JP4182557B2 - 自動販売機の釣り銭切れ検知方法及び装置 - Google Patents

自動販売機の釣り銭切れ検知方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の金銭を投入することにより所望の商品を自動的に提供するようにした自動販売機に係り、特に自動販売機の釣り銭供給器の釣り銭切れ検知方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定の金額を投入することにより、所望の商品を自動的に購入できるようになっている自動販売機は、現在では省力化及び利便性等の観点より不可欠の装置となっている。
この自動販売機には、投入した金額と所望の商品の代金とには差額が生じる場合があり、そのために自動販売機内には釣り銭供給器が備えられ、釣り銭供給器の釣り銭切れが常時監視されている。
この釣り銭供給器内における従来の釣り銭切れ検知方法について図3(A)、(B)を用いて説明する。
図3(A)は、従来の釣り銭切れ検知方法に用いる釣り銭供給器20の概略構成を示す縦断側面図で、同図(B)は平面図である。
【0003】
図3(A)、(B)において、20は上記従来の釣り銭供給器であり、複数種類の硬貨Cが収納されているホッパー21と、硬貨Cを1枚ずつ計数し提供するコインサーバ22、及びホッパー21内の釣り銭切れを検知する発光装置23a、23bと受光装置24a、24bからなる2対の光センサ25a、25bを備えている。
なお、Mrはコインサーバ22の駆動用電動機である。
【0004】
この構成において、ホッパー21内にランダムに収納されている硬貨Cの残量が僅少となると、光センサ25a、25bの発光装置23a、23bから放射された光が硬貨Cに妨げられることなく受光装置24a、24bに到達するようになるので、2つの受光装置24a、24bが同時に光を検知した場合に釣り銭切れと判断して、図示しない表示器に釣り銭切れの表示をするようにしている。
【0005】
なお、従来の釣り銭供給器20において2対の光センサ25a、25bを備えたのは、ホッパー21内において硬貨Cの分布に偏りがある場合があり、1対の光センサでは硬貨Cの残量が多数ある場合でも、偶発的に釣り銭切れを検知する恐れがあり、その事態を防止するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、従来の釣り銭供給器では光センサを2対設けていたが、釣り銭供給器を用いる自動販売機の種類によっては、釣り銭供給器に光センサを1対だけしか取り付けられないスペースのものもある。また、光センサを2対備えたのでは釣り銭供給器の製造コストが嵩むという問題もある。
【0007】
そこで、光センサを1対とした釣り銭供給器とすると、従来の釣り銭切れの検知方法ではホッパー内の硬貨の分布状況によっては、硬貨の残量が多くても、例えば、発光装置から放射された光が硬貨の隙間を偶然通過して受光装置に届いたり、或いは硬貨に反射して受光装置に届いたりして、偶発的に釣り銭切れを検知してしまう場合が想定される。
このような偶発的な釣り銭切れの頻度が高くなると、自動販売機の稼働に支障を来し、また、自動販売機のメンテナンス作業が過大になるという問題が新たに生じる。
【0008】
本発明は、上記課題(問題点)を解決し、確実に釣り銭切れを検知する自動販売機の釣り銭切れ検知方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法では、上記課題を解決するために、釣り銭用硬貨を収納するホッパーと、発光装置と受光装置からなり前記ホッパー内の釣り銭切れを検知する光センサと、ホッパー内の硬貨を1枚ずつ計数し提供するコインサーバからなる釣り銭供給器を備え、所定の金銭を投入することにより所望の商品を自動的に提供するようにした自動販売機において、上記釣り銭供給器に、上記コインサーバから提供される硬貨を購入者に釣り銭を支払うための受け皿と投入された金銭や釣り銭を回収して収納するための回収金庫とのいずれかに送るよう切り替える釣り銭切替フラッパーを備え、前記光センサの受光装置が前記発光装置から放射される光を検知した場合に、前記釣り銭切替フラッパーを前記受け皿側から前記回収金庫側に切り替え、前記コインサーバにより1枚又は2枚以上のコインサーバ内の硬貨を前記回収金庫側に供出し、且つその後、更に前記光センサの受光装置が発光装置から放射される光を検知した場合に、前記釣り銭供給器が釣り銭切れであると検知するようにした。
また、この方法を適用する装置では、上記自動販売機において、上記釣り銭供給器に、上記コインサーバから提供される硬貨を購入者に釣り銭を支払うための受け皿と投入された金銭や釣り銭を回収して収納するための回収金庫とのいずれかに送るよう切り替える釣り銭切替フラッパーを備え、前記光センサの受光装置が前記発光装置から放射される光を検知した場合に、前記釣り銭切替フラッパーを前記受け皿側から前記回収金庫側に切り替える切り替え手段により、前記コインサーバにより1枚又は2枚以上のコインサーバ内の硬貨を上記回収金庫側に供出し、且つその後、更に前記光センサの受光装置が発光装置から放射される光を検知した場合には、前記釣り銭供給器が釣り銭切れであると検知するように構成した。
これにより、偶発的に生じる釣り銭切れの検知エラーを防止できるので、自動販売機の稼働に支障を来し、また、自動販売機のメンテナンス作業が過大になるという問題を防止することができる。
また、光センサを1対だけとすることができるので、光センサを1対だけしか取り付けられないスペースの自動販売機に対応可能で、更に、釣り銭供給器自体の製造コストを低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法について図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法に用いる釣り銭供給器10の一実施の形態を示す縦断側面図で、図2は、当該検知方法を示すフローチャートである。
なお、図1において、図3(A)、(B)に示す従来の釣り銭供給器20と同一の構成については、図3(A)、(B)と同一の符号を付し、その説明を省略した。
【0011】
当該釣り銭供給器10は、上記従来の釣り銭供給器20と同様に複数種類の硬貨Cが収納されているホッパー21と、硬貨Cを1枚ずつ計数し提供するコインサーバ22と、ホッパー21内の釣り銭切れを検知する発光装置13と受光装置14からなる1対の光センサ15から構成される。
また、図1において、16は自動販売機の商品購入者に釣り銭を支払うための受け皿で、17は釣り銭切替フラッパー、18は釣り銭回収通路、19は投入された金銭や釣り銭を回収し収納する回収金庫である。
【0012】
次に、本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法について、図2を用い、図1を参照して説明する。
先ず、図1に示すホッパー21内の釣り銭が残り僅少となると、光センサ15の受光装置14が発光装置13から放射された光を検知するようになる(ST1)。
次に、受光装置14が光を検知すると、コインサーバ22を駆動用電動機Mrで回転駆動して、コインサーバ22内の1枚又は2枚以上の硬貨Cを供出する(ST2)。
なお、この際釣り銭切替フラッパー17は釣り銭回収通路18側に切り替わっており、供出された硬貨Cは当該回収通路18を経て、回収金庫19に回収されるものとする。
【0013】
コインサーバ22内の硬貨Cが外部に供出されることにより、それに連動してホッパー21内の硬貨Cがコインサーバ22内に取り込まれる。そして、1枚又は2枚以上の硬貨Cがコインサーバ22内に取り込まれることにより、ホッパー21内の硬貨Cの分布状態が変化する。
次に、ホッパー21内の硬貨Cの分布状態が変化しても、なお光センサ15の発光装置13から放射される光を受光装置14が光を検知するか否かを検査する(ST3)。
【0014】
そして、受光装置14がなお光を検知する場合は、ホッパー内21の硬貨Cは確実に残りが僅少であると判断して、釣り銭切れを検知し図示しない表示装置に釣り銭切れを表示する(ST4)。
一方、ホッパー21内の硬貨Cの分布状態が変化することにより、光センサ15の発光装置13から放射される光を受光装置14が光を検知しなくなると、上述した最初の光の検出は、発光装置13から放射された光が硬貨Cの間を偶然通過して受光装置14に届いたり、或いは硬貨Cに反射して受光装置14に届いたりした偶発的なものであると判断して、釣り銭切れとは検知しないものとする(ST5)。
【0015】
このように、偶発的に生じる光の検出による釣り銭切れの検知をキャンセルすることにより、釣り銭切れの判断エラーを防止できるので、自動販売機の稼働に支障を来し、また、自動販売機のメンテナンス作業が過大になるという問題を防止することができる。
また、光センサ15を1対だけで済ませられるので、光センサ15を1対だけしか取り付けられないスペースの自動販売機に対応可能で、更に、釣り銭供給器10の製造コストを低減することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法及び装置は、上述のように構成したために以下のような優れた効果を有する。
(1)偶発的に生じる釣り銭切れの検知エラーを適正に防止できるので、自動販売機の稼働に支障を来し、また、自動販売機のメンテナンスが過大になるのを防止することができる。
(2)また、光センサを1対だけにすることができるので、光センサを1対だけしか取り付けられないスペースの自動販売機に対応可能で、更に、釣り銭供給器の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法に用いる釣り銭供給器の一実施の形態を示す縦断側面図である。
【図2】図2は、本発明の自動販売機の釣り銭切れ検知方法を示すフローチャートである。
【図3】従来の自動販売機の釣り銭切れ検知方法に用いる釣り銭供給器の概略構成を示す図で、同図(A)は縦断側面図、同図(B)は平面図である。
【符号の説明】
10:釣り銭供給器
13:発光装置
14:受光装置
15:光センサ
21:ホッパー
22:コインサーバ

Claims (2)

  1. 釣り銭用硬貨を収納するホッパーと、発光装置と受光装置からなり前記ホッパー内の釣り銭切れを検知する光センサと、ホッパー内の硬貨を1枚ずつ計数し提供するコインサーバからなる釣り銭供給器を備え、所定の金銭を投入することにより所望の商品を自動的に提供するようにした自動販売機において、
    上記釣り銭供給器に、上記コインサーバから提供される硬貨を購入者に釣り銭を支払うための受け皿と投入された金銭や釣り銭を回収して収納するための回収金庫とのいずれかに送るよう切り替える釣り銭切替フラッパーを備え、
    前記光センサの受光装置が前記発光装置から放射される光を検知した場合に、前記釣り銭切替フラッパーを前記受け皿側から前記回収金庫側に切り替え、前記コインサーバにより1枚又は2枚以上のコインサーバ内の硬貨を上記回収金庫側に供出し、且つその後、更に前記光センサの受光装置が発光装置から放射される光を検知した場合には、前記釣り銭供給器が釣り銭切れであると検知するようにしたことを特徴とする自動販売機の釣り銭切れ検知方法。
  2. 釣り銭用硬貨を収納するホッパーと、発光装置と受光装置からなり前記ホッパー内の釣り銭切れを検知する光センサと、ホッパー内の硬貨を1枚ずつ計数し提供するコインサーバからなる釣り銭供給器を備え、所定の金銭を投入することにより所望の商品を自動的に提供するようにした自動販売機において、
    上記釣り銭供給器に、上記コインサーバから提供される硬貨を購入者に釣り銭を支払うための受け皿と投入された金銭や釣り銭を回収して収納するための回収金庫とのいずれかに送るよう切り替える釣り銭切替フラッパーを備え、
    前記光センサの受光装置が前記発光装置から放射される光を検知した場合に、前記釣り銭切替フラッパーを前記受け皿側から前記回収金庫側に切り替える切り替え手段により、
    前記コインサーバにより1枚又は2枚以上のコインサーバ内の硬貨を上記回収金庫側に供出し、且つその後、更に前記光センサの受光装置が発光装置から放射される光を検知した場合には、前記釣り銭供給器が釣り銭切れであると検知するようにしたことを特徴とする自動販売機の釣り銭切れ検知装置。
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