JP4179605B2

JP4179605B2 - Bathroom vanity

Info

Publication number: JP4179605B2
Application number: JP2003160379A
Authority: JP
Inventors: 正人大前
Original assignee: Yamaha Living Tech Co Ltd
Current assignee: Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority date: 2003-06-05
Filing date: 2003-06-05
Publication date: 2008-11-12
Anticipated expiration: 2023-06-05
Also published as: JP2004357964A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面化粧台に関し、特に、センターミラーの背面に収納棚等の収納部が備えられる洗面化粧台に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の洗面化粧台として、洗面ミラーの幅方向端部に蝶番を備えたものが知られている（例えば、特許文献１参照。）。
かかる構成により洗面ミラーの幅方向端部の上記蝶番にて上記洗面ミラーを回動開きさせることにより、収納棚を前面側に開放させることが可能となっている。
また、収納棚の開扉機構として、扉が幅方向にスライドする扉装置が知られている（例えば、特許文献２参照。）。
【特許文献１】
特開２００２−３２０５２１号公報
【特許文献２】
特開平９−４１７８７号公報
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前者の洗面化粧台においては、上記洗面ミラーを回動開きさせる際の自由端が使用者の前方側を通過することとなるため、使用者が立つ位置などとの関係から回動開きさせるミラーの大型化が困難であり、センターミラーの様な比較的大型のミラーに回動開きの構成を適用することは難しかった。さらに、回動開きさせる際には蝶番によって片持ち支持する構造となるため、重量となる大型のセンターミラーには適用し難いという課題があった。
【０００４】
後者の扉装置においては、扉板を斜め前方に移動させることにより、その後は隣接する扉板に干渉することなく幅方向にスライドすることが可能となっている。しかしながら、扉板が隣接する状態から斜め前方に移動するため、当該扉板は隣接する扉板と前後方向にずれつつも、幅方向には隣接する扉板に接近することとなっていた。従って、この際に当該扉板は隣接する扉板に干渉しやすく、この干渉を避けるために隣接する扉板同士の間隔を広く取る必要があった。本扉装置を洗面化粧台に適用するにあたっては、扉板となる洗面ミラーの隣接する間隔を広くする必要があるため、隣接する複数の洗面ミラーの一体性が損なわれるという課題もあった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、大型のセンターミラーに適用しても無理なく開閉することができ、センターミラーに隣接するミラーとの間隔を狭くすることができる洗面化粧台の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１にかかる発明は、略鉛直に立設されるミラーキャビネットと、上記ミラーキャビネットの前面側において幅方向に隣接させて配設される略矩形板状のセンターミラーと右サイドミラーおよび左サイドミラーと、上記ミラーキャビネットにおいて前面側を開放するとともに、上記センターミラーに前面側から覆い隠され閉状態となる収納部とを具備する洗面化粧台において、
上記センターミラーは、同センターミラーの背面側に備えられるランナーと、上記ランナーが走査可能に係合するレールとにより、スライド可能に上記ミラーキャビネットに支持されるとともに、
上記レールは、上記ランナーの走査方向が上記センターミラーの幅方向となる直線状のスライド部と、上記収納部が閉状態となる停止位置にて上記ランナーを位置決め停止させるための停止部を具備し、上記停止部は、前方端部にて上記スライド部と接続しつつ、後方側に屈曲部を配する略Ｖ字状部と、同略Ｖ字状部の屈曲部から後方に延設された直線部とで構成され、同直線部の最後方位置にて上記ランナーが係合するとき上記収納部が閉状態となる構成としてある。
【０００６】
上記のように構成した請求項１の発明において、略鉛直に立設された上記ミラーキャビネットの前面側には、略矩形板状のセンターミラーと右サイドミラーおよび左サイドミラーが幅方向に隣接させて配設され、同ミラーキャビネットの同センターミラーの背面側には前面側が開放する上記収納部が形成される。すなわち、上記収納部は前面側が開放するものの、上記センターミラーの背面側に位置するため前面側が上記センターミラーにより覆われて閉状態となる。
【０００７】
上記センターミラーは、同センターミラーの背面側に備えられる上記ランナーと、上記レールとにより、上記ミラーキャビネットに連結支持される。上記ランナーは上記レールに対して走査可能に係合するため、上記センターミラーは上記ミラーキャビネットに対して移動可能となる。上記レールには上記ランナーが幅方向に走査可能な直線状のスライド部が備えられるため、上記センターミラーは幅方向に直線的にスライドすることが可能となる。
【０００８】
上記収納部が閉状態となるように、すなわち上記センターミラー、上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーが幅方向に隣接するように、上記センターミラーを位置決め停止させるために、上記レールには上記ランナーを位置決め停止させる停止部が設けられる。上記停止部は、後方側に屈曲部を配する略Ｖ字状部と、同略Ｖ字状部の屈曲部から後方に延設された直線部とで構成される。上記略Ｖ字状部は、同略Ｖ字状部の前方端部にて上記スライド部と接続される。そして、上記収納部が閉状態となるとき上記ランナーは上記直線部の最後方位置にて係合する。従って、上記略Ｖ字状部の前方端部と上記屈曲部との間においては上記ランナーは上記センターミラーの幅方向に対して勾配のある方向に進行することとなる。すると、上記センターミラーの幅方向とは異なる方向に上記センターミラーが進行するため、使用者は上記ランナーが上記停止位置に近いことを認知しやすい。上記スライド部から上記直線部まで移行する際の、進行方向の変更が急激なものとならず、スムーズに移行することができる。
【０００９】
また、上記収納部が閉状態となる位置から上記ランナーを上記スライド部に走査させるにあたり、上記ランナーは上記直線部を前方に向かって進行する。このとき、上記センターミラーも前方に進行するため、隣接する上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーに対して幅方向に接近することなく、前後方向にずれることができる。従って、上記センターミラー、上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラー同士が幅方向に隣接する間隔が狭くても互いに干渉することが防止できる。
【００１０】
また、請求項２にかかる発明は、上記センターミラーと上記右サイドミラーと上記左サイドミラーは、全て上下端面の高さが等しく、前面側の奥行き位置が全て一致し、上記右サイドミラーと上記左サイドミラーは、ともに上記センターミラーの略半分の幅を有するとともに、上記センターミラーの背面上端における幅方向の略両端位置に左右一対の上側の上記ランナーを配設しつつ上記センターミラーの背面下部の幅方向中央に下側の上記ランナーを一個配設し、上記ミラーキャビネットには、上側の上記ランナーおよび下側の上記ランナーに対応させて上記停止部がそれぞれ設けられ、同停止部の前方端部にて同停止部とそれぞれ接続する上記スライド部を上下並行させて配設し、上側の上記ランナーは、アーム部と、略鉛直平面状の取り付け部と、略円柱状の走行軸とから構成される側面視で下方に開口する略コの字状となっており、前面側の上記取り付け部にて上記センターミラーの背面に接合し、後方側の上記走行軸の下端にて上記レールに係合し、上記ランナーが上記スライド部を走査するとき、上側の上記ランナーの上記取り付け部は上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの前方を通過し、上側の上記ランナーの上記アーム部は上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの上端面の上方を通過することにより、上記センターミラーは、同センターミラーの右端面を上記右サイドミラーの右端面と概略一致させるまで幅方向右側にスライド可能であり、同センターミラーの左端面を上記左サイドミラーの左端面と概略一致させるまで幅方向左側にスライド可能である構成としてある。
【００１１】
上記のように構成した請求項２の発明において、上記収納部が閉状態となるとき、上記センターミラーと上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの全ての上端面の高さが等しく、前面側が全て同一面上に位置するため、同センターミラー、右サイドミラー、左サイドミラー全体としてまとまった形状とすることができる。上記センターミラーの背面側には上記ランナーが三個配設され、そのうち二個は上記センターミラーの上端の幅方向両端部にそれぞれ配設される。一方、上記センターミラーの背面下部の幅方向中央にもう一個の上記ランナーが配設される。そして、上側に備えられた二個の上記ランナーに係合可能な上記レールが上記ミラーキャビネットに備えられる。上側の上記レールには二個の上記ランナーが係合するため、これらを上記収納部が閉状態となるように停止されるための停止部も二個接続される。下側の上記ランナーが係合可能な下側の上記レールも上記ミラーキャビネットに備えられ、下側の上記ランナーに対応して上記停止部が一個接続されている。また、上側の上記レールの上記スライド部と、下側の上記レールの上記スライド部とは互いに平行となる。従って、上側の上記ランナーと下側の上記ランナーは互いに高さ方向の間隔を一定に保ちつつ移動することができる。上記センターミラーは全てが一直線状にない三個の上記ランナーによって上記ミラーキャビネットに支持されるため、がたつき難く安定して移動することができる。また、最低限の上記ランナーの配設個数で済むため上記センターミラーの着脱作業が煩雑なものとならない。
【００１２】
上側の上記ランナーは、側面視において下方に開口する略コの字状に形成され、前方部分を構成する略鉛直平面状の上記取り付け部にて上記センターミラーの背面に接合する。後方部分を構成する略円柱状の上記走行軸は下端にて上記レールに係合する。上記取り付け部と上記走行軸の上方部分にて上記アーム部が上記取り付け部と上記走行軸とを前後方向に所定の間隔を形成しつつ連結することにより、上記ランナーは略コの字状となる。すなわち、上記センターミラーを上記ミラーキャビネットに対して前方側に上吊り状態で支持することが可能となる。上記ランナーが上記スライド部を走査するときには、上側の上記ランナーの上記取り付け部は上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの前方を通過するため、上記取り付け部より前方にある上記センターミラーは上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーに干渉することはない。上側の上記ランナーの上記アーム部は上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの上端面の上方を通過するため、上記センターミラーの上記ランナーが上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーに干渉することはない。
【００１３】
上記センターミラーは、同センターミラーの右端面を上記右サイドミラーの右端面と概略一致させるまで幅方向右側にスライド可能である。上記右サイドミラーの幅は上記センターミラーの略半分とされているため、上記収納部が閉状態となるときから上記センターミラーの右端面を上記右サイドミラーの右端面と概略一致させるまでの移動距離は上記センターミラーの幅の略半分となる。すなわち、このとき上記センターミラーの左端は上記収納部の幅方向略中央に位置し、同収納部の幅方向左半分を前面側に開放させることができる。反対に、上記センターミラーの左端面を上記左サイドミラーの左端面と概略一致させるとき、上記収納部の幅方向右半分を前面側に開放させることができる。従って、左右半分ずつを開放させることが可能であり、全体にわたって収納物の出し入れが可能となる。また、上記センターミラーは上記右サイドミラーと上記左サイドミラーより外側に移動しないため、本発明にかかる洗面化粧台を設置する際に上記センターミラーの移動量を考慮する必要がなくて済む。
【００１４】
一方、上記センターミラーの幅方向略中央に配設された下側の上記ランナーは、上記センターミラーが幅方向に同センターミラーの幅の略半分移動するとき、上記右サイドミラーの左端部または上記左サイドミラーの右端部に丁度位置することとなる。従って、この範囲で移動するにあたって下側の上記ランナーが上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーに干渉してしまうことはない。
【００１５】
さらに、請求項３にかかる発明は、下側の上記ランナーは上記センターミラーの下端から突出することがないように配設する構成としてある。
上記のように構成した請求項３の発明において、下側の上記ランナーは上記センターミラーの下端から突出することがないように配設されるため、上記ランナーおよび上記レールが使用者の目線の高さに近く比較的目に付き易い上記センターミラーの下端から突出することがなく見栄えをよくすることができる。また、上記センターミラーが移動して下側の上記ランナーが上記右サイドミラーの左端部または上記左サイドミラーの右端部に位置するとき、下側の上記ランナーは上記右サイドミラーの左端面または上記左サイドミラーの右端面に当接する。すなわち、下側の上記ランナーを、上記センターミラーの幅方向のスライド可能範囲を規制するストッパーとして機能させることができる。
【００１６】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１にかかる発明によれば、上記センターミラーと上記右サイドミラーと上記左サイドミラーとが幅方向に隣接する間隔を狭めることができ、鏡面全体として一体性の高い洗面化粧台を提供することができる。
請求項２にかかる発明によれば、上記収納部全体において収納物の出し入れが可能となるとともに、上記センターミラーの取り付け作業を簡易化させることができる。
請求項３にかかる発明によれば、見栄えのよい洗面化粧台を提供することができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
（１）センターミラーの動作：
（２）センターミラーの取り付け構造：
（３）まとめ：
【００１８】
（１）センターミラーの動作：
図１は、本発明にかかる洗面化粧台を斜めから見て示している。同図において、洗面化粧台１０は大きくベースキャビネット１１とミラーキャビネット３０とにより構成されている。ベースキャビネット１１は底面にて接地し、上面のカウンターには、左右一対の洗面ボウル１２ａ，１２ｂが設けられている。ベースキャビネット１１の前面側には、引き出し１１ａ，１１ｂ，１１ｃ，１１ｄ，１１ｅが備えられそれぞれに備えられた取っ手を掴んで手前に引くことにより、前方にスライドし収納物の出し入れが可能となっている。ベースキャビネット１１の上面のカウンターであって洗面ボウル１２ａ，１２ｂの奥方には、水栓１３ａ，１３ｂが備えられ水や湯を供給している。
【００１９】
さらに、水栓１３ａ，１３ｂの奥にはミラーキャビネット３０が鉛直に立設されている。ミラーキャビネット３０の前面には、左から順に左サイドミラー６０とセンターミラー７０と右サイドミラー８０とが鉛直に正立させて保持されている。左サイドミラー６０とセンターミラー７０と右サイドミラー８０は矩形板状に形成されており、それぞれ上端面と下端面が水平に配向しつつ、左右の端面は鉛直に配向している。左サイドミラー６０、センターミラー７０および右サイドミラー８０は、幅方向に隣接して保持されており、前面側の奥行き方向の位置は全て一致させられているため、全体として一面の鏡面を形成している。ミラーキャビネット３０の左サイドミラー６０とセンターミラー７０と右サイドミラー８０より下の部分は厚みが薄く形成された中間棚９０が備えられており、同中間棚９０は、前方に備えられる四枚の引き戸９０ａ，９０ｂ，９０ｃ，９０ｄにより開閉させられる。左サイドミラー６０、センターミラー７０、右サイドミラー８０の上端面はミラーキャビネット３０の天板とほぼ同じ高さとされ、下端面は中間棚９０の上端とほぼ同じ高さとなっている。ミラーキャビネット３０の上方には照明ユニット１４および上方棚１５がそれぞれ備えられている。
【００２０】
図２は、左サイドミラー６０、センターミラー７０、右サイドミラー８０を取り外した状態のミラーキャビネット３０を斜めから見て示している。同図において、ミラーキャビネット３０は所定の厚みを有しており、左サイドミラー６０、センターミラー７０、右サイドミラー８０それぞれの背面側には、収納部としての左収納棚６５、センター収納棚７５、右収納棚８５が形成されている。左収納棚６５、センター収納棚７５、右収納棚８５は、ミラーキャビネット３０の天板３０ａを共通の天板としており、ミラーキャビネット３０の水平面３０ｂを共通の底板としている。また、天板３０ａと水平面３０ｂは、幅方向、奥行き方向が同じ長さに形成され、左収納棚６５、センター収納棚７５、右収納棚８５の前方側の端面は全て鉛直方向に配向されている。
【００２１】
左収納棚６５の右端部には上下一対の蝶番６５ａ，６５ｂの固定片が軸を鉛直方向にして取り付けられている。そして、蝶番６５ａ，６５ｂの回転片を左サイドミラー６０の右端部に接合することにより、左サイドミラー６０を内側に回動させて開閉させることが可能となっている。同様に、右サイドミラー８０も上下一対の蝶番８５ａ，８５ｂにより、内側に回動可能にミラーキャビネット３０に連結されている。従って、左サイドミラー６０、右サイドミラー８０をともに内側に開放させれば、左サイドミラー６０、センターミラー７０、右サイドミラー８０が内側に対向するため、三面鏡としての使用が可能となっている。センターミラー７０の幅は、左サイドミラー６０および右サイドミラー８０の幅の略二倍に形成されており。同様に、センター収納棚７５の幅は、左収納棚６５および右収納棚８５の幅の略二倍に形成されている。
【００２２】
図３は、センターミラー７０を右方向にスライドさせた状態を斜めから見て示している。同図において、センターミラー７０は、右方向にスライドして同センターミラー７０の右側端面を右サイドミラー８０の右側端面と概略一致させている。このとき、センターミラー７０の左側端面は、センター収納棚７５の幅方向略中央に位置している。従って、センター収納棚７５の幅方向左側が前方に開放した開状態となっている。また、センターミラー７０は、センターミラー７０および右サイドミラーの厚みより大きく前方に引き出されつつ右方向にスライドするため、センターミラー７０は右サイドミラーより前面側に位置し、互いに干渉していない。
【００２３】
図４は、センターミラー７０を左方向にスライドさせた状態を斜めから見て示している。同図において、センターミラー７０は、左方向にスライドして同センターミラー７０の左側端面を、左サイドミラー８０の左側端面と概略一致させている。従って、同様にセンター収納棚７５の幅方向右側が前方に開放した開状態となっている。また、センターミラー７０は、センターミラー７０および左サイドミラーの厚みより大きく前方に引き出されつつ左方向にスライドするため、センターミラー７０は左サイドミラーより前面側に位置し、互いに干渉していない。
【００２４】
かかる構成により、センター収納棚７５の全体にわたって収納物の出し入れが可能となる。すなわち、センターミラー７０を右方向にスライドさせたときセンター収納棚７５の左側半分を開放することができるとともに、センターミラー７０を左方向にスライドさせたときセンター収納棚７５の右側半分を開放することができるため、センター収納棚７５の全体にわたって開放させることが可能となる。また、センターミラー７０が、ミラーキャビネット３０の幅方向外側にスライドすることを要しないため、設置する際にセンターミラー７０のスライド分に配慮して洗面化粧台１０の側方にスペースを確保しておく必要はない。
【００２５】
（２）センターミラーの取り付け構造：
図２において、ミラーキャビネット３０の天板３０ａ上には上レール４０が配設されており、左収納棚６５、センター収納棚７５、右収納棚８５の底面に相当するミラーキャビネット３０の水平面３０ｂの下方には下レール４１が配設されている。上レール４０は、一直線状に形成されたスライド部４０ａが設けられ、センターミラー７０の幅方向に配向している。スライド部４０ａの前方の側面は、天板３０ａの前方端面よりわずかに後方に位置している。
【００２６】
天板３０ａ上の幅方向におけるセンター収納棚７５の両端より所定量内側には、左右同一形状の略Ｙ字状の停止部４０ｂ，４０ｃが配設されている。停止部４０ｂ，４０ｃは、同停止部４０ｂ，４０ｃの前方の端部にてスライド部４０ａとそれぞれ接続している。図５は、停止部４０ｂを上方から見て示している。同図において、停止部４０ｂは、略Ｖ字状部４０ｂ１と、同略Ｖ字状部４０ｂ１の屈曲部からさらに後方に延設された直線部４０ｂ２とで構成されている。略Ｖ字状部４０ｂ１の屈曲角は６０度に形成されており、この屈曲部の内側には、ローラーベアリング４０ｂ３が設けられている。同ローラーベアリング４０ｂ３は、鉛直軸により水平方向に回転可能となっている。
【００２７】
また、同図において上レール４０の断面を示している。同断面図において、上レール４０は、底面および二側面により構成され、略コの字状の断面となる樋状となっている。また、上レール４０は、底面を天板３０ａに接合させることにより、上方に開口している。上レール４０の底面から所定の高さにおいて、側面を内側に向けて延出させることにより一対の凸部４０ｄ１，４０ｄ２が形成されており、この凸部４０ｄ１，４０ｄ２が対向する部分のみ、他の部分より樋幅が細い細幅部４０ｄ３が形成されている。また、ローラーベアリング４０ｂ３にも、凸部４０ｄ１，４０ｄ２に相当する広径部が形成されている。また、凸部４０ｄ１，４０ｄ２の内側方向先端は、下方向に幅広に形成されている。停止部４０ｂには樋部の底面を外側に延設して取り付け面４０ｂ４が平面状に形成されており、同取り付け面４０ｂ４がボルト４２ａ，４２ｂによりミラーキャビネット３０に固定されている。一方、スライド部４０ａは樋部の底面にてネジ４３ａ，４３ｂによりネジ止め固定されている。
【００２８】
一方、図２において下レール４１は、スライド部４１ａと停止部４１ｂとで構成されている。スライド部４１ａは、センター収納棚７５の幅方向と同じ長さに形成されており、センター収納棚７５の幅方向左端とスライド部４１ａの左端を一致させつつ、センター収納棚７５の幅方向右端とスライド部４１ａの右端を一致させる位置に配設されている。停止部４１ｂは、センター収納棚７５の幅方向中央に配設されている。停止部４１ｂは、上レール４０の停止部４０ｂ，４０ｃと同じものであり、下レール４１のスライド部４１ａは上レール４０のスライド部４０ａと長さが異なるのみで、他の形状は同一となっている。ただし、配設方向が上下逆となっているため、下側に開口する樋状となっている。
【００２９】
下レール４１のスライド部４１ａの前方側面も、水平面３０ｂの前方端面よりわずかに後方に位置している。従って、下レール４１のスライド部４１ａは、上レール４０のスライド部４０ａの奥行き方向の位置は一致する。また、天板３０ａと水平面３０ｂはともに水平とされているため、下レール４１のスライド部４１ａと上レール４０のスライド部４０ａは互いに平行となっている。
【００３０】
図６は、センターミラー７０の背面を見て示している。同図においてセンターミラー７０の背面側には所定の厚みを有する矩形板状のセンター支持板７１が備えられており、同センター支持板７１は前面側にてセンターミラー７０を保持しつつ、背面側にて二個の上ランナー５０ａ，５０ｂおよび一個の下ランナー５５と接合している。上ランナー５０ａ，５０ｂはセンター支持板７１の上端面の左右両端から所定量内側の位置に配設され、上方部分が同上端面から上方に突出している。一方、下ランナー５５は、センター支持板７１の背面の幅方向略中央であって、センター支持板７１の下端面から突出しないように所定量上方の位置に配設されている。
【００３１】
ここで、停止部４０ｂ，４０ｃ，４１ｂの配設位置は、上ランナー５０ａ，５０ｂおよび下ランナー５５の配設位置に対応している。すなわち、本発明にいうセンター収納棚７５の閉状態において、停止部４０ｂ，４０ｃ，４１ｂのそれぞれの直線部の最後方位置に、後に詳述する上ランナー５０ａ，５０ｂ，下ランナー５５の走行軸が係合する位置となっている。なお、センター収納棚７５の閉状態においては、センターミラー７０が右サイドミラー８０および左サイドミラー６０と幅方向に隣接し、前面側の奥行き位置が一致する。
【００３２】
図７は、上ランナー５０を側方から見て示している。なお、上ランナー５０ａ，５０ｂとして左右同じものを使用している。同図において、上ランナー５０は側面視略コの字状に形成されており、開口を鉛直下方に配向させている。すなわち、上ランナー５０ａは、走行軸５１と取り付け部５２とが所定の間隔をもって互いに平行に対向しており、アーム部５３がこれらと直交しつつ接合している。取り付け部５２は平面板状となっており、センター支持板７１に面接しつつネジ止め穴５２ａ１〜５２ａ３によりネジ止め固定される。従って、アーム部５３は、センター支持板７１に対して垂直となり、走行軸５１はセンター支持板７１に対して略平行となる。略円柱状の走行軸５１の軸方向の一端には上レール４０と係合するための係合部５１ａが設けられており、係合部５１ａとは反対側の一端がアーム部５３に設けられた貫通穴５３ａ１を外側に向けて貫通しつつ、外側からナット５４により固定されている。
【００３３】
また、走行軸５１は軸方向が鉛直となっており、係合部５１ａが下向きに配向されている。係合部５１ａにおける軸方向先端部は、軸方向に所定の高さを有する円柱状の先端部５１ａ１が形成されている。さらに、同先端部５１ａ１の軸方向内側に隣接して環状ベアリング５１ａ２が設けられており、同環状ベアリング５１ａ２は内径を係合部５１ａの軸部によって遊挿されることで、走行軸５１に垂直かつ水平方向に回転可能となるように保持されている。
【００３４】
図８は、下ランナー５５を側方から見て示している。同図において、下ランナー５５は上ランナー５０ａ，５０ｂを上下反転させた側面視略コの字状に形成されており、開口を鉛直上方に配向させている。下ランナー５５の走行軸５６の係合部５６ａは上方に配向している。また、走行軸５６は、下方からナット５９を締め付けることによりアーム部５７ｂと接合固定されている。また、アーム部５８を覆うように軟らかい緩衝カバー５８ａ２が取り付けられている。
【００３５】
図９は、センター収納棚７５が閉状態となるときのミラーキャビネット３０の断面を左側から見て示している。同図において、上ランナー５０ａの係合部５１ａは、上レール４０の停止部４０ｂの直線部４０ｂ２の最後方位置にて上レール４０に係合している。アーム部５３の奥行き方向の長さは停止部４０ｂの奥行き方向の長さとほぼ同等に形成されているため、このとき取り付け部５２はミラーキャビネット３０の前面に近接する。上ランナー５０ａは、上部がセンターミラー７０の上端面から上方に突設されるため、アーム部５３は、センターミラー７０の上端面より高い位置となっている。なお、図示されないが上ランナー５０ｂについても上ランナー５０ａと同じ態様となっている。
【００３６】
一方、下ランナー５５は、下レール４１の停止部４１ｂの直線部４０ｂ２の最後方位置にて下レール４１に係合している。センターミラー７０およびセンター支持板７１は、中間棚９０の上部まで高さ方向下方に突出しているため、水平面３０ｂに備えられた下レール４１と係合している下ランナー５５は、センターミラー７０およびセンター支持板７１の下端面より所定量上方に配設されている。なお、本図の状態において、センター支持板７１の前面と右支持板８１の前面および左支持板６１の前面の位置が奥行き方向に一致している。また、図示されないが上ランナー５０ｂは停止部４０ｃに係合している。
【００３７】
図１０は、センター収納棚７５が開放されるときのミラーキャビネット３０の断面を左側から見て示している。同図においては、上ランナー５０ａ，５０ｂは、上レール４０のスライド部４０ａを走査しており、下ランナー５５は、下レール４１のスライド部４１ａを走査している。このとき、図９において示した閉状態より、上ランナー５０ａ，５０ｂ、下ランナー５５、センター支持板７１およびセンターミラー７０は前方に位置している。すなわち、停止部４０ｂ，４０ｃ，４１ｂの奥行き方向の長さ分だけ前方に移動している。
【００３８】
本状態における上レール４０の断面を見ると、先端を鉛直下方に配向させた係合部５１ａは、上方に開口する上レール４０の凸部４０ｄ１，４０ｄ２の上面に環状ベアリング５１ａ２を当接させるまで進入している。先端部５１ａ１は細幅部４０ｄ３より奥部に進入するものの、先端部５１ａ１の先端は底面まで到達せず隙間が形成されている。そして、この隙間において、上レール４０をミラーキャビネット３０の天板３０ａに固定するためのネジ４３ａの頭部が先端部５１ａ１と干渉することなく上方に突出している。
【００３９】
すなわち、上レール４０の凸部４０ｄ１，４０ｄ２は、係合部５１ａの先端部５１ａ１の高さより底面から高い位置に形成されている。一方、細幅部４０ｄ３の幅は、先端部５１ａ１の径より大きく、環状ベアリング５１ａ２の外径より小さいとともに、細幅部４０ｄ３以外の樋幅は環状ベアリング５１ａ２の外径より大きく形成されている。同様に他のランナー５０ｂ，５５も他の停止部４０ｂ，４１ｂに係合部を係合させている。
【００４０】
かかる構成により、センター支持板７１およびセンターミラー７０をミラーキャビネット３０に上吊り状態で支持することが可能となる。センター支持板７１には、センター支持板７１およびセンターミラー７０の自重により下方に荷重がかかることとなるが、凸部４０ｄ１，４０ｄ２が当接して環状ベアリング５１ａ２を上向きに支持するため、この荷重に対抗することができる。さらに、環状ベアリング５１ａ２は回転可能であるため摩擦抵抗が軽減されて走行軸５１はスムーズに上レール４０内を移動することができる。また、先端部５１ａ１が接触して摩擦抵抗を発生させることもない。
【００４１】
一方、下ランナー５５は、下レール４１に対して係合部５６ａを下方から進入させて係合している。この下ランナー５５と下レール４１の係合部位においては、センター支持板７１およびセンターミラー７０の自重による荷重に対抗することはないが、走行軸５６の軌道を下レール４１の樋内部に規制することができるため、センターミラー７０の姿勢が安定する。すなわち、センターミラー７０を鉛直に正立させたままスライド移動させることができる。センター支持板７１がミラーキャビネット３０を上下から挟み込む態様となるため、センター支持板７１が前方に離脱してしまうこともない。むろん、下ランナー５５と下レール４１との摩擦抵抗も環状ベアリング５６ａ２の作用により軽減されている。
【００４２】
また、下ランナー５５の走行軸５６は下側から螺合するナット５９によりアーム部５７ｂと接合するため、着脱が容易である。従って、センター支持板７１のミラーキャビネット３０に対する着脱も容易となる。すなわち、下ランナー５５の走行軸をアーム部から取り外しておいて、上ランナー５０ａ，５０ｂを上レール４０に係合させ上吊り状態にしてから、下ランナー５５の走行軸をアーム部に取り付ければよい。このとき、ナット５９は、下ランナー５５の外側、すなわち下方側から螺合させればよく、締め付け作業が容易である。また、下ランナーは一個のみであるため、ネジ止め作業は一回で済む。一方、センター支持板７１を取り外す際には、以上の作業と逆の作業をすればよい。
【００４３】
上レール４０および下レール４１をミラーキャビネット３０に接合するにあたっては、レール内部にてネジ止め固定をすることができる。すなわち、上述したようなレールと係合部の形状とすることで、レール内部にてネジ止め固定を行っても、ネジ４３ａの頭部が係合部の走行の妨げとならない。レール内部にてネジ止め固定することが可能であれば、底面に貫通穴を形成すればよく、レールを側方に延設等して取り付け部等を設ける必要はない。また、荷重が及ぼされる凸部４０ｄ１，４０ｄ２に直近の位置にて固定できるため、レールが撓んで走行軌道が不安定となる可能性も低い。
【００４４】
ここで、図９の閉状態から図１０の開状態となるまでの課程を図１１において上面図により模式的に示す。なお、同図においてはセンター支持板７１を右前方に引っ張る外力を与えているものとし、走行軸５１およびセンター支持板７１の端部の軌道を矢印を用いて示している。同図において実線で示す図９の状態においては、センター支持板７１の背面はミラーキャビネット３０に近接するとともに、センターミラー７０の前面は右サイドミラー８０と奥行き方向の位置を一致させている。また、センター支持板７１の右側端部は前方に向かって幅広となる６０度のテーパーが設けられており、わずかな隙間をもって右サイドミラー８０の右支持板８１と幅方向に隣接している。
【００４５】
この状態から、走行軸５１は直線部４０ｂ２を前方に進行する。次に、走行軸５１は、ローラーベアリング４０ｂ３に当接しつつ、同ローラーベアリング４０ｂ３が時計回りに回転することにより略Ｖ字状部４０ｂ１の右辺部に進入する。すると、走行軸５１およびセンター支持板７１の端部は斜め６０度前方に進行する。さらに、略Ｖ字状部４０ｂ１の右辺部の前方端部まで進行すると、同前方端部にて接続されたスライド部４０ａを進行し、走行軸５１およびセンター支持板７１の軌道はセンターミラー７０の幅方向となる。センター支持板７１も走行軸５１の移動に伴って、前方に進行した後に斜め６０度前方に進行し、さらに幅方向に進行することとなる。
【００４６】
以上の動作において、センター支持板７１が、センター支持板７１および右支持板８１の厚みより前方に移動したため、初期においては奥行き方向の位置が同じであったセンター支持板７１と右支持板８１とが、前後にずれた位置関係となる。このように、センター支持板７１と右支持板８１とが前後にずれると、センター支持板７１が幅方向にスライドしても右支持板８１に干渉することはない。従って、センター支持板７１は幅方向にスライドすることが可能となる。すなわち、略Ｖ字状部４０ｂ１と直線部４０ｂ２との奥行き方向の長さをセンター支持板７１、右支持板８１および左支持板６１より大きく形成することで、センター支持板７１は右支持板８１および左支持板６１と干渉することなく幅方向にスライドすることが可能となる。
【００４７】
一方、走行軸５１が右支持板８１の背後までスライド部４０ａを走行すると上ランナー５０ａが右支持板８１と重なる位置関係となるが、図１０に示すように、上ランナー５０ａのアーム部５３は、右支持板８１の十分上方を通過するため、これらが干渉することはない。なお、同図の状態において、図９の閉状態からセンター支持板７１が右方向に移動するため、センター収納棚７５の左側は前面側が開放する開状態となっている。
【００４８】
センター支持板７１の右端部の軌道については、閉状態において右支持板８１とわずかな隙間をもって隣接するが、走行軸５１が直線部４０ｂ２を前方に進行すると同端部は奥方に向かって幅が狭いため、センター支持板７１の端面と右支持板８１の端部との間隔が広げられる。その後、略Ｖ字状部４０ｂ１の右辺部を斜め６０度前方に進行することとなるが、センター支持板７１の端部のテーパー角が６０度であるため、センター支持板７１の端面と右支持板８１の端部との間隔が狭められることはない。従って、以上の動作において、センター支持板７１の端面と右支持板８１の端部を干渉させることなくセンター支持板７１を移動させることができる。
【００４９】
すなわち、このように略Ｖ字状部４０ｂ１と、同略Ｖ字状部４０ｂ１の屈曲部から延設した直線部４０ｂ２を設けることにより、各ミラーの隣接する隙間を小さくすることができるため、より鏡面としての一体感を向上させることができる。走行軸５１が直線部４０ｂ２から略Ｖ字状部４０ｂ１に移行するにあたっては、ローラーベアリング４０ｂ３が回動するためスムーズにいずれかの方向に分岐させることができる。
【００５０】
一方、走行軸５１をスライド部４０ａから略Ｖ字状部４０ｂ１を通過して直線部４０ｂ２に移行させるにあたり、すなわちセンター収納棚７５の左側が前面側を開放した開状態からセンター収納棚７５を閉状態とするにあたり、センター支持板７１を左方向にスライドさせていけば、環状ベアリング５１ａ２の作用により自然に進行方向が斜め後方に変更される。また、同時に進行方向に変化があったことを認識できるため、使用者は停止位置が近いことを認識することができる。従って、スライド速度を緩めつつ、最終的に後方に向かって真っ直ぐセンター支持板７１を押し込むことができる。
【００５１】
以上、センター支持板７１を右側に移動させる動作を例示して説明したが、左側に移動させるときの動作については、上述の動作と左右対称の動作となる。また、上レール４０の停止部４０ｂと上ランナー５０ａの動作を例示して説明したが、図示されない他の上ランナー５０ｂと停止部４０ｃの動作、および下ランナー５５と停止部４１ｂの動作も全く同様である。
【００５２】
ただし、下ランナー５５は、センター支持板７１の幅方向略中央に配設されるため、他の上ランナー５０ａ，５０ｂと右支持板８１および左支持板６１との関係において相違する。以下その関係について説明する。
図１２は、センターミラー７０が移動する際における、各ランナーと右サイドミラー８０および左サイドミラー６０との位置関係を模式的に示している。同図において、上ランナー５０ａは破線で示した閉状態の停止位置から、センターミラー７０が同センターミラー７０の右側端面が右サイドミラー８０の右側端面に概略一致するまで移動したとき、上ランナー５０ａは上述したとおり右サイドミラー８０の上端部に干渉することなく、右サイドミラー８０の右端付近まで移動している。一方、下ランナー５５は右サイドミラー８０の左側側面に当接している。
【００５３】
また、センターミラー７０が同センターミラー７０の左側端面が左サイドミラー６０の左側端面に概略一致するまで移動したとき、上ランナー５０ｂは右サイドミラー６０の左端付近まで移動している。一方、下ランナー５５は左サイドミラー６０の右側側面に当接している。すなわち、下ランナー５５は、センター支持板７１の幅方向略中央に配設されるため、センターミラー７０のスライド可能な範囲において右サイドミラー８０および左サイドミラー６０と干渉することがない。さらに、最大スライド位置にて右サイドミラー８０および左サイドミラー６０と当接するためストッパーとして機能させることができる。特に、本実施形態においては下ランナー５５は緩衝カバー５８を具備させることにより衝撃を和らげている。
【００５４】
下ランナー５５を右サイドミラー８０および左サイドミラー６０と当接させるためには、右サイドミラー８０および左サイドミラー６０の下端面より高い位置に下ランナー５５を配設する必要がある。本実施形態においては、右サイドミラー８０および左サイドミラー６０の下端面と同じ高さのセンター支持板７１の下端面より突出しないように所定量高い位置に下ランナー５５を配設しているため、当接可能となっている。さらに、このようにセンター支持板７１の下端面より突出しないように下ランナー５５を配設することにより、前方側から下ランナー５５が露出しないため、使用者の目線の高さに近く、比較的目に付き易いセンターミラー７０の下端部の見栄えを悪くしない。一方、上ランナー５０ａ，５０ｂは、上方に突出するが、使用者の視線より十分上方であるため目立ちにくくなっている。
センター支持板７１は全てが一直線上にない三点でミラーキャビネット３０に支持されるため、センター支持板７１はがたつくことなく安定して移動することができる。
【００５５】
（３）まとめ：
以上説明したように、本発明にかかる洗面化粧台においては、センターミラーとサイドミラーが隣接するセンター収納棚の閉状態において、ランナーの走行軸は停止部の最後方位置に係合する。閉状態からセンターミラーを幅方向にスライドさせてセンター収納棚を開放させる際には、ランナーの走行軸は停止部の最後方位置から同停止部の直線部を前方に向かって進行することとなる。このとき、センターミラーの端部は隣接するサイドミラーの端部に接近することがないため、これらが互いに干渉することはない。従って、センターミラーとサイドミラーとの間隔を狭くすることが可能となるため、センターミラーとサイドミラーとの一体性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる洗面化粧台の斜視図
【図２】本発明にかかるミラーキャビネットの斜視図
【図３】本発明にかかる洗面化粧台の斜視図
【図４】本発明にかかる洗面化粧台の斜視図
【図５】本発明にかかる上レールの上面図
【図６】本発明にかかるセンターミラーの背面図
【図７】本発明にかかる上ランナーの側面図
【図８】本発明にかかる下ランナーの側面図
【図９】本発明にかかる洗面化粧台を左側方から見た断面図
【図１０】本発明にかかる洗面化粧台を左側方から見た断面図
【図１１】本発明にかかるランナーおよびセンターミラーの動作を示す模式図
【図１２】本発明にかかるランナーおよびセンターミラーの動作を示す模式図
【符号の説明】
１０…洗面化粧台
１１…ベースキャビネット
３０…ミラーキャビネット
４０…上レール
４１…下レール
４３…ネジ
５０ａ，５０ｂ…上ランナー
５２…付け部
５３…アーム部
５４，５９…ナット
５５…下ランナー
５６…走行軸
６０…左サイドミラー
６１…左支持板
６５…左収納棚
７０…センターミラー
７１…センター支持板
７５…センター収納棚
８０…右サイドミラー
８１…右支持板
８５…右収納棚
９０…中間棚[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bathroom vanity, and more particularly to a bathroom vanity in which a storage unit such as a storage shelf is provided on the back of a center mirror.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as this type of vanity, a vanity mirror having a hinge at the end in the width direction is known (for example, see Patent Document 1).
With this configuration, the storage shelf can be opened to the front side by rotating and opening the wash mirror with the hinge at the end in the width direction of the wash mirror.
Moreover, a door device in which a door slides in the width direction is known as an opening mechanism for a storage shelf (see, for example, Patent Document 2).
[Patent Document 1]
JP 2002-320521 A
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-41787
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the former vanity, the free end when the vanity mirror is rotated and opened passes through the front side of the user. It is difficult to increase the size, and it has been difficult to apply the structure of the rotational opening to a relatively large mirror such as a center mirror. Further, since the structure is cantilever-supported by a hinge when it is pivotally opened, there is a problem that it is difficult to apply to a large-sized center mirror that is heavy.
[0004]
In the latter door device, the door plate is moved obliquely forward, and thereafter it can slide in the width direction without interfering with the adjacent door plate. However, since the door plate moves obliquely forward from the adjacent state, the door plate approaches the adjacent door plate in the width direction while shifting in the front-rear direction from the adjacent door plate. Therefore, at this time, the door plate easily interferes with the adjacent door plate, and it is necessary to widen the interval between the adjacent door plates in order to avoid this interference. When this door device is applied to a bathroom vanity, it is necessary to widen the interval between adjacent bathroom mirrors that serve as door plates, and thus there is a problem that the integrity of a plurality of adjacent bathroom mirrors is impaired.
The present invention has been made in view of the above problems, and can be opened and closed without difficulty even when applied to a large center mirror, and a vanity that can narrow the gap between the mirror adjacent to the center mirror. For the purpose of provision.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 includes a mirror cabinet erected substantially vertically, and a substantially rectangular plate-shaped center mirror disposed adjacently in the width direction on the front side of the mirror cabinet. In the bathroom vanity comprising a right side mirror and a left side mirror, and a storage unit that opens the front side in the mirror cabinet and is closed and covered by the center mirror from the front side.
The center mirror is slidably supported by the mirror cabinet by a runner provided on the back side of the center mirror and a rail with which the runner is slidably engaged.
The rail includes a linear slide portion whose scanning direction of the runner is the width direction of the center mirror, and a stop portion for stopping and positioning the runner at a stop position where the storage portion is closed. The stop portion is connected to the slide portion at the front end, and extends substantially rearward from the bent portion of the substantially V-shaped portion, and a bent portion on the rear side. It is comprised by a linear part, and it is set as the structure which the said accommodating part will be in a closed state when the said runner engages in the rearmost position of the same linear part.
[0006]
In the invention of claim 1 configured as described above, a substantially rectangular plate-shaped center mirror, a right side mirror, and a left side mirror are adjacent to each other in the width direction on the front side of the mirror cabinet that is erected substantially vertically. The storage section is formed on the back side of the center mirror of the mirror cabinet and the front side is open. That is, although the storage unit is open on the front side, it is located on the back side of the center mirror, so that the front side is covered with the center mirror and closed.
[0007]
The center mirror is connected and supported to the mirror cabinet by the runner provided on the back side of the center mirror and the rail. Since the runner is slidably engaged with the rail, the center mirror is movable with respect to the mirror cabinet. Since the rail is provided with a linear slide portion that allows the runner to scan in the width direction, the center mirror can slide linearly in the width direction.
[0008]
In order to stop the positioning of the center mirror so that the storage portion is closed, that is, the center mirror, the right side mirror, and the left side mirror are adjacent to each other in the width direction, the rail has the runner A stop portion is provided to stop positioning. The said stop part is comprised by the substantially V-shaped part which distribute | arranges a bending part to the back side, and the linear part extended back from the bending part of the substantially V-shaped part. The substantially V-shaped part is connected to the slide part at the front end of the substantially V-shaped part. And when the said accommodating part will be in a closed state, the said runner will engage in the rearmost position of the said linear part. Therefore, the runner travels in a direction having a gradient with respect to the width direction of the center mirror between the front end of the substantially V-shaped portion and the bent portion. Then, since the center mirror advances in a direction different from the width direction of the center mirror, the user can easily recognize that the runner is close to the stop position. When moving from the slide portion to the straight portion, the change in the traveling direction is not abrupt, and the transition can be made smoothly.
[0009]
Further, when the runner is caused to scan the slide portion from the position where the storage portion is closed, the runner advances forward through the straight portion. At this time, since the center mirror also travels forward, it can be shifted in the front-rear direction without approaching the adjacent right side mirror and the left side mirror in the width direction. Therefore, it is possible to prevent the center mirror, the right side mirror, and the left side mirror from interfering with each other even if the interval between the adjacent side in the width direction is narrow.
[0010]
In the invention according to claim 2, the center mirror, the right side mirror, and the left side mirror are all the same in height at the upper and lower end surfaces, and the depth positions on the front side are all the same. Each of the left side mirrors has a width approximately half that of the center mirror, and a pair of left and right upper runners are disposed at substantially both end positions in the width direction at the upper rear end of the center mirror. One lower runner is arranged in the center of the width direction of the mirror cabinet, and the mirror cabinet is provided with the stop portions corresponding to the upper runner and the lower runner, respectively, and the front end of the stop portion. The upper and lower runners are arranged in parallel with each other, and the upper runner is connected to the arm portion and a substantially vertical flat surface. It has a substantially U-shape that opens downward in a side view, which is composed of an attachment portion and a substantially cylindrical traveling shaft, and is joined to the back of the center mirror at the attachment portion on the front side, When the runner scans the slide part at the lower end of the traveling shaft on the side, the attachment part of the upper runner passes through the front of the right side mirror and the left side mirror. The upper mirror part of the runner passes above the upper end surfaces of the right side mirror and the left side mirror, so that the center mirror has the right end surface of the center mirror as the right end surface of the right side mirror. It can slide to the right in the width direction until it approximately matches, and it can slide to the left in the width direction until the left end surface of the center mirror approximately matches the left end surface of the left side mirror. It is constituted.
[0011]
In the invention of claim 2 configured as described above, when the storage portion is in a closed state, all the upper end surfaces of the center mirror, the right side mirror, and the left side mirror have the same height, and the front side is all Since they are located on the same plane, the center mirror, the right side mirror, and the left side mirror can be formed into a unified shape. Three runners are arranged on the back side of the center mirror, two of which are arranged at both ends in the width direction of the upper end of the center mirror. On the other hand, another runner is disposed at the center in the width direction at the lower back of the center mirror. The mirror cabinet is provided with the rail that can be engaged with the two runners provided on the upper side. Since the two runners engage with the upper rail, two stop portions for stopping them so that the storage portion is closed are also connected. The lower rail that can be engaged with the lower runner is also provided in the mirror cabinet, and one stop portion is connected to the lower runner. The slide portion of the upper rail and the slide portion of the lower rail are parallel to each other. Therefore, the runner on the upper side and the runner on the lower side can move while keeping the distance in the height direction constant. Since the center mirror is supported by the mirror cabinet by the three runners that are not all in a straight line, the center mirror is less likely to rattle and can move stably. Further, since the minimum number of runners is sufficient, the attaching / detaching operation of the center mirror is not complicated.
[0012]
The upper runner is formed in a substantially U-shape that opens downward in a side view, and is joined to the back surface of the center mirror at the substantially vertical flat mounting portion that constitutes the front portion. The substantially cylindrical traveling shaft constituting the rear portion engages with the rail at the lower end. The runner is substantially U-shaped by the arm portion connecting the attachment portion and the travel shaft at a predetermined distance in the front-rear direction at the upper portion of the attachment portion and the travel shaft. . That is, the center mirror can be supported in a suspended state on the front side with respect to the mirror cabinet. When the runner scans the slide portion, the attachment portion of the upper runner passes through the front of the right side mirror and the left side mirror, so the center mirror in front of the attachment portion is the right side mirror. There is no interference with the mirror and the left side mirror. The arm part of the upper runner passes above the upper end surfaces of the right side mirror and the left side mirror, so that the runner of the center mirror does not interfere with the right side mirror and the left side mirror. .
[0013]
The center mirror can slide to the right in the width direction until the right end surface of the center mirror substantially matches the right end surface of the right side mirror. Since the width of the right side mirror is substantially half that of the center mirror, the movement from the time when the storage portion is closed until the right end surface of the center mirror substantially coincides with the right end surface of the right side mirror. The distance is approximately half the width of the center mirror. That is, at this time, the left end of the center mirror is positioned at the approximate center in the width direction of the storage portion, and the left half of the storage portion in the width direction can be opened to the front side. On the contrary, when the left end surface of the center mirror is substantially coincident with the left end surface of the left side mirror, the right half in the width direction of the storage portion can be opened to the front side. Therefore, it is possible to open the left and right halves, and it is possible to put in and out the stored items throughout. Further, since the center mirror does not move outward from the right side mirror and the left side mirror, it is not necessary to consider the amount of movement of the center mirror when installing the vanity according to the present invention.
[0014]
On the other hand, the lower runner disposed substantially in the center in the width direction of the center mirror, when the center mirror moves in the width direction approximately half the width of the center mirror, or the left end of the right side mirror or the It will be located just at the right end of the left side mirror. Therefore, the lower runner does not interfere with the right side mirror and the left side mirror when moving in this range.
[0015]
Further, the invention according to claim 3 is configured such that the lower runner does not protrude from the lower end of the center mirror.
In the invention of claim 3 configured as described above, since the lower runner is disposed so as not to protrude from the lower end of the center mirror, the runner and the rail are high in the user's line of sight. Therefore, it is possible to improve the appearance without protruding from the lower end of the center mirror which is relatively easy to see. Further, when the center mirror moves and the lower runner is positioned at the left end of the right side mirror or the right end of the left side mirror, the lower runner is connected to the left end face of the right side mirror or the above It contacts the right end surface of the left side mirror. That is, the lower runner can function as a stopper that regulates the slidable range in the width direction of the center mirror.
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the distance between the center mirror, the right side mirror, and the left side mirror adjacent to each other in the width direction can be reduced, and the entire mirror surface is highly integrated. A vanity can be provided.
According to the second aspect of the present invention, the stored items can be taken in and out of the entire storage section, and the attaching operation of the center mirror can be simplified.
According to the invention concerning Claim 3, a good-looking vanity can be provided.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(1) Center mirror operation:
(2) Center mirror mounting structure:
(3) Summary:
[0018]
(1) Center mirror operation:
FIG. 1 shows a vanity according to the present invention as seen from an oblique direction. In the figure, the vanity 10 is mainly composed of a base cabinet 11 and a mirror cabinet 30. The base cabinet 11 is grounded at the bottom, and a pair of left and right wash bowls 12a and 12b are provided on the counter on the top. Drawers 11a, 11b, 11c, 11d, and 11e are provided on the front side of the base cabinet 11. By grasping the handles provided in the drawers and pulling them forward, it is possible to slide forward and put in and out the stored items. Yes. Faucets 13a and 13b are provided at the back of the wash bowls 12a and 12b, which are counters on the upper surface of the base cabinet 11, and supply water and hot water.
[0019]
Further, a mirror cabinet 30 is erected vertically behind the faucets 13a and 13b. On the front surface of the mirror cabinet 30, a left side mirror 60, a center mirror 70, and a right side mirror 80 are held vertically upright in order from the left. The left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80 are formed in a rectangular plate shape, and the left and right end surfaces are oriented vertically while the upper end surface and the lower end surface are oriented horizontally. The left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80 are held adjacent to each other in the width direction, and all the positions in the depth direction on the front side are made to coincide with each other. ing. A portion below the left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80 of the mirror cabinet 30 is provided with an intermediate shelf 90 formed with a small thickness, and the intermediate shelf 90 includes four sheets provided in front. The sliding doors 90a, 90b, 90c, 90d are opened and closed. The upper end surfaces of the left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80 are substantially the same height as the top plate of the mirror cabinet 30, and the lower end surface is substantially the same height as the upper end of the intermediate shelf 90. An illumination unit 14 and an upper shelf 15 are provided above the mirror cabinet 30.
[0020]
FIG. 2 shows the mirror cabinet 30 with the left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80 removed, as viewed obliquely. In the figure, the mirror cabinet 30 has a predetermined thickness. On the back side of each of the left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80, a left storage shelf 65 and a center storage shelf 75 as storage units are provided. A right storage shelf 85 is formed. In the left storage shelf 65, the center storage shelf 75, and the right storage shelf 85, the top plate 30a of the mirror cabinet 30 is a common top plate, and the horizontal plane 30b of the mirror cabinet 30 is a common bottom plate. Further, the top plate 30a and the horizontal surface 30b are formed in the same length in the width direction and the depth direction, and the front end surfaces of the left storage shelf 65, the center storage shelf 75, and the right storage shelf 85 are all oriented in the vertical direction. Yes.
[0021]
A fixed piece of a pair of upper and lower hinges 65a and 65b is attached to the right end portion of the left storage shelf 65 with its axis in the vertical direction. Then, by joining the rotating pieces of the hinges 65a and 65b to the right end of the left side mirror 60, the left side mirror 60 can be rotated inward to open and close. Similarly, the right side mirror 80 is also coupled to the mirror cabinet 30 so as to be pivotable inward by a pair of upper and lower hinges 85a and 85b. Therefore, if both the left side mirror 60 and the right side mirror 80 are opened inward, the left side mirror 60, the center mirror 70, and the right side mirror 80 face inward, so that it can be used as a three-sided mirror. Yes. The width of the center mirror 70 is formed approximately twice the width of the left side mirror 60 and the right side mirror 80. Similarly, the width of the center storage shelf 75 is approximately twice the width of the left storage shelf 65 and the right storage shelf 85.
[0022]
FIG. 3 shows a state in which the center mirror 70 is slid in the right direction as seen from an oblique direction. In the figure, the center mirror 70 slides in the right direction so that the right end surface of the center mirror 70 is substantially coincident with the right end surface of the right side mirror 80. At this time, the left end surface of the center mirror 70 is located at the approximate center in the width direction of the center storage shelf 75. Accordingly, the left side in the width direction of the center storage shelf 75 is in an open state in which it is opened forward. Further, since the center mirror 70 slides to the right while being pulled forward and larger than the thickness of the center mirror 70 and the right side mirror, the center mirror 70 is located on the front side of the right side mirror and does not interfere with each other.
[0023]
FIG. 4 shows a state in which the center mirror 70 is slid leftward as viewed from an oblique direction. In the figure, the center mirror 70 is slid leftward so that the left end surface of the center mirror 70 is substantially coincident with the left end surface of the left side mirror 80. Accordingly, similarly, the right side in the width direction of the center storage shelf 75 is opened forward. Further, since the center mirror 70 slides to the left while being pulled forward and larger than the thickness of the center mirror 70 and the left side mirror, the center mirror 70 is located on the front side of the left side mirror and does not interfere with each other.
[0024]
With such a configuration, the stored items can be taken in and out over the entire center storage shelf 75. That is, when the center mirror 70 is slid rightward, the left half of the center storage shelf 75 can be opened, and when the center mirror 70 is slid leftward, the right half of the center storage shelf 75 is opened. Therefore, the entire center storage shelf 75 can be opened. Further, since it is not necessary for the center mirror 70 to slide to the outside in the width direction of the mirror cabinet 30, a space is secured on the side of the vanity 10 in consideration of the sliding amount of the center mirror 70 when installing. There is no need to keep it.
[0025]
(2) Center mirror mounting structure:
In FIG. 2, an upper rail 40 is disposed on the top plate 30 a of the mirror cabinet 30, and the horizontal plane 30 b of the mirror cabinet 30 corresponding to the bottom surfaces of the left storage shelf 65, the center storage shelf 75, and the right storage shelf 85. A lower rail 41 is disposed below. The upper rail 40 is provided with a slide portion 40 a formed in a straight line, and is oriented in the width direction of the center mirror 70. The front side surface of the slide portion 40a is located slightly behind the front end surface of the top plate 30a.
[0026]
On the inside of the center storage shelf 75 in the width direction on the top plate 30a, approximately Y-shaped stop portions 40b and 40c having the same shape on the left and right sides are disposed on the inner side by a predetermined amount. The stop portions 40b and 40c are connected to the slide portion 40a at the front ends of the stop portions 40b and 40c, respectively. FIG. 5 shows the stop 40b as viewed from above. In the same figure, the stop part 40b is comprised by the substantially V-shaped part 40b1 and the linear part 40b2 extended further back from the bending part of the substantially V-shaped part 40b1. The bending angle of the substantially V-shaped portion 40b1 is 60 degrees, and a roller bearing 40b3 is provided inside the bending portion. The roller bearing 40b3 is rotatable in the horizontal direction about the vertical axis.
[0027]
Moreover, the cross section of the upper rail 40 is shown in the same figure. In the cross-sectional view, the upper rail 40 is formed of a bottom surface and two side surfaces, and has a bowl shape that is a substantially U-shaped cross section. Moreover, the upper rail 40 is opened upward by joining the bottom face to the top plate 30a. A pair of convex portions 40d1 and 40d2 are formed by extending the side surfaces inward at a predetermined height from the bottom surface of the upper rail 40, and only the portion where the convex portions 40d1 and 40d2 face each other A narrow portion 40d3 having a narrower width than the portion is formed. The roller bearing 40b3 also has a wide diameter portion corresponding to the convex portions 40d1 and 40d2. Moreover, the inner direction front-end | tip of convex part 40d1, 40d2 is formed wide in the downward direction. A mounting surface 40b4 is formed in a flat shape in the stop portion 40b by extending the bottom surface of the collar portion outward, and the mounting surface 40b4 is fixed to the mirror cabinet 30 by bolts 42a and 42b. On the other hand, the slide portion 40a is fixed by screws with screws 43a and 43b on the bottom surface of the collar portion.
[0028]
On the other hand, in FIG. 2, the lower rail 41 includes a slide portion 41a and a stop portion 41b. The slide portion 41a is formed to have the same length as the width direction of the center storage shelf 75, and the width direction left end of the center storage shelf 75 and the left end of the slide portion 41a are aligned, It is disposed at a position where the right ends of the slide portions 41a coincide. The stop portion 41 b is disposed at the center in the width direction of the center storage shelf 75. The stop portion 41b is the same as the stop portions 40b and 40c of the upper rail 40, the slide portion 41a of the lower rail 41 is only different in length from the slide portion 40a of the upper rail 40, and the other shapes are the same. ing. However, since the arrangement direction is upside down, it has a bowl shape that opens downward.
[0029]
The front side surface of the slide portion 41a of the lower rail 41 is also located slightly behind the front end surface of the horizontal surface 30b. Accordingly, the slide portion 41a of the lower rail 41 matches the position of the slide portion 40a of the upper rail 40 in the depth direction. Further, since the top plate 30a and the horizontal surface 30b are both horizontal, the slide portion 41a of the lower rail 41 and the slide portion 40a of the upper rail 40 are parallel to each other.
[0030]
FIG. 6 shows the back of the center mirror 70 as viewed. In the figure, a rectangular plate-shaped center support plate 71 having a predetermined thickness is provided on the back side of the center mirror 70, and the center support plate 71 holds the center mirror 70 on the front side while the back side. Are joined to two upper runners 50a, 50b and one lower runner 55. The upper runners 50a and 50b are disposed at a position a predetermined amount from the left and right ends of the upper end surface of the center support plate 71, and the upper portion protrudes upward from the upper end surface. On the other hand, the lower runner 55 is disposed at a position approximately in the center of the back surface of the center support plate 71 in the width direction and at a predetermined amount so as not to protrude from the lower end surface of the center support plate 71.
[0031]
Here, the disposition positions of the stop portions 40b, 40c, and 41b correspond to the disposition positions of the upper runners 50a and 50b and the lower runner 55. That is, in the closed state of the center storage shelf 75 according to the present invention, the travel axes of the upper runners 50a and 50b and the lower runner 55, which will be described in detail later, are located at the rearmost positions of the straight portions of the stop portions 40b, 40c, and 41b. The position is engaged. In the closed state of the center storage shelf 75, the center mirror 70 is adjacent to the right side mirror 80 and the left side mirror 60 in the width direction, and the depth position on the front side is the same.
[0032]
FIG. 7 shows the upper runner 50 as viewed from the side. The upper runners 50a and 50b are the same on the left and right. In the drawing, the upper runner 50 is formed in a substantially U shape in a side view, and the opening is oriented vertically downward. That is, in the upper runner 50a, the traveling shaft 51 and the attachment portion 52 are opposed to each other in parallel with a predetermined interval, and the arm portion 53 is joined while being orthogonal thereto. The attachment portion 52 has a flat plate shape, and is screwed and fixed by screwing holes 52a1 to 52a3 while being in contact with the center support plate 71. Therefore, the arm portion 53 is perpendicular to the center support plate 71, and the traveling shaft 51 is substantially parallel to the center support plate 71. An engagement portion 51 a for engaging with the upper rail 40 is provided at one end in the axial direction of the substantially cylindrical traveling shaft 51, and one end on the side opposite to the engagement portion 51 a is provided on the arm portion 53. It is fixed by a nut 54 from the outside while penetrating the through hole 53a1 outward.
[0033]
Further, the traveling shaft 51 has a vertical axial direction, and the engaging portion 51a is oriented downward. A cylindrical tip 51a1 having a predetermined height in the axial direction is formed at the tip in the axial direction of the engaging portion 51a. Further, an annular bearing 51a2 is provided adjacent to the inner side in the axial direction of the tip 51a1, and the inner diameter of the annular bearing 51a2 is perpendicular to the traveling shaft 51 by being loosely inserted by the shaft of the engaging portion 51a. It is held so as to be rotatable in the horizontal direction.
[0034]
FIG. 8 shows the lower runner 55 as viewed from the side. In the same figure, the lower runner 55 is formed in a substantially U shape in a side view in which the upper runners 50a and 50b are turned upside down, and the opening is oriented vertically upward. The engaging portion 56a of the traveling shaft 56 of the lower runner 55 is oriented upward. The traveling shaft 56 is joined and fixed to the arm portion 57b by tightening the nut 59 from below. A soft buffer cover 58a2 is attached so as to cover the arm portion 58.
[0035]
FIG. 9 shows a cross section of the mirror cabinet 30 viewed from the left side when the center storage shelf 75 is closed. In the drawing, the engaging portion 51a of the upper runner 50a is engaged with the upper rail 40 at the rearmost position of the linear portion 40b2 of the stopping portion 40b of the upper rail 40. Since the length of the arm portion 53 in the depth direction is formed substantially equal to the length of the stop portion 40b in the depth direction, the attachment portion 52 is close to the front surface of the mirror cabinet 30 at this time. Since the upper runner 50 a protrudes upward from the upper end surface of the center mirror 70, the arm portion 53 is positioned higher than the upper end surface of the center mirror 70. Although not shown, the upper runner 50b has the same mode as the upper runner 50a.
[0036]
On the other hand, the lower runner 55 is engaged with the lower rail 41 at the rearmost position of the linear portion 40b2 of the stop portion 41b of the lower rail 41. Since the center mirror 70 and the center support plate 71 protrude downward in the height direction to the upper part of the intermediate shelf 90, the lower runner 55 engaged with the lower rail 41 provided on the horizontal plane 30b The center support plate 71 is disposed above the lower end surface by a predetermined amount. In the state of this figure, the positions of the front surface of the center support plate 71, the front surface of the right support plate 81, and the front surface of the left support plate 61 are aligned in the depth direction. Although not shown, the upper runner 50b is engaged with the stop portion 40c.
[0037]
FIG. 10 shows a cross section of the mirror cabinet 30 as viewed from the left side when the center storage shelf 75 is opened. In the figure, the upper runners 50 a and 50 b scan the slide part 40 a of the upper rail 40, and the lower runner 55 scans the slide part 41 a of the lower rail 41. At this time, the upper runners 50a and 50b, the lower runner 55, the center support plate 71, and the center mirror 70 are positioned forward from the closed state shown in FIG. That is, the stop portions 40b, 40c, 41b are moved forward by the length in the depth direction.
[0038]
Looking at the cross section of the upper rail 40 in this state, the engaging portion 51a with the tip oriented vertically downward until the annular bearing 51a2 contacts the upper surface of the convex portions 40d1 and 40d2 of the upper rail 40 that opens upward. I have entered. Although the tip 51a1 enters deeper than the narrow portion 40d3, the tip of the tip 51a1 does not reach the bottom surface, and a gap is formed. In this gap, the head of a screw 43a for fixing the upper rail 40 to the top plate 30a of the mirror cabinet 30 protrudes upward without interfering with the tip 51a1.
[0039]
That is, the convex portions 40d1 and 40d2 of the upper rail 40 are formed at a position higher from the bottom surface than the height of the distal end portion 51a1 of the engaging portion 51a. On the other hand, the width of the narrow width portion 40d3 is larger than the diameter of the tip portion 51a1, smaller than the outer diameter of the annular bearing 51a2, and the flange width other than the narrow width portion 40d3 is larger than the outer diameter of the annular bearing 51a2. Similarly, the other runners 50b and 55 have their engaging portions engaged with the other stop portions 40b and 41b.
[0040]
With this configuration, the center support plate 71 and the center mirror 70 can be supported on the mirror cabinet 30 in a suspended state. A load is applied to the center support plate 71 due to the weights of the center support plate 71 and the center mirror 70, but the convex portions 40d1 and 40d2 come into contact with each other to support the annular bearing 51a2 upward. You can counter it. Further, since the annular bearing 51a2 is rotatable, the frictional resistance is reduced, and the traveling shaft 51 can smoothly move in the upper rail 40. Further, the tip 51a1 does not come into contact and generate frictional resistance.
[0041]
On the other hand, the lower runner 55 is engaged with the lower rail 41 by causing the engaging portion 56a to enter from below. Although the lower runner 55 and the lower rail 41 are engaged with each other at a portion where the lower runner 55 and the lower rail 41 are engaged, the load of the center support plate 71 and the center mirror 70 is not resisted. Therefore, the posture of the center mirror 70 is stabilized. That is, the center mirror 70 can be slid and moved vertically upright. Since the center support plate 71 sandwiches the mirror cabinet 30 from above and below, the center support plate 71 is not detached forward. Of course, the frictional resistance between the lower runner 55 and the lower rail 41 is also reduced by the action of the annular bearing 56a2.
[0042]
Further, since the traveling shaft 56 of the lower runner 55 is joined to the arm portion 57b by a nut 59 screwed from below, it can be easily attached and detached. Therefore, the center support plate 71 can be easily attached to and detached from the mirror cabinet 30. That is, the travel axis of the lower runner 55 is removed from the arm portion, and the upper runners 50a and 50b are engaged with the upper rail 40 to be suspended, and then the travel axis of the lower runner 55 is attached to the arm portion. . At this time, the nut 59 may be screwed from the outside of the lower runner 55, that is, the lower side, and the tightening operation is easy. Moreover, since there is only one lower runner, the screwing operation is only required once. On the other hand, when removing the center support plate 71, an operation opposite to the above operation may be performed.
[0043]
When the upper rail 40 and the lower rail 41 are joined to the mirror cabinet 30, screws can be fixed inside the rail. That is, by using the shape of the rail and the engaging portion as described above, the head portion of the screw 43a does not hinder the running of the engaging portion even if the screw is fixed inside the rail. If screws can be fixed inside the rail, a through hole may be formed on the bottom surface, and there is no need to provide a mounting portion or the like by extending the rail to the side. Moreover, since it can fix to the convex part 40d1 and 40d2 to which a load is applied at the nearest position, the possibility that the rail is bent and the traveling track becomes unstable is low.
[0044]
Here, the process from the closed state in FIG. 9 to the open state in FIG. 10 is schematically shown in a top view in FIG. In the figure, it is assumed that an external force for pulling the center support plate 71 forward right is given, and the trajectories of the traveling shaft 51 and the end portions of the center support plate 71 are indicated by arrows. In the state of FIG. 9 indicated by a solid line in the figure, the back surface of the center support plate 71 is close to the mirror cabinet 30, and the front surface of the center mirror 70 is aligned with the right side mirror 80 in the depth direction. Further, the right end portion of the center support plate 71 is provided with a taper of 60 degrees that becomes wider toward the front, and is adjacent to the right support plate 81 of the right side mirror 80 in the width direction with a slight gap.
[0045]
From this state, the traveling shaft 51 travels forward through the straight portion 40b2. Next, the traveling shaft 51 enters the right side portion of the substantially V-shaped portion 40b1 when the roller bearing 40b3 rotates clockwise while contacting the roller bearing 40b3. Then, the traveling shaft 51 and the end portions of the center support plate 71 travel forward 60 degrees obliquely. Furthermore, when it advances to the front end of the right side of the substantially V-shaped part 40b1, it advances through the slide part 40a connected at the front end, and the trajectory of the traveling shaft 51 and the center support plate 71 is the center mirror 70. It becomes the width direction. As the travel shaft 51 moves, the center support plate 71 also travels forward 60 degrees obliquely and further travels in the width direction.
[0046]
In the above operation, since the center support plate 71 has moved forward from the thickness of the center support plate 71 and the right support plate 81, the center support plate 71 and the right support plate 81, which have the same position in the depth direction at the beginning, However, the positional relationship is shifted back and forth. As described above, when the center support plate 71 and the right support plate 81 are shifted back and forth, the center support plate 71 does not interfere with the right support plate 81 even if the center support plate 71 slides in the width direction. Therefore, the center support plate 71 can slide in the width direction. That is, the center support plate 71 is formed so that the length in the depth direction of the substantially V-shaped portion 40b1 and the straight portion 40b2 is larger than the center support plate 71, the right support plate 81, and the left support plate 61. And it becomes possible to slide in the width direction without interfering with the left support plate 61.
[0047]
On the other hand, when the traveling shaft 51 travels to the back of the right support plate 81, the upper runner 50a overlaps with the right support plate 81. However, as shown in FIG. Since they pass sufficiently above the right support plate 81, they do not interfere with each other. In the state shown in FIG. 9, the center support plate 71 moves rightward from the closed state shown in FIG.
[0048]
The track of the right end portion of the center support plate 71 is adjacent to the right support plate 81 with a slight gap in the closed state, but when the traveling shaft 51 advances forward through the straight portion 40b2, the end portion has a width toward the back. Since it is narrow, the distance between the end surface of the center support plate 71 and the end portion of the right support plate 81 is widened. Thereafter, the right side portion of the substantially V-shaped portion 40b1 advances forward 60 degrees obliquely, but since the taper angle of the end portion of the center support plate 71 is 60 degrees, the end surface of the center support plate 71 and the right support portion are supported. The distance from the end of the plate 81 is not narrowed. Therefore, in the above operation, the center support plate 71 can be moved without causing the end surface of the center support plate 71 and the end portion of the right support plate 81 to interfere with each other.
[0049]
That is, by providing the substantially V-shaped portion 40b1 and the linear portion 40b2 extending from the bent portion of the substantially V-shaped portion 40b1, the gap between adjacent mirrors can be reduced. The sense of unity as a mirror surface can be improved. When the traveling shaft 51 moves from the straight portion 40b2 to the substantially V-shaped portion 40b1, the roller bearing 40b3 rotates, so that it can be smoothly branched in either direction.
[0050]
On the other hand, when the traveling shaft 51 is moved from the slide portion 40a through the substantially V-shaped portion 40b1 to the straight portion 40b2, the center storage shelf 75 is closed from the open state where the left side of the center storage shelf 75 opens the front side. In the state, if the center support plate 71 is slid leftward, the traveling direction is naturally changed diagonally backward by the action of the annular bearing 51a2. Moreover, since it can recognize simultaneously that the advancing direction has changed, the user can recognize that the stop position is close. Therefore, it is possible to push the center support plate 71 straight straight toward the rear while reducing the slide speed.
[0051]
The operation for moving the center support plate 71 to the right side has been described above as an example, but the operation for moving the center support plate 71 to the left side is a symmetrical operation with the above-described operation. Moreover, although the operation | movement of the stop part 40b and the upper runner 50a of the upper rail 40 was illustrated and demonstrated, the operation | movement of the other upper runner 50b and the stop part 40c which are not shown in figure, and the operation | movement of the lower runner 55 and the stop part 41b are completely the same. It is.
[0052]
However, since the lower runner 55 is disposed substantially at the center in the width direction of the center support plate 71, the other upper runners 50a and 50b are different from each other in the relationship between the right support plate 81 and the left support plate 61. The relationship will be described below.
FIG. 12 schematically shows the positional relationship between each runner and the right side mirror 80 and the left side mirror 60 when the center mirror 70 moves. In the figure, when the upper runner 50a moves from the closed stop position indicated by a broken line until the center mirror 70 moves until the right end surface of the center mirror 70 substantially coincides with the right end surface of the right side mirror 80, the upper runner 50a. Has moved to the vicinity of the right end of the right side mirror 80 without interfering with the upper end of the right side mirror 80 as described above. On the other hand, the lower runner 55 is in contact with the left side surface of the right side mirror 80.
[0053]
Further, when the center mirror 70 moves until the left end face of the center mirror 70 substantially coincides with the left end face of the left side mirror 60, the upper runner 50b has moved to the vicinity of the left end of the right side mirror 60. On the other hand, the lower runner 55 is in contact with the right side surface of the left side mirror 60. That is, since the lower runner 55 is disposed at the substantially center in the width direction of the center support plate 71, the lower runner 55 does not interfere with the right side mirror 80 and the left side mirror 60 within the range in which the center mirror 70 can slide. Furthermore, since it contacts the right side mirror 80 and the left side mirror 60 at the maximum slide position, it can function as a stopper. In particular, in this embodiment, the lower runner 55 is provided with a buffer cover 58 to reduce the impact.
[0054]
In order to bring the lower runner 55 into contact with the right side mirror 80 and the left side mirror 60, it is necessary to dispose the lower runner 55 at a position higher than the lower end surfaces of the right side mirror 80 and the left side mirror 60. In the present embodiment, the lower runner 55 is disposed at a position higher by a predetermined amount so as not to protrude from the lower end surface of the center support plate 71 having the same height as the lower end surfaces of the right side mirror 80 and the left side mirror 60. The contact is possible. Furthermore, since the lower runner 55 is not exposed from the front side by disposing the lower runner 55 so as not to protrude from the lower end surface of the center support plate 71 in this way, it is close to the height of the user's line of sight. The appearance of the lower end portion of the center mirror 70 that is easily noticeable is not deteriorated. On the other hand, the upper runners 50a and 50b protrude upward, but are not easily noticeable because they are sufficiently above the line of sight of the user.
Since the center support plate 71 is supported by the mirror cabinet 30 at three points that are not all on a straight line, the center support plate 71 can move stably without rattling.
[0055]
(3) Summary:
As described above, in the vanity table according to the present invention, the running shaft of the runner engages with the rearmost position of the stop portion in the closed state of the center storage shelf where the center mirror and the side mirror are adjacent. When the center mirror is slid in the width direction from the closed state to open the center storage shelf, the runner's traveling shaft advances from the rearmost position of the stop portion toward the front of the straight portion of the stop portion. . At this time, since the end portions of the center mirror do not approach the end portions of the adjacent side mirrors, they do not interfere with each other. Accordingly, the distance between the center mirror and the side mirror can be narrowed, so that the integrity between the center mirror and the side mirror can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a vanity according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a mirror cabinet according to the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a vanity according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view of a vanity according to the present invention.
FIG. 5 is a top view of an upper rail according to the present invention.
FIG. 6 is a rear view of the center mirror according to the present invention.
FIG. 7 is a side view of the upper runner according to the present invention.
FIG. 8 is a side view of the lower runner according to the present invention.
FIG. 9 is a sectional view of the vanity according to the present invention as viewed from the left side.
FIG. 10 is a sectional view of the vanity according to the present invention as viewed from the left side.
FIG. 11 is a schematic diagram showing the operation of the runner and the center mirror according to the present invention.
FIG. 12 is a schematic diagram showing the operation of the runner and center mirror according to the present invention.
[Explanation of symbols]
10 ... Vanity
11 ... Base cabinet
30 ... Mirror cabinet
40 ... Upper rail
41 ... Lower rail
43 ... Screw
50a, 50b ... Upper runner
52 ... Appendix
53 ... Arm part
54, 59 ... nut
55 ... Lower Runner
56 ... travel axis
60 ... Left side mirror
61 ... Left support plate
65 ... Left storage shelf
70 ... Center mirror
71 ... Center support plate
75 ... Center storage shelf
80 ... Right side mirror
81 ... Right support plate
85 ... Right storage shelf
90 ... intermediate shelf

Claims

略鉛直に立設されるミラーキャビネットと、上記ミラーキャビネットの前面側において幅方向に隣接させて配設される略矩形板状のセンターミラーと右サイドミラーおよび左サイドミラーと、上記ミラーキャビネットにおいて前面側が開放するとともに、上記センターミラーに前面側から覆い隠され閉状態となる収納部とを具備する洗面化粧台において、
上記センターミラーは、同センターミラーの背面側に備えられるランナーと、上記ランナーが走査可能に係合するレールとにより、スライド可能に上記ミラーキャビネットに支持されるとともに、
上記レールは、上記ランナーの走査方向が上記センターミラーの幅方向となる直線状のスライド部と、上記収納部が閉状態となる停止位置にて上記ランナーを位置決め停止させるための停止部を具備し、
上記停止部は、前方端部にて上記スライド部と接続しつつ、後方側に屈曲部を配する略Ｖ字状部と、同略Ｖ字状部の屈曲部から後方に延設された直線部とで構成され、同直線部の最後方位置にて上記ランナーが係合するとき上記収納部が閉状態となることを特徴とする洗面化粧台。A mirror cabinet standing substantially vertically, a substantially rectangular plate-shaped center mirror, a right side mirror and a left side mirror disposed adjacent to each other in the width direction on the front side of the mirror cabinet, and a front surface in the mirror cabinet In the bathroom vanity comprising a side opening and a storage section that is covered with the center mirror from the front side and is closed.
The center mirror is slidably supported by the mirror cabinet by a runner provided on the back side of the center mirror and a rail with which the runner is slidably engaged.
The rail includes a linear slide portion whose scanning direction of the runner is the width direction of the center mirror, and a stop portion for stopping and positioning the runner at a stop position where the storage portion is closed. ,
The stop portion is connected to the slide portion at the front end, and has a substantially V-shaped portion with a bent portion on the rear side, and a straight line extending rearward from the bent portion of the substantially V-shaped portion. And the storage part is closed when the runner is engaged at the rearmost position of the straight line part.

上記センターミラーと上記右サイドミラーと上記左サイドミラーは、全て上下端面の高さが等しく、前面側の奥行き位置が全て一致し、上記右サイドミラーと上記左サイドミラーは、ともに上記センターミラーの略半分の幅を有するとともに、
上記センターミラーの背面上端における幅方向の略両端位置に左右一対の上側の上記ランナーを配設しつつ上記センターミラーの背面下部の幅方向中央に下側の上記ランナーを一個配設し、
上記ミラーキャビネットには、上側の上記ランナーおよび下側の上記ランナーに対応させて上記停止部がそれぞれ設けられ、同停止部の前方端部にて同停止部とそれぞれ接続する上記スライド部を上下並行させて配設し、
上側の上記ランナーは、アーム部と、略鉛直平面状の取り付け部と、略円柱状の走行軸とから構成される側面視で下方に開口する略コの字状となっており、前面側の上記取り付け部にて上記センターミラーの背面に接合し、後方側の上記走行軸の下端にて上記レールに係合し、
上記ランナーが上記スライド部を走査するとき、上側の上記ランナーの上記取り付け部は上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの前方を通過し、上側の上記ランナーの上記アーム部は上記右サイドミラーと上記左サイドミラーの上端面の上方を通過することにより、
上記センターミラーは、同センターミラーの右端面を上記右サイドミラーの右端面と概略一致させるまで幅方向右側にスライド可能であり、同センターミラーの左端面を上記左サイドミラーの左端面と概略一致させるまで幅方向左側にスライド可能であることを特徴とする請求項１に記載の洗面化粧台。The center mirror, the right side mirror, and the left side mirror are all the same in height at the upper and lower end surfaces, and the depth positions on the front side are all the same, and the right side mirror and the left side mirror are both of the center mirror. Having about half the width,
While arranging a pair of left and right upper runners at substantially both end positions in the width direction at the upper rear end of the center mirror, one lower runner is disposed at the center in the width direction of the lower back of the center mirror,
The mirror cabinet is provided with the stop portions corresponding to the runner on the upper side and the runner on the lower side, and the slide portions connected to the stop portions at the front end of the stop portion are vertically parallel. Arranged,
The upper runner has a substantially U-shape that opens downward in a side view including an arm portion, a substantially vertical flat mounting portion, and a substantially cylindrical traveling shaft. Join the back of the center mirror at the mounting portion, engage the rail at the lower end of the traveling shaft on the rear side,
When the runner scans the slide part, the attachment part of the upper runner passes through the front of the right side mirror and the left side mirror, and the arm part of the upper runner is the right side mirror and the above By passing over the upper end surface of the left side mirror,
The center mirror can slide to the right in the width direction until the right end surface of the center mirror substantially matches the right end surface of the right side mirror, and the left end surface of the center mirror approximately matches the left end surface of the left side mirror. 2. The vanity according to claim 1, wherein the vanity can be slid to the left in the width direction until it is moved.

下側の上記ランナーは上記センターミラーの下端から突出しないように配設することを特徴とする請求項２に記載の洗面化粧台。The vanity according to claim 2, wherein the lower runner is disposed so as not to protrude from a lower end of the center mirror.