JP4190226B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報出力端末機器に関し、より詳細には、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来技術として、定着装置で無端状帯体の加熱ローラと、これに加圧される加圧ローラとを備えるものがあり、このような定着装置において、加熱ローラ又は加圧ローラの離型性が不良である際には、一部のトナーが定着ローラ又は加圧ローラに付着してオフセットが発生する虞れがあるため、良好な離型性が得られるよう、これらの外周に離型層を形成し、更にこの離型層にオフセット防止液を塗布する塗布ローラを設けたものが公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術には、オフセットの発生を完全に防止することが困難であるため、微量なオフセットが加熱ローラや加圧ローラに残留して、塗布ローラの表面や塗布ローラに接するオフセット防止液供給部分をトナーや紙粉で汚損し、結果的に、経時使用によっては塗布ローラによる塗布量が低下すると共に表面が汚損されることにより、塗布ローラの汚損が加熱ローラや加圧ローラに逆転写されて記録紙に画像汚れを発生させるという問題がある。
【0004】
又、近年、紙のリサイクル化や紙の白色度を向上させるために使用される充填材(填料)等の影響によって、オフセット防止液を供給する塗布ローラやオフセット防止液供給口に付着堆積する紙粉量の増加が目立ってきており、この紙粉が多くなると、トナーの粘着性により、クリーニングローラで回収しきれない汚損物が塗布ローラの表面に残留するようになり、塗布ローラの性能低下や、画像品質の低下を招くという問題があった。
【0005】
そこで本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、塗布ローラの表面やオフセット防止液供給部分に紙粉を残留させることがなく、塗布ローラの性能低下を防止することができ、同時に塗布ローラから異物が加熱ローラに逆転写することがなく、画像品質の低下を防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、発熱体を備えた無端状帯体と、該無端状帯体に加圧された加圧ローラと、前記無端状帯体または、前記加圧ローラの内、少なくとも前記無端状帯体にオフセット防止液を塗布する塗布ローラとを有し、前記無端状帯体と前記加圧ローラとの間にトナー像が形成された記録材を通紙させて当該用紙にトナー像を定着する定着装置を用い、前記記録材に画像を形成する画像形成装置において、前記塗布ローラのクリーニング部材を、前記記録材への画像形成時に前記塗布ローラが回転する方向とは逆の回転に対してはカウンタ状態となるように、前記無端状帯体と前記塗布ローラの接触部より下流側でかつ、前記塗布ローラとオフセット防止液供給口との接触部より上流側に設け、前記クリーニング部材は、前記記録材への画像形成時には前記塗布ローラから離間しており、前記記録材への画像形成動作が終了した後に、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラを回転させることによって、前記クリーニング部材を前記塗布ローラと当接させることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の画像形成装置において、前記クリーニング部材が、前記塗布ローラの画像形成動作時と逆の回転と連動して前記塗布ローラに当接するようにしてもよい。
【0008】
また、本発明の画像形成装置において、前記記録材への画像形成動作が終了した後、前記塗布ローラのオフセット防止液供給口に位置する個所が前記クリーニング部材を設けた位置を通過する回転量以上、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラを回転させるよう構成してもよい
【0009】
また、本発明の画像形成装置において、前記記録材への画像形成動作が終了した後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラの回転動作を行い、その後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向に、前記逆転時の回転量以上、前記各ローラが回転する動作を設けてもよい
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の画像形成装置を示す概略図あり、図2は、塗布ローラを詳細に示す拡大図である。
【0011】
図1、図2において、画像形成装置は、発熱体を備えた無端状帯体の加熱ローラ1と、加熱ローラ1に加圧された加圧ローラ2と、加熱ローラ1または加圧ローラ2の内、少なくとも加熱ローラ1にオフセット防止液を塗布する塗布ローラ3とを有し、この加熱ローラ1と加圧ローラ2との間にはトナー像が形成された記録材を通紙させて当該用紙にトナー像を定着する定着装置を用い、記録材に画像を形成するように構成し、各ローラ1,2,3は、記録材への画像形成動作が終了した後、画像形成動作時の各回転方向と逆の回転方向に、回転するように構成されている。
【0012】
又、塗布ローラ3の側面には、オフセット防止液4を供給するオフセット防止液供給口5と、クリーニング部材6とを備え、クリーニング部材6は、加熱ローラ1と塗布ローラ3の接触部の下流側に位置すると共に塗布ローラ3とオフセット防止液供給口との上流側に位置し、記録材への画像形成動作時に離間し、記録材への画像形成動作時に前記塗布ローラが回転する方向とは逆の回転に対してはカウンタ状態となるように構成されている。ここで、図2中、7はクリーニング部材6の離間量制御部、8はクリーニング部材環動作用摺動部、9は汚損物を示す。
【0013】
更に、各ローラ1,2,3は、記録材への画像形成動作が終了した後、塗布ローラ3のオフセット防止液供給口5に位置する個所がクリーニング部材6を設けた位置を通過する回転量以上、画像形成動作時の各回転方向と逆の回転方向に回転するよう構成されている。
【0014】
更に又、各ローラ1,2,3は、記録材への画像形成動作が終了した後、前記画像形成動作時の各回転方向と逆の回転方向に、前記各回転動作を行い、その後、前記画像形成動作時の前記各回転方向に、前記逆転時の回転量以上、回転するよう構成されてもよい。
【0015】
このような画像形成装置を用いた際には、オフセット防止液供給位置に付着堆積した汚損物9が、塗布ローラ3に伝わり逆戻りする。この時、記録材への画像形成動作時に離間していたクリーニング部材6は逆回転に対してはカウンタ状態となり確実に加熱ローラ1に達する前にクリーニング部材6により移動してきた汚損物を掻き落としクリーニングする。その後、画像形成動作時と同じ方向に回転し、逆回転時に発生した各ローラ1,2,3上のオフセット防止液塗布ムラ状態を均一化することにより、次に行われる記録材への画像形成動作において出力画像のオフセット防止液塗布ムラを防止する。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、記録材への画像形成動作が終了した後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラが回転するので、記録材への画像形成時に汚損物が前記各ローラを伝わり、オフセット防止液供給位置に付着堆積した汚損物を移動及び減少させることができる。
【0017】
本発明の実施の形態によれば、記録材への画像形成動作時に離間し、記録材への画像形成動作時に前記塗布ローラが回転する方向とは逆の回転に対してはカウンタ状態となるように、クリーニング部材を、無端状帯体と塗布ローラ接触部より下流側でかつ、塗布ローラとオフセット防止液供給口との接触部より上流側の塗布ローラに設けるので、クリーニング部材の接触による塗布ローラのダメージを最小限にでき、且つオフセット防止液供給位置に付着堆積して塗布ローラの逆転により移動する汚損物を、確実に無端状帯体に達する前にクリーニング部材が設けられた個所へ通すことができる。
【0018】
本発明の実施の形態によれば、記録材への画像形成動作が終了した後、前記塗布ローラのオフセット防止液供給口に位置する個所がクリーニング部材を設けた位置を通過する回転量以上、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラを回転させるので、オフセット防止液供給位置に付着堆積した汚損物を、確実にクリーニング部材まで移動し、クリーニングすることができる。
【0019】
本発明の実施の形態によれば、記録材への画像形成動作が終了した後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラの回転動作を行い、その後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向に、前記逆転時の回転量以上、前記各ローラが回転する動作を設けるので、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転により発生した各ローラ上のオフセット防止液塗布ムラ状態を均一化し、次に行われる記録材への画像形成動作において、オフセット防止液の塗布ムラを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置を示す概略図ある。
【図2】塗布ローラを詳細に示す拡大図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ(無端状帯体)
2 加圧ローラ
3 塗布ローラ
5 オフセット防止液供給口
6 クリーニング部材

Claims (4)

  1. 発熱体を備えた無端状帯体と、該無端状帯体に加圧された加圧ローラと、前記無端状帯体または、前記加圧ローラの内、少なくとも前記無端状帯体にオフセット防止液を塗布する塗布ローラとを有し、前記無端状帯体と前記加圧ローラとの間にトナー像が形成された記録材を通紙させて当該用紙にトナー像を定着する定着装置を用い、前記記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    前記塗布ローラのクリーニング部材を、前記記録材への画像形成時に前記塗布ローラが回転する方向とは逆の回転に対してはカウンタ状態となるように、前記無端状帯体と前記塗布ローラの接触部より下流側でかつ、前記塗布ローラとオフセット防止液供給口との接触部より上流側に設け、
    前記クリーニング部材は、前記記録材への画像形成時には前記塗布ローラから離間しており、
    前記記録材への画像形成動作が終了した後に、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラを回転させることによって、前記クリーニング部材を前記塗布ローラと当接させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング部材が、前記塗布ローラの画像形成動作時と逆の回転と連動して前記塗布ローラに当接することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記記録材への画像形成動作が終了した後、前記塗布ローラのオフセット防止液供給口に位置する個所が前記クリーニング部材を設けた位置を通過する回転量以上、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラを回転させるよう構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記記録材への画像形成動作が終了した後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向と逆の回転方向に、前記各ローラの回転動作を行い、その後、前記画像形成動作時の前記各ローラ回転方向に、前記逆転時の回転量以上、前記各ローラが回転する動作を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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