JP4188923B2 - ポート検出装置およびその方法 - Google Patents

ポート検出装置およびその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4188923B2
JP4188923B2 JP2005030454A JP2005030454A JP4188923B2 JP 4188923 B2 JP4188923 B2 JP 4188923B2 JP 2005030454 A JP2005030454 A JP 2005030454A JP 2005030454 A JP2005030454 A JP 2005030454A JP 4188923 B2 JP4188923 B2 JP 4188923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
signal port
video signal
control signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005030454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005267617A (ja
Inventor
忠彦 平加
潤郎 米光
直顕 平田
康詔 川本
千晴 石森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eizo Nanao Corp
Original Assignee
Eizo Nanao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eizo Nanao Corp filed Critical Eizo Nanao Corp
Priority to JP2005030454A priority Critical patent/JP4188923B2/ja
Publication of JP2005267617A publication Critical patent/JP2005267617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188923B2 publication Critical patent/JP4188923B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

この発明は、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置およびその方法に関する。
グラフィックスボードの特性やモニターの経年・経時変化による表示色の変化に対応するため、色調などの補正を行うモニターキャリブレーションが知られている。
モニターキャリブレーションでは、所定画像の映像信号をモニターに出力したときにモニターに表示された画像を輝度計などのセンサを用いて計測し、出力画像の映像信号の値とセンサの計測データの値とを比較することによってモニター特性を取得して最適な表示特性を設定するようにしている。
例えば、液晶表示装置の表示濃度を補正するため、信号源からの出力信号の値と、輝度計によって測定された液晶パネルが表示する表示濃度の値とを計算機で比較し、変換特性として液晶表示装置に記録することにより、所望の表示濃度を得る方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−99238号公報
上記のモニターキャリブレーションではモニターが1つであることを前提としており、計算機からの制御信号と映像信号はそれぞれ1つの制御信号ポートと映像信号ポートに対して与えられている。
このため、複数のモニターが接続されているマルチモニター環境においては、キャリブレーションを実行するコンピュータ装置(計算機)は、キャリブレーションの実行時に、ユーザにセンサの設置を促して適切なキャリブレーションを実行するため、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せをそれぞれ認識しておく必要が生じる。
しかしながら、コンピュータ装置における制御信号ポートおよび映像信号ポートはそれぞれ独立してモニターと接続されている場合もあり、これらの組合せをコンピュータ装置に認識させるためには、専用の認識回路またはユーザによる外部からの認識操作等が必要であった。
特に、USB(Universal Serial Bus)などの発展に伴い、モニターとコンピュータ装置とを容易に接続・非接続にできる環境においては、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを頻繁に認識させる必要があった。
このような場合、コンピュータ装置の内部に専用の認識回路を設けていたのでは、コストが上昇する等のデメリットがあった。また、接続変更が生じる度に、ユーザがモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せの設定操作を行うのは煩雑であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、マルチモニター環境において、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを容易に検出することのできるポート検出方法の提供を目的とする。
一方、マルチモニター環境において、各モニターにキャリブレーションを行うためのセンサが設置されている状態においては、コンピュータ装置は、ユーザにセンサの設置を促す必要がない。このような場合には、コンピュータ装置は、どのセンサがどのモニターに接続されているのかを認識しておけば、キャリブレーションを自動的に実行することができる。
よってこの発明は、マルチモニター環境において、各モニター毎にキャリブレーションを行うためのセンサが設置されている場合には、センサから取得した信号に基づいて、各センサおよび各モニターの接続されたポートの対応関係を容易に認識することのできるポート検出装置の提供をも目的とする。
(1)(6)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数の制御信号ポートの中から、各モニターについての映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
(a)映像信号ポートに検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
(b)制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
(c)所定の映像信号ポートに検査画像データを出力した後において、所定の制御信号ポートを介して取得した出力画像ステータスに変化があった場合に、当該所定の映像信号ポートと当該所定の制御信号ポートとを対応付けて検出するポート検出手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、モニターに検査画像データを出力した映像信号ポートと、取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、組合せとして検出することができる。これにより、すべてのモニターと接続する映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを正しく認識し、モニター毎にキャリブレーションを実行することができる。
(2)(7)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
(a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
(b)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
(c)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
(d)前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記固有データ取得手段において取得された固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、モニターに検査画像データを出力した映像信号ポートと、取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、固有データにかかるモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出することができる。これにより、すべてのモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを正しく認識し、モニター毎にキャリブレーションを実行することができる。
(3)(8)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
(a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
(b)前記固有データ取得手段において取得された各モニターの固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示手段と、
(c)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示手段に提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定手段と、
(d)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
(e)前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
(f)前記検査画像データ出力手段における検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、検査画像データが出力された映像信号ポートと、ユーザによって入力されたモニタと接続する制御信号ポートを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出することができる。これにより、すべてのモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを正しく認識し、モニター毎にキャリブレーションを実行することができる。
(4)(9)(17)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
(a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得手段と、
(b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得手段と、
(c)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
(d)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
(e)前記第1の固有データ取得手段において取得された第1の固有データと、前記第2の固有情報取得手段において取得された第2の固有データに基づいて、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記第1の固有データ取得手段において取得された第1の固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、第2の固有データを取得できないモニターが1以下であった場合には、固有データが一致する制御信号ポートと映像信号ポートを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出することができる。
また、第2の固有データを取得できないモニターが2以上であった場合には、検査画像データを出力したモニターと接続する映像信号ポートと、取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出することができる。
これにより、映像信号ポートを介して固有データが取得できないモニターが接続されている場合であっても、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを適切検出し、モニター毎にキャリブレーションを実行することができる。
(5)(10)(18)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
(a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得手段と、
(b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得手段と、
(c)前記第1の固有データ取得手段において取得された各モニターの第1の固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示手段と、
(d)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示手段に提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定手段と、
(e)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
(f)前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
(g)前記第1の固有データ取得手段において取得したモニターの固有データと、前記第2の固有情報取得手段において取得したモニターの固有データに基づいて、モニターにおける制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力手段における検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、第2の固有データを取得できないモニターが1以下であった場合には、固有データが一致する制御信号ポートと映像信号ポートを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出することができる。
また、第2の固有データを取得できないモニターが2以上であった場合には、検査画像データを出力したモニタと接続する映像信号ポートと、ユーザによって入力されたモニタと接続する制御信号ポートを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出することができる。
これにより、映像信号ポートを介してモニターにおける固有データが取得できたか否かにかかわらず、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出して、モニター毎にキャリブレーションを実行することができる。
(11)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムにおいて、
検査画像データ出力手段が出力する検査画像データは、表示解像度を変更するものであり、出力画像ステータス取得手段は、表示解像度を出力画像のステータスとして取得することを特徴としている。
したがって、モニターにおける出力画像のステータスを容易に取得することができる。
(12)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムにおいて、
検査画像データ出力手段が出力する検査画像データは、第1の単色画像から第2の単色画像に変更するものであり、出力画像ステータス取得手段は、単色画像の色を出力画像のステータスとして取得することを特徴としている。
したがって、モニターにおける出力画像のステータスを容易に取得することができる。
(13)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムにおいて、
検査画像データ出力手段が出力する検査画像データは、所定画素の発色を変更するものであり、出力画像ステータス取得手段は、所定画素の発色を出力画像のステータスとして取得することを特徴としている。
したがって、モニターにおける出力画像のステータスを容易に取得することができる。特に、モニターにおける一部の画素を利用して、モニター全面に検査画像を表示させることなく検査を行うことができる。
(14)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
(a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
(b)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
(c)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターの発色状態を計測可能なセンサからのステータスを取得するステータス取得手段と、
(d)前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記ステータス取得手段において取得されたステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記固有データ取得手段において取得された固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、固有データを用いることなくセンサからのステータスに基づいて容易に、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができる。
(15)(16)(20)(21)この発明にかかるポート検出装置またはプログラムは、
複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび、複数のセンサと接続する複数の制御信号ポートの中から、所定モニターにおける発色状態を計測可能なセンサと接続する制御信号ポートと当該モニターと接続する映像信号ポートとの組合せを検出するポート検出装置であって、
(a)検出対象となるすべての映像信号ポートに、第1の検査画像データを出力する第1の検査画像データ出力手段と、
(b)検出対象となるすべての制御信号ポートから、モニターの発色状態を示すステータスを取得するステータス取得手段と、
(c)所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに、第2の検査画像データを出力する第2の検査画像データ出力手段と、
(d)第2の検査画像データ出力手段において第2の検査画像データが出力された後に、ステータス取得手段において取得されたステータスの変化に基づいて、前記所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートまたは、前記所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートの有無を判断する判断手段と、
を備えたことを特徴としている。
したがって、各モニター毎にキャリブレーションを行うためのセンサが設置されている場合には、センサから取得したステータスの変化に基づいて、各センサおよび各モニターの接続された各ポートの対応関係を容易に認識することができる。
この発明において、「映像信号ポート」とは、ポート検出装置とモニターを接続するための入出力端子または当該入出力端子を含む回路等をいい、例えば、ビデオボードやマザーボードの映像出力端子がこれに該当する。なお、映像出力端子としては、DVI端子やVGA端子等がある。
「制御信号ポート」とは、ポート検出装置とモニターまたはセンサを接続するための入出力端子または当該入出力端子を含む回路等をいい、例えば、USBボードやマザーボードの信号入出力端子がこれに該当する。なお、信号入出力端子としては、USB端子、IEEE1394端子、シリアル端子およびパラレル端子等がある。
「出力画像のステータス」とは、モニターに表示された画像の表示状況に関する情報としてポート検出装置が取得可能なものをいい、例えば、モニター画面の解像度、輝度または色調等に関する情報がこれに該当する。
「モニターにおける固有データ」とは、モニターの内部に記録されたデータであって、当該モニターを特定可能なものをいい、例えば、メーカー名、モデル名、シリアルナンバー等がこれに該当する。
・請求項と実施形態の対応
「第1の固有データ取得手段」および「固有データ取得手段」は、実施形態においては、図3に示したステップS301の機能、または、図7に示したステップS701の機能がこれに該当する。
「第2の固有データ取得手段」は、実施形態においては、図3に示したステップS303の機能、または、図7に示したステップS707の機能がこれに該当する。
「ポート検出手段」は、実施形態においては、図3に示したステップS305の機能、または、図7に示したステップS711もしくはステップS729の機能がこれに該当する。
「検査画像データ出力手段」は、
実施形態においては、図3に示したステップS313の機能、または、図7に示したステップS723の機能がこれに該当する。
「出力画像ステータス取得手段」は、実施形態においては、図3に示したステップS315の機能、または、図7に示したステップS725の機能がこれに該当する。
「モニター一覧生成・提示手段」は、実施形態においては、図7に示したステップS703の機能がこれに該当する。
「モニター決定手段」は、実施形態においては、図7に示したステップS705の機能がこれに該当する。
「表示解像度」とは、実施形態においては、モニターM1またはモニターM2が出力している画像の解像度(水平解像度×垂直解像度)である。
「単色画像」とは、実施形態においては、CPU201がモニターM1およびモニターM2に、DVIポートD1およびDVIポートD2を介して出力する画像である。例えば「黒色」または「白色」の画像がこれに該当する。
「所定画素の発色」は、実施形態においては図1に示したLCD121において出力される所定の画素の発色がこれに該当する。
「モニターの発色状態」は、実施形態においては図1に示したLCD121において出力される画像の発色の状態がこれに該当する。
なお、「発色」とは、「発光」を含む概念であり、LCD121がモノクロ専用である場合には、画素または画像の明るさの度合いを示すものである。
「第1の検査画像データ出力手段」は、実施形態においては図13に示したステップS1301の機能がこれに該当する。
「ステータス取得手段」は、実施形態においては図13に示したステップS1307の機能がこれに該当する。
「第2の検査画像データ出力手段」は、実施形態においては図13に示したステップS1305の機能がこれに該当する。
「ステータスの変化」は、実施形態においては図14のBに示した状態1411〜状態1412における輝度値の変化等がこれに該当する。
「所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートの有無を判断する判断手段」は、実施形態においては図13に示したステップS1309の機能がこれに該当する。
この発明において、「〜手段」とは、プログラムによって実現されるCPUの機能を含む概念である。ここで、「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
以下、本発明における実施形態について、図面を参照して説明する。
1.第1の実施形態
1−1.機能ブロック図
図1に、本実施形態にかかるポート検出処理を行うコンピュータ装置およびモニターにおける機能ブロック図を示す。
1−1−1.ポート検出処理を行うコンピュータ装置
図1において、本発明にかかるポート検出処理を行うコンピュータ装置1は、第1の固有データ取得手段101、出力画像ステータス取得手段103、検査画像データ出力手段105、第2の固有データ取得手段107、ポート検出手段109を備えている。
第1の固有データ取得手段101は、制御信号ポートを介して接続された各モニターから第1の固有データを取得する。例えば、制御信号ポートU1を介して接続されたモニターM1から、後述するHID(Human Interface Device)テーブルに基づくモデル名及びシリアル番号を取得する。
出力画像ステータス取得手段103は、制御信号ポートを介して接続された各モニターから出力画像ステータスを取得する。例えば、制御信号ポートU1を介して接続されたモニターM1から、解像度記憶部115に記録された水平解像度および垂直解像度を取得する。
検査画像データ出力手段105は、映像信号ポートを介して接続された各モニターに対して検査画像データを出力する。例えば、映像信号ポートD1を介して接続されたモニターM1に対して所定解像度の検査画像データを出力する。
第2の固有データ取得手段107は、映像信号ポートを介して接続された各モニターから第2の固有データを取得する。例えば、映像信号ポートD1を介して接続されたモニターM1から、後述するEDID(Extended Display Identification Data)(モニターの設定情報)に基づくモデル名及びシリアル番号を取得する。
ポート検出手段109は、第1の固有データ取得手段101および第2の固有データ取得手段107のそれぞれにおいて取得された固有データに基づいて、同一のモニターに接続された制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出する。
例えば、上記HIDに基づくモデル名及びシリアル番号と上記EDIDに基づくモデル名及びシリアル番号が一致することにより、モニターM1に接続する制御信号ポートU1および映像信号ポートD1の組合せを検出する。
また、第2の固有データ取得手段107においてモニターM1およびモニターM2の固有データが取得できなかった場合には、検査画像データ出力手段105が任意の映像信号ポートを介したモニターに検査画像データを出力する。この際に、出力画像ステータス取得手段103において取得した出力画像のステータスに変化があった制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを、当該モニターに関連付けて検出する。
例えば、上記EDIDに基づくモデル名及びシリアル番号が取得できなかった場合において、映像信号ポートD1、映像信号ポートD2の順に、解像度を変更する検査画像データを出力する。このとき、同時に制御信号ポートU1および制御信号ポートU2を介してモニターM1およびモニターM2における解像度を取得し、解像度に変化があった制御信号ポートを検査画像データを出力した映像信号ポートに関連付けて検出する。
1−1−2.モニター
図1において、モニターM1およびモニターM2は、その内部に2系統のバスライン(以下、USBバスラインUBおよびDVIバスラインDBと称する)を有する液晶モニターである。USBバスラインUBは、コンピュータ装置1のUSBポートである制御信号ポートを介して接続され、DVIバスラインDBは、コンピュータ装置1のDVIポートである映像信号ポートを介して接続されている。
USBバスラインUBは、通信部111、第1の固有データ113、解像度記憶部125、LUT(Look Up Table)123、インバータ117にそれぞれ接続されている。
DVIバスラインDBは、第2の固有データ(EDID)127、解像度認識部125にそれぞれ接続されている。また、LUT123はLCD(Liquid Crystal Display)121に接続され、バックライト119はLCD121の背部に設けれている。
通信部111は、コンピュータ装置1等の制御信号ポートに接続する通信回路である。例えば、USBポートを有する回路等がこれに該当する。
第1の固有データ113は、制御信号ポートを介してコンピュータ装置1が取得可能なデータである。例えば、この固有データは、USB規格で定められたHID Usage Tables (HIDテーブル)と呼ばれるデバイス用の各種コントロールテーブルに従って所定の位置に記録されている。なお、HIDテーブルには、モニターのメーカー名、モデル名、シリアル番号、水平解像度、垂直解像度等が記録されている。
解像度記憶部125は、モニターにおいて出力されている画像の解像度を記憶するものである。例えば、上記HID Usage Tablesにおける水平解像度、垂直解像度がこれに該当する。
LUT(Look Up Table)123は、DVIバスラインDBに入力された画像を変換してLCD121に出力する。インバータ117は、バックライト119に電源を供給する装置である。バックライト119は、LCD121の裏面に配置された光源となる装置である。
第2の固有データ(EDID)127は、映像信号ポートを介してコンピュータ装置1が取得可能なデータである。例えば、この固有データは、VESA(Video Electronics Standards Association)規格で定められたEDIDに従って所定の位置に記録されている。なお、EDIDには、モニターのメーカー名、モデル名、シリアル番号等が記録されている。
また、モニター機種、OSまたはモニターケーブル等の仕様によってはDDC(Display Data Channel)機能に対応しておらず、EDIDにアクセスできない場合がある。また、モニター機種のみが対応していてもOSやモニターケーブルが未対応の場合等には、当然ながらDDC機能を使用することができない。
解像度認識部125は、入力画像の水平、垂直周波数などから当該画像の解像度を認識するものである。解像度認識部125で認識された解像度は、解像度記憶部115において記憶される。
1−2.ハードウェア構成
図1に示すポート検出処理を行うコンピュータ装置1のハードウェア構成の一例を図2に示す。この実施形態では、ポート検出装置はコンピュータ装置1であり、CPU201、メモリ203、キーボード/マウス205、ハードディスク207、DVIボード209、USBボード211等を備えている。
ハードディスク207には、本発明にかかるポート検出処理を行うためのポート検出プログラム2071が記録されている。このプログラムは、CD−ROMドライブ等を介してCD−ROMに記録されたデータを読み出してインストールしたものである。なお、上記インストールは、通信回路を用いてインターネット等からダウンロードしたデータを使用して行うようにしてもよい。
DVIボード209は、複数のDVIポート2091を有する通信回路であり、各モニターにおけるDVIポートと接続されている。なお、上記映像信号ポートD1およびD2が、DVIポート2091に該当する。
USBボード211は、複数のUSBポート2111を有する通信回路であり、各モニターにおけるUSBポートと接続されている。なお、上記制御信号ポートU1およびU2が、USBポート2111に該当する。
なお、図2においては、DVIボード209またはUSBボード211は、それぞれ1つしか存在していないが、各ボードがそれぞれ複数存在してもよい。この場合、各ボードは、DVIポートまたはUSBポートを少なくとも1つ有していればよい。
1−3.フローチャート
本実施形態におけるポート検出プログラム2071に基づく処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。以下では、コンピュータ装置1に2台のモニターM1およびモニターM2が接続されている環境において、ハードディスク207のポート検出プログラム2071を起動してポート検出処理を行う場合について説明する。
なお、ポート検出プログラム2071は、ユーザ操作によって起動されてもよいし、他のアプリケーションプログラムから呼び出されて起動されてもよい。
図3に示すポート検出処理のフローチャートにおいて、コンピュータ装置1のCPU201は、各制御信号ポートから各モニターの固有データを取得する(ステップS301)。
例えば、図1において、制御信号ポートU1およびモニターM1の通信部111を介して、第1の固有データ113であるHIDテーブルにアクセスし、モニターM1のモデル名及びシリアル番号を取得する。同様にして、制御信号ポートU2からモニターM2のモデル名及びシリアル番号を取得する。
また、取得された各モニターのモデル名及びシリアル番号は、図4のAに示すように、メモリ203またはハードディスク207に記録される。この図においては、「制御信号ポートからの固有データ」として、制御信号ポートと固有データ(モデル名−シリアル番号)が関連付けて記録される。例えば、レコード401では、モニターM1と接続する制御信号ポートU1のポート名「USB1」とモニターM1のモデル名及びシリアル番号「L550−1111」が関連付けて記録されている。なお、この場合「L550」がモデル名、「1111」がシリアル番号である。
CPU201は、各映像信号ポートから各モニターの固有データを取得する(ステップS303)。
例えば、図1において、映像信号ポートD1を介して第2の固有データ127であるEDIDにアクセスし、モニターM1のモデル名及びシリアル番号を取得する。同様にして、映像信号ポートD2からモニターM2のモデル名及びシリアル番号を取得する。
また、取得された各モニターのモデル名及びシリアル番号は、図4のBに示すように、メモリ203またはハードディスク207に記録される。この図においては、「映像信号ポートからの固有データ」として、映像信号ポートと固有データ(モデル名−シリアル番号)が関連付けて記録される。例えば、レコード411では、モニターM1と接続する映像信号ポートD1のポート名「DVI1」とモニターM1のモデル名及びシリアル番号「L550−1111」が関連付けて記録されている。
なお、モニター、OSまたはモニターケーブル等が上述したDDC機能に未対応のためにEDIDにアクセスできず、固有データが取得できない場合には、CPU201は、「取得不可」またはヌル値等を固有データ(モデル名−シリアル番号)として記録する。
CPU201は、固有データの一致する各ポートの組合せを検出する(ステップS305)。
例えば、図4のAに示した「制御信号ポートからの固有データ」におけるレコード401の固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」に基づいて、図4のBに示した「映像信号ポートからの固有データ」を参照し、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」が一致するレコード411を抽出する。
さらに、レコード401とレコード411に基づいて、図4のCに示す「制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せ」において、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」をレコード421として記録する。
これにより、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」にかかるモニターM1と接続する制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せを検出することができる。
同様にして、CPU201は、レコード402(図4のA)とレコード412(図4のB)に基づいてレコード422(図4のC)を記録する。これにより、モニターM2に接続する制御信号ポート「USB2」および映像信号ポート「DVI2」の組合せを検出することができる。
なお、2つのモニターが接続されている環境においては、一方のモニターにかかる映像信号ポートからの固有データが取得できれば、他方のモニターにかかる映像信号ポートからの固有データが取得できない場合であっても、それぞれのモニターにおける映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出することができる。すなわち、組合せが検出されていない残りの映像信号ポートが、対象の制御信号ポートに対応する映像信号ポートであると判別することができる。
一方、映像信号ポートからの固有データが取得できない場合には、CPU201は、「取得不可」またはヌル値等を固有データ(モデル名−シリアル番号)として記録する。
例えば、図5のBにおけるレコード511および512に示すように、映像信号ポート「DVI1」に対して固有データ(モデル名−シリアル番号)「取得不可」、映像信号ポート「DVI2」に対して固有データ(モデル名−シリアル番号)「取得不可」が記録されている。
このような場合には、CPU201は、固有データが一致する映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出することができない。したがって、CPU201は、映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せの検出できないモニターがあると判断する。
なお、3台以上のモニターが接続されている環境において、1台のモニターからの固有データしか取得できなかった場合にも同様に、固有データが一致する映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出することができない。
このような場合には、CPU201は、映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せの検出できなかったモニターのみを対象として以下に示すポート検出処理を行う。
映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せが検出できないモニターがある場合(ステップS307、NO)、CPU201は、下記ステップS311〜S321に示す処理に基づいて、当該モニターの制御信号ポートに対応する映像信号ポートを検出する処理を行う。
CPU201は、所定の制御信号ポートから出力画像ステータスを取得する(ステップS311)。ここで、「所定の制御信号ポート」とは、映像信号ポートの検出対象となる制御信号ポートである。
例えば、制御信号ポート「USB1」を介してモニターM1の解像度記憶部115にアクセスし、現在出力している画像の解像度(水平解像度×垂直解像度)を出力画像ステータス1として取得する。図5のAに示すレコード501においては、制御信号ポート「USB1」から取得した出力画像ステータス1「800×600」が記録されている。
CPU201は、任意の映像信号ポートに検査画像データを出力する(ステップS313)。ここで、「任意の映像信号ポート」とは、上記「所定の制御信号ポート」と接続するモニターの映像信号ポートであるか否かの検査対象となる制御信号ポートである。
例えば、コンピュータ装置1は、映像信号ポート「DVI1」または「DVI2」を介して、モニターM1またはモニターM2のいずれかにそれぞれ接続されている。CPU201は、任意の映像信号ポートとして選択した映像信号ポート「DVI2」に検査画像データを出力する(ステップS313)。
ここで、検査画像データとは、上記出力画像ステータス1を変更するための画像データである。例えば、解像度が「1024×768」で構成された画像データである。
CPU201は、再度、所定の制御信号ポートから出力画像ステータスを取得する(ステップS315)。
例えば、制御信号ポート「USB1」を介して上記と同様にモニターの解像度記憶部115にアクセスし、現在出力している画像の解像度(水平解像度×垂直解像度)を出力画像ステータス2として取得する。
CPU201は、上記ステップS315において取得した出力画像ステータスが変化したか否かを判断する(ステップS317)。
出力画像ステータスが変化していないと判断すると(ステップS317、NO)、CPU201は、上記ステップS313に戻って同様の処理を繰り返す。このとき、任意の映像信号ポートは未検査の映像信号ポート(例えば、映像信号ポート「DVI1」)が選択される。
例えば、制御信号ポート「USB1」における出力画像ステータス1が「800×600」であり、出力画像ステータス2が「800×600」である場合には、出力画像ステータスが変化していないと判断する。さらに、別のポートである映像信号ポート「DVI1」に対して、解像度が「1024×768」で構成された検査画像データを出力する。
一方、出力画像ステータスが変化していると判断すると(ステップS317、YES)、CPU201は、制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出する(ステップS319)。
例えば、上記ステップS313において映像信号ポート「DVI1」が選択されており、上記ステップS315において取得した出力画像ステータス2が「1024×768」である場合には、出力画像ステータスが変化していると判断し、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せを検出して記録する。
具体的には、レコード501とレコード511に基づいて、図5のCに示す「制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せ」において、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」をレコード521として記録する。
これにより、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」にかかるモニターM1と接続する制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せを検出することができる。
CPU201は、全ての制御信号ポートについて処理したか否かを判断する(ステップS321)。
例えば、図5のAのすべてのレコードにおける制御信号ポートについて、図5のCにおいて、対応する映像信号ポートが記録されているか否かを判断する。
全ての制御信号ポートについて処理していないと判断すると(ステップS321、NO)、CPU201は、新たな制御信号ポートについて、上記ステップS311〜S319の処理を繰り返す。上記の場合、制御信号ポート「USB2」についての処理が行われていないため、ステップS311に戻って同様の処理を繰り返す。これにより、モニターM2に接続する制御信号ポート「USB2」および映像信号ポート「DVI2」の組合せを検出することができる。
全ての制御信号ポートについて処理したと判断すると(ステップS321、YES)、CPU201はポート検出処理を終了する。
1−4.まとめ
以上説明したように、この発明によれば、マルチモニター環境にあるコンピュータ装置において、専用の認識回路またはユーザによる認識操作等を用いることなく、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを、簡単に検出することができる。すなわち、コンピュータ装置にポート検出プログラム2071をインストールするだけで、各モニターに対応する映像信号ポートを簡単に検出することができる。
特に、EDIDによるモニターへのアクセスが不可能なモニターを用いてマルチモニター環境が構成されている場合であっても、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを適切に検出することができる。
これにより、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せをそれぞれ認識して、所定モニター毎にキャリブレーションを実行することができる。
例えば、キャリブレーションを実行するアプリケーションプログラムに対して、本発明にかかるポート検出処理において記録した制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せに関するデータ(例えば、図4のCまたは図5のC)を引き渡すことにより、各モニターにおいてキャリブレーションを行うことができる。
1−4−1.キャリブレーション
マルチモニター環境において、モニターのキャリブレーションを行う場合の例を以下に示す。なお、2つのモニター(上記モニターM1およびモニターM2)を用いて1つのデスクトップを表示させているマルチモニター環境について説明する。
ユーザ操作または自動起動によって、キャリブレーションプログラム102が起動されると、CPU201は、図9のAに示すような、キャリブレーションモニターの選択画面901を、接続されたいずれかのモニターに表示する。
キャリブレーションモニターの選択画面901は、上記において説明したポート検出処理の検出結果を示すデータに基づいて生成されている。例えば、図4のCのレコード421および422に基づいて、各モニターを識別する固有データ(モデル名−シリアル番号)および選択ボタンが表示される。
ユーザが固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」のモニターにかかる選択ボタン903をキーボード/マウス205を用いて押下すると、CPU201は、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」のモニターと接続されている制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せをレコード421から取得する。
CPU201は、取得した映像信号ポート「DVI1」にかかる表示領域に対して、図9のBに示すように、ユーザにセンサ取り付けを促す指示画面905を出力する。
図10に示すように、ユーザがモニターM1のLCD121の表面にセンサ100を取り付け、センサ取り付け指示画面905のOKボタン907を押下すると、CPU201はキャリブレーションを実行する。
例えば、モニターM1におけるキャリブレーションを実行する場合、CPU201は、DVIポートD1から所定の画像データを出力する。センサ100は、LCD121に表示された画像の輝度を読み取り、USBポートU3を介してコンピュータ装置に入力する。
CPU201は、入力した輝度と映像信号の値とを比較することによってモニターM1の特性を取得し、最適な表示特性を設定する。なお、表示特性の設定は、USBポートU1を介してモニターM1のLUT123等を調整することによって行われる。
このように、上記において説明したポート検出処理において検出した制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを用いると、マルチモニター環境において、所定のモニターを特定して、確実にキャリブレーションを実行することができる。
2.第2の実施形態
上記実施形態においては、コンピュータ装置1において各モニターの制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを自動的に検出させた結果に基づいて、所定モニターのキャリブレーションを実行する例について説明した。
本実施形態においては、HIDテーブルから取得したモニターのモデル名及びシリアル番号に基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示し、ユーザが決定したモニターにかかる制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、当該モニターのキャリブレーションを実行する例について説明する。
2−1.機能ブロック図
図6に、本実施形態にかかるポート検出装置およびモニターにおける機能ブロック図を示す。
図6において、本発明にかかるコンピュータ装置1は、第1の固有データ取得手段101、出力画像ステータス取得手段103、検査画像データ出力手段105、第2の固有データ取得手段107、ポート検出手段109、モニター一覧生成・提示手段114、モニター決定手段116を備えている。
第1の固有データ取得手段101、出力画像ステータス取得手段103、検査画像データ出力手段105、第2の固有データ取得手段107、ポート検出手段109は、第1の実施形態と基本的に同様である。
モニター一覧生成・提示手段114は、第1の固有データ取得手段101において取得したモデル名及びシリアル番号に基づいてモニター一覧を生成し、マルチモニター環境におけるいずれかのモニターに表示する。
モニター決定手段116は、ユーザの入力に基づいてモニター一覧の中からキャリブレーションの対象となるモニターを決定する。
図6に示すモニターM1およびモニターM2の機能ブロック図は、第1の実施形態と同様である。
2−2.ハードウェア構成
図6に示すコンピュータ装置1のハードウェア構成の一例は、第1の実施形態における図2と同様である。
2−3.フローチャート
本実施形態におけるポート検出プログラム2071に基づく処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。以下では、コンピュータ装置1に2台のモニターM1およびモニターM2が接続されている環境において、ハードディスク207のポート検出プログラム2071によってポート検出処理を行った後、キャリブレーションプログラムを自動的に実行する場合について説明する。
図7に示すポート検出処理のフローチャートにおいて、CPU201は、各制御信号ポートからHIDテーブルにアクセスし、各モニターの固有データを取得する(ステップS701)。
例えば、第1の実施形態と同様に、CPU201は、各モニターのHIDテーブルにアクセスしてモデル名及びシリアル番号を取得し、図4のAに示すように、制御信号ポートと固有データ(モデル名−シリアル番号)を関連付けて記録する。
CPU201は、記録した制御信号ポート、モデル名及びシリアル番号に基づいてモニター一覧を生成し、モニターM1またはモニターM2のいずれかまたはその両方にこれを表示する(ステップS703)。
図8に、この場合に表示されるモニター一覧800の例を示す。モニター一覧800には各モニター毎に、制御信号ポート81、固有データ(モデル名−シリアル番号)83および選択ボタン85が一覧で表示される。すなわち、行801および802は、図4のAに示したレコード401および402のそれぞれに基づいて生成されている。
ユーザはモニター一覧800を確認し、キャリブレーションを実行する対象となるモニターをキーボード/マウス205を用いて選択する。選択を受けて、CPU201は、キャリブレーションの対象となるモニターを決定し、当該モニターに関する情報を決定モニターとしてメモリ203またはハードディスク207に記憶する(ステップS705)。
例えば、図8のモニター一覧800において選択ボタン87がユーザによって押下されると、これを受けて、CPU201は固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」のモニターM1をキャリブレーションの対象として決定し、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」および制御信号ポート「USB1」を含む情報を決定モニターの情報としてメモリ203またはハードディスク207の所定領域に記憶する。
CPU201は、未検査の映像信号ポートがあるか否かを判定するが、ここでは全ての映像信号ポートが未検査のため次のステップに進む(ステップS706、YES)。CPU201は、任意の映像信号ポートからモニターの固有データを取得する(ステップS707)。
例えば、任意の映像信号ポートが「DVI1」である場合、固有データとして固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」が取得される。
CPU201は、上記ステップS707において映像信号ポートから取得した固有データが、上記において決定したモニターの固有データに一致するか否かを判断する(ステップS709)。
映像信号ポートから取得した固有データが、決定モニターの固有データと一致したと判断すると(ステップS709、YES)、CPU201は、固有データの一致する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出する(ステップS711)。
例えば、図4のAに示した「制御信号ポートからの固有データ」におけるレコード401が決定モニターの情報として記憶されている場合、映像信号ポートからの固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」が取得されると、固有データが一致したと判断し、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せを、固有データ「1111」のモニターに関連付けて検出する。
映像信号ポートから取得した固有データが、決定モニターの固有データと一致しないと判断すると(ステップS709、NO)、CPU201は上記ステップS706に戻り、別の映像信号ポートに対して同様の処理(ステップS706〜S709)を繰り返す。
なお、すべての映像信号ポートに対して処理を繰り返しても固有データが一致せず、決定モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出できなかった場合には、CPU201は下記ステップS721〜S729に基づく処理を行う。
CPU201は、上記ステップS705にて決定したモニターにかかる制御信号ポートから出力画像ステータスを取得する(ステップS721)。
例えば、上記ステップS705においてメモリ203等に記憶している決定モニターであるモニターM1の固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」に対応する制御信号ポート「USB1」を図5のAのレコード501に基づいて特定する。
さらに、制御信号ポート「USB1」を介してモニターM1の解像度記憶部115にアクセスして出力している画像の解像度(水平解像度×垂直解像度)を出力画像ステータス1として取得する。図5のBに示すレコード501においては、制御信号ポート「USB1」から取得した出力画像ステータス1「800×600」が記録されている。
CPU201は、任意の映像信号ポートに検査画像データを出力する(ステップS723)。ここで、「任意の映像信号ポート」とは、上記「所定の制御信号ポート」と接続するモニターの映像信号ポートであるか否かの検査対象となる制御信号ポートである。
例えば、CPU201は、任意の映像信号ポートとして選択した映像信号ポート「DVI2」に、解像度が「1024×768」で構成された検査画像データを出力する。
CPU201は、再度、所定の制御信号ポートから出力画像ステータスを取得する(ステップS725)。
例えば、制御信号ポート「USB1」を介して上記と同様にモニターの解像度記憶部115にアクセスし、現在出力している画像の解像度(水平解像度×垂直解像度)を出力画像ステータス2として取得する。
CPU201は、上記ステップS725において取得した出力画像ステータスが変化したか否かを判断する(ステップS727)。
出力画像ステータスが変化していないと判断すると(ステップS727、NO)、CPU201は、上記ステップS723に戻って同様の処理を繰り返す。このとき、任意の映像信号ポートは未選択の映像信号ポート(例えば、映像信号ポート「DVI1」)が選択される。
例えば、制御信号ポート「USB1」における出力画像ステータス1が「800×600」であり、出力画像ステータス2が「800×600」である場合には、出力画像ステータスが変化していないと判断する。さらに、別のポートである映像信号ポート「DVI1」に対して、解像度が「1024×768」で構成された検査画像データを出力する。
一方、出力画像ステータスが変化していると判断すると(ステップS727、YES)、CPU201は、制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出する(ステップS729)。
例えば、上記ステップS723において映像信号ポート「DVI1」が選択されており、上記ステップS725において取得した出力画像ステータス2が「1024×768」である場合には、出力画像ステータスが変化していると判断し、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せを検出して記録する。
具体的には、レコード501とレコード511に基づいて、図5のCに示す「制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せ」において、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」を検出し、レコード521として記録する。
これにより、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」にかかる決定モニターM1と接続する制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」の組合せを検出することができる。
上記ステップS711またはS729によって決定モニターにかかる制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを記録すると、CPU201は、当該モニターに対するキャリブレーションを実行する(ステップS713)。
例えば、図8のモニター一覧800において選択ボタン87が選択されていた場合、制御信号ポート「USB1」および映像信号ポート「DVI1」を使用して、固有データ(モデル名−シリアル番号)「L550−1111」のモニターM1に対するキャリブレーションが実行される。
なお、キャリブレーションは、第1の実施形態において示した方法と同様にして行われる。すなわち、CPU201は、取得した映像信号ポート「DVI1」にかかる表示領域に対して、図9のBに示したセンサ取付指示画面905を出力する。ユーザが、図10に示したセンサ100をモニターM1のLCD121の表面に取り付け、センサ取付指示画面905のOKボタン907を押下すると、CPU201はキャリブレーションを実行する。
2−4.まとめ
以上説明したように、この発明によれば、複数のモニターが1つのコンピュータ装置に接続されているマルチモニター環境において、ユーザが決定したモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを自動的に検出してキャリブレーションを実行することができる。
特に、EDIDによるモニターへのアクセスが不可能なモニターを用いてマルチモニター環境が構成されていた場合であっても、ユーザ所望のモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを適切に検出してキャリブレーションを実行することができる。
なお、N個のモニターが接続されている環境においては、N−1個のモニターにかかる映像信号ポートからの固有データが取得できれば、1つのモニターにかかる映像信号ポートからの固有データが取得できない場合であっても、それぞれのモニターにおける映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出することができる。すなわち、組合せが検出されていない残りの映像信号ポートが、対象の制御信号ポートに対応する映像信号ポートであると判別することができる。
この原理を利用して、決定モニターの映像信号ポートから固有データができない場合には、他のモニターの固有データをすべて取得してポートの組合せを検出しておき、組合せが検出されていない残りの映像信号ポートを決定モニターの映像信号ポートとして検出するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、ポート検出プログラム2071の中でポート検出処理(ステップS701〜711およびステップS721〜729)とキャリブレーション処理(ステップS713)を実行するように構成したが、キャリブレーション処理を行うキャリブレーションプログラムの中に上記ポート検出処理を組み込むようにしてもよい。
また、ポート検出プログラムとキャリブレーションプログラムをそれぞれ独立して構成しておき、ポート検出プログラムの検出結果を用いてキャリブレーションプログラムを実行するようにしてもよい。
3.第3の実施形態
上記実施形態におけるキャリブレーションの説明では、輝度を計測するセンサが単数である場合を前提としており、キャリブレーションの実行前において、ユーザは対象のモニターに前記センサを設置しなければならない。しかしながら、マルチモニター環境にある各モニター毎に、キャリブレーションを行うためのセンサーが予め設置されている場合も考えられる。すなわち、キャリブレーションを行うためのセンサが複数ある場合も考えられる。
このような場合においては、コンピュータ装置は、ユーザにセンサの設置を促す必要はなく、センサーが接続されている制御信号ポートを認識することができれば、どのセンサーからの信号がどのモニターのキャリブレーションを行うためのものであるのかを識別して、キャリブレーションを自動的に実行することができる。
本実施形態においては、マルチモニター環境における各モニターに設置された各センサが接続されている制御信号ポートと、前記各モニターが接続される映像信号ポートとの組合せを適切に認識して、ユーザの手を煩わせることなく、自動的にキャリブレーションを実行するポート検出装置の例について説明する。
3−1.機能ブロック図
図12に、本実施形態にかかるポート検出装置およびモニターにおける機能ブロック図を示す。図12において、本発明にかかるコンピュータ装置1は、第1の検査画像データ出力手段121、第2の検査画像データ出力手段123、ステータス取得手段125、判断手段127を備えている。
図12に示すように、ポート検出装置であるコンピュータ装置1においては、モニターM1およびモニターM2に、センサ1001およびセンサ1002がそれぞれ接続されている。この図において、モニターM1のLCD1211の輝度が計測可能な位置にセンサ1001が設置され、モニターM2のLCD1212の輝度が計測可能な位置にセンサ1002が設置されている。
また、センサ1001は、USBポートU3を介してコンピュータ装置1に接続されており、センサ1002はUSBポートU4を介してコンピュータ装置1に接続されている。さらに、第1の実施形態と同様に、モニターM1は、DVIポートD1およびUSBポートU1を介してコンピュータ装置1に接続されており、モニターM2は、DVIポートD2およびUSBポートU2を介してコンピュータ装置1に接続されている。なお、前記コンピュータ装置1のハードウェア構成は、第1の実施形態において示した図2と同様である。
第1の検査画像データ出力手段121および第2の検査画像データ出力手段123は、映像信号ポートを介して接続された各モニターに対して検査画像データを出力する。例えば、映像信号ポートであるDVIポートD1を介して接続されたモニターM1に対して所定輝度を有する単色(白色または黒色等)の検査画像データを出力する。
ステータス取得手段125は、制御信号ポートを介して接続された各センサからステータスを取得する。例えば、制御信号ポートであるUSBポートU4にそれぞれポートU3を介して接続されたセンサ1001から、モニターM1のLCD1211が発色した画像の輝度値を取得する。
判断手段127は、第1の検査画像データ出力手段121および第2の検査画像データ出力手段123のそれぞれにおいて、検査画像が出力されたときにステータス取得手段125が取得したステータスに基づいて、各センサが接続された制御信号ポートおよび各モニタが接続された映像信号ポートの組合せを検出する。
3−2.フローチャート
本実施形態におけるポート検出プログラム2071に基づく処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、当該ポート検出プログラム2071は、ユーザ操作によって起動されてもよいし、他のアプリケーションプログラムから呼び出されて起動されてもよい。また、キャリブレーション・プログラムの中に組み込んでおき、その一部として起動されてもよい。さらに、コンピュータ装置1がネットワークに接続可能な場合には、ネットワークを経由したリモート処理によって起動されてもよい。
図13に示すポート検出処理のフローチャートにおいて、コンピュータ装置1のCPU201は、すべての映像信号ポートに対して第1の検査画像データを出力する(ステップS1301)。すなわち、コンピュータ装置1のDVIボードに接続されているすべてのモニターに第1の検査画像データを出力する。
例えば、図12に示したモニターM1およびモニターM2に、DVIポートD1およびDVIポートD2を介して「黒色」の単色画像を出力する。図14のAは、このときのモニターM1およびモニターM2の状態を模式的に示すものである。図14のAのS1301においては、モニターM1およびモニターM2には、ともに「黒色」の単色画像が表示されている。
第1の検査画像データの出力を終えると、CPU201は、キャリブレーション用のセンサが接続された制御信号ポートからステータスを取得する(ステップS1303)。なお、当該キャリブレーション用のセンサは、USBボード211との接続時において認識されているものとする。
例えば、図12においては、CPU201は、USBポートU3およびUSBポートU4にセンサ1001およびセンサ1002が接続されていることを認識しており、これらのポートを介して各センサからの信号をステータスとして取得する。図14のBは、このときのセンサ1001およびセンサ1002から取得したステータスの状態を模式的に示すものである。図14のBのS1303においては、センサ1001およびセンサ1002から取得したステータスは、ともに「10カンデラ」の輝度を示す信号であることを示している。ここで「カンデラ」とは、輝度値を示す単位である。なお、コンピュータ装置1のメモリ203は、上記ステータスの状態を各センサ毎に逐次記録し、その履歴が管理される。
センサからのステータスを取得し終えると、CPU201は、所定の映像信号ポートに第2の検査画像データを出力する(ステップS1305)。すなわち、コンピュータ装置1のDVIボードに接続されているモニターの1つに第2の検査画像データを出力する。
例えば、図12に示したモニターM1に、DVIポートD1を介して「白色」の単色画像を出力する。図14のAのS1305(1)においては、モニターM1には、「白色」の単色画像が表示されている。
第2の検査画像データの出力を終えると、CPU201は、再度、キャリブレーション用のセンサが接続された制御信号ポートからステータスを取得する(ステップS1307)。
例えば、上記ステップS1303と同様に、CPU201は、USBポートU3およびUSBポートU4を介して、センサ1001およびセンサ1002からの信号をステータスとして取得する。図14のBのS1307(1)においては、センサ1001から取得したステータスは「500カンデラ」であり、センサ1002から取得したステータスは「10カンデラ」であることを示している。
センサからのステータスを取得し終えると、CPU201は、ステータスが変化した制御信号ポートがあるか否かを判断する(ステップS1309)。
例えば、センサ毎にメモリ203に記録しているステータスの履歴に基づいて、取得したステータスに変化があるか否かをセンサ毎に判断する。図14のBの状態1411において、センサ1001の輝度は「10カンデラ」である。これに対し、状態1412において、センサ1001の輝度は「500カンデラ」である。したがって、センサ1001では輝度値が「490(=500−10)カンデラ」分上昇しており、CPU201は「センサ1001が接続された制御信号ポート(USBポートU3)から取得したステータスに変化があった」と判断する。
一方、図14のBの状態1421において、センサ1002の輝度は「10カンデラ」である。これに対し、状態1422において、センサ1002の輝度は「10カンデラ」である。したがって、センサ1002では輝度値が変化しておらず(すなわち、「0(=10−10)カンデラ」分上昇している。)、CPU201は、「センサ1002が接続された制御信号ポート(USBポートU4)から取得したステータスに変化がなかった」と判断する。
CPU201は、ステータスが変化したセンサが接続された制御信号ポートがあったと判断すると(ステップS1309、YES)、第2の検査画像データを出力した映像信号ポートと、ステータスが変化したセンサが接続された制御信号ポートとを対応付けて記録する(ステップS1310)。
例えば、上記ステップS1305においては、「モニターM1に接続された映像信号ポートであるDVIポートD1」に第2の検査画像データを出力している。また、上記ステップS1309においては、「センサ1001に接続された制御信号ポートであるUSBポートU3」からのステータスに変化があったと判断している。したがって、CPU201は、モニターM1にかかるDVIポートD1と、センサ1001にかかるUSBポートU3とを対応付けて、この対応関係をメモリ203またはハードディスク207に記録する。これにより、CPU201は、モニターM1に設置されたセンサ1001を利用して、モニターM1についてのキャリブレーションを実行することができる。また、同時にCPU201は、モニターM1にはセンサ1002が設置されていないことをも認識することもできる。
上記ステップS1309において、ステータスが変化した制御信号ポートがなかった場合、または、上記ステップS1310において、映像信号ポートと制御信号ポートとの対応付けを記録し終えた場合には、CPU201は、第2の検査画像データを未だ出力していない映像信号ポートがあるか否かを判断する(ステップS1311)。
例えば、図12においては、コンピュータ装置1には、DVIポートD1およびDVIポートD2を介してモニターM1およびモニターM2が接続されており、上記ステップ1305においては、モニターM1にかかるDVIポートD1に対して第2の検査画像データである「白色」の単色画像を出力した。したがって、モニターM2にかかるDVIポートD2は、第2の検査画像データを未だ出力していない映像信号ポートであると判断できる。
この場合、CPU201は、ステップS1303に戻って上記処理を繰り返し、ステップS1305においては、モニターM2にかかるDVIポートD2に対して第2の検査画像データである「白色」の単色画像を出力する(ステップS1305)。さらに、上記と同様にして、センサから取得したステータスに変化があれば、当該センサにかかる制御信号ポートとモニターM2にかかる映像信号ポートであるDVIポートD2とを対応付けて記録する(ステップS1307〜1310)。
例えば、図14のBの状態1422において、センサ1002の輝度は「10カンデラ」である。これに対し、状態1423において、センサ1002の輝度は「500カンデラ」である。したがって、センサ1002では輝度値が「490(=500−10)カンデラ」分上昇しており、CPU201は「センサ1002が接続された制御信号ポート(USBポートU4)から取得したステータスに変化があった」と判断する。
一方、センサ1001については、状態1412および状態1413において、センサ1001の輝度はともに「500カンデラ」である。したがって、センサ1001では輝度値が変化しておらず(すなわち、「0(=10−10)カンデラ」分上昇している。)、CPU201は、「センサ1001が接続された制御信号ポート(USBポートU3)から取得したステータスに変化がなかった」と判断する。なお、センサ1001においては、上記において対応関係を記録済みであるので、ステータスを取得する対象となるセンサから除外するようにしてもよい。
以上のように、CPU201はすべての映像信号ポートに対して第2の検査画像データを出力し終えるまで、当該ポート検出処理を繰り返す(ステップS1311)。
なお、上記ステップS1309においては、ステータスの変化の有無を輝度値の上昇の有無によって判断するようにしているが、輝度値の上昇または下降が所定範囲内であるか否かによって判断するようにしてもよい。これにより、LCDパネルにおいて、同一画像の出力中における輝度値が安定しない場合であっても、適切にポート検出処理を行うことができる。
3−3.まとめ
以上説明したように、この発明によれば、マルチモニター環境にあるコンピュータ装置において、各モニター毎にキャリブレーション用のセンサが取り付けられている場合には、各センサと接続する制御信号ポートを認識し、モニターとセンサがそれぞれ接続されているポートの組合せを簡単に検出することができる。
これにより、複数のモニタおよび複数のセンサが接続されている場合であっても、ユーザの手を煩わせることなく、各モニター毎にキャリブレーションを自動的に実行することができる。
なお、上記においては、コンピュータ装置1に2台のモニターM1およびモニターM2、ならびに、2台のセンサ1001およびセンサ1002がそれぞれ接続されている環境においてポート検出処理を行う場合について説明したが、モニターまたはセンサが2台以上存在する場合においても、本発明を適用することができる。
なお、上記においては、第1の検査画像データを出力する第1の検査画像データ出力手段および、第2の検査画像データを出力する第2の検査画像データ出力手段を用いて構成したが、第1の検査画像データおよび第2の検査画像データのそれぞれを自在に切り替えて出力することができる検査画像データ切替出力手段によって構成してもよい。
4.その他の実施形態
4−1.内蔵輝度センサ
上記実施形態においては、モニターに記憶された解像度を出力画像ステータスとして用いたが、モニターのLCDが発色する輝度を出力画像ステータスとして用いてもよい。
図11のAは、輝度センサ110を内蔵するモニターを用いて構成した例である。輝度センサ110は、画像出力中におけるLCD121の輝度を計測してUSBバスラインUBを介してコンピュータ装置1に与える。コンピュータ装置1は、出力画像の輝度を変更するような検査画像データを映像信号ポートを介してモニターに出力し、輝度センサ110を介して取得した輝度に変化があったか否かを判断することによって、所定の制御信号ポートに対応する映像信号ポートを検出することができる。
なお、第3の実施形態に示したように、輝度センサを用いる場合の検査画像データとしては、輝度の変化を判別しやすい単色画像であることが望ましい。例えば、全画面が黒色の画像を出力した後に、全画面が白色の画像を出力して輝度を計測すればよい。
4−2.フレームメモリ
図11のBは、LCD121におけるフレームメモリ120を用いた例である。フレームメモリ120は、USBバスラインUBおよびDVIバスラインDBに接続されており、DVIポートを介して入力された映像信号を一時的に記憶する。
CPU201は、制御信号ポートであるUSBポートを介してフレームメモリ120にアクセスして、LCD121に出力中の画像のフレームメモリ120の所定画素の状況を取得する。例えば、DVIポートを介して出力する画像の所定画素を変更すると、フレームメモリ120の所定画素が書き換えられる。CPU201は、USBポートを介してフレームメモリ120の所定画素を取得して、所定画素の書換を検知すると、出力画像ステータスに変化があったと判断する。
上記実施形態においては、制御信号ポートを介して取得する第1の固有データ113と、映像信号ポートを介して取得する第2の固有データ127を用いて構成したが、1つの固有データを制御信号ポートおよび映像信号ポートのそれぞれを介して取得するようにしてもよい。
4−3.組合せ
上記第3の実施形態においては、輝度センサを用いて出力画像ステータスを取得する例を説明したが、これと上記第1の実施形態または第2の実施形態を組み合わせてもよい。すなわち、複数のモニターの中に輝度センサを有しているモニターがあるか否かを判断し、輝度センサからのステータスの取得が可能であれば、まず輝度センサによるポート検出処理を行うようにすればよい。
これにより、EDIDの取得の可否を判断することなく映像信号ポートを検出することができ効率がよい。
4−4.その他
上記実施形態においては、取得された出力画像ステータスに変化があったか否かによって対象の映像信号ポートを判定するように構成したが、出力画像ステータスが取得できたか否かによって判定するようにしてもよい。
例えば、モニターの出力画像ステータスまたはその変化が、モニター側から出力される場合には、コンピュータ装置1が出力画像ステータスを取得できたか否かによって判定することができる。
上記実施形態においては、解像度を変化させる検査画像データを出力することによって映像信号ポートを判定するように構成したが、OSやビデオボード等の仕様によっては、所定の解像度への変更が認められない場合がある。このような場合は、さらに他の解像度に変更させる検査画像データを出力することによって対応すればよい。
例えば、第1の実施形態において示した図7のステップS317において、すべての映像信号ポートに検査画像データを出力しても出力画像ステータスに変化が見られなかった場合には、同ステップS313において検査画像データの解像度を変更して出力すればよい。
上記実施形態においては、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せの検出を、モニターキャリブレーションを実行する前処理に用いたが、マルチモニター環境においてモニターの識別を必要とするあらゆる分野に適用可能である。
例えば、モニターのハードウェアを調整するソフトウェアがUSBを経由して起動可能な場合や、モニターの調整をUSBを経由して行うソフトウェアにおいて、対象のモニターを特定することにより、調整画面を当該対象のモニター上に表示させることができる。
上記実施形態においては、固有データとしてモデル名及びシリアル番号を用いてモニターを識別するように構成したが、モニターを識別することができれば他の固有データを用いてもよい。
また、モデル名及びシリアル番号に他の情報を加えて固有データを生成するようにしてもよい。例えば、HIDやEDIDからは、モニターのメーカー名が取得可能である。したがって、メーカー名、モデル名及びシリアル番号を固有データとしてモニターを識別することも可能である。
上記実施形態においては、モニターのLCDパネルの発色に基づく輝度値を出力画像ステータスとしている。しかしながら、輝度値以外を出力画像ステータスとしてもよい。例えば、色温度、彩度、色度または、所定ドットパターンの濃度変化に基づく単色画像の色の変化等を、発色状態を計測可能なセンサによって取得し、これを出力画像ステータスとしてもよい。
上記実施形態においては、図1に示す機能を実現する為に、CPU201を用い、ソフトウェアによってこれを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
この発明の実施形態におけるポート検出装置の機能ブロック図の例を示す図である。 この発明のポート検出装置のハードウェア構成図の例を示す例である。 この発明の「ポート検出処理」におけるフローチャートの例を示す図である。 この発明の「第1の固有データ」、「第2の固有データ」および「制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せ」の例を示す図である。 この発明の「第1の固有データおよび出力画像ステータス」、「第2の固有データ」および「制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せ」の例を示す図である。 この発明の実施形態におけるポート検出装置の機能ブロック図の例を示す図である。 この発明の「ポート検出処理」におけるフローチャートの例を示す図である。 この発明の「モニター一覧」における画面の例を示す図である。 この発明の「キャリブレーション実行時」における画面の例を示す図である。 この発明の「キャリブレーション実行時」におけるブロック図の例を示す図である。 この発明の実施形態におけるポート検出装置の機能ブロック図の例を示す図である。 この発明の「キャリブレーション用センサを判断する場合」におけるブロック図の例を示す図である。 この発明の「ポート検出処理」におけるフローチャートの例を示す図である。 この発明の「キャリブレーション用センサを判断する場合」における状態変化の模式図の例を示す図である。
符号の説明
101 第1の固有データ取得手段
103 出力画像ステータス取得手段
105 検査画像データ出力手段
107 第2の固有データ取得手段
109 ポート検出手段

Claims (21)

  1. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数の制御信号ポートの中から、各モニターについての映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)映像信号ポートに検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (b)制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (c)所定の映像信号ポートに検査画像データを出力した後において、所定の制御信号ポートを介して取得した出力画像ステータスに変化があった場合に、当該所定の映像信号ポートと当該所定の制御信号ポートとを対応付けて検出するポート検出手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  2. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (c)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (d)前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記固有データ取得手段において取得された固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  3. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、対象のモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
    (b)前記固有データ取得手段において取得された各モニターの固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示手段と、
    (c)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示手段に提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定手段と、
    (d)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (e)前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (f)前記検査画像データ出力手段における検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  4. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得手段と、
    (c)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (d)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (e)前記第1の固有データ取得手段において取得された第1の固有データと、前記第2の固有情報取得手段において取得された第2の固有データに基づいて、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
    モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記第1の固有データ取得手段において取得された第1の固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  5. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、対象のモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得手段と、
    (c)前記第1の固有データ取得手段において取得された各モニターの第1の固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示手段と、
    (d)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示手段に提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定手段と、
    (e)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (f)前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (g)前記第1の固有データ取得手段において取得したモニターの固有データと、前記第2の固有情報取得手段において取得したモニターの固有データに基づいて、モニターにおける制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
    モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力手段における検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  6. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数の制御信号ポートの中から、各モニターについての映像信号ポートおよび制御信号ポートの組合せを検出するポート検出装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    (a)映像信号ポートに検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (b)制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (c)所定の映像信号ポートに検査画像データを出力した後において、所定の制御信号ポートを介して取得した出力画像ステータスに変化があった場合に、当該所定の映像信号ポートと当該所定の制御信号ポートとを対応付けて検出するポート検出手段と。
  7. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (c)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (d)前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記固有データ取得手段において取得された固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段。
  8. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、対象のモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
    (b)前記固有データ取得手段において取得された各モニターの固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示手段と、
    (c)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示手段に提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定手段と、
    (d)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (e)前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (f)前記検査画像データ出力手段における検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出手段。
  9. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得手段と、
    (c)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (d)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (e)前記第1の固有データ取得手段において取得された第1の固有データと、前記第2の固有情報取得手段において取得された第2の固有データに基づいて、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
    モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記第1の固有データ取得手段において取得された第1の固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段。
  10. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、対象のモニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得手段と、
    (c)前記第1の固有データ取得手段において取得された各モニターの第1の固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示手段と、
    (d)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示手段に提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定手段と、
    (e)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (f)前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得手段と、
    (g)前記第1の固有データ取得手段において取得したモニターの固有データと、前記第2の固有情報取得手段において取得したモニターの固有データに基づいて、モニターにおける制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
    モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力手段における検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得手段において取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定手段において決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出手段。
  11. 請求項1〜5のいずれかの装置または請求項6〜10のいずれかのプログラムにおいて、
    前記検査画像データ出力手段が出力する検査画像データは、表示解像度を変更するものであり、前記出力画像ステータス取得手段は、表示解像度を出力画像のステータスとして取得することを特徴とするもの。
  12. 請求項1〜5のいずれかの装置または請求項6〜10のいずれかのプログラムにおいて、
    前記検査画像データ出力手段が出力する検査画像データは、第1の単色画像から第2の単色画像に変更するものであり、前記出力画像ステータス取得手段は、単色画像の色を出力画像のステータスとして取得することを特徴とするもの。
  13. 請求項1〜5のいずれかの装置または請求項6〜10のいずれかのプログラムにおいて、
    前記検査画像データ出力手段が出力する検査画像データは、所定画素の発色を変更するものであり、前記出力画像ステータス取得手段は、所定画素の発色を出力画像のステータスとして取得することを特徴とするもの。
  14. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得手段と、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力手段と、
    (c)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターの発色状態を計測可能なセンサからのステータスを取得するステータス取得手段と、
    (d)前記検査画像データ出力手段において検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記ステータス取得手段において取得されたステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記固有データ取得手段において取得された固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  15. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび、複数のセンサと接続する複数の制御信号ポートの中から、所定モニターにおける発色状態を計測可能なセンサと接続する制御信号ポートと当該モニターと接続する映像信号ポートとの組合せを検出するポート検出装置であって、
    (a)検出対象となるすべての映像信号ポートに、第1の検査画像データを出力する第1の検査画像データ出力手段と、
    (b)検出対象となるすべての制御信号ポートから、モニターの発色状態を示すステータスを取得するステータス取得手段と、
    (c)所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに、第2の検査画像データを出力する第2の検査画像データ出力手段と、
    (d)第2の検査画像データ出力手段において第2の検査画像データが出力された後に、ステータス取得手段において取得されたステータスの変化に基づいて、前記所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートまたは、前記所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートの有無を判断する判断手段と、
    を備えたことを特徴とするポート検出装置。
  16. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび、複数のセンサと接続する複数の制御信号ポートの中から、所定モニターにおける発色状態を計測可能なセンサと接続する制御信号ポートと当該モニターと接続する映像信号ポートとの組合せを検出するポート検出装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、コンピュータに以下の手段を構成させることを特徴とするプログラム:
    (a)検出対象となるすべての映像信号ポートに、第1の検査画像データを出力する第1の検査画像データ出力手段と、
    (b)検出対象となるすべての制御信号ポートから、モニターの発色状態を示すステータスを取得するステータス取得手段と、
    (c)所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに、第2の検査画像データを出力する第2の検査画像データ出力手段と、
    (d)第2の検査画像データ出力手段において第2の検査画像データが出力された後に、ステータス取得手段において取得されたステータスの変化に基づいて、前記所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートまたは、前記所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートの有無を判断する判断手段。
  17. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出方法であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得ステップと、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得ステップと、
    (c)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力ステップと、
    (d)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得ステップと、
    (e)前記第1の固有データ取得ステップにおいて取得された第1の固有データと、前記第2の固有情報取得ステップにおいて取得された第2の固有データに基づいて、モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
    モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力ステップにおいて検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記出力画像ステータス取得ステップにおいて取得された出力画像ステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記第1の固有データ取得ステップにおいて取得された第1の固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出ステップと、
    を備えたことを特徴とするポート検出方法。
  18. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出方法であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける第1の固有データを取得する第1の固有データ取得ステップと、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポートを介して、モニターにおける第2の固有データを取得する第2の固有データ取得ステップと、
    (c)前記第1の固有データ取得ステップにおいて取得された各モニターの第1の固有データに基づいてモニター一覧を生成してユーザに提示するモニター一覧生成・提示ステップと、
    (d)ユーザからの入力に基づいて、前記モニター一覧生成・提示ステップに提示されたモニターの中から検出対象となるモニターを決定するモニター決定ステップと、
    (e)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力ステップと、
    (f)前記モニター決定ステップにおいて決定されたモニターと接続する制御信号ポートを介して、当該モニターにかかる出力画像のステータスを取得する出力画像ステータス取得ステップと、
    (g)前記第1の固有データ取得ステップにおいて取得したモニターの固有データと、前記第2の固有情報取得ステップにおいて取得したモニターの固有データに基づいて、モニターにおける制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するとともに、
    モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出することができなかった場合には、前記検査画像データ出力ステップにおける検査画像データの出力を受けて、前記出力画像ステータス取得ステップにおいて取得された出力画像ステータスに変化があると、前記検査画像データが出力された映像信号ポートと、前記モニター決定ステップにおいて決定されたモニターと接続する制御信号ポートとを、当該モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せとして検出するポート検出ステップと、
    を備えたことを特徴とするポート検出方法。
  19. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび複数のモニターと接続する複数の制御信号ポートの中から、各モニターと接続する制御信号ポートおよび映像信号ポートの組合せを検出するポート検出方法であって、
    (a)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターにおける固有データを取得する固有データ取得ステップと、
    (b)各モニターと接続する映像信号ポート毎に、検査画像データを出力する検査画像データ出力ステップと、
    (c)各モニターと接続する制御信号ポートを介して、モニターの発色状態を計測可能なセンサからのステータスを取得するステータス取得ステップと、
    (d)前記検査画像データ出力ステップにおいて検査画像データを出力した映像信号ポートと、この場合に前記ステータス取得ステップにおいて取得されたステータスに変化があった制御信号ポートとを、前記固有データ取得ステップにおいて取得された固有データにかかるモニターに対応付けて検出するポート検出ステップと、
    を備えたことを特徴とするポート検出方法。
  20. 複数のモニターと接続する複数の映像信号ポートおよび、複数のセンサと接続する複数の制御信号ポートの中から、所定モニターにおける発色状態を計測可能なセンサと接続する制御信号ポートと当該モニターと接続する映像信号ポートとの組合せを検出するポート検出方法であって、
    (a)検出対象となるすべての映像信号ポートに、第1の検査画像データを出力する第1の検査画像データ出力ステップと、
    (b)検出対象となるすべての制御信号ポートから、モニターの発色状態を示すステータスを取得するステータス取得ステップと、
    (c)所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに、第2の検査画像データを出力する第2の検査画像データ出力ステップと、
    (d)第2の検査画像データ出力ステップにおいて第2の検査画像データが出力された後に、ステータス取得ステップにおいて取得されたステータスの変化に基づいて、前記所定モニターと接続する所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートまたは、前記所定の映像信号ポートに対応する制御信号ポートの有無を判断する判断ステップと、
    を備えたことを特徴とするポート検出方法。
  21. 複数のモニターおよび複数のセンサが接続されたコンピュータ装置におけるモニターとセンサーの設置状態を認識する方法であって、
    (a)前記コンピュータ装置は、検出対象となるすべてのモニタに、第1の検査画像データを出力しておき、
    (b)前記コンピュータ装置は、検出対象となるすべてのセンサから、モニターの発色状態を示すステータスを取得可能としておき、
    (c)前記コンピュータ装置は、所定モニターに第2の検査画像データを出力したときに、前記ステータスに変化があったセンサを前記所定モニターに設置されたセンサと判断するとともに、前記ステータスに変化がなかったセンサを前記所定モニターに設置されていないセンサと判断すること
    を特徴とするモニターとセンサーの設置状態を認識する方法。
JP2005030454A 2004-02-18 2005-02-07 ポート検出装置およびその方法 Active JP4188923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005030454A JP4188923B2 (ja) 2004-02-18 2005-02-07 ポート検出装置およびその方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004041195 2004-02-18
JP2005030454A JP4188923B2 (ja) 2004-02-18 2005-02-07 ポート検出装置およびその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005267617A JP2005267617A (ja) 2005-09-29
JP4188923B2 true JP4188923B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=35092043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005030454A Active JP4188923B2 (ja) 2004-02-18 2005-02-07 ポート検出装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4188923B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105100793A (zh) * 2014-05-05 2015-11-25 深圳Tcl新技术有限公司 电视机及其信号接口的检测方法
JP2018194584A (ja) 2017-05-12 2018-12-06 シャープ株式会社 表示装置、表示装置における情報端末機の設定方法および表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005267617A (ja) 2005-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6140006B2 (ja) 情報処理装置及び出力制御方法
US20070002347A1 (en) System and method for upgrading firmware in a display
US11656757B2 (en) Monitor and display screen switching method therefor
JP3998323B2 (ja) 画面生成装置
US20100097357A1 (en) Computer and method for controlling external display device
US8982158B2 (en) Computer screen image displaying method, computer having a vertical display device, and computer program product
US9489924B2 (en) Boot display device detection and selection techniques in multi-GPU devices
KR100341919B1 (ko) 액정 표시 장치에 있어서 영상 신호의 자기 진단 장치
WO2018205616A1 (zh) 显示设备的亮度调整方法和调整装置
JP4188923B2 (ja) ポート検出装置およびその方法
US11367413B2 (en) Display device, method for displaying image data and mobile terminal
US20120144181A1 (en) Motherboard and method for displaying host system parameter
KR20140105171A (ko) 디스플레이패널의 화질검사시스템 및 화질검사방법
KR100472461B1 (ko) 비 정상 비디오 신호를 판별하는 디스플레이 장치 및 그방법
US20220270538A1 (en) Display mode setting determinations
CN116721614A (zh) Edid信息获取装置、液晶显示屏检测装置及方法
EP2043085A2 (en) Method for controlling display and display system using the same
JPH11272250A (ja) コンピュータシステム
KR100751108B1 (ko) 디스플레이 장치의 입력신호 판별장치 및 방법
JP2022001917A (ja) 表示システム、表示方法、及び表示プログラム
CN107229365B (zh) 应用图像处理驱动方法的驱动集成电路及触控显示***
CN106648519B (zh) 检测仪表用图片实际显示效果的方法
CN102023872A (zh) 一种操作模式决定方法及计算机***
TWI383661B (zh) 顯示裝置及用於該顯示裝置之測試方法
TWI517118B (zh) 時序控制器檢測裝置及其方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4188923

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250