JP4197194B2 - 細胞間接着抑制用経口投与剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天然物エキスを有効成分とし、皮膚疾患の治療・改善および角層トラブルの予防・改善に有用な細胞間接着抑制用経口投与剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
表皮は様々な種類の細胞によって構成されており、角化細胞(ケラチノサイト)が大部分を占める。このケラチノサイトが増殖し、上層に移行するに従い、分化過程(角化)により最外層の角層を形成する。このような表皮の正常な角化および角質層の維持には表皮細胞が重要な役割を果している。
【0003】
表皮におけるこれらケラチノサイトの細胞接着の異常は、水泡症、ある種の角化症などの皮膚疾患の原因であるとも言われている。また、ニキビ、フケ、日焼けによる落屑等の角層トラブルは細胞接着性の亢進により角層の重層化が進むことが原因であることが知られている。
【0004】
これら角層を含む表皮の接着機能装置として代表的なものにデスモゾームがある。デスモゾームは表皮細胞間および角質細胞間の接着に関与している蛋白質集合体であり、この中で直接接着に関与している蛋白質はデスモグレインおよびデスモコリン、特にデスモグレインである。
【0005】
これまでに、唇荒れにおいて生じる角層剥離片、日焼けや乾燥により生じる角層の落屑、ニキビ内角層、フケにおいて、デスモゾーム蛋白質の増加が認められている。したがって、これら角層のトラブルは、デスモゾーム蛋白質の増加による角層接着機能異常が原因であると考えられ、これら角層トラブルの予防改善にデスモゾームによる細胞接着機能をコントロールすることが有効であると考えられる。
【0006】
かかるデスモゾーム蛋白質の量をコントロールする方法として、角層に蓄積したデスモゾーム蛋白質をプロテアーゼにより分解し、ニキビ、フケ、落屑を改善する方法がこれまでに報告されている(特表平7−505383号、WO93/19732、WO95/07687、WO95/07688)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、消費者は近年、医薬品、化粧品、食品等の分野において、天然物を欲する傾向にあり、かかる天然物を有効成分とし、特に経口投与という簡単な方法で、細胞間接着を有効に阻害する剤が求められていた。
【0008】
従って、本発明は、天然物由来の成分を有効成分とし、デスモゾームによる細胞間接着、とりわけ、皮膚において角層トラブルの原因となるデスモゾームの細胞間接着を抑制する経口投与剤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは前記目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、天然物エキスのうちで甘草エキス、ムラサキエキス、トコンエキス、オウレンエキス、オウバクエキス、チョウジエキス、ツボクサエキス、ボダイジュエキス、プロポリスエキスまたはセッケンボクエキスを経口投与すれば、細胞間接着を有効に抑制することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は甘草エキス、ムラサキエキス、トコンエキス、オウレンエキス、オウバクエキス、チョウジエキス、ツボクサエキス、ボダイジュエキス、プロポリスエキスおよびセッケンボクエキスから選ばれる天然物エキスの1種または2種以上を有効成分とする細胞間接着抑制用経口投与剤を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる甘草エキスは、甘草より極性溶媒で抽出したもの、極性溶媒で抽出したのち有機溶媒で転溶して得た有機溶媒可溶部分、あるいは甘草より有機溶媒で抽出したもののいずれでもよい。極性溶媒の例としては、メタノール、エタノール等の低級アルコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール、アセトン、メチルエチルケトン等の脂肪族ケトン、水またはこれらの2種以上の混合物が挙げられ、有機溶媒としては酢酸エチル等のエステル類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ノナンおよびデカン等の炭化水素溶剤または、これらの2種以上の混合物が挙げられる。特に、エタノールと水との混合溶媒で抽出したのち、酢酸エチルで転溶したものが好ましい。
甘草には多くの種類があり、抽出に用いる種はいずれでもかまわないが、中でもGlycyrrhiza glabra Linne, Glyoyrrhiza ularensis Fisher, Glycyrrhizainflata Bat. またはその他の同族種を用いるのが好ましく、特に根および走下茎を用いるのが好ましい。
【0012】
本発明で用いるムラサキエキスはムラサキ(Lithospermum erythrorhizon)、Macrotomia euchroma またはその他のムラサキ科植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、根または根茎が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0013】
本発明で用いるトコンエキスはCephaelis ipecacuanha またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、根または根茎が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0014】
本発明で用いるオウレンエキスは黄連(Coptis japonica)またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、根または根茎が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0015】
本発明で用いるオウバクエキスは黄柏(Phellodendron amurense)またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、樹皮が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0016】
本発明で用いるチョウジエキスは丁字(Syzygium aromaticum)またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、蕾が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0017】
本発明で用いるツボクサエキスは積雪草(Centella asiatica)またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、葉または茎が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0018】
本発明で用いるボダイジュエキスはフユボダイジュ(Tilia cordata)、ナツボダイジュ(Tilia platyphyllos)またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、花が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0019】
本発明で用いるプロポリスエキスはミツバチが近隣植物から収集した樹脂状物質であるプロポリスより抽出されたものであり、抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0020】
本発明で用いるセッケンボクエキスはキラヤ(Quillaya saponaria)またはその同属植物より抽出されたものであり、抽出部位は特に限定されないが、樹皮が好ましい。抽出溶媒としては上記の甘草エキスと同様のもの等を用いることができ、特に限定されないが、水、エタノール、プロピレングリコールおよびブチレングリコールを単独、または、二種以上の混合液で抽出したものが好ましい。
【0021】
これらの天然物エキスのうち、甘草エキス、特にエタノールと水との混合溶媒で抽出した後、酢酸エチルで転溶した甘草エキスが好ましい。
【0022】
本発明の細胞間接着抑制用経口投与剤は細胞間接着が亢進することにより生じる種々の疾患に対して有用であり、特に水泡症、角化症、角化不全症、ニキビ、フケ、肌荒れ、唇荒れ等の皮膚における細胞間接着の亢進が原因となる疾患に対し、特に有効である。本発明の細胞間接着抑制用経口投与剤は、天然物エキスそのものであってもよく、また散剤、顆粒剤、カプセル剤、丸剤、錠剤等の固形製剤、または水剤、懸濁剤、乳剤等の液剤等に製剤化したものでもよい。天然物エキスを製剤化する場合は、経口投与剤に一般に用いられる、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、コーティング剤、基剤、懸濁化剤、乳化剤、保湿剤、保存剤、安定剤、界面活性剤、矯味剤等を添加し、常法にしたがって製造することができる。上記天然物エキスは乾燥固形物として、細胞間接着抑制用経口投与剤中に、例えば0.001〜30重量%、特に0.01〜10重量%配合されることが好ましい。また経口投与する場合、天然物エキスまたは製剤を食品に混合、溶解、分散させてもよい。天然物エキスの成人1人当りの1日の投与量は、乾燥固形分として例えば1〜1000mg、特に10〜500mgであることが好ましい。
【0023】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は何らこれらの実施例に限定されるものではない。
【0024】
製造例1 甘草エキス調製方法:
甘草(Glycyrrhiza glabra Linne)の根を細切し、その5gに水とエタノールとの混液(5:95)15mlを加え、浸漬した。これを濾過し、得られた抽出液を濃縮し、固形分325mgを得た。これに酢酸エチル10mlを加え、再び濾過を行い不溶分を除去し、甘草エキスを得た。この甘草エキスを濃縮したところ、その固形分は56mgであった。
【0025】
製造例2 ムラサキエキス調製方法:
ムラサキ(Lithospermum erythrorhizon Siebold et Zuccarini の根)を細切し、その5gにエタノール15mlを加え、浸漬した。これを濾過し、ムラサキエキスを得た。このシコンエキスを濃縮したところ、その固形分は228mgであった。
【0026】
製造例3 トコンエキス調製方法:
吐根(Cephaelis ipecacuanha A. Richardの根)を細切し、その5gに水とエタノールとの混液(2:8)15mlを加え、浸漬した。これを濾過し、トコンエキスを得た。このトコンエキスを濃縮したところ、その固形分は169mgであった。
【0027】
製造例4 オウレンエキス調製方法:
オウレン(Coptis japonica)の根および根茎を細切し、その1gに水とエタノールとの混液(70:30)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、オウレンエキスを得た。
【0028】
製造例5 オウバクエキス調製方法:
オウバク(Phellodendron amurense)の樹皮を細切し、その1gに水とエタノールとの混液(50:50)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、オウバクエキスを得た。
【0029】
製造例6 チョウジエキス調製方法:
丁字(Syzygium aromaticum)の蕾を細切し、その1gに水とエタノールとの混液(70:30)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、チョウジエキスを得た。
【0030】
製造例7 ツボクサエキス調製方法:
積雪草(Centella asiatica)の葉および茎を細切し、その1gに水とプロピレングリコールとの混液(50:50)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、得られた抽出液を濃縮し、積雪草エキスを得た。
【0031】
製造例8 ボダイジュエキス調製方法:
フユボダイジュ(Tilia cordata)の花を細切し、その1gに水とプロピレングリコールとの混液(58:42)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、ボダイジュエキスを得た。
【0032】
製造例9 プロポリスエキス調製方法:
プロポリス1gに水とエタノールとの混液(30:70)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、プロポリスエキスを得た。
【0033】
製造例10 セッケンボクエキス調製方法:
キラヤ(Quillaya saponaria)の樹皮を細切し、その1gに水とプロピレ ングリコールとの混液(50:50)10mlを加え、浸漬した。これを濾過し、セッケンボクエキスを得た。
【0034】
試験例1 角層中のデスモグレインの定量:
製造例1で得られた甘草エキスの固形物をオリーブオイルに溶解して1%溶液とした。雌の8週齢のヘアレスラット6匹を3匹ずつ2群に分け、第1群には上記1%溶液を、ゾンデを用いて1日1回0.5mlずつ1ケ月間経口投与した。投与終了後、背部の片側半分に600mJ(約2MED相当)のUVBを照射した。第2群には、オリーブオイルをゾンデ用いて1日1回0.5mlずつ1ケ月間経口投与し、以下第1群と同様の処理を行った。UVB照射3日後に、シアノアクリレート接着剤をスライドグラス(10×20mm)に塗布し、UVB照射部および非照射部に押しつけて角層をストリッピングした。次いでジメチルホルムアミドにて接着剤を溶解し、凍結乾燥して乾燥角層サンプルとした。上記乾燥角層サンプル500mgにトリス塩酸緩衝液(9M尿素、2%SDS、5%2−メルカプトエタノール、10mMp−APMSF[(p−アミジノフェニル)メタンスルフォニルフルオリド]、100μMアプロチニン、pH9.0)500μlを加え、37℃で12時間インキュベーションして蛋白質を抽出した。次いで上記蛋白質抽出液をSDS電気泳動し、メンブランに転写後、抗デスモグレイン抗体にてウェスタンブロットを行い、検出バンドを定量して抽出蛋白質当りのデスモグレイン量を測定した。結果を図1に示す。
【0035】
第1群のUVB非照射部は、第2群のUVB非照射部と比較して、デスモグレイン量が平均約35%減少した。また第2群においては、UVB照射部はUVB非照射部と比較してデスモグレイン量が約1.5倍であるのに対し、第1群においては、UVB照射部とUVB非照射部とでデスモグレイン量にほとんど差が認められなかった。これより、甘草エキス投与群(第1群)では、UVB非照射の場合デスモグレイン量が減少し、UVBを照射した場合でもデスモグレイン量が増加しないことが確認された。
【0036】
試験例2 HE染色による組織観察:
試験例1で得られたラット皮膚のHE染色切片を作成し、表皮組織を観察した。その結果、UVB非照射部では、第1群と第2群とで顕著な相違は認められなかった。一方UVB照射部では、第2群では表皮が肥厚し、部分的な角層の接着亢進が認められたのに対し、第1群では表皮の肥厚及び角層の接着性亢進は、第2群の場合より抑制されていた。
【0037】
実施例1
甘草エキス(固形分)500g、ヒドロキシプロピルセルロース800g、軽質無水ケイ酸200g、乳糖500g、結晶セルロース500g及びタルク500gを常法により直径9mm、重量200mgの錠剤とした。
【0038】
実施例2
ムラサキエキス(固形分)1000g、結晶セルロース1000g、乳糖1500g及び軽質無水ケイ酸200gを常法によりカプセル剤とした。
【0039】
実施例3
トコンエキス(固形分)200g、乳糖200g、ヒドロキシプロピルセルロース300g及びタルク15gを常法により顆粒剤とした。
【0040】
【発明の効果】
本発明の細胞間接着抑制用経口投与剤は、水泡症、角化症、角化不全症、ニキビ、フケ、肌荒れ、唇荒れ等の各種皮膚疾患の治療・改善や角層トラブルの予防・改善に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアレスラットに甘草エキス溶液等を経口投与し、UVB照射、非照射の場合のデスモグレイン量を表わす図である。
Claims (1)
- 甘草より低級アルコールと水との混合溶媒で抽出したのち、酢酸エチル、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ノナン及びデカンから選ばれる有機溶媒で転溶して得られる甘草エキスを有効成分とする皮膚における細胞間接着抑制用経口投与剤。
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