JP4187444B2 - 音声記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ記録再生装置に係わり、特にボリューム設定値を考慮した再生機能を備えたデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体メモリに記録された、圧縮された音楽データを音声信号に変換してヘッドホン等により出力する、所謂半導体オーディオプレーヤが製品化されている。その中には、音声メモ機能と称して口述や会議内容等を本体に内蔵されたマイクを用いて入力した後、内部回路でデジタルデータに変換して、内蔵の半導体メモリに記録するような機能を有するものもある。
【0003】
このような半導体オーディオプレーヤにおいて、オーディオデータのうち通常の音楽データ、例えばポップス等の音楽データは、比較的高めの記録レベルで記録されている。一方、オーディオデータのうち音声メモ機能で記録されるような音楽データは、マイクの特性或いは記録されている内容等の事情により、比較的低めの記録レベルで記録されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる場合、基準信号に対して同じような減衰率で前記音楽データ及び音声データの再生を行うと、記録レベルが相違することから、音声データの再生レベルの方が音楽データの再生レベルよりも小さくなってしまう。
【0005】
従って、例えば音楽データを再生するのに適当なボリューム値に調節して音声データを再生した後に音楽データを再生すると、音楽データを再生するには再生レベルが大きくなりすぎる場合があり、問題となっていた。
【0006】
かかる問題に対して、実際の製品では、音楽データの再生レベルと音声データのボリューム値とを別々に有するような手法が採用されている。しかしながら、このような方法では、音楽データの再生ボリューム値と音声データの再生ボリューム値がリンクしていないため、音声データを聞いているときにボリューム値を下げた場合、音楽データの再生ボリューム値が下がっていないにも関わらず、音楽データの再生ボリューム値も下がっているものと判断され、再生ボリューム値が大きすぎる状態下で音楽データを再生してしまうおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、前記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、記録レベルの異なるオーディオデータの再生を行う際、不用意に大音量でオーディオデータが再生されることのないデータ記録再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による音声記録再生装置は、音声データを第一の音声ファイルへ変換して記録媒体に記録すること及び上記第一の音声ファイルを上記記録媒体から読み出して再生することが可能な第一の動作モードと、上記記録媒体に記録された音楽データを変換した第二の音声ファイルを読み出して再生することが可能な第二の動作モードとを有する音声記録再生装置であって、再生レベルを変化させるボリューム値を設定する為の設定手段と、上記第一の動作モード及び上記第二の動作モードのうち何れかのモードを選択する選択手段と、上記選択手段によって上記第一の動作モードが選択された状態から、上記選択手段によって上記第二の動作モードが選択された状態とされ、且つ音声ファイルの再生処理を指示する操作が行われた際に、上記設定手段によって設定されたボリューム値が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、上記判定手段によって上記ボリューム値が所定値未満であると判定された場合には音声ファイルの再生処理を行い、上記判定手段によって上記ボリューム値が所定値以上であると判定された場合には警告表示を行うと共に、音声ファイルの再生処理を指示する操作又は音声ファイルの再生処理の停止を指示する操作を検出するまで当該音声記録再生装置を待機状態とする制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による音声記録再生装置は、上記第1の態様に係る音声記録再生装置であって、上記第一の音声ファイルは、DSS方式で符号化されたファイルであり、上記第二の音声ファイルは、WMA方式またはMP3方式で符号化されたファイルであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を以下に図面を用いて説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態である音声記録再生装置の構成を示した図である。まず、本音声記録再生装置において、音声を記録する場合の信号の流れに沿って各ブロックの説明を行う。本実施形態の音声記録再生装置は、図1に示すように、音声を電気信号に変換するマイク101及び、外部マイク等の外部装置からの音声信号を入力するマイクジャック102を具備している。そして、これらのうちどちらを使用するかを入力切換スイッチ103によって選択する。この入力切換スイッチ103は、マイクジャック102に、外部装置に接続された端子がマイクジャック102に接続されたときにはマイクジャック102を選択し、それ以外の場合にはマイク101を選択するように構成されている。なお、本実施形態では、マイク101およびマイクジャック102は、いずれも音声チャンネルがひとつのモノラルでの入力としている。
【0017】
そして、入力切換スイッチ103によって選択された音声信号はプリアンプ104に入力され、増幅される。前記プリアンプ104の増幅率あるいは電源供給の制御等は、本音声記録再生装置の動作全体を制御する制御回路CPU116によって制御されている。プリアンプ104によって増幅された音声信号は、音声信号とデジタル信号との間で信号を変換するステレオコーデック105の入力アンプ105aに入力される。音声信号は、ここで再度増幅された後に、アナログ信号である音声信号をデジタル信号に変換するA/DコンバータR105bおよびA/DコンバータL105cにそれぞれに入力される。そして、ここで音声信号はデジタル音声信号に変換され、デジタルフィルタ105dに入力される。なお、ステレオコーデック105自体は、ステレオ信号に対するアナログ信号からデジタル信号への変換、およびデジタル信号からアナログ信号への変換に対応しているので、A/Dコンバータも右チャンネルおよび左チャンネル用の105bと105cの二つが備えられているが、マイク101またはマイクジャック102がモノラル入力であるため、上述のように一つの入力信号をそれぞれのA/Dコンバータ105bおよび105cの両方に入力するような構成を採っている。
【0018】
次に、デジタルフィルタ105dでは、上述の音声信号からデジタル音声信号への変換が行われたときに発生するエリアシングノイズと呼ばれる不要な量子化ノイズをデジタル音声信号から取り除く、といった処理が行われる。そして、量子化ノイズが取り除かれたデジタル音声信号は、デジタル信号処理部(以後DSPと略す。)114へ転送される。前記DSP114では、前記CPU116の制御のもとで、入力されたチジタル音声信号をフレーム単位で所定のフォーマットに従って符号化(圧縮変換)し、符号化データを生成する。本音声記録再生装置では、Digital Speech Standard(以後DSSと略す。)と呼ばれる符号化方式を用いることとする。こうして生成された符号化データは、符号化データ記録手段としてのメモリカード117へ転送される。前記メモリカード117は本音声記録再生機本体に対して着脱可能なカード形状をした、フラッシュメモリ等の半導体メモリで構成されている。具体的には、Smart Media(登録商標)等があり、本音声記録再生装置ではこれを用いる場合について説明する。符号化データは、双方向バストランシーバIC115を介したCPU116の制御のもとで、メモリカード117内の所定のアドレスに順次書き込まれる。なお、メモリカード117内に書き込まれた符号化データはファイルを一つの単位として扱われる(DSS方式で符号化された符号化データファイルを以後DSSファイルとする)。また、本音声記録再生装置での音声の記録はモノラルで行われるようになっているので、A/DコンバータR105b側から出力されたデジタル音声信号の符号化データのみメモリカード117に記録されるようになっている。
【0019】
次にメモリカード117に記録された符号化データを再生する際の信号の流れに沿って各ブロックの機能等の説明を行う。まず、メモリカード117から、DSP114へ符号化データを順次転送する。前記DSP114に転送された符号化データはCPU116の制御のもとで、所定のフレーム単位でデジタル音声信号に復号化(伸張変換)される。なお、前記メモリカード117には、後で詳述するように、DSSファイル以外の符号化データも記録可能となっている。従って、DSP114ではメモリカード117から送られてきた符号化データに対して、どの符号化方式が用いられているのかを判別し、その符号化方式に従って符号化データを復号化する。
【0020】
また、本実施の形態の音声記録再生装置は、マイクロソフト社(登録商標)のWindows Media(登録商標)方式(以後、WMA方式と記し、その符号化データファイルをWMAファイルと記す)、Motion Picture Experts Groupe-1Audio Layer3方式(以後MP3方式と記し、その符号化データファイルをMP3ファイルと記す。)およびDSS方式の3つの復号化を行うことができることとする。復号化されたデジタル音声信号はステレオコーデック105へ転送される。転送されたデジタル音声信号は、ステレオコーデック105内のデジタルフィルタ105dにおいて、不要な量子化雑音の除去が行われる。その後、左右各チャンネル毎にD/AコンバータR105e、およびD/AコンバータL105fにおいてデジタル音声信号からアナログの音声信号への変換が行われ、出力アンプR105g、および出力アンプL105hで信号の増幅が行われ、ステレオコーデック105から出力される。なお、もとの符号化データがモノラルでのデータであった場合には、左右両チャンネルに同じ信号を入力して処理の後、出力する。
【0021】
そして、ステレオコーデック105から出力された左右各チャンネルの音声信号は、お互いに連動している出力切換スイッチ106、107によってその出力先が切り換えられる。音声信号の出力先には、外部ヘッドホン等を接続して外部の再生機器を用いて音声信号を再生するヘッドホン端子R111、およびヘッドホン端子L112と、本音声記録再生装置本体に備えられたスピーカー113の二つが用意されている。さらに、出力切換スイッチ106、107をそれぞれ106a、107a側に切り換えた場合には、出力先としてヘッドホン端子R111、ヘッドホン端子L112が選択され、ヘッドホンアンプR108およびヘッドホンアンプL109でヘッドホン端子からの出力にあわせた増幅率で音声信号が増幅され、左右各チャンネル毎に出力される。出力切換スイッチ106、107をそれぞれ106b、107b側に切り換えた場合には、出力先としてスピーカー113が選択される。なお、スピーカー113は一つしか本体に内蔵されていないので、音声信号は左右各チャンネルの信号を合成した後に、スピーカーアンプ110でスピーカー113に適正な増幅率で増幅され、スピーカー113から出力される。また、制御回路CPU116には、上述したものの他にもいくつかの回路等が接続されている。
【0022】
また、表示部119は2色のLEDと、バックライトを有する液晶ディスプレイとで構成され、本音声記録再生装置の動作状態等を表示している。表示駆動回路118は、CPU116の制御の下で表示部119を表示駆動する。操作スイッチ群120は、詳細は後述するが、本音声記録再生装置の外装に設けられ、各種機能を制御するための操作スイッチである。電源回路121は、本音声記録再生装置を駆動するための電力を供給するための回路で、バッテリー、バッテリーチェック回路、パワーオンリセット回路、昇圧回路、降圧回路、および外部電源接続回路等の電源制御に関する回路を含む。
【0023】
そして、内蔵メモリ122は、本体内蔵の書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROMで構成されており、ユーザID、録音モード(標準モード/長時間モード)の選択設定、ビープ音(ON/OFF)の選択設定、データの再生位置等、CPU116に電源が供給されなくなっても記録しておきたい各種設定、パラメータ等を記録しておく。また、本音声記録再生装置はパソコン等の外部機器と接続可能である。本音声記録再生装置は外部機器と接続し、双方向通信を行うことで、例えば、パソコンのハードディスク等に記録されている符号化データファイルをメモリカード117に転送したり、その逆に、メモリカード117に記録されている符号化データファイルをパソコン側の記録媒体に転送したり、あるいは、マイク101から入力された音声信号をステレオコーデック105でデジタル音声信号に変換し、DSP114で符号化した符号化データを直接パソコン側の記録媒体に記録するようにしたりするなど、この他にも様々な処理を行うことができるようになる。
【0024】
そして、上述のパソコン等の外部機器との通信のために、本実施形態の音声記録再生装置では、Universal serial Bus(以後USBと記す。)と呼ばれるインターフェスを介して接続するように構成されている。外部接続端子124はUSBケーブルに接続するための接続端子であり、通信ドライバ123によって制御され、内部バスを介してCPU116に接続されている。双方向バストランシーバIC115は、不図示のメモリカード117の音声記録再生装置側の接続端子と、CPU116およびUSB接続端子124との間の接続を遮断するために、バスラインに設けられているものである。これは、外部接続端子124にUSBケーブルが接続され、CPU116が外部機器と通信しているときに、メモリカード117の挿入動作が行われてしまった場合に、バスライン間で電気的にショートしてしまい、メモリカード117やCPU116が破損等してしまうことを防止するためのものである。従って、メモリカード117が装填されておらず、CPU116が外部機器とUSB接続端子124を介して通信しているときには、双方向バストランシーバIC115は、メモリカード117の音声記録再生装置側の接続端子と、CPU116との接続を遮断するように構成されている。
【0025】
ここで、本音声記録再生装置の動作モードについて説明する。本音声記録再生装置には二つの動作モードがある。一つは、マイクやマイクジャックから入力される音声を記録し、またその記録したものを再生する事が可能な第1のモード(以後、レコーダモードと記す。)であり、もう一つは、記録動作は行うことができず、記録媒体に記録されている符号化データファイルを再生することに特化した第2のモード(以後プレーヤモードと記す。)である。
【0026】
本実施の形態の音声記録再生装置においては、レコーダモードでは、主としてメッセージメモやディクテーション、会議録音等での使用を想定し、符号化方式は高圧縮で長時間録音に適しているDSS方式を用いることとする。プレーヤモードでは、主として音楽を聴くことを想定し、高音質な再生が可能なWMA方式、およびMP3方式の符号化を用いることとする。
【0027】
次に本音声記録再生装置の概要を図2および図3を用いて外観から説明する。図2は、本実施の形態の音声記録再生装置の外観を斜め前方より見た図であり、図3は、斜め後方より見た図である。本体201の正面にはメイン表示部202が配置されている。メイン表示部202はLCD表示装置で構成されており、電池残量、録音モード、ファイル番号、ユーザID、各種時刻表示、動作状態表示等様々な表示を行うことができる。また、操作釦を操作したときには数秒間バックライトが点灯するようになっている。また、録音釦203は、音声の記録の開始を指示するための釦である。この録音釦203はレコーダモードのみで操作可能であり、プレーヤモードで操作した場合にはエラーアラームが鳴り、記録開始指示は無視される。停止釦204は本機が記録、再生等の動作中である場合には、それらの動作の停止を指示するための釦である。再生釦205は、メモリカード117に記録されている符号化データファイルの再生開始を指示するための釦である。早戻釦206は、再生中の符号化データファイルの早戻しを行ったり、再生する符号化データファイルの選択を行う際にファイル番号をデクリメントしたり、メニュー設定の際にパラメータをデクリメントしたりするための釦である。早送釦207は、再生中の符号化データファイルの早送り、あるいは早送り再生を行ったり、再生する符号化データファイルの選択を行う際にファイル番号をインクリメントしたり、メニュー設定の際にパラメータをインクリメントしたりするための釦である。なお、早戻釦206と早送釦207は一体的に構成されており、いわゆるシーソースイッチとなっている。消去釦208は、早戻釦206あるいは早送釦207等を用いて選択されている符号化データファイルをメモリカード117から消去するための釦である。具体的には、消去したい符号化データファイルを選択して、一度消去釦を押すと、表示窓202に消去しようとしている符号化データファイルが点滅表示されるので、点滅表示している間にもう一度消去釦208を押す、という動作を行う。これにより、所望の符号化データファイルをメモリカード117から消去することができる。
【0028】
そして、インデクス釦209は、上述のレコーダモードとプレーヤモードとでその機能が異なる釦である。レコーダモードの場合は、インデクスマークを記録中の符号化データファイルに付与する。なお、インデクスマークの記録可能数は1ファイルにつき16個以内とする。また、プレーヤモードの場合は、再生する音楽に適した周波数特性を予め数種類(本音声記録再生装置では、ノーマル、ポップス、ジャズ、クラシック、ユーザ定義の5種類)を用意しておき、その中から所望の周波数特性を選択し、再生音を変更するための釦である。メニュー釦210は、録音モードの設定、時計設定、ユーザIDの設定等、本音声記録再生装置に関わる諸設定を行うための釦である。また、プレーヤモードでは、サラウンド効果、あるいは低音増幅等の特殊効果の切換を行うことができる。フォルダ釦211は、上述のレコーダモードとプレーヤモードとでその機能が異なる釦である。レコーダモードの場合は、メモリカード117内には符号化データファイルを格納するのに複数のフォルダが用意されているのであるが一それらを切り換えるための釦として機能する。プレーヤモードの場合は、再生モードの設定を行うための釦として機能する。
【0029】
また、本音声記録再生装置の場合には、プレーヤモードで扱う符号化ファイルすべてを順番に一回だけ再生(通常再生モード)、1ファイルのみの繰り返し再生(1曲りピート再生モード)、プレーヤモードで扱う符号化ファイルをすべて順番に繰り返し再生(全曲リピート再生モード)、プレーヤモードで扱う符号化ファイルをランダムに繰り返し再生(ランダムリピート再生モード)、およびプレーヤモードで扱う符号化ファイルを一回づつランダムな順番で再生(ランダム再生モード)、の中から選択することができる。
【0030】
そして、ヘッドホンジャック212は、ヘッドホン、外部スピーカーあるいは外部音声処理装置に音声信号を出力するためのもので内部にはヘッドホン端子R111、ヘッドホン端子L112が配置されている。また、スピーカー213からも再生音を出力することができる。なお、再生出力の切り換え機構は、ヘッドホンジャック212にプラグが差し込まれていれば、ヘッドホンジャックから再生信号を出力し、ヘッドホンジャック212にヘプラグが差し込まれていなければ、スピーカー213から再生音を出力するように構成されている。なお、これらヘッドホンジャック212およびスピーカー213からは、警告信号または警告音を発生することもできる。マイクジャック214は、外部マイク、あるいは外部音声処理装置からの音声信号を入力するためのジャックである。また、これとは別に本体にもマイク215が内蔵されている。これらの音声信号入力の切り換え機構は再生出力のときと同様、マイクジャック214にプラグが差し込まれていれば、マイクジャック214から音声信号を入力し、プラグが差し込まれていなければ、マイク215から音声信号を入力するように構成されている。
【0031】
次に、インジケータ216は、主に再生または記録動作の状態を表示するもので、2色LEDが用いられている。再生中には緑色に点灯し、記録中は赤色に点灯するように構成されている。また、インジケータ216は、警告表示にも用いられ、何らかの理由でユーザに対して警告を発するときは、赤色の点滅表示を行う。ボリュームつまみ217は、ヘッドホンジャック212およびスピーカー213からの出力レベルを調節するためのものである。また、記録媒体挿入口218は、メモリカード117を挿入するための開口部である。動作モードスイッチ219は、本音声記録再生装置の動作モードを、上述したレコーダモードとプレーヤモードとの間で切り換えるためのスイッチである。マイク感度スイッチ220は、マイク215の入力レベルを設定するためのスイッチで、高感度(会議モード)と低感度(口述モード)との間で切り換えが可能である。
【0032】
そして、ホールドスイッチ221は、押しボタンスイッチの操作入力を無効にし、動作が停止している場合には本音声記録再生装置の動作モードを省電力モードに移行させる、いわゆるホールド機能を設定、および解除するためのスイッチである。また、電源ジャック222は、外部電源と接続して外部から電力の供給を受けるためのものである。イジェクトつまみ223は、記録媒体挿入口218から挿入されているメモリカード117を取り出すためのものである。電池蓋224は、電池室を覆っている蓋である。外部接続端子225は、パソコン等の外部機器に接続して通信を行うための端子である。本音声記録再生装置ではUSB端子を用いることとする。メインスイッチ226は、本音声記録再生装置の動作をON/OFFするスイッチである。また、この電源スイッチ226はON状態においてイジェクトつまみ223と機械的に係合し、メモリカード117を取り出せないように構成されている。なお、上述の各種操作釦は押しボタンスイッチとなっており、押圧の操作でスイッチ状態がONとなるように構成されているものとする。
【0033】
次に、図4を用いて、本音声記録再生装置に用いられているメモリカード117には、どのようにデータが記録されているのかを説明する。メモリカード117のルートには、符号化データファイル41、曲順データファイル42、DSSファイルフォルダ43、44、45およびコーデックデータフォルダ54が記録されている。符号化データファイル41は、拡張子にMP3またはWMAを有しており、これらがMP3方式あるいはWMA方式で符号化された音楽データファイルであることを示している。
【0034】
そして、これらは上述のプレーヤモードで再生が可能な符号化データファイルである。曲順データファイル42は上述のプレーヤモードで再生が可能な符号化データファイルの再生の順番をテーブルデータとして有しているファイルである。プレーヤモードで符号化データファイルの再生の順番を変えたい場合には、この曲順ファイル42をCPU116の制御により書き換える。DSSファイルフォルダ43、44、45は、DSSファイルを格納しておくためのフォルダである。レコーダモードでは、DSSファイルを整理するためにA,B,Cの3つのフォルダが設けられており、DSSファイルフォルダ43、44、45はこれらのフォルダA,B,Cに対応する。DSSファイルフォルダ43、44、45にはそれぞれDSSファイル46、47、48が格納されており、これらはレコーダモードにて再生が可能である。また、記録時には、これらDSSファイルフォルダ43、44、45のいずれかにDSSファイルが作成される。DSSファイル46、47、48の再生の順番はそれぞれフォルダ毎に、テーブルデータとして再生順データファイル51、52、53に記録されている。
【0035】
なお、表示部202の表示能力、あるいは操作者の使い勝手等を考慮し、本実施の形態の音声記録再生装置では、レコーダモードでは、1フォルダあたりの記録可能ファイル数は199件とし、全体では597件とする。DSSファイルフォルダ43には、上述のファイルの他に、フォルダ名データファイル49とリカバリーデータファイル50が記録されている。本音声記録再生装置では、上述したフォルダA,B,Cは、メイン表示部202における表示名を任意の表示名に変更することができる。フォルダ名データファイル49は、その表示名とDSSフォルダファイル43、44、45を対応付けさせるためのデータが記録されている。また、リカバリーデータファイル50は、何らかの理由で、DSSファイルフォルダ43、44、45内のデータが破壊されてしまったときに復旧を行うためのデータが記録されているファイルである。コーデックフォルダ54は、プレーヤモードで再生される符号化データファイルのコーデックファイル55、56を格納するためのフォルダである。前記コーデックファイル55、56のファイル名の先頭3文字は、対応する符号化データファイルの拡張子を用いている。また、これらコーデックファイルの拡張子はimgが用いられている。なお、レコーダモードでの記録及び再生のためのコーデックファイルはCPU116内のROMに格納されている。
【0036】
次に、図5は、記録再生装置の再生レベル調節テーブルを示す図である。テーブル中、指標値は音量つまみ217上に表示されている指標の値である。音量指示値は、音量調節装置125の出力をCPU116がA/D変換して読み取った値である。設定減衰値は、出力アンプ105g、105hから出力される基準信号レベル(或いは最大信号レベル)からどれだけ減衰させるかを示す値である。また、設定減衰値はCPU116が読み取った音量指示値によって決定される。
【0037】
次に、図6は、本発明の実施形態のメインフローを示した図である。図6に示すように、S1では初期化を行い、S2に進む。S2では、レコーダモードかプレーヤモードかの判断を行い、プレーヤモードであった場合は、S3に進み、S3では、レコーダモードからプレーヤモードに切り替わった時にF(フラグ)に1を立て、S5に進む。レコーダモードからプレーヤモードに切り替わらず、もともとレコーダモードであった場合には、Fに1を立てずS5に進む。S5では、録音釦203が押されたかどうかを判断する。録音釦203が押されていれば警告表示を出し、S7に進み、録音釦203が押されていなければそのままS7に進む。
【0038】
次に、S7では、再生釦205が押されたかどうかを判断する。再生釦205が押されていれば、後述する再生処理を行い、S9に進み、再生釦205が押されていなければ、そのままS9に進む。S9では、早送釦が押されたかどうかを判断する。早送釦207が押されていれば早送りをし、S11に進み、早送釦207が押されていなければそのままS11に進む。S11では、早戻釦206が押されたかどうかを判断する。早戻釦206が押されていれば巻き戻しをし、S13に進み、早戻釦206が押されていなければそのままS13に進む。S13では、停止釦204が押されたかどうかを判断する。停止釦204が押された場合に、何かの動作処理を行っていればそれらの処理を停止し、S15に進み、停止釦204が押されていなければ、S15に進む。S15では、メニュー釦210が押されたかどうかを判断する。メニュー釦210が押されていればメニュー設定処理を行い、S16に進み、メニュー釦210が押されていなければそのままS16に進む。S16では、消去釦208が押されたかどうかを判断する。消去釦208が押されていれば消去を行い、S1に戻り、消去釦208が押されていなければS1に戻る。
【0039】
一方、S2でレコーダモードであると判断された場合には、S19に進む。S19では、録音釦203が押されたかどうかを判断する。録音釦203がおされた場合には、録音を行い、S21に進み、録音釦203が押されていない場合には、S21に進む。次に、S21では、再生釦205が押されたかどうかを判断する。再生釦205が押されていれば、再生を行い、S23に進み、再生釦205が押されていなければ、S23に進む。S23では、早送釦207が押されたかどうかを判断する。早送釦207が押されていれば早送りをし、S25に進み、早送釦207が押されていなければそのままS25に進む。S25では、早戻釦206が押されたかどうかを判断する。早戻釦206が押されていれば巻き戻しをし、S27に進み、早戻釦206が押されていなければそのままS27に進む。S27では、メニュー釦210が押されたかどうかを判断する。メニュー釦210が押されていればメニュー設定処理を行い、S29に進み、メニュー釦210が押されていなければそのままS29に進む。S29では、消去釦208が押されたかどうかを判断する。消去釦208が押されていれば消去を行い、S1に戻り、消去釦208が押されていなければS1に戻る。
【0040】
次に、図7は、S7において再生釦205が押された場合の再生処理のフローを示した図である。図7に示すように、再生モードに入ると、S30で、F(フラグ)に1が立っているかどうかを判断する。Fに1が立っている場合には、S32に進み、再生のボリュームの指標値が6以上か、つまり警告ボリューム値を判断する。なお、音量指示値での判断レベルは18とする。再生のボリュームの指示値が6以上である場合には、S34に進み、再生のボリュームの指標値が6以上であることの警告をする。この警告は画面上の表示であっても良いし、ビープ音等であってもよく、ユーザにわかるようにすればよい。次に、S34で警告をした後に、S36に進み、再生をするかどうかの判断をユーザに促す。ここで再生釦205が押された場合には、S38に進み、再生を行う。一方、S30でFが立っていないとき(F=0)は、S38に進み再生を行う。また、S32で再生のボリュームの指標値が6未満の場合も同様にS38に進み、再生を行う。また、S36で再生釦205が押されなかった場合には、S42に進み、停止釦204が押されたかどうかを判断する。S42において停止釦204が押されたと判断された場合には、そのまま終了し、もとのフローチャートへ戻る、一方、停止釦204が押されていないと判断された場合には、S36に戻る。すなわち、再生釦205か、あるいは停止釦204のいずれかが押されるまでS36およびS42の判断を繰り返す。そして、S38で再生を行った後は、S40に進み、Fを0に戻して終了する。
【0041】
なお、本発明の実施形態には、入力された音声データを記録媒体に記録すること、および上記記録媒体に記録された音声データを再生することの双方が可能な第1の動作モードと、上記記録媒体に記録されている音声データを再生すること一方のみ可能な第2の動作モードとが存在するが、第2の動作モードでは、録音のみができないモードであり、前述のようにサーチ、データの消去等の他の動作は可能である。なお、警告ボリューム値は、本実施形態の中では固定値(指標値6、音量指示値18)として説明したが、これに限らず、例えば、内蔵メモリ122に可変値として記録しておき、メニュー設定処理の中で警告ボリューム値を変更するステップを追加してユーザが所望の値に変更できるようにしても良い。また、同様の構成で、S30乃至S36の処理を行うかどうかをメニュー設定処理の中でユーザが決定できるようにしておき、その設定に従ってS30の前にこれらの処理をスキップするように図7の再生処理のフローを変更しても良い。
【0042】
以上、本発明の実施形態を用いることにより、再生ボリュームが過度に高い場合でも、ユーザに警告を行い、再生をするかどうかの選択を行わせ、再生ボリューム値がユーザの意図したものよりも高い場合は、このときに再生ボリューム値を下げることにより、ユーザの意図した再生ボリューム値で再生できるようになる。
【0043】
【発明の効果】
本発明を用いることにより、記録レベルの異なるオーディオデータの再生を行う際であっても、不用意に大音量でオーディオデータが再生されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る音声記録再生装置の構成を示した図。
【図2】本発明の実施形態に係る音声記録再生装置の外観を斜め前方より見た図。
【図3】本発明の実施形態に係る音声記録再生装置の外観を斜め後方より見た図。
【図4】本発明の実施形態に係るメモリカードのデータの記録方法を説明した図。
【図5】本発明の実施形態に係る記録再生装置の再生レベル調節テーブルを示す図。
【図6】本発明の実施形態に係るメインフローを示した図。
【図7】本発明の実施形態に係るプレーヤモード時の再生のフローを示した図。
【符号の説明】
113…スピーカー、117…メモリカード、41…符号化データファイル、54…コーデックフォルダ、55、56…コーデックファイル、101…マイク、103…入力切換スイッチ、104…プリアンプ、105…ステレオコーデック、114…デジタル信号処理部、115…双方向バストランシーバIC、117…メモリカード、118…表示駆動回路、119…表示部、120…操作スイッチ群、121…電源回路、122…内蔵メモリ、123…通信ドライバ、124…外部接続端子
Claims (2)
- 音声データを第一の音声ファイルへ変換して記録媒体に記録すること及び上記第一の音声ファイルを上記記録媒体から読み出して再生することが可能な第一の動作モードと、上記記録媒体に記録された音楽データを変換した第二の音声ファイルを読み出して再生することが可能な第二の動作モードとを有する音声記録再生装置であって、
再生レベルを変化させるボリューム値を設定する為の設定手段と、
上記第一の動作モード及び上記第二の動作モードのうち何れかのモードを選択する選択手段と、
上記選択手段によって上記第一の動作モードが選択された状態から、上記選択手段によって上記第二の動作モードが選択された状態とされ、且つ音声ファイルの再生処理を指示する操作が行われた際に、上記設定手段によって設定されたボリューム値が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、
上記判定手段によって上記ボリューム値が所定値未満であると判定された場合には音声ファイルの再生処理を行い、上記判定手段によって上記ボリューム値が所定値以上であると判定された場合には警告表示を行うと共に、音声ファイルの再生処理を指示する操作又は音声ファイルの再生処理の停止を指示する操作を検出するまで当該音声記録再生装置を待機状態とする制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする音声記録再生装置。 - 上記第一の音声ファイルは、DSS方式で符号化されたファイルであり、上記第二の音声ファイルは、WMA方式またはMP3方式で符号化されたファイルであることを特徴とする請求項1に記載の音声記録再生装置。
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