JP4187775B2 - 光ファイバコード - Google Patents
光ファイバコード Download PDFInfo
- Publication number
- JP4187775B2 JP4187775B2 JP2007151089A JP2007151089A JP4187775B2 JP 4187775 B2 JP4187775 B2 JP 4187775B2 JP 2007151089 A JP2007151089 A JP 2007151089A JP 2007151089 A JP2007151089 A JP 2007151089A JP 4187775 B2 JP4187775 B2 JP 4187775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical fiber
- function unit
- wiring
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
(1)保留盤に保留してある光ファイバコードの光コネクタプラグを接続盤の任意の位置の光コネクタアダプタに接続する。
(2)接続盤の任意の位置の光コネクタアダプタに接続されている光ファイバコードの光コネクタプラグを抜き取り、他の光コネクタアダプタに接続替えを行う。
(3)接続盤の任意の位置の光コネクタアダプタに接続されている光ファイバコードの光コネクタプラグを抜き取り、保留盤に保留する。
この集合型光ファイバコードは、光ファイバコードを複数本ずつ包縛して束ねてユニットとし、このユニットを複数まとめることにより構成される。
このような集合型光ファイバコードは、各ユニット内で光ファイバコードを識別できるように、光ファイバコードの外被に識別記号が直接印刷されたり、光ファイバコードの外被に識別記号を附したリングが装着されている。
したがって、前述したような集合型光ファイバコードにおいては、各光ファイバコードを確実に識別できるようにすることは極めて重要である。
ここで、このようなシステムに用いられる従来の光ファイバケーブル終端装置(FTM: Fiber Termination Module)の例を以下に説明する。
一般的にFTMは加入者光ファイバケーブルと設備センター局舎の所内光ファイバケーブルとの接続点に設置される。
従来例としては、非特許文献1(電子情報通信学会技術研究報告CS95-50,CS95-16,pp59-66「光線路試験システムの高速化・大容量化技術に関する検計」)に記載されているものがある。
電子情報通信学会技術研究報告CS95-50,CS95-16,pp59-66「光線路試験システムの高速化・大容量化技術に関する検計」(電子情報通信学会1995年6月発行)
図中、1はFTM、2は光カプラ、3は光ファイバ選択装置(FS:Fiber Selector)、4は光カプラ2からの試験用分岐光ファイバ、5は光合分波器、6は伝送装置側光フィルタ、7は通信系光加入者線端局装置、8は映像系光加入者線端局装置、9は光加入者線端局装置収容架、10はスターカプラ架、11は試験装置架(TEM:Test Equipment Module)、12は試験装置、13は光ファイバ選択装置制御及び試験装置選択装置(FTES)、14はFSマスタ側光ファイバ、15は第1所内光ファイバケーブル、16は第2所内光ファイバケーブル、17は加入者系光ファイバケーブル、18は加入者側光フィルタ、19は通信系光加入者線終端装置、20は映像系光加入者線終端装置である。
このサービスを高い信頼性で提供するため、設備センター内には、FTMl、光加入者線端局装置収容架9、スターカプラ架10、TEM11が設置されている。
通信を提供する通信系光加入者線端局装置7から出力される1.3μm帯の通信光と、映像サービスを提供する映像系光加入者線端局装置8から出力される1.55μm帯の通信光は、第1所内光ファイバケーブル15を介してスターカプラ架10に入射される。
この光合分波器5の各ポートから出力される通信光は、第2所内光ファイバケープル16を介してFTM1に入射される。
FTM1に入射された通信光は、試験光を合分波する光カプラ2を通過し、加入者系光ファイバケーブル17を介して通信系光加入者線終端装置19及び映像系光加入者線終端装置20に波長分波され、通信及び映像サービスとして提供される。
FTM1内のFS3により、光カプラ2からの試験用分岐支光ファイバ4とTEM11内の試験装置12に接続されているFSマスタ側光ファイバ14とを、選択的に光結合する。
また、TEM11内のFTES13により、試験装置12内の光パルス試験器を選択する。
以上により、光パルス試験器からの試験光が加入者系光ファイバケーブル17に入射され、損失分布測定及び故障位置探査が迅速に行われる。
また、通信系光加入者線端局装置7に試験光及び映像系光加入者線端局装置8から出力される1.55μm帯の通信光の反射光等が入射するのを防ぐため、試験光及び1.55μm帯の通信光を遮断し1.3μm帯の通信光を透過する伝送装置側光フィルタ6が、光合分波器5の1.3μm帯の通信光の入力ポートに設置される。
図31において、21は余長振り分け部材、22は余長処理棚である。
FTM1の左側は光カプラ2が各段毎に複数ユニット並設収容されており、この各光カプラ2から分岐された試験用分岐光ファイバ4が最下部に配置されているFS3に接続される。
また、右側には、主に第2所内光ファイバケーブル16の接続余長を収容するための余長振り分け部材21及び余長処理棚22が配備された、余長収容スペースが確保されている。
図32において、23は光コネクタアダプタ、24は光コネクタ、25は単心テープ心接続部である。
光カプラ2には、予め単心テープ心接続部25及び光コネクタ24が装着されている。
サービス開始の際には、加入者系光ファイバケーブル17及びFSマスタ側光ファイバ14を光カプラ2に接続する。
次にこの光カプラ2に接続された光コネクタアダプタ23に第2所内光ファイバケーブル16側の光コネクタ24を接続してサービス開始となる。
特に、上述したような配線盤内の配線に使用される集合型光ファイバコードにおいては、一心単位で異方向に配線または配線替えされたりするため、包縛したユニットのまま配線することができず、使用することができなかった。
すなわち、本発明の請求項1記載の光ファイバコードは、外被に識別記号および識別色を備え、さらに前記外被にタグを装着し、該タグに識別記号を備えたことを特徴としている。
この光ファイバコードでは、目的の光ファイバコードを容易に判別し、接続替えを迅速に行なう。
これにより、配線盤内での作業性を大幅に改善し、今後の光通信の進展へ向けて、加入者に対するサービスを迅速かつ正確に提供することが可能になる。
これにより、配線盤内での作業性を大幅に改善し、今後の光通信の進展へ向けて、加入者に対するサービスを迅速かつ正確に提供することが可能になる。
したがって、配線盤内での作業性を大幅に改善することができ、今後の光通信の進展へ向けて、加入者に対するサービスを迅速かつ正確に提供することができる。
したがって、配線盤内での作業性を大幅に改善することができ、今後の光通信の進展へ向けて、加入者に対するサービスを迅速かつ正確に提供することができる。
保留盤103は、光コネクタプラグ105を係止する係止部(図示せず)を複数個備え、収容部106から引き込まれた光ファイバコード104のうち、未接続の光ファイバコード104を保留する。
整列盤107は、整列部材取付枠109を介して整列部材110を複数個、鉛直方向に並べて構成されている。
また、通過口113,114の側方には光ファイバコード104を出し入れ可能にするためのスリツト状(または開閉式)の開口部113a,114aが形成されている。
従って、整列盤107には各光ファイバコード通過ロ113,114が鉛直方向に複数個並べられていることになる。
同様にして、コネクタ接続盤102に接続された光ファイバコード104を他の光コネクタアダプタ108あるいは保留盤103に接続替えすることができる。
また、整列部材110を多数配列した整列盤107を用いることで、光配線盤内の光伝送特性を安定に保つことができるので、従来と比較して光配線盤の高密度化を図ることが可能となる。
即ち、図中、120は整列部材であり、全体略コの字形状を有し、一方のアーム部分121には、前記同様の光ファイバコード通過口123が設けられ、また、他方のアーム部分122には、前記同様の光ファイバコード通過口124,125が設けられている。
また、通過口123,124,125の上方には、前記同様の開口部123a,124a,125aが形成されている。
同様にして、コネクタ接続盤102に接続された光ファイバコード104を他の光コネクタアダプタ108あるいは保留盤103に接続替えすることがてきる。
即ち、図中、130は整列部材であり、全体略口形状を有し、一の部分131には、前記同様の光ファイバコード通過ロ133が設けられ、また、一の部分に対向する他の部分132には、前記同様の光ファイバコード通過口134,135が設けられている。
また、通過口133,134,135には前記同様の開口部133a,134a,135aが形成されている。
ここで、光ファイバコード通過口134,135が図3の光ファイバコード通過口124,125に対応し、その作用・効果は図3の場合と同様である。
この場合、光部品類と接続した光ファイバコードを一定数集合し、整列部材に収容することで、前記同様の運用ができる。
したがって、接続や接続替えを繰り返し行った場合においても、光ファイバコードの絡まりを回避することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る光ファイバコードの一例を示す外観図、図6は、図5の光ファイバコードを利用した集合型光ファイバコードの概略構成図、図7は、図6の集合型光ファイバコードの配線盤への接続状態を説明する説明図である。
この識別記号212は、二桁の数字からなり、当該光ファイバコード210の長手方向に対して縦向きであると共に、所定の間隔で隣り合う上下方向が互いに逆向きとなっている。
また、上記光ファイバコード210の上記外被211には、識別色であるカラードット213が当該光ファイバコード210の長手方向にわたって所定の間隔(好ましくは20〜50mm間隔)で複数附されている。
また、識別記号212は、少なくともユニット300内で異なっていれば十分であるが、すべてのユニットの光ファイバコードで異なっていてもよい。
〔第1実施例〕図15は統合型光配線システムを含む所内設備の構成を示す図であり、図16は統合型光配線システムと設備センター内にある他の設備との接続形態を説明する図である。
統合型光配線システム401は、装置間インタフェース439を介してTEM411と接続される。
スプリッ夕機能部428は、光加入者線端局装置407,408からの通信光を複数の出力ポートに分配する。
クロスコネクト機能部427は、光配線機能部429及びスプリッタ機能部428からの任意の光ファイバと第2光ファイバケーブル417の任意の光ファイバとを接続替えする。
試験アクセス機能部426は、第1光ファイバケーブル415の光ファイバ及び第2光ファイバケーブル417の光ファイバに試験光を入出力する。
光ファイバ選択機能部430は、試験アクセス機能部426の試験光の入出力ポートを選択する。
これに対して、図15及び図16について説明した本発明の実施例においては、OLT架409からの第1所内光ファイバケーブル415を全てIDM436内の光配線機能部429に一括配線するので、多心の第1所内光ファイバケーブル415を利用した簡素な光配線が可能になる。
また、従来のスターカプラ架10−FTM1間の所内光配線は、本発明の実施例ではIDM436内部に吸収され、統合型光配線システム401の管理下に置かれる。
光試験機能部472は光ファイバケーブルの光ファイバを光試験する機能を有し、モニター機能部473は通信光及び試験光をモニターする機能を有し、光ファイバ対照機能部474は光ファイバを対照する機能を有する。
この実施例により、加入者系光ファイバケーブル417の新設の際の試験及び保全のための試験を実行することができる。
図中、440はIDM436の基本モジュール、441はIDM436の増設モジュール、442は試験アクセスユニット、443は整列盤、444は保持盤ユニット、445は挿抜光ファイバ、446は配線ユニット、447は接続盤、448は所内光ファイバケーブル固定部、449は保持盤、450は第3所内光ファイバケーブルである。
増設モジュール441を用いて収容心線の増加に対応することにより、収容心線の増加に関係なく通信設備センター内光配線の管理機能を保持することができる。
従来のFTMでは収容心線数が有限であることから、単一のFTMの内部で解決し得ない接続替えの事例が発生する可能性が存在するが、本実施例によれば、設備センター内の光配線を統合型光配線システム401が一括管理するため、このような問題を生じない。
また、本実施例によれば、従来のスターカプラ架10とFTM1とを統合しているので、装置が占めるスペースを減らすことになり、設備センター内の収容心線密度を上げることができる。
従来のFTM1は第2所内光ファイバケーブル416を介してスターカプラ架410中の光合分波器に接続し、スターカプラ架410は第3所内光ファイバケーブル450を介してIDM基本モジュール440中の配線ユニット446に接続する。
中間光配線管理機能部432は、IDM436内の光配線情報、構成品情報及び回線情報を管理するデータベースを持ち、接続替え作業の指示を行う機能を有する。
総合光配線管理部433は、複数の中間光配線管理機能部432からの光配線情報を統合して管理し且つ他のオペレーションシステム435との接続を管理する。
この実施例においては、光配線管理機能部437により、効率的な設備情報管理、他のオペレーションシステム435との連携及び接続替え作業者の作業支援が可能になる。
図19は整列盤を用いたジャンパ方式を説明するための図であり、423は光コネクタアダプタ、424は光コネクタ、443は整列盤、445は挿抜光ファイバ、447は接続盤、449は保持盤、451はコードストッパ、454は余長収納部である。
挿抜光ファイバ445は整列盤443に摺動可能に緩く保持されるので、装置前面及び背面の挿抜光ファイバ余長収納部454に挿抜光ファイバ445の余長部分を分散して収納する。
また、接続替えを行う際には、装置前面の余長収納部454に多くの挿抜光ファイバ445の余長部分があっても、一且整列盤443の盤面直前まで光コネクタ424を引き上げるため、操作性及び視認性を確保することができる。
図19(b)では第1の光コネクタアダプタ423から光コネクタ424を引き抜いている。
図19(c)では光コネクタ424が引き抜かれた挿抜光ファイバ445を整列盤443の背面から引き上げ、挿抜光ファイバ445の光、コネクタ424を整列盤443の保持穴の面の直前まで引き戻す。
これにより、多くの挿抜光ファイバ445の余長部分が収納されている前面挿抜光ファイバ余長収納部454から特定の光コネクタ424を選択することができる。
この時、他の挿抜光ファイバの外側に当該挿抜光ファイバ445を配線し、当該挿抜光ファイバ445の光コネクタ424を接続盤447に具えられている第2の光コネクタアダプタ423に接続する。
図19(e)では挿抜光ファイバ445の余長部分を、前面及び背面の余長収納部454に、操作性及び視認性を確保できるようにバランスよく収納する。
この実施例により、挿抜光ファイバ445の探索時間が短縮され、作業効率が向上し、挿抜光ファイバ445の選択の誤り防止が可能になる。
図20は接続盤447の一部分を示す図であり、配列された光コネクタアダプタ423に隣接して、LEDからなる表示部452が設けられている。
接続盤447に設けられた表示部452は、作業者が挿抜を行うべき接続盤447上の接続端子を指示し、保持盤ユニット444に設けられた表示部452は、作業者が挿抜を行うべき挿抜光ファイバ445を指示する。
可視光源で発生した可視光は、FSマスタ側光ファイバから挿入され、接続盤447を通って挿抜光ファイバ445に伝搬し、前面挿抜光ファイバ余長収納部及び背面挿抜光ファイバ余長収納部に収納された挿抜光ファイバ445の曲げ部分で外部に洩れ出る。
この洩れ光を目視することにより、挿抜光ファイバ445を識別することができる。
また、可視光源として半導体レーザー、He−Neレーザー等を用いることができる。
図21はこの実施例を説明するための図であり、図中、403は光ファイバ選択装置(FS)、417は加入者系光ファイバケーブル、444は保持盤ユニット、445は挿抜光ファイバ、447は接続盤、455は第1の光カプラ、456は第2の光カプラ、457は光カプラAポート、458は光カプラBポート、459は光カプラCポート、460は光カプラDポート、461は光パルス試験器、462は可視光源、463は光モニター装置、464は第1の接続端子、465は第2の接続端子である。
それぞれの光カプラAポート457は加入者系光ファイバケープル417に接続している。
次に、中間光配線管理機能部432以外に投入された接続変更依頼は全て中間光配線管理機能部432に転送される。
中間光配線管理機能部432は、それ自体が持つデータベースを参照し、接続変更操作を行う挿抜光ファイバ445、第1の接続端子464及び第2の接続端子465を決定する。
決定した挿抜光ファイバ445の番号並びに第1の接続端子464及び第2の接続端子465の端子番号は、作業支援携帯端末431に転送され、接続替え作業者はこの指示に従って作業を行う。
この際、作業支援携帯端末431が具えるバーコードリーダーで挿抜光ファイバ445に付与された識別記号を読込むことにより、確実な確認作業を行うことができる。
作業者が選択した挿抜光ファイバ445に誤りがない時は、作業支援携帯端末431が挿抜光ファイバ445の解放指示を出し、作業者がこれを確認して挿抜光ファイバ445を解放する。
光モニター装置463はこの信号停止情報を中間光配線管理機能部432に報告する。
この信号停止情報を受信した中間光配線管理機能部432は、FS403に対しで第2の光カプラ456上の光カプラDポート460と可視光源462とを接続する命令を発し、これに応答してFS403が動作を実行すると、可視光源462から発した可視光が第2の光カプラ456上の光カプラBポート458即ち第2の接続端子465から発光する。
作業者は、接続盤447の発光により第2の接続端子465を確認し、作業支援携帯端末431に確認報告を行う。
確認報告は作業支援携帯端末431から中間光配線管理機能部432に転送される。
更に、中間光配線管理機能部432は、作業支援携帯端末431を介して作業者に接続盤447の第2の接続端子465への接続を指示する。
作業者は、作業支援携帯端末431の指示に従って挿抜光ファイバ445を第2の接続端子465に接続する。
接続終了の報告を受けた中聞光配線管理機能部432は、作業支援携帯端末431を介して作業者に作業完了を通知し、FS403に初期位置への移動を指示し、更に自体が持つデータベースの内容を変更する。
この実施例によれば、確実且つ迅速な作業が可能になる。
端局装置側成端機能部510では、複数の光加入者線端局装置に接続した第1所内光ファイバケーブル511を収容し、光ジャンパ機能部508に接続する。
光ジャンパ機能部508は大別してスプリッタ機能を有するもの(図24)、スプリッタ機能を有しないもの(図25)がある。
スプリッタ561は光加入者線端局装置からの通信光を複数のポートに分配する機能を有するもので、分配数は特に限定しないが、光加入者線端局装置との関係で4、8、16等が有用である。
スプリッタ機能を有しない光ジャンパ機能部508は光加入者線端局装置513からの通信光を分配しないで特定の加入者に捉供する場合に使用するもので、複数の入力ポートとそれに対応した出力ポートを有する。
スプリッタ機能を有する光ジャンパ機能部505およびスプリッタ機能を有しない光ジャンパ機能部508ともに、取付形状を同一にすることで、光ファイバ整列盤509の任意の位置に収容することを可能としている。
(1)前記光ジャンパ機能部505、508の出力ポートに接続された光コネクタプラグ付き光ファイバを収容し、使用中の光ファイバと保留中の光ファイバを分離する。
(2)使用中側と保留中側の出力開ロ部を有する。
(3)収容した光ファイバの特性を低下させないために曲げ径を保障する。
(4)使用中の光ファイバと保留中の光ファイバを前記開口部に入れ替えすることができる。
(5)収容した光ファイバが簡単に外れない。
(6)回転機構を含む光ファイバ引出機能を有する。
(7)光ファイバ被覆上に表示した識別情報を目視識別できる空間がある。
また、引出機能と目視識別の空間があることで、別の光ファイバ整列機能部503が積層して収容されていても、任意の光ファイバ整列機能部503の使用中の光ファイバと保留中の光ファイバの目視識別を行うことができる。
これらの機能により、対象の光ファイバを特定し、光ファイバ先端に取りつけた光コネクタプラグを光ファイバ整列機能部503近傍まで手繰り寄せることができる。
この操作により光ファイバの絡まりを回避することができる。
なお、従来の技術では、接続替えを繰り返す度に絡まりが発生するため、光ファイバの収容密度を上げることができなかった。
被覆材は難燃性プラスチック材を用いた。
この難燃性プラスチック材には、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル系樹脂等のノンハロゲン樹脂を用いた。
なお、難燃性プラスチック材としては、難燃性を高めるために有機リン系を含有しない難燃剤を配合したものを用いた。
光ジャンパ機能部505(508)に収容される光ファイバとしては、心数が32心〜64心のものが操作性、収容性の点で優れている。
光ファイバの目視による識別方法として、本システムでは、番号等の情報を表す識別記号を表示する。
識別記号には光ファイバ心線番号を表す記号・番号を併用した識別記号表示と、多心線の中から特定の1心を識別するために、光ファイバの被覆を着色またはカラー印刷し、識別記号表示と租み合わせることで識別性を向上させた。
前記識別情報は光ファイバの外周方向に1または複数、長さ方向に一定間隔に連続して表示することで、光ファイバのどの位置からも識別することが可能であり、識別記号は横向き縦向き、正位、反転を組み合わせることでどの方向からも識別することができる。
収容方式として、縦収容方式、横収容方式があり、縦収容方式には鉛直方向または斜め方向に1列または複数列収容する方式、横収容方式にも横または斜めに1列または複数列収容する方式がある。
光ジャンパ機能部505(508)の出力光ファイバの長さを一定とし、クロスコネクト機能部502のどの位置にも配線できるようにするためには、縦1列収容方式が有用である。
この場合、光ジャンパ機能部505(508)は光ファイバ整列機能部503と一体化して、光ファイバ整列盤509の下部より順次上に収容していくことが可能となる。
この方式により、使用中の光ファイバに悪影響を与えずに光ジャンパ機能部505(508)を増設することができる。
クロスコネクト機能部502の片端は加入者系光ファイバケーブルに接続されることで、加入者に接続されている。
このため、光ファイバ整列機能部503と各種の光ジャンパ機能部505(508)を光ファイバ整列機能部503に収容し、各種の伝送サービスをクロスコネクト機能部502で接続替えすることで、加入者に提供することができる。
光加入者線端局装置収容架513から配線された複数の第1所内光ファイバケーブル511を端局装置側成端機能部510に収容した後、該第1所内光ファイバケーブル511の光ファイバを光ファイバ整列機能部503に収容する。
前記光ファイバケーブル511の光配線盤収容側は単心の光ファイバの先端に光コネクタプラグが装着された構造となっている。
ただし、光コネクタプラグ付きの光ファイバを光ファイバ整列機能部503に装置するため、光ファイバの挿入口としてスリットまたは扉付き開口部を有し、光ファイバの挿入を容易にするとともに簡単には外れない構造とすることが必要である。
光加入者線端局装置の伝送サービスと加入者が一対一で対応する場合、または加入者系光ファイバケーブルと加入者の間で通信光を分配する機能を有している光配線システムに適用できる。
当然、光配線盤A(520)と光配線盤B(521)の構成でも光配線システムとして適用可能である。
この光配線盤A(520)と光配線盤B(521)の構成では、光配線盤B(521)に対して複数の光配線盤A(520)が収容できる。
光配線盤B(521)のない光配線システムにおいては、複数の光配線盤A(520)と複数の光加入者線端局装置の間に網の目状の光ファイバケーブルを配線する必要が生しるうえに、光ファイバケーブルの種類も心数の少ないものから多数心のものまで用意しなければならない。
この光配線盤B(521)を設置することにより、多数心の光ファイバケーブルを先行配線することが可能となり、光ファイバケーブル配線の輻輳を回避することができる。
光配線盤A(520)と光配線盤B(521)との間は架間光ファイバケーブル516で接続する。
光配線盤B(521)は、架間光ファイバケーブルを収容する光ファイバ整列機能部503を有し、光配線盤A(520)は、光ジャンパ機能部を有する。
光試験機能を付与するには、光配線盤A(520)のクロスコネクト機能部502近傍から光加入者線端局装置側、または加入者側の光ファイバに光試験のための試験光を挿入する光カプラを有する光試験アクセス機能部514、複数の光試験アクセス機能部514に試験光を切り替えて挿入する光ファイバ選択機能部530、試験光の送出及び試験光の戻り光を測定、分析する光試験機能部533を組み込むことで実現することができる。
この光試験機能を付与する構成物は光配線盤A(520)のクロスコネクト機能部502、または光配線盤B(521)の光配線概能部の下部に収納することができる。
クロスコネクト機能部502側は多連のレセプタクルを装着する。
なお、従来ではSC型のレセプタクルが適用されてきたが、光配線盤の収容密度を上げるため、小型のMU型の16連レセプタクルを適用することで、4000端子以上のクロスコネクトを実現することができる。
例えば、約10mmの幅に8心コネクタを2個装着し、16連レセプタクルと整合させることで、収容密度の向上を図ることができる。
加入者系光ファイバケーブルの光テープ心線の余長は、10mm幅の試験アタセス機能部514の中央に仕切板を置き、仕切板の左右に収容する。
光ファイバ選択装置との接続には16心の多心コネクタが有用である。
また、試験光が伝送装置に影響を与えないようにするため、光配線内に光フィルタを挿入する。
本システムでは、光フィルタを光ジャンパ機能部508の伝送装置側に挿入した。
光フィルタをこの位置に挿入することで、光フィルタ数を少なくすることができる。
一次元のコードとしてはバーコードが一般的であるが、本光配線システムのような高密度の光配線システムにおいては、光ファイバの細径化が必要であるから、付与する識別コードも小型化が必要である。
二次元の織別コードは小形であるから、構成物品の管理にも適用することができる。
二次元の識別コードを適用すれば、データベースの登録・変更処理の自動化を図ることができるという利点がある。
この挿入された光ファイバは、保留中の光ファイバ543として保留盤504に保留される。
この試験アクセス機能部514の他方の端面はクロスコネクト機能部502である。
加入者にサービスを提供する場合には、保留中の特定の光ファイバをクロスコネクト機能部502で接続する。
この場合、識別空間544で接続する特定の光ファイバを目視で識別する。
光ファイバの目視による識別は、識別記号550及び色識別549により行うことができる。
クロスコネクト機能部502に接続された光ファイバは、使用中の光ファイバ542として、保留中の光ファイバと完全に分離され、保留中の光ファイバと輻輳することはない。
例えば、光ファイバの識別コードは、識別タグ541を光ファイバの被覆層の表面に取り付けることにより、視認性が向上する。
この場合、識別タグ541は、他の光ファイバに引っかからないように、丸みをおびた構造のものが好適である。
また、識別コードは、光コネクタプラグ540近傍に装着する。
この識別タグ541は、光ファイバの被覆上を移動することができる構造にすることにより、操作性を向上させることができる。
1 FTM
2 光カプラ
3 光ファイバ選択装置
4 試験用分岐光ファイバ
5 光合分波器
6 伝送装置側光フィルタ
7 通信系光加入者線端局装置
8 映像系光加入者線端局装置
9 光加入者線端局装置収容架
10 スターカプラ架
11 試験装置架
12 試験装置
13 光ファイバ選択装置制御及び試験装置選択装置
14 FSマスタ側光ファイバ
15 第1所内光ファイバケーブル
16 第2所内光ファイバケーブル
17 加入者系光ファイバケーブル
18 加入者側光フィルタ
19 通信系光加入者線終端装置
20 映像系光加入者線終端装置
21 余長振り分け部材
22 余長処理棚
23 光コネクタアダプタ
24 光コネクタ
25 単心テープ心接続部
101 配線盤本体
102 コネクタ接続盤
103 保留盤
104 光ファイバコード
106 収容部
107 整列盤
108 光コネクタアダプタ
109 整列部材取付枠
110 整列部材
111,112 アーム部分
113,114 光ファイバコード通過口
113a,114a 開口部
120 整列部材
121,122 アーム部分
123,124,125 光ファイバコード通過口
123a,124a,125a 開口部
130 整列部材
131 一の部分
132 他の部分
133,134,135 光ファイバコード通過ロ
133a,134a,135a 開口部
201 配線盤
202 接続盤
203 整列盤
204 保留盤
210 光ファイバコード
211 外被
212 識別記号
213 カラードット
220 光ファイバコード
223 カラーライン
230,240,250,260 光ファイバコード
252 識別記号
270,280 光ファイバコード
271 外被
300 ユニット
310 集合型光ファイバコード
320 光ファイバケーブル
321 外被
401 統合型光配線システム
402 光カプラ
403 光ファイバ選択装置
407 通信系光加入者線端局装置
408 映像系光加入者線端局装置
409 光加入者線端局装置収容架
410 スターカプラ架
411 試験装置架
415 第1所内光ファイバケーブル
417 加入者系光ファイバケーブル
426 試験アクセス機能部
427 クロスコネクト機能部
428 スプリッタ機能部
429 光配線機能部
430 光ファイバ選択機能部
431 作業支援携帯端末
432 中間光配線管理機能部
433 総合光配線管理部
434 データ通信ネットワーク
435 設備オペレーションシステム
436 統合型光配線モジュール
437 光配線管理機能部
439 装置間インタフェース
440 基本モジュール
441 増設モジュール
442 試験アクセスユニット
443 整列盤
444 保持盤ユニット
445 挿抜光ファイバ
446 配線ユニット
447 接続盤
448 所内光ファイバケーブル固定部
449 保持盤
450 第3所内光ファイバケーブル
451 コードストッパ
452 表示部
454 余長収納部
455 第1の光カプラ
456 第2の光カプラ
457 光カプラAポート
458 光カプラBポート
459 光カプラCポート
460 光カプラDポート
461 光パルス試験器
462 可視光源
463 光モニター装置
464 第1の接続端子
465 第2の接続端子
471 測定器選択機能部
472 光試験機能部
473 モニター機能部
474 光ファイバ対照機能部
480 端局装置側成端機能部
481 端末装置側成端機能部
501 光配線盤
502 クロスコネクト機能部
503 光ファイバ整列機能部
504 保留部
505 光スプリッタを有する光ジャンパ機能部
506 配線収容機能部
507 端末装置側成端機能部
508 光スプリッタを有しない光ジャンパ機能部
509 光ファイバ整列盤
510 端局装置側成端機能部
511 第1所内光ファイバケーブル
512 加入者系光ファイバケーブル
513 光加入者線端局装置収容架
514 試験アクセス機能部
517 光配線機能部
519 識別コード
520 光配線盤A
521 光配線盤B
522 読み取り装置
524 データベースシステム
525 光配線管理機能部
535 モニタ機能部
536 光ファイバ心線対照機能部
540 光コネクタプラグ
541 識別タグ
542 使用中の光ファイバ
543 保留中の光ファイバ
544 識別空間
545 回転引出機能
547 スプリッタ
549 色識別
550 識別記号
551 コネクタプラグ
552 スプリッタ
560 入力ポート
561 スプリッタ
562 出力側ポート
563 光フィルタ
Claims (2)
- 外被に識別記号および識別色を備え、
前記識別記号が前記外被の周方向にわたって所定の間隔で複数附されており、
周方向の位置に関係なく識別可能とするとともに、
前記外被に被覆上を移動することができるタグを装着し、該タグに識別記号を形成したことを特徴とする光ファイバコード。
- 前記識別記号が数字、文字またはこれらの組合せであり、当該記号が前記外被の長手方向に対して縦向きまたは横向きであると共に、所定の間隔で隣り合う当該記号の上下方向が互いに逆向きであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバコード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007151089A JP4187775B2 (ja) | 1998-07-24 | 2007-06-07 | 光ファイバコード |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20945398 | 1998-07-24 | ||
JP6323899 | 1999-03-10 | ||
JP16353399 | 1999-06-10 | ||
JP2007151089A JP4187775B2 (ja) | 1998-07-24 | 2007-06-07 | 光ファイバコード |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003075969A Division JP2003241035A (ja) | 1998-07-24 | 2003-03-19 | 光ファイバコード及びこれを利用する集合型光ファイバコード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007328344A JP2007328344A (ja) | 2007-12-20 |
JP4187775B2 true JP4187775B2 (ja) | 2008-11-26 |
Family
ID=38928804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007151089A Expired - Lifetime JP4187775B2 (ja) | 1998-07-24 | 2007-06-07 | 光ファイバコード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4187775B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10209474B2 (en) | 2017-01-10 | 2019-02-19 | Fujikura Ltd. | Fiber arrangement member and optical wiring unit |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021171354A1 (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-02 | 日本電信電話株式会社 | 伝送装置間接続登録装置、伝送装置間接続登録方法及びプログラム |
-
2007
- 2007-06-07 JP JP2007151089A patent/JP4187775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10209474B2 (en) | 2017-01-10 | 2019-02-19 | Fujikura Ltd. | Fiber arrangement member and optical wiring unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007328344A (ja) | 2007-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100377823B1 (ko) | 광배선반과 광배선 시스템 | |
US8374477B2 (en) | Modular optical fiber cassettes | |
US8655135B2 (en) | Exchange cabling method and apparatus | |
KR101201989B1 (ko) | 광섬유 커플링 장치 및 방법 | |
JP3447244B2 (ja) | 光配線盤 | |
JP3908188B2 (ja) | 光配線システム | |
JP4187775B2 (ja) | 光ファイバコード | |
US8842958B2 (en) | Exchange cabling storage apparatus | |
JP2003241035A (ja) | 光ファイバコード及びこれを利用する集合型光ファイバコード | |
JP3649910B2 (ja) | 光ファイバケーブル終端装置 | |
EP1285299B1 (en) | Optical assembly | |
CA2409220C (en) | Optical fiber cords | |
US6366717B1 (en) | Apparatus for distributing optical fiber transmission paths | |
US20240053563A1 (en) | Optical connectivity module and chassis | |
JP3662793B2 (ja) | 光ファイバ接続替え装置 | |
JPH11142674A (ja) | 自動光ファイバ切替型光ファイバケーブル終端装置 | |
JP2019168544A (ja) | 光ファイバ接続用クロージャ | |
JPH09236712A (ja) | 光分岐モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080902 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080909 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4187775 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |