JP4177586B2 - 細径配管接続用コネクタ - Google Patents

細径配管接続用コネクタ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車、各種機械、装置、その他に給油、給気の供給路として配設される管径、40mm程度以下の比較的細径からなる金属製又は樹脂製の配管を接続するための細径配管接続用コネクタに係るもので、コネクタ本体と配管との接続が良好に行われているか否かの確認を明確に行うものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、細径配管接続用のコネクタとして、本出願人の提案した特開平1−224593号公報記載の発明の如きタイプの製品が多く使用されている。この従来製品のコネクタ本体は、配管の挿入部内に一対のテーパー状の係合爪を接続配置している。そして、コネクタ本体の挿入部内に配管を挿入し、係合爪の先端面を配管の環状膨出部の背面に係合する事により、コネクタ本体と配管とを接続している。
【0003】
そして、上記コネクタ本体と配管との接続が良好に行われているか否かの確認を行うため、コネクタ本体の外周に、U字型の接続確認部材を装着している。この接続確認部材は、U字の両先端内周に係合突起を設けており、コネクタ本体への配管の未接続状態では、接続確認部材を人手で容易には取り外せないものとなっている。
【0004】
そして、コネクタ本体の挿入部に配管を挿入し、係合爪の先端面を配管の環状膨出部に係合して、コネクタ本体と配管との接続が良好に行われると、コネクタ本体外周に装着した接続確認部材を、人手で容易に引き抜く事ができる。しかし、コネクタ本体と配管との接続が不完全な場合は、接続確認部材をコネクタ本体から容易には引き抜く事ができない。従って、この接続確認部材の引き抜きができるか否かで、作業者は配管とコネクタ本体との接続の良・不良を確認する事ができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来品の接続確認部材は、自動車の組み付けラインで配管の接続確認を行った後、コネクタ本体から引き抜いた接続確認部材を回収する手間が掛かり、作業効率に影響を及ぼすとともに、車体内に落下し、装置の故障や雑音の発生等の不具合を生じる事もあった。また、使用済みの接続確認部材は、品質上リサイクルには不適であるため、破棄するしかなく、コスト高となるとともに環境保護上の問題があった。また、接続確認部材は、前述の如く、簡単には外せないものであるが、コネクタ本体の運搬・保管時等に、強い衝撃を受けると、接続確認部材はコネクタ本体からの脱落や破損を生じる事があり、接続確認作業ができなくなる虞もあった。また、本従来例の接続確認部材は、配管とコネクタ本体との接続確認を行うのみで、配管の抜け防止効果はなかった。
【0006】
この配管の抜け防止効果を有するものとして、特開平11−6591号公報記載の従来発明では、樹脂被膜を施した金属製配管の先端付近2ヶ所に環状膨出部を設けている。そして、第1従来例と同様に、配管をコネクタ本体に挿入し、配管の先端側の第1環状膨出部の背面に、コネクタ本体の係合爪の先端面を係合して、配管とコネクタ本体とを接続していた。
【0007】
この配管の接続完了後に、コネクタ本体と配管との接続部分に、側面から断面U字型の接続確認部材を装着し、接続確認及び抜け防止を可能としていた。この接続確認部材は、軸方向の両側に、コネクタ本体外周及び配管外周に各々配置する係合凹面を設けて、一対の壁面を形成している。そして、接続確認部材を、配管及びコネクタ本体の接続部分の側面から軸芯方向に押圧して、一方の壁面をコネクタ本体のフランジに係合し、他方の壁面を、配管の第2環状膨出部の背面に係合する事により、接続確認部材を固定する。
【0008】
そして、コネクタ本体と配管との接続が確実に行われていれば、接続確認部材の一対の壁面間の寸法と、コネクタ本体のフランジと配管の第2環状膨出部間の寸法が同一で、接続確認部材を何ら支障なく装着できる。しかし、コネクタ本体と配管との接続が不完全であると、接続確認部材の他方の壁面が第2環状膨出部に突き当たるため、接続確認部材を装着する事ができない。従って、第2従来例でも、接続確認部材の装着が可能か否かで、コネクタ本体と配管の接続良・不良を確認可能であった。
【0009】
更に、第2従来例では、コネクタ本体に接続した配管に、何等かの抜け力が作用すると、第2環状膨出部の背面がクリップ部材の他方の壁面内周に突き当たり、配管の抜けが防止される。従って、第2従来例のクリップ部材は、接続確認機能だけでなく、配管の抜け防止機能も有していた。勿論、コネクタ本体の係合爪と配管の第1環状膨出部との係合によっても、配管の抜けが防止されるので、配管の抜け防止効果が高い製品が得られていた。
【0010】
しかしながら、環状膨出部は、製造の際に樹脂被膜等がダメージを受ける場合があり、第2従来例では、2つの環状膨出部を設けているので、ダメージを受ける確率が高い。特に、コネクタ本体内部に挿入される第1環状膨出部に比べて、第2環状膨出部は接続確認部材の外部に露出しているので、外気の影響を受け易く、防錆上の問題が生じる可能性があった。更に、配管に環状膨出部を2つ設けたり、コネクタ本体のフランジと配管の第2環状膨出部との距離に対応して接続確認部材を形成する事は、厳密な寸法合わせや高度な製作技術が必要であり、コスト高となっていた。
【0011】
本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、コネクタ本体と配管の接続状態の適否を目視により明確に確認可能であり、かつコネクタ本体からの配管の抜けを防止可能な細径配管接続用コネクタを得る事を目的とするものである。また、このようなコネクタを、単純な構造で廉価に提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の如き課題を解決するため、先端側に軟弾性チューブを連結する連結筒を設け、環状膨出部を設けた配管の挿入部を後端側に設けるとともに先端から後端まで連通したコネクタ本体と、前記配管の環状膨出部を先端面に係合するとともにコネクタ本体の挿入部内に配置した係合爪と、この係合爪の両側に臨ませて形成した挿入窓を介して挿入部内に挿入した状態で配管の両側に配置されるとともに環状膨出部の外径よりも小さな間隔で設けたコ字型の接続確認部材とから成るものである。
【0013】
また、コネクタ本体の挿入部の外周には、コネクタ本体の挿入窓と連通する挿入口を設けたキャップ部材を装着し、このキャップ部材の挿入口に、接続確認部材を挿入可能としても良い。
【0014】
また、キャップ部材の挿入口は、接続確認部材の先端により破断可能な脆弱部によって被覆し、この脆弱部の破断により開口可能としても良い。
【0015】
また、接続確認部材は、一対の挿入壁を、コネクタ本体の後端部から係合爪の先端に至る長さとし、該後端部から挿入部内に挿入して係合爪を外方に変形させ、配管の環状膨出部への係合爪の係合を解除可能としても良い。
【0016】
また、接続確認部材は、キャップ部材又はコネクタ本体に接続体を介して湾曲可能に接続しても良い。
【0017】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、細径配管接続用コネクタと配管とを接続するには、コネクタ本体の後端の開口部から、挿入部内に配管の先端を挿入する。この挿入により、挿入部内に配置した係合爪の内面に、配管外周の環状膨出部が突き当たるが、この環状膨出部が係合爪を内面側から外方に押圧して変形させるので、挿入経路が拡開し、配管の挿入を円滑に続行できる。そして、挿入部内への配管の挿入が完了し、環状膨出部が係合爪の先端面側に移動すると、外方に弾性変形していた係合爪が軸芯方向に復元し、先端面を環状膨出部の背面に係合する。この係合により、コネクタ本体の挿入部内に配管が固定され、抜け方向への移動が阻止されて、コネクタ本体と配管の接続が完了する。
【0018】
次に、このコネクタ本体と配管の接続状態で、係合爪の両側に臨ませて形成した挿入窓を介して、挿入部内に接続確認部材を挿入し、接続確認を行う。もし、コネクタ本体と配管の接続が良好に行われていれば、接続確認部材を何ら支障なく挿入部内に挿入し、接続確認部材を配管の両側に配置する事ができる。しかし、係合爪と環状膨出部との係合が不完全で、コネクタ本体と配管とが接続不良を生じていれば、環状膨出部の外形よりも小さな間隔で設けた接続確認部材が、環状膨出部に突き当たり、挿入部内への接続確認部材の挿入が阻止される。このように、コネクタ本体の挿入部内への接続確認部材の挿入が可能か否かで、コネクタ本体と配管との接続良・不良を明確に目視する事ができ、信頼性の高い接続確認が行える。
【0019】
また、本発明の接続確認部材は、接続確認機能だけでなく、配管の抜け防止機能も有している。即ち、配管に何等かの引き抜き力が加えられた場合には、配管の環状膨出部が係合爪の先端面に突き当たり、抜けを防止するものであるが、本発明では更に、環状膨出部が接続確認部材にも突き当たるので、より高い配管の抜け防止効果が得られるものである。
【0020】
また、コネクタ本体は、運搬時や保管時に、接続確認部材挿入用の挿入窓や、配管挿入用の開口部から、挿入部内に塵埃やゴミが侵入する可能性がある。すると、配管の接続の際に、塵埃やゴミが係合爪と環状膨出部及び配管との接触部に侵入し、配管の樹脂被膜等の表面処理層を摩耗させ、防錆効果を低下させる事があった。更には、コネクタ本体内周面にシールリング部材等を配置した場合、これらと配管との間に塵埃やゴミが介在して、シール性を阻害する虞もあった。また、コネクタ本体に侵入した塵埃やゴミが、配管接続後に内部を流れる流体によって下流側配管部品に移動して、閉塞やカジリによる機能障害を起こす事も考えられる。このような不具合を防止するため、コネクタ本体は、挿入部の外周に、挿入窓や開口部を被覆可能なキャップ部材を装着しても良い。
【0021】
このキャップ部材は、コネクタ本体の挿入窓と連通する挿入口を設ければ、キャップ部材を装着した状態で、挿入口を介して挿入窓に接続確認部材を挿入して、接続確認を行う事ができる。また、キャップ部材を取り外す必要がなく、配管の接続後も引き続きキャップ部材を装着して使用する事ができ、コネクタ本体内への塵埃やゴミの侵入を防ぐ事ができる。
【0022】
また、確認部材を挿入する挿入口は、キャップ部材に予め開口しておけば、製造が容易で接続確認部材の挿入作業も簡単に行う事ができる。また、挿入口は、予め開口するのではなく、接続確認部材の先端により破断可能な脆弱部によって被覆し、この脆弱部の破断により挿入口を開口可能としても良い。このような構造では、脆弱部の製作の手間や、接続確認部材による脆弱部の破断の手間があるが、コネクタ本体の未使用時は、挿入口が開口していないので、キャップ部材の防塵効果が高く、運搬・保管時のコネクタ本体への塵埃やゴミの侵入を確実に防止する事ができる。
【0023】
また、コネクタ本体から配管を離脱するには、接続確認部材をコネクタ本体から取り出した後、コネクタ本体の開口部を介して適宜のリリース部材を挿入部内に挿入する。そして、このリリース部材を、係合爪と配管との間に挿入して係合爪を外方に変形させ、環状膨出部と係合爪との係合を解除する事により、コネクタ本体から配管を抜き出すものである。このリリース部材としての機能を接続確認部材に持たせて形成しても良く、それにはコネクタ本体の後端部から係合爪の先端に至る長さで一対の挿入壁を形成する。この挿入壁を、該後端部から挿入部内に挿入して係合爪を外方に変形し、配管の環状膨出部への係合爪の係合を解除可能とする。このような構造とすれば、接続確認部材は、配管の接続確認及び配管の抜け防止だけでなく、更に配管のリリース部材としての使用が可能な機能的な製品となる。
【0024】
また、接続確認部材は、単体で形成しても良いが、キャップ部材又はコネクタ本体に接続体により湾曲可能に接続すれば、運搬時の接続確認部材の紛失等を防ぐ事ができるし、接続確認部材の装着も手軽に行える。また、配管の使用中に、振動その他で接続確認部材が挿入窓から離脱しても、車体内等に不用意に落下する事がなく、部品の紛失を防ぎ、装置の故障等の原因となる事がない。
【0025】
【実施例】
本発明の一実施例を、図1〜図9に於いて詳細に説明すれば、(1)はコネクタ本体で、先端付近に環状膨出部(2)を設けた金属製、硬質樹脂製等の配管(3)を接続可能としている。この配管(3)の環状膨出部(2)は、コネクタ本体(1)への挿入側をテーパー壁(4)とし、背面側の壁面を垂直壁(5)としている。また、コネクタ本体(1)は、先端側に軟弾性チューブ(6)を連結する連結筒(7)を設け、この連結筒(7)内に流体の流通路(8)を設けている。更に、コネクタ本体(1)の後端側には、連結筒(7)よりも径大で配管(3)を接続可能な挿入部(10)を、前記流通路(8)と連通可能に形成している。
【0026】
また、挿入部(10)は、配管(3)の先端を挿入係合する径小部(11)と、環状膨出部(2)を配置可能な径大部(12)とで構成している。そして、径小部(11)には、ゴム、樹脂等で形成したシールリング部材(14)と筒状のブッシュ部材(15)とを内装し、コネクタ本体(1)の流通路(8)と配管(3)内部とのシール性を高めている。また、径大部(12)には、外周に2個の開口窓(16)を対向して設け、各開口窓(16)の後端側から挿入部(10)の内部方向に、係合爪(17)をテーパー状に突出形成している。この係合爪(17)は、外方に弾性変形可能で、挿入部(10)内に配置した先端面(18)に、配管(3)の環状膨出部(2)の垂直壁(5)を係合可能としている。
【0027】
また、径大部(12)は、一対の係合爪(17)の両側に臨ませて、軸方向に挿入窓(20)を開口し、この挿入窓(20)を介して挿入部(10)内に、配管(3)の接続良・不良を確認するための接続確認部材(21)を挿入可能としている。本実施例では、接続確認部材(21)は、図1に示す如く、挿入窓(20)を介して挿入部(10)内に挿入し配管(3)の両側に配置可能な一対の挿入壁(22)と、この一対の挿入壁(22)の後端を連結する連結壁(23)とでコ字型に構成している。また、一対の挿入壁(22)は、環状膨出部(2)の外径よりも径小であるが配管(3)の両側に配置可能な間隔で設け、一方の係合爪(17)側の挿入窓(20)から挿入部(10)内に挿入し、先端を他方の係合爪(17)側の挿入窓(20)に係合可能な形成長さとし、挿入部(10)内での挿入壁(22)の配置安定性と衝撃に対する強度を高めている。また、連結壁(23)は、図1に示す如く、一端部をテーパー状に切り欠いて、ドライバーなどの差込部(19)を設け、コネクタ本体(1)からの接続確認部材(21)の取り外しを容易としている。
【0028】
また、本実施例では、コネクタ本体(1)に防塵用のキャップ部材(26)を装着している。このキャップ部材(26)は、透明又は半透明な合成樹脂等で形成し、コネクタ本体(1)の挿入部(10)外周を被覆する円筒部(24)と、配管(3)を挿入する開口部(13)を被覆する底部(25)とから成り、開口部(13)、挿入窓(20)、開口窓(16)等から、挿入部(10)内に塵埃やゴミが侵入するのを防止可能としている。そして、円筒部(24)には、コネクタ本体(1)の一方の挿入窓(20)と連通する挿入口(27)を設け、この挿入口(27)を介して、挿入壁(22)を挿入窓(20)及び挿入部(10)内に挿入可能としている。
【0029】
また、本実施例では、挿入口(27)は予め開口するのではなく、図1、図6、図7に示す如く、挿入口(27)形成予定部を肉薄に形成して一対の脆弱部(28)を設け、この脆弱部(28)を一対の挿入壁(22)の先端にて破断する事により挿入口(27)を開口可能としている。従って、コネクタ本体(1)の運搬・保管時は、挿入口(27)からの塵埃・ゴミの侵入の心配がないものとなる。また、挿入口(27)への挿入壁(22)の挿入を容易とするために、円筒部(24)には、図1に示す如く、両側の脆弱部(28)に臨ませてコ字型のガイド壁(30)を配置している。このガイド壁(30)を設ける事により、コネクタ本体(1)への装着後は、接続確認部材(21)を衝撃から保護して脱落を防ぐ効果も得られる。本実施例では更に、ガイド壁(30)の脆弱部(28)側の内面に、図7に示す如く、係合凹溝(31)を設け、この係合凹溝(31)に、挿入壁(22)の係合突条(32)を係合可能とし、コネクタ本体(1)と接続確認部材(21)との分離を防いでいる。
【0030】
また、キャップ部材(26)の底部(25)は、配管(3)を挿入可能とするが、底部(25)に、中心から放射状に複数の切れ目を入れておけば、配管(3)の非挿入時は、底部(25)が開口せず、塵埃・ゴミの侵入を防ぐ事ができる。そして、配管(3)の挿入時は、放射状の切れ目を押し広げる事により底部(25)が開口し、キャップ部材(26)を取り外す事なく、コネクタ本体(1)の挿入部(10)内に配管(3)を挿入可能となる。
【0031】
そして、本実施例では、前記キャップ部材(26)と接続確認部材(21)を、湾曲可能な接続体(36)を介して接続し、接続確認部材(21)の紛失や車体内等への落下を防ぐとともに、組み立て部品の点数を少なくしている。
【0032】
上述の如く形成したコネクタ本体(1)と配管(3)とを接続するには、キャップ部材(26)の装着状態で、まず配管(3)を、コネクタ本体(1)の開口部(13)を介して挿入部(10)内に挿入する。この挿入により、配管(3)の環状膨出部(2)が係合爪(17)に突き当たるが、挿入作業の続行により、環状膨出部(2)が係合爪(17)内面を通過しながら係合爪(17)を外方に弾性変形させるので、挿入経路が拡開し、環状膨出部(2)を係合爪(17)の先端面(18)側に移動させる事ができる。
【0033】
このように環状膨出部(2)が係合爪(17)の先端面(18)側に移動すると、配管(3)の先端が径小部(11)内に挿入され、シールリング部材(14)が配管(3)外周に密着して、良好なシール性が保たれる。また、径大部(12)では、外方に弾性変形していた係合爪(17)が軸心方向に復元し、図5に示す如く、環状膨出部(2)の垂直壁(5)に係合爪(17)の先端面(18)が係合する。この係合により、配管(3)が挿入部(10)内に固定され、コネクタ本体(1)と配管(3)との接続が完了する。
【0034】
次に、接続確認部材(21)により、コネクタ本体(1)と配管(3)の接続状態の良・不良を確認する。この接続確認は、キャップ部材(26)の装着状態で行う事ができ、接続確認部材(21)の挿入壁(22)の先端で、キャップ部材(26)の脆弱部(28)を破断して挿入口(27)を開口する。そして、この挿入口(27)と、コネクタ本体(1)の一方の係合爪(17)両側に臨ませて形成した挿入窓(20)を介して、挿入部(10)内に挿入壁(22)を挿入する。
【0035】
この挿入の際、コネクタ本体(1)と配管(3)の接続が良好に行われていれば、図2〜図4に示す如く、接続確認部材(21)は何ら支障なく挿入部(10)内に挿入され、挿入壁(22)の端面を環状膨出部(2)の垂直壁(5)に臨ませて、配管(3)の両側に配置する事ができる。また、本実施例では、挿入壁(22)を、一方の挿入窓(20)から挿入し、先端を他方の挿入窓(20)に係合するので、挿入壁(22)の傾斜やがたつきを防いで、安定性が高まるとともに、衝撃に対する強度にも優れたものとなる。そして、挿入壁(22)の挿入が完了すると、図4に示す如く、キャップ部材(26)のガイド壁(30)に凹設した係合凹溝(31)に、挿入壁(22)の係合突条(32)が係合して、接続確認部材(21)が固定されるとともに、接続確認部材(21)の端面に環状膨出部(2)の垂直壁(5)が突き当たるので、配管(3)使用時の接続確認部材(21)の不用意な脱落を防ぐ事ができる。
【0036】
ところが、コネクタ本体(1)と配管(3)とが接続不良を生じている場合は、環状膨出部(2)の外形よりも小さな間隔で設けた挿入壁(22)が、図8、図9に示す如く、環状膨出部(2)に突き当たるので、挿入部(10)内への挿入が不可能となる。従って、作業者は、接続確認部材(21)の挿入が可能か否かで、コネクタ本体(1)と配管(3)との接続良、不良を明確に目視する事ができ、信頼性の高い接続確認が可能となる。また、キャップ部材(26)を取り外す必要がないから、接続確認作業も容易であるし、コネクタ本体(1)と配管(3)との接続後の防塵性も良好に保たれるものとなる。この防塵効果により、環状膨出部(2)と係合爪(17)の接触部や、シールリング部材(14)及びブッシュ部材(15)と配管(3)との接触部、及び配管(3)を流動する流体内に防塵・ゴミが侵入しにくいものとなり、配管(3)の摩耗やシール性の低下を良好に防止して、配管(3)内の円滑な流体の流動が可能となる。
【0037】
また、本発明の接続確認部材(21)は、接続確認を行うだけでなく、配管(3)の抜けを防止する事ができる。即ち、配管(3)に引き抜き力が加えられると、環状膨出部(2)の垂直壁(5)が係合爪(17)の先端面(18)に突き当たって抜けを阻止されるだけでなく、更に、環状膨出部(2)の垂直壁(5)が接続確認部材(21)の挿入壁(22)の端面に突き当たる。従って、配管(3)の抜けが二重に防止され、優れた配管(3)の接続構造がえられるものとなる。
【0038】
以下、他の異なる実施例について説明する。まず、上記第1実施例では、コネクタ本体(1)に挿入窓(20)を対向して二対設け、一方の挿入窓(20)から挿入部(10)に挿入壁(22)を挿入し、この挿入壁(22)の先端を他方の挿入窓(20)に係合している。これに対して、図10、図11に示す第2実施例では、挿入壁(22)を第1実施例のほぼ半分の形成長さとし、挿入壁(22)を挿入する挿入窓(20)も一対のみ設けている。
【0039】
また、第1実施例では、接続確認部材(21)は、図5〜図7に示す如く、接続確認前には、挿入壁(22)を挿入部(10)に挿入する事はないが、第2実施例の接続確認部材(21)では、挿入壁(22)の先端を、挿入口(27)及び挿入窓(20)を介して、図11に示す如く、挿入部(10)内に予め挿入している。また、第2実施例でも、挿入壁(22)の係合突条(32)を、キャップ部材(26)のガイド壁(30)に設けた係合凹溝(31)に係合可能としているが、接続確認前は、係合突条(32)と係合凹溝(31)とを係合せず、挿入壁(22)が自在に上下動可能となるようにしている。
【0040】
上記第2実施例のコネクタ本体(1)に、配管(3)を挿入すると、図11に示す如く、挿入部(10)内に配置した挿入壁(22)に、環状膨出部(2)のテーパー壁(4)が突き当たる。しかし、挿入壁(22)は短尺で、自在に上下動可能なので、環状膨出部(2)のテーパー壁(4)に挿入壁(22)が外方に押圧移動され、挿入壁(22)に邪魔される事なく、配管(3)を挿入部(10)に挿入し、環状膨出部(2)の垂直壁(5)に係合爪(17)の先端面(18)を係合させる事ができる。
【0041】
そして、配管(3)の接続が完了したら、接続確認を行うが、接続確認部材(21)を予め挿入部(10)内に仮挿入しているから、作業者は連結壁(23)を軸芯方向に押圧して、係合突条(32)と係合凹部(31)とを係合させるだけで作業が完了する。第2実施例の場合も、コネクタ本体(1)と配管(3)との接続が良好に行われていれば、接続確認部材(21)は、配管(3)の環状膨出部(2)を設けていない部分の両側に配置され、装着が何ら支障なく行えるが、接続不良を生じていれば、接続確認部材(21)は環状膨出部(2)に突き当たり、装着が行えないから、作業者はコネクタ本体(1)と配管(3)との接続不良を容易に確認できる。
【0042】
このように、第2実施例に於いても、信頼性の高い接続確認が可能であるし、第1実施例に比べて、接続確認部材(21)の材料や挿入窓(20)の形成の手間を省いて、低コストな製品が得られる。また、第1実施例の挿入壁(22)に比べて強度は劣るものの、第2実施例に於いても、配管(3)に抜け力が作用した場合には、環状膨出部(2)が挿入壁(22)に突き当たるので、配管(3)の抜け防止効果も有するものとなる。
【0043】
また、キャップ部材(26)に設ける挿入口(27)は、第1実施例の如く、脆弱部(28)を設ける方式でも良いが、製造時に開口形成しても良く、コネクタ本体(1)の製造や接続確認作業が容易となる。また、挿入壁(22)を予め挿入部(10)内に挿入しているので、挿入口(27)からの塵埃・ゴミの侵入も防げる。
【0044】
また、上記第1、第2実施例では、使用する接続確認部材(21)は一個のみであるが、第3実施例では、図12、図13に示す如く、接続確認部材(21)を2個設けている。そして、各々の接続確認部材(21)を、キャップ部材(26)及びコネクタ本体(1)に、対向して設けた開口部(13)と挿入窓(20)の一方及び他方から、挿入部(10)内に挿入可能としている。また、第3実施例でも、第2実施例と同様に、2個の接続確認部材(21)を予め挿入部(10)内に挿入している。そして、各接続確認部材(21)は、コネクタ本体(1)外周に装着した接続リング(37)に、接続体(36)として、付勢体(38)を介して連結している。この付勢体(38)は、挿入部(10)内に挿入した接続確認部材(21)を、常に挿入部(10)の内部方向に付勢し、挿入壁(22)の先端を互いに突き当てている。また、一対の付勢体(38)及び接続リング(37)により、コネクタ本体(1)からの2つの接続確認部材(21)の離脱を防いでいる。
【0045】
上記第3実施例に於いて、コネクタ本体(1)の挿入部(10)内に配管(3)を挿入すると、環状膨出部(2)が2つの挿入壁(22)に突き当たるが、挿入を続行すると環状膨出部(2)のテーパー壁(4)により各挿入壁(22)が外方に押圧され、付勢体(38)の付勢力に抗して挿入壁(22)が離脱方向に移動するので、図13に示す如く、何ら支障なく配管(3)の挿入を続行して、挿入壁(22)よりも先端側に環状膨出部(2)を移動させる事ができる。また、コネクタ本体(1)と配管(3)の接続が完了すると、付勢体(38)の復元力により、挿入壁(22)が軸芯方向に復元移動する。
【0046】
そして、コネクタ本体(1)への配管(3)の接続が良好に行われていれば、図12に示す如く、双方の挿入壁(22)が確実に挿入部(10)内に挿入され、互いの先端を再び突き当てる。しかし、配管(3)の接続が不完全であれば、挿入壁(22)が環状膨出部(2)に突き当たり、挿入部(10)から外方に突出した状態となる。従って、作業者は、配管(3)の接続良・不良を、明確に目視する事ができる。また、第1、第2実施例に比べて、接続リング(37)や付勢体(38)の製造の手間やコストはかかるが、コネクタ本体(1)への配管(3)の接続を行うだけで、接続確認作業も行う事ができ、作業者の手間を省く事ができる。また、配管(3)に抜け力が作用した場合には、環状膨出部(2)の垂直壁(5)が2つの挿入壁(22)に突き当たり、その接触面積も多いので、高い抜け防止効果が得られる。
【0047】
また、上記第1〜第3実施例の接続確認部材(21)は、配管(3)の接続確認機能、及び抜け防止機能を有するものであるが、図14〜図16に示す第4実施例では更に、接続確認部材(21)に配管(3)のリリース機能も持たせている。その構造は、接続確認部材(21)の一対の挿入壁(22)を、コネクタ本体(1)の開口部(13)から挿入部(10)内に挿入可能に、挿入壁(22)の外周面を、図15に示す如く、円弧状に形成し、その挿入の際に挿入壁(22)の先端が、図16に示す如く、係合爪(17)の先端面(18)に到達可能な形成長さとする。
【0048】
また、第1〜第3実施例では、挿入壁(22)を連結壁(23)にて連結しているが、第4実施例では、配管(3)の接続状態での挿入を妨げないように、挿入壁(22)を三日月型の連結体(40)にて分離不能に連結している。また、この連結体(40)は、コネクタ本体(1)外周に装着した接続リング(37)に、湾曲可能な接続体(36)にて連結し、この接続体(36)は、長尺な挿入壁(22)を開口部(13)から容易に挿入部(10)内に挿入可能なように、長尺に形成している。尚、接続確認部材(21)は、接続体(36)を介してキャップ部材(26)に接続するものであっても良いが、接続リング(37)を用いる事により、使用目的に応じて接続確認部材(21)を任意の位置に回転させる事ができる。
【0049】
上記第4実施例では、コネクタ本体(1)への配管(3)の非接続時は、第1実施例と同様に、接続確認部材(21)をコネクタ本体(1)に挿入する事はなく、コネクタ本体(1)への配管(3)の接続が完了した後に、挿入作業を行う。また、長尺な挿入壁(22)を挿入可能とするため、キャップ部材(26)及びコネクタ本体(1)には、対向して二対の挿入口(27)及び挿入窓(20)を設けている。そして、コネクタ本体(1)と配管(3)との接続が良好であれば、挿入壁(22)の挿入は何ら支障なく行えるし、接続不良であれば、挿入壁(22)が環状膨出部(2)に突き当たり、挿入ができなくなるので、作業者は明確に接続確認を行う事ができる。また、挿入壁(22)を、二対の挿入口(27)と挿入窓(20)に係合しているので、環状膨出部(2)の突当てに対する接続確認部材(21)の安定性と強度が高く、配管(3)の抜け防止効果にも優れたものとなる。
【0050】
次に、第4実施例の接続確認部材(21)を使用して、コネクタ本体(1)から配管(3)を離脱するには、まず、挿入部(10)内から挿入壁(22)を抜き取る。次に、挿入壁(22)を円周方向に90度回転させて係合爪(17)と平行に配置した後、挿入壁(22)をコネクタ本体(1)の開口部(13)側に移動して、この開口部(13)を介して挿入壁(22)を挿入部(10)内に挿入する。そして、挿入壁(22)を、コネクタ本体(1)の2つの係合爪(17)内面に沿って移動すると、図16に示す如く、係合爪(17)が外方に弾性変形し、係合爪(17)と環状膨出部(2)との係合が解除される。従って、作業者はコネクタ本体(1)から配管(3)を容易に抜き出す事ができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したものであるから、コネクタ本体と配管との接続良・不良の確認を、コネクタ本体への接続確認部材の装着可・不可により明確に目視する事ができ、信頼性の高い接続確認が可能となる。また、接続確認だけでなく、配管の不用意な抜けも防止可能であるから、配管の接続構造の耐久性が向上し、配管内の円滑な流体の流動が可能となる。また、配管に2つの環状膨出部を設ける等の手間を必要とせず、配管の劣化による装置の故障等も防ぐ事ができる。更に、接続確認部材を単純な構造で容易に製造する事ができ、高性能であるだけでなく低コストな細径配管用コネクタを得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のコネクタ本体の分解斜視図。
【図2】コネクタ本体への接続確認部材の挿入状態を示す断面図。
【図3】図2の一部切り欠き平面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】配管の接続が完了し、接続確認部材の未挿入状態の断面図。
【図6】図5の一部切り欠き平面図。
【図7】図5のB−B線断面図。
【図8】配管の接続不良のため、接続確認部材が環状膨出部に突き当たった状態を示す断面図。
【図9】図8のC−C線断面図。
【図10】本発明の第2実施例で、接続確認部材の挿入状態を示す断面図。
【図11】コネクタ本体への配管の挿入過程を示す断面図。
【図12】本発明の第3実施例で、接続確認部材の挿入状態を示す断面図。
【図13】コネクタ本体への配管の挿入過程を示す断面図。
【図14】本発明の第4実施例で、接続確認部材の挿入状態を示す断面図。
【図15】図14の一部切り欠き平面図。
【図16】第4実施例の接続確認部材を配管のリリーサーとして使用した状態の断面図。
【符号の説明】
1 コネクタ本体
2 環状膨出部
3 配管
6 軟弾性チューブ
7 連結筒
10 挿入部
17 係合爪
18 先端面
20 挿入窓
21 接続確認部材
22 挿入壁
26 キャップ部材
27 挿入口
28 脆弱部
36 接続体

Claims (5)

  1. 先端側に軟弾性チューブを連結する連結筒を設け、環状膨出部を設けた配管の挿入部を後端側に設けるとともに先端から後端まで連通したコネクタ本体と、前記配管の環状膨出部を先端面に係合するとともにコネクタ本体の挿入部内に配置した係合爪と、この係合爪の両側に臨ませて形成した挿入窓を介して挿入部内に挿入した状態で配管の両側に配置されるとともに環状膨出部の外径よりも小さな間隔で設けたコ字型の接続確認部材とから成る事を特徴とする細径配管接続用コネクタ。
  2. コネクタ本体の挿入部の外周には、コネクタ本体の挿入窓と連通する挿入口を設けたキャップ部材を装着し、このキャップ部材の挿入口に、接続確認部材を挿入可能とした事を特徴とする請求項1の細径配管接続用コネクタ。
  3. キャップ部材の挿入口は、接続確認部材の先端により破断可能な脆弱部によって被覆し、この脆弱部の破断により開口可能とした事を特徴とする請求項2の細径配管接続用コネクタ。
  4. 接続確認部材は、一対の挿入壁を、コネクタ本体の後端部から係合爪の先端に至る長さとし、該後端部から挿入部内に挿入して係合爪を外方に変形させ、配管の環状膨出部への係合爪の係合を解除可能とした事を特徴とする請求項1の細径配管接続用コネクタ。
  5. 接続確認部材は、キャップ部材又はコネクタ本体に接続体を介して湾曲可能に接続した事を特徴とする請求項1、2、3又は4の細径配管接続用コネクタ。
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