JP4184978B2 - 測定装置および電気通信アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、接点バンクと、少なくとも1つのこのような接点バンクを含む測定装置と、端子と、少なくとも1つの接点バンクまたは1つの測定装置を設けられた分離または補足電気通信モジュールと、複数のモジュールとを含む電気通信アセンブリに関する。
一般に信号通信の分野において、特に、電気通信分野においては、ストリップとして構成されることの多い端子および分離モジュールを用いて、加入者回線を接続および分配し、またこれらの回線をクロス接続する。このようなモジュールは、入力側または固定側と呼ばれる一方の側だけでなく、出力側またはクロス接続側と呼ばれる他方の側で、それぞれの場合に同じ量のペアで終端される。このように確立された接続の測定を、たとえば、加入者の電話接続と電気通信ネットワーク事業者のシステム工学との間で、実行する必要のあることが多い。これらの測定は、たとえば、一般的に接続をテストすること、または何か発生したかもしれない障害を局所化するのに役立つ。
また他の技術分野、特に、電子工学分野において、対象をテストまたは監視することが必要な場合が多い。たとえば、電気通信分野において、顧客または加入者と、電話会社のスイッチまたは交換機との間を通る電気通信回線に、テストアクセスすることが、ときには必要となる。これらの非常に多くの電気通信回線が、おびただしい数の加入者と配線ポイントのスイッチとの間に、配線されている。典型的なタイプの配線ポイントは、電気通信会社中央局の主配線盤である。さらに例として、たとえば、CATVで使用できる、同軸ケーブルのネットワークがある。
これまでは、テストリード線を介して通常は手動測定デバイスに接続されている適切なテストプラグを、端子モジュールの特定の接点に差し込むことによって、回線をテストするのが普通だった。換言すると、テストに必要な接続を確立するためには、誰かが、手動測定デバイスを持って配線ポイントに居ることが必要とされている。
一般に、おびただしい数の電気通信回線は、回線のポイントで、テストデバイスをテストすべき回線と手動で接続することによってテストすることができ、これが、テストアクセスをするのには適している。しかしながら、「中央」テストデバイスが設けられている場合には、より効率的である。このデバイスは、テストまたは監視アクセスが望ましいときには、テストまたは監視アクセスを可能とする方法で、多数の電気通信回線と接続できるかまたは接続可能である。この目的のために、いわゆるスター構造が知られているが、この場合には、テスト回線のいくつかの終端ポイントをテストデバイスと接続することができる。各終端ポイントには、別個の回線が必要である。
さらに、バス構造が知られ、この場合には、テストバスが設けられるが、このテストバスが、それぞれ1つの終端ポイントと関連する複数のスタブ線によって、複数の終端ポイントと接続される。終端ポイントは、スタブ線が、テストすべき回線と接続されているかまたは接続可能なポイントである。特定のスタブ線の終端ポイントにおいて、1つまたは複数のスイッチが設けられ、所望のテストおよび監視を可能とする。特に、スイッチの配列によって、1方向、すなわち、言及した両方向において、加入者もしくはスイッチに対する方向におけるテストが可能となり、またはそれによって、電気通信回線の監視が可能となる。すなわち、電気通信回線によって伝送される信号が、回線を遮断することなしに、テストデバイスに伝送される。接続ポイントにおいてスイッチを適切に制御することによって、テストすべき特定の回線を、テストデバイスに接続することができる。
手動測定デバイスは別にして、測定はまた、通常は伝送目的に用いるシステムによって、実行することができる。このようなシステムにはすでに、対応する測定カード、および、たとえば、ADSLまたはXDSLスプリッタに取り付けられているDSLAMなどの他のデバイスが設けられている。たとえば、測定カードは、対応するシステムに一体化することができる。代替として、外部測定デバイスを終端させ、それを、対応する結合フィールドを介して、システムに接続することが可能である。別の代替では、カードに対応する測定技法をインストールする。この場合に実行される測定は、「特定のサービスに特有」のものとすることができる。すなわち、それらの測定は、対応するシステムによって提供されるサービスの一部として実行されるか、または、システムの故障等の場合に、たとえば回線の遮断を測定するための一般的な性質とすることもまたできる。しかしながら、システムを介するこれらの測定は、このシステムがすでに設置されている場合に可能になるだけである。この意味することは、対応するシステムの機能として含まれていない回線のテストは、不可能だということである。したがって、新しいシステムの設置の前に、機能性に関して回線をテストすることは不可能である。
たとえば、特許文献1は、とりわけ、中にテストプラグを挿入できる開口部を特徴とするいわゆる端子フィールドを有する配線ポイントに関連する。端子フィールドの関連する接点は、このようなテストプラグにおける適切な接点によってタップされ、回線のテストは、手動測定デバイスへの接続によって可能となる。類似の装置は、特許文献2の主題である。
特許文献3は、回線スイッチングシステム用のプラグインカードに関するが、このカードは、スイッチングシステムに接続することができ、複数の追加的な回線によって拡張することができる。
特許文献4は、バスによって接続できる電話接続ストリップのアセンブリに関する。スイッチを設けて、選択した電気通信回線を遠隔制御およびテストデバイスに接続することができる。
欧州特許第0 364 658 A2号明細書 米国特許第4,629,836号明細書 米国特許第4,208,551号明細書 国際公開第99/36987号パンフレット
本発明によって、複数の信号通信回線の、中央での、したがって、かなり簡略化されたテストを可能とする装置が提供される。
これは接点バンクによって達成されるが、この接点バンクは、1つまたは複数の測定システムが、モジュールの接点へ恒久的に結合されることを可能とするので、また結合フィールドと呼んでもよいだろう。以下により詳細に説明するが、複数の信号通信回線のテストは、次のように、配線ポイントにおいて、テストプラグの差し込みまたは再差し込みなど何も特定の仕事を実行する必要がなく、一中央位置から可能となる。
この目的のために、本発明による接点バンクは、信号通信のための端子モジュールまたは補足モジュールとして構成可能な少なくとも1つのモジュールに接続することができ、信号通信のために働く少なくとも1つの端子モジュールに接続される。このような補足モジュールは、たとえば、端子モジュールに接続された過電圧保護モジュール、特に、端子または切断ストリップとすることができる。それとしての端子または分離モジュールへの接続だけでなく、そこに取り付けられた補足モジュールへの接続も、本発明による接点バンクのために考えられる。伝送モジュールが、本発明による接点バンクに接続できるモジュールの別の例として挙げられる。さらに、接点バンクは、スプリッタアセンブリに接続できるし、またはこのようなスプリッタアセンブリを含んでもよい。スプリッタアセンブリに関して留意すべきことは、いわゆるADSL技術分野において、異なる周波数領域で通信される2つの信号を「分割」する必要があるということである。音声信号が、特に、デジタル信号から分割される。データ信号は、たとえば、DSLAMに転送され、音声信号は、交換機システムに転送される。端子モジュールおよび/または端子モジュールに接続される補足モジュールに関連して、留意すべきことは、端子モジュールは、それに電気通信回線が接続可能であるという意味で、解釈すべきことである。換言すると、モジュールは、電気通信回線に接続を提供するように意図されたものである。特に、回線は、端子モジュールに設けられた接点に接続可能な、1つまたは複数のワイヤまたはケーブルの形状で存在できる。さらに、1つまたは複数のワイヤまたはケーブルは、このモジュールに接続可能なプラグによって終端できる。
接点バンクまたは結合フィールドには、接点バンクの終端状態において、モジュールの接点と、直接かつ恒久的で電気的に接続をされているいくつかのタップ接点がある。換言すると、本発明による接点バンクは、モジュールの接点と恒久的な電気的接続を実現し、それによって、テストプラグを特に用いる必要もなく、関連する回線を直接および即座にテストすることを可能とする基礎を形成する。さらに、接点バンクは、モジュールの近くに取り付け可能であるかまたは取り付けられる。換言すると、上記の特徴だけでなく以下に説明する特徴を有する接点バンクは、電気通信配線ポイント、特に、主配線ポイントに位置する。したがって、接点バンクは、ワイヤが接続可能なモジュールと密接に関連する。このことはまた、単一または複数のモジュールと関連可能な、以下に説明する制御デバイスにも適用できることにもまた言及しなければならない。
さらに留意すべきことは、本発明による接点バンクに接続可能であるかまたは接続されるモジュールは、電気通信配線ポイントに位置するモジュールであることか好ましいが、本発明は、この好適な使用法に依存しないということである。特に、接点バンクおよびモジュールは、主配線盤に位置することができる。これにより、電気通信の比較的に中央の位置において、おびただしい数の加入者回線へのテストアクセスが確立される。
本発明による接点バンクは、上記のように、複数の接点をタップする機能を有するだけでなく、このタップのための動作は、有利な方法で、タップ接点よりも数の少ない少数の引き出し接点に「集中」される。最後に、接点バンクには、引き出し接点をタップ接点に選択的に接続するための、複数の遠隔制御可能スイッチが含まれる。このように、適切な測定システムを用いることによって、中央位置から、本発明の接点バンクによりテストを実行すること、または測定ヘッドが実行するテストを即座に始めることが可能である。接点バンクに一体化されている測定システムが終端する、接点バンクまたは結合フィールドの引き出し口は、スイッチによって、単一の回線に接続されることが可能となる。このようにして、端子モジュールまたは分離モジュールの接点で終端する個別信号線に、遠隔制御を介して、自動で同時にアクセスすることが可能となる。このような遠隔制御アクセスに対する追加または代替として、個別信号回線に、並列した方法で「即座に」アクセスすることもまたできる。換言すると、テストシステムから離れた位置からテストを実行することが可能なだけでなく、テストすべき媒体の、多かれ少なかれより近くにあるシステム、すなわち、典型的には配線器を用いてテストすることもできる。これらのシステムは、特にまた、同じ部屋に位置することができる。しかしながら、決定的な利点は、テストプロセスが接点バンクを介して実行され、個別プラグを手作業で再配置する必要がないという点にある。したがって、測定または監視システムが、信号回線に追加されるか、または遠隔制御スイッチによって、信号回線に恒久的に結合される。ここで留意すべきことは、1つまたは複数のテストバススイッチによって、引き出し接点を、1つまたは複数のテストバスと接続できることである。テストバススイッチだけでなく、上記および以下で述べる任意のさらなるスイッチは、遠隔制御できる。
接点バンクには、複数のスイッチを制御するための制御デバイスがさらに含まれる。上記のように、接点バンクの一部である制御デバイスは、1つまたは複数のモジュールに密接に関連しており、特に、モジュールの周辺かまたはモジュールに隣接して取り付けることができる。接点バンクのタップ接点は、モジュールと一体化することができる。複数のスイッチをモジュールと一体化し、モジュールを通り抜ける多数の回線を、引き出し接点に集中するようにできる。代替として、モジュールにはタップ接点のみを含み、複数のスイッチだけでなく引き出し接点および制御デバイスをモジュールの外に設けることができる。特に、これらの構成要素を含む制御モジュールは、タップ接点が設けられている、1つまたは複数のいわゆるアクセスモジュールと関連して設けることができる。さらに、単一制御デバイスは、以下に説明するように、1つまたは複数の接点バンクと関連させることができる。このようにして、アクセスおよび制御アセンブリは、電気通信モジュールに少なくとも部分的に一体化できる少なくとも1つの接点バンクと、それに関連する制御デバイスとによって形成されるということができる。制御デバイスは、複数のスイッチを制御する。さらに、制御デバイスは、階層構造の一部を形成し、この構造において、複数のモジュールにおける複数の接続部が、テスト、監視および測定のためにアドレス指定される。この階層構造において、各モジュールは、その電気通信回線がテストされるが、モジュールに設けられたスイッチを制御するための、1つまたは複数の制御デバイスを含むことができる。特に、単一制御デバイスを、複数の遠隔制御可能スイッチを制御するためのモジュールに設けることができる。さらに、さらなる制御デバイスを、いくつかのモジュールと関連されることができる。たとえば、単一制御デバイスをいくつかのモジュールと関連させ、各モジュールの制御デバイスを制御することができる。
2つの引き出し接点を設けるのみにして、ある特定の時点で、1つの単一回線のみをテストできるようにすることもまた可能である。しかしながら、適切な多重化方法を用いることによって、複数の回線を測定することができる。さらに、本発明による接点バンクは、当然いくつかの引き出し口を備えることができ、これらによって、同時に複数の回線を測定することが可能となる。特に、2つの回線を組み合わせて測定する場合には、一般的には、2つの回線間のサイドツーサイドクロストーク、特に、いわゆる「近端クロストーク」および「遠端クロストーク」を測定することが可能となる。
本発明による接点バンクは、モジュールの接点と測定システムとの間に、いわば恒久的なブリッジを形成する。本発明による接点バンクが、周知のテストプラグと異なっている点は、少なくとも、この接点バンクは、複数の接点、好ましくは、モジュールの接点と等しい総数の接点を有し、モジュールの全ての接点に同時にタップするということである。さらに、本発明による接点バンクは、それぞれの場合にどの回線をテストすべきかを、遠隔制御を介して定義する実現性に特徴がある。本発明による接点バンクとモジュールの接点との間の接続タイプに関連して、留意すべきことは、アドオンし、「聴取」することが可能であり、それが接続を干渉しないということである。この点に関して、「聴取」は、測定、効率的な制御または監視が実行されるという点において、理解すべきである。しかしながら、国によっては違法な方法で、回線を「盗聴」することは、少しも意味していない。
関連する端子モジュールが、分割可能な分離接点を有する分離モジュールである場合には、本発明による接点バンクのスイッチング回路の構成は、通常の状態では、接続はそのまま出力され、必要ならば、分割が実行され、このようにして、両方向における測定を可能とする。この利点によって、つぎのことが実現される。すなわち、接点バンクのおかげで、テストプラグを、テストすべき回線に接続することがもはや必要でないだけでなく、分離プラグ挿入することもまた必要ではない。接点バンクによって、少なくとも2つの異なるタイプの測定が可能となることを、ここで強調しなければならない。1つには、「サービス中」、すなわち、運転中および信号の連続的な通信の間に測定が可能であり、運転は、これによって、影響されない。測定は、これらのサービスが実行されていないときにもまた考えられる。これは、特に、故障の場合に重要である。接点バンクによって提供される測定およびテストの実現性は、スプリッタアセンブリを含む端子モジュールに関して、特に重要であることにまた留意すべきである。この点に関して、本出願人が保持するPCT/EP01/15283およびDE201 04 605U1を参照し、これらの全面的な開示を、特に、少なくとも1つのスプリッタアセンブリの提供に関して、本明細書に参照によって援用している。
接点バンクの少なくとも1つのタップ接点は、第1にタップ接点との固定接続部を、第2に、単一の回線スイッチを含む回路と接続できる。この固定接続部は、以下により詳細に説明するように、回線を監視するような方法で、引き出し接点を回線に接続する。回線スイッチは、回線の遮断を可能とするように回線に接続されるが、このことは、ある一定の状況で必要になる可能性がある。回線は1つまたは複数のワイヤからなり、これらのワイヤは、接点バンクが終端可能な、電気通信モジュールの関連する接点と接続されることに留意すべきである。以下により詳細に説明するように、電気通信モジュールの接点には、また分離ポイントとも呼ばれる分岐位置を備えることができる。このような分離ポイントにおいて、回線は、タップできるだけでなく、むしろ、回線は、接点バンクを通り抜けるようにすることができる。このようにして、接点バンクは、回線を遮断できる、言及した回線スイッチで構成することができる。上記の固定接続部および回線スイッチの両方とも、モードスイッチと接続でき、このモードスイッチは、少なくとも1つの引き出し接点と接続可能である。この接続は、テストバススイッチを介して実現できる。この回路によって、つぎの機能が実行される。第1に、回線が遮断されていない状態に回線スイッチがあり、モードスイッチが、テストバススイッチを固定接続部と接続するときには、接点バンクの引き出し接点は、固定接続部と接続される。この状況において、回線は、監視することができる。換言すると、回線によって伝送される信号は、遮断されないままにされる。しかしながら、この信号はまた引き出し接点に伝送され、かくしてさらに、テストデバイスに伝送することができる。説明した状況から始めて、回線スイッチが、回線を遮断するように切り換えられるときには、引き出し接点は、第1の方向、すなわち、固定接続部が形成されている方向に、回線と接続される。したがって、この第1の方向で、任意のテストまたは測定を行うことができる。モードスイッチは、切り換えられたときには、引き出し接点を、遮断状態にある回線スイッチと接続する。このようにして、引き出し接点は、第2の方向に回線と接続される。したがって、テストおよび測定は、この方向に行われる。回線に配置した単一のスイッチは、全ての必要な機能にとって十分なものなので、説明した回路は、非常に信頼できる。言及したように、測定は、回線の両方向に行うことができる。さらに、回線は、回線を遮断することなく、監視することができる。回線に存在するのが単一のスイッチだということは、このようなスイッチが一般に誤作動しがちだという点で、有利である。したがって、スイッチの数が低減され、また、2方向に測定が実行できるときには、それによって、回線の信頼性が向上する。換言すると、2方向に測定する可能性を有することの柔軟性を失うことなく、単一のスイッチを用いることができる。2つのスイッチが必要な周知の回路に鑑み、単一の回線スイッチを備えることによって、著しい利点が提供される。さらに、回線スイッチは、一般に、伝送される信号を減衰させる。さらに、回線スイッチは、ある一定のスペースを必要とする。このように、説明した、単一の回線スイッチを用いる回路には、優れた減衰およびスペース節約特性という利点がある。上記の回路に関して、この回路は、説明した接点バンクと必ずしも結合する必要はないということは、述べるだけの価値がある。むしろ、その言及した全ての特徴を含む単体または互いに組み合わせた回路は、本開示の一部と考えるべきである。特に、このような回路は、任意のタイプのテスト、監視または測定用途において、言及した利点を示す。かくして、説明した回路は、配線ポイント、特に主配線盤およびケーブル筐体においてなど、電気通信システムにおいて、有利に用いることができる。さらに、加入者側にもまた位置することが可能なDSLAMなど、任意の他のデバイスが、説明した回路を用いることができる。たとえば、説明した回路は、電気通信分野においてなど、任意のタイプの設備をテストするために使用可能な携帯デバイスに組み込むことができる。
本発明による接点バンクが一体化した過電圧防止手段、スプリッタアセンブリ等を含む好適な実施形態によって、多数の追加的構成要素を全く同一の端子モジュールに、不必要に取り付けることが防止される。これによって、落雷の危険など、状況によって過電圧保護が必要とされる場合には、これによって、関連する回線だけでなく、それらに接続されているデバイスも保護することが可能である。
本発明による接点バンクは、以下により詳細に説明するように、原理として、端子モジュール、分離モジュールまたは過電圧保護モジュールに一体化できる。しかしながら、本発明による接点バンクを、改良可能なように設計し、1つまたは複数の列挙したモジュールに引き続き接続できるようにすることが、電気通信配線ポイントなど、既存の設備を補足し、改良するためには好ましい。
接点バンクが、任意にさらなる構成要素を設けられる現存のモジュールに取り付けられ、そこで終端できるように、少なくとも1つの開口部のあるハウジングを有する場合には、有利だということをさらに示した。既存の構成要素は、たとえば、過電圧保護、分離プラグ、または接点バンクの1つまたは複数の開口部に入れ込まれるという点で、接点バンク取り付けの支障にならない類似のシステムが可能である。
この点に関して、接点バンクは、特にフレーム形状のハウジングを備えた設計とし、現存のモジュールを外側から囲むことによって、そこに取り付けできるようにし、一方で、ケーブル導体がすでに終端しているか、または列挙した追加構成要素がすでに取り付けられている前側は、自由にアクセスできるままであるのが特に好ましい。
テストしたところ、一実施形態にとって、とくに好ましい取り扱い特性が明らかにされたが、この実施形態において、接点バンクには仕切ったハウジングがあって、接点バンクは、2つ以上の部分を接続することによって、難なくモジュールに取り付けることができ、モジュールで終端することができる。前に説明した実施形態に関連して強調すべきことは、これらは、本発明による接点バンクの列挙した詳細から一般に独立した接点バンクの実施形態だということである。換言すると、任意の方法で改良ができ、および/または開口部を設けられ、および/またはフレーム形状のハウジングを有し、および/または仕切ったハウジングを有する接点バンクは、遠隔制御可能スイッチを始めとする、上記で詳述した構成を持たない場合でも、またその有利な効果をもたらすことができる。列挙した実施形態は、任意の他の特徴から独立した発展としてみなされる。
本発明による接点バンクの改良可能な変形が、タップ接点を設けられた少なくとも1つのプラグを有する場合には、それはこの変形にとって特に有利である。この場合には、接点バンクが設けられるモジュールのアクセス可能な部分に差し込むことができる複数の単一プラグ、または1つまたは複数のマルチプラグが設けられる。それによって、モジュールの接点がタップされ、接点パネルの引き出し接点への接続が、少なくとも1つのプラグと接点バンクの残り部分との間の接続によって確立される。
このようなプラグは、たとえば、過電圧保護など、1つまたは複数の機能的構成要素を含む場合には、有利な方法で、さらなる機能を果たすことができる。したがって、特に簡単な方法で、信号回線またはそこで終端するデバイスの保護と、信号回線のテストまたはそこにおける測定の可能性とを組み合わせることが可能である。
かくして上記のように、本発明には、モジュールの複数の接点を恒久的にタップすること、およびこれらを少数の引き出し接点に低減することが含まれる。しかしながら、少なくとも1つのテストデバイスを、本発明による接点バンクに一体化することが好ましい。テストデバイスは、測定システムとすることができる。測定システムは、測定ヘッドとすることができる。以下で、測定システムについて、主に言及する。しかしながら、任意のタイプのテスト、監視または測定デバイスまたはシステムが使用できることを、理解すべきである。したがってまた、測定システムおよび/または測定ヘッドが、以下で言及されるときには、任意のタイプのテスト、監視または測定デバイスが意味されている。以下で測定装置と呼ばれるコンパクトな装置によって、接続の遠隔制御された、したがって、かなり単純化された、複数の接続の測定がかくして可能とされる。この装置において、外部電源が、測定手段、すなわち、特に測定ヘッドに電力を供給する。測定手段にために、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサおよびA−D変換器を用いるのが好ましい。当業者にはよく知られているように、このような測定システムは、一方で、電圧または周波数依存電圧などの物理的パラメータだけを測定するように構成することができるが、また、この場合には、干渉電圧を測定することも可能である。他方で、適切な測定ヘッドは、特別の信号を送り、続いてそこから、回線の状態または特性について特別の情報を取得するために反応を測定するように、同様に、構成することができる。たとえば、前よりも高い周波数の信号を通信するために回線を使用する前に、回線をテストすることが必要である。この目的のために、いわゆる周波数スペクトルが確立され、どの周波数領域に妨害があるかが調査される。妨害がある場合には、好ましくは接点バンクに一体化されている測定システムによって、さらにエラー解析が、特に、短絡または地絡、絶縁低下、干渉電圧、干渉スペクル等が発生したかどうかについて、実行される。また、抵抗を測定するかまたは時間領域反射率計(TDR)の形態をした測定デバイスを用いることによって、故障位置を調べるとが可能である。通常1つまたは複数のセンサを有する測定ヘッドを、接点バンクに一体化することによって、特に正確な測定が可能だという利点が提供される。なぜなら、測定は、通常、短い、「経路」または測定技術と測定すべき回線との間の回線長を必要とする周波数領域において実行されるからである。測定システムを、本発明による少なくとも1つの接点バンクに一体化することに関して留意すべきことは、1つの単一測定システムを、複数の接点バンクにための分散システムとして割り当てることができ、接続は、適切なバスを介して行われるということである。このバスの機能は、接点バンクを制御すること、接点バンクに電気的にアクセスすること、および後者に電力を供給することである。
本発明による接点バンクが測定手段と一体化される場合には、経済的に有利だが、しかしながら、これは、測定した信号の評価が、「知性を備えた」遠隔中央ユニットで行われるほどには、「測定の知性がない」。この目的のために、本発明による測定装置には、端子接点、無線インタフェースまたは赤外線インタフェースの形状をした送出インタフェースを含んでもよい。測定装置が端子モジュール、分離モジュールまたは過電圧保護モジュールと一体化されている構成において、端子接点は、たとえば、この目的のためにモジュールに確保された、モジュールの接点とすることができる。それとして測定システムから分離されている「評価ユニット」との接続は、これらの接点で終端する適切な回線を介して確立される。このような接続を介し、加入者回線またはケーブルシースによって、測定システムは、離れて配置され、また測定終端とも呼ばれるメジャーストップと通信することが可能である。定義した測定が、測定終端の制御された状態変化を介して実行される。
少なくとも2つのタップ接点および/または少なくとも2つの完全な接点バンクを、少なくとも1つのテストバスを含む接続構造を介して、テストデバイスと接続することができる。「接続構造」によって意味することは、ケーブルおよび/またはワイヤ、プラグ、スイッチ等の形状をした適切な電気的接続部を設け、テストデバイスと、少なくとも2つの対象、たとえば、タップ接点および/または接点バンクとの間で電気的接続を形成することである。当業者は、テスト対象のタイプに一般的に適合する、典型的なタイプのテストデバイスを理解されるであろう。電気通信の分野では、テスト対象は、典型的には電気通信回線である。当業者は、この目的に適した様々なタイプのテストデバイス、特にテストヘッドを知っている。新規な接続構造が、テストを必要とする任意のタイプの少なくとも2つの対象の接続に一般的に適していることに、留意すべきである。接続構造が効率的なのは、「中央」テストデバイスから離れて配置できる複数の対象をテストするために、遠隔テストデバイスを使用できるという点においてである。電気通信回線をテストする場合には、遠隔テストデバイスをいくつかのポイントに接続することができ、それらのポイントで、いくつかの回線のセクションが、適切なモジュールまたはブロックにおいて、他のセクションと接続される。たとえば、テストアクセスが、接点バンクによって、モジュールまたはブロックにおいて提供できる。したがって、電気通信回線をテストするために、接続構造を適用する場合には、複数のこのようなモジュールもしくはブロック、および/またはモジュールもしくはブロック内の適切なアクセスポイントが、少なくとも1つのテストバスによって接続される。
この文脈において、テストバスは、テスト対象に「沿って」通る電気的接続部である。スター構造とは異なり、複数の対象を、テストバスによって、「中央」テストデバイスと接続できる。1つまたは複数のテストバスを接続構造に設けることができることに、言及すべきである。
測定装置は、さらに、フィールドバスとして形成可能な通信バスを含むことができる。上記のテストバスは、テストすべき信号を伝送するように働くことに留意すべきである。通信バス、特にフィールドバスは、制御信号を様々な制御デバイスに伝送するために設けられる。テストバスおよび通信バスは、並行した方法、すなわち、同一の構造で設けることができる。しかしながら、これらはまた、それぞれのバスに対して、異なる構造を備えることもできる。「フィールドバス」という用語は、複数の遠隔接続ポイントまたは対象を、中央デバイスと接続するためのバスを示す。当業者は、このようにまた本発明に関連して適用可能なフィールドバスを、承知しているであろう。たとえば、フィールドバスは、CANバスとすることができる。CANバスの特徴に関して、ISO 11898を参照している。これらの文書の開示を、参照によって、本明細書に援用している。CANバスの特有の特徴は、これらの文書から理解できる。本テストおよび測定システムに関連して、CANバスには、構造が比較的簡単で、遠隔対象との多数の接続を可能にするという利点がある。さらに、CANバスは、非常に信頼できる。特に、CANバスには、2つの対称回線が含まれる。回線の内の1つが遮断または妨害された場合には、接地(グラウンド)した接続部を使用して、信号の伝送を可能とする電位差を保つ。さらに、CANバスには、コリジョンの解決に関して、信頼できる解決法がある。これは、2つの遠隔ステーションが同時に信号を送信しようとする状況について述べたものである。上記で参照した文書から理解できることだが、CANバスでは、このような状況を整理し、対処するための備えがなされている。CANバスは、特定の電気通信回線など、ある一定の対象へのアクセスを要請する信号を伝送できるだけではなく、また、構成データ、確認、ステーションの1つにおける故障状況等などの他のデータを、CANバスによって伝送することができる。任意の接続されたステーションだけでなくバス自体の動作状態を、信号で伝えることができる。さらに、ソフトウェアを、任意の接続されたステーションにダウンロードすることができる。CANバスのメッセージ識別子における下位ビット(lower significant bit)を用いて、特定のステーションをアドレス指定できる。高位ビット(higher significant bit)(上記で参照した文書を参照されたい)を用いて、実際のメッセージに優先順位をつけることができる。ある状況で、接続ステーションの最大数に達したときには、拡張バスセグメントに情報を複製できるデバイスが利用できる。CANバスによって、さらに、ペイロードデータを、アドレスビットなしに保有することが可能となる。同時に、たとえば実際のメッセージを送ることなど、優先権の高いトラフィックを維持することができる。
また、DIN測定バス、インターバス−C、ビットバス、インターバス−S、プロフィバス、P−NETおよびイーサネットからなる群から選択されたフィールドバスを用いることができる。インターバス−Cおよびビットバスに関して、IEEE 1118を参照している。インターバス−Sに関する詳細は、DIN 19258で見ることができる。プロフィバスは、DIN 19245で説明されている。言及した文書の全てを、参照により、本明細書に援用している。イーサネットは、コンピュータシステムで知られていることに言及すべきである。電気通信加入者回線への実際のメタリックアクセスと組み合わせてイーサネットを使用することに関し、これは、新規な測定法と考えられ、上記の接点バンクおよび/またはその、テストバスを含む接続構造があってもまたはなくても、利点を示す。一般に、遠隔テストデバイスと、加入者回線、タップ接点、接点バンク、電気通信モジュール等との、上記のバスの1つによる接続構造は、新規であり、それとして本開示の一部と考えられる。したがって、このような、1つまたは複数の上記のバスを用いる接続構造は、電気通信システムで、特に、テスト、監視および測定に関連して単独で設けることができ、特に、接続構造および様々なバスに関連して述べた利点を示す。
テストバスと、タップ接点および/または接点バンクなどのテスト対象との間の接続部は、スタブ線またはスタブケーブルによって、各対象用に設けられる。これが一般的に意味するのは、そのポイントで終端するワイヤまたはケーブルが設けられ、そこでテスト対象へのテストまたは監視アクセスが提供されるということである。この測定ポイントに、適切な接続部、スイッチおよびリレーが設けられ、対象、特に、テストすべき電気通信回線の選択された1つと、遠隔テストデバイスとの接続を可能とする。特定の回線をテストする必要がないときはいつでも、その特定のポイントをテストバスから切断するように、終端ポイントのスイッチおよび接続部を制御する。この制御は、階層の高いレベルで実行される。しかしながら、従来のシステムでは、終端ポイントとテストバスとの間のスタブ線は、テストバスと接続されたままである。
新規の接続構造においては、少なくとも1つの主スイッチが、少なくとも1つのスタブ線をテストバスから切断するために、設けられている。上記で概説したように、テスト対象にそれぞれ関連した少なくとも2つのスタブ線が設けられている。スタブ線は、テストバスと接続されるか、または接続可能である。従来のシステムにおいては、テストバスに接続された複数の対象の内の、別の対象がテストされる場合であっても、この接続は、残りの全ての対象に対してもそのままである。テストバスと接続された任意のこのようなスタブ線は、テストバスによって伝送される信号に影響を及ぼす。スタブ線は、本質的にはアンテナとして働き、まわりから追加の信号を拾う。これは、比較的高い周波数の信号が電気通信回線によって伝送され、したがってまた、テストバスによって伝送されるときには、特に重大である。
新規の接続構造によって、テストデバイスへ伝送可能な信号の質に関して、優れた結果が提供される。少なくとも1つの主スイッチによって、1つまたは複数のスタブ線をテストバスから電気的に切断することができ、テストバスが伝送する信号への悪い影響を、最小限にすることができる。テストバスから切断される全てのスタブ線に関して、肯定的な効果が得られるのだから、存在する全てのスタブ線は、切断可能なのが好ましい。このようにして、特定の対象がテストされるとき、テストデバイスに伝送される信号を、できる限り悪い影響がないように保つことができる。かくして、テストデバイスとテスト対象との間の電気的接続は、できる限り、スタブ線またはケーブルから自由に保たれる。特に、特定の対象がテストされるときには不必要なケーブルまたはワイヤの同数の電気的接続、およびセクションが除去される。テストのときには、テストデバイスとテスト対象との間の直接的な接続のみが残る程に、不必要なスタブ線を切断することができる。
スタブ線の切断を可能とする、接続構造のスイッチは、階層の最も下のレベルに設けられることに、再び留意すべきである。換言すると、スタブ線および第1のスタブ線から延伸するさらなるスタブ線にだけでなく、スタブ線とテスト対象、特に電気通信回線との間のメタリックアクセスが設けられている終端ポイントに、追加スイッチが存在し得る。テストバスが伝送する信号を、他の場合には悪化させるであろう任意のスタブ線を、切断できるという利点がある。これは、言及したように、スタブ線が、それとして、終端ポイント、特に、電気通信回線などのテスト対象に対して接続または切断される階層の高いレベルから独立している。接続構造において、ブリッジタップとも呼ばれる「デッドエンド」スタブ線を有利に避けることができる。このようにして、この、テストバスが伝送する信号に影響を及ぼす可能性のある干渉の原因を、除去することができる。
接続構造において、第2のスタブ線は、テストバスと接続されているスタブ線と電気的に接続できるか、または接続可能である。例として、複数の電気通信モジュールを有する電気通信ブロックにおいて、テストバスから延伸する主スタブ線を、ブロックの全てのモジュールに沿ったローカルバス設けることができる。さらに、第2のスタブ線は、主スタブ線から延伸することができる。第2のスタブ線のそれぞれは、特定のモジュールと接続することができる。再びさらなるスタブ線を設けて、モジュール内における複数の接点のそれぞれへのメタリックアクセスを可能にすることができる。さらなる例として、複数の接点バンクを、テストバスおよび複数のスタブ線によって、遠隔テストデバイスと接続することができる。第2のスタブ線を接点バンクに設けて、複数のタップ接点または複数の引き出し接点を主スタブ線と接続することができる。適切な接続ポイントにおいて、スイッチを設け、特定の接点、したがって、テストおよび監視目的のために、テストバスと接続される特定の電気通信回線を選択することができる。これは、主スタブ線に接続される少なくとも1つの第2のスタブ線がまた、第2のスイッチによって、主スタブ線から切断可能であるとき、テストバスに伝送される信号の質に関して有利である。
スタブ線の、テストバスと接続されたままの部分を、できる限り短く保つときには、肯定的な効果が得られるであろう。特に、特定のスタブ線を切断するためのスイッチは、テストバスとスタブ線の接続ポイントに設けることができる。この場合には、テストバスと接続されたままの、スタブ線の部分は文字通り少しもなく、信号に対する否定的な影響は避けることができる。
良好な取り扱い特性を提供するために、1つまたは複数のスイッチは、遠隔制御可能とすることができる。換言すると、自動システムを提供することができ、このシステムにおいては、必要なスイッチを遠隔作動させ、所望の対象をテストバスと接続するだけでなく、できる限り多くのスタブ線を切断することによって、特定の対象または電気通信回線をアドレス指定するというように、制御が可能である。
また、任意の言及した特徴を含む上記の接続構造は、単独または互いに組み合わせて、また接点バンクと結合されていてもまたはいなくても、利点を示すことができる。特に、少なくとも1つのテストデバイスを少なくとも2つのテスト対象と電気的に接続し、1つまたは複数の上記の特徴含む接続構造は、本発明の一部と考えるべきである。
任意の上記の実施形態における測定装置と上記の測定終端との間の接続に関し、この接続は、測定装置に無線インタフェース(たとえば、ブルートゥースもしくは任意の他の一体化無線技術)または赤外線インタフェースを一体化することによって、回線による導通から有利な方法で防ぐことができる。
言及したように、本発明による接点バンクは、それが終端できるモジュールから独立しており、特に、改良可能な方法で構成することができる。しかしながら、少なくとも1つの接点バンクおよび少なくとも1つの測定装置からなる、本発明による接点バンクまたは本発明による測定装置が、このようなモジュール、たとえば、端子モジュール、分離または補足モジュール、特に、過電圧保護マガジンなどに直接一体化されることが、特別の用途には好ましい。このことにおける特徴は、わずかな努力で、中央位置から遠隔制御が可能で、回線接続の選択的テストを実行するための要件を満たすモジュールが提供されることである。
この点において、特に好適な実施形態は、少なくとも1つの分岐位置を備えた分離接点を有する分離モジュールであるモジュールに存する。この場合において、接点バンクを介した測定が、1方向、すなわち、回線またはバックボーン側方向のみに行われるならば、1つの単一分岐位置で十分となり得る。モジュールの接点に、2つの分岐位置が設けられる場合には、回線側とバックボーン側の両方で測定を行う可能性が、有利な方法で実現する。通常の接続があるように、通常の状態では分離接点がそのまま出力されるような方法で、接点バンクは、分離モジュールで終端する。適切なスイッチング回路を使用することによって、接点バンクで接続を分割し、両方向で必要な測定を実行することができる。
モジュールに設けられる少なくとも1つの分岐位置または少なくとも1つの分離ポイントに関連して、複数のテスト、測定および監視機能を提供するための上記の回路が作成できる。特に、分岐位置には、回線スイッチを含むことができる。この回線スイッチおよび接点バンクのタップ接点は、モードスイッチと接続することができる。モードスイッチは、テストバスと接続するテストバススイッチと接続することができる。接点バンクに設けられるこのような回路に関連して上記で説明したように、この回路によって、回線の両方向におけるテストおよび測定だけでなく、回線の監視が可能となる。言及した利点を含むこれらの機能は、回線スイッチがモジュールに配置されている、後者の、特徴の組み合わせに対しても取得できる。
接点バンクが、2つの機能を果たし、1つには、個別回線へのスイッチングを可能とする場合には、特に好都合である。もう1つとして、接点バンクには、モジュールの接点における少なくとも1つの分岐位置を、遠隔制御で確実に分割するという可能性を一体化できる。このことは、少なくとも1つの分岐位置が、遠隔制御可能スイッチによって、作動される、換言すると、分割され閉じられるという点において達成される。それぞれのスイッチの制御回線は、スイッチングおよび測定装置と一体化できる。
たとえば、リレー形状などの電子または電気機械的構成が、引き出し接点とタップ接点との間の選択的接続のために設けられる少なくとも1つの遠隔制御可能スイッチのためには好ましい。このようなスイッチは、可能な最小のスペースに構成することができ、本発明による接点バンクに簡単に一体化できる。このような電子または電気機械的スイッチは、任意の上記の実施形態における接点バンク、測定装置および/または端子モジュールに設けることができる。
さらに、接点バンク、測定装置および/またはモジュールに用いられる1つまたは複数のスイッチは、半導体デバイスとして形成できる。
接点バンク、測定装置だけでなくモジュールも、電気通信アセンブリで用いることができる。たとえば、1つを超える上記のデバイスは、説明した接続部によって、遠隔テストデバイスと接続できる。たとえば、テスト対象は、多数の電気通信デバイス、ブロック、モジュールまたは個別電気通信回線とすることができる。特に、接点バンク、測定装置または端子モジュールが組み合わせられる電気通信アセンブリは、主配線盤(MDF)に位置することができる。
主配線盤は、電気通信会社の中央局に位置し、したがって、電気通信デバイスおよび/または個別電気通信回線へのテスト、監視および測定アクセスが要求される典型的な位置である。これによって提供される利点は、1つまたは複数の中央に位置するテストデバイスは、電気通信会社が容易にアクセスできる領域内に設けることができ、かくしてまた、この領域内だけでなく、遠隔対象に関しても、テストおよび監視機能の実行を可能とするということである。
また、少なくとも2つの対象の内で選択された1つをテストする方法が開示される。対象は、少なくとも1つのテストバス、およびそれぞれが特定の対象と関連する少なくとも2つのスタブ線によって、テストデバイスと接続される。同時に、特定の対象がテストされるときには、別の対象と関連する少なくとも1つのスタブ線は、テストバスから切断される。上記で概説したように、これによって、テストデバイスに送信される信号を悪化させる可能性のある干渉源を除去して、特定対象をテストすることが可能とされる。
この方法は、最初に1つまたは複数のスタブ線をテストバスから切断することによって、実現できる。特定の対象をテストするとき、この対象と関連するスタブ線がテストバスに接続される。
さらに、最初にスタブ線をテストバスに接続し、特定の時点でテストされない対象と関連する1つまたは複数のスタブ線を、特定の対象をテストするときに、切断するときにも、説明した利点を取得することができる。この文脈において、接続構造の階層を用いて、必要な接続および切断が実現できることを言及すべきである。特に、特定の対象が、テストデバイスによってアドレス指定されるとき、アドレス指定された対象とテストデバイスとの間に位置する各対象は、それがアドレス指定されていないという意味に解釈できる信号を受信する。特に、適切な構成要素を設けて信号を解析し、かくして、アドレス指定されなかった対象と関連するスタブ線が切断されるように、スイッチを制御することができる。これはまた、アドレス指定されるモジュールの「背後の」テストバスに沿って位置する任意の対象によって、実行することもできる。代替として、最初にスタブ線をテストバスから切断し、テストのときに、テスト対象と関連するスタブ線のみが、テストバスと接続されるように、スイッチを制御することができる。
ここで、本発明のいくつかの例示的な実施形態を、図面と関連して詳述する。
ここで図1を参照すると、本発明による接点バンクのスイッチング回路の一部が示されている。上記で挙げたように、接点バンクは、対向接点40、40’ならびに42、42’を有する端子モジュールで終端可能かまたは終端される。通常の状態では、対向接点40、40’ならびに42、42’間の信号通信は、スイッチ44および46をそれぞれ閉じて、対向接点を接続するということによって行われる。図は、スイッチ44、46の位置を示すが、この場合、回線側測定、すなわち、回線に面する接点40’、42’の方向の測定は、結合フィールドにおける図示のスイッチング回路で行うことができることに、留意すべきである。スイッチ44、46の位置で、図示していないが、信号通信が、対向接点40、40’ならびに42、42’間で行われる。分岐位置を形成する2つのスイッチ44、46は、接点バンクに接続されている測定装置に一体化可能な制御線48によって、有利な方法で遠隔制御できる。
スイッチ44、46の図示した位置で、接点40’、42’が、それぞれ1つのさらなるスイッチ50、52を介してテストバスに接続されるが、このテストバスには、図示の場合には、4つの回線が含まれる。スイッチ50、52の図示した位置において、列挙した導体は、テストバスA2/B2と呼ばれ、2つの回線54および56を含むテストバスに接続される。スイッチ50、52が、図示の位置から切り換えられるとき、回線58、60をさらに有するいわゆるテストバスA1/B1へ、接続が確立される。2つの別個のテストバスを含む構成は、好適な実施形態を構成する。しかしながら、1つのテストバスのみが設けられる場合には、スイッチ50、52が省略できることに留意すべきである。対向接点40、40’ならびに42、42’が、スイッチ44、46の形状の分岐位置を有しない別の変形が考えられる。むしろ、対向接点40、40’ならびに42、42’は、互いに直接および固定して接続してもよい。この場合、少なくとも1つのテストバスとそれぞれの接点ペアとの接続は、スイッチ50、52によって、実現されるであろう。万全を期して、2つのスイッチ50、52は、制御線62によって、遠隔制御を介して駆動できることに留意すべきである。
ここで図2を参照すると、本発明による結合フィールドのスイッチング回路における第2の実施形態が示されている。端子モジュールの対向接点40、40’ならびに42、42’を含む構造、および関連する制御線48、62を含むスイッチ44、46、50および52の構成が、図1に示されているので、したがって、そのさらなる説明は必要でない。しかしながら、図2に示すスイッチング回路によって、図1による回線側測定に加えて、バックボーンの測定を実行することが可能となる。換言すると、バックボーン接点40、42の方向における測定が可能である。図示の好適な実施形態において、追加スイッチ64、66がそれぞれの場合に設けられ、それらが追加分岐位置を形成する。2つのスイッチ64、66は、遠隔制御を介し、制御線68によって駆動できる。図1に従い、図2に、接点40’、42’が、テストバスの1つに接続されているスイッチング回路を示す。接点40、42の領域に設けられたスイッチ64、66は、テストバスとの接続が確立されないように切り換えられる。しかしながらまた、これらの接点をテストバスに接続することは、制御線68を介して、これらのスイッチ64、66を切り換えることによって可能である。万全を期して、図示したスイッチの全ては、機械的または電子的リレーとして構成できることに留意すべきである。後者の場合、一体化されたスイッチング回路もまた考えられる。
図3に、接点140および140’間の回線へ、テストおよび監視アクセスを提供するための代替回路70を示す。第1に、固定接続部72が、回線をタップするために形成される。第2に、回線スイッチ74が、回線に設けられる。この回線スイッチ74によって、回線の遮断が可能となる。図示の状態において、回線は遮断されていない。回線スイッチ74および固定接続部72の両方とも、モードスイッチ76に接続される。以下で説明するように、モードスイッチ76は、テストバススイッチと接続され、テスト、監視および測定モードの調整を可能とする。
特に、図3に、テストも監視も行われていない状況を示す。むしろ、回線は連続的な状態にあり、モードスイッチ76は、テストバススイッチと固定接続部72との間の接続を遮断する位置にある。図3に示す状態において、モードスイッチ76を切り換えたときには、テストバススイッチは、固定接続部72と接続される。テストバススイッチが、図3に示す特定の回路70を、接点バンクの引き出し接点に接続する位置にあるときには、接点140および140’間の回線を監視できる。特に、回線を遮断することなしに、回線によって伝送され、追加的にテストデバイスに伝送され、かくして評価可能な信号など、回線を「聴取」することができる。
モードスイッチ76に加えて、回線スイッチ74が切り換えられるときには、固定接続部72は、テストバススイッチと接続され、回線は遮断される。このような状態では、測定は、接点140の方向へ実行することができる。特に、接点140を超えて続く回線をテストすることができ、測定を実行することができる。これはまた、接点140’の方向にも可能である。この目的のためには、モードスイッチ76は、図3に示す位置になければならない。さらに、回線スイッチ74は、モードスイッチ76と接続されているテストバススイッチを、接点140’方向の回線と接続するように切り換えなければならない。この状況で、この方向に回線をテストすることができ、適切な測定が実行できる。
図4に、本発明による接点バンク112を一体化した端子ストリップ110の形状をした端子モジュールを示すが、この端子モジュールには、適切なハウジング部またはハウジングが含まれる。説明したように、接点バンク112のタップ接点は、端子ストリップ110の接点を、恒久的および直接にタップする。終端ケーブルコア用に前側でアクセス可能な、接点40、40’だけでなく42、42’等が、図に示されている。さらに、図示の実施形態は、測定ヘッドが接点バンク112に一体化されている好適な変形である。測定ヘッドと、測定結果を評価するための遠隔中央ユニットとの間の接続を実現するために、端子ストリップ110の少なくとも2つの接点が、図示の最初の実施形態では確保され、その結果、回線114は、中央局への接続のために終端することができる。中央局へ通じる回線が終端するために設けられている接点は、一方で、端子ストリップ110の既存の接点で形成することができる。代替として、1つまたは複数の追加接点のペアを設けることもまた考えられる。接点ペア120は、たとえば、電力供給のために働くことができる。別の接点ペア122は、データ接続にために設けてもよい。さらに、第3の、確保したかまたは追加の接点ペア124を設けて、両方向におけるデータフローを確実にしてもよい。この場合には、接点バンクは、測定ヘッドとともに、図示したシステムの上部に位置している。それによって、中央局は、制御コマンドを供給する。対応する測定データは、逆方向に通信される。これは、別個の回線を介して実現するのが好ましい。
これらから図5による第2の実施形態が異なっているのは、データプラグコネクタ16が、端子ストリップ210に設けられ、このコネクタ16を介して、複数の端子ストリップ210が相互接続されるという点である。コネクタ16には、上記の制御デバイスを含むことができる。複数の端子ストリップ210の相互接続のために、図示の例におけるデータプラグコネクタ16は、接点ピン20とともに上側に設けられている。たとえば、10ペアの接点ピン20を、その上に位置する端子ストリップとの接続のために設けてもよい。追加ペアの接点220は、残りの接点ピンからいくらか引き離してもよいが、電力だけでなくデータ伝送を提供する。接点ピンのさらなるペアを、必要な制御回線のために設けてもよい。さらに、端子ストリップ210の下側はまた、適切なコネクタ18で終端してもよく、このコネクタ18は、図5に示すように、回線214を介して、中央局へのデータ接続を確立する。本発明による接点バンクに無線または赤外線インタフェースを設け、図4および5による中央ユニットへの、回線により導通された接続を防いでもよいことに留意すべきである。図から分かるように、データプラグコネクタ16は、複数の並置された端子ストリップ210が相互接続されるように設けることができる。例として、図に示す接点ピン20は、端子ストリップ210の上部に位置してもよい。それによって、各端子ストリップ210の下側には、接点ピン20を受け入れるのに適したソケットが設けられる。端子ストリップは、データプラグコネクタ16によって相互接続される。接点ピン20の数は、端子ストリップにおける接点の数と同じである必要がないことに、留意すべきである。むしろ、データプラグコネクタ16の接点ピン20は、異なる可能性のあるテストバスの構成要素である。さらに、接点220は、電力供給およびなくてはならない制御回線のために必要である。図示の実施形態において、中央システムに通じる必要な回線214を含むか、または通信機構を含むコネクタ18は、上側で終端する。代替として、図5に示す実施形態における測定ヘッドは、それぞれの端子ストリップ210に必ずしも一体化する必要はない。測定ヘッドは、むしろまた、たとえば、コネクタ18に、またはその近くに、中央測定ヘッドとして位置してもよい。
図6に示す実施形態において、複数の図示された端子ストリップ310のそれぞれには、接点バンク312が設けられているが、その接点バンク312のどれも、一体化された測定ヘッドを有していない。むしろ、複数の端子ストリップ310に割り当てられる測定ヘッド320は、それぞれの場合に、1つのバス322を介して、個別の接点バンク312に接続される。換言すると、設けられるバスの数は、接点バンク312の数に対応する。個別の接点バンク312が終端するいわゆる「バックプレーン」におけるバスは、フレキシブルケーブルとして、それぞれの端子ストリップ310に一体化されたプラグとして、回路基板として、または任意の他の方法で構成してもよい。複数の端子ストリップ310に、いわば中央的に割り当てられる測定技術は、複数の端子ストリップを有する端子ブロックにおける1つまたは複数の端子ストリップではなく、この実施形態においては、一体化が可能な補足モジュールとして構成される。この変形によって、ブロックの所定の寸法が維持できるという利点が提供される。しかしながら、測定ヘッド320を含むモジュールを、ブロックの端子ストリップ310に加えて、ブロックに取り付け、したがって、ブロックの少なくとも1つの寸法を増加させることも、同じように考えられる。中央ユニットと測定ヘッド320との接続は、図6に示す実施形態において、図4および5による手段(回線314)または赤外線もしくは無線インタフェースを提供することによって実現できる。前述の実施形態だけでなくさらなる実施形態において、接点バンク312は、測定ヘッド320に含んでもよい。代替として、測定ヘッド320は、接点バンク312の前方、または関連するシステム付近の、任意の他の位置にあってもよい。測定ヘッド320には、さらに、接点バンクの制御デバイスを含んでもよい。これはまた、以下に説明する測定ヘッド420にも当てはまる。
図7による実施形態において、1つの単一で、概略的に示された測定ヘッドが同様に、複数の接点バンク412に割り当てられている。しかしながら、この場合には、測定ヘッド420は、いくつかの端子ストリップ410のブロックに一体化が可能なバックプレーンに配置されている。このような一体化のおかげで、ブロックの奥行きを維持することが可能である。代替として、バックプレーンは、連続的にブロックの後側に取り付けることができるが、これは、通常、全体的な奥行きを増加する。さらに、図7には、前側に接点ペア440、440’ならびに442、442’を示す。図示の場合には、いわゆる「バックプレーン」に、出力データ回線414が含まれる。しかしながら、データ通信は、任意の方法で、たとえば、赤外線または無線信号を用いて実行することができる。この実施形態において、接点バンクまたは結合フィールドは、一方で、バックプレーンの中央結合フィールドとして構成し、そこから複数の端子ストリップの接点をタップするようにできる。代替として、それぞれが端子ストリップ410に位置する、複数の分散化した結合フィールドを設けてもよい。この実施形態において、中央局との接続のために、前述の変形をまた用いることができることに留意すべきである。さらにそれは、この実施形態において、中央測定ヘッドの割当を、適切なバスを介して追加端子ストリップまたは端子ブロックへ延長する特に簡単な方法だけでなく、中央または分散接点バンクを用いることによって実現可能である。さらに、上述のことから明らかなように、本発明による接点バンクは、一体化接点バンクを含む接続技術のための既存の接続技術の交換機に適するようにするだけでなく、既存の接続技術の改良および補足のためにも適するように、それぞれの場合に構成してもよい。
改良に特に適した、接点バンク512の変形を図8に示す。図9からまた明らかになるように、接点バンク512は、大きな中央開口部524を備え、ほぼフレーム様に構成されており、端子ストリップ510を囲むことによって取り付けてもよい。これによってまた、たとえば過電圧保護モジュール526の形で、端子ストリップ510に取り付け可能な追加構成要素に関連した、手による干渉の危険を除外する。
図9から明らかなように、接点が露出している端子ストリップ510の領域へのアクセスは、問題なく可能であり、一方で、過電圧保護モジュール、分離プラグ等は、そこに残っていてもよいが、または引き続いて取り付けることもできる。端子ストリップ510の詳細が図示されていないことに留意すべきである。特に有利な方法で、接点バンク512のフレーム様形状は、端子ストリップ510の接点にアクセスできる領域を拡大する。換言すると、ユーザは、もはや、端子ストリップの外形を形成する、端子ストリップ10の空間的に限られた領域に制限されない。このことが図9で示されるのは、つぎの点においてである。すなわち、端子ストリップ510における接点530のタッピングは、図示の場合には、2つの接点をタップするために設けられている、図示の単一プラグ528によって行われ、接点バンクの対応する接点532は、端子ストリップ510の外形の外にあるという点である。たとえば、接点530および532は、ストリップ導体または類似のものによって互いに接続され、それによって、端子ストリップ510の接点530と接点バンクの接点532との間の接続を確立する。示したプラグ528はまた、複数の接点ペア530をタップするためのマルチプラグとして設けることができるか、または本発明による接点バンク512には、図示の複数の単一プラグ528が含まれることに、さらに留意すべきである。このプラグ528は、スイッチ44、46、64、66が設けられている、図1および2に示す配列をこのように実現するという点で、対向接点間の分岐位置を分割する分離プラグであってもよい。このようなプラグを含む、本発明による接点バンクの実施形態によって提供される利点は、標準的な実施として構成される接点フィールドの一部と、使用される端子モジュールまたは分離モジュールのそれぞれの接続技術および設計に適合可能な適切なプラグとの組み合わせが可能となるということである。測定ヘッドを接点バンク512に一体化してもよいということは、最後に説明した実施形態にもまた当てはまる。それはまた、接点バンク512にラッチで取り付けできるように、構成することもできる。
図10に、概略的表現で、テストデバイス2と、電気通信モジュールまたはブロックなど多数の遠隔対象4との間の接続構造を示す。これらの電気通信ブロックは、以後、遠隔対象と呼ぶ。図示の例示的な状況において、テストデバイス2は、第1に、テストバス622および第2に、各対象4のためのスタブ線6によって、多数の遠隔対象4と接続されている。上記のように、追加的で第2のスタブ線は、その1つを8に示すが、各スタブ線6と接続することができ、そこから第2のスイッチ34によって、切断可能であり、1つまたは複数の対象4内に配列することができる。
図示の場合には、3つの対象4のそれぞれにスイッチ36があり、このスイッチ36によって、各関連するスタブ線6は、テストバス622に対して接続可能か、または切断可能とされる。テストバス622は、全ての対象4に「沿って通り」、また特定の対象と関連するスタブ線6を、スイッチ36によってテストバス622に接続することによって、対象4もしくはそこに含まれる任意のデバイス、またはそこを通り抜ける電気通信回線のテストを可能とする。
テスト時には、テストされない対象の同数のスタブ線は、テストバス622から切断されるかまたは切断したままにされ、テストバス622が伝送する信号に作用する干渉および外部的影響の可能性がある原因を最小限にする。対象4は、多数のモジュールを含む、電気通信分野のブロックとすることができ、これらのブロックは、図示の場合には、互いの上に積み重ねられている。8などのさらなるスタブ線が、図面に示すスタブ線6から延伸し、かくして個別モジュールと関連することが、一般に可能である。それによって、特定のモジュール内の接点および/または個別接点に接続された電気通信回線が、個別にテストできる。参照符号8で示すスタブ線などの、1を超える第2のスタブ線を、主スタブ線6と接続できることに留意すべきである。第2のスタブ線のそれぞれは、主スタブ線から切断可能とすることができる。主スタブ線と少なくとも2つの第2のスタブ線8とのこの構造によって、本発明の特徴が実現される。なぜなら、主スタブ線6は、いくつかの対象に沿って通るバスとみなすことができ、第2のスタブ線は、それぞれ、主スタブ線6と接続され、特定の対象に関連するからである。このように、本発明の意味でのテストバスはまた、さらなるテストバスに接続されるスタブ線とすることもできる。
図示の場合には、各対象4の下部に、セクション38が設けられているが、このセクション38は、スイッチ36を収容し、またテストおよび監視だけでなく、対象4のモジュール、特に電気通信ブロックに関連して実行されるいくつかの他の機能を制御するモジュールとして設けることができる。
主スタブ線6および/または第2のスタブ線8は、テストすべき回線および/または回線のセクションが接続される接点と、以下の方法で接続することができる。図1〜3に示す回路は、この目的に適している。特に、図1および2に示す回線54、56、58および60は、それぞれのスタブ線6または8と接続することができる。さらに、スタブ線6または8は、それとして、言及した回線54、56、58および60を構成することができる。さらに、図3に関連して、スタブ線6または8は、モードスイッチ76と、またはモードスイッチ76との接続を有する、接点バンクの引き出し接点と接続することができる。
図11に、バス722、およびテストデバイス702によってテスト可能な回線80を含む構造を概略的に示す。回線は、スイッチまたは交換機82と加入者84との間を通る。回線80がその監視およびテストを可能とするために遮断できることが、回線スイッチ774によって示されている。しかしながら、図1〜3のいずれか1つに示すような回路を回線80に接続して設けることができることを理解すべきである。図11は、主にバス構造を示す働きをするので、図11では、詳細は省略されている。
CANバスとすることができるバス722は、多数の制御モジュール86に沿って通る。これらの制御モジュール86のそれぞれは、たとえば、テストすべき回線80と関連させることができる。バス722は、全ての制御モジュールを、いわゆる管理インタフェースユニット88と接続する。したがって、管理インタフェースユニット88は、制御モジュール86のどれとも通信ができ、その逆も同様である。特に、上記のように、CANバスもしくはフィールドバスまたはイーサネットの仕様は、必要な通信を可能とし、上記で明記したように、コリジョンを解決するための備えを含む。したがって、概略的に図示するバス構造は、また、1つまたは複数の上記の接点バンクおよび/または測定装置および/または電気通信モジュールに関連して、適切に通信を取りまとめる。
特定の実施形態と関連して、本発明の様々な態様を説明したが、本発明のこれらの態様は、本開示に基づいて、当業者に周知の様々な方法で実施してもよい。
接点バンクの第1の実施形態におけるスイッチング回路の部分図である。 接点バンクの第2の実施形態におけるスイッチング回路の部分図である。 接点バンクの第3の実施形態における回路の概略図である。 接点バンクを含むストリップタイプ端子モジュールの概略的な図解である。 第2の実施形態における、接点バンクを含むストリップタイプ端子モジュールを示す。 第3の実施形態における、接点バンクを含む複数のストリップタイプ端子モジュールの概略的な図解である。 第4の実施形態における、接点バンクを含む複数の端子モジュールの概略的な図である。 第5の実施形態における、接点バンクを含む複数のストリップタイプ端子モジュールの側面図である。 図8による接点バンクの平面図である。 接続構造の概略図である。 CANバスを含むバス構造の概略図である。

Claims (14)

  1. 信号通信のために働き、かつ、電気通信回線を接続することが可能となるように構成された少なくとも1つの端子モジュールのアセンブリであって、少なくとも1つの補足モジュールが前記端子モジュールに任意で接続され、少なくとも1つの接点バンクが前記端子モジュール又は前記補足モジュールで終端し、前記アセンブリは電気通信配線ポイントにおいて取り付けられており、
    前記接点バンクは、
    前記接点バンクの終端状態において、前記端子モジュール又は前記補足モジュールの接点に直接および固定して電気的に接続された複数のタップ接点と、
    前記タップ接点の数よりも少ない数の引き出し接点と、
    前記引き出し接点を前記タップ接点に選択的電気的に接続するための複数の遠隔制御可能スイッチと、
    前記複数のスイッチを制御するための制御デバイスと、を含み、
    少なくとも1つのタップ接点は、前記タップ接点との固定接続部と単一の回線スイッチとを含む回路と接続され、前記固定接続部および前記回線スイッチの両方はモードスイッチと接続され、前記モードスイッチは少なくとも1つの引き出し接点と接続可能であることを特徴とする端子モジュールのアセンブリ
  2. 前記補足モジュールが少なくとも1つの過電圧保護構成要素を含む、請求項に記載のアセンブリ
  3. 少なくとも1つのスプリッタアセンブリを含む、請求項1または2に記載のアセンブリ
  4. タップ接点を有する少なくとも1つのプラグ(528)を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のアセンブリ
  5. 前記プラグ(528)が、少なくとも1つの過電圧保護要素をさらに有する、請求項に記載のアセンブリ
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の少なくとも1つの接点バンクと、少なくとも1つのテストデバイス(320、420)とを含む測定装置。
  7. 電気通信過電圧保護マガジン(526)が、請求項に記載の少なくとも1つの接点バンクを含むか、または請求項に記載の測定装置を含むモジュール
  8. 少なくとも1つの分岐位置を有する分離接点を含む、請求項に記載のモジュール。
  9. 少なくとも1つのスイッチが、電子的または電気機械的に構成されている、請求項1〜のいずれか一項に記載のアセンブリ
  10. 少なくとも1つのスイッチが、電子的または電気機械的に構成されている、請求項に記載の測定装置。
  11. 少なくとも1つのスイッチが、電子的または電気機械的に構成されている、請求項またはに記載の端子モジュール。
  12. 請求項7,8または11のいずれか一項に記載の複数のモジュールを含む電気通信アセンブリ。
  13. 前記アセンブリが、主配線盤に位置する、請求項12に記載の電気通信アセンブリ。
  14. 少なくとも1つの端子モジュールで終端できる少なくとも1つの接点バンクを含む測定装置において、該端子モジュールは信号通信のために働き、かつ、電気通信回線を接続することが可能となるように構成されており、
    前記接点バンクは、電気通信配線ポイントにおいて取り付け可能であり、更に、
    該接点バンクの終端状態において、前記モジュールの接点に直接および固定して電気的に接続された複数のタップ接点と、
    前記タップ接点の数よりも少ない数の引き出し接点と、
    前記引き出し接点を前記タップ接点に選択的に電気的に接続するための複数の遠隔制御可能スイッチと、
    前記複数のスイッチを制御するための制御デバイスと、を含み、
    少なくとも2つのタップ接点および/または少なくとも2つの接点バンクは、少なくとも1つのテストバスを含む接続構造を介して、テストデバイスに接続され、
    前記テストバスは、少なくとも2つのスタブ線によって、前記タップ接点および/または前記接点バンクと接続され、各スタブ線は、テストすべきタップ接点または接点バンクに対応付けられ、かつ、前記テストバスと電気的に接続可能であり、前記接続構造は、少なくとも1つのスタブ線を前記テストバス(622)から切断するように構成された少なくとも1つの主スイッチを更に含むことを特徴とする測定装置。
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