JP4190953B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents

合成樹脂製パレット Download PDF

Info

Publication number
JP4190953B2
JP4190953B2 JP2003172959A JP2003172959A JP4190953B2 JP 4190953 B2 JP4190953 B2 JP 4190953B2 JP 2003172959 A JP2003172959 A JP 2003172959A JP 2003172959 A JP2003172959 A JP 2003172959A JP 4190953 B2 JP4190953 B2 JP 4190953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
crosspiece
slip tape
long wall
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003172959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005008188A (ja
Inventor
宏司 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Co Ltd filed Critical Sanko Co Ltd
Priority to JP2003172959A priority Critical patent/JP4190953B2/ja
Publication of JP2005008188A publication Critical patent/JP2005008188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4190953B2 publication Critical patent/JP4190953B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品の運搬、移送、保管等に使用される合成樹脂で一体成形された合成樹脂製パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂製パレットにおいて、上部デッキに、複数本の防滑テープを貼着した合成樹脂製パレットが、一例として、特開2001−72063号公報に開示されている。また、近年、合成樹脂製パレットの軽量化のために、上部デッキや下部デッキを桟構造とするとともに、桟の厚さを薄くする傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上部デッキの貼着される防滑テープの上面は、上部デッキの物品載置面より上方に位置しており、上部デッキに物品を載置する際には、物品は、最初に、防滑テープの上面に当接することになるので、物品の載置時に大きな負荷がかかる防滑テープが貼着されている桟が、下方に湾曲変形し、物品の下面に接触する防滑テープの面積が少なくなり、上部デッキにおける物品の滑りを防止するという防滑テープの機能が損なわれたり、上部デッキから、防滑テープが剥離したり、上部デッキが損傷するという問題があった。
【0004】
また、従来の合成樹脂製パレットにおいては、防滑テープが、上部デッキの縁部付近及び中央部付近に貼着されているために、上部デッキの縁部付近に貼着された防滑テープと中央部付近に貼着された防滑テープとの間隔が広すぎ、従って、防滑テープの機能が十分に果たされないという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の合成樹脂製パレットが有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、上部デッキに配設された防滑テープ貼着用上部桟に、防滑テープが貼着される凹溝を形成するとともに、前記防滑テープ貼着用上部桟の裏面に、その長さ方向に沿って、前記防滑テープ貼着用上部桟を構成する相対する垂下部を越えて、該垂下部より下方に延在しないように、補強リブ垂設されており、且つ、前記防滑テープ貼着用上部桟が、下部デッキボードに形成された開口部の上方で、且つ、フォーク挿入口側連結桟部付近及び中央部連結桟部付近に配設したものである。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】
先ず最初に、図1及び図2を用いて、本実施例の合成樹脂で一体成形された合成樹脂製パレットの全体構成について説明する。
【0009】
合成樹脂製パレットは、上部デッキ1及び下部デッキ2とを有しており、上部デッキ1と下部デッキ2の一方の相対する辺部は、略角筒状の側部桁S1により連結されており、また、上部デッキ1と下部デッキ2の中央部は、側部桁S1に略平行で、且つ、側部桁S1と略同じ長さの略角筒状の中間桁S2により連結されている。側部桁S1と中間桁S2との間には、ハンドフォークリフト等のフォークが挿入可能なフォーク挿入孔3が形成されている。このように本実施例には、一方の相対する側部のみに、2本のフォーク挿入孔3が形成されている、所謂、2本差しの合成樹脂製パレットが示されている。また、フォーク挿入孔3の下方に位置する下部デッキボード2には、ハンドフォークリフトの車輪が通過可能な大きさを有する略方形状の開口部4が、所定の間隔を置いて、2個形成されている。従って、下部デッキボード2には、合計4個の開口部4が形成されている。
【0010】
上述したように、下部デッキボード2に、開口部4を形成したことにより、側部桁S1の長手方向両端部と中間桁S2の長手方向両端部とは、下部デッキボード2の一部を構成するフォーク挿入口側連結桟部5により連結されており、また、側部桁S1の中央部と中間桁S2の中央部とは、同じく下部デッキボード2の一部を構成する中央部連結桟部6により連結されている。
【0011】
次に、特に、図1〜図5を用いて、略角筒状の側部桁S1及び略角筒状の中間桁S2について説明するが、実質的な構成は同じであるので、側部桁S1を用いて、側部桁S1と中間桁S2について説明する。なお、以下においては、側部桁S1及び中間桁S2として、用語「桁」を使用するとともに、符号Sを使用する。
【0012】
略角筒状の桁Sは、相対する長壁s1aと相対する短壁s1bからなる周壁s1を有している。相対する長壁s1aの上端部は、所定間隔で水平方向に配設されている略逆U字状の桁内上部桟Caで連結されており、また、相対する長壁s1aの下端部は、所定間隔で水平方向に配設されている略U字状の桁内下部桟Cbで連結されている。図4等に示されているように、略逆U字状の桁内上部桟Caは、水平天部c1と、水平天部c1の相対する縁部から、略垂直に下方に延在する垂下部c2とから構成されており、水平天部c1が、上部デッキ1の物品載置面1aを形成することになる。同様に、略U字状の桁内下部桟Cbは、水平底部c3と、水平底部c3の相対する縁部から、略垂直に上方に延在する立設部c4とから構成されており、水平底部c3が、下部デッキ2が床等に当接する底面2aを形成することになる。また、各桁内上部桟Caは、平面的に見て、隣り合う桁内下部桟Cbの間に位置するように構成されている。なお、本実施例には、桁内上部桟Caが、12本及び桁内下部桟Cbが、13本、配設されている例が示されている。
【0013】
略角筒状の桁Sの相対する短壁s1bの上端部には、桁内上部桟Caに略平行な桁内上部端部桟Ccが形成されており、桁内上部端部桟Ccは、桁Sの相対する短壁s1bの上端から、桁Sの中央部方向に延在する水平端部c5と、水平端部c5の縁部から、略垂直に下方に延在する垂下部c6とから構成されている。そして、桁内上部端部桟Ccの水平端部c5は、桁内上部桟Caの水平天部c1と面一に形成されており、桁内上部端部桟Ccの水平端部c5も、上部デッキ1の物品載置面1aを形成することになる。
【0014】
また、本実施例においては、桁内上部桟Caのうち、中央部に位置する2本の桁内上部桟(以下、幅広の桁内上部桟と称し、符号Ca’を使用する。)Ca’を構成する水平天部(符号c1’が使用されている。)c1’は、図3や図5に示されているように、他の桁内上部桟Caを構成する水平天部c1の幅(桁Sの長壁s1aに沿った長さ)より、幅広に形成されており、本実施例では、略2倍の幅に形成されている。幅広の桁内上部桟Ca’の水平天部c1’の裏面中央部には、桁Sの短壁s1bに沿って、換言すれば、桁Sの長壁s1aに略垂直に、垂下部c2より低いリブc7が垂下されている。このようなリブc7を形成することにより、水平天部c1’を広幅に形成したことによる幅広の桁内上部桟Ca’の強度や剛性を向上することができる。このように、幅広の桁内上部桟Ca’を形成することにより、上部デッキ1の物品載置面1aに載置される物品との接触面積を増加することができ、従って、物品の損傷を防止することができる。
【0015】
更に、桁Sに配設された適当な桁内上部桟Caを形成する垂下部c2と、該桁内上部桟Caの下方で、且つ、短壁s1b側に位置する桁内下部桟Cbを形成する立設部c4とが、仕切り壁c8により連結されており、桁S内は、長壁s1aに沿って、仕切り壁c8により、複数の独立空間に仕切られている。本実施例においては、2つの幅広の桁内上部桟Ca’の垂下部c2のうち、短壁s1b側に位置する垂下部c2と、2つの幅広の桁内上部桟Ca’の下方に位置するとともに、短壁s1b側に位置する桁内下部桟Cbの中央寄りの立設部c4とが、それぞれ仕切り壁c8により連結されており、また、短壁s1bから2番目に位置する桁内上部桟Caの短壁s1b側に位置する垂下部c2と、該桁内上部桟Caの下方に位置するとともに、短壁s1b側に位置する桁内下部桟Cb(短壁s1bから2番目に位置する桁内下部桟Cb)の中央寄りの立設部c4とが、仕切り壁c8により連結されている。従って、本実施例置いては、桁Sは、4枚の仕切り壁c8により、5つの独立空間に仕切られていることになる。
【0016】
幅広の桁内上部桟Ca’及び桁内上部桟Ca内には、相対する垂下部c2を連結する、桁Sの長壁s1aに略平行な連結リブc9が、所定の間隔で形成されている。同様に、桁内下部桟Cb内には、相対する立設部c4を連結する、桁Sの長壁s1aに略平行な連結リブc10が、所定の間隔で形成されている。幅広の桁内上部桟Ca’及び桁内上部桟Ca内に形成された連結リブc9は、垂下部c2を越えて下方に延在しないように構成することが好ましく、また、桁内下部桟Cb内に形成された連結リブc10も、立設部c4を越えて上方に延在しないように構成することが好ましい。このような連結リブc9、c10を形成することにより、幅広の桁内上部桟Ca’、桁内上部桟Ca及び桁内下部桟Cbの強度及び剛性を高めることができる。
【0017】
なお、本実施例においては、図2に示されているように、側部桁S1の外側角部s2付近には、側部桁S1の長壁s1aに略平行な仕切り壁7及び短壁s1bに略平行な仕切り壁8により区画された角部区画室9が形成されており、角部区画室9は、短壁s1bに略平行な仕切り壁10により、2つの副区画室に更に区画されている。また、外側角部s2に位置する副区画室9’は、外側角部s2を含む対角仕切り壁11により、更に2室の区画室に区画されている。このような区画室や副区画室や対角仕切り壁11等を形成することにより、合成樹脂製パレットの角部の強度及び剛性を上げることができる。上記のような長壁s1aに略平行な仕切り壁7を形成した場合には、側部桁S1の短壁s1b側に位置する1、2本程度の桁内上部桟Caや桁内下部桟Cbは、外側に位置する長壁s1aに連結されずに、長壁s1aに略平行な仕切り壁7に連結されることになる。
【0018】
次に、主として、図1、図3、図6及び図7等を用いて、上部デッキ1を形成する側部桁S1と中間桁S2との間に位置する桁外上部桟部Ceについて説明する。
【0019】
桁S(側部桁S1と中間桁S2)の相対する短壁s1bから2番目に位置する桁内上部桟Ca及び2本の幅広の桁内上部桟Ca’の隣に位置する桁内上部桟Caの合計4本の桁内上部桟Caは、いずれも、側部桁S1及び中間桁S2を越えて延在しており、桁外上部桟Ce1として、桁外上部桟部Ceを構成している。桁外上部桟Ce1は、桁内上部桟Caと同一の略逆U字状の断面形状を有している。即ち、桁外上部桟Ce1も、桁内上部桟Caと同様に、水平天部c1と、水平天部c1の相対する縁部から、略垂直に下方に延在する垂下部c2とから構成されている。このように、相対する短壁s1bから2番目に位置する桁内上部桟Ca及び2本の幅広の桁内上部桟Ca’の隣に位置する桁内上部桟Caの合計4本の桁内上部桟Caと、これら4本の桁内上部桟Caに連続的に連結されている桁外上部桟Ce1とにより、上部デッキ1の略端から端まで、側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに対して略垂直に直線状に延在する防滑テープ貼着用上部桟Ctが、合計4本形成されている。
【0020】
上述した防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1の上面には、防滑テープ貼着用上部桟Ctの長さ方向(側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに対して垂直方向)に凹溝c1aが形成されており.凹溝c1aには、防滑テープTが貼着されている。防滑テープTは、接着剤を用いて貼着することも、また、溶着により貼着することもでき、適宜、適当な手段を採用することができる。当然のことがながら、凹溝c1aに貼着された防滑テープTの上面は、凹溝c1aより突出している。換言すれば、凹溝c1aに貼着された防滑テープTの上面は、上部デッキ1の物品載置面1aより、上に位置している。
【0021】
防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1の裏面には、防滑テープ貼着用上部桟Ctの長さ方向(側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに対して垂直方向)に、補強リブc11が垂設されている。補強リブc11は、相対する垂下部c2の略中間に垂設することが好ましく、垂下部c2を越えて、垂下部c2より下方に延在しないように垂設されている。勿論、必要があれば、複数本の補強リブc11を垂設することもできる。防滑テープTが貼着される凹溝c1aが形成されている防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1の裏面に、補強リブc11を形成することにより、上部デッキ1に物品を載置した際に、最初に、物品が当接する防滑テープTが配設されている防滑テープ貼着用上部桟Ctの強度や剛性を上げることができ、従って、防滑テープ貼着用上部桟Ctが、下方に湾曲変形し、物品の下面に接触する防滑テープTの面積が少なくなり、上部デッキ1における物品の滑りを防止するという防滑テープTの機能が損なわれたり、上部デッキ1から防滑テープTが剥離したり、上部デッキ1が損傷するというような問題を解決することができる。
【0022】
防滑テープTが貼着される防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1は、無垢の帯状板として形成されており、透孔や凹部や溝等が形成されていないことが好ましく、特に、防滑テープTが貼着される凹溝c1aの上面は、平坦で、且つ、透孔や凹部や溝等が形成されていないことが好ましい。このように、防滑テープTが貼着される凹溝c1aの上面を、平坦に形成することにより、防滑テープTと凹溝c1aの上面との粘着面積が増加し、従って、防滑テープTの剥離を確実に防止することができるとともに、防滑テープ貼着用上部桟Ctの強度や剛性を向上することができる。
【0023】
上述した構成を有する防滑テープ貼着用上部桟Ctは、図1や図3や図6や図7に示されているように、フォーク挿入孔3へのフォーク挿入方向(フォーク挿入孔3の長さ方向)に対して略垂直に、換言すれば、側部桁S1や中間桁S2の短壁s1bに沿って(長壁s1aに対して略垂直)、4本、形成されている。また、特に、図7から明らかなように、これら4本の防滑テープ貼着用上部桟Ctのうち、側部桁S1や中間桁S2の短壁s1b側に位置する2本は、側部桁S1と中間桁S2とフォーク挿入口側連結桟部5と中央部連結桟部6とにより囲まれた開口部4の上方で、且つ、フォーク挿入口側連結桟部5付近に位置しており、残りの2本は、開口部4の上方で、且つ、中央部連結桟部6付近に位置している。即ち、防滑テープ貼着用上部桟Ctは、フォーク挿入口側連結桟部5の上方に位置する上部デッキ1には、配設されていない。このように、防滑テープ貼着用上部桟Ctに貼着される防滑テープTは、従来の合成樹脂製パレットのように、上部デッキ1の縁部付近に配設されることなく、開口部4の上方で、且つ、フォーク挿入口側連結桟部5付近及び中央部連結桟部6付近に配設されているので、上部デッキ1に載置される物品の滑りを、確実に、且つ、効果的に防止することができる。
【0024】
水平端部c5と垂下部c6とからなる桁内上部端部桟Ccも、側部桁S1及び中間桁S2を越えて延在しており、桁外上部端部桟Ce2として、桁外上部桟部Ceを構成している。桁内上部端部桟Ccと桁外上部端部桟Ce2とは、同一断面形状を有しており、桁内上部端部桟Ccと桁外上部端部桟Ce2とにより、上部デッキ1の端から端まで、側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに対して略垂直に直線状に延在する上部端部桟Cdを構成している。
【0025】
上部端部桟Cdと、該上部端部桟Cdと隣り合う防滑テープ貼着用上部桟Ctと、側部桁S1と、中間桁S2とにより囲まれた桁外上部桟部Ceの領域(フォーク挿入口側連結桟部5の上方に位置する領域)A1に位置する側部桁S1の長壁s1aの上端部と中間桁S2の長壁s1aの上端部とは、所定の間隔で配置された垂直リブa1により連結されている。垂直リブa1のうち2本は、上部端部桟Cdと隣り合う桁内上部桟Caを構成する垂下部c2の延長部として形成されており、垂下部c2と実質的に一体として構成されている。また、上部端部桟Cdの垂下部c6と、該垂下部c6と相対する防滑テープ貼着用上部桟Ctの垂下部c2とは、所定の間隔で配置された垂直リブa2により連結されている。このように、領域A1内に位置する桁外上部桟部Ceは、長壁s1aと略直交する垂直リブa1と長壁s1aに略平行な垂直リブa2とにより交叉リブ構造に形成されている。垂直リブa1、a2は、長手方向に垂直な断面形状が、略逆T字状に形成されており、その上端は、上部デッキ1の物品載置面1aを形成しているとともに、垂直リブa1、a2の下端は、桁内上部桟Caの垂下部c2や上部端部桟Cdの垂下部c6の下端と、略一致している。このように、適当な長壁s1aと略直交する垂直リブa1と、桁内上部桟Caを構成する垂下部c2とを、連続体として、あたかも、一枚の平坦な帯状板として一体的に形成することにより、桁外上部桟部Ceの強度や剛性を向上させることができる。
【0026】
上部端部桟Cdと隣り合う防滑テープ貼着用上部桟Ctの隣に位置する防滑テープ貼着用上部桟Ctと、該防滑テープ貼着用上部桟Ctと隣り合う防滑テープ貼着用上部桟Ctと、側部桁S1と、中間桁S2とにより囲まれた桁外上部桟部Ceの領域(側部桁S1と中間桁S2とフォーク挿入口側連結桟部5と中央部連結桟部6とにより囲まれた開口部4の上方に位置する領域)A2に位置する側部桁S1の長壁s1aの上端部と中間桁S2の長壁s1aの上端部とは、所定の間隔で配置された垂直リブa3により連結されており、垂直リブa3は、上記の防滑テープ貼着用上部桟Ct間に位置する2本の桁内上部桟Caを構成する垂下部c2の延長部として形成されており、垂下部c2と実質的に一体として構成されている。また、防滑テープ貼着用上部桟Ctの垂下部c2の延長部として形成されている垂直リブa3は、所定の間隔で配置された垂直リブa4により連結されている。このように、領域A2内に位置する桁外上部桟部Ceは、長壁s1aと略直交する垂直リブa3と長壁s1aに略平行な垂直リブa4とにより交叉リブ構造に形成されている。垂直リブa3、a4は、長手方向に垂直な断面形状が、略T字状に形成されており、その上端は、上部デッキ1の物品載置面1aを形成しているとともに、垂直リブa3、a4の下端は、防滑テープ貼着用上部桟Ctの垂下部c2の下端と、略一致している。このように、長壁s1aと略直交する垂直リブa3と、桁内上部桟Caを構成する垂下部c2とを、連続体として、あたかも、一枚の平坦な帯状板として一体的に形成することにより、桁外上部桟部Ceの強度や剛性を向上させることができる。
【0027】
上述した領域A2内に配設された、長壁s1aと略直交する略T字状の垂直リブa3を構成する垂直部a3aは、図7や図9に示されているように、等間隔ではなく、中央部に位置する隣り合う2本の垂直リブa3の垂直部a3aの間隔d1は、中央部に位置する垂直リブa3の垂直部a3aと防滑テープ貼着用上部桟Ct側の垂直リブa3の垂直部a3aとの間隔d2より広く形成されている。このように、隣り合う略T字状の垂直リブa3を構成する垂直部a3aの間隔d1が広い場合には、当該垂直リブa3を構成する水平部a3bを、互いに接近する方向に延長させることにより、広い間隔d1を有する垂直リブa3の水平部a3b間の間隔d3を狭めて、狭い間隔d2を有する垂直リブa3の水平部a3b間の間隔d4と略同じ間隔にする。このように構成することにより、隣り合う略T字状の垂直リブa3を構成する垂直部a3aの間隔d1が広いことによる領域A2内に位置する桁外上部桟部Ceの強度や剛性の低下を抑えることができ、ひいては、合成樹脂製パレットの強度や剛性が向上することになる。また、隣り合う略T字状の垂直リブa3を構成する垂直部a3aの間隔d1が広い場合に、当該垂直リブa3を構成する水平部a3bを、互いに接近する方向に延長させることにより、上部デッキ1の物品載置面1aの載置面積を大きくすることができ、従って、載置される物品の垂直リブa3間への食い込みを抑制することができ、物品の損傷を防止することができる。
【0028】
また、領域A2内に位置する防滑テープ貼着用上部桟Ctの垂下部c2と、該垂下部c2と隣り合う略T字状の垂直リブa3を構成する垂直部a3aが広い場合には、防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1を、垂直リブa3側に延長させて延長縁c1bするとともに、該延長縁c1bと対向する垂直リブa3の水平部a3bを、防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1側に延長して、防滑テープ貼着用上部桟Ctの水平天部c1の延長縁c1bと、該延長縁c1bと対向する垂直リブa3の水平部a3b間の間隔d5を狭めて、狭い間隔d2を有する垂直リブa3の水平部a3b間の間隔d4と略同じ間隔にする。このように構成することにより、領域A2内に位置する桁外上部桟部Ceの強度や剛性の低下を更に抑えることができるとともに、上述したと同様に、上部デッキ1の物品載置面1aの載置面積を大きくすることができ、従って、載置される物品の垂直リブa3間への食い込みを抑制することができ、物品の損傷を防止することができる。
【0029】
幅広の桁内上部桟Ca’と隣り合う一対の防滑テープ貼着用上部桟Ctと、側部桁S1と、中間桁S2とにより囲まれた桁外上部桟部Ceの領域(中央部連結桟部6の上方に位置する領域)A3に位置する側部桁S1の長壁s1aの上端部と中間桁S2の長壁s1aの上端部とは、略逆U字状の桁外上部桟Ce3により連結されている。桁外上部桟Ce3も、上述した略逆U字状の桁内上部桟Caと同様に、水平天部e1と、水平天部e1の相対する縁部から、略垂直に下方に延在する垂下部e2とから構成されている。本実施例には、領域A3に、4本の桁外上部桟Ce3が形成されており、外側に配置されている2本の桁外上部桟Ce3の防滑テープ貼着用上部桟Ct側の垂下部e2は、上記の防滑テープ貼着用上部桟Ct間に位置する2本の幅広の桁内上部桟Ca’を構成する防滑テープ貼着用上部桟Ct側の垂下部c2の延長部として形成されており、従って、桁外上部桟Ce3の防滑テープ貼着用上部桟Ct側の垂下部e2と幅広の桁内上部桟Ca’の防滑テープ貼着用上部桟Ct側の垂下部c2とは、実質的に一体として構成されている。また、内側に配置されている2本の桁外上部桟Ce3の相対する垂下部e2は、上記の防滑テープ貼着用上部桟Ct間に位置する2本の幅広の桁内上部桟Ca’を構成する同じく相対する垂下部c2の延長部として形成されており、従って、内側に配置されている2 本の桁外上部桟Ce3の相対する垂下部e2と2本の幅広の桁内上部桟Ca’の相対する垂下部c2とは、実質的に一体として構成されている。このように、桁外上部桟Ce3の適当な垂下部e2と、幅広の桁内上部桟Ca’の適当な垂下部c2とを、連続体として、あたかも、一枚の平坦な帯状板として一体的に形成することにより、桁外上部桟部Ceの強度や剛性を向上させることができる。
【0030】
ところで、上述したように、桁(側部桁S1、中間桁S2)Sに配設された適当な桁内上部桟Caを形成する垂下部c2と、該桁内上部桟Caの下方で、且つ、短壁s1b側に位置する桁内下部桟Cbを形成する立設部c4とは、仕切り壁c8により連結されており、桁S内は、長壁s1aに沿って、仕切り壁c8により、複数の独立空間に仕切られている。
【0031】
上述したように、且つ、図4や図5に示されているように、桁S内に位置する、長手方向に垂直な断面形状が略逆U字状の所定の桁内上部桟Caや幅広の桁内上部桟Ca’や防滑テープ貼着用上部桟Ctを形成する一方の垂下部c2と、桁S外に位置する桁外上部桟部Ceを構成する防滑テープ貼着用上部桟Ctの垂下部c2や桁外上部桟Ce3の一方の垂下部e2とは、連続しているとともに、あたかも、一枚の平坦な帯状板として一体的に形成されており、このように構成することにより、桁外上部桟部Ceの強度や剛性を上げることができ、ひいては、合成樹脂製パレットの上部デッキ1の強度や剛性が向上する。このように、桁S内に位置する防滑テープ貼着用上部桟Ct等の一方の垂下部c2と、桁S外に位置する防滑テープ貼着用上部桟Ct等の一方の垂下部c2との一枚の平坦な帯状板として連続性を維持するために、これら垂下部c2に接続される仕切り壁c8は、一枚の平坦な帯状板として連続性を維持している桁S内及び桁S外の垂下部c2と、垂下部c2と仕切り壁c8との接続部分に段差部等が存在することなく、あたかも、平坦な一枚板のように接続されている。このように構成することにより、物品が載置されて、大きな負荷がかかる上部デッキ1の強度や剛性を高めることができる。
【0032】
上述したように、桁S内及び桁S外に位置する垂下部c2と、平坦な一枚板のように接続された仕切り壁c8を、そのまま、下方に延長すると、仕切り壁c8の下端が、桁S内に位置する、長手方向に垂直な断面形状が略U字状の桁内下部桟Cbの一方の立設部c4の上端と一致しなかったり、ずれることになる。このように、桁S内に位置する仕切り壁c8の下端と桁内下部桟Cbの一方の立設部c4の上端が、接合しなかったり、ずれたりすると、桁Sの強度や剛性、特に、上方からの負荷に対する座屈強度が低下することになる。本実施例においては、このような課題を解決するために、仕切り壁c8と接続される桁内下部桟Cbの一方の立設部c4を、図4や図5に示されているように、仕切り壁c8と接続されないもう一方の立設部c4から遠ざかる方に、外側に傾斜させて、桁S内に位置する仕切り壁c8の下端と桁内下部桟Cbの一方の立設部c4の上端とが一致するように整合させて、桁S内に位置する仕切り壁c8の下端と桁内下部桟Cbの一方の立設部c4の上端とを接続する。従って、仕切り壁c8の下端と桁内下部桟Cbの一方の立設部c4の上端との接続部Zは、仕切り壁c8と接続されないもう一方の立設部c4に対して、外側に湾曲することになる。このように構成することにより、桁Sの強度や剛性、特に、上方からの負荷に対する座屈強度が向上する。
【0033】
次に、図6及び図7を用いて、側部桁S1の長手方向両端部と中間桁S2の長手方向両端部とを連結する、フォーク挿入口側連結桟部5について説明する。
【0034】
フォーク挿入口側連結桟部5は、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aの下端部を連結する板状の平面部5aと、平面部5aの両端部(フォーク挿入口側の端部及び中央部連結桟部6側の端部)からそれぞれ下方に傾斜しているとともに、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aの下端部を連結する板状の傾斜部5bとを有している。更に、平面部5a及び傾斜部5bの裏面には、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aとを連結する連結リブ5cが、適当な間隔で垂設されているとともに、側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに沿って、上記の連結リブ5cと交叉する交叉リブ5dが、適当な間隔で垂設されている。なお、必要に応じて、連結リブ5cと交叉リブ5dで囲まれた平面部5aには、排水孔5eを穿設することができる。上記のような傾斜部5bを形成することにより、ハンドフォークリフトの車輪のフォーク挿入口側連結桟部5への乗り上げ、通過が容易になる。
【0035】
次に、図6、図7及び図10〜図13を用いて、側部桁S1の中央部と中間桁S2の中央部とを連結する、中央部連結桟部6について説明する。
【0036】
中央部連結桟部6は、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aの下端部を連結する複数(本実施例においては、5本)の桟で構成されている。中央部連結桟部6の中央に位置する桟(中央桟と称する。)6aは、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aの下端部を連結する複数(本実施例においては、3本)の垂直連結リブ6a1と、側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに沿って形成されているとともに、垂直連結リブ6a1と交叉する適当数の交叉垂直リブ6a2とを有している。そして、側部桁S1の長壁s1aと、垂直連結リブ6a1と、側部桁S1の長壁s1aと相対する交叉垂直リブ6a2とにより囲まれたセル(以下、側部桁側セルという。)P1が形成されており、また、中間桁S2の長壁s1aと、垂直連結リブ6a1と、中間桁S2の長壁s1aと相対する交叉垂直リブ6a2とにより囲まれたセル(以下、中間桁側セルという。)P2が形成されており、更に、側部桁側セルP1と中間桁側セルP2との間には、垂直連結リブ6a1と交叉垂直リブ6a2とにより囲まれたセル(以下、中間セルという。)P3が形成されている。また、側部桁S1の長壁s1a付近に位置するセル、即ち、側部桁側セルP1や側部桁側セルP1に隣接する中間セルP3には、底板p1が形成されており、同様に、中間桁S2の長壁s1a付近に位置するセル、即ち、中間桁側セルP2や中間桁側セルP2に隣接する中間セルP3にも、底板p1が形成されている。なお、必要に応じて、底板p1には、排水孔p1aを、それぞれ穿設することができる。
【0037】
中央部連結桟部6を構成する中央桟6aのフォーク挿入口側連結桟部5側には、所定の間隔を置いて、中央桟6aと同じ高さを有する側部桟6bが形成されており、側部桟6bは、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aの下端部を連結する複数(本実施例においては、2本)の垂直連結リブ6b1と、側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1aに沿って形成されているとともに、垂直連結リブ6b1と交叉する適当数の交叉垂直リブ6b2とを有している。そして、側部桁S1の長壁s1aと、垂直連結リブ6b1と、側部桁S1の長壁s1aと相対する交叉垂直リブ6b2とにより囲まれたセル(以下、側部桁側セルという。)P4が形成されており、また、中間桁S2の長壁s1aと、垂直連結リブ6b1と、中間桁S2の長壁s1aと相対する交叉垂直リブ6b2とにより囲まれたセル(以下、中間桁側セルという。)P5が形成されており、更に、側部桁側セルP4と中間桁側セルP5との間には、垂直連結リブ6b1と交叉垂直リブ6b2とにより囲まれたセル(以下、中間セルという。)P6が形成されている。また、側部桁S1の長壁s1a付近に位置するセル、即ち、側部桁側セルP4や側部桁側セルP4に隣接する中間セルP6には、底板p2が形成されており、同様に、中間桁S2の長壁s1a付近に位置するセル、即ち、中間桁側セルP5や中間桁側セルP5に隣接する中間セルP6にも、底板p2が形成されている。なお、必要に応じて、底板p2には、排水孔p2aを、それぞれ穿設することができる。
【0038】
中央部連結桟部6を構成する側部桟6bのフォーク挿入口側連結桟部5側には、所定の間隔を置いて、傾斜桟6cが形成されている。傾斜桟6cは、相対する側部桁S1の長壁s1aの下端部と中間桁S2の長壁s1aの下端部を連結するとともに、フォーク挿入口側連結桟部5方向に向かって、徐々に、その高さが低くなっている、複数(本実施例においては、3本)の垂直連結リブ6c1と、垂直連結リブ6c1と交叉する、側面形状(側部桟6bや中間桁S2の長壁s1aと略平行な面の形状)が略三角形状の適当数の交叉垂直リブ6c2とを有している。そして、側部桁S1の長壁s1aと、垂直連結リブ6c1と、側部桁S1の長壁s1aと相対する交叉垂直リブ6c2とにより囲まれたセル(以下、側部桁側セルという。)P7が形成されており、また、中間桁S2の長壁s1aと、垂直連結リブ6c1と、中間桁S2の長壁s1aと相対する交叉垂直リブ6c2とにより囲まれたセル(以下、中間桁側セルという。)P8が形成されており、更に、側部桁側セルP7と中間桁側セルP8との間には、垂直連結リブ6c1と交叉垂直リブ6c2とにより囲まれたセル(以下、中間セルという。)P9が形成されている。また、側部桁S1の長壁s1a付近に位置するセル、即ち、側部桁側セルP7や側部桁側セルP7に隣接する中間セルP9には、底板p3が形成されており、同様に、中間桁S2の長壁s1a付近に位置するセル、即ち、中間桁側セルP8や中間桁側セルP8に隣接する中間セルP9にも、底板p3が形成されている。なお、必要に応じて、底板p3には、排水孔p3aを、それぞれ穿設することができる。なお、本実施例においては、底板p3が形成されている側部桁側セルP7や中間桁側セルP8や中間桁側セルP9以外の中間桁側セルP9は、天板6c3で覆われている。
【0039】
上述したように、中央部連結桟部6を構成する中央桟6a、側部桟6b及び傾斜桟6cの側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1a付近に位置するセルP1〜P9に、底板p1〜p3を形成したので、物品が載置された合成樹脂製パレットを段積みした際に、下に位置する合成樹脂製パレットに載置されている物品に、上に位置する合成樹脂製パレットの中央部連結桟部6を構成する中央桟6a、側部桟6b及び傾斜桟6cの側部桁S1及び中間桁S2の長壁s1a付近に位置するセルP1〜P9に形成された底板p1〜p3が、面接触するので、従来のようにリブの下端が当接する場合に比べて、下に位置する合成樹脂製パレットに載置されている物品の損傷が少ない。
【0040】
なお、上述した実施例には、中央部連結桟部6の側部桁S1及び中間桁S2付近に位置するセルP1〜P9に、底板p1〜p3を形成した例が示されているが、フォーク挿入口側連結桟部5の側部桁S1及び中間桁S2付近に位置するセルに、同様の底板を形成することもできる。
【0041】
なお、上述した実施例には、所謂、2方差しの合成樹脂製パレットが示されているが、4方差しの合成樹脂製パレットに適用することもできる。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0043】
上部デッキに配設された防滑テープ貼着用上部桟に、防滑テープが貼着される凹溝を形成するとともに、前記防滑テープ貼着用上部桟の裏面に、その長さ方向に沿って、補強リブを垂設したので、上部デッキに物品を載置した際に、最初に、物品が当接する防滑テープが配設されている防滑テープ貼着用上部桟の強度や剛性を上げることができ、従って、防滑テープ貼着用上部桟が、下方に湾曲変形し、物品の下面に接触する防滑テープの面積が少なくなり、上部デッキにおける物品の滑りを防止するという防滑テープの機能が損なわれたり、上部デッキから防滑テープが剥離したり、上部デッキが損傷するというようなことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の合成樹脂製パレットの斜視図である。
【図2】図2は本発明の合成樹脂製パレットの裏面斜視図である。
【図3】図3は側部桁の長壁に沿った桁内断面を含む本発明の合成樹脂製パレットの部分斜視図である。
【図4】図4は図3の部分拡大斜視図である。
【図5】図5は図3の部分正面図である。
【図6】図6はフォーク挿入孔に沿ったフォーク挿入孔断面を含む本発明の合成樹脂製パレットの部分斜視図である。
【図7】図7はフォーク挿入孔に沿った本発明の合成樹脂製パレットの垂直断面図である。
【図8】図8は本発明の合成樹脂製パレットを構成する防滑テープ貼着用上部桟及び防滑テープの長さ方向に垂直な断面図である。
【図9】図9は本発明の合成樹脂製パレットを構成する上部デッキの部分垂直断面図である。
【図10】図10は本発明の合成樹脂製パレットを構成する中央部連結桟部付近の一部断面を含む部分斜視図である。
【図11】図11は本発明の合成樹脂製パレットを構成する中央部連結桟部付近の一部断面を含む部分裏面斜視図である。
【図12】図12は本発明の合成樹脂製パレットを構成する中央部連結桟部付近の部分垂直断面図である。
【図13】図13は本発明の合成樹脂製パレットを構成する中央部連結桟部の桁部付近の部分垂直断面図である。
【符号の説明】
Ca・・・・・・・・・・・・桁内上部桟
Cb・・・・・・・・・・・・桁内下部桟
Ce・・・・・・・・・・・・桁外上部桟部
Ct・・・・・・・・・・・・防滑テープ貼着用上部桟
c1a・・・・・・・・・・・凹溝
c8・・・・・・・・・・・・仕切り壁
S1・・・・・・・・・・・・側部桁
S2・・・・・・・・・・・・中間桁
s1a・・・・・・・・・・・長壁
s1b・・・・・・・・・・・短壁
1・・・・・・・・・・・・・上部デッキ
2・・・・・・・・・・・・・下部デッキ
3・・・・・・・・・・・・・フォーク挿入孔
4・・・・・・・・・・・・・開口部
4a・・・・・・・・・・・・連結桟
5・・・・・・・・・・・・・フォーク挿入口側連結桟部
6・・・・・・・・・・・・・中央部連結桟部

Claims (1)

  1. 上部デッキに配設された防滑テープ貼着用上部桟に、防滑テープが貼着される凹溝を形成するとともに、前記防滑テープ貼着用上部桟の裏面に、その長さ方向に沿って、前記防滑テープ貼着用上部桟を構成する相対する垂下部を越えて、該垂下部より下方に延在しないように、補強リブ垂設されており、且つ、前記防滑テープ貼着用上部桟が、下部デッキボードに形成された開口部の上方で、且つ、フォーク挿入口側連結桟部付近及び中央部連結桟部付近に配設されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
JP2003172959A 2003-06-18 2003-06-18 合成樹脂製パレット Expired - Lifetime JP4190953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003172959A JP4190953B2 (ja) 2003-06-18 2003-06-18 合成樹脂製パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003172959A JP4190953B2 (ja) 2003-06-18 2003-06-18 合成樹脂製パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005008188A JP2005008188A (ja) 2005-01-13
JP4190953B2 true JP4190953B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=34096915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003172959A Expired - Lifetime JP4190953B2 (ja) 2003-06-18 2003-06-18 合成樹脂製パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4190953B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174292A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Dic Corp 合成樹脂製パレット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005008188A (ja) 2005-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015123971A (ja) パレット
JP4190953B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP4259932B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP4250461B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP4195836B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP2002166941A (ja) パレット
JP3973428B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP2008174292A (ja) 合成樹脂製パレット
JP3987365B2 (ja) パレット
JP3993769B2 (ja) 合成樹脂製パレット
CN219668740U (zh) 一种托板
JP3967119B2 (ja) パレット
JP4059736B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP3574878B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP2005219754A (ja) 合成樹脂製パレット
JPH10218178A (ja) 合成樹脂製パレット
JP4309298B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP4577858B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP2004168337A (ja) 合成樹脂製パレット
JP3201581B2 (ja) スキッドパレット
JP4555189B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JPH033472Y2 (ja)
JP3874125B2 (ja) 両面使用二方差し合成樹脂製パレット
JP2005219757A (ja) 合成樹脂製パレット
KR20000010393U (ko) 파렛트용 지지틀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4190953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140926

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term