JP4199760B2 - 空気調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルターの清掃を行うことができる空気調節装置に関する。
空気調和機には、室内機のケーシングの吸込口の内面側に沿ってフィルターが設けられている。フィルターは、吸込口から吸引された空気中の塵埃を除去し、ケーシング内に塵埃が侵入するのを防ぐことができる。フィルターが汚れると、目詰まりにより空気調和機の空調能力が低下してしまうので清掃する必要がある。
そこで、フィルター清掃を自動的に行うことのできる空気調和機がある。例えば、特許文献1には、吸込口と吹出口とを備えた本体内に、摺動自在に装着されたフィルターと、同フィルターを往復的に移動させる駆動装置と、前記フィルターが通過する通過口を前後に備え、前記フィルターと接触するように配設されたフィルター清掃部を内設したダストボックスとを設けてなる空気調和機が開示されている。フィルターを往復動させることにより、フィルターの全面をフィルター清掃部で自動的に清掃することができる。
また、エンドレス型の輪状のフィルターと、フィルターを回転移動させる駆動装置と、フィルター清掃手段とを設け、フィルターを回転移動させることにより、フィルターの全面を清掃することのできる空気調和機もある。
特開2005−188808号公報
しかしながら、特許文献1記載の空気調和機では、フィルターが空気調和機の本体全面から飛び出してくるので、見た目が悪い。また、フィルターを飛び出させるためには、ケーシング前面を覆う前パネルに開口を設ける必要があり、見苦しい。
また、エンドレス型のフィルターの場合は、フィルター全長が長くなってしまう。また、輪状であるのでフィルターのみの着脱が困難である。
本発明は、上記課題に鑑み、フィルター清掃のメンテナンスが容易な空気調節装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ケーシングの吸込口の内面側に沿って配された板状のフィルターと、フィルターを移動させる移動経路と、移動経路の途中に配されフィルターを清掃する清掃手段とを備え、移動経路は、吸込口の内面側に沿って形成されると共に、その端部が、ケーシングとその内部に配置される熱交換器との間の空間部でU字状に折り返して形成されることを特徴とする空気調節装置である。上記構成によると、フィルターをケーシング内で移動させる移動経路が確保されているので、フィルターを清掃手段に対して移動させても、フィルターがケーシング外へ突出しない。したがって、前パネルに開口を設ける必要がない。また、フィルターが板状であるので、ケーシングからフィルターのみを取り外しやすい。板状のフィルターであれば、少なくとも吸込口と対向する長さがあればいいので、フィルターの長さがエンドレス型のものに比べて短くてすむ。
移動経路の形態は、フィルターをケーシング内で移動させることができればよい。例えば、吸込口の内面側に沿って形成されると共に、その端部が、ケーシングとその内部に配置される熱交換器との間の空間部で内側又は外側へU字状に折り返して形成してもよい。
移動経路をU字状に折り返して形成する形態について、その折り返す位置は、ケーシングの前方、後方、側方のいずれであってもよいが、前方が好ましい。前方で折り返す形態であれば、フィルターを移動経路に挿入しやすい。また、前方に清掃手段を設けることができるので、フィルターの清掃手段への取付作業がしやすい。
具体的には、熱交換器が、その前後方向の中間部を頂部として側面視で逆V字状に配置された場合、その前方側でケーシングとの間に形成される空間部、又は、後方側でケーシングとの間に形成される空間部において、移動経路のU字状の折り返し部を配置することができる。特に、熱交換器の前方上方側でケーシングとの間に形成される空間部、又は、後方上方側でケーシングとの間に形成される空間部において、移動経路のU字状の折り返し部を配置するのが好ましい
より具体的には、移動経路を、ケーシングの前方上方側の空間部又は後方上方側の空間部に、吸込口の内面側に沿って形成される往路の一部、U字状の折り返し部、及びこれに連続する復路の一部を配置することができる。
本発明によると、フィルターをケーシング内で移動させる移動経路を、吸込口の内面側に沿って形成すると共に、その端部を、ケーシングとその内部に配置される熱交換器との間の空間部でU字状に折り返して形成しているので、フィルターを移動させてもフィルターがケーシング外へ突出せず、見栄えが悪くなることはない。前パネルに開口を設ける必要もない。また、フィルターが板状であるので、ケーシングからフィルターのみを取り外しやすい。フィルターの全長は、エンドレス型のものに比べて短くてすむ。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の空気調和機の室内機の斜視図、図2は同じく空気調和機の断面図、図3は図2の要部拡大図、図4は前パネルを開いた状態の空気調和機の断面図、図5は本実施形態の空気調和機の要部を示す斜視図、図6は同じく空気調和機の要部を示す斜視図、図7はフィルターの斜視図、図8は図7の要部拡大図、図9はフィルターの正面図、図10はA−A断面図、図11はB−B断面図である。
本空気調和機は、室内機1と室外機(図示せず)とから構成される。室内機1は、熱交換器2や室内ファン3等が内装されるケーシング4を備える。図1〜4に示すように、ケーシング4は、その前面開口を開閉自在に支持された前パネル5と、ケーシング4の天面側に、室内空気を吸い込むために格子状に形成された吸込口6と、ケーシング4の前面下部に、熱交換された冷暖気を吹出すために形成された吹出口7とを備える。ケーシング4の前面開口は、後述するフィルター9をケーシング4内へ装着するための開口となる。前パネル5は、その上部がケーシング4の側面に回動自在に固定され、下部を上方へ引き上げることにより、ケーシング4前面を開放することができる。前パネル5の内面には、凸状に***した当接部8が形成される。この当接部8は、後述するガイド片19の前板24と対向する部分に形成され、前パネル5の閉成時において前板24と当接可能とされる。
図2に示すように、ケーシング4内には、吸込口6と対向する位置に配された室内熱交換器2と、室内空気を吸込口6から吸い込み、室内熱交換器2で熱交換された空気を吹出口7から吹出すための室内ファン3とが設けられる。室内熱交換器2は、逆V字状に形成され、その前方上方側に略三角形状の空間ができる。この空間からケーシング4の吸込口6の内面に沿う位置にかけて、フィルター9移動のためのU字状の移動経路Aが設けられる。移動経路Aは、ガイド手段10により形成され、ガイド手段10にフィルター9の両端側が保持される。U字状の移動経路Aの内側には駆動手段11が設けられ、フィルター9を前後方向に往復移動させる。また、移動経路Aの途中に清掃手段12が設けられ、フィルター9の清掃を行う。駆動手段11によりフィルター9を移動させることにより、自動的に清掃を行うことができる。
フィルター9は、右フィルターおよび左フィルターからなり、吸込口6から吸い込んだ空気中のごみや塵を除去する。図7及び図9に示すように、フィルター9は、フィルター網13と、フィルター網13の四方を支持するフィルター枠14とから構成される。フィルター枠14は、側方を支持する縦枠14aと、上方及び下方を支持する横枠14bとから構成される。
図8及び図10に示すように、縦枠14aは、側面視が波形状に形成される。波形状に形成することにより、縦枠14aの内面側には、後述する駆動手段11の従動ギア32と噛み合わせ可能な凹凸が縦方向(長手方向)に形成される。従動ギア32の回転により、フィルター9が前後に移動可能とされる。また、波形状とすることにより、凸部14cの外面側に溝部14dが形成され、凸部14cが肉厚とならずにすむ。したがって、フィルターが縦方向に撓みやすくなるため、フィルター9をU字状に折り返しやすくなる。
縦枠14aの内面側に形成される凹凸面の形状は、従動ギア32の歯と噛み合わせが可能であればよいが、凹凸のピッチと従動ギア32の歯のピッチとを同一にするのが好ましい。歯飛びをより効果的に防止することができる。
また、フィルター枠14内を格子状に区切るようにリブ15が設けられる。リブ15は、フィルター網13と固定され、フィルター網13を支持する。フィルター9の反りや波うちを防止できる。リブ15は、縦方向に配される縦リブ15aと、横方向に配される横リブ15bとから構成される。縦リブ15aは肉薄に形成され、横リブ15bは縦リブ15aに比べて肉厚に形成される。この構成により、フィルター9は、横方向の剛性を維持しつつ、縦方向には容易に屈曲可能とされる。また、図8に示すように、横リブ15bとフィルター枠14の縦枠14aとの間にはスリット16が設けられ、両者は不連続とされる。他の部分よりも剛性が高い縦枠14aと、横リブ15bとを不連続とすることにより、フィルター9の縦方向における屈曲性を保持できる。また、フィルター枠14の素材としては、可撓性のあるものであればよく、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、軟質樹脂などの合成樹脂、ゴム、紙のいずれを用いてもよい。フィルター9が屈曲しやすいので、移動経路Aを移動しやすくなる。
フィルター網13の網素材としては、埃や塵などを除去するプレフィルターと室内の臭いを除去するための脱臭フィルターなどを組み合わせたものか、あるいはいずれか単体のフィルターでも構わない。
ガイド手段10は、ケーシング4の側壁17の内面側、ケーシング4の略中央を前後方向に橋渡しする中央体18の両側面及びガイド片19に設けられる。ガイド手段10は、移動経路Aの内周側をガイドする内レール21と、移動経路Aの外周側をガイドする外レール22とから構成される。ガイド手段10は、ケーシング4の吸込口6に沿った位置10aから、連結部分10b及び前パネル5に沿った位置10cを介し、その端部から後方へ折り返された折り返し位置10dに至るように、U字状に形成される。また、ガイド手段10の前パネル5に沿った位置10cと、その上流側に位置する連結部分10bとはそれぞれ略直線状に形成されており、両者の境目で折曲している。このように形成されたガイド手段10の内レール21と外レール22との間にフィルター9の端部を挟持すれば、フィルター9の移動が略U字状となるように誘導することができる。なお、移動経路Aの長さは、フィルター9を下流側へ移動させたときに、フィルター9の上流側の端部が清掃手段12と対向する位置まで達することのできる長さを有するのが好ましい。フィルター9の上流側の端部まで清掃することができる。
また、ケーシング4の側壁17及び中央体18の前端の一部が切除され、ガイド手段10のうち、前パネル5に沿った位置10cが分断される。この切除部分にガイド片19が設けられる。ガイド片19は、清掃手段12よりもケーシング4の前方側に設けられる。ガイド片19は、ケーシング4の側壁17又は中央体18と平行に配される側板23と、側板23の前端から折曲してケーシング4前面に対向する前板24とから構成される。この側板23の内面に、内レール21及び外レール22が形成され、ガイド手段10の前パネル5に沿った位置10cを形成する。
また、ガイド片19の側板23の上部は後方側へ延設されて、後述する従動ギア32の軸に回動自在に支持される回動部25が形成される。この構成により、ガイド片19は、図4に示すように、回動部25を中心として、下部を手前に引き上げることができる(開回動)。なお、この回動部25の開回動は、手動で行ってもよいが、フィルター9の平面状に戻ろうとする復元力により自然に持ち上がるようにするのが好ましい。ガイド片19を開回動させることにより、ガイド手段10が分断され、移動経路Aが前方に開口する。この開口から移動経路Aにフィルター9を簡単に挿入することができる。
また、この回動部25は、ガイド手段10の前パネル5に沿った位置10cと、その上流側に位置する連結部分10bとの境目である折曲部分に形成される。ガイド手段10の前パネル5に沿った位置10cと、その上流側に位置する連結部分10bとは、それぞれ略直線状に形成されているので、ガイド片19を開回動させて両者を直線状に配することができる。さらにまた、ガイド片19の開回動時に、ガイド片19に形成されたガイド手段10(前パネル5に沿った位置10c)と、ケーシング4に形成されたガイド手段10(連結部分10b)とが直線状に位置した時点で止まるように、ガイド片19の開回動を規制するストッパー20が、ガイド片19の上方に設けられている。ガイド手段10を直線状に配すれば、フィルター9を挿入しやすい。
また、ガイド片19の回動部25と対向する部分には、内レール21が形成されていない。前パネル5を閉めると、前パネル5の当接部8がガイド片19の前板24に当接し、ガイド片19が後方に押されて閉回動し、ガイド片19が閉姿勢となる。このとき、ガイド片19の内レール21の一部が形成されていないと共に、ガイド片19と対向して駆動ギア31が設けられているので、ガイド片19と駆動ギア31とでフィルター9を挟み込み、自動的にフィルター枠14の縦枠14aの凹凸と駆動ギア31の歯とを噛合させることができる。したがって、前パネル5を閉めるだけで、ガイド片19の閉成と駆動ギア31との装着とを連動して行えるので、フィルター9の装着が簡単である。
さらにまた、ガイド片19の側板23の下部は後方側へ延設され、係止部26が設けられる。係止部26の内面側には、突出した凸部27が形成され、ケーシング4の側壁17または中央体18の壁面に設けられた係止穴28に嵌合し、係止される。ガイド片19をケーシング4に固定することができる。
ケーシング4内において、フィルター9の設置領域を区画するための区画壁29が設けられる。室内熱交換器2にフィルター9が接触するのを防げる。また、前パネル5開放時に誤って使用者が触れるのを防ぐことができる。区画壁29は、空気の流通を可能とするために格子状に形成される。区画壁29は、ガイド手段10の外レール22の一部を構成する。詳しくは、区画壁29は、ガイド手段10の折り返し位置10dの外レール22を構成する。このように、区画壁29をガイド手段10として併用することにより、部品点数が多くならないですむ。
駆動手段11は、U字状のガイド手段10の内レール21の内側であって、ガイド片19と対向する位置に設けられる。駆動手段11は、駆動源であるモーター30と、モーター30の出力軸に連結されて回転する駆動ギア31と、駆動ギア31と噛み合って回転する従動ギア32と、駆動ギア31と噛み合って回転するローラーギア33とから構成される。なお、ゴムローラギア33の回転軸には、図示しないギアが取り付けられており、これによりローラーギアは回転可能とされる。従動ギア32、駆動ギア31、ローラーギア33の順に上方から配置される。従動ギア32は、フィルター枠14の凹凸と噛み合わせることにより、フィルター9を前後移動可能とする。また、ローラーギア33は、そのローラー面で、U字状に折り返されてきたフィルター9と接触して摩擦によりフィルター9の移動を補助する。駆動手段11は、ガイド片19と対向する位置に設けられているので、ガイド片19を開回動させてフィルター9を移動経路Aに挿入した後、ガイド片19を閉成する操作を行うだけで、フィルター枠14に形成された凹凸と従動ギア32の歯とを簡単に噛み合わせることができる。
清掃手段12は、フィルター9の移動経路Aの途中であって、ケーシング4の吸込口6の前端に対向する位置よりも下流側に設けられる。吸込口6に対向しているフィルター9の全面を清掃手段12により清掃することができる。また、清掃手段12は、ガイド手段10の連結部分10bに設けられる。連結部分10bは直線状に形成されているので、清掃手段12にフィルター9を取付けやすい。さらに、清掃手段12がケーシング4の前面側に設けられるので、清掃手段12にフィルター9を取付けやすい。
清掃手段12は、吸引部34と、吸引装置35と、吸引部34及び吸引装置35を連結するための筒状の吸引ダクト36とから構成される。吸引部34は、断面形状が略コの字状の上ケース37及び下ケース38から構成され、上ケース37及び下ケース38の凹部を対向させた状態で、ケーシング4の前方を横方向に橋渡しするようにしてケーシング4に固定される。上ケース37と下ケース38との間には隙間があり、この隙間をフィルター9が走行可能とされる。上ケース37及び下ケース38とフィルター9表面との間は、きわめて狭い間隔を保っている。吸引部34の左右両端は開口されている。
吸引装置35は、吸引ファン(図示せず)と、吸引ファンの周囲を覆う吸引カバー39とから構成される。吸引カバー39には、吸引口(図示せず)と排気口40とが開口され、この吸引口と吸引部34の開口とが吸引ダクト36で連結される。排気口40は、室外と連通するダクト(図示せず)に連結される。吸引ファンを回転させることにより、吸引力が発生し、吸引部34でフィルター9の塵埃を吸引することができる。吸引した空気は排気口40より外部に排気される。
また、上ケース37及び下ケース38のそれぞれの側壁の間隔は、フィルター9の横リブ15bの間隔と略同一に設定される。上ケース37及び下ケース38の側壁と、横リブ15bとが重なった場合、吸引部34内が略密閉した空間となるので、吸引力がアップする。なお、清掃手段12として、吸引式のものを用いたが、ブラシによるかきとり式のものであってもよい。
以上の構成によると、フィルター9の清掃時には、駆動手段11によりフィルター9が前方に移動される。このとき、ケーシング4前方でU字状に折り返すようにガイド手段10により移動経路Aが形成されているので、前方移動に伴い、湾曲しながらフィルター9の前端が後方側(下流側)へ誘導される。このように、フィルター9をケーシング4内で移動させる移動経路Aが設けられているので、フィルター9がケーシング4外へ突出しない。したがって、清掃時に前パネル5を開放する必要もない。また、フィルター9が板状であるので、ケーシング4からフィルター9のみを取り外しやすい。
また、フィルター9のフィルター枠14が波状に形成されているので、フィルター枠14が撓みやすくなり、U字状に折り返しやすい。したがって、湾曲した移動経路Aに追随させることができる。
さらにまた、ガイド手段10の一部は、回動自在なガイド片19に設けられているので、ガイド片19を開回動させることにより、ガイド手段10が分断され、移動経路Aが前方に開口する。この開口からフィルター9を挿入することができるので、フィルターを挿入しやすい。
また、ガイド片19を開回動させることにより、ガイド片19に形成されたガイド手段10(前パネル5に沿った位置10c)と、ケーシング4に形成されたガイド手段10(連結部分10b)とが、直線状に配されるので、フィルター9をより簡単に挿入することができる。また、清掃手段12は、直線状に形成されたガイド手段10の連結部分10bに設けられているので、清掃手段12にもフィルター9を挿入しやすい。
また、前パネル5を閉める際には、前パネル5の当接部8がガイド片19の前板24に当接し、ガイド片19が後方に押されて閉回動し、ガイド片19が閉姿勢となる。このとき、ガイド片19と対向して駆動ギア31が設けられているので、自動的にフィルター枠14の凹凸と駆動ギア31の歯とが噛み合わされる。したがって、前パネル5を閉めるだけで、ガイド片19の閉成と駆動ギア31との装着とを連動して行えるので、フィルター9の装着が簡単である。
また、ガイド片19は上方へ回動するよう付勢されるようにしておき、前パネル5の開閉とともに回動するような構成としておけば、ガイド片19を引き上げたり押し込んだりすることなく、前パネルの開閉動作のみでフィルター9とギア32と噛合させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記の実施形態では、空気調和機としては、室内機1と室外機とが分離したセパレート型のものに限らず、一体型のものであってもよい。また、空気調節装置としては、空気調和機に限らず、空気清浄機、イオン発生装置、除湿機、加湿機あるいはファンヒータのいずれであってもよい。
また、上記実施形態では、移動経路Aの両側端に設けたガイド手段10は、内レール21と外レール22とから構成し、内レール21と外レール22との間にフィルター9の側端を挟持させたが、ガイド手段10を1本のレールから構成し、フィルター9の側端にレールと嵌合する溝を設けて誘導するようにしてもよい。
本実施形態の空気調和機の室内機の斜視図 同じく空気調和機の断面図 図2の要部拡大図 前パネルを開いた状態の空気調和機の断面図 本実施形態の空気調和機の要部を示す斜視図 同じく空気調和機の要部を示す斜視図 フィルターの斜視図 図7の要部拡大図 フィルターの正面図 A−A断面図 B−B断面図
符号の説明
A 移動経路
1 室内機
4 ケーシング
5 前パネル
8 当接部
9 フィルター
10 ガイド手段
11 駆動手段
12 清掃手段
13 フィルター網
14 フィルター枠
15 リブ
17 側壁
18 中央体
19 ガイド片
20 ストッパー
21 内レール
22 外レール
23 側板
24 前板
25 回動部
26 係止部
27 凸部
28 係止穴
29 区画壁
30 モーター
34 吸引部
35 吸引装置
36 吸引ダクト

Claims (4)

  1. ケーシングの吸込口の内面側に沿って配された板状のフィルターと、該フィルターを移動させる移動経路と、該移動経路の途中に配され前記フィルターを清掃する清掃手段とを備え、
    前記移動経路は、前記吸込口の内面側に沿って形成されると共に、その端部が、ケーシングとその内部に配置される熱交換器との間の空間部でU字状に折り返して形成され
    前記熱交換器は、その前後方向の中間部を頂部として側面視で逆V字状に配置され、その前方側でケーシングとの間に形成される空間部、又は、後方側でケーシングとの間に形成される空間部において、前記移動経路のU字状の折り返し部が配置されたことを特徴とする空気調節装置。
  2. 前記移動経路は、前記吸込口の内面側に沿って形成されると共に、その端部から内側又は外側にU字状に折り返して形成されることを特徴とする請求項1に記載の空気調節装置。
  3. 前記熱交換器の前方上方側でケーシングとの間に形成される空間部、又は、後方上方側でケーシングとの間に形成される空間部において、前記移動経路のU字状の折り返し部が配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調節装置。
  4. 前記移動経路は、ケーシングの前方上方側の空間部又は後方上方側の空間部に、吸込口の内面側に沿って形成される往路の一部、U字状の折り返し部、及びこれに連続する復路の一部が配置されたことを特徴とする請求項3に記載の空気調節装置。
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