JP4196813B2 - 画像符号化装置及び方法、並びに画像復号装置及び方法 - Google Patents

画像符号化装置及び方法、並びに画像復号装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、XYZ色空間の画像を符号化して符号化コードストリームを生成する画像符号化装置及びその方法、並びに生成された符号化コードストリームを復号する画像復号装置及びその方法に関する。
従来の代表的な画像圧縮方式として、ISO(International Standards Organization)によって標準化されたJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式がある。これは、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform;DCT)を用い、比較的高いビットが割り当てられる場合には、良好な符号化画像及び復号画像を供することが知られている。しかし、ある程度以上に符号化ビット数を少なくすると、DCT特有のブロック歪みが顕著になり、主観的に劣化が目立つようになる。
一方、近年では画像をフィルタバンクと呼ばれるハイパス・フィルタとローパス・フィルタとを組み合わせたフィルタによって複数の帯域に分割し、各帯域毎に符号化を行う方式の研究が盛んになっている。その中でも、ウェーブレット変換符号化は、DCTのように高圧縮でブロック歪みが顕著になるという欠点がないことから、DCTに代わる新たな技術として有力視されている。
2001年1月に国際標準化が完了したJPEG−2000方式は、このウェーブレット変換に高能率なエントロピー符号化(ビットプレーン単位のビット・モデリングと算術符号化)を組み合わせた方式を採用しており、JPEG方式に比べて符号化効率の大きな改善を実現している(例えば下記特許文献1参照)。また、JPEG方式では8ビットまでしか対応していないのに対して、JPEG−2000方式では38ビット(1コンポーネント当たり)まで対応しているという特徴がある。
特開2002−165098号公報
ここで、JPEG方式では一般的に色空間としてYCbCrが用いられるが、JPEG−2000方式では拡張方式としてsYCC,sRGB,Lab,XYZ等の様々な色空間をファイルフォーマットとして扱うことが可能である。特に、最も色空間の色域が大きいCIE XYZ色空間を、デジタルシネマの規格化団体であるDCI(Digital Cinema Initiatives)が採用することがほぼ決まっており、XYZ色空間の画像を高能率に圧縮・伸張する技術の開発が期待されているが、未だこのような技術は提案されていないのが現状であった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、XYZ色空間の画像を例えばJPEG−2000方式により高能率に圧縮符号化して符号化コードストリームを生成する画像符号化装置及びその方法、並びに生成された符号化コードストリームを復号する画像復号装置及びその方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る画像符号化装置及びその方法は、XYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を、無彩色を表す点を中心とした座標系のコンポーネント信号に変換する色変換手段と、上記色変換手段による色変換後の各コンポーネント信号とY信号とを符号化する画像符号化手段とを備え、上記色変換手段は、Z信号からY信号を減算して2で除算することにより第1のコンポーネント信号Y1を生成する(Y1=(Z−Y)/2)と共に、X信号からY信号を減算して2で除算することにより第2のコンポーネント信号Y2を生成し(Y2=(X−Y)/2)、Y信号は未処理のままコンポーネント信号Y0として、上記3つのコンポーネント信号Y0,Y1,Y2を上記画像符号化手段により圧縮符号化する。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像復号装置及びその方法は、上述のような画像符号化装置及びその方法によって生成された符号化コードストリームを復号するものであって、上記符号化コードストリームを復号する画像復号手段と、上記画像復号手段による復号後の各コンポーネント信号をXYZ色空間の座標系に逆変換する色逆変換手段とを備え、上記色逆変換手段は、上記第1のコンポーネント信号Y1に2を乗算してY信号Y0を加算することによりZ信号を復元する(Z=2×Y1+Y0)と共に、上記第2のコンポーネント信号に2を乗算してY信号を加算することによりX信号を復元する(X=2×Y2+Y0)。
ここで、上記色逆変換手段は、上記第1のコンポーネント信号に2を乗算してY信号を加算することによりZ信号を復元すると共に、上記第2のコンポーネント信号に2を乗算してY信号を加算することによりX信号を復元する。
本発明に係る画像符号化装置及びその方法、並びに画像復号装置及びその方法では、XYZ色空間の画像を符号化・復号する際に、XYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を無彩色を表す点を中心とした座標軸の信号に変換するため、自然画像のような無彩色が多い画像については値が0である割合が多くなり、圧縮効率を向上させることが可能となる。色変換後のコンポーネント信号は、復号側において元のXYZ色空間のコンポーネント信号に復元することが可能である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、XYZ色空間の画像を例えばJPEG−2000方式により高能率に圧縮符号化して符号化コードストリームを生成する画像符号化装置及びその方法、並びに生成された符号化コードストリームを復号する画像復号装置及びその方法に適用したものである。
具体的な実施の形態について説明する前に、ここでは先ずXYZ色空間について簡単に説明する。
パーソナルコンピュータ等のディスプレイで表示されている画像の色空間はRGBである。RGBは光の3原色であるが、RGB色空間では自然界に存在する色の全てを表現することはできないことが知られている。例えば、青紫系〜黄緑系の単色光の色を表現するにはRの光を負の値にする必要があるが、RGBは何れも正の値しかとることができないため、このような色を表現することは事実上不可能である。
原色の混合量という考え方で色を表現する場合に負の値をとることには問題があるため、全ての色を正の値で表現できるような仮想の3原色を導入し、これをXYZ表色系と命名した。これは、手続き上ではRGBが負にならないように数学的な変換を行うことになる。
XYZ表色系では、Yは「視感反射率」という明るさ感を示す。XYZとRGBとは同じものではないが、Xが大きくなるとRGBのうちRが最も大きな影響を受ける。同様にYではGが、ZではBが大きな影響を受ける。したがって、色の変化としては、Xを大きくすると赤みが増し、Yを大きくすると緑みが増し、Zを大きくすると青みが増す傾向にある。
なお、印刷インクに使用されている3原色は、マゼンタ,シアン,イエローであるが、これらの印刷に用いる減法混色の3原色のXYZ値は以下のような値に設定されている。
マゼンタ:X=34.61、Y=19.30、Z=23.59
シアン :X=23.16、Y=28.47、Z=66.93
イエロー:X=68.23、Y=78.03、Z=22.88
また、以下の式(1)〜(3)に示すように、RGBの三刺激値から等色関数の変換係数により、XYZの三刺激値に変換することができる。
Figure 0004196813
ここで、Yの変換式はRGB表色系の輝度を求める式(Y=R+4.5907G+0.0601B)と同じである。つまり、三刺激値XYZのうちYを求めると、それが輝度そのものであるため、非常に便利であることが分かる。
以上まとめると、Xは赤に近く明るさが0の色、Yは緑に近く明るさを持つ色、Zは青に近く明るさが0の色ということになる。
RGB色空間の色域とXYZ色空間の色域とを図1に示す。この図1から分かるように、XYZ色空間の色域はRGB色空間の色域よりも範囲が広い。以下に説明する画像符号化装置及び画像復号装置では、このようにRGB色空間よりも広い色域を有するXYZ色空間の画像を高能率に圧縮・伸張する。
(1)第1の実施の形態
先ず、第1の実施の形態における画像符号化装置の構成及び動作について説明する。図2は、第1の実施の形態における画像符号化装置1の概略構成を示したものである。図2に示すように、画像符号化装置1は、入力されたX,Y,Zの3つのコンポーネント信号に対して所定の変換を施す色変換部10と、変換後の信号をJPEG−2000方式に従って圧縮符号化する画像符号化部20とから構成されている。この画像符号化部20は、JPEG−2000規格書(参考文献:IS0/IEC 15444-1, Information technology-JPEG 2000, Part 1:Core coding system)に記載されたPart-1準拠のエンコーダの機能を有していればよく、ハードウェアであってもソフトウェアであっても構わない。
上述したように、X,Y,Zの3つのコンポーネント信号のうち、明るさを持つのはYのみであり、XとZは明るさが0である。これは、R,G,Bのそれぞれが明るさとして0以外の値をとることができるのと比べて大きく異なっている。したがって、XYZ色空間の画像を例えばJPEG−2000方式に従って符号化する場合、RGB色空間の画像の場合と同様に、直接XYZ色空間の画像を入力して圧縮符号化しても、高い符号化効率を得ることができない虞がある。
そこで、第1の実施の形態における画像符号化装置1では、画像符号化部20の前段に色変換部10を設けており、XYZ色空間の画像を高能率に圧縮符号化できるように、X,Y,Zの3つのコンポーネント信号に対して所定の変換を施す。
この色空間部10は、図2に示すように、演算部11,12と、除算部13,14とから構成されている。減算部11はZからYを減算し、除算部13はこの減算結果(Z-Y)を2分の1に除算し、除算結果((Z-Y)/2)をコンポーネント信号Y1として画像符号化部20に供給する。なお、除算部13では、2分の1の除算を行う代わりに、1ビット右シフトのシフト演算を行うようにしても構わない。また、演算部12は、XからYを減算し、除算部14はこの減算結果(X-Y)を2分の1に除算し、除算結果((X-Y)/2)をコンポーネント信号Y2として画像符号化部20に供給する。なお、除算部14においても、2分の1の除算を行う代わりに、1ビット右シフトのシフト演算を行うようにしても構わない。X,Y,Zの3つのコンポーネント信号の中で、唯一明るさを持つYは未処理のままコンポーネント信号Y0として画像符号化部20に供給される。以上の色変換を式に表すと、以下の式(4)〜(6)のようになる。
Figure 0004196813
画像符号化部20は、この変換後の3つのコンポーネント信号Y0,Y1,Y2をJPEG−2000方式に従って圧縮符号化して符号化コードストリームを生成し、生成した符号化コードストリームを出力する。
以下、色変換部10の構成の技術的な理由、背景について説明する。
以下の式(7)〜(9)に示すように、XYZ三刺激値の全ての和に対するX,Y,Zの比率をそれぞれx,y,zと定義する。
Figure 0004196813
このxy色度図上でX−Y=0,Z−Y=0を表すと、図3のように、点(0、0)及び点W(x=0.333、y=0.333)を通る直線と、点(1、0)及び点W(x=0.333、y=0.333)を通る直線とで表され、X−Y,Z−Yは、Wを交点とする座標軸に変換される。便宜上、このWを無彩色点という。上述した式(4)〜(6)は、X及びZをW(無彩色点)を中心とした座標系のコンポーネント信号に変換するものということもできる。
ここで、無彩色について簡単に説明する。色は大まかに有彩色と無彩色との2つに分類することができる。有彩色は、色み(色相),明るさ(明度)及び鮮やかさ(彩度)を持つ色である。例えば、赤を例に挙げて説明すると、明るい赤、或いは暗い赤という明るさの性質の他に、黄色よりの赤、或いは紫よりの赤という色みの性質や、鮮やかな赤、或いは鮮やかでない赤という鮮やかさの性質で表示される。一方、無彩色は、明るさ(明度)のみで表される色である。明るい〜暗い、つまり白〜灰色〜黒の範囲で、色みも鮮やかさも持たない特徴があるため、他の色に影響することがないことが知られている。
自然画像は無彩色が多いことが一般に知られている。無彩色は、式(5)からY1=(Z−Y)/2=0、式(6)からY2=(X−Y)/2=0となるため、圧縮効果が向上することが理解できる。また、0とはならなくても、無彩色に近い場合にはY1,Y2の値が小さくなるため、X,Y,Z自体を圧縮する場合よりも圧縮率を向上させることができる。
このように、画像符号化装置1では、XYZ色空間の画像を符号化する際に、XYZ色空間の画像の各コンポーネント信号を無彩色点を中心とした座標軸の信号に変換するため、自然画像のような無彩色が多い画像については値が0に変換される割合が多くなり、圧縮効率を向上させることが可能となる。
(1−2)変形例
画像符号化装置1に入力されるXYZ色空間の画像は、既にガンマ補正が施されたものである場合がある。ここで、ガンマ補正とは、簡単には、計算機の出すデジタル信号がアナログ信号になってブラウン管に映るときの変化を修正する技術である。横軸を入力の強さ、縦軸を明るさとして図示すると、本来は明るさが入力の強さに正比例して右肩上がりの直線になるべきであるが、実際にブラウン管に信号を入れてみると、明るさは入力に正比例せずに、グラフ上では曲線になる。この曲り具合を表すのがガンマ値であり、数字が大きいほど曲線の曲り具合が大きくなる。ラフ上で直線になるような入力と明るさが正比例の関係をガンマ値1.0とすると、およそガンマ値2.2ぐらいになる程度まで加減するのが一般的とされている。
このように、XYZ色空間の画像に対して既にガンマ補正が施されていた場合には、画像符号化部20の前でガンマ補正の影響を除いておくことが必要である。
そこで、このような場合には、図4に示す画像符号化装置2のように、画像符号化部20の前段にガンマ逆補正部30を設けることで、ガンマ逆補正を施すことが可能となる。例えば、ガンマ係数が2.4である場合、ガンマ逆補正部30は、以下の式(10)〜(12)に従ってガンマ逆補正を施すことができる。
Figure 0004196813
ガンマ逆補正後のXYZ画像は、上述と同様に、色変換部10で色変換処理を施すことができる。なお、色変換を省略する場合には、画像符号化部20に直接入力するようにしても構わない。
(2)第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態として図5に示す画像符号化装置3は、基本構造を図2に示した画像符号化装置1と同様とするが、コンポーネント毎の重み係数を用いて目標符号量に合うようにレート制御を行うレート制御部21を有する点に特徴を有している。したがって、先に図2に示した画像符号化装置1と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
レート制御部21の詳細な構成を図6に示す。図6に示すように、レート制御部21は、符号化パス毎の量子化係数歪みを計算する符号化パス量子化係数歪み計算部22と、符号化パス毎の歪み量を計算する符号化パス歪み量計算部23と、符号化パス毎の符号量を計算する符号化パス符号量計算部24と、符号化パス毎のRD(Rate-Distortion)傾き値(レート歪み傾き値)を算出する符号化パスRD傾き値算出部25と、符号量を計算する符号量計算部26と、符号量を制御する符号量制御部27とから構成されている。
ここで、画像符号化部20では、入力画像をウェーブレット変換して、生成されたウェーブレット変換係数をスカラ量子化する。ウェーブレット変換では、通常図7に示すように低域成分が繰り返し変換されるが、これは画像のエネルギの多くが低域成分に集中しているためである。このことは、図7(A)に示す分割レベル=1から図7(B)に示す分割レベル=3のように、分割レベルを進めていくに従って、同図のようにサブバンドが形成されていくことからも分かる。ここで、図7(B)におけるウェーブレット変換の分割レベルは3であり、この結果計10個のサブバンドが形成されている。
得られた量子化係数は、サブバンド毎にエントロピー符号化の処理単位である所定の大きさ(例えば32×32、64×64)の矩形ブロック(以下、コードブロックという。)に分割される。ここで、サブバンド中のコードブロックの位置関係を図8に示す。この図8は、3回ウェーブレット変換した各サブバンドが64×64のサイズのコードブロックに分割される様子を示したものである。
そして、コードブロック毎の量子化係数は、MSB(Most Significant Bit)からLSB(Least Significant Bit)までのビットプレーンに展開される。このビットプレーンの概念について図9を用いて説明する。図9(A)は、縦4個、横4個の計16個の係数からなる量子化係数を仮定したものである。この16個の係数のうち絶対値が最大のものは13であり、2進数表現では1101となる。したがって、係数の絶対値のビットプレーンは、図9(B)に示すような4つのビットプレーンから構成される。なお、各ビットプレーンの要素は、全て0又は1の数をとる。一方、量子化係数の符号は、−6が唯一負の値であり、それ以外は0又は正の値である。したがって、符号のビットプレーンは、図9(C)に示すようになる。
その後、コードブロック毎にJPEG−2000規格で規定されたEBCOT(Embedded Coding with Optimized Truncation)と呼ばれるエントロピー符号化であるビットモデリングと算術符号化とが動作される。EBCOTでは、MSB側のビットプレーンから順番に、各ビットプレーンを以下の(a)〜(c)に示す3種類の符号化パスに分割して、ビットモデリング及び算術符号化を行うことになっている。
(a) Significance Propagation Pass
(b) Magnitude Refinement Pass
(c) Clean Up Pass
3つの符号化パスの用いられる順序を図10に示す。図10に示すように、先ずビットプレーン(n−2)(MSB)がClean Up Pass(以下、適宜CUパスという。)によって符号化される。続いて、順次LSB側に向かい、各ビットプレーンが、Significance Propagation Pass(以下、適宜SPパスという。)、Magnitude Refinement Pass(以下、適宜MRパスという。)、CUパスの順序で用いられて符号化される。
図6に戻って、符号化パス歪み量計算部23以外の各部には、コードブロック毎の符号化パスの情報Codingpass[n](0≦n≦All_codingpass)が供給される。この符号化パスを実際に符号化することで、各符号化パスの符号量が発生すると共に、符号化パスの歪み値を計算することも可能となる。以下、詳細に説明する。
符号化パス毎の量子化係数として、コードブロック内の位置kの量子化係数をs[k]とする。また、符号化パス(n)(0≦n≦X-1、コードブロックにX個の符号化パスが存在していると仮定)以降の下位ビット(LSB方向)を全て切り捨てた場合の係数をs'[n][k]とする。符号化パス量子化係数歪み計算部22は、以下の式(13)に示すように、このs'[n][k]とs[k]との差の2乗について、そのコードブロックに存在するサンプル数分の総和を求め、この量子化係数歪みの総和SSE[n]を符号化パス歪み量計算部23に供給する。
Figure 0004196813
符号化パス歪み量計算部23は、以下の式(14)に示すように、符号化パス(n)についての量子化係数歪みの総和SSE[n]にコンポーネント信号Y0,Y1,Y2毎に設定された重み係数Wcの2乗を乗算することで、符号化パス(n)に対する歪み量D[n]を算出し、この歪み量D[n]を符号化パスRD傾き値算出部25に供給する。ここで、重み係数Wcの2乗を総和SSE[n]に乗算するのは、一般に歪み量が量子化ステップサイズの2乗に比例することが知られているからである。なお、この重み係数Wcは、出力する画像の絶対値歪が最小となるように設定することが好ましい。
Figure 0004196813
一方、符号化パス符号量計算部24は、符号化パスを実際に符号化し、得られた符号化コードストリームのデータ長(例えばバイト長)ΔR[n]を符号化パスRD傾き値算出部25に供給する。
符号化パスRD傾き値算出部25は、以下の式(15)に従って符号化パス(n)のRD傾き値RD[n]を算出し、このRD傾き値RD[n]を符号量計算部26に供給する。
Figure 0004196813
ここで、式(15)におけるΔD[n]は、コードブロック内の全符号化パスの中で、符号化パス(n)の符号を符号化コードストリームに含めた場合に削減される歪み量であり、以下の式(16)のように定義することができる。
Figure 0004196813
符号量計算部26は、目標符号量制御のためのRD傾き値の閾値RD_thを参照して、閾値RD_th以上のRD[n]値を持つ、すなわち以下の式(17)を満たす1画面内の全てのコードブロックの全ての符号化パス(n)を選択する。そして符号量計算部26は、式(17)の条件に合致した1画面内の全てのコードブロックの全ての符号化パス(n)の符号量C_allを符号量制御部37に供給する。
Figure 0004196813
符号量制御部27は、最終的な符号化コードストリームの目標符号量C_targetに合うように、符号量C_allを参照しながら符号化パスを選択する。選択する順番としては、最もRD傾き値RD[n]が大きいものから小さいものへの順番で行うのが一般的である。この結果、符号量制御部27は、最終的に目標符号量の符号化コードストリームを出力することができる。
ところで、上述した手法では、符号量計算部26で式(17)の条件に合致した1画面内の全てのコードブロックの全ての符号化パス(n)の符号量C_allを計算するため、符号量C_allが目標符号量を超えるほど、無駄が生じることになる。
そこで、RD傾き値RD[n]が大きい符号化パスから順番に符号化コードストリームに含めていき、符号化コードストリームに含まれた符号量が目標符号量に達した時点で符号化制御を終了するようにしても構わない。これは、符号量計算部26と符号量制御部27とを同時並行的に動作させることで実現可能である。
また、図11に示すように、低域サブバンドから高域サブバンドへの順番に、且つRD傾き値RD[n]が大きい符号化パスから小さい符号化パスへの順番に符号化コードストリームに含めるようにすれば、画像にとってより重要な情報が含まれている低域から優先的に情報が含まれるため、同じ情報量でも主観画質が向上するという効果がある。なお、図11においてL,Hはそれぞれ低域,高域を表し、L,Hの前の数字は分割レベルを表す。すなわち、例えば1LHは、水平方向が低域で垂直方向が高域である分割レベル=1のサブバンドを表す。
また、画像が輝度情報と色差情報とから構成されていた場合には、輝度情報から色差情報への順番に、且つRD傾き値RD[n]が大きい符号化パスから小さい符号化パスへの順番に符号化コードストリームに含めるようにすれば、画像にとってより重要な情報が含まれている輝度情報から優先的に情報が含まれるため、同じ情報量でも主観画質が向上するという効果がある。
なお、上述した説明では、符号化パス単位でレート制御を行うものとして説明したが、レート制御部21では、ビットプレーン単位でレート制御を行うようにしても構わない。
(3)第3の実施の形態
続いて、第3の実施の形態における画像復号装置の構成及び動作について説明する。図12は、第3の実施の形態における画像復号装置4の概略構成を示したものである。図12に示すように、画像復号装置4は、入力した符号化コードストリームをJPEG−2000方式に従って伸張復号する画像復号部40と、この画像復号部40から供給された3つのコンポーネント信号に対して所定の変換を施す色逆変換部50とから構成されている。
画像復号部40は、符号化コードストリームをJPEG−2000方式に従って復号伸張し、復号後の3つのコンポーネント信号Y0,Y1,Y2を色逆変換部50に供給する。
色逆変換部50は、図12に示すように、乗算部51,52と、加算部53,54とから構成されている。乗算部51は、Y1を2倍に乗算し、加算器53は、この乗算結果(2xY1)とY0とを加算し、この加算結果であるZを出力する。また、乗算部52は、Y2を2倍に乗算し、加算器54は、この乗算結果(2xY2)とY0とを加算し、この加算結果であるXを出力する。なお、Y0は、そのままYとして出力される。以上の色変換を式に表すと、以下の式(18)〜(20)のようになる。
Figure 0004196813
このように、画像復号装置4によれば、画像符号化装置で無彩色を表す点を中心とした座標軸に変換されたX及びZとYとを元のXYZ色空間の3つのコンポーネント信号に復元することができる。
(3−2)第1の変形例
上述したように、復号画像をディスプレイ等に表示する場合には、そのディスプレイに合わせたガンマ補正を施して出力する必要のある場合がある。
このような場合には、図13に示す画像復号装置5のように、画像復号部40の後段に正規化部60及びガンマ補正部70を設けることで、ガンマ補正を施すことが可能となる。
正規化部60は、画像復号部40から供給された3つのコンポーネント信号、又は色変換部50で色変換が施された3つのコンポーネント信号に対して、0から1の間の値に収まるように正規化処理を施す。
ガンマ補正部70は、正規化後の3つのコンポーネント信号に対してガンマ補正を施し、ガンマ補正後の3つのコンポーネントの信号を最終的な復号画像のコンポーネント信号として出力する。例えば、ガンマ係数が2.4である場合、ガンマ補正部70は、以下の式(21)〜(23)に従ってガンマ補正を施すことができる。
Figure 0004196813
(3−3)第2の変形例
第3の実施の形態及び第1の変形例では、復号画像がXYZ色空間の画像である場合について説明したが、復号画像をディスプレイ・モニタのようなRGB色空間の表示装置に表示させる場合には、XYZ色空間からRGB色空間への変換を行う必要がある。
このような場合には、図14に示す画像復号装置6のように、図13の構成に加えて、ガンマ補正部70の後段に、RGB色変換部80と、クリッピング部90と、ガンマ逆補正部100とを設けることで、RGB色空間に変換することができる。
RGB色変換部80は、例えば以下の式(24)〜(26)に従って、ガンマ補正後の3つのコンポーネント信号をR,G,Bの3つのコンポーネント信号に変換する。
Figure 0004196813
クリッピング部90は、RGBの3つのコンポーネント信号を0から1の間の値にクリッピングする。すなわち、クリッピング部90は、0未満の値は0に置き換え、1より大きい値は1に置き換える。
ガンマ逆補正部100は、例えば上述した式(10)〜(12)に従って、クリッピング後の3つのコンポーネント信号に対してガンマ逆補正を施し、ガンマ逆補正後の3つのコンポーネント信号を最終的な復号画像のコンポーネント信号として出力する。
以上説明した本発明によれば、符号化側でXYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を、無彩色を表す点を中心とした座標軸の信号に変換することにより、XYZ色空間の画像を高能率に圧縮・伸張することが可能となる。
RGB色空間の色域とXYZ色空間の色域とを示す図である。 第1の実施の形態における画像符号化装置の概略構成を示す図である。 X,Y,ZをW(無彩色点)を中心とした座標系に変換した図である。 ガンマ逆補正部を有する画像符号化装置の概略構成を示す図である。 第2の実施の形態における画像符号化装置の概略構成を示す図である。 同画像符号化装置のレート制御部の内部構成を示す図である。 実際の画像をウェーブレット変換した場合のサブバンドを説明する図である。 コードブロックとサブバンドとの関係を説明する図である。 ビットプレーンを説明する図であり、同図(A)は、計16個の係数から成る量子化係数を示し、同図(B)は、係数の絶対値のビットプレーンを示し、同図(C)は、符号のビットプレーンを示す。 コードブロック内の符号化パスの処理手順を説明する図である。 複数のサブバンドの優先順位を説明する図である。 第3の実施の形態における画像復号装置の概略構成を示す図である。 ガンマ補正部を有する画像復号装置の概略構成を示す図である。 XYZ色空間からRGB色空間に変換するRGB変換部を有する画像復号装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1,2,3 画像符号化装置、4,5,6 画像復号装置、10 色変換部、11,12 演算部、13,14 除算部、20 画像符号化部、21 レート制御部、30 ガンマ逆補正部、40 画像復号部、50 色逆変換部、51,52 乗算部、53,54 加算部、60 正規化部、70 ガンマ補正部、80 RGB変換部、90 クリッピング部、100 ガンマ逆補正部

Claims (10)

  1. XYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を、無彩色を表す点を中心とした座標系のコンポーネント信号に変換する色変換手段と、
    上記色変換手段による色変換後の各コンポーネント信号とY信号とを符号化する画像符号化手段とを備え
    上記色変換手段は、Z信号からY信号を減算して2で除算することにより第1のコンポーネント信号Y1を生成する(Y1=(Z−Y)/2)と共に、X信号からY信号を減算して2で除算することにより第2のコンポーネント信号Y2を生成し(Y2=(X−Y)/2)、
    Y信号は未処理のままコンポーネント信号Y0として、上記3つのコンポーネント信号Y0,Y1,Y2を上記画像符号化手段により圧縮符号化する
    画像符号化装置。
  2. 上記画像符号化手段は、
    上記色変換手段による色変換後の各コンポーネント信号及びY信号からなる画像に対して階層的にフィルタリング処理を施して複数のサブバンドを生成するフィルタリング手段と、
    上記フィルタリング処理後の上記入力画像の各係数を量子化ステップサイズで除算して量子化する量子化手段と、
    上記サブバンドを分割し、所定の大きさの複数のコードブロックを生成するコードブロック生成手段と、
    上記コードブロック単位に最上位ビットから最下位ビットに至る複数のビットプレーンを生成するビットプレーン生成手段と、
    上記ビットプレーン生成手段によって生成された上記複数のビットプレーンについてビットモデリングを行うビットモデリング手段と、
    上記ビットモデリングの行われたビットプレーン毎に符号化パスを生成する符号化パス生成手段と、
    上記符号化パス生成手段によって生成された上記符号化パスを算術符号化する符号化手段と、
    上記符号化手段によって生成された算術符号に基づいて、所定の目標符号量になるように符号量を制御する符号量制御手段とを有し、
    上記符号量制御手段は、上記色変換後の各コンポーネント信号及びY信号について、それぞれ異なる重み係数を用いて符号量を制御す
    請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 上記符号量制御手段は、
    各コードブロック内のビットプレーン毎又は符号化パス毎に、そのビットプレーン又は符号化パスを符号化コードストリームに含めた場合に低減される歪み量と、そのビットプレーン又は符号化パスを符号化した際の符号量との比であるレート歪み傾き値を計算するレート歪み傾き値計算手段と、
    上記レート歪み傾き値が大きいビットプレーン毎又は符号化パスから上記レート歪み傾き値が小さいビットプレーン毎又は符号化パスの順に、目標符号量に達するまで符号化コードストリームに含めるように制御する制御手段と
    を有す請求項記載の画像符号化装置。
  4. 上記制御手段は、最低域のサブバンドから最高域のサブバンドの順に、上記ビットプレーン毎又は符号化パスを上記符号化コードストリームに含めるように制御す請求項記載の画像符号化装置。
  5. 上記制御手段は、輝度成分のコンポーネントから色差成分のコンポーネントの順に、上記ビットプレーン毎又は符号化パスを上記符号化コードストリームに含めるように制御す請求項記載の画像符号化装置。
  6. XYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を、無彩色を表す点を中心とした座標系のコンポーネント信号に変換する色変換工程と、
    上記色変換工程における色変換後の各コンポーネント信号とY信号とを符号化する画像符号化工程とを有し、
    上記色変換工程では、Z信号からY信号を減算して2で除算することにより第1のコンポーネント信号Y1を生成する(Y1=(Z−Y)/2)と共に、X信号からY信号を減算して2で除算することにより第2のコンポーネント信号Y2を生成し(Y2=(X−Y)/2)、
    Y信号は未処理のままコンポーネント信号Y0として、上記3つのコンポーネント信号Y0,Y1,Y2を上記画像符号化工程により圧縮符号化する
    画像符号化方法。
  7. XYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を、無彩色を表す点を中心とした座標系のコンポーネント信号に色変換し、色変換後の各コンポーネント信号とY信号とを符号化して得られた符号化コードストリームを復号する画像復号装置であって、
    上記色変換では、Z信号からY信号を減算して2で除算することにより第1のコンポーネント信号Y1を生成する(Y1=(Z−Y)/2)と共に、X信号からY信号を減算して2で除算することにより第2のコンポーネント信号Y2を生成し(Y2=(X−Y)/2)ており、
    上記符号化コードストリームを復号する画像復号手段と、
    上記画像復号手段による復号後の各コンポーネント信号をXYZ色空間の座標系に逆変換する色逆変換手段とを備え
    上記色逆変換手段は、上記第1のコンポーネント信号Y1に2を乗算してY信号Y0を加算することによりZ信号を復元する(Z=2×Y1+Y0)と共に、上記第2のコンポーネント信号に2を乗算してY信号を加算することによりX信号を復元する(X=2×Y2+Y0)
    画像復号装置。
  8. 上記色逆変換手段によって復元されたX信号及びZ信号と上記画像復号手段によって復号されたY信号とをRGB色空間の各コンポーネント信号に変換するRGB変換手段をさらに備え請求項記載の画像復号装置。
  9. XYZ色空間の画像のX信号及びZ信号を、無彩色を表す点を中心とした座標系のコンポーネント信号に色変換し、色変換後の各コンポーネント信号とY信号とを符号化して得られた符号化コードストリームを復号する画像復号方法であって、
    上記色変換では、Z信号からY信号を減算して2で除算することにより第1のコンポーネント信号Y1を生成する(Y1=(Z−Y)/2)と共に、X信号からY信号を減算して2で除算することにより第2のコンポーネント信号Y2を生成し(Y2=(X−Y)/2)ており、
    上記符号化コードストリームを復号する画像復号工程と、
    上記画像復号工程における復号後の各コンポーネント信号をXYZ色空間の座標系に逆変換する色逆変換工程とを有し、
    上記色逆変換工程では、上記第1のコンポーネント信号Y1に2を乗算してY信号Y0を加算することによりZ信号を復元する(Z=2×Y1+Y0)と共に、上記第2のコンポーネント信号に2を乗算してY信号を加算することによりX信号を復元する(X=2×Y2+Y0)
    画像復号方法。
  10. 上記色逆変換工程にて復元されたX信号及びZ信号と上記画像復号工程にて復号されたY信号とをRGB色空間の各コンポーネント信号に変換するRGB変換工程をさらに有す請求項記載の画像復号方法。
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