JP4196794B2 - 内燃機関の空燃比検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の空燃比検出装置に関するものである。
従来より、内燃機関の排気管に空燃比センサを配設し、この空燃比センサの検出信号により内燃機関から排出される排ガスの空燃比(排気空燃比)を検出するようにした空燃比検出装置が実用化されている。そして、この空燃比検出装置を用いた空燃比制御システムでは、その検出空燃比が目標値で安定するよう空燃比フィードバック制御が実施されるようになっている。
特許文献1では、所定の周期、振幅で空燃比を強制的に変動させる空燃比強制変動手段と、酸素濃度センサからの出力に基づいて空燃比の強制変動状態を制御する空燃比変動制御手段とを備えた空燃比制御装置が提案されている。この空燃比制御装置では、空燃比変動の変動中心値を補正する等、空燃比の強制変動状態を制御することにより、触媒コンバータの浄化効率を向上させるようにしていた。
しかしながら、上記の如く空燃比を強制変動させる構成にあっては、空燃比センサにより空燃比が精度良く検出されないと、空燃比を精度良く変動制御させることができないという問題が生じる。つまり、一般に知られているように空燃比センサはジルコニア等の固体電解質体とそれを挟むように配される一対の電極とを有しており、電極間を伝導する酸素イオン量に応じて排ガス中の酸素濃度(すなわち空燃比)が検出される。この場合、センサ個体差や経時変化等の要因により前記各電極において反応速度が相違したりすると、空燃比がリッチ側に変化する時の応答性とリーン側に変化する時の応答性とに差異が生じることが考えられ、このセンサ応答性の差異に起因して平均空燃比が目標値(例えば14.7)から外れてしまう。この空燃比のズレにより空燃比の制御精度低下を招き、ひいては空燃比制御時において排気エミッションの悪化が生じる。空燃比を強制変動させない場合であっても、空燃比がリッチ側に変化する時の応答性とリーン側に変化する時の応答性とに差異が生じると、空燃比の制御性が低下するという問題が生じる。
特公平7−33793号公報
本発明は、空燃比センサの動特性を反映して空燃比の検出を実施することにより、空燃比の検出精度を向上させることができる内燃機関の空燃比検出装置を提供することを主たる目的とするものである。
請求項1に記載の発明では、空燃比センサ信号から検出された空燃比検出値のリッチ側、リーン側への変化量データがそれぞれ算出されると共に、空燃比補正量のリッチ側、リーン側への変化量データがそれぞれ算出される。また、前記算出された空燃比検出値のリッチ側、リーン側への変化量データと前記算出された空燃比補正量のリッチ側、リーン側への変化量データとに基づいて、リッチ側への変化時、リーン側への変化時のそれぞれについて前記空燃比センサの応答性データが算出される。そして、前記算出された応答性データを用いて前記空燃比検出値が補正される。
上記構成によれば、空燃比センサのリッチ側変化時及びリッチ側変化時の応答性データが個別に得られる。そのため、前記応答性データから空燃比センサの動特性を知り得ることができ、その動特性を反映して空燃比検出値が補正できる。これにより、空燃比の検出精度が向上し、ひいては空燃比制御システムにおいて空燃比の制御精度が向上することとなる。
なおここで言う、リッチ側への変化、リーン側への変化とは、空燃比検出値や空燃比補正量の変化の方向を表現したものであり、リッチ向きの変化又はリーン向きの変化と解釈されるものである。故に、理論空燃比を跨いでリッチ側又はリーン側に変化する場合に限定されるものではない。空燃比補正量のリッチ側、リーン側の変化は空燃比検出値の変化に合わせて例えば燃料増量、燃料減量させるための変化を言う。
請求項2に記載の発明では、空燃比センサのリッチ側への応答性とリーン側への応答性との差を無くすよう空燃比検出値が補正される。これにより、空燃比センサのリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに差があってもその差が解消されるようにして空燃比補正が実施できる。従って、リッチ側又はリーン側への予期しない空燃比ズレが解消でき、ひいては空燃比の検出精度向上が実現できる。例えば、理論空燃比を中心にリッチ側・リーン側にそれぞれ等幅で空燃比を変動させる場合では、その平均空燃比を理論空燃比とすることが可能となる。
請求項3に記載の発明では、リッチ側への変化時、リーン側への変化時の各応答性データを等しくするような応答性パラメータが算出され、その応答性パラメータを用いて空燃比検出値が補正される。この場合、前記応答性パラメータを用いることにより、空燃比センサのリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに差があってもその差が解消されるようにして空燃比補正が実施でき、前述の通り空燃比の検出精度向上が可能となる。
請求項4に記載の発明では、リッチ側への変化時、リーン側への変化時のそれぞれについて空燃比検出値の変化量データと空燃比補正量の変化量データとの比から応答性データが算出される。この場合、空燃比検出値の変化と空燃比補正量の変化とを対比させて応答性データが求められるため、応答性データの信頼性が増す。よって、空燃比検出値の補正がより好適に実施できるようになる。
請求項5に記載したように、前記空燃比検出値の変化量データや前記空燃比補正量の変化量データとしては、それらの変化速度又は変化加速度が算出されると良い。特にこの場合、変化速度又は変化加速度がなまし演算により算出されると良い。
空燃比センサはその初期特性としてリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに差異を持つものがある。また、リッチ側又はリーン側の何れかの変化時にのみ応答性を高めたいとする場合も考えられる。それ故、請求項に記載したように、前記空燃比センサのリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに所定の差異を持たせるようにして空燃比検出値を補正すると良い。これにより、空燃比検出値の応答性をその都度望み通りに調整することが可能となる。
請求項に記載の発明では、前記空燃比検出値に対して位相進み・位相遅れ処理を施すことにより当該空燃比検出値の補正が実施される。この場合、空燃比検出値の応答性を精度良く調整することができる。
請求項に記載の発明では、少なくとも空燃比センサの状態を含む所定条件の成立時に空燃比検出値補正手段による空燃比検出値の補正が実施される。この所定条件には、例えば、空燃比センサがフェイルしていないこと、同センサが所定の活性状態であることなどが含まれる。本構成によれば、センサ応答性の検出が困難である場合に空燃比検出値が誤って補正されるといった事態が抑制できる。従って、空燃比の検出精度が維持できる。
請求項に記載の発明では、空燃比がリッチ側及びリーン側に強制変動される構成にあって、その空燃比変動に伴い前記空燃比検出値がリッチ側に変化する時、又は前記空燃比検出値がリーン側に変化する時の変化量データを基に空燃比検出値の補正が実施される。この場合、空燃比がリッチ側又はリーン側に変化した時の変化量データを十分に得ることができ、信頼性の高い空燃比検出値の補正が実現できる。なお、こうして空燃比を強制変動させる場合、空燃比変動の周期や振幅を予め規定しておくと良い。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態は、内燃機関である車載多気筒ガソリンエンジンを対象にエンジン制御システムを構築するものとしており、当該制御システムにおいては電子制御ユニット(以下、ECUという)を中枢として燃料噴射量の制御や点火時期の制御等を実施することとしている。先ずは、図1を用いてエンジン制御システムの全体概略構成図を説明する。
図1に示すエンジン10において、吸気管11の最上流部にはエアクリーナ12が設けられ、このエアクリーナ12の下流側には吸入空気量を検出するためのエアフローメータ13が設けられている。エアフローメータ13の下流側には、DCモータ等のアクチュエータによって開度調節されるスロットルバルブ14と、スロットル開度を検出するためのスロットル開度センサ15とが設けられている。スロットルバルブ14の下流側にはサージタンク16が設けられ、このサージタンク16には吸気管圧力を検出するための吸気管圧力センサ17が設けられている。また、サージタンク16には、エンジン10の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド18が接続されており、吸気マニホールド18において各気筒の吸気ポート近傍には燃料を噴射供給する電磁駆動式の燃料噴射弁19が取り付けられている。
エンジン10の吸気ポート及び排気ポートにはそれぞれ吸気バルブ21及び排気バルブ22が設けられており、吸気バルブ21の開動作により空気と燃料との混合気が燃焼室23内に導入され、排気バルブ22の開動作により燃焼後の排ガスが排気管24に排出される。エンジン10のシリンダヘッドには各気筒毎に点火プラグ27が取り付けられており、点火プラグ27には、点火コイル等よりなる図示しない点火装置を通じて、所望とする点火時期において高電圧が印加される。この高電圧の印加により、各点火プラグ27の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室23内に導入した混合気が着火され燃焼に供される。
排気管24には、排出ガス中のCO,HC,NOx等を浄化するための三元触媒等の触媒31が設けられ、この触媒31の上流側には排ガスを検出対象として混合気の空燃比を検出するための空燃比センサ32(リニアA/Fセンサ等)が設けられている。また、エンジン10のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ33や、エンジンの所定クランク角毎に(例えば30°CA周期で)矩形状のクランク角信号を出力するクランク角度センサ34が取り付けられている。
上述した各種センサの出力は、エンジン制御を司るECU40に入力される。ECU40は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁19の燃料噴射量や点火プラグ27による点火時期を制御する。特に燃料噴射量制御では、空燃比センサ32により検出された空燃比(検出空燃比)と目標空燃比との偏差に基づいて空燃比補正量としての空燃比補正係数FAFを算出し、この空燃比補正係数FAFを用いた空燃比F/B制御を実施することとしている。
ここで、空燃比センサ32の構成を図9を用いて説明する。本空燃比センサ32は積層型構造のセンサ素子50を有し、図9にはセンサ素子50の断面構成を示す。実際には当該センサ素子50は図9の紙面直交方向に延びる長尺状をなし、素子全体がハウジングや素子カバー内に収容される構成となっている。
センサ素子50は、固体電解質層51、拡散抵抗層52、遮蔽層53及び絶縁層54を有し、これらが図の上下に積層されて構成されている。同素子50の周囲には図示しない保護層が設けられている。長方形板状の固体電解質層51は部分安定化ジルコニア製のシートよりなり、その固体電解質層51を挟んで上下一対の電極55,56が対向配置されている。電極55,56は白金Pt等により形成されている。拡散抵抗層52は電極55へ排ガスを導入するための多孔質シートからなり、遮蔽層53は排ガスの透過を抑制するための緻密層からなる。これら各層52,53は何れも、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスをシート成形法等により成形したものであるが、ポロシティの平均孔径及び気孔率の違いによりガス透過率が相違するものとなっている。
絶縁層54はアルミナ、ジルコニア等のセラミックスからなり、電極56に対面する部位には大気ダクト57が形成されている。また、同絶縁層54には白金Pt等により形成されたヒータ58が埋設されている。ヒータ58はバッテリ電源からの通電により発熱する発熱体よりなり、その発熱により素子全体が加熱される。なお以下の説明では、電極55を拡散層側電極、電極56を大気側電極とも言う。
上記センサ素子50において、その周囲の排ガスは拡散抵抗層52の側方部位から導入されて拡散層側電極55に達する。排ガスがリーンの場合、排ガス中の酸素は電極55,56間の電圧印加により拡散層側電極55で分解され、イオン化されて固体電解質層51を通過した後、大気側電極56より大気ダクト57に排出される。このとき、大気側電極56→拡散層側電極55の向きに電流が流れ、その電流レベルに応じたセンサ信号が出力される。また、排ガスがリッチの場合、逆に大気ダクト57内の酸素が大気側電極56で分解され、イオン化されて固体電解質層51を通過した後、拡散層側電極55より排出される。そして、排ガス中のHCやCO等の未燃成分と触媒反応する。このとき、拡散層側電極55→大気側電極56の向きに電流が流れ、その電流レベルに応じたセンサ信号が出力される。
上記の如く空燃比センサ32(センサ素子50)では、拡散層側電極55及び大気側電極56で酸素の分解反応等が行われるが、各電極55,56で反応速度が異なると、リッチ時、リーン時の各々でセンサ応答性が相違する。この応答性の相違はセンサ個体差や経時変化を要因とし、センサ応答性が相違すると、空燃比制御に悪影響が及ぶことが考えられる。そこで本実施の形態の空燃比検出装置では、空燃比の検出精度を向上させるべく空燃比センサ信号から検出される空燃比検出値を、リッチ側への変化時におけるセンサ応答性とリーン側への変化時におけるセンサ応答性とに基づいて補正することとし、その詳細を以下に説明する。
図2は、空燃比検出装置の構成を機能別に示す機能ブロック図であり、それら各機能を簡単に説明する。空燃比調整部M1では、後述する空燃比センサ信号処理部M5より取り込まれる修正空燃比φmと目標空燃比との偏差に基づいて空燃比補正係数FAFが算出される。空燃比補正係数記憶部M2では、少なくとも空燃比補正係数FAFの今回値と前回値とが記憶され、修正空燃比記憶部M3では、少なくとも修正空燃比φmの今回値と前回値とが記憶される。応答性検出部M4では、空燃比補正係数FAFと修正空燃比φmとに基づいて、空燃比センサ32のリッチ側、リーン側への応答性を表す応答性パラメータ(パラメータα)が算出される。空燃比センサ信号処理部M5では、空燃比センサ信号から算出された検出空燃比φsigと前記パラメータαとに基づいて修正空燃比φmが算出される。なおここでは、空燃比を燃料過剰率(燃料量/空気量)で説明するが、これに代えて空気過剰率を用いる構成であっても何ら差し支えはない。
本実施の形態では、空燃比調整部M1が「補正量算出手段」に相当し、応答性検出部M4が「空燃比検出値変化算出手段」、「補正量変化算出手段」、「応答性データ算出手段」及び「パラメータ算出手段」に相当し、空燃比センサ信号処理部M5が「空燃比検出値補正手段」に相当する。
上記の各機能はECU40が実行する制御プログラムにより実現されるようになっており、空燃比調整部M1、応答性検出部M4及び空燃比センサ信号処理部M5についてその処理手順を説明する。
図3は、空燃比調整部M1におけるFAF算出処理を示すフローチャートである。図3において、先ずステップS101では、空燃比F/B条件が成立しているか否かを判別する。空燃比F/B条件には、例えば冷却水温が所定温度以上であること、高回転・高負荷状態でないこと、空燃比センサ32が活性状態にあることなどが含まれる。条件成立の場合ステップS102に進み、目標空燃比φrefと修正空燃比φmとから空燃比偏差errを算出する(err=φref−φm)。その後、ステップS103では、周知のPI制御手法に基づいて次式により空燃比補正係数FAFを算出する。
FAF=KFp・err+KFi・Σerr
KFpは比例定数、KFiは積分定数である。なお、空燃比補正係数FAFの算出手法について限定はなく、過去のFAF値を反映させてFAF値の今回値を算出するもの、エンジン10の動的挙動を表したモデルを用いてFAF値を算出するものなどが任意に適用できる。
空燃比F/B条件が不成立の場合にはステップS104に進み、空燃比補正係数FAFを1とする。
次に、図4〜図6は、応答性検出部M4における演算処理を示すフローチャートであり、そのうち図4は空燃比補正係数FAFの変化速度を算出するためのFAF変化速度算出処理を示すフローチャート、図5は修正空燃比φmの変化速度を算出するためのφm変化速度算出処理を示すフローチャート、図6はパラメータα算出処理を示すフローチャートである。
先ず図4のFAF変化速度算出処理において、ステップS201では、今現在、空燃比補正係数FAFの演算中であるか否かを判別し、FAF演算中であることを条件にステップS202に進む。ステップS202では、空燃比補正係数の今回値FAF(k)と前回値FAF(k−1)との差からその変化量ΔFAFを算出する。その後、ステップS203では、空燃比補正係数の変化量ΔFAFが0よりも大きいか否かを判別する。ここで、ΔFAF>0であることは、燃料噴射弁19による燃料噴射量が増量側に補正され、それに伴い空燃比がリッチ側に変化することを意味する。
ΔFAF>0の場合ステップS204に進み、リッチ側に変化する時の空燃比補正係数の変化速度ΔFAFRを次式により算出する。
ΔFAFR(k)=ΔFAFR(k−1)+ksm1(ΔFAF(k)−ΔFAF(k−1))
上式中、ksm1はなまし率である。
また、ΔFAF≦0の場合ステップS205に進み、リーン側に変化する時の空燃比補正係数の変化速度ΔFAFLを次式により算出する。
ΔFAFL(k)=ΔFAFL(k−1)+ksm1(ΔFAF(k)−ΔFAF(k−1))
以上により、リッチ変化時及びリーン変化時における空燃比補正量の変化量データとして空燃比補正係数の変化速度ΔFAFR,ΔFAFLが算出される。
次に、図5のφm変化速度算出処理において、ステップS301では、今現在、修正空燃比φmの演算中であるか否かを判別し、φm演算中であることを条件にステップS302に進む。ステップS302では、修正空燃比の今回値φm(k)と前回値φm(k−1)との差からその変化量Δφmを算出する。その後、ステップS303では、修正空燃比の変化量Δφmが0よりも大きいか否かを判別する。ここで、Δφm>0であることは、燃料過剰率が増加しており空燃比がリッチ側に変化することを意味する。
Δφm>0の場合ステップS304に進み、リッチ側に変化する時の修正空燃比の変化速度ΔφmRを次式により算出する。
ΔφmR(k)=ΔφmR(k−1)+ksm2(Δφm(k)−Δφm(k−1))
上式中、ksm2はなまし率である。
また、Δφm≦0の場合ステップS305に進み、リーン側に変化する時の修正空燃比の変化速度ΔφmLを次式により算出する。
ΔφmL(k)=ΔφmL(k−1)+ksm2(Δφm(k)−Δφm(k−1))
以上により、リッチ変化時及びリーン変化時における空燃比検出値の変化量データとして修正空燃比の変化速度ΔφmR,ΔφmLが算出される。
また、図6のパラメータα算出処理において、ステップS401では、リッチ側への空燃比変化時における修正空燃比の変化速度ΔφmRと空燃比補正係数の変化速度ΔFAFRとの比compR(=ΔφmR(k)/ΔFAFR(k))を算出すると共に、リーン側への空燃比変化時における修正空燃比の変化速度ΔφmLと空燃比補正係数の変化速度ΔFAFLとの比compL(=ΔφmL(k)/ΔFAFL(k))を算出する。
その後、ステップS402では、前記算出したcompRとcompLとの比compRLを算出し、続くステップS403では、compRLを目標値(=1)にするためのPI補償器を使ってパラメータαを算出する。すなわち、
e=compRL−1
α=1+kp・e+ki(Σe)
としてパラメータαを算出する。なお、kpは比例定数、kiは積分定数である。
以上により、リッチ変化時及びリーン変化時における空燃比センサ32の応答性データとしてcompR,compLが算出されると共に、応答性パラメータとしてパラメータαが算出される。
ところで本実施の形態では、位相進みフィルタを用いて空燃比センサ信号処理を実施することとしており、その伝達関数は次の(1)式のように表される。Aはセンサ時定数の中央値である。
Figure 0004196794
また、連続時間を離散時間に変換するための双一次s−z変換は次の(2)式で表される。(2)式において、h=2/T(Tはサンプル周期)である。
Figure 0004196794
上記(2)式により、上記(1)式は次の(3)式となる。
Figure 0004196794
上記(3)式を差分方程式に展開すると、次の(4)式が得られる。
Figure 0004196794
Yはフィルタ出力、Uはフィルタ入力である。上記(4)式により、フィルタ入力である検出空燃比φsigに対して位相進み処理が実施され、その結果、修正空燃比φmが算出できる。
図7は、空燃比センサ信号処理部M5におけるセンサ信号処理を示すフローチャートである。
図7において、ステップS501では、センサ信号処理の実行条件が成立しているか否かを判別する。その実行条件には、例えば空燃比センサ32がフェイルしていないこと、同センサ32が活性状態にあることなどが含まれる。また、ステップS502では、空燃比がリッチ向きに変化しているか否かを判別する。具体的には、検出空燃比φsigの前回値と今回値との差を求め、その「今回値−前回値」が正であればリッチ向きに空燃比が変化している旨判定する。
実行条件成立の下でリッチ向き変化時である場合(すなわちステップS502がYESの場合)、ステップS503に進んでパラメータαを1に初期化する。また、リーン向き変化時である場合(ステップS502がNOの場合)、そのままステップS504に進んで前記(4)式を用いて位相進み処理を実施する。これにより、リーン側への空燃比変化時において検出空燃比φsigがパラメータαに応じて補正され、修正空燃比φmが算出される。
図8は、空燃比φと空燃比補正係数FAFの挙動を示すタイムチャートである。図8には空燃比補正係数FAFの変化を一点鎖線で、検出空燃比φsigの変化を実線で、修正空燃比φmの変化を二点鎖線で示しており、(a)にはFAF及びφsigの挙動を、(b)にはFAF、φsig及びφmの挙動を示している。なお、理論空燃比(φ=1)を目標空燃比としている。
(a)に示すように、空燃比センサ信号から算出した検出空燃比φsigが図示の如くリッチ・リーンで変動する場合、空燃比補正係数FAFはそれに応じて変動する。この場合、検出空燃比φsigは全体としてリッチ側にシフトしており、その平均空燃比は図の平均空燃比ズレ分だけ理論空燃比からリッチ側にずれている。これは、リーン側への空燃比変化時よりもリッチ側への空燃比変化時の方が高応答であることが理由であると考えられる。
かかる場合、(b)に示すように、リーン側への空燃比変化時において検出空燃比φsigに対して位相進み処理が施され、図示の通り修正空燃比φmが求められる。修正空燃比φmによればその平均空燃比が理論空燃比に一致し、(a)に見られるような平均空燃比ズレが解消される。そして、修正空燃比φmを用いて空燃比F/B制御が実施される。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
空燃比センサ32のリッチ側変化時の応答性とリーン側変化時の応答性とを個別に検出するようにしたため、応答性データから空燃比センサ32の動特性を知り得ることができ、その動特性を反映して検出空燃比φsigの補正が実施できる。これにより、空燃比の検出精度が向上し、ひいては空燃比制御システムにおいて空燃比の制御精度が向上することとなる。この場合特に、空燃比センサ32のリッチ側への応答性とリーン側への応答性とを等しくするようなパラメータαを算出し、そのパラメータαを用いて検出空燃比φsigを補正する構成としたため、空燃比センサ32のリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに差があってもその差が解消されるようにして検出空燃比φsigの補正が実施できる。従って、リッチ側又はリーン側への予期しない空燃比ズレが解消でき、ひいては空燃比の検出精度向上が実現できる。
また、リッチ側への変化時、リーン側への変化時のそれぞれについて修正空燃比φmの変化量データ(ΔφmR,ΔφmL)と空燃比補正係数FAFの変化量データ(ΔFAFR,ΔFAFL)との比から応答性データ(compR,compL)を算出する構成としたため、修正空燃比φmの変化と空燃比補正係数FAFの変化とを対比させて応答性データが求められる。それ故、応答性データの信頼性が増し、検出空燃比φsigの補正がより好適に実施できるようになる。
例えば空燃比センサ32がフェイルしていないこと、同センサ32が活性状態にあることなどの所定条件の成立時に検出空燃比φsigの補正を許容する構成としたため、センサ応答性の検出が困難である場合に検出空燃比φsigが誤って補正されるといった事態が抑制できる。従って、空燃比の検出精度が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記実施の形態では、リッチ側及びリーン側への応答性を無くすように設定したパラメータαを用いて検出空燃比φsigを補正したが、この構成を変更する。例えば、空燃比センサ32のリッチ側、リーン側へのそれぞれの応答性データ(compR,compL)を個別に用いて検出空燃比φsigを補正する。この場合、リッチ側への応答性データとリーン側への応答性データの少なくとも一方を用いて補正を実施すれば良く、その使い分けは応答性変化の状態に応じて行うと良い。
また上記実施の形態では、リッチ側へのセンサ応答性とリーン側へのセンサ応答性との差を無くすように検出空燃比φsigを補正する構成としたが、この構成に限定されない。すなわち、空燃比センサ32はその初期特性としてリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに差異を持つものがある。また、リッチ側又はリーン側の何れかの変化時にのみ応答性を高めたいとする場合も考えられる。それ故、空燃比センサ32のリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに所定の差異を持たせるようにして検出空燃比φsigを補正すると良い。これにより、検出空燃比φsigの応答性をその都度望み通りに調整することが可能となる。
上記実施の形態では、空燃比検出値、空燃比補正量のリッチ側又はリーン側への変化量データとして、修正空燃比の変化速度ΔφmR,ΔφmL、空燃比補正係数の変化速度ΔFAFR,ΔFAFLを用いたが、これに代えて、修正空燃比の変化加速度、空燃比補正係数の変化加速度を用いる構成としても良い。
上記実施の形態では、応答性検出部M4において修正空燃比φmを用いて空燃比検出値の変化量データを算出する構成としたが、これに代えて、検出空燃比φsigを用いて空燃比検出値の変化量データを算出する構成としても良い。
上記実施の形態では、リーン側への空燃比変化時において検出空燃比φsigに対して位相進み処理を施すことにより修正空燃比φmを算出したが、これに代えて、リッチ側への空燃比変化時において検出空燃比φsigに対して位相遅れ処理を施すことにより修正空燃比φmを算出するようにしても良い。また、検出空燃比φsigの補正手法は位相進み・位相遅れ処理に限定されず、他の補正手法であっても良い。例えば、検出空燃比φsigに対して所定の補正係数を掛け合わせて補正しても良い。
所定周期で空燃比を強制変動させる空燃比変動手段を設け、その空燃比変動を実施した状態下で空燃比センサ32の応答性検出、並びに空燃比検出値(検出空燃比φsig)の補正を実施するようにしても良い。この空燃比変動は、例えばエンジンの冷間始動時における触媒コンバータの早期活性化や通常運転時における触媒浄化効率の向上(機能再生)を目的に実施されるものであって、具体的には数Hz程度の周期でリッチ側、リーン側それぞれに向けて空燃比が変動される。かかる場合、空燃比変動に伴い空燃比がリッチ側又はリーン側に変化する時の空燃比検出値及び空燃比補正量の変化量データを用いて空燃比検出値の補正を実施する。これにより、空燃比がリッチ側又はリーン側に変化した時の変化量データを十分に得ることができ、信頼性の高い空燃比補正が実現できる。
空燃比検出値(検出空燃比φsig)の補正に際し、空燃比補正量の変化量データを使わずに空燃比検出値の変化量データだけを使うようにしても良い。本構成によっても、空燃比センサ32の動特性を知り得ることが可能であり、空燃比の検出精度の向上を図ることができる。特に上述したように空燃比を強制変動させる場合には、空燃比の変動量が予め分かるため、空燃比検出値の変化量データだけを用いての空燃比補正が可能となる。またこの場合、空燃比センサ32のリッチ側への応答性とリーン側への応答性との差を無くすよう空燃比検出値を補正すると良い。空燃比検出値の変化量データとしてはその変化速度又は変化加速度を用いると良い。
発明の実施の形態におけるエンジン制御システムの概略を示す構成図である。 空燃比検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 FAF算出処理を示すフローチャートである。 FAF変化速度の算出処理を示すフローチャートである。 φm変化速度の算出処理を示すフローチャートである。 パラメータαの算出処理を示すフローチャートである。 センサ信号処理を示すフローチャートである。 空燃比と空燃比補正係数の挙動を示すタイムチャートである。 センサ素子の構成を示す断面図である。
符号の説明
10…エンジン、
24…排気管、
32…空燃比センサ、
40…ECU、M1…空燃比調整部、M4…応答性検出部、M5…空燃比センサ信号処理部。

Claims (9)

  1. 内燃機関の排気通路に設置された空燃比センサと、
    空燃比センサ信号から検出された空燃比検出値を目標値に一致させるための空燃比補正量を算出する補正量算出手段と、
    前記空燃比検出値のリッチ側、リーン側への変化量データをそれぞれ算出する空燃比検出値変化算出手段と、
    前記空燃比補正量のリッチ側、リーン側への変化量データをそれぞれ算出する補正量変化算出手段と、
    前記算出した空燃比検出値のリッチ側、リーン側への変化量データと前記算出した空燃比補正量のリッチ側、リーン側への変化量データとに基づいて、リッチ側への変化時、リーン側への変化時のそれぞれについて前記空燃比センサの応答性データを算出する応答性データ算出手段と、
    前記算出した応答性データを用いて前記空燃比検出値を補正する空燃比検出値補正手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の空燃比検出装置。
  2. 前記空燃比検出値補正手段は、空燃比センサのリッチ側への応答性とリーン側への応答性との差を無くすよう前記空燃比検出値を補正する請求項1記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  3. 前記応答性データ算出手段により算出したリッチ側への変化時、リーン側への変化時の各応答性データを等しくするような応答性パラメータを算出するパラメータ算出手段を更に備え、
    前記空燃比検出値補正手段は、前記応答性パラメータを用いて前記空燃比検出値を補正する請求項2記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  4. 前記応答性データ算出手段は、リッチ側への変化時、リーン側への変化時のそれぞれについて、前記空燃比検出値の変化量データと前記空燃比補正量の変化量データとの比から応答性データを算出する請求項1乃至3の何れかに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  5. 前記空燃比検出値の変化量データとしてその変化速度又は変化加速度を算出し、前記空燃比補正量の変化量データとしてその変化速度又は変化加速度を算出する請求項1乃至4の何れかに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  6. 前記空燃比検出値補正手段は、前記空燃比センサのリッチ側への応答性とリーン側への応答性とに所定の差異を持たせるようにして空燃比検出値を補正する請求項1記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  7. 前記空燃比検出値補正手段は、前記空燃比検出値に対して位相進み・位相遅れ処理を施すことにより当該空燃比検出値の補正を実施する請求項1乃至6の何れかに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  8. 少なくとも空燃比センサの状態を含む所定条件の成立時に前記空燃比検出値補正手段による空燃比検出値の補正を実施する請求項1乃至7の何れかに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
  9. 空燃比をリッチ側及びリーン側に強制変動させる空燃比変動手段を備え、該空燃比変動手段による空燃比変動に伴い前記空燃比検出値がリッチ側に変化する時、又は前記空燃比検出値がリーン側に変化する時の変化量データを基に空燃比検出値の補正を実施する請求項1乃至8の何れかに記載の内燃機関の空燃比検出装置。
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