JP4179744B2 - 遠隔監視装置及び遠隔監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収式冷温水機、ガスヒートポンプ式空気調和装置及びヒートポンプ式空気調和装置等の被監視機器としての冷凍機(即ち空気調和装置)を監視する遠隔監視装置、及びこの遠隔監視装置を備えた遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
吸収式冷温水機、ガスエンジンにより圧縮機が駆動されるガスヒートポンプ式空気調和装置、電動機により圧縮機が駆動されるヒートポンプ式空気調和装置等の複数台の冷凍機(即ち空気調和装置)は、遠隔監視装置により監視されると共に、遠隔地の中央監視装置としての監視センターによっても監視され制御されるものがある。
【0003】
上記遠隔監視装置の主な機能の一つとして、複数台の冷凍機の運転状態を監視し、異常発生などを検知した場合に、端末発呼動作により通信回線経由で監視センターを呼び出し、その異常を発生した冷凍機の運転情報などを監視センターへ送信するものがある。
【0004】
遠隔監視装置が冷凍機から得た運転情報を、監視センターが上記通信回線経由で読み込み中に、例えば通信異常などによって回線が切断され、監視センターによる上記運転情報の読み込みが中断した場合、この監視センターは、それまでに通信回線を用いて読み込んだ情報のほとんどを無効とし破棄していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これまでの遠隔監視装置では、冷凍機の運転情報が監視センターにより全て読み込まれるか否かに拘わらず、冷凍機が再度発生した異常を検知するまでは、端末発呼によって監視センターを呼び出すことはない。このため、監視センターは、通信異常等により運転情報の読み込みが途中で切断された時には、その運転情報を二度と得ることができず、情報の欠落を抱えたままとなってしまう。
【0006】
一方、上述のような読み込みが途中切断された場合に、逆に監視センター側から遠隔監視装置を呼び出して、冷凍機の運転情報を再度読み込むようなシステムも考えられる。しかし、監視センターとの通信を切断した遠隔監視装置は、冷凍機から新たな情報を読み込んで運転情報を更新していることが多いので、冷凍機の異常発生時における運転情報を既に消失していると考えなければならない。しかも、このシステムでは、監視センターのプログラムが複雑になり、妥当性を欠く。
【0007】
他方、監視センターが、異常時における冷凍機の運転情報のうち特定のもの(例えば異常原因に関する情報)を読み込んでいない場合にのみ、遠隔監視装置へ再発呼し、監視センターが上記特定の情報を読み込んだ場合には、遠隔監視装置へ再発呼しないとするシステムも考えられる。しかし、遠隔監視装置が冷凍機から得た情報は、各冷凍機毎の一連の情報がそろって有効なものであり、一部分でも欠けると、その運転情報を有効に利用できないことがある。
【0008】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、中央監視装置が、遠隔監視装置に格納された被監視機器の運転情報を、この遠隔監視装置との通信が切断された場合であっても全て収集することができる遠隔監視装置、及びこの遠隔監視装置を備えた遠隔監視システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、被監視機器から定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器の異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、上記中央監視装置が、異常時における上記被監視機器の全ての運転情報を読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、複数台の被監視機器のそれぞれから定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器のそれぞれの異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、上記中央監視装置が、異常を発生した複数台の被監視機器のそれぞれについて、上記異常時における全ての運転情報を読み込んだときにそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号を全て受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における複数台の上記被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、異常を発生した複数台の被監視機器のうち、どの被監視機器に関する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信していないかを示す情報を、上記中央監視装置からの要求に応じて、この中央監視装置へ送信する機能を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、上記中央監視装置から、異常を発生した全ての被監視機器に対する読み込み完了指示信号を受信する前であっても、自身の操作によって上記中央監視装置との通信を切断させた場合には、上記中央監視装置へ再度発呼しないよう構成されたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記被監視機器が冷凍機であることを特徴とするものである。
【0014】
請求項6に記載の発明は、被監視機器の運転状態を監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置から上記被監視機器の運転状態を示す運転情報等の各種情報を収集して、この被監視機器を監視し制御する中央監視装置とを備えた遠隔監視システムにおいて、前記遠隔監視装置は、前記被監視機器から定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器の異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、前記中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、上記中央監視装置が、異常時における上記被監視機器の全ての運転情報を読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を読み込むよう構成され、前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項7に記載の発明は、複数台の被監視機器の運転状態を監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置から上記被監視機器のそれぞれの運転状態を示す運転情報等の各種情報を収集して、この被監視機器を監視し制御する中央監視装置とを備えた遠隔監視システムにおいて、前記遠隔監視装置は、複数台の前記被監視機器のそれぞれから定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器のそれぞれの異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、前記中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、上記中央監視装置が、異常を発生した複数台の被監視機器のそれぞれについて、上記異常時における全ての運転情報を読み込んだときにそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号を全て受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における複数台の上記被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を読み込むよう構成され、前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とするものである。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、上記遠隔監視装置は、異常を発生した複数台の被監視機器のうち、どの被監視機器に関する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信していないかを示す情報を、上記中央監視装置からの要求に応じて、この中央監視装置へ送信する機能を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8のいずれかに記載の発明において、上記遠隔監視装置は、異常を発生した全ての被監視機器に対する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信する前であっても、自身の操作によって上記中央監視装置との通信を切断させた場合には、上記中央監視装置へ再度発呼しないよう構成されたことを特徴とするものである。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項6乃至9のいずれかに記載の発明において、上記被監視機器が冷凍機であることを特徴とするものである。
【0019】
請求項1、5、6または10に記載の発明には、次の作用がある。
【0020】
中央監視装置が、異常時における被監視機器の運転情報を全て読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を、遠隔監視装置が受信する前に、これらの遠隔監視装置と中央監視装置との通信が切断された場合、遠隔監視装置が上記異常時における被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、中央監視装置へ再度発呼することから、この中央監視装置は、上記異常時における被監視機器の全ての運転情報を、遠隔監視装置との通信が切断された場合であっても全て収集することができる。
【0021】
請求項2または7に記載の発明には、次の作用がある。
【0022】
中央監視装置から送信される読み込み完了指示信号が、異常を発生した被監視機器ごと個別に送信されることから、遠隔監視装置は、これらの読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信することによって、異常を発生したどの被監視機器の運転情報を中央監視装置が未だ読み込んでいないかを知ることができ、このため、読み込み未完了の被監視機器を表す情報を中央監視装置へ送信することができる。
【0023】
請求項3または8に記載の発明には、次の作用がある。
【0024】
中央監視装置は、異常を発生した被監視機器のうち、どの被監視機器に関する読み込み完了指示信号を遠隔監視装置が受信していないかを示す情報を上記遠隔監視装置から受信できるので、この情報に基づき、未だ読み込んでいない被監視機器における全ての運転情報を、迅速かつ確実に遠隔監視装置から収集することができる。
【0025】
請求項4または9に記載の発明には、次の作用がある。
【0026】
遠隔監視装置は、異常を発生した全ての被監視機器に対する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信する前であっても、自身の操作によって中央監視装置との通信を切断させた場合には、中央監視装置へ再度発呼しないことから、遠隔監視装置が誤って異常を検知した場合や、その他の場合に、遠隔監視装置を含めた遠隔監視システムによる異常時の動作を途中で取り消すことができる。このため、遠隔監視装置及び遠隔監視システムの使い勝手を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0028】
図1は、本発明に係る遠隔監視システムの一実施の形態を示す系統図である。
【0029】
この図1に示す遠隔監視システム10は、複数台の被監視機器としての空気調和装置11、12及び13のそれぞれの運転情報を遠隔監視装置14が定期的に監視し、これらの空気調和装置11、12、13に異常が発生したことを遠隔監視装置14が検知した時に、この遠隔監視装置14が中央監視装置15へ通信回線16を経由して発呼し、これにより、中央監視装置15が遠隔監視装置14を介して、異常を発生した空気調和装置11、12、13の運転情報等の各種の情報を収集し、これらの空気調和装置11、12、13を集中制御するものである。
【0030】
空気調和装置11、12及び13は、いずれも、室外機17と室内機18とが冷媒配管19により連結されると共に、通信回線20により相互に接続される。これらの室内機18は、リモートコントローラ21に有線または無線状態で接続されている。
【0031】
遠隔監視装置14は、通信回線31を介して空気調和装置11、12及び13に接続されるとともに、モデム22を介して通信回線16に接続される。中央監視装置15は、モデム23及びホストコンピュータ24を有して構成され、このモデム23が通信回線16に接続される。従って、中央監視装置15のホストコンピュータ24と遠隔監視装置14とは、モデム23、通信回線16及びモデム22を用いて双方向に通信可能に構成される。ここで、通信回線16は、本実施の形態では一般の電話回線が利用されるが、他の回線、例えばLAN(Local Area Network)に使用される回線であってもよい。
【0032】
上記遠隔監視装置14は、図2に示すように、通信回線インタフェース25、26、設定スイッチ27、揮発性メモリ28、不揮発性メモリ29及びCPU(中央処理装置)30を有して構成される。
【0033】
通信回線インタフェース25は、中央監視装置15におけるホストコンピュータ24用のインタフェースであり、また通信回線インタフェース26は、空気調和装置11、12、13用のインタフェースである。設定スイッチ27は、遠隔監視装置14の通信上のアドレス番号等を設定するものである。
【0034】
また、揮発性メモリ28は、空気調和装置11、12、13からの運転情報等を一時的に記憶する。更に、この揮発性メモリ28には、異常を発生した複数台の空気調和装置11、12、13のそれぞれについて、中央監視装置15による読み込み未完了の空気調和装置を表す情報(後述)がフラグとして用意されている。このフラグは、各空気調和装置11、12、13のそれぞれについて異常が発生した時にセットされ、中央監視装置15からの読み込み完了指示信号b(後述)を空気調和装置11、12、13毎に遠隔監視装置14が受信した時にリセットされる。
【0035】
ここで、中央監視装置15から遠隔監視装置14へ送信される信号は、空気調和装置毎の運転情報要求信号a、空気調和装置毎の読み込み完了指示信号b、通信終了指示信号c、読み込み未完了の空気調和装置を表す情報要求信号d等を有する。
【0036】
上述の空気調和装置毎の運転情報要求信号aは、中央監視装置15が指定した空気調和装置11、12、13の運転情報を送信するよう遠隔監視装置14へ要求する信号であり、情報量が多い時には複数回に分割して送信される場合がある。この空気調和装置毎の運転情報の中には、検知された異常などの詳細を示す異常検知情報や、その異常を発生した時の空気調和装置11、12、13の運転状態を示す運転状態情報などがある。
【0037】
上述の空気調和装置毎の読み込み完了指示信号bは、異常を発生した空気調和装置11、12、13のそれぞれについて、異常発生時における全ての運転情報を中央監視装置15が読み込んだ時に、その異常を発生した空気調和装置11、12、13毎個別に遠隔監視装置14へ送信されるものである。
【0038】
上記通信終了指示信号cは、中央監視装置15と遠隔監視装置14との通信回線16を切断するように遠隔監視装置14へ促す信号である。この通信終了指示信号cは、例えば、異常を発生した空気調和装置11、12、13の全てについて中央監視装置15が読み込み完了指示信号bを送信した場合、即ち中央監視装置15による読み込み未完了の空気調和装置を表す情報(後述)が無しとなった場合に送信される。
【0039】
上記読み込み未完了の空気調和装置を表す情報要求信号dは、異常検知などで遠隔監視装置14が中央監視装置15へ発呼する原因を持っている空気調和装置11、12、13であって、その異常発生時における運転情報が中央監視装置15によって全て読み込まれていない空気調和装置11、12、13を指定(特定)する情報を、中央監視装置15へ送信するよう遠隔監視装置14に対し要求する信号である。つまり、この読み込み未完了の空気調和装置を表す情報要求信号dは、異常を発生した空気調和装置11、12、13のうち、どの空気調和装置に関する読み込み完了指示信号bを遠隔監視装置14が中央監視装置15から未だ受信していないかを示す、中央監視装置15による読み込み未完了の空気調和装置を表す情報を、遠隔監視装置14に対し要求する信号である。この読み込み未完了の空気調和装置を表す情報は、遠隔監視装置14の揮発性メモリ28にフラグとして用意され、異常を発生した全ての空気調和装置11、12、13について、遠隔監視装置14が中央監視装置15から読み込み完了指示信号bを受信した時に無しとなる。
【0040】
ところで、遠隔監視装置14の前記不揮発性メモリ29(図2)は、遠隔監視システム10の起動時に調査した空気調和装置11、12、13及び遠隔監視装置14等の存在や構成等を記憶する。この不揮発性メモリ29は、遠隔監視装置14への電源が遮断されても記憶を保持することから、電源が投入される度に、空気調和装置11、12、13及び遠隔監視装置14の存在や構成を調査する必要がない。
【0041】
また、図1及び図3に示すように、遠隔監視装置14の前記CPU(中央処理装置)30は、通信回線インタフェース25及び通信回線16を介して中央監視装置15との通信を実行可能とし、通信回線インタフェース26及び通信回線31を介して空気調和装置11、12、13との通信を実行する。
【0042】
つまり、このCPU(中央処理装置)30は、空気調和装置11、12、13と定期的に通信を実行して、これらの空気調和装置11、12、13の運転情報を読み込み、これらの運転情報を揮発性メモリ28に記憶する。そして、このCPU(中央処理装置)30は、揮発性メモリ28に記憶された空気調和装置11、12、13の運転情報に異常があるか否かを判断し、異常の発生を検知した時に、空気調和装置11、12、13毎に揮発性メモリ28のフラグをセットすると共に、中央監視装置15へ発呼(端末発呼)する。
【0043】
この遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、更に、上述の異常検知による発呼後は、異常を発生した全ての空気調和装置11、12及び13に関する読み込み完了指示信号bを中央監視装置15から受信するまでは、空気調和装置11、12及び13からの運転情報を読み込まず、揮発性メモリ28に記憶させる空気調和装置11、12、13に関する運転情報の更新を中止する。
【0044】
そして、この遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、異常を発生した空気調和装置11、12、13のそれぞれについて、中央監視装置15が、異常時における全ての運転情報を読み込んだ時にそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号bを全て受信する前に、遠隔監視装置14と中央監視装置15との通信回線16を経由しての通信が切断された場合、前述の如く上記異常発生時における空気調和装置11、12、13の全ての運転情報を、揮発性メモリ28に更新させることなく保持させつつ、中央監視装置15へ再発呼する機能を有する。従って、中央監視装置15は、この再発呼後に、空気調和装置11、12、13の上記異常発生時における全ての運転情報を、遠隔監視装置14の揮発性メモリ28から読み取ることが可能となる。
【0045】
また、遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、異常を発生した空気調和装置11、12、13のうち、どの空気調和装置に関する読み込み完了指示信号bを中央監視装置15から受信していないかを、この中央監視装置15からの要求に応じて、この中央監視装置15へ送信する機能を有する。このCPU(中央処理装置)30は、中央監視装置15から読み込み完了指示信号bを受信した時に、この読み込み完了指示信号bに対応する空気調和装置11、12、13毎個別に、揮発性メモリ28のフラグをリセットする。
【0046】
更に、CPU(中央処理装置)30は、異常を発生した全ての空気調和装置11、12及び13に対する読み込み完了指示信号bを中央監視装置15から受信する前であっても、自身の操作によって、遠隔監視装置14と中央監視装置15との通信回線16による通信を切断した場合には、中央監視装置15へ再発呼しないよう構成される。
【0047】
次に、遠隔監視装置14が実行する空気調和装置の異常検出時における動作を、図4のフローチャートに基づき説明する。
【0048】
遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、空気調和装置11、12、13の運転状態を監視し(S1)、この空気調和装置11、12、13の運転情報を定期的に読み込んで、その運転情報を揮発性メモリ28に更新させながら記憶させる。
【0049】
上記CPU(中央処理装置)30は、上記運転情報から、空気調和装置11、12、13が異常を発生しているか否かを検知し(S2)、異常を発生した空気調和装置11、12、13に対応して、揮発性メモリ28のフラグをセットする(S3)。異常を発生した空気調和装置11、12、13が複数ある場合には、複数のフラグをセットする。
【0050】
上記CPU(中央処理装置)30は、上記フラグがセットされているか否かを判断し(S4)、全ての空気調和装置11、12及び13に対応するフラグがセットされていなければ、つまりフラグがリセットされていれば、すべての空気調和装置11、12及び13について異常が発生していないので、ステップS1へ戻る。
【0051】
上記CPU(中央処理装置)30は、ステップS4にて少なくとも1台の空気調和装置11、12、13に異常が検知された時に、予め設定された方法、例えば一般の電話回線を使う場合にはダイヤルを操作して中央監視装置15へ発呼し、通信回線16を用いた通信を実行する(S5)。
【0052】
上記CPU(中央処理装置)30は、当該遠隔監視装置14の操作で中央監視装置15との通信を中止する必要がある場合には(S6)、通信回線16による通信を中止する(S7)。
【0053】
上記CPU(中央処理装置)30は、ステップS6において、中央監視装置15との通信を中止する操作がない場合には、中央監視装置15からの空気調和装置毎の運転情報要求信号a、空気調和装置毎の読み込み完了指示信号b、通信終了指示信号c、読み込み未完了の空気調和装置を表す情報要求信号dのいずれかの信号を待つ(S8)。
【0054】
上記CPU(中央処理装置)30は、ステップS5において中央監視装置15へ発呼した後、一定時間中央監視装置15から何の信号も送信されてこなかった時には、タイムアウトとして(S9)、通信回線16による中央監視装置15との通信を切断する(S10)。
【0055】
このときには、上記CPU(中央処理装置)30は、遠隔監視装置14の揮発性メモリ28にフラグがセットされているか否かを判断し(S4)、セットされている場合には中央監視装置15へ再度発呼する(S5)。フラグがセットされていない場合には最初に戻る(S1)。
【0056】
上記CPU(中央処理装置)30は、ステップS5において中央監視装置15へ発呼した後に、通信異常などの何らかの理由により、通信回線16による通信が切断されてしまったか否かを判断し(S11)、この通信回線16による通信が切断された場合にも、遠隔監視装置14の揮発性メモリ28にフラグがセットされているか否かを判断し(S4)、フラグがセットされている場合に、中央監視装置15へ再発呼する(S5)。フラグがセットされていない場合には最初に戻る(S1)。
【0057】
上記ステップS8において、中央監視装置15から空気調和装置毎の運転情報要求信号a、または読み込み未完了の空気調和装置を表す情報要求信号dが遠隔監視装置14へ送信された場合には、遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、これらの要求された情報を中央監視装置15へ送信し(S12)、その後、中央監視装置15からの次の信号を待つ(S8)。
【0058】
ステップS8において、空気調和装置11、12、13のいずれかについての読み込み完了指示信号bが中央監視装置15から遠隔監視装置14へ送信された場合には(S13)、遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、揮発性メモリ28において、この読み込み完了指示信号bに対応する空気調和装置11、12、13のフラグをリセットし(S14)、その後、中央監視装置15からの次の信号を待つ(S8)。
【0059】
ステップS8において、中央監視装置15から遠隔監視装置14へ通信終了指示信号cが送信された場合には(S15)、遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は、通信回線16を切断した後(S10)、揮発性メモリ28にフラグがセットされている場合に中央監視装置15へ再発呼する(S5)。このとき、フラグがセットされていない場合には、遠隔監視装置14のCPU(中央処理装置)30は最初に戻る(S1)。
【0060】
上述のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果▲1▼〜▲4▼を奏する。
【0061】
▲1▼中央監視装置15が、異常時における空気調和装置11、12、13の運転情報を全て読み込んだ時に送信する読み込み完了指示信号bを、遠隔監視装置14が受信する前に、これらの遠隔監視装置14と中央監視装置15との通信回線16を介しての通信が切断された場合、遠隔監視装置14が、上記異常時における空気調和装置11、12、13の全ての運転情報を揮発性メモリ28に保持しつつ、中央監視装置15へ再度発呼することから、この中央監視装置15は、上記異常時における空気調和装置11、12、13の全ての運転情報を、遠隔監視装置14との上記通信が切断された場合であっても、その後、揮発性メモリ28から全て収集することができる。
【0062】
▲2▼中央監視装置15から送信される読み込み完了指示信号bが、異常を発生した空気調和装置11、12、13毎個別に送信されることから、遠隔監視装置14は、これらの読み込み完了指示信号bを中央監視装置15から受信することによって、異常を発生したどの空気調和装置の運転情報を中央監視装置15が未だ読み込んでいないかを知ることができる。このため、中央監視装置15からの読み込み未完了の空気調和装置を表す情報要求信号dに応じて、読み込み未完了の空気調和装置を表す情報を中央監視装置15へ送信することができる。
【0063】
▲3▼中央監視装置15は、異常を発生した空気調和装置11、12、13のうち、どの空気調和装置に関する読み込み完了指示信号bを遠隔監視装置14が受信していないかを示す、中央監視装置15による読み込み未完了の空気調和装置を示す情報を遠隔監視装置14から受信できるので、この情報に基づき、未だ読み込んでいない空気調和装置11、12、13における全ての運転情報を、迅速且つ確実に遠隔監視装置14から収集することができる。
【0064】
▲4▼遠隔監視装置14は、異常を発生した全ての空気調和装置11、12、13に対する読み込み完了指示信号bを中央監視装置15から受信する前であっても、自身の操作によって中央監視装置15との通信を切断させた場合には、中央監視装置15へ再度発呼しないことから、遠隔監視装置14が誤って異常を検知した場合や、その他の場合に、遠隔監視装置14を含めた遠隔監視システム10による空気調和装置異常時の動作を途中で取り消すことができる。このため、遠隔監視装置14及び遠隔監視システム10の使い勝手を向上させることができる。
【0065】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0066】
例えば、本実施の形態では、被監視機器としての空気調和装置11、12、13が複数台ある場合を述べたが、これらの空気調和装置が単数であってもよい。また、本実施の形態では被監視機器が空気調和装置の場合を述べたが、ショーケース等であってもよい。
【0067】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明に係る遠隔監視装置によれば、被監視機器の運転状態を監視し、この被監視機器に異常の発生を検知したときに中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に上記被監視機器の運転情報等の各種情報を収集可能とさせる遠隔監視装置において、上記中央監視装置が、異常時における上記被監視機器の全ての運転情報を読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼する機能を備えたことから、中央監視装置が、遠隔監視装置に格納された被監視機器の運転情報を、この遠隔監視装置との通信が切断された場合であっても全て収集することができる。
【0068】
請求項2に記載の発明に係る遠隔監視装置によれば、複数台の被監視機器の運転状態を監視し、これらの被監視機器に異常の発生を検知したときに中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に上記被監視機器の運転情報等の各種情報を収集可能とさせる遠隔監視装置において、上記中央監視装置が、異常を発生した複数台の被監視機器のそれぞれについて、上記異常時における全ての運転情報を読み込んだときにそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号を全て受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記異常時における複数台の上記被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼する機能を備えたことから、中央監視装置が、遠隔監視装置に格納された被監視機器の運転情報を、この遠隔監視装置との通信が切断された場合であっても全て収集することができる。
【0069】
請求項6に記載の発明に係る遠隔監視システムによれば、遠隔監視装置が、被監視機器の運転状態を監視して、この被監視機器に異常の発生を検知したときに中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の運転情報等の各種情報を収集して、この被監視機器を監視し制御する遠隔監視システムにおいて、上記中央監視装置が、異常時における上記被監視機器の全ての運転情報を読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を上記遠隔監視装置が受信する前に、上記中央監視装置と上記遠隔監視装置との通信が切断された場合、上記遠隔監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を読み込むよう構成されたことから、中央監視装置が、遠隔監視装置に格納された被監視機器の運転情報を、この遠隔監視装置との通信が切断された場合であっても全て収集することができる。
【0070】
請求項7に記載の発明に係る遠隔監視システムによれば、遠隔監視装置が、複数台の被監視機器の運転状態を監視して、これらの被監視機器に異常の発生を検知したときに中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の運転情報等の各種情報を収集して、これらの被監視機器を監視し制御する遠隔監視システムにおいて、上記中央監視装置が、異常を発生した複数台の被監視機器のそれぞれについて、上記異常時における全ての運転情報を読み込んだときにそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号を上記遠隔監視装置が全て受信する前に、上記中央監視装置と上記遠隔監視装置との通信が切断された場合、上記遠隔監視装置が、上記異常時における複数台の上記被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を読み込むよう構成されたことから、中央監視装置が、遠隔監視装置に格納された被監視機器の運転情報を、この遠隔監視装置との通信が切断された場合であっても全て収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視システムの一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1の遠隔監視装置を示す構成図である。
【図3】図1の遠隔監視システムにおける運転情報の流れを示す概念図である。
【図4】図1の遠隔監視装置が実行する空気調和装置の異常検出時における動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 遠隔監視システム
11、12、13 空気調和装置(被監視機器)
14 遠隔監視装置
15 中央監視装置
16 通信回線
24 ホストコンピュータ
28 揮発性メモリ
30 CPU(中央処理装置)
a 運転情報要求信号
b 読み込み完了指示信号

Claims (10)

  1. 被監視機器から定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、
    前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器の異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、
    上記中央監視装置が、異常時における上記被監視機器の全ての運転情報を読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、
    前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とする遠隔監視装置。
  2. 複数台の被監視機器のそれぞれから定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、
    前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器のそれぞれの異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、
    上記中央監視装置が、異常を発生した複数台の被監視機器のそれぞれについて、上記異常時における全ての運転情報を読み込んだときにそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号を全て受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における複数台の上記被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、
    前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とする遠隔監視装置。
  3. 異常を発生した複数台の被監視機器のうち、どの被監視機器に関する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信していないかを示す情報を、上記中央監視装置からの要求に応じて、この中央監視装置へ送信する機能を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遠隔監視装置。
  4. 上記中央監視装置から、異常を発生した全ての被監視機器に対する読み込み完了指示信号を受信する前であっても、自身の操作によって上記中央監視装置との通信を切断させた場合には、上記中央監視装置へ再度発呼しないよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遠隔監視装置。
  5. 上記被監視機器が冷凍機であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遠隔監視装置。
  6. 被監視機器の運転状態を監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置から上記被監視機器の運転状態を示す運転情報等の各種情報を収集して、この被監視機器を監視し制御する中央監視装置とを備えた遠隔監視システムにおいて、
    前記遠隔監視装置は、
    前記被監視機器から定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、
    前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器の異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、前記中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、
    上記中央監視装置が、異常時における上記被監視機器の全ての運転情報を読み込んだときに送信する読み込み完了指示信号を受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を読み込むよう構成され
    前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とする遠隔監視システム。
  7. 複数台の被監視機器の運転状態を監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置から上記被監視機器のそれぞれの運転状態を示す運転情報等の各種情報を収集して、この被監視機器を監視し制御する中央監視装置とを備えた遠隔監視システムにおいて、
    前記遠隔監視装置は、
    複数台の前記被監視機器のそれぞれから定期的に取得した運転状態を示す運転情報等の各種情報を更新させながら記憶するメモリを備え、
    前記メモリに更新されて記憶された運転情報等の各種情報に基づいて前記被監視機器のそれぞれの異常の発生を検知したときに、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を中止し、前記中央監視装置へ発呼し、この中央監視装置に前記メモリに格納されている上記被監視機器の異常発生時の運転情報等の各種情報を収集可能とさせると共に、
    上記中央監視装置が、異常を発生した複数台の被監視機器のそれぞれについて、上記異常時における全ての運転情報を読み込んだときにそれぞれ個別に送信する読み込み完了指示信号を全て受信する前に、この中央監視装置との通信が切断された場合、上記被監視機器の上記異常時における複数台の上記被監視機器の全ての運転情報を保持しつつ、上記中央監視装置へ再度発呼し、この中央監視装置が、上記被監視機器の上記異常時における全ての運転情報を読み込むよう構成され
    前記読み込み完了指示信号を受信した場合に、前記メモリへの運転情報等の各種情報の更新を再開する機能を備えたことを特徴とする遠隔監視システム。
  8. 上記遠隔監視装置は、異常を発生した複数台の被監視機器のうち、どの被監視機器に関する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信していないかを示す情報を、上記中央監視装置からの要求に応じて、この中央監視装置へ送信する機能を備えたことを特徴とする請求項7に記載の遠隔監視システム。
  9. 上記遠隔監視装置は、異常を発生した全ての被監視機器に対する読み込み完了指示信号を中央監視装置から受信する前であっても、自身の操作によって上記中央監視装置との通信を切断させた場合には、上記中央監視装置へ再度発呼しないよう構成されたことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の遠隔監視システム。
  10. 上記被監視機器が冷凍機であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の遠隔監視システム。
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