した青色光を反射させる。反射ミラー121からの反射光の光路上には、コンデンサレンズ122及び光軸に約45度傾斜した反射ミラー123が配設されている。反射ミラー123は、入射した青色光を反射する。反射ミラー123の光路上にはコンデンサレンズ124、青色用の偏光板131B、液晶パネル130B及び偏光板132Bが配設されおり、反射ミラー123からの青色反射光はコンデンサレンズ124に入射される。コンデンサレンズ124は入射した青色光束を偏光板131Bを介して液晶パネル130Bの表示面に集光する。
【0052】
青色光がコンデンサレンズ124に到達するまでの光路長は他の2色がフィールドレンズ126,127に到達するまでの光路長に比べて長い。そこで、コンデンサレンズ120、反射ミラー121、コンデンサレンズ122及び反射ミラー123による光学系によって、液晶パネル130Bに入射する青色光束の照明分布を他の2色が液晶パネル130R,130Gに入射する光束の照明分布と略等しくするようになっている。
【0053】
偏光板131R,131G,131Bは、夫々入射した光束の所定の偏光成分を通過させて液晶パネル130R,130G,130Bに入射させる。液晶パネル130R,130G,130Bは、夫々R,G,B画像信号が供給されており、入射したR,G,B光を画像信号に基づいて回転させて出射する。液晶パネル130R,130G,130Bからの出射光は夫々偏光板132R,132G,132Bを介して出射される。偏光板132R,132G,132Bからの出射画像光の光路上にはクロスプリズム133が配設されている。
【0054】
偏光板131R、液晶パネル130R及び偏光板132Rによって、画像信号に応じた透過率で赤色光がクロスプリズム133に入射される。同様に、偏光板131G、液晶パネル130G及び偏光板132Gによって、画像信号に応じた透過率で緑色光がクロスプリズム133に入射され、偏光板131B、液晶パネル130B及び偏光板132Bによって、画像信号に応じた透過率で青色光がクロスプリズム133に入射される。
【0055】
クロスプリズム133は、4つの直角プリズムが貼り合わされて構成され、その内面に赤光を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。クロスプリズム133は、これらの誘電体多層膜によって、3つのR,G,B色光を合成して、カラー画像の画像光を出射する。
【0056】
クロスプリズム133の出射光の光路上には投射レンズ134が配置されており、投射レンズ134は入射した合成画像光をスクリーン135上に拡大投射するようになっている。
【0057】
図6は図1中の偏光板131R,131G,131B(以下、代表して偏光板131という)の放熱構造を説明するための説明図である。
【0058】
図6に示すように、本実施の形態においては、偏光板131R,131G,131B(131)は、出射面側に熱伝導部材としての金属膜141が例えば蒸着によって形成されている。金属膜141の平面形状は特に限定されるものではない。出射面の端部には、金属膜141に接続された放熱板136R,136G,136B(136)が取り付けられている。更に、放熱板136にはラジエータ137R,137G,137B(137)が取り付けられている。なお、図1ではラジエータは図示を省略している。
【0059】
これにより、偏光板131の出射面に入射した反射光による熱は、各放熱板136を介してラジエータ137に伝達され、ラジエータ137によって冷却される。こうして、偏光板131の出射面の温度が上昇することを防止するようになっている。
【0060】
これにより、偏光板131R,131G,131Bの温度が所定温度以上の高温となることが防止され、偏光板131R,131G,131Bの熱等による劣化を軽減することができる。
【0061】
なお、ラジエータ137を省略して、投射装置の図示しない金属筐体に放熱板136を接続するようにしてもよい。
【0062】
次に、このように構成された実施の形態の作用について説明する。
【0063】
光源110からの光束は、フライアイレンズ115及び偏光変換素子116を介して反射ミラー117に入射される。フライアイレンズ115は、液晶パネル入射面において光を均一な輝度で照射させる。フライアイレンズ115の出射光は、偏光変換素子116によって偏光板131の透過軸方向の偏光成分に変換される。
【0064】
偏光変換素子116の出射光は、反射ミラー117で反射され、ダイクロイックミラー118,119によって、赤色光、緑色光及び青色光に分光される。ダイクロイックミラー118からの赤色光は反射ミラー125によって反射され、フィールドレンズ126を介して偏光板131Rに入射される。ダイクロイックミラー119からの緑色反射光は、フィールドレンズ127を介して偏光板131Gに入射される。ダイクロイックミラー119からの青色透過光は、コンデンサレンズ120、反射ミラー121、コンデンサレンズ122、反射ミラー123及びコンデンサレンズ124を介して偏光板131Bに入射される。
【0065】
偏光板131R,131G,131Bは、入射されたR,G,B光の所定の偏光成分を通過させて液晶パネル130R,130G,130Bに入射させる。偏光板131R,131G,131BからのR,G,B光は、夫々液晶パネル130R,130G,130Bに入射される。液晶パネル130R,130G,130Bは入力された画像信号によって入射したR,G,B光を回転させる。液晶パネル130R,130G,130BからのR,G,B画像光は偏光板132R,132G,132Bに入射し、所定の偏光軸成分のみを通過させる。これにより、偏光板132R,132G,132Bからは、画像信号に応じた透過率のR,G,B画像光が出射され、クロスプリズム133によって合成されてスクリーン135上に拡大投射される。
【0066】
液晶パネル130R,130G,130Bの各対向基板に設けられている遮光膜23に入射した光は、遮光膜23によって乱反射され、夫々偏光板131R,131G,131Bの出射面側に照射される。これにより、偏光板131R,131G,131Bは、温度が上昇しようとする。しかし、各偏光板131の出射面側の熱は、出射面に蒸着された各金属膜141から各放熱板136を介して各ラジエータ137に伝達され、ラジエータ137において冷却される。これにより、偏光板131R,131G,131Bの温度上昇が抑制され、各偏光板131が高熱になることが防止される。
【0067】
このように本実施の形態においては、偏光板131R,131G,131Bの出射側面に金属膜を設け、対向基板からの反射光による温度上昇を金属膜、放熱板及びラジエータを介して放熱させることにより抑制し、これにより、偏光板131R,131G,131Bが熱劣化することを防止している。
【0068】
なお、第1の実施の形態においては、偏光板の出射面側に蒸着する金属膜の平面形状については特に限定されていない。しかしながら、金属膜の形成部分については光が透過しないことから、金属膜の形状及び大きさと、透過光量及び放熱効果とを考慮して、金属膜の形状及び大きさを決定した方がよい。なお、金属膜を十分に薄く形成した場合には、金属膜部分でも光は透過する。従って、この場合には、偏光板の全面に金属膜を蒸着することも可能である。
【0069】
しかし、出射面側の全面に薄く金属膜を蒸着をした場合には、放熱効果は高い反面、やはり偏光板の透過率は比較的低くなってしまう。そこで、金属膜をストライプ状に蒸着することにより、透過率の低下を抑制しながら十分な放熱効果を得て、偏光板の熱劣化を防止する方法が考えられる。
【0070】
図7は本発明の第2の実施の形態に係り、このようなストライプ状の金属膜が形成された偏光板を採用した液晶装置を示す説明図である。
【0071】
図7において液晶パネル151は、上記第1の実施の形態と同様の液晶パネルであり、素子基板152及び対向基板153を貼り合わせて構成されている。対向基板153側(入射面側)には偏光板155が配置され、TFT基板152側(出射面側)には偏光板154が配置されている。
【0072】
本実施の形態においては、偏光板155の出射面側(対向基板153側)には例えば蒸着によってストライプ状の金属膜156が形成されている。偏光板155の出射面側端部には金属膜156に接続された放熱板136が取り付けられている。
【0073】
このように構成された実施の形態においては、ランプ150からの光は偏光板155を透過して液晶パネル151に入射する。この場合には、偏光板155に形成した放熱用の金属膜156はストライプ状に形成されており、偏光板155による光の透過率は比較的高い。
【0074】
対向基板153のブラックストライプによる乱反射によって偏光板155の出射面側に光が照射される。この照射光によって偏光板155に生じた熱は、偏光板155に形成されたストライプ状の金属膜156を介して放熱板136に伝達され、更に、図示しないラジエータを介して放熱される。
【0075】
このように、本実施の形態においては、図1の実施の形態と同様に、偏光板は十分な放熱効果を有すると共に、光の透過率の劣化を抑制して、高輝度化を促進することが可能である。
【0076】
図8は本発明の第3の実施の形態に係る液晶装置に採用される構造複屈折体を用いた偏光子を示す説明図である。
【0077】
本実施の形態は偏光板を構造複屈折体の偏光子によって構成するようにしたものである。第2実施の形態においては、偏光板の出射面側にストライプ状の金属膜を形成した。このストライプ状の金属膜のピッチを光の波長よりも小さくすると、ストライプ状の金属膜は偏光子としても作用するようになる。このように、構造複屈折体は偏光作用と液晶配向作用との双方を有する。
【0078】
この特性を利用して、本実施の形態は、構造複屈折体を液晶装置に内蔵するようにしたものである。なお、構造複屈折体は、入射する光の偏光方向により有効屈折率が異なる構造体のことである。構造複屈折体に入射する光の偏光方向により有効屈折率が異なることを利用し、特定の偏光のみを透過させ、特定の偏光のみを反射させることができる。
【0079】
先ず、構造複屈折体の構造について図8を参照して説明する。
【0080】
構造複屈折体としては、液晶層に入射する光の波長よりも小さいピッチでストライプ状に配列された複数の光反射体を有する構造のものを採用する。このような構造によって、上述したように、構造複屈折体は特定の偏光のみを透過し、特定の偏光のみを反射することができる。
【0081】
図8に示すように、入射する光の波長よりも小さいピッチで、ストライプ状に配列された複数の媒質A101を具備した構造の構造複屈折体100において、隣接する媒質A101の間隙には、媒質A101と異なる屈折率を有する媒質B102が充填されていることが必要である。なお、媒質B102としては、固体、液体、気体を問わない。
【0082】
このような構造の構造複屈折体100においては、媒質A101の屈折率n1と媒質B102の屈折率n2とが異なるため、構造複屈折体100に入射した光の偏光方向により有効屈折率が異なる。例えば、媒質A101の屈折率n1が媒質B102の屈折率n2よりも大きい場合には、各媒質A101の延在方向に対して略平行方向に振動する偏光Aについての有効屈折率が、各媒質A101の延在方向に対して略垂直方向に振動する偏光Bについての有効屈折率よりも大きくなる。
【0083】
媒質A、媒質Bが誘電体からなる場合には、媒質A101の厚みをa、媒質B102の厚みをbとすると、構造複屈折体100に入射する光のうち、偏光Aについての有効屈折率Na、偏光Bについての有効屈折率Nbはそれぞれ下記の式(1)、(2)により表されることが知られている(例えば、M.Born and E.Wol f :Princjples of optics, lst ed. (rergamon Press, New York,1959)p.705-708))。下記の式(1)、(2)から分かるように、媒質A101の厚みaと媒質B102の厚みbとの比により、有効屈折率をn1〜n2の範囲で変化させることができる。
【0084】
Figure 0004205344
このように、構造複屈折体は光の偏光状態によって異なる光学的性質を示す。ここで、媒質Aとして金属や半導体のような光反射体を用いる場合には、誘電率を複素数として扱うことで、誘電体に対する有効屈折率を求める場合と同様に扱うことができる。但し、有効屈折率は複素数となる。有効媒体理論( Effective Medium Theory)(例えば、Dominique Lemercler−lalanne:Journal of Modern optics,1996,vol43,no.10,2063-2085)により、厳密には、Rigorous Coupled-Wave Analysis(M.G.Moharam:J.Opt.soc.Am.A,12(1995)1077)を用いた数値計算により、媒質Aとして金属を用いた場合には、偏光Aに対する構造複屈折体の有効屈折率の虚数部が大きな値となり、その結果、入射した偏光Aは構造複屈折体によって反射されることが知られている。一方、偏光Bに対する有効屈折率の虚数部は小さい値となり、偏光Bは構造複屈折体を透過することが知られている。
【0085】
このように、2種類の媒質で、波長よりも小さい周期構造を形成することにより、光反射型偏光子と同じ作用、即ち構造複屈折体の光軸(透過軸)と平行な偏光に対しては透過させ、垂直な偏光に対しては反射させる作用を持たせることができる。
【0086】
なお、本実施の形態においては、構造複屈折体は、光反射性を有する導電性材料、例えば、アルミニウム、銀、銀合金等により構成されている。そして、構造複屈折体を構成するストライプ状の金属膜は端部において、第1及び第2の実施の形態と同様の放熱板が接続されている(図示省略)。
【0087】
このように構成された実施の形態においては、構造複屈折体を液晶装置の入射面側に内蔵させることにより、偏光板を用いることなく、所定の偏光軸の入射光のみを対向基板の入射面に入射させることが可能である。
【0088】
対向基板のブラックストライプによる反射光は構造複屈折体による偏光子側に照射される。しかし、本実施の形態においては、構造複屈折体を構成するストライプ状の金属膜に接続された放熱板を介して、構造複屈折体の生じる熱は放熱されるので、構造複屈折体の温度上昇は抑制され、液晶装置全体が高熱になることが防止されて熱劣化が生じることはない。
【0089】
また、ストライプ状の金属膜によって偏光作用を有するので、ストライプ状の金属膜を蒸着させる基材としてガラス板を用いることができる。従って、ヨウソ系の偏光板を用いる場合に比して、光の透過率を向上させることができる。更に、ストライプ状の金属膜は光の回折作用によって、光の透過率が向上する。これにより、本実施の形態においては入射光の光量を著しく増大させることが可能である。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、液晶パネルからの反射光によって偏光板が熱劣化することを防止することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る投射装置を示す説明図。
【図2】液晶パネルの画素領域を構成する複数の画素における各種素子、配線等の等価回路図。
【図3】図3はTFT基板等の素子基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板側から見た平面図であり、
【図4】素子基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封入する組立工程終了後の液晶パネルを、図3のH−H'線の位置で切断して示す断面図。
【図5】液晶パネルを詳細に示す断面図。
【図6】図1中の偏光板131R,131G,131Bの放熱構造を説明するための説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係り、ストライプ状の金属膜が形成された偏光板を採用した液晶装置を示す説明図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る液晶装置に採用される構造複屈折体を用いた偏光子を示す説明図。
【符号の説明】
131R,131G,131B…偏光板
130R,130G,130B…液晶パネル
132R,132G,132B…偏光板
136R,136G,136B…放熱板

Claims (5)

  1. 光源と、
    前記光源より出射される光を直線偏光に変換して出射する偏光変換素子と、
    前記偏光変換素子から出射された光を透過し、かつ、その光出射面に金属膜が形成された偏光板と、
    前記偏光板の光出射面側に配置された液晶パネルと、を有し、
    前記偏光変換素子は入射光を前記偏光板の透過軸方向の偏光成分に変換して出射するものであり、
    前記液晶パネルは光入射面側基板の液晶層側に光反射性の遮光膜を備え、
    前記偏光板は、前記金属膜に接続された放熱板と前記放熱板に接続されたラジエータとを備えたことを特徴とする液晶装置。
  2. 前記金属膜は、蒸着によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記金属膜は、ストライプ状の金属膜によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  4. 光源と、
    前記光源より出射される光を直線偏光に変換して出射する偏光変換素子と、
    前記偏光変換素子から出射された光を透過し、かつ、ピッチが入射光の波長よりも短いストライプ状の金属膜からなる偏光板と、
    前記偏光板の光出射面側に配置された液晶パネルと、を有し、
    前記偏光変換素子は入射光を前記偏光板の透過軸方向の偏光成分に変換して出射するものであり、
    前記液晶パネルは光入射面側基板の液晶層側に光反射性の遮光膜を備え、
    前記偏光板は、前記金属膜に接続された放熱板と前記放熱板に接続されたラジエータとを備えたことを特徴とする液晶装置。
  5. 上記請求項1乃至のいずれか1つに記載の液晶装置を用いたことを特徴とする投射装置。
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