JP4203848B2 - 文書処理装置とそのプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の利用分野】
この発明は、ファクシミリ装置、コピー機、プリンタ文書などの処理装置と、そのプログラムに関する。
【0002】
【従来技術】
【0003】
【特許文献1】
特開2003−23422号公報
特許文献1はバイオメトリクスデータを用いた本人認証について説明している。そしてバイオメトリクスデータによる認証を、ファクシミリ装置、コピー機、プリンタなどの文書処理装置に適用することも考えられる。
【0004】
ところで文書処理装置は複数のユーザで共用するのが普通で、このような場合、最初のユーザがプリントした用紙と次のユーザがプリントした用紙とが入り交じり、他人がプリントした用紙を誤って持ち出すことがある。そして文書処理装置がコピー、ファクシミリ、プリンタなどの機能を複合化するに連れて、このような問題が著しくなっている。
【0005】
【発明の課題】
この発明の課題は、原稿及びプリントした用紙の持ち出し状況を確実に管理できるようにする。どのジョブの原稿と用紙がどのユーザに持ち出されたかを、容易に把握できるようにして、原稿とプリントした用紙の紛失を防止することにある(請求項1〜)。
請求項2の発明での追加の課題は、プリントした用紙の持ち出し状況をより確実に管理できるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、文書管理装置に複数の用紙排出トレーを備える場合にも、トレー毎の用紙持ち出しを管理することにある。
請求項4の発明での追加の課題は、原稿やプリント用紙の持ち出しが全部であるか一部であるかを検出して、用紙の紛失を防止することにある。
【0006】
【発明の構成】
この発明の文書処理装置は、ハードコピー機能を備えた文書処理装置において、用紙排出トレーに第1のバイオメトリクスセンサを、原稿排出トレーに第2のバイオメトリクスセンサを、コピーを指示するための指示部に第3のバイオメトリクスセンサをそれぞれ設けると共に、前記複数のバイオメトリクスセンサによりユーザのバイオメトリクスデータを読み取り、該読み取ったバイオメトリクスデータをユーザを特定する情報に変換するための変換手段と、前記用紙排出トレーに、プリントした用紙の排出と持ち出しを検出する用紙センサを設けユーザがプリント用紙を該用紙排出トレーから持ち出す際に前記第 1 のバイオメトリクスセンサへ該ユーザのバイオメトリクスデータを入力させ、該バイオメトリクスデータを用いて前記変換手段でユーザを特定する情報に変換して、ユーザの用紙持ち出し実績として記憶する手段と、前記原稿排出トレーに、原稿のセット、排出及び持ち出しを検出する原稿センサを設けて、ユーザが原稿を該原稿排出トレーから持ち出す際の前記第2のバイオメトリクスセンサへの入力、あるいは前記原稿セット時の前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を、前記変換手段でユーザを特定する情報に変換し、ユーザの原稿持ち出し実績として記憶する手段と、前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を用いて前記変換手段でユーザを特定し、コピーを指示したユーザを特定する情報と、前記原稿センサあるいは用紙センサから得た、原稿を排出したかプリント用紙を排出したかを区別する情報と、該それぞれの排出枚数とを記載した、排出リストを作成する手段と、 前記用紙あるいは原稿の持ち出し実績から求めた、持ち出したユーザを特定する情報と、持ち出したトレーが用紙排出トレーか原稿排出トレーかを記載した、持ち出しリストを作成する手段、とを設け、前記排出リストと持ち出しリストとを対照可能に文書管理装置の表示部に表示するようにしたことを特徴とする(請求項1)。
なおこの明細書において、プリントしたとは、文書処理装置をクライアントに対するプリントサーバとして機能させて、プリントデータをプリントしたとの意味ではなく、コピーやファクシミリ、プリンタなどとして動作させる過程で、画像を用紙にハードコピーしたとの意味である。またプリント用紙は、プリントした用紙と同じ意味である。
【0007】
好ましくは、バイオメトリクスデータを入力せずに、前記用紙が用紙排出トレーから持ち出されることを検出した際にアラームする、アラーム手段を設ける(請求項2)。
【0008】
また好ましくは、複数の前記用紙排出トレーを備え、該複数のトレー毎にそれぞれ前記プリントした用紙の持ち出しを検出する用紙センサを設けて、どのトレーからの持ち出しかを前記用紙持ち出し実績に記憶して、前記持ち出しリストに該どのトレーからの持ち出しかを表示する(請求項3)。
【0009】
好ましくは、前記プリントした用紙の持ち出しを検出する用紙センサと前記原稿の持ち出しを検出する原稿センサとは、全枚数の持ち出しか一部枚数の持ち出しかをそれぞれ検出するようにし、全枚数を持ち出したか、一部枚数を持ち出しかを、前記持ち出しリストに記載する(請求項4)。
【0010】
この発明の文書処理装置用のプログラムは、ハードコピー機能を備えた文書処理装置用のプログラムにおいて、用紙排出トレーに設けた第1のバイオメトリクスセンサ、原稿排出トレーに設けた第2のバイオメトリクスセンサ、及びコピーを指示するための指示部にに設けた第3のバイオメトリクスセンサのそれぞれで、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取り、該読み取ったバイオメトリクスデータをユーザを特定する情報に変換するための命令と、前記用紙排出トレーに、プリントした用紙の排出と持ち出しを検出する用紙センサを設けユーザがプリント用紙を該用紙排出トレーから持ち出す際に前記第 1 のバイオメトリクスセンサへ該ユーザのバイオメトリクスデータを入力させ、該バイオメトリクスデータを用いて前記ユーザを特定する情報に変換して、ユーザの用紙持ち出し実績として記憶する命令と、前記原稿排出トレーに、原稿のセット、排出及び持ち出しを検出する原稿センサを設けて、ユーザが原稿を該原稿排出トレーから持ち出す際に前記第2のバイオメトリクスセンサへの入力、あるいは前記原稿セット時の前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を、ユーザを特定する情報に変換し、ユーザの原稿持ち出し実績として記憶する命令と、前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を用いてユーザを特定し、該ユーザを特定する情報と、前記原稿センサあるいは用紙センサから得た、原稿を排出したかプリント用紙を排出したかを区別する情報と、該それぞれの排出枚数とを記載した、排出リストを作成する命令と、前記用紙あるいは原稿の持ち出し実績から求めた、持ち出したユーザを特定する情報と、持ち出したトレーが用紙排出トレーか原稿排出トレーかを記載した、持ち出しリストを作成する命令、とを設け、前記排出リストと持ち出しリストとを対照可能に文書管理装置の表示部に表示する命令、とを設けたことを特徴とする(請求項5)。
【0012】
【発明の作用と効果】
この発明の文書処理装置やそのプログラムでは、ユーザにバイオメトリクスデータを入力させて、これをユーザを特定する情報に変換し、用紙や原稿の持ち出しと実績と関連づけて記憶する。持ち出し実績は、用紙排出トレーからのプリント済みの用紙の持ち出しと、原稿排出トレーからの原稿の持ち出しとをそれぞれ管理する。そして持ち出し実績を記載したリストと、原稿や用紙排出リストとを対照可能に表示することで、プリントした用紙や原稿がないなどのトラブルが生じた場合に、他人の用紙や原稿を持ち出したユーザを絞り込むことができ、他のユーザに持ち出されて紛失することを防止できる。
さらにこの発明では、プリントした用紙を持ち出す場合、バイオメトリクスデータを入力すれば良く、一々ユーザIDやパスワードなどを入力する必要がないので簡便である(請求項1,5)。
【0013】
好ましくは、バイオメトリクスデータを入力せずに用紙排出トレーから用紙が持ち出された際にアラームするようにして、確実にバイオメトリクスデータを入力させるようにする(請求項)。
【0014】
また好ましくは、用紙排出トレーを複数備える場合に、それぞれのトレーに用紙センサを設けて用紙の持ち出しを検出するので、複数のトレーからの用紙持ち出しを個別に管理することができる(請求項3)。
【0015】
さらに好ましくは、用紙/原稿排出トレーからの持ち出しが、用紙あるいは原稿の全枚数の持ち出しか、一部枚数かを検出するので、行方不明の用紙や原稿が一部分であっても、持ち出したユーザを特定しやすい(請求項4)。
【0016】
【実施例】
図1〜図4に実施例を示す。これらの図において、2は複合機で、コピー,ファクシミリ,プリント,スキャナの4機能を複合化したものなどとする。4は複合機本体で、プリント部や、G3ファクシミリ通信のための公衆電話回線網との接続部、並びにLANとの接続部などを備えている。6は操作読取部で、原稿画像の読み取りを行い、ユーザの操作入力を受け付ける。8はプリント用紙の排出トレーで、プリントした用紙は排出トレー8に排出される。10は原稿台で、FBS(フラットベッドスキャナ)を備えている。12はADF(自動原稿供給装置)で、原稿台からの原稿を1枚ずつ紙送りして読み取り、14は原稿排出トレーである。16は操作パネルで、タッチパネル18やスタートキー20並びに他のキー22などが配置されている。
【0017】
複合機2はLANなどを介して、パーソナルコンピュータなどからなるクライアント24に接続されて、ネットワークプリンタなどとして動作し、またメールサーバやルータなどを介してインターネットファクシミリの送受信などを行う。操作パネル16の主なキーを兼用するように、例えばタッチパネル18やスタートキー20を兼用するように、バイオメトリクスセンサ25を設ける。このようにして、タッチパネル18やスタートキー20にユーザが指でタッチした際に、そのバイオメトリクスデータを読み取る。これ以外に例えば排出トレー8,14にもバイオメトリクスセンサ26,27を設け、プリントした用紙や原稿を持ち出す際に、バイオメトリクスデータを入力できるようにする。実施例ではバイオメトリクスセンサとして指紋センサを用い、CCDカメラなどにより指先の指紋のパターンを読み取るようにする。これ以外にバイオメトリクスセンサ25〜27は、指先の毛細血管のパターンや汗腺のパターンなどのセンサ、あるいは指先から加わる圧力の分布とその時間変化のパターンを求めるためのセンサなどとする。バイオメトリクスセンサとしてはこれ以外に、虹彩や顔の画像を読み取るセンサなどでもよい。
【0018】
トレー8,14には用紙センサ30,31を設ける。これらのセンサ30,31は、例えばトレー上の紙の重さを測定するセンサ、あるいはトレー8,14上に人の手が差し込まれたことを検出するセンサ、トレー8,14から持ち出される途中でトレーから浮いている紙を検出するセンサなどとする。好ましくはセンサ30,31はトレー8,14上の紙の重さを測定するセンサとし、例えばトレー上の紙の枚数が多数枚有るか、少数枚か、0枚かを検出できるようにし、センサ30,31の信号の変化から、トレー8,14上の用紙が全数持ち出された、または一部持ち出された、の2つの状態を区別して検出できるようにする。32はアラーム部で、バイオメトリクスデータを入力せずに、トレー8,14から紙を持ち出したことを検出すると、音声などで「バイオメトリクスデータを入力して下さい」のようにアラームし、ユーザがバイオメトリクスデータをセンサ25〜27から入力するように促す。
【0019】
34は適宜の記憶媒体で、用紙の持ち出し監視用のプログラムを記憶し、プログラムメモリ35にそのプログラムを記憶させる。40は変換表で、センサ25〜27から入力されたバイオメトリクスデータB1〜B3を、ユーザIDやユーザ名などのユーザを特定する情報に変換する。42はバッファで、センサ30,31からの用紙の持ち出し信号S1,S2を記憶し、条件・分岐部43は、バイオメトリクスデータが入力されずに原稿の持ち出しが行われた場合、無断持ち出しとしてアラーム部32にアラームさせる。そしてバイオメトリクスデータが入力されて用紙が持ち出されると、持ち出しリスト44に用紙を持ち出した時刻と、ユーザ名やユーザID、全数持ち出しか、一部持ち出しかの区別、並びに排出トレー8か、排出トレー14かの区別が記載される。なおプリント済み用紙の排出トレーが複数有る場合、各トレー毎に用紙の持ち出しを検出するためのセンサを設け、持ち出しリスト44ではどの排出トレーからの持ち出しかを区別して記憶することが好ましい。
【0020】
排出リスト46には、排出トレー8,14に、原稿やプリント済み用紙を排出した時刻、ユーザ名やユーザIDなどのユーザを特定する情報、原稿やプリント済み用紙の枚数などを記憶する。クライアントからユーザがプリントを指示した場合や、インターネットファクシミリの送受信を行った場合、誰の原稿や誰宛のプリント済み用紙であるかが、これらのデータから判明する。これ以外の場合でも、G3ファクシミリの送信やコピーの都度、ユーザのバイオメトリクスデータを入力するようにすると、誰の原稿や誰のプリント済み用紙であるかを、排出リスト46に記載できる。実施例では、コピーやファクシミリ送信の都度、バイオメトリクスデータの入力が必要とし、操作パネル16の主なキーを兼用するように、バイオメトリクスセンサ25を設けているので、コピーやファクシミリ送信の都度、自動的にバイオメトリクスデータを読み取ることも容易である。
【0021】
図2に、実施例での用紙管理プログラム50の構成を示す。このプログラムには、排出リスト46を作成するための命令と、持ち出しリスト44を作成するための命令、並びに用紙センサ30,31の信号と、バイオメトリクスデータの入力状況とを照合して、無断持ち出しを監視し、無断持ち出し時にアラームするための監視命令とを備えている。さらにバイオメトリクスデータをユーザIDなどのユーザを特定する情報へ変換する変換表の作成命令を備えている。これらの命令の内容は、複合機2の構成や動作での説明に準じたものである。
【0022】
図3,図4に実施例の動作を示す。排出リスト46には、排出した用紙の枚数とバイオメトリクスデータから求めたユーザ名やユーザID、並びに排出した時刻が記載される。原稿を排出したのかプリント済み用紙を排出したのかは、例えば特に記載が無い場合はプリント済み用紙を排出したものとし、原稿を排出した場合は「原稿台」などとしてその旨を記載する。
【0023】
持ち出しリスト44には、どのユーザがどの時刻に、排出トレーあるいは原稿台から用紙を、持ち出したかを記載する。用紙センサでは用紙の枚数を正確にカウントすることが困難なので、例えば用紙を全枚数ち出したのか、一部持ち出したのかを記載する。そこで例えば図3の場合、上から3番目の欄に記載されているユーザEが、FAX受信した用紙の後半の一部が欠けていることに気付いたとする。ユーザEの後に排出トレー上の用紙を持ち出したのはユーザCとユーザDであり、この2人に問い合わせると、おそらくユーザCからユーザEの用紙を返してもらえるはずである。またユーザEの受信ファクシミリ原稿の内、前半の部分が欠けているとする。ユーザEの前に排出トレーから用紙を持ち出したのはユーザAなので、ユーザAに問い合わせると、返してもらえるはずである。
【0024】
複合機2で、人の原稿や人のプリント済み用紙を誤って持ち出すのは、ファクシミリ,プリント,コピーなどの作業を別々のユーザに対して同時に行う場合が多い。例えば図3の場合では、ユーザEのファクシミリ受信作業と、ユーザCのコピー作業とが同時に行われ、同じ排出トレーに別のユーザの用紙が積み重なってプリントされるのが原因の場合が多い。実施例では、排出トレー上の原稿やプリント済み用紙をどのユーザが何時持ち出したかを記録し、これと同時に何時(どのユーザのために)何枚の原稿を排出したかのリストを作成するので、これらのリストを対照すると紛失した原稿を探すのが容易になる。持ち出しリストと排出リストは例えば複合機の表示部に並べて表示するが、クライアントの表示部に表示しても良い。
【0025】
図4のフローチャートでは、ステップ1でプリントやファクシミリあるいはコピーすべきデータの発生を待ち、データが発生すると、ユーザID等や時刻並びに原稿の枚数やプリントした用紙の枚数を求めて排出リストに追加する。ユーザIDなどは、コピーやファクシミリ送信の場合、複合機に設けたバイオメトリクスセンサからの入力をユーザID等に変換すればよい。プリントの場合、クライアントからのプリント指令中のユーザID等を用いればよい。インターネットファクシミリの受信の場合、その宛先をユーザIDやユーザ名とすればよい(ステップ2)。用紙センサで原稿やプリント済み用紙の持ち出しを監視し(ステップ3)、持ち出し時にバイオメトリクスデータが未入力であればアラームして、バイオメトリクスデータの入力を促す(ステップ4,ステップ5)。入力されたバイオメトリクスデータをユーザID等に変換し(ステップ6)、持ち出しリストにユーザID等と持ち出し時刻並びに原稿/プリント用紙の種別と、全部持ち出し/一部持ち出しを追加する(ステップ7)。以上のようにして、他人のプリント済み用紙や原稿を誤って持ち出すことを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の複合機のブロック図
【図2】 実施例での、原稿やプリントした用紙の管理プログラムを示す図
【図3】 実施例での、原稿やプリントした用紙の排出リストと、これらの持ち出しリストとを示す図
【図4】 実施例での原稿やプリントした用紙の管理アルゴリズムを示すフローチャート
【符号の説明】
2 複合機
4 複合機本体
6 操作読取部
8 プリント用紙の排出トレー
10 原稿台
12 ADF(自動原稿供給装置)
14 原稿排出トレー
16 操作パネル
18 タッチパネル
20 スタートキー
22 他のキー
24 クライアント
25〜27 バイオメトリクスセンサ
30,31 用紙センサ
32 アラーム部
34 記憶媒体
35 プログラムメモリ
40 変換表
42 バッファ
43 条件・分岐部
44 持ち出しリスト
46 排出リスト
50 用紙管理プログラム

Claims (5)

  1. ハードコピー機能を備えた文書処理装置において、
    用紙排出トレーに第1のバイオメトリクスセンサを、原稿排出トレーに第2のバイオメトリクスセンサを、コピーを指示するための指示部に第3のバイオメトリクスセンサをそれぞれ設けると共に、
    前記複数のバイオメトリクスセンサによりユーザのバイオメトリクスデータを読み取り、該読み取ったバイオメトリクスデータをユーザを特定する情報に変換するための変換手段と、
    前記用紙排出トレーに、プリントした用紙の排出と持ち出しを検出する用紙センサを設けユーザがプリント用紙を該用紙排出トレーから持ち出す際に前記第 1 のバイオメトリクスセンサへ該ユーザのバイオメトリクスデータを入力させ、該バイオメトリクスデータを用いて前記変換手段でユーザを特定する情報に変換して、ユーザの用紙持ち出し実績として記憶する手段と、
    前記原稿排出トレーに、原稿のセット、排出及び持ち出しを検出する原稿センサを設けて、ユーザが原稿を該原稿排出トレーから持ち出す際の前記第2のバイオメトリクスセンサへの入力、あるいは前記原稿セット時の前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を、前記変換手段でユーザを特定する情報に変換し、ユーザの原稿持ち出し実績として記憶する手段と、
    前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を用いて前記変換手段でユーザを特定し、コピーを指示したユーザを特定する情報と、前記原稿センサあるいは用紙センサから得た、原稿を排出したかプリント用紙を排出したかを区別する情報と、該それぞれの排出枚数とを記載した、排出リストを作成する手段と、
    前記用紙あるいは原稿の持ち出し実績から求めた、持ち出したユーザを特定する情報と、持ち出したトレーが用紙排出トレーか原稿排出トレーかを記載した、持ち出しリストを作成する手段、とを設け、
    前記排出リストと持ち出しリストとを対照可能に文書管理装置の表示部に表示するようにしたことを特徴とする、文書処理装置。
  2. バイオメトリクスデータを入力せずに、前記用紙が用紙排出トレーから持ち出されることを検出した際にアラームする、アラーム手段を設けたことを特徴とする、請求項1の文書処理装置。
  3. 複数の前記用紙排出トレーを備え、該複数のトレー毎にそれぞれ前記プリントした用紙の持ち出しを検出する前記用紙センサを設けて、どのトレーからの持ち出しかを前記用紙持ち出し実績に記憶して、前記持ち出しリストに該どのトレーからの持ち出しかを表示することを特徴とする、請求項1または2の文書管理装置。
  4. 前記プリントした用紙の持ち出しを検出する前記用紙センサと前記原稿の持ち出しを検出する前記原稿センサとは、全枚数の持ち出しか一部枚数の持ち出しかをそれぞれ検出するようにし、全枚数を持ち出したか、一部枚数を持ち出しかを、前記持ち出しリストに記載することを特徴とする、請求項1〜3の文書管理装置。
  5. ハードコピー機能を備えた文書処理装置用のプログラムにおいて、
    用紙排出トレーに設けた第1のバイオメトリクスセンサ、原稿排出トレーに設けた第2のバイオメトリクスセンサ、及びコピーを指示するための指示部にに設けた第3のバイオメトリクスセンサのそれぞれで、ユーザのバイオメトリクスデータを読み取り、該読み取ったバイオメトリクスデータをユーザを特定する情報に変換するための命令と、
    前記用紙排出トレーに、プリントした用紙の排出と持ち出しを検出する用紙センサを設けユーザがプリント用紙を該用紙排出トレーから持ち出す際に前記第 1 のバイオメトリクスセンサへ該ユーザのバイオメトリクスデータを入力させ、該バイオメトリクスデータを用いて前記ユーザを特定する情報に変換して、ユーザの用紙持ち出し実績として記憶する命令と、
    前記原稿排出トレーに、原稿のセット、排出及び持ち出しを検出する原稿センサを設けて、ユーザが原稿を該原稿排出トレーから持ち出す際に前記第2のバイオメトリクスセ ンサへの入力、あるいは前記原稿セット時の前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を、ユーザを特定する情報に変換し、ユーザの原稿持ち出し実績として記憶する命令と、
    前記第3のバイオメトリクスセンサへの入力を用いてユーザを特定し、該ユーザを特定する情報と、前記原稿センサあるいは用紙センサから得た、原稿を排出したかプリント用紙を排出したかを区別する情報と、該それぞれの排出枚数とを記載した、排出リストを作成する命令と、
    前記用紙あるいは原稿の持ち出し実績から求めた、持ち出したユーザを特定する情報と、持ち出したトレーが用紙排出トレーか原稿排出トレーかを記載した、持ち出しリストを作成する命令、とを設け、
    前記排出リストと持ち出しリストとを対照可能に文書管理装置の表示部に表示する命令、とを設けたことを特徴とする、文書処理装置用のプログラム。
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