JP4187234B2

JP4187234B2 - Airbag device

Info

Publication number: JP4187234B2
Application number: JP2002174695A
Authority: JP
Inventors: 直樹山路; バウワーズアイルトンポール
Original assignee: Ashimori Industry Co Ltd
Current assignee: Ashimori Industry Co Ltd
Priority date: 2002-06-14
Filing date: 2002-06-14
Publication date: 2008-11-26
Anticipated expiration: 2022-06-14
Also published as: JP2004017774A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用エアバッグ装置、とくに部品点数を少なくすると共に組み付け性に優れたエアバッグ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
エアバッグ装置においては、インフレータ保持部とエアバッグ保持部とが別々に形成され、インフレータ、エアバッグがそれぞれ締結手段を介して各保持部に固定されている。従来は、その両者をリベットで締結することが行われていたが、リベットで締結する場合部品（リベット、リベット座金等）を多数必要とし、かつカシメ工数も加わるなど製造が煩雑でありコストも嵩むという問題がある。これを解決するために、例えば、特開平１１−２６８６０２公報には、その横及び縦方向断面を図７及び図８に示すように、リベットを使用せずインフレータ９０のケース本体１００（ハウジング）と、バッグ取付座板１１２とエアバッグ（袋体）１２０を取り付けるためのリテーナー１１０と、カバー脚部１３０を挟持するロック片１４０とを一本のボルト１５０で一体的に固定する、つまり、一本のボルト１５０により各部材を全て一体的に固定することにより、ケース本体１００に対するエアバッグ１２０とカバー１６０の締結を行ったものが開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この構成では、インフレータ９０は前述のエアバッグ取り付け部材とは別個にケース本体１００に取り付けられているため、ケース本体１００に対して少なくともエアバッグ取付部とインフレータ取付部との２部分での締結が必要であり、また、エアバッグ取付部にはエアバッグ装置が作動する際にインフレータの圧力で大きな力が作用するため、エアバッグ１２０の貫通孔内周縁には相応の強度を保有するリテーナー１１０やバッグ取付座板（ベース）等の補強部材が必要である。そのため、このエアバッグ装置も結局部品点数が多く、組み付け性能の面でも優れているとは言い難い。
そこで、本発明の目的は、上述の従来の問題を解決するため、部品点数が少なくかつ補強部材を必要せず、しかも組み付け性能に優れたエアバッグ装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、一対の対向する側壁を有するハウジングと、ハウジングの対向する一対の側壁に懸架されるインフレータと、車両緊急時に作動するインフレータのガス圧を受けて膨張可能なエアバッグとを備えたエアバッグ装置において、前記ハウジングには、その一方の側壁に前記インフレータを挿入する挿入孔が、また他方の側壁にはインフレータ先端部が貫通する貫通孔が形成されており、前記エアバッグは前記インフレータを挿入する挿入孔とインフレータ先端部が貫通する貫通孔が形成されていると共に、前記ハウジングの前記挿入孔及び前記貫通孔を通してハウジング外にそれぞれ延出する第１及び第２の連続片を有しており、前記インフレータにはその先端部に該インフレータをハウジングの前記他方の側壁に締結する締結手段が、またその後端部には前記ハウジングの前記一方の側壁に形成された挿入孔を封止可能なフランジが形成されており、前記インフレータが前記締結手段によりハウジングに締結された時、前記フランジはエアバッグの第１の連続片を前記一方の側壁の挿入孔の周縁部との間で挟持すると共に、インフレータ先端部の前記締結手段がハウジングの前記他方の側壁に対してインフレータの長さに応じた胴部軸方向長さを有するアタッチメントを介して締結され、前記アタッチメントはエアバッグの第２の連続片を前記他方の側壁の貫通孔の周縁部との間で挟持することを特徴とするエアバッグ装置である。
請求項２の発明は、前記第１及び第２の連続片はそれぞれエアバッグの前記挿入孔形成部分及び貫通孔形成部分を折り返して形成されたものであることを特徴とする請求項１に記載されたエアバッグ装置である。
請求項３の発明は、前記第１及び第２の連続片には少なくとも１つからなるスリットが形成されており、かつ、該スリットは前記ハウジングの前記一方及び他方の側壁に形成された少なくとも１つからなる掛止部に掛止されることを特徴とする請求項１又は２記載のエアバッグ装置である。
請求項４の発明は、前記一方の側壁に形成された掛止部はインフレータのフランジ外周に隣接配置されており、前記他方の側壁に形成された掛止部は前記アタッチメントに隣接配置されていることを特徴とする請求項３に記載されたエアバッグ装置である。
請求項５の発明は、前記掛止部は、ハウジングの一方及び他方の側壁から切り起こされて形成されていることを特徴とする請求項３又は４に記載されたエアバッグ装置である。
請求項６の発明は、エアバッグの第１及び第２の連続片は、補強布が積層縫着されていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載されたエアバッグ装置である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図１は、本発明のエアバッグ装置のハウジングの斜視図である。ハウジング１０は金属性で、全体が縦壁１１ａ，１１ｂと一方の側壁１２ａ，他方の上部側壁１２ｂ及び下部側壁１２ｂ’と図示しない底板とからなる略矩形の箱体の形状であって、折り畳んだエアバッグを収納する上部室１０ａとその下側でエアバッグ中に挿入されたインフレータを収納する上部室よりも小さい下部室１０ｂとから構成されている。また、ハウジング１０の下部室１０ｂの一方の側壁１２ａには、後述するインフレータを挿入し、かつインフレータを挿入したときに、その一端に設けたフランジで閉鎖される円形の挿入孔１４が形成されている。前記側壁１２ａの円形の挿入孔１４の周縁１４ａには掛止部となる複数（ここでは４個の）の爪１３が、例えばプレス加工により略等間隔で切り起こして形成されている。
【０００６】
図２は、拡開した状態のエアバッグ２０を収容したハウジング１０とインフレータ３０とを示す本発明のエアバッグ装置の分解斜視図である。
エアバッグ２０は、後記のようにハウジング１０に収納されたときハウジング１０の側壁１２ａ（図１）の挿入孔１４に臨む部分２２（第１の連続片という）を補強布等を積層して縫着してあり、その挿入孔１４の中心に合わせて、例えば十字型の切込み２４（図４Ｂ）が形成されると共に、この切込み２４で区画された領域に、ハウジング１０の側壁１２ａの挿入孔１４の円形の縁１４ａ（図１）に沿って形成された爪１３に掛止するための切り込み（スリット）２３が形成されている。これらの切込みは、例えばレーザーカッターにより容易に形成可能である。また、従来のエアバッグ装置における連続片に相当する折り返し部となる挿入孔部分を予め補強布等を積層にして縫着後にレーザーカットなどの処理が出来るので、補強布の位置合わせが容易であり、かつ、折り返し部をエアバッグ基布の挿入孔部分に形成しているので連続片として新たな基布を必要としない。
図２は、エアバッグ２０をハウジング１０の挿入孔部１４に臨む部分２２を十字の切り込みに沿って折り返し、その折り返し部分２２ａの切り込み２３を前記ハウジング１０の側壁１２ａの爪１３に引っかけて掛止した状態を示している。
【０００７】
インフレータ３０は全体が略円柱状であって、インフレータ３０の挿入方向先端には締結手段となるネジ部３４が設けられており、このネジ部３４に続く首部３６はその周縁にエアバッグ２０を膨張展開するガスを噴出するための複数のガス噴出口３６ａを備え、首部３６にはそれより大径の本体部３０ａが続く。本体部３０ａ後端部はやや小径の部分３０ｂと該小径部３０ｂの後端に設けられた前記ハウジングの挿入孔１４より大径のフランジ３２を備えている。
【００１４】
図３は、エアバッグ２０を取り付けたハウジング１０に、インフレータ３０を取り付けた状態を示す斜視図である。
図示のように、インフレータはハウジング１０の挿入孔を通してハウジング１０中に収納され、その際、インフレータのフランジ３２は、エアバッグ２０の連続片となる折り返し部分２２ａをハウジング１０の側壁１２ａとの間で挟持し、エアバッグ２０をハウジング１０に確実に保持することができる。
【０００８】
図４Ａ〜Ｄは、以上で説明したハウジング１０へのエアバッグ２０の取付手順を説明する図である。ここで、図４Ａは、ハウジング１０の側壁１２ａの正面図であって、側壁１２ａには略円形の挿入孔１４が設けられており、その挿入孔１４の周縁部１４ａには円周方向に等間隔で例えば４個の爪１３が形成されている。
【０００９】
図４Ｂは、前記挿入孔１４に臨むエアバッグ２０の部分２２を示している。エアバッグ２０の前記部分２２は補強布等が積層縫着されて補強されており、図示のように十字状の切込み２４、及び該切込み２４で区画されるエアバッグの領域に切欠き２３がそれぞれ設けられている。
【００１０】
図４Ｃは、前記エアバッグ２０をハウジング１０の挿入孔１４の周囲に取り付けた状態を示している。エアバッグ２０の折り返し部分２２ａに形成された切り込み２３は、ハウジング１０の側壁の貫通孔周縁に略等間隔で形成された爪１３に掛止られ、それによってエアバッグ２０の前記折り返し部分２２ａによりインフレータ３０挿入用の挿入孔２４ａが形成されている。
【００１１】
図４Ｄは、インフレータ３０をエアバッグ２０の貫通孔に挿入し、そのフランジ３２でハウジング１０の挿入孔を封鎖すると共に、エアバッグ２０の連続片となる折り返し部分２２ａをフランジとハウジングの側壁との間で挟持して封止した状態を示している。図示のように、爪１３はフランジ３２の周縁部に隣接して配置されており、掛止された連続片２２ａが弛んで外れないようにしっかりと押さえ込んでいる。
【００１２】
図５は図４Ｄの線Ａ−Ａに沿った断面を拡大して示した図である。図示のように、エアバッグ２０の連続片となる折り返し部分２２ａはそこに設けられたスリット２３が爪１３に掛止され、ハウジング側壁１２ａの挿入孔１４の回りでハウジングの側壁１２ａとインフレータ３０のフランジ３２とで挟持されて確実に封止されている。
【００１３】
図６Ａ，Ｂは、インフレータ３０の挿入方向先端部をハウジング１０の他方の下部側壁１２ｂ’に取り付けるための構造を説明する図であって、図６Ａはその第１の実施例を示す分解斜視図である。
図６Ａにおいて、ハウジング１０の他方の下部側壁１２ｂ’には、インフレータ３０の挿入方向先端に設けられたネジ部３４を挿入するための貫通孔１５が設けられている。
ハウジング１０内へインフレータ３０を取り付けるため、インフレータ３０の先端のネジ部３４からエアバッグ２０の貫通孔２４ａを通して内部へ挿入し、続いてエアバッグ２０のハウジングの他方の下部側壁１２ｂ’に対応して設けた貫通孔２６に挿通し、更に前記他方の側壁１２ｂ’の貫通孔１５を貫通させる。このようにしてハウジング外側に突出したネジ部３４にフランジ４２付きナット４０を螺合し、該ナット４０を締め付け方向に回動することでインフレータ３０をハウジング１０内でわずかに前進させ、エアバッグ２０をインフレータ３０の首部３６の段部とハウジング１０の貫通孔１５の回りの周壁との間で強く挟持する。同時に、図３に示すように後端部においては、インフレータ３０のフランジ３２がハウジング側壁１２ａの挿入孔１４（図１）の回りでエアバッグ２０の連続片となる折り返し部分２２ａをハウジングの側壁１２ａとの間で挟持して確実に封止する。
【００１４】
図６Ｂはインフレータ３０をハウジング１０の他方の下部側壁１２ｂ’に取り付けるための構造の第２の実施例を示す分解斜視図である。
この実施例においては、ハウジング１０の他側面にも一端部の挿入孔１４と同様の円形の貫通孔１５が設けられている。この円形の貫通孔１５の縁に沿って複数（ここでは４個）の爪１３ｂが、例えばプレス加工により切り起こし形成されている。
【００１５】
エアバッグ２０には、ハウジング１０に収納されたときその下部側壁１２ｂ’の貫通孔１５に臨む部分（第２の連続片という）を補強布等が積層縫着されて補強しており、例えば前記貫通孔１５の中心に合わせた十字型の切り込み、及び下部側壁１２ｂ’の貫通孔部の円形の縁１４ａ（図１）に沿って形成された爪１３ｂに対応させた切り込みが、例えばレーザカッターによって予め形成されている。
図６Ｂは、エアバッグ２０をハウジング１０の貫通孔１５に臨む部分２２を十字の切込みに沿って折り返し、その折り返し部分２２ａに形成された切込みを前記ハウジング１０の下部側壁１２ｂ’の爪１３ｂに引っかけた状態を示している。
この状態において、中心にインフレータ３０のネジ部３４を挿通する貫通孔５４を備えたカップ型のアタッチメント５０をハウジング１０の外方から前記エアバッグを折り返し形成した貫通孔に挿入し、その周縁のフランジ部をハウジング１０の側壁１２ｂ’に設けた貫通孔の周縁部に係止すると共に、貫通孔５４から外方に突出したネジ３４にフランジ４２付きのボルト４０を螺合する。ここで、インフレータ３０の長さに応じて胴部５２の軸方向長さが異なるカップ型のアタッチメント５０を用いることにより、同一のハウジング中に異なる長さのインフレータを容易に収容しかつ締結することができる。
【００１６】
図６Ｃは、インフレータ３０をハウジング１０中に収容した状態で、フランジ付ボルト４０をインフレータ３０のネジ部３４に螺合した状態を示す断面図である。
図示のように、エアバッグ２０の折り返し部２２ｂは、ハウジング１０の側壁１２ｂ’とアタッチメント５０のフランジによって挟持されてハウジングに確実に封止される。
【００１７】
本発明のエアバッグ装置では、インフレータ３０をエアバッグを介してハウジング中に挿入して懸架し、かつハウジング１０の側壁１２ｂ’にインフレータをネジ部材で締結するだけで、エアバッグとインフレータをハウジングに確実に固定することができる。また、その際、エアバッグの折り返し部分（連続片部分）２２ａがハウジングの一方の側壁の壁面とインフレータ３０のフランジ部分３２で挟持されるため、インフレータ３０とエアバッグ２０とをただ１つの締結手段で同時に締結することができる。
【００１８】
上記エアバッグ装置においてインフレータが動作すると、インフレータから発生したガス圧によりエアバッグ内の圧力が急激に上昇し、エアバッグを膨張すると共にハウジングの対向する両側壁１２ａ、１２ｂ、１２ｂ’に作用してそれらを膨張つまり両側壁が相互に離反する方向へ変形しようとする。ところが、インフレータが両側壁に懸架された状態で一方の側壁にネジ部材で締結されているため、他方の側壁とインフレータのフランジ間で挟持されたエアバッグの連続片となる折り返し部に対する挟持力はより強くなってエアバッグの移動が防止できる。つまり、エアバッグの膨張時にはガス圧によって自らエアバッグ取付部の挟持力を高めるため、エアバッグとハウジングとの間に予め大きな締結力を作用させておく必要はなく、従って、従来ほど強度の高い材料を使用する必要もない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は前記実施例の例えばハウジング等の具体的形状等に限定されるものでなく、その特許請求の範囲で規定された発明の範囲内において、幾多の変形又は変更が可能である。
【００１９】
【発明の効果】
請求項１に対応する効果；リテーナー等のエアバッグ取り付け強度部材が不要なので構造が簡単であり、かつ、インフレータの一端を締結するのみで、両端固定と同等の取付効果が得られる。また、組立時にはインフレータの位置固定が容易であり、かつ組み付け後はがたつきが無くノイズが防止できる。更に、締結部分が１ヶ所なので組み付け性も良く、軽量で安価なエアバッグ装置を得ることができる。また、エアバッグの膨張時にはガス圧によって自らエアバッグ取付部の挟持力を高めるため、エアバッグとハウジングとの間に予め大きな締結力を作用させておく必要はなく、従って、従来ほど強度の高い材料を使用する必要もない。さらに、ハウジングの長さに拘わらず、ハウジングの軸方向長さでサイズの異なるカップ状のワッシャ（アタッチメント）を使用することで、同一のハウジングで異なる長さのインフレータを使用することができる。
請求項２に対応する効果；従来のエアバッグ装置における連続片に相当する折り返し部を挿入孔部分のレーザーカットなどの処理で形成でき、折り返し部をエアバッグ基布の挿入孔部分に形成しているので新たな基布を必要としない。
請求項３に対応する効果；ハウジングに対するエアバッグの掛止部をハウジングの一方の側壁に形成したので、それ以外の係止用のパーツが不要あり、エアバッグ（袋体）の加工もレーザーカットと同時に行えるので、製造上も容易である。また、スリット部分をハウジングの掛止部に掛止し、インフレータのフランジでハウジング壁との間で封止する構造であるので、エアバッグの取り付けが強固に行われる。
請求項４に対応する効果；前記掛止部にフランジが隣接配置されているため、掛止された連続片をフランジがしっかりと保持でき、エアバッグの連続片が掛止部からはずれることがない。
請求項５に対応する効果；掛止部は切り起こされるだけなので、容易に形成することができる。また、別部材を用いなくてもよいので、部品点数を増やさず、安価なエアバッグ装置を提供できる。
請求項６に対応する効果；エアバッグが展開した時に、その展開力でエアバッグのスリット部分に何らかの引っ張り力が作用しても、スリットが破損することはなく、エアバッグを所定の状態で展開させることができる。
ハウジングの挿入孔とインフレータの外周との隙間、及び、ハウジングの掛止部とインフレータのフランジとの隙間を積載された連続片の厚みによって埋めるので、各部材の精度を上げなくてもよく、安価なエアバッグ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のエアバッグ装置の斜視図である。
【図２】ハウジングとインフレータとを示すエアバッグ装置の分解斜視図である。
【図３】ハウジングにインフレータを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図４】ハウジングへのインフレータの取付手順を説明するための図であり、図４Ａ〜図４Ｄは取付の各段階を示している。
【図５】図４ＤのＡ線に沿った断面図である。
【図６】インフレータ及びエアバッグをハウジングの他方の側壁への取付構造を示す図である。
【図７】従来のエアバッグ装置におけるエアバッグとインフレータ収容室との取付構造を示す横断面図である。
【図８】図７に示すエアバッグ装置の縦方向断面図である。
【符号の説明】
１０…ハウジング、１１ａ、１１ｂ…ハウジングの縦壁、１２ａ、１２ｂ、１２ｂ’…ハウジングの側壁、１３、１３ｂ…爪、１４…挿入孔、１５…貫通孔、２０…エアバッグ、２２…折り返し部分、３０…インフレータ、３２…フランジ、４０…フランジ付ボルト、５０…カップ型のワッシャ（アタッチメント）。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an airbag apparatus for an automobile, and more particularly to an airbag apparatus having a reduced number of parts and an excellent assembly property.
[0002]
[Prior art]
In airbags device is formed an inflator holding portion and the airbag holder is separately inflator, the airbag is fixed to the holding part via a respective fastening means. Conventionally, both of them have been fastened with rivets, but when fastened with rivets, a large number of parts (rivets, rivet washers, etc.) are required, and the caulking man-hours are added, making the manufacturing complicated and costly. There is a problem. In order to solve this, for example, in Japanese Patent Laid-Open No. 11-268602, as shown in FIGS. 7 and 8, the lateral and vertical cross-sections of the inflator 90 and the case main body 100 (housing) are used. The retainer 110 for attaching the bag mounting seat 112 and the airbag (bag body) 120 and the lock piece 140 holding the cover leg 130 are integrally fixed by one bolt 150, that is, one piece. by all the members integrally fixing by the bolts 150, there is disclosed having been subjected to the engagement of the airbags 120 and the cover 160 with respect to the case body 100.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this arrangement, the inflator 90 is in two parts because that is separately attached to the case body 100 and the aforementioned airbags mounting member, at least airbags mounting portion with respect to the case body 100 and the inflator mounting portion fastening is required, also to act a large force by the pressure of the inflator when the airbag device operates in the airbags mounting portion, the through-hole inner periphery of the airbags 120 to possess strength corresponding retainer Reinforcing members such as 110 and a bag mounting seat (base) are required. Therefore, the airbags device also many end parts, it is hard to say that is excellent in terms of assembly performance.
Accordingly, an object of the present invention is to provide an airbag device that has a small number of parts, does not require a reinforcing member, and has excellent assembling performance in order to solve the above-described conventional problems.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 includes a housing having a pair of opposed side walls, an inflator suspended from the pair of opposed side walls of the housing, and an inflatable airbag that receives the gas pressure of the inflator that operates in the event of a vehicle emergency. the airbag apparatus provided in the housing, the insertion holes for inserting the inflator side wall of one of which, also in the other side wall is formed with a through hole inflator tip penetrates, the airbags are An insertion hole for inserting the inflator and a through hole through which the tip of the inflator penetrates are formed, and first and second continuous pieces extending out of the housing through the insertion hole and the through hole of the housing, respectively. The inflator is fastened to the distal end of the inflator and fastened to the other side wall of the housing. And a flange that can seal an insertion hole formed in the one side wall of the housing is formed at a rear end thereof, and when the inflator is fastened to the housing by the fastening means, the flange The first continuous piece of the airbag is sandwiched between the peripheral portion of the insertion hole of the one side wall, and the fastening means at the tip of the inflator is set to the length of the inflator with respect to the other side wall of the housing. The attachment is fastened via an attachment having a corresponding axial length in the body portion , and the attachment holds the second continuous piece of the airbag between the peripheral portion of the through hole in the other side wall. An airbag device.
The invention according to claim 2 is characterized in that the first and second continuous pieces are formed by folding back the insertion hole forming portion and the through hole forming portion of the airbag, respectively. This is an air bag device.
According to a third aspect of the present invention, at least one slit is formed in the first and second continuous pieces, and the slit is formed in at least one side wall of the housing. The airbag device according to claim 1 or 2, wherein the airbag device is hooked on a hook portion formed of a single member.
According to a fourth aspect of the present invention, the latching portion formed on the one side wall is disposed adjacent to the outer periphery of the flange of the inflator, and the latching portion formed on the other side wall is disposed adjacent to the attachment. The air bag device according to claim 3.
The invention according to claim 5 is the airbag device according to claim 3 or 4, wherein the hooking portion is formed by being cut and raised from one and the other side walls of the housing.
The invention according to claim 6 is the airbag device according to any one of claims 1 to 5, wherein the first and second continuous pieces of the airbag are laminated and reinforced with a reinforcing cloth. is there.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
Figure 1 is a perspective view of the housing of the airbags apparatus of the present invention. The housing 10 is made of metal and has a substantially rectangular box shape which is composed of vertical walls 11a and 11b, one side wall 12a, the other upper side wall 12b and lower side wall 12b ', and a bottom plate (not shown), and is folded. and an upper chamber 10a that houses the airbag and the small lower chamber 10b than the upper chamber for accommodating the inserted inflator at its lower side during airbags. Also, a circular insertion hole 14 is formed in one side wall 12a of the lower chamber 10b of the housing 10 and is closed by a flange provided at one end when an inflator described later is inserted and the inflator is inserted. Yes. A plurality of (here, four) claws 13 serving as latching portions are formed on the peripheral edge 14a of the circular insertion hole 14 of the side wall 12a by, for example, pressing and raising at substantially equal intervals.
[0006]
Figure 2 is an exploded perspective view of the airbags apparatus of the present invention showing the housing 10 and the inflator 30 accommodating the airbags 20 of the expanding state.
Airbags 20, sewing by laminating a reinforcing cloth portions 22 facing the insertion hole 14 (referred to as a first continuous piece) of the side wall 12a of the housing 10 (FIG. 1) when accommodated in the housing 10 as described below For example, a cross-shaped cut 24 (FIG. 4B) is formed in alignment with the center of the insertion hole 14, and the insertion hole 14 of the side wall 12 a of the housing 10 is formed in a region defined by the cut 24. A notch (slit) 23 is formed to be hooked on the claw 13 formed along the circular edge 14a (FIG. 1). These cuts can be easily formed by, for example, a laser cutter. In addition, it is easy to align the reinforcing cloth because the insertion hole part, which is the folded part corresponding to the continuous piece in the conventional airbag device, can be processed with laser cutting after laminating the reinforcing cloth etc. in advance. And since the folding | returning part is formed in the insertion hole part of an airbag base fabric, a new base fabric is not required as a continuous piece.
Figure 2 is folded along the portion 22 facing the airbags 20 to the insertion hole portion 14 of the housing 10 to cut the cross, hooking and hooking the notch 23 of the folded portion 22a to the nail 13 of the side wall 12a of the housing 10 Shows the state.
[0007]
The inflator 30 has a substantially cylindrical shape as a whole, and a threaded portion 34 serving as a fastening means is provided at the distal end of the inflator 30 in the insertion direction. A neck portion 36 following the threaded portion 34 inflates the airbag 20 at the periphery thereof. A plurality of gas ejection ports 36a for ejecting the gas to be developed are provided, and the neck portion 36 is followed by a main body portion 30a having a larger diameter. The rear end portion of the main body 30a is provided with a slightly smaller diameter portion 30b and a flange 32 having a larger diameter than the insertion hole 14 of the housing provided at the rear end of the small diameter portion 30b.
[0014]
3, the housing 10 fitted with airbags 20 is a perspective view showing a state of attaching the inflator 30.
As shown, the inflator is housed in the housing 10 through the insertion hole of the housing 10, in which the flange 32 of the inflator, a folded portion 22a as the continuous piece of airbags 20 between the side wall 12a of the housing 10 sandwiched, it is possible to securely hold the airbags 20 to the housing 10.
[0008]
FIG 4A~D is a diagram for explaining the mounting procedure of the airbags 20 to the housing 10 described above. Here, FIG. 4A is a front view of the side wall 12a of the housing 10, and the side wall 12a is provided with a substantially circular insertion hole 14, and the peripheral edge portion 14a of the insertion hole 14 has a circumferential direction and the like. For example, four claws 13 are formed at intervals.
[0009]
Figure 4B shows a portion 22 of the airbags 20 facing the insertion hole 14. The portion 22 of the airbags 20 are reinforced reinforcing cloth is laminated sewn, cross-shaped cuts 24 and該切included 24 cutout 23 in the area of the airbags to be partitioned, as shown, respectively Is provided.
[0010]
Figure 4C shows a state mounted on the periphery of the insertion hole 14 of the airbags 20 housing 10. Cuts 23 formed on the folded portion 22a of the airbags 20 is Tomera hanging the claw 13 formed at substantially equal intervals in the through-hole peripheral edge of the side wall of the housing 10, the inflator by the folded portion 22a of the airbags 20 thus An insertion hole 24a for inserting 30 is formed.
[0011]
Figure 4D inserts the inflator 30 into the through hole of the airbags 20, while blocking the insertion hole of the housing 10 at its flange 32, the folded portion 22a as the continuous piece of airbags 20 flange and the side wall of the housing The state which pinched | interposed between and sealed is shown. As shown in the figure, the claw 13 is disposed adjacent to the peripheral edge of the flange 32, and is firmly pressed so that the hooked continuous piece 22a does not loosen and come off.
[0012]
FIG. 5 is an enlarged view of a cross section taken along line AA in FIG. 4D. As shown, the folded portion 22a is slit 23 provided therein as a continuous piece of airbags 20 is hooked on the claw 13, the side wall 12a and the inflator 30 around in the housing of the insertion hole 14 of the housing side wall 12a It is pinched by the flange 32 and is securely sealed.
[0013]
6A and 6B are views for explaining a structure for attaching the distal end portion of the inflator 30 in the insertion direction to the other lower side wall 12b ′ of the housing 10, and FIG. 6A is an exploded perspective view showing the first embodiment. It is.
In FIG. 6A, the other lower side wall 12 b ′ of the housing 10 is provided with a through hole 15 for inserting a screw portion 34 provided at the distal end in the insertion direction of the inflator 30.
In order to mount the inflator 30 into the housing 10, the inflator 30 is inserted into the inside through the through hole 24 a of the airbag 20 from the threaded portion 34 at the tip of the inflator 30, and then corresponds to the other lower side wall 12 b ′ of the housing of the airbag 20. It is inserted through the provided through hole 26 and further penetrates the through hole 15 of the other side wall 12b '. In this way, the nut 40 with the flange 42 is screwed onto the screw portion 34 protruding to the outside of the housing, and the inflator 30 is slightly advanced in the housing 10 by rotating the nut 40 in the tightening direction. 20 is strongly sandwiched between the step portion of the neck portion 36 of the inflator 30 and the peripheral wall around the through hole 15 of the housing 10. At the same time, the rear end portion as shown in FIG. 3, the insertion holes 14 (FIG. 1) side wall 12a of the continuous piece to become folded portion 22a around in airbags 20 of the housing of the flange 32 is the housing side wall 12a of the inflator 30 To be securely sealed.
[0014]
FIG. 6B is an exploded perspective view showing a second embodiment of a structure for attaching the inflator 30 to the other lower side wall 12 b ′ of the housing 10.
In this embodiment, a circular through hole 15 similar to the insertion hole 14 at one end is provided on the other side of the housing 10 . A plurality of (here, four) claws 13b are formed by cutting and raising, for example, by pressing along the edge of the circular through-hole 15.
[0015]
The airbags 20, a portion (referred to as a second continuous piece) facing the through-hole 15 of the lower sidewall 12b 'reinforcing cloth has been reinforced by laminating sewn when accommodated in the housing 10, for example the A cross-shaped cut in alignment with the center of the through hole 15 and a cut corresponding to the claw 13b formed along the circular edge 14a (FIG. 1) of the through hole portion of the lower side wall 12b ′ are performed by a laser cutter, for example. Pre-formed.
6B is folded along a portion 22 facing the airbags 20 in the through hole 15 of the housing 10 to the cross cuts, hook cuts formed in its folded portion 22a to the nail 13b of the lower sidewall 12b 'of the housing 10 Shows the state.
In this state, around the threaded portion 34 cup-shaped attachment 50 having a through hole 54 for inserting the inflator 30 is inserted into the through hole formed folded before disappeared airbag from the outside of the housing 10 to, the peripheral edge The flange portion is locked to the peripheral portion of the through hole provided in the side wall 12 b ′ of the housing 10, and the bolt 40 with the flange 42 is screwed onto the screw 34 protruding outward from the through hole 54. Here, by using the cup-type attachment 50 in which the axial direction length of the body portion 52 is different depending on the length of the inflator 30, different lengths of inflators can be easily accommodated and fastened in the same housing. Can do.
[0016]
FIG. 6C is a cross-sectional view showing a state in which the flanged bolt 40 is screwed into the threaded portion 34 of the inflator 30 in a state where the inflator 30 is housed in the housing 10.
As shown in the figure, the folded portion 22b of the airbag 20 is sandwiched between the side wall 12b 'of the housing 10 and the flange of the attachment 50 and is securely sealed to the housing.
[0017]
The airbag device of the present invention, the inflator 30 is suspended is inserted into the housing via the airbags, and in the inflator side wall 12b 'of the housing 10 by fastening with the screw member, the housing airbags and an inflator It can be fixed securely. At that time, since the folded portion (continuous piece portion) 22a of the airbag is sandwiched between the wall surface of one side wall of the housing and the flange portion 32 of the inflator 30, the inflator 30 and the airbag 20 are only one fastening means. At the same time.
[0018]
When the inflator is operated in the air bag system, the pressure in the airbags is rapidly increased by a gas pressure generated by the inflator, both side walls 12a facing the housing while inflating the air bag, 12b, acts on 12b ' They try to expand, that is, deform in a direction where both side walls are separated from each other. However, since the inflator is fastened by a screw member on one of the side walls in a state of being suspended on the side walls, clamping force against the folded portion as a continuous piece of clamped the airbags between the other side wall and the inflator flange It becomes stronger and the movement of the airbag can be prevented. That is, when the airbag is inflated, it is not necessary to apply a large fastening force between the airbag and the housing in advance, because the clamping force of the airbag mounting portion is increased by the gas pressure by itself. There is no need to use materials.
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the specific shapes and the like of the above-described embodiments, for example, within the scope of the invention defined in the claims. Many variations or modifications are possible.
[0019]
【The invention's effect】
Effect corresponding to claim 1; since airbags mounting strength member of the retainer or the like is not required structure is simple, and only to fasten the end of the inflator, both ends fixed the same attachment effect. Further, the position of the inflator can be easily fixed at the time of assembly, and there is no backlash after assembly and noise can be prevented. Furthermore, since there is only one fastening portion, the assemblability is good, and a lightweight and inexpensive airbag device can be obtained. Also, when the airbag is inflated, it is not necessary to apply a large fastening force between the airbag and the housing in advance, because the clamping force of the airbag mounting portion is increased by the gas pressure by itself. There is no need to use materials. Furthermore, regardless of the length of the housing, by using cup-shaped washers (attachments) having different sizes depending on the axial length of the housing, inflators having different lengths can be used in the same housing.
Corresponding to claim 2 effects; can form a folded portion corresponding to the continuous piece in the prior air bag apparatus in the process, such as laser cutting of the insertion hole portion, to form a folded portion in the insertion hole portion of the air bag base fabric Therefore, a new base fabric is not required.
The effect corresponding to the third aspect of the present invention is that the latching portion of the airbag with respect to the housing is formed on one side wall of the housing, so other locking parts are unnecessary, and the processing of the airbag (bag body) is also laser-cut. Since it can be performed at the same time, it is easy to manufacture. Further, it sealed multiplied by slit portion engaging portion of the housing, since a structure for sealing between the housing wall at the flange of the inflator, the attachment of the airbags is made firmly.
The effect corresponding to Claim 4; Since the flange is disposed adjacent to the hook portion, the flange can be firmly held by the hooked continuous piece, and the continuous piece of the airbag does not come off the hook portion. .
The effect corresponding to claim 5; since the latching portion is only cut and raised, it can be easily formed. Further, since it is not necessary to use a separate member, without increasing the number of parts can be provided an inexpensive airbags device.
Effect corresponding to claim 6; when airbags are deployed, even acts some tensile force to the slit portion of the airbags in the deployment force, rather than the slit may be damaged, expand airbags in a predetermined state Can be made.
The gap between the insertion hole of the housing and the outer periphery of the inflator and the gap between the latching portion of the housing and the flange of the inflator are filled with the thickness of the stacked pieces, so the accuracy of each member does not need to be increased and is inexpensive. it can provide such airbags device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an airbag apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of an airbag device showing a housing and an inflator.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which an inflator is attached to a housing.
FIG. 4 is a diagram for explaining a procedure for attaching an inflator to a housing, and FIGS. 4A to 4D show each stage of attachment.
5 is a cross-sectional view taken along line A in FIG. 4D.
FIG. 6 is a view showing a structure for attaching the inflator and the airbag to the other side wall of the housing.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a mounting structure between an airbag and an inflator housing chamber in a conventional airbag device.
8 is a longitudinal sectional view of the airbag device shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Housing, 11a, 11b ... Vertical wall of housing, 12a, 12b, 12b '... Housing side wall, 13, 13b ... Claw, 14 ... Insertion hole, 15 ... Through-hole, 20 ... Air bag, 22 ... Folded part, DESCRIPTION OF SYMBOLS 30 ... Inflator, 32 ... Flange, 40 ... Bolt with a flange, 50 ... Cup type washer (attachment).

Claims

一対の対向する側壁を有するハウジングと、ハウジングの対向する一対の側壁に懸架されるインフレータと、車両緊急時に作動するインフレータのガス圧を受けて膨張可能なエアバッグとを備えたエアバッグ装置において、
前記ハウジングには、その一方の側壁に前記インフレータを挿入する挿入孔が、また他方の側壁にはインフレータ先端部が貫通する貫通孔が形成されており、
前記エアバッグは前記インフレータを挿入する挿入孔とインフレータ先端部が貫通する貫通孔が形成されていると共に、前記ハウジングの前記挿入孔及び前記貫通孔を通してハウジング外にそれぞれ延出する第１及び第２の連続片を有しており、前記インフレータにはその先端部に該インフレータをハウジングの前記他方の側壁に締結する締結手段が、またその後端部には前記ハウジングの前記一方の側壁に形成された挿入孔を封止可能なフランジが形成されており、
前記インフレータが前記締結手段によりハウジングに締結された時、前記フランジはエアバッグの第１の連続片を前記一方の側壁の挿入孔の周縁部との間で挟持すると共に、インフレータ先端部の前記締結手段がハウジングの前記他方の側壁に対してインフレータの長さに応じた胴部軸方向長さを有するアタッチメントを介して締結され、前記アタッチメントはエアバッグの第２の連続片を前記他方の側壁の貫通孔の周縁部との間で挟持することを特徴とするエアバッグ装置。In an airbag apparatus comprising: a housing having a pair of opposing side walls; an inflator suspended between the pair of opposing side walls of the housing; and an inflatable airbag that receives the gas pressure of the inflator that operates in an emergency of the vehicle
In the housing, an insertion hole for inserting the inflator is formed on one side wall thereof, and a through-hole through which the tip of the inflator penetrates is formed on the other side wall,
The airbags insertion hole and an inflator with tip through hole penetrating is formed, the first and second extending respectively outside the housing through the insertion hole and the through hole of the housing for inserting the inflator The inflator is formed with fastening means for fastening the inflator to the other side wall of the housing at the front end thereof, and at the rear end portion thereof on the one side wall of the housing. A flange that can seal the insertion hole is formed,
When the inflator is fastened to the housing by the fastening means, the flange clamps the first continuous piece of the airbag between the peripheral portion of the insertion hole of the one side wall and the fastening of the tip of the inflator Means is fastened to the other side wall of the housing via an attachment having an axial length in accordance with the length of the inflator, the attachment connecting a second continuous piece of airbag to the other side wall. An airbag device that is sandwiched between a peripheral portion of a through hole.

前記第１及び第２の連続片はそれぞれエアバッグの前記挿入孔形成部分及び貫通孔形成部分を折り返して形成されたものであることを特徴とする請求項１に記載されたエアバッグ装置。 2. The airbag device according to claim 1, wherein the first and second continuous pieces are formed by folding back the insertion hole forming portion and the through hole forming portion of the airbag, respectively.

前記第１及び第２の連続片には少なくとも１つからなるスリットが形成されており、かつ、該スリットは前記ハウジングの前記一方及び他方の側壁に形成された少なくとも１つからなる掛止部に掛止されることを特徴とする請求項１又は２記載のエアバッグ装置。 The first and second continuous pieces are formed with at least one slit, and the slit is formed on at least one latching portion formed on the one and other side walls of the housing. The airbag device according to claim 1, wherein the airbag device is hooked.

前記一方の側壁に形成された掛止部はインフレータのフランジ外周に隣接配置されており、前記他方の側壁に形成された掛止部は前記アタッチメントに隣接配置されていることを特徴とする請求項３に記載されたエアバッグ装置。 The latching portion formed on the one side wall is disposed adjacent to the flange outer periphery of the inflator, and the latching portion formed on the other side wall is disposed adjacent to the attachment. 3. The airbag device described in 3.

前記掛止部は、ハウジングの一方及び他方の側壁から切り起こされて形成されていることを特徴とする請求項３又は４に記載されたエアバッグ装置。 The airbag device according to claim 3 or 4, wherein the hook portion is formed by being cut and raised from one and the other side walls of the housing.

エアバッグの第１及び第２の連続片は、補強布が積層縫着されていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載されたエアバッグ装置。 The airbag device according to any one of claims 1 to 5, wherein the first and second continuous pieces of the airbag are laminated and reinforced with a reinforcing cloth.