JP4201951B2 - 演出照明装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、光の照射で浴槽の水中内を良好に演出できる演出照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、例えば浴室内などにおいて精神的なヒーリング効果を得るために、光に色を付けて室内を演出できるように構成した装置が存在するが、従来では、蛍光灯とか白熱灯などを用いており、100ボルト電源で作動するものであるため、浴室内での感電を避けるために光ファイバーで光を送るなどの設備が必要であった。
また、従来、白熱灯を位相制御することで、光量を増減させて室内を演出できる装置においては、大掛かりな電源位相制御回路等の制御装置が必要であるという問題点があった。
また、白熱灯で色付きセロファン紙を通して照射することで、様々な色を演出できるように構成した演出装置が存在するが、様々な色を表現するには、セロファン紙円盤の回転制御等を行う必要があり、大掛かりな制御装置が必要になってしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、光ファイバー等を用いる必要がなく、また大掛かりな装置を必要とせず、良好に演出効果のある光を浴槽の水中内に照射できる演出照明装置を提供せんことを目的とし、その要旨は、浴槽の側壁面に複数の水中照明器が取り付けられ、各水中照明器内には複数の色の異なるLEDが内装され、各LEDの発光パルス幅を調節することにより各水中照明器が新たな色合いの光を作り浴槽の水中内に照射できるように構成するとともに、異なる水中照明器から異なる色合いの光を発光できるように構成したことである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の配管及び配線構成図であり、本例では、浴槽内の水中を良好に演出照明できる装置を例示しており、浴室1には浴槽2が設置されて、この浴槽2の側壁面には複数の水中照明器3が取り付けられたものとなっており、また、浴槽2の底側から気泡を噴出させることができるように、噴気口4が浴槽2の底面に設けられたものとなっている。また、浴室1内には壁付け照明器5が設けられており、浴室1の天井には、制御ボックス6が配置されて、制御ボックス6で制御できるように、制御ボックス6と前記水中照明器3は電気的に接続されている。また、制御ボックス6には泡リズムポンプ7が接続されており、泡リズルポンプ7からチューブ8を介し前記噴気口4へ空気を送れるように構成されている。なお、制御ボックス6はリモコン9で操作可能に構成されている。
【0005】
図2は、前記水中照明器3の一例を示す取付状態の断面概略構成図であり、浴槽2の側壁面に開口2aを形成させておき、この開口2aに、パッキン10を介し水密状に水中照明器3が取り付けられて、水中照明器3の浴室内側には透光窓3aが設けられており、水中照明器3内には、例えば3個のLED1,2,3が内装されたものとなっている。
【0006】
このような水中照明器3のLED1,2,3を、前記制御ボックス6内で、例えば図3に示すようにON,OFF制御して、水中照明器3から浴槽内に照射される光の光量を可変することができるものである。即ち、水中照明器3内に同色の複数のLED1,2,3を設けたものにおいては、図3に示すように、LED1をONさせ、さらにLED2もONさせると、光量が増すこととなり、さらにLED3もONさせると、さらに光量を増加させることができ、LEDの点灯数を変化させることにより、自由に浴槽の水中内に照射させる光量を変化させて、光量変化による演出効果を得ることができるものとなる。
【0007】
また、浴槽に複数箇所に同色の複数のLEDからなる水中照明器3,3を図1のように設けて、異なる水中照明器3からそれぞれ異なる光量を発光できるように構成することにより、例えば浴槽内の水中の足元と胴体側で異なる光量とすることができ、入浴者による影になる部分を少なくできて、快適な入浴を楽しむことができるものとなる。また、複数の水中照明器3,3から同じ色合いの光を発光させて、浴槽内の水中を同じ色合いにすることで、あたかも入浴剤を入れたような快適な入浴を楽しむことができるものとなる。また、さらに、制御装置を介し水中照明器3,3の発光箇所を予め設定された時間軸の変化に基づいて変動させることにより、水中の照明を明るくする部分を時間の経過とともに移動させることができ、快適な雰囲気を形成することができ、また、時間軸の変化に基づいて光量を変動させることにより、快適な雰囲気を得ることができるものとなる。
【0008】
なお、水中照明器3内に設けられるLED1,2,3を、それぞれ色の異なる、例えば赤,緑,青の光を発するLEDで構成した場合には、例えば図4に示すように、赤のLEDをONさせると赤色の光を照射させることができ、その状態で、青色のLEDをONさせると、紫色の光を照射できるようになり、適宜赤色のLEDと青色のLEDをON,OFF制御して、赤または青または紫の色合いの光を浴槽内に照射できるものとなり、色合いを変化させて良好な演出効果を得ることができるものとなる。
【0009】
なお、色の異なるLEDからなる水中照明器3を浴槽の複数箇所に設けて、それぞれの水中照明器3,3から異なる色合いの光を発光させるように構成することができ、例えば足元と胴体側で異なる色合いとして、入浴剤では実現できない快適な雰囲気を構成することができるものとなる。また、色合いが異なる部分は色が重なって新しい色合いとなり、浴槽内の水中を多色化させて、より快適な雰囲気が得られるものとなる。さらに、予め設定された時間軸の変化に基づいて色合いまたは発光箇所を変動させて制御することにより、より快適な雰囲気を演出して快適な入浴を楽しむことができるものとなる。
【0010】
なお、さらに、水中照明器3内に、同色の複数のLEDと、色の異なる複数のLEDを備えて構成した場合には、例えば図5に示すように、赤のLEDを1個点灯させることにより、赤の光を照射させることができ、さらにもう1個の赤のLEDを点灯させれば、赤色の光量を増加させることができ、さらにその状態で、青色のLEDを点灯させることにより、赤みがかった紫色の光を照射させることができるものとなり、さらに、青色の点灯数を増加させてゆけば、紫の色合いが青に近づいてゆくこととなり、同色および色の異なる複数のLEDの点灯数及び点灯パターンを適宜制御ボックス6を介して制御させて変化させることにより、照射する光の光量と色合いを自由に可変することができて、光量と色合いの可変による良好な演出効果を得ることができるものとなる。
【0011】
なお、さらに制御ボックス6内の制御により、水中照明器3内のLEDをパルス状に発光させるように構成すれば、図6に示すように、早い(短い)パルスでLEDを発光させれば、人間の目の残存現象により明るく見えることとなり、光量をパルス制御により良好に可変させることができるものとなる。
【0012】
なお、図7には、人間の目で見える状態と、LEDからパルス状に光が発する状態、及びパルス制御の関連を図示しており、LEDをパルス状に発光させると、人間の目は残存現象により連続した光として認識し、パルス幅を適宜調節することにより、人間の目に入る光量を可変できるものとなる。
【0013】
また、水中照明器3内に異なる色の複数のLEDを設けておき、各LEDの発光パルス幅を制御ボックス6で調節することにより、図8に示すように、新たな異なる色合いの光を照射することができるものとなる。即ち、図8のように、赤色のLEDのパルス幅と、青色のLEDのパルス幅を適宜調節して、赤→紫→青への色合いの変化のある光、またはその逆の色合いの変化のある光を、良好に浴槽2内に照射でき、演出効果を高めることができるものとなる。
【0014】
なお、水中照明器3内に異なる色の複数のLEDを設けて、各LEDの発光パルス幅を調節することにより、光量と色合いを良好に可変できて演出幅を拡大させることができるものとなる。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、浴槽の側壁面に複数の水中照明器が取り付けられ、各水中照明器内には複数の色の異なるLEDが内装され、各LEDの発光パルス幅を調節することにより各水中照明器が新たな色合いの光を作り浴槽の水中内に照射できるように構成するとともに、異なる水中照明器から異なる色合いの光を発光できるように構成したことにより、色の異なるLEDをパルス状に発光させて、新たな色合いの光を作り浴槽の水中内に照射させることができ、色の変化による演出効果を得ることができるものとなる。また、水中照明器を浴槽の側壁面に複数設けたことにより、複数箇所でLEDを発光させて入浴者による影になる部分を無くすることができ、快適に入浴できるものとなる。
また、異なる水中照明器から異なる色合いの光を発光できるように構成したことにより、例えば足元と胴体側で異なる色合いとすることができて、入浴剤では実現できない快適な雰囲気を構成することができ、色合いが重なる部分は新たな色合いとなり、浴槽内の水中を多色化して快適な雰囲気が得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水中照明器を取り付けた浴槽を備えた浴室の概略配線構成図である。
【図2】 浴槽の側壁面に取り付けられた水中照明器の概略構成図である。
【図3】 同色の複数のLEDの点灯数を変化させて、照射する光の光量を可変させる制御の説明図である。
【図4】 異なる色のLEDを点灯させて、新たな異なる色合いの光を照射させる場合の制御の説明図である。
【図5】 同色の複数のLEDと、異なる色の複数のLEDを備えて、それらの制御で光量及び色合いを変化させる制御の説明図である。
【図6】 LEDをパルス状に発光させて光量を変化させる制御の説明図である。
【図7】 パルス状に発光させた場合の人間の目の残存現象の説明図である。
【図8】 パルス幅の調節により光の色合いを変化させる制御説明図である。
【符号の説明】
1 浴室
2 浴槽
2a 開口
3 水中照明器(発光部)
3a 透光窓
6 制御ボックス
LED1,LED2,LED3 発光ダイオード
Claims (1)
- 浴槽の側壁面に複数の水中照明器が取り付けられ、各水中照明器内には複数の色の異なるLEDが内装され、各LEDの発光パルス幅を調節することにより各水中照明器が新たな色合いの光を作り浴槽の水中内に照射できるように構成するとともに、異なる水中照明器から異なる色合いの光を発光できるように構成したことを特徴とする演出照明装置。
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JP36193299 | 1999-12-20 | ||
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Publications (2)
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Family
ID=26581332
Family Applications (1)
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- 2000-02-22 JP JP2000045240A patent/JP4201951B2/ja not_active Expired - Fee Related
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