JP4188523B2

JP4188523B2 - Hook and hook removal method

Info

Publication number: JP4188523B2
Application number: JP33660099A
Authority: JP
Inventors: 勝人阿部; 善雄西田; 充一星野; 友一藤井; 幸忠神原; 岳人水上; 直彦上田; 尚宏高村
Original assignee: Toshiba Elevator Co Ltd
Current assignee: Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Priority date: 1999-11-26
Filing date: 1999-11-26
Publication date: 2008-11-26
Anticipated expiration: 2019-11-26
Also published as: JP2001153125A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば建物内へのエレベータ据付け工事において、昇降路内へのエレベータ組み込み作業に好適なフック（鉤）、及びそのフックの取外し方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
エレベータの乗りかごやガイドレール等、いわゆるエレベータの主要部は、建物内を上下方向に複数階にわたって貫通して設けられた昇降路内に据付けられる。昇降路内には格別足場がないので、作業員は昇降路内天井から吊り下げられた作業用ゴンドラに乗って作業を行うこととなる。
【０００３】
ゴンドラが昇降路内を昇降移動するためには、例えば、ゴンドラの台枠にロープ巻取機を搭載し、その巻取機により天井壁に吊下げたゴンドラ用ロープの巻取りあるいは巻き戻し操作により行なわれる。そのゴンドラ用ロープや命綱等の作業用補助ロープを昇降路天井壁から吊り下げるために、従来は、図５に示すように、ゴンドラ用ロープ１や補助ロープ２をシャクル（ｓｈａｃｌｅ）３を介してフック（鉤）４に接続し、そのフック４を、天井壁５のほぼ中央部に埋め込み固定されたＵ字状金具等からなる係止具５１に掛けていた。
【０００４】
フック４は、図６にその要部を拡大して示したように、ばねの付勢により本体の開口部４ａを内側から閉鎖するように回動したピン状の閉鎖部４１を有し、この閉鎖部４１が外れ止めとなって、環部を形成した係止具５１に掛けられて吊り下げられる。
【０００５】
そこで、作業員がゴンドラ用ロープ１等を接続した重いフック４を係止具５１に掛けるために、図５に示したように昇降路内に足場６が組み立てられた。
【０００６】
このように、昇降路内でのエレベータの据付け工事では、作業員による実際の組み立て作業に先立ち、作業用ゴンドラの据付けが行われるが、作業員がゴンドラに乗り込んでの据付作業を終了して、エレベータ乗りかごを搬入して組み込むために、ゴンドラ及びゴンドラ用ロープ１等を取外し搬出する必要があり、そのため再び作業用足場６の搬入、組み立てを必要とした。
【０００７】
もっとも、昇降路内のエレベータの構造によっては、フック４を取外してのゴンドラ用ロープ１や補助ロープ２の回収作業は、作業員がその後据え付けられたエレベータ乗りかごの上に乗って行うこともできる場合もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、エレベータの据付け作業に際し、用済み後のフック（鉤）を天井壁の係止具から取り外して回収するのに、昇降路内に足場の搬入組み立てを行う必要があり、作業の安全確保とエレベータ据付け工事の効率化の点から改善が要望されていた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、請求項１に記載の発明は、回動する閉鎖部がばねの付勢により開口部を内側から閉鎖しつつ、壁面に固定され環部を形成した係止具に吊り下げられたフックにおいて、前記閉鎖部の回動先端部に一端が接続された第１の紐部材と、前記閉鎖部の回動軸側に一端が接続され、他端部が前記開口部側から前記環部を通して前記本体の前記開口部とは反対側に垂れ下げた第２の紐部材とを具備することを特徴とする。
【００１０】
このように請求項１記載のフックは、第１の紐部材と第２の紐部材とを有し、第１の紐部材の他端部を引っ張ることによって、フック本体の開口部が開き、それに合わせて第２の紐部材を引っ張ることができるので、フック本体が回動し、開いた開口部から係止具を外すことができる。
【００１１】
従って作業員は、ゴンドラ用ロープや補助ロープの取外し回収作業に、従来のように、格別昇降路内に足場を組上げてその上で作業することなく、たとえば最上階の乗り場ホールの躯体に立って、第１及び第２の紐を操作することにより、係止具からのフック取外しにより安全かつ容易に行うことができる。
【００１２】
請求項２に記載の発明は、回動する閉鎖部がばねの付勢により本体開口部を内側から閉鎖しつつ、壁面に固定され環部を形成した係止具に吊り下げられたフックの取外し方法において、前記閉鎖部の回動先端部に一端が接続された第１の紐部材の他端部を引っ張り、前記開口部を開ける第１の操作と、この第１の操作を行いつつ、前記閉鎖部の前記回動軸側に一端が接続され、他端部が前記開口部側から前記係止具の環部を通して前記本体の開口部とは反対側に垂れ下げた第２の紐部材の他端部を引っ張り、前記開口部を介して、前記フック本体を前記係止具から取外す第２の操作とからなることを特徴とする。
【００１３】
このように、請求項２に記載の発明では、第１の操作と第２の操作とにより、長く延ばした第１及び第２の紐を操作するだけで、フックを係止具から取外すことができるので、第１の発明と同様に、作業員は、格別昇降路内に足場を設けることなく、たとえば最上階の乗り場ホールに立って、フックを係止具から取外し、ゴンドラ用ロープや作業用補助ロープを安全かつ容易に回収することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下この発明によるフック（鉤）及びフック取外し方法の一実施の形態を図１ないし図４を参照して詳細に説明する。なお、図５及び図６に示した従来の構成と同一構成には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【００１５】
図１は、本発明によるフックの一実施の形態を示した斜視図である。
【００１６】
すなわち、図１に示したように、フック４は、回動するピン状の閉鎖部４１が不図示のばねの付勢により開口部４ａを内側から閉鎖しつつ、天井壁５に埋め込み固定されたＵ字状金具の係止具５１に吊り下げられている。
【００１７】
閉鎖部４１の先端部には一端がビニールテープ等で固定された第１の紐部材７が接続され、この第１の紐部材７は、図示しないが、少なくとも他端部は最上階の乗り場ホールまで届く長さを有している。
【００１８】
また、フック４の閉鎖部４１の回動軸側は、ゴンドラ用ロープ１や補助ロープ２を連結したシャクル３がボルト４２を介してフック４の本体部に連結されるように構成されていて、そのボルト４２に第２の紐部材８の一端が接続され、他端部は、少なくとも最上階の乗り場ホールまでの距離を往復するだけの長さを有している。
【００１９】
そして、その第２の紐部材８は、図示のようにフック４の開口部４ａ側から回して係止具５１によって形成された環部を通して垂れ下げられる。
【００２０】
上記第１及び第２の紐部材７，８を接続したフック４は、昇降路に組み立てられた足場６上から、作業員によって係止具５１に掛けられる、さらに、フック４に接続されたゴンドラ用ロープ１にはゴンドラが吊り下げられ、そのゴンドラ内に作業員が乗り込み、昇降路内を昇降移動しつつエレベータの組み立て作業が行われる。
【００２１】
なおここで、作業用補助ロープ２を除き、フック４に接続された第１及び第２の各紐部材７，８は、昇降路内に垂れ下がった状態では、エレベータの据付け作業上の邪魔になるので、巻き込んでシャクル３等に掛けておくのが良い。
【００２２】
さて、作業員によるガイドレール等の組み立て作業が終了後は、作業員は、ゴンドラを昇降路底部のピットまで降ろし、ゴンドラ用ロープ１から解き降ろすとともに、不要となったゴンドラ用ロープ１や作業用補助ロープ２も、フック４ともども係止具５１から取外し回収する必要がある。そこで、フック４を回収する手順を図１ないし図４を参照して説明する。
【００２３】
なお、ゴンドラをゴンドラ用ロープ１から外される前に作業員は、フック４の第１及び第２の紐部材７，８を図１に示す状態に解きほぐし、各紐部材７，８の他端部は最上階のエレベータホールまで運ばれているものとする。
【００２４】
そこで、最上階のエレベータホールやその躯体上で作業員は、第１及び第２の紐部材７，８の他端部を確保した状態で、図２に示すように第１の紐部材７を矢印方向に引っ張り、フック４の閉鎖部４１を内側に倒し、開口部４ａを開ける。
【００２５】
開口部４ａが開いた状態で作業員は、図３に示すように、第２の紐部材８を矢印方向に引っ張り、フック４を係止具５１回りに持ち上げ、フック４を係止具５１から引き離す。
【００２６】
フック４が係止具５１から離れたとき、図４に示すように、作業員は第２の紐部材８を緩めつつ、第１の紐部材７を手繰り寄せ、作業員の手元にフック４を回収する。
【００２７】
このように、この実施の形態によれば、ゴンドラをゴンドラ用ロープ１から解き放した後、フック４を回収するのに、格別昇降路内に足場６を組み上げる必要がなく、昇降路天井に最も近い最上階のエレベータホール側に立って回収できるので、エレベータの据付け工事の作業効率の向上を図ることができ、工期を短縮することができる。
【００２８】
なお、上記実施の形態において、第１及び第２の紐部材７，８は、ロープ状でも鎖状でも良い。
【００２９】
また、第１の紐部材７と第２の紐部材８とは、上記のように、開口部４ａを開口させた状態で、重いフック４を回転させるように操作してフックの取外しが行われる。フック４を回転させるためには、閉鎖部４１の先端部に接続された一方の第１の紐部材７に対し、他方の第２の紐部材８は閉鎖部４１の先端から離れた下方の軸側に接続されていれば良く、そのためには第２の紐部材８の接続位置は、必ずしもボルト４２に限らず、ボルト４２を通したフック４の穴あるいはフック４に連結されたシャクル３等に接続しても同様に作用させることができる。
【００３０】
また、第１の紐部材７は閉鎖部４１を開放させるものであるが、それと同時にフック４回収に際して重いフック４を吊下げることとなる。そこで、フック４の閉鎖部４１が第１の紐部材７から万が一にも外れることがないように、図示しないが、第１の紐部材７の他端部を予めフック４の穴あるいはフック４に連結されたシャクル３等にしっかりと固定して置くのが良い。
【００３１】
いずれにしても、本発明のフック及びフック取外し方法によれば、閉鎖部４１の先端部に一端が接続された第１の紐部材７の他端部を引っ張ってフック開口部４ａを開けるとともに、その先端部とは離れた下方の閉鎖部４１の回動軸側に一端が接続され、かつ開口部４ａ側から係止具の環部を通した第２の紐部材８を引っ張るように構成することによって、作業員は遠隔操作により安全にフック４の取外し回収を行うことができる。
【００３２】
【発明の効果】
この発明のフック及びフック取外し方法によれば、エレベータの据付け工事等において、ゴンドラ吊下げ用ロープを連結して、昇降路天井壁に係止したフックを簡単かつ安全に回収することができるとともに据付け工事の効率化が図られ、実用に際し顕著な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明によるフックの一実施の形態を示す斜視図である。
【図２】図１に示すフックの取外しに際し、開口部を開ける状態を示した斜視図である。
【図３】図２に続き、フックの取外しに際し、フックが係止具から外れる状態を示した斜視図である。
【図４】図３に続き、フックの取外しに際し、フックが係止具から外れて回収される状態を示した斜視図である。
【図５】従来のフック取外し作業を説明する昇降路内の断面図である。
【図６】図５の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
１ゴンドラ用ロープ
２補助ロープ
３シャクル
４フック
４ａ開口部
４１閉鎖部
４２ボルト
５（昇降路）天井壁
５１係止具
６足場
７第１の紐部材
８第２の紐部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hook suitable for an elevator installation work in a hoistway, for example, in an elevator installation work in a building, and a method of removing the hook.
[0002]
[Prior art]
The main parts of the so-called elevator, such as an elevator car and a guide rail, are installed in a hoistway that penetrates the building in a vertical direction across a plurality of floors. Since there is no special scaffold in the hoistway, the worker will work on the work gondola suspended from the ceiling in the hoistway.
[0003]
In order for the gondola to move up and down in the hoistway, for example, a rope winder is mounted on the frame of the gondola, and the gondola rope is wound or unwound on the ceiling wall. Done. Conventionally, the gondola rope 1 and the auxiliary rope 2 are suspended via a shackle 3 as shown in FIG. The hook 4 is connected to a hook 4 and is hooked on a locking tool 51 made of a U-shaped metal fitting or the like that is embedded and fixed substantially at the center of the ceiling wall 5.
[0004]
The hook 4 has a pin-shaped closing portion 41 that is rotated so as to close the opening 4a of the main body from the inside by the biasing of the spring, as shown in FIG. The closing portion 41 is prevented from coming off and is hung by being hooked on a locking tool 51 having a ring portion.
[0005]
Therefore, as shown in FIG. 5, the scaffold 6 is assembled in the hoistway so that the worker can hang the heavy hook 4 to which the gondola rope 1 or the like is connected to the locking tool 51.
[0006]
In this way, in the elevator installation work in the hoistway, the work gondola is installed prior to the actual assembly work by the worker, but when the worker gets into the gondola and finishes the installation work, In order to carry in and incorporate the elevator car, it is necessary to remove and carry out the gondola and the gondola rope 1 and the like, and therefore it is necessary to carry in and assemble the work scaffold 6 again.
[0007]
However, depending on the structure of the elevator in the hoistway, the work of collecting the gondola rope 1 and the auxiliary rope 2 after removing the hook 4 can be carried out on the elevator car installed by the worker thereafter. In some cases.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, when the elevator is installed, it is necessary to carry out assembly of the scaffolding in the hoistway in order to remove the used hooks (claws) from the ceiling wall anchors and collect them. Improvements were demanded in terms of ensuring safety and improving the efficiency of elevator installation work.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems. In the invention according to claim 1, the rotating closing portion is fixed to the wall surface while closing the opening portion from the inside by the bias of the spring. And a hook suspended from a locking tool that forms a ring portion, a first string member having one end connected to the rotating tip of the closing portion, and one end connected to the rotating shaft side of the closing portion. And the other end portion includes a second string member that hangs down from the opening side to the opposite side of the opening of the main body through the ring portion.
[0010]
Thus, the hook according to claim 1 has the first string member and the second string member, and pulling the other end of the first string member opens the opening of the hook body, In addition, since the second string member can be pulled together, the hook body is rotated, and the locking tool can be removed from the opened opening.
[0011]
Therefore, the worker can, for example, stand in the chassis of the landing hall on the top floor without having to assemble a scaffold in the special hoistway and work on it, as in the past, for removing and collecting the gondola rope and auxiliary rope. By operating the first and second strings, the hook can be removed from the locking tool safely and easily.
[0012]
According to the second aspect of the present invention, the rotating closing part closes the main body opening from the inside by the bias of the spring, and the hook is suspended from the locking tool fixed to the wall surface and forming the ring part. In the method, a first operation of pulling the other end of the first string member having one end connected to the rotation tip of the closing portion to open the opening, and while performing the first operation, One end of the closing portion is connected to the rotating shaft side, and the other end portion of the second string member is hung from the opening side to the side opposite to the opening of the main body through the ring portion of the locking tool. It is characterized by comprising a second operation of pulling the other end and removing the hook body from the locking tool through the opening.
[0013]
Thus, in the invention according to claim 2, the hook can be removed from the locking tool only by operating the first and second elongated strings by the first operation and the second operation. Therefore, as in the first invention, the worker can, for example, stand in the hall on the top floor without removing the foothold in the special hoistway, remove the hook from the locking device, and use the gondola rope or work The auxiliary rope can be recovered safely and easily.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a hook and a hook removing method according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same structure as the conventional structure shown in FIG.5 and FIG.6, and detailed description is abbreviate | omitted.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a hook according to the present invention.
[0016]
That is, as shown in FIG. 1, the hook 4 is embedded and fixed in the ceiling wall 5 while the rotating pin-shaped closing portion 41 closes the opening 4 a from the inside by the biasing of a spring (not shown). It is suspended from a U-shaped bracket locking tool 51.
[0017]
A first string member 7 having one end fixed with a vinyl tape or the like is connected to the distal end portion of the closing portion 41. The first string member 7 is not shown, but at least the other end portion is a hall hall on the top floor. It has a length that reaches up to.
[0018]
Further, the rotation shaft side of the closing portion 41 of the hook 4 is configured such that the shackle 3 connected to the gondola rope 1 and the auxiliary rope 2 is connected to the main body portion of the hook 4 via the bolt 42. One end of the second string member 8 is connected to the bolt 42, and the other end has a length sufficient to reciprocate at least the distance to the landing hall on the uppermost floor.
[0019]
And the 2nd string member 8 is hung down through the ring part formed of the locking tool 51 by turning from the opening part 4a side of the hook 4 like illustration.
[0020]
The hook 4 to which the first and second string members 7 and 8 are connected is hung on the locking tool 51 by an operator from the scaffold 6 assembled in the hoistway, and the gondola connected to the hook 4. A gondola is hung on the rope 1 and an operator gets into the gondola, and the elevator is assembled while moving up and down in the hoistway.
[0021]
Here, except for the work auxiliary rope 2, the first and second string members 7 and 8 connected to the hook 4 hinder the installation work of the elevator in a state of hanging down in the hoistway. Therefore, it is better to wrap up and hang it on the shackle 3 or the like.
[0022]
Now, after the assembly work of the guide rails by the worker is completed, the worker lowers the gondola to the pit at the bottom of the hoistway, unloads it from the gondola rope 1, and unnecessarily uses the gondola rope 1 or work Both the auxiliary rope 2 and the hook 4 need to be removed from the locking tool 51 and collected. A procedure for collecting the hook 4 will be described with reference to FIGS.
[0023]
Before the gondola is detached from the gondola rope 1, the worker unwinds the first and second string members 7, 8 of the hook 4 in the state shown in FIG. 1 and the other end of each string member 7, 8. The department is transported to the elevator hall on the top floor.
[0024]
Therefore, in the state where the other end portions of the first and second string members 7 and 8 are secured, the worker holds the first string member 7 as shown in FIG. Pulling in the direction of the arrow, the closing portion 41 of the hook 4 is tilted inward to open the opening 4a.
[0025]
With the opening 4a opened, the worker pulls the second string member 8 in the direction of the arrow, lifts the hook 4 around the locking tool 51, and lifts the hook 4 from the locking tool 51 as shown in FIG. Pull apart.
[0026]
When the hook 4 is separated from the locking tool 51, as shown in FIG. 4, the worker pulls the first string member 7 while loosening the second string member 8, and holds the hook 4 near the operator. to recover.
[0027]
Thus, according to this embodiment, after releasing the gondola from the gondola rope 1, it is not necessary to assemble the scaffold 6 in the special hoistway to collect the hook 4, and it is closest to the hoistway ceiling. Since it can be recovered by standing on the elevator hall on the top floor, the work efficiency of the elevator installation work can be improved and the construction period can be shortened.
[0028]
In the above embodiment, the first and second string members 7 and 8 may be rope-like or chain-like.
[0029]
Further, as described above, the first string member 7 and the second string member 8 are operated so as to rotate the heavy hook 4 with the opening 4a opened, and the hook is removed. . In order to rotate the hook 4, the first string member 7 connected to the front end portion of the closing portion 41 and the other second string member 8 is a lower shaft away from the front end of the closing portion 41. For this purpose, the connecting position of the second string member 8 is not necessarily limited to the bolt 42 but to the hole of the hook 4 through the bolt 42 or the shackle 3 connected to the hook 4. Even if connected, the same effect can be obtained.
[0030]
The first string member 7 opens the closing portion 41. At the same time, the heavy hook 4 is suspended when the hook 4 is collected. In order to prevent the closure portion 41 of the hook 4 from being removed from the first string member 7, the other end of the first string member 7 is preliminarily attached to the hole of the hook 4 or the hook 4. It is good to place firmly on the connected shackle 3 etc.
[0031]
In any case, according to the hook and the hook removing method of the present invention, the hook opening portion 4a is opened by pulling the other end portion of the first string member 7 having one end connected to the distal end portion of the closing portion 41, and One end is connected to the rotating shaft side of the lower closing portion 41 apart from the tip portion, and the second string member 8 that has passed through the ring portion of the locking tool is pulled from the opening 4a side. Thus, the worker can safely remove and collect the hook 4 by remote control.
[0032]
【The invention's effect】
According to the hook and the hook removing method of the present invention, it is possible to easily and safely recover the hook locked to the hoistway ceiling wall by connecting the gondola hanging rope in the elevator installation work or the like. Construction efficiency is improved, and a remarkable effect can be obtained in practical use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a hook according to the present invention.
2 is a perspective view showing a state in which an opening is opened when the hook shown in FIG. 1 is removed. FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the hook is detached from the locking tool when the hook is removed, following FIG. 2;
FIG. 4 is a perspective view showing a state in which the hook is removed from the locking tool and recovered when the hook is removed, following FIG. 3;
FIG. 5 is a cross-sectional view of a hoistway for explaining a conventional hook removing operation.
6 is an enlarged perspective view of a main part of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Gondola rope 2 Auxiliary rope 3 Shackle 4 Hook 4a Opening part 41 Closure part 42 Bolt 5 (Hoistway) Ceiling wall 51 Locking tool 6 Scaffold 7 First string member 8 Second string member

Claims

回動する閉鎖部がばねの付勢により開口部を内側から閉鎖しつつ、壁面に固定され環部を形成した係止具に吊り下げられたフックにおいて、
前記閉鎖部の回動先端部に一端が接続された第１の紐部材と、
前記閉鎖部の回動軸側に一端が接続され、他端部が前記開口部側から前記環部を通して前記本体の前記開口部とは反対側に垂れ下げた第２の紐部材とを具備することを特徴とするフック。In the hook that is suspended from the locking tool that is fixed to the wall surface and formed the ring part while the rotating closing part closes the opening part from the inside by the bias of the spring,
A first string member having one end connected to the turning tip of the closing portion;
One end is connected to the rotating shaft side of the closing portion, and the other end portion is provided with a second string member that hangs down from the opening portion side through the ring portion to the side opposite to the opening portion of the main body. A hook characterized by that.

回動する閉鎖部がばねの付勢により本体開口部を内側から閉鎖しつつ、壁面に固定され環部を形成した係止具に吊り下げられたフックの取外し方法において、
前記閉鎖部の回動先端部に一端が接続された第１の紐部材の他端部を引っ張り、前記開口部を開ける第１の操作と、
この第１の操作を行いつつ、前記閉鎖部の前記回動軸側に一端が接続され、他端部が前記開口部側から前記係止具の環部を通して前記本体の開口部とは反対側に垂れ下げた第２の紐部材の他端部を引っ張り、前記開口部を介して、前記フック本体を前記係止具から取外す第２の操作と
からなることを特徴とするフック取外し方法。In the removal method of the hook suspended from the locking tool which is fixed to the wall surface and formed the ring part while the rotating closing part closes the main body opening from the inside by the bias of the spring,
A first operation of pulling the other end of the first string member, one end of which is connected to the rotating tip of the closing portion, to open the opening;
While performing this first operation, one end is connected to the rotating shaft side of the closing portion, and the other end portion is opposite to the opening portion of the main body from the opening portion side through the ring portion of the locking tool. A hook removing method comprising: a second operation of pulling the other end portion of the second string member hanging down from the second string member and removing the hook body from the locking tool through the opening.