JP4205180B2 - 1−アリール−4−カルバモイルテトラゾリノン類の製造方法 - Google Patents

1−アリール−4−カルバモイルテトラゾリノン類の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、除草活性を示す化合物であることが知られている1−アリール−4−カルバモイル−テトラゾリノン類の新規な製造方法および新規な製造中間体に関する。
【0002】
置換カルバモイルテトラゾリノン類を相当するテトラゾリノン類と適切なカルバミン酸誘導体を反応させることで得ることが開示されている(ヨーロッパ特許出願公開第146279号、ヨーロッパ特許出願公開第202929号、ヨーロッパ特許出願公開第578090号およびヨーロッパ特許出願公開第612735号参照)。この製造様式では所望のN−カルバモイル化に加えてまた(望ましくない)O−カルバモイル化も常に観察される(テトラゾリノン類のアシル化に関しては同様にZ.Chemie 13(1973)、429−430も参照)。その結果として、多くのケースで多少ともひどく汚染された生成物が得られる。
【0003】
更に、1−アルキル−テトラゾリノン類とホスゲンを第三級アミンの存在下で反応させて1−アルキル−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類を得ることも開示されている(米国特許第4830661号参照)。しかしながら、1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類はまだ文献に開示されておらず、公知方法を用いたのではこれを有効な収率および品質で得るのは不可能である。
【0004】
ここに、一般式(I)
【0005】
【化6】
Figure 0004205180
【0006】
[式中、
Arは、任意に置換されていてもよいアリールを表し、
1は、各場合とも任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニルまたはアルコキシを表し、そして
2は、各場合とも任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールまたはアリールアルキルを表すか、或はR1と一緒になってアルカンジイルを表す]
で表される1−アリール−4−カルバモイル−テトラゾリノン類が、一般式(II)
【0007】
【化7】
Figure 0004205180
【0008】
[式中、
Arは上述した意味を有する]
で表される1−アリール−テトラゾリノン類とホスゲンを希釈剤の存在下0℃から150℃の範囲の温度で反応させ(「第一工程段階」)そしてその結果として生じる一般式(III)
【0009】
【化8】
Figure 0004205180
【0010】
[式中、
Arは上述した意味を有する]
で表される1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類を、適宜中間体の単離を行った後か或は中間体の単離を行うことなく、一般式(IV)
【0011】
【化9】
Figure 0004205180
【0012】
[式中、
1およびR2は上述した意味を有する]
で表されるアミン類と、希釈剤の存在下および適宜さらなる塩基性化合物の存在下、−20℃から+100℃の範囲の温度で反応させる(「第二工程段階」)と、非常に良好な収率および高い純度で得られることを見い出した。
【0013】
本発明に従う方法を用いると、驚くべきことに、公知方法に比較して簡潔かつ経済的により好ましい様式で、そしてまたより高い収率およびより良好な品質で、一般式(I)で表される1−アリール−4−カルバモイル−テトラゾリノン類を製造することができる。
【0014】
従って、本発明に従う方法は、従来技術に対する価値ある質的向上を構成する。
【0015】
本発明に従う方法は、好適には、
Arが、任意にカルボキシル、シアノ、カルバモイル、ニトロ、アミノ、ヒドロキシルまたはハロゲンでか或はC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルスルホニルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニル、C1−C4−アルキル−カルボニル、C1−C4−アルキル−カルボニルアミノ、C1−C4−アルコキシ−カルボニル、ジ−(C1−C4−アルキル−アミノ)−カルボニル、C1−C4−アルキレンジオキシ、フェニルまたはフェノキシ(これらは各場合とも任意にフッ素および/または塩素で置換されていてもよい)で置換されていてもよいフェニルまたはナフチルを表し、
1が、各場合とも1から6個の炭素原子を有していて各場合とも任意にシアノまたはハロゲンで置換されていてもよいアルキル、アルケニルまたはアルキニルを表し、そして
2が、1から6個の炭素原子を有していて任意にシアノまたはハロゲンで置換されていてもよいアルキルを表すか、各場合とも2から6個の炭素原子を有していて各場合とも任意にシアノまたはハロゲンで置換されていてもよいアルケニルまたはアルキニルを表すか、各場合ともシクロアルキル部分中に3から6個の炭素原子を有しそして任意にアルキル部分中に1から2個の炭素原子を有していて各場合とも任意にシアノ、ハロゲンまたはC1−C4−アルキルで置換されていてもよいシクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルを表すか、或は各場合とも任意にシアノ、ニトロまたはハロゲンでか或はC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルスルホニルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニル、C1−C4−アルキル−カルボニルまたはC1−C4−アルコキシ−カルボニル(これらは各場合とも任意にフッ素および/または塩素で置換されていてもよい)で置換されていてもよいフェニルまたはフェニル−C1−C2−アルキルを表すか、或はR1と一緒になって2から6個の炭素原子を有するアルカンジイルを表す、
式(I)で表される化合物の製造に関する。
【0016】
本発明に従う方法は、特に、
Arが、任意にシアノ、フッ素、塩素または臭素でか或はメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスルホニル、エチルスルホニル、ジメチルアミノスルホニル、ジエチルアミノスルホニル、メチルカルボニル、エチルカルボニル、n−もしくはi−プロピルカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−もしくはi−プロポキシカルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノカルボニル、メチレンジオキシまたはエチレンジオキシ(これらは各場合とも任意にフッ素および/または塩素で置換されていてもよい)で置換されていてもよいフェニルを表し、
1が、各場合とも任意にシアノ、フッ素または塩素で置換されていてもよいメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチル、プロペニル、ブテニル、プロピニルまたはブチニルを表し、そして
2が、各場合とも任意にシアノ、フッ素または塩素で置換されていてもよいメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチル、プロペニル、ブテニル、プロピニルまたはブチニルを表すか、各場合とも任意にシアノ、フッ素、塩素、臭素、メチルまたはエチルで置換されていてもよいシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルまたはシクロヘキシルメチルを表すか、或は各場合とも任意にシアノ、フッ素、塩素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシで置換されていてもよいフェニル、ベンジルまたはフェニルエチルを表すか、或はR1と一緒になってブタン−1,4−ジイル(テトラメチレン)を表すか或はペンタン−1,5−ジイル(ペンタメチレン)を表す、
式(I)で表される化合物の製造に関する。
【0017】
この上に挙げた一般的な基の定義または好適な範囲で挙げた基の定義の両方を式(I)で表される最終生成物にも適用しそしてまた相当して各場合とも製造に必要な出発化合物にも中間体にも適用する。このような基の定義は互いの間で、即ち示した好適な範囲間でも任意に組み合わせ可能である。
【0018】
第一段階で例えば1−(2−フルオロ−フェニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンとホスゲンを出発化合物として用いそして第二段階でジエチルアミンを出発化合物として用いる場合、本発明に従う方法における反応過程の概略を下記の図式で示すことができる。
【0019】
【化10】
Figure 0004205180
【0020】
式(I)で表される化合物を製造する目的で本発明に従う方法で出発化合物として用いるべき1−アリール−テトラゾリノン類を一般的に式(II)で定義する。この式(II)において、Arは、好適にはもしくは特に、本発明に従って製造すべき式(I)で表される化合物の記述でArに好適であるとして或は特に好適であるとして既に上で与えた意味を有する。
【0021】
式(II)で表される出発化合物は公知でありそして/または本質的に知られている方法で製造可能である(J.Am.Chem.Soc.81(1959),3076−3079;J.Org.Chem.45(1980),5130−5136、ヨーロッパ特許出願公開第146279号、ヨーロッパ特許出願公開第572855号、ヨーロッパ特許出願公開第578090号参照)。
【0022】
式(I)で表される化合物を製造する目的で本発明に従う方法の第一段階で生じさせる1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類を一般的に式(III)で定義する。この式(III)において、Arは、好適にはもしくは特に、本発明に従って製造すべき式(I)で表される化合物の記述でArに好適であるとして或は特に好適であるとして既に上で与えた意味を有する。
【0023】
一般式(III)で表される1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類は文献にまだ開示されておらず、これらもまた新規な化合物として本出願の主題事項である。
【0024】
式(I)で表される化合物を製造する目的で本発明に従う方法における第一段階でまた出発化合物として使用すべきアミン類を一般的に式(IV)で定義する。この式(IV)において、R1およびR2は、好適にはもしくは特に、本発明に従って製造すべき式(I)で表される化合物の記述でR1およびR2に好適であるとして或は特に好適であるとして既に上で与えた意味を有する。
【0025】
式(IV)で表される出発化合物は公知の合成化学品である。
【0026】
式(I)で表される化合物を製造する目的で本発明に従う方法を希釈剤の存在下で実施する。好適には、ホスゲンに不活性な有機溶媒が第一段階の希釈剤として考慮に入る。上記溶媒には、特に、任意にハロゲン置換されていてもよい脂肪族、脂環式および芳香族炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、リグロイン、ベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ジクロロメタン(塩化メチレン)、トリクロロメタン(クロロホルム)またはテトラクロロメタンなど、ジアルキルエーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル(MTBE)、エチルt−ブチルエーテル、メチルt−ペンチルエーテル(TAME)、エチルt−ペンチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、1,4−ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテルまたはジエチレングリコールジエチルエーテルなど、ジアルキルケトン類、例えばアセトン、ブタノン(メチルエチルケトン)、メチルi−プロピルケトンまたはメチルi−ブチルケトンなど、ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリルまたはベンゾニトリルなど、エステル類、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−もしくはi−プロピルまたは酢酸n−、i−もしくはs−ブチルなど、スルホキサイド類、例えばジメチルスルホキサイドなどが含まれる。
【0027】
第一段階の特に好適な希釈剤としてトルエン、キシレン、ジクロロエタンおよびクロロベンゼンを挙げることができる。
【0028】
第二工程段階では、第一工程段階の実施で用いたのと本質的に同じ希釈剤を用いることができる。特に好適な希釈剤としてテトラヒドロフランおよびクロロベンゼン(後者は特に「1槽方法」を実行する時)を挙げるべきである。
【0029】
式(I)で表される化合物を製造する目的で、本発明に従う方法を、第二段階において、式(IV)で表されるアミン類に加えて任意に追加的塩基性化合物の存在下で実施してもよい。塩基性化合物としては一般に通常の無機もしくは有機塩基または酸受容体が考慮に入る。このような塩基性化合物には、好適にはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の酢酸塩、アミド類、炭酸塩、水素炭酸塩、水素化物、水酸化物またはアルコキサイド類、例えばナトリウム、カリウムまたはカルシウムの酢酸塩、リチウム、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムのアミド、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムの炭酸塩、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムの水素炭酸塩、リチウム、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムの水素化物、リチウム、ナトリウム、カリウムまたはカルシウムの水酸化物、或はナトリウムまたはカリウムのメトキサイド、エトキサイド、n−もしくはi−プロポキサイド、またはn−、i−、s−もしくはt−ブトキサイドなど、更にまた塩基性有機窒素化合物、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N,N−ジメチル−シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エチルジシクロヘキシルアミン、N,N−ジメチル−アニリン、N,N−ジメチル−ベンジルアミン、ピリジン、2−メチル−、3−メチル−、4−メチル−、2,4−ジメチル−、2,6−ジメチル−、3,4−ジメチル−および3,5−ジメチル−ピリジン、5−エチル−2−メチル−ピリジン、4−ジメチルアミノ−ピリジン、N−メチル−ピペリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]−オクタン(DABCO)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノネ−5−エン(DBN)および1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウンデセ−7−エン(DBU)などが含まれる。
【0030】
本発明に従う方法の好適な態様では、式(IV)で表されるアミンを適当な過剰量で用いる結果としてこれを塩基として用い、追加的塩基性化合物を用いない。
【0031】
本発明に従う方法を実施しながら反応温度を比較的幅広い範囲に渡って変化させることができる。第一段階では一般に0℃から150℃、好適には50℃から120℃の温度を用いる一方、第二段階では−20℃から+100℃、好適には0℃から80℃の温度を用いる。
【0032】
本発明に従う方法を両段階とも一般に大気圧下で実施する。しかしながらまた本発明に従う方法を加圧下または減圧下、一般に0.1バールから10バールの範囲で実施することも可能である。
【0033】
本発明に従う方法の実施では、式(II)で表される出発化合物1モル当たり一般に1から10モル、好適には2から5モルのホスゲンを用い(第一段階)そして1から4モル、好適には2から3モルの式(IV)で表されるアミン類を用いる(第二段階)。
【0034】
本発明に従う方法の第一段階の好適な態様では、最初にホスゲンを希釈剤に入れた後、これに式(II)で表される4−アリール−テトラゾリノンをゆっくりと加える。次に、好適にはこの反応混合物の中にホスゲンを通しながら、これを各場合に要求される反応温度に加熱し、そして好適にはホスゲンを流し続けながら、式(III)で表される化合物への変換が終了するまで上記温度に維持する。次に、好適には窒素を流し込むことにより、過剰量のホスゲンを大部分除去する。希釈剤を減圧下で注意深く留出させることにより、式(III)で表される中間体の単離を行うことができる。
【0035】
本発明に従う方法の更に好適な態様(「1槽方法」)では、式(III)で表される中間体を単離しないで、第一段階を実施した後(過剰量のホスゲンを除去した後)に存在する反応溶液に式(IV)のアミンを直接加える。次に、反応が終了するまで上記混合物を撹拌し、そして通常方法を用いて処理を行う。例えば、適宜濃縮を行いそしてほとんど水に混和性を示さない有機溶媒、例えば塩化メチレンなどで取り上げた後、水を用いた洗浄を行い、そして次に乾燥を行い、濾過を行った後、濃縮を減圧下で注意深く行うことにより、式(I)で表される生成物を残渣として残存させる。
【0036】
本発明に従って製造することができる式(I)で表される1−アリール−4−カルバモイル−テトラゾリノン類は、望まれない植物の成長を制御する除草剤として使用可能である(ヨーロッパ特許出願公開第146279号、ヨーロッパ特許出願公開第202929号、ヨーロッパ特許出願公開第578090号およびヨーロッパ特許出願公開第612735号参照)。
【0037】
【製造実施例】
実施例1
【0038】
【化11】
Figure 0004205180
【0039】
(第一段階)
50mLのトルエンに7.4g(75ミリモル)のホスゲンが入っている溶液に4.9g(25ミリモル)の1−(2−クロロ−フェニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを分割して加える。この混合物の中にホスゲンを通しながらこれを60℃に加熱する。その後、ホスゲンの穏やかな流し込みを継続しながら、その反応混合物を約3時間以内に還流温度にもって行った後、更に約60分間ホスゲンを流し込み続ける。次に、窒素を吹き込むことで過剰量のホスゲンを除去した後、残存する溶液を水吸引真空下で注意深く濃縮する。
【0040】
融点が188℃(分解を伴う)の白色結晶残渣として1−(2−クロロ−フェニル)−4−クロロカルボニル−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを6.4g(理論値の99%)得る。
【0041】
この生成物のIRスペクトルは1810cm-1に吸収を示し、この吸収はカルボニル基に特徴的である。
【0042】
実施例2
【0043】
【化12】
Figure 0004205180
【0044】
(第二段階)
50mLのテトラヒドロフランに1−(2−クロロ−フェニル)−4−クロロカルボニル−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを6.4g(25ミリモル)溶解させた後、撹拌しながらこれに、30mLのテトラヒドロフランに6.9g(54ミリモル)のN−エチル−シクロヘキシルアミンが入っている溶液を滴下する。この反応混合物を約20℃で2時間撹拌した後、水吸引真空下で濃縮を行う。その残渣を塩化メチレンで取り上げ、この溶液を水で3回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた後、濾過する。この濾液から溶媒を水吸引真空下で注意深く留出させる。
【0045】
融点が78℃の白色結晶残渣として1−(2−クロロ−フェニル)−4−(N−シクロヘキシル−N−エチルアミノカルボニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを7.9g(理論値の91%)得る。
【0046】
実施例3
【0047】
【化13】
Figure 0004205180
【0048】
(第一段階+第二段階)
最初、200mLのクロロベンゼンに9.9g(100ミリモル)のホスゲンを入れた後、これに9.8g(50ミリモル)の1−(2−クロロ−フェニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを分割して加える。この混合物を約20℃で1時間撹拌した後、ホスゲンを流し込みながらゆっくりと約100℃に加熱すると、透明な溶液が生じる。ホスゲンの流し込みを更に1時間継続した後、その混合物を約100℃で更に1時間撹拌する。窒素を吹き込むことで過剰量のホスゲンと塩化水素を除去する。次に、この反応混合物を約20℃に冷却し、そして撹拌しながら、30mLのクロロベンゼンに12.7g(100ミリモル)のN−エチル−シクロヘキシルアミンが入っている溶液を滴下した後、撹拌を更に約1時間継続する。次に、この混合物を水で3回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた後、濾過する。この濾液から溶媒を水吸引真空下で注意深く留出させる。
【0049】
融点が77℃の白色結晶残渣として1−(2−クロロ−フェニル)−4−(N−シクロヘキシル−N−エチルアミノカルボニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンを15.9g(両段階に渡って理論値の91%)得る。
【0050】
比較実施例(米国特許第4830661号の実施例1に類似)
トルエン中23.3%のホスゲン溶液(85g、0.2モル)を100mLのトルエンで希釈して10℃に冷却する。この反応混合物の温度を28℃以下に維持しながらこれに、70mLのトルエンに41.4g(0.16モル)の1−(2−クロロ−フェニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オンと17g(0.168モル)のトリエチルアミンと0.2g(1.6ミリモル)の4−ジメチルアミノ−ピリジンが入っている溶液を約10分以内に滴下する。この混合物を約20℃で約30分間撹拌した後、濾過する。この濾液を水吸引真空下で濃縮し、その残渣を塩化メチレンで取り上げ、この溶液を水で3回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた後、濾過する。この濾液から溶媒を水吸引真空下で注意深く留出させる。
【0051】
粘性のある暗色油状物を45.7g得、これは下記の組成を有する:
44.2%が1−(2−クロロ−フェニル)−4−(N−シクロヘキシル−N−エチルアミノカルボニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オン、
44.2%が1−(2−クロロ−フェニル)−1,4−ジヒドロ−5H−テトラゾール−5−オン、および
8%が1−(2−クロロ−フェニル)−3−シクロヘキシル−3−エチル−尿素。
【0052】
本明細書および実施例は説明として記述したものであり制限するものでないことそして本発明の精神および範囲から逸脱しない限り種々の修飾および変更を成し得ることは理解されるであろう。
【0053】
本発明の特徴および態様は以下のとうりである。
【0054】
1. 一般式(I)
【0055】
【化14】
Figure 0004205180
【0056】
[式中、
Arは、任意に置換されていてもよいアリールを表し、
1は、各場合とも任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニルまたはアルコキシを表し、そして
2は、各場合とも任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールまたはアリールアルキルを表すか、或はR1と一緒になってアルカンジイルを表す]
で表される1−アリール−4−カルバモイルテトラゾリノン類の製造方法であって、一般式(II)
【0057】
【化15】
Figure 0004205180
【0058】
[式中、
Arは上述した意味を有する]
で表される1−アリール−テトラゾリノン類とホスゲンを希釈剤の存在下0℃から150℃の範囲の温度で反応させ(「第一工程段階」)そしてその結果として生じる一般式(III)
【0059】
【化16】
Figure 0004205180
【0060】
[式中、
Arは上述した意味を有する]
で表される1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類を、適宜中間体の単離を行った後か或は中間体の単離を行うことなく、一般式(IV)
【0061】
【化17】
Figure 0004205180
【0062】
[式中、
1およびR2は上述した意味を有する]
で表されるアミン類と、希釈剤の存在下および適宜さらなる塩基性化合物の存在下、−20℃から+100℃の範囲の温度で反応させる(「第二工程段階」)ことを特徴とする方法。
【0063】
2. 式(I)、(II)および(III)の各々において、
Arが、任意にカルボキシル、シアノ、カルバモイル、ニトロ、アミノ、ヒドロキシルまたはハロゲンでか或はC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルスルホニルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニル、C1−C4−アルキル−カルボニル、C1−C4−アルキル−カルボニルアミノ、C1−C4−アルコキシ−カルボニル、ジ−(C1−C4−アルキル−アミノ)−カルボニル、C1−C4−アルキレンジオキシ、フェニルまたはフェノキシ(これらは各場合とも任意にフッ素および/または塩素で置換されていてもよい)で置換されていてもよいフェニルまたはナフチルを表し、
そして式(I)および(IV)の各々において、
1が、各場合とも1から6個の炭素原子を有していて各場合とも任意にシアノまたはハロゲンで置換されていてもよいアルキル、アルケニルまたはアルキニルを表し、そして
2が、1から6個の炭素原子を有していて任意にシアノまたはハロゲンで置換されていてもよいアルキルを表すか、各場合とも2から6個の炭素原子を有していて各場合とも任意にシアノまたはハロゲンで置換されていてもよいアルケニルまたはアルキニルを表すか、各場合ともシクロアルキル部分中に3から6個の炭素原子を有しそして任意にアルキル部分中に1から2個の炭素原子を有していて各場合とも任意にシアノ、ハロゲンまたはC1−C4−アルキルで置換されていてもよいシクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルを表すか、或は各場合とも任意にシアノ、ニトロまたはハロゲンでか或はC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルスルホニルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニル、C1−C4−アルキル−カルボニルまたはC1−C4−アルコキシ−カルボニル(これらは各場合とも任意にフッ素および/または塩素で置換されていてもよい)で置換されていてもよいフェニルまたはフェニル−C1−C2−アルキルを表すか、或はR1と一緒になって2から6個の炭素原子を有するアルカンジイルを表す、
ことを特徴とする第1項記載の方法。
【0064】
3. 該第一工程段階を50℃から120℃の範囲の温度で実施することを特徴とする第1項記載の方法。
【0065】
4. 該第二工程段階を0℃から80℃の範囲の温度で実施することを特徴とする第1項記載の方法。
【0066】
5. 式(III)
【0067】
【化18】
Figure 0004205180
【0068】
[式中、
Arは、任意に置換されていてもよいアリールを表す]
で表される1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類。
【0069】
6. 第5項記載の式(III)で表される化合物であって、この化合物において、
Arが、任意にカルボキシル、シアノ、カルバモイル、ニトロ、アミノ、ヒドロキシルまたはハロゲンでか或はC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ、C1−C4−アルキルスルホニルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニル、C1−C4−アルキル−カルボニル、C1−C4−アルキル−カルボニルアミノ、C1−C4−アルコキシ−カルボニル、ジ−(C1−C4−アルキル−アミノ)−カルボニル、C1−C4−アルキレンジオキシ、フェニルまたはフェノキシ(これらは各場合とも任意にフッ素および/または塩素で置換されていてもよい)で置換されていてもよいフェニルまたはナフチルを表す、
ことを特徴とする化合物。

Claims (4)

  1. 一般式(I)
    Figure 0004205180
    [式中、
    Arは、ハロゲンで置換されたフェニルを表し、
    1は、メチル、エチル、n−またはイソプロピルを表し、そして
    2は、シクロヘキサンを表す]
    で表される1−アリール−4−カルバモイルテトラゾリノン類の製造方法であって、一般式(II)
    Figure 0004205180
    [式中、
    Arは上述した意味を有する]
    で表される1−アリール−テトラゾリノン類とホスゲンを希釈剤の存在下補助塩基の不存在下0℃から150℃の範囲の温度で反応させ(「第一工程段階」)そしてその結果として生じる一般式(III)
    Figure 0004205180
    [式中、
    Arは上述した意味を有する]
    で表される1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類を、適宜中間体の単離を行った後か或は中間体の単離を行うことなく、一般式(IV)
    Figure 0004205180
    [式中、
    1およびR2は上述した意味を有する]
    で表されるアミン類と、希釈剤の存在下および適宜さらなる塩基性化合物の存在下、−20℃から+100℃の範囲の温度で反応させる(「第ニ工程段階」)ことを特徴とする方法。
  2. 第一工程段階を50℃から120℃の範囲の温度で実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第ニ工程段階を0℃から80℃の範囲の温度で実施することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 式(III)
    Figure 0004205180
    [式中、
    Arは、ハロゲンで置換されたフェニルを表す]
    で表される1−アリール−4−クロロカルボニル−テトラゾリノン類。
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