JP4176548B2 - 扉用ロック機構のアッセンブリ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は扉用ロック機構のアッセンブリに関する。さらに詳しくは、ロック状態を確実に維持することができる扉用ロック機構のアッセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建造物や柱にヒンジ結合により開閉自在に取り付けられるドアや門扉などの扉を閉めた状態で、扉が地面や床に対して回転できないようにロック(係止)する機構がある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
かかるロック機構は、たとえば図5〜6に示されるように、扉100の下部に取り付けられるガイド部材101と、地面102に対して垂直方向に摺動自在になるように該ガイド部材101の上下開口部101a、101bに挿通される落し棒103とから構成されている。このロック機構では、握り部104を扉100の手前方向に向けて、地面102に形成される凹部105に差し込み、扉100を回転できないようにロック状態にする。なお、図5において、106は係止突起であり、107は切欠き部であり、108はストッパーである。図6に示す落し棒103のロック状態を解除するには、まず図7〜8に示されるように、握り部104をF1方向に持ち上げて、係止突起106を切欠き部107に通すとともに、ストッパー108をガイド部材101の上開口部101aに突き当たらせる。この状態では、落し棒103が凹部105から引き抜かれているので、つぎに落し棒103を扉100の側面に平行となるようにF2方向(図5参照)に回転させながら、係止突起106をガイド部材101の上開口部101aの上に係止させるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−238189号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のロック機構では、落し棒を上下操作および回転操作をするだけで、扉が閉められた状態の位置に動かないようにロックしたり、かかるロックを解除させることができる。
【0006】
しかしながら、ロック状態を維持させようとしても、前述したようにロック解除が誰でも容易にできるため、ロック機構が、たとえば住宅の扉の裏面に取り付けられる場合、誤って子供が落し棒を操作してロック状態を解除し、勝手に路上に出てしまう惧れがある。また、ロック機構が、たとえば建築現場の扉の表面に取り付けられる場合、子供が落し棒を操作してロック状態を解除し、建築現場に入り込んで遊ぶうちに、建築資材などに触れてケガする惧れがある。または不審者の浸入による建築資材の盗難の惧れもある。
【0007】
本発明は、叙上の事情に鑑み、ロック状態を確実に維持することができる扉用ロック機構のアッセンブリを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の扉用ロック機構のアッセンブリは、L字状の落し棒および該落し棒を挿通させる上下開口部を有し、該落し棒をほぼ垂直方向に摺動自在に案内するガイド部材からなり、前記落し棒が、前記ガイド部材の上開口部に設けられる切欠き部を通過可能であり該落し棒を該上開口部の上面に係止させる係止突起および該係止突起から上方位置に配される少なくとも1つの抜け止め部を有してなる扉用ロック機構と、前記上開口部の切欠き部に挿通されるロック部材とから構成されてなることを特徴する。
【0009】
また、本発明の請求項2記載の扉用ロック機構のアッセンブリは、請求項1記載のガイド部材に代えて、それぞれが前記落し棒を挿通させる上下開口部を有し、該落し棒をほぼ垂直方向に摺動自在に案内する上下一対のガイド部材を有してなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の扉用ロック機構のアッセンブリを説明する。
【0011】
図1〜3に示すように、本発明の一実施の形態にかかわる扉用ロック機構のアッセンブリは、扉用ロック機構Aおよびロック部材Bから構成されている。
【0012】
前記扉用ロック機構Aは、垂直部1と該垂直部1の一端からほぼ直角方向に突出する握り部2とを有するL字状の落し棒3と、たとえば幅狭の金属板の両端部を互いに平行になるように折り曲げた、上下開口部4、5を有するガイド部材6とからなる。前記落し棒3は、ガイド部材6に対して平行に配置され、扉に取り付けられたのちには、地面に対してほぼ垂直方向に摺動自在に案内させるように、前記上下開口部4、5に形成される開口4a、5aに挿通されている。この上開口部4の開口4aには、後述する落し棒3の係止突起9が通過できる程度の大きさの切欠き部7が形成されている。前記ガイド部材6の扉への取付け構造は、本発明において、とくに限定されるものではないが、本実施の形態では、ねじ止め構造にできるように、本体部の上下の位置に所定の個数、たとえば4個の取り付け孔8が設けられている。
【0013】
前記落し棒3には、係止突起9と3個の抜け止め部10とが設けられている。該係止突起9は、地面の凹部に差し込められた落し棒3を持ち上げて切欠き部7を通過させたのち、回転させて前記上開口部4の上面に係止させることにより、扉の閉めた状態、すなわちロック状態を解除し、扉を開状態にさせるために設けられている。こうして扉を開放状態にするために、前記係止突起9の位置は、図1および図3に示されるように、落し棒3を凹部11内に差し込んだ状態における、前記上開口部4の上面から係止突起9の下端までの距離Hが地面Eに形成された凹部11の深さLより長くなるように設定されている。また、前記抜け止め部10は、係止突起9から垂直方向の上方位置に配されており、図2および図4に示されるように、3個の抜け止め部10のうち、たとえば下段の抜け止め部10aと中段の抜け止め部10bとのあいだに配置された前記上開口部4の切欠き部7に挿通されるロック部材Bにより、落し棒3を引き抜こうとしても下段の抜け止め部10aが阻止して、落し棒3の引き抜きを防止するために設けられている。このため、前記下段の抜け止め部10aの位置は、係止突起9から上方位置であれば、とくに限定されるものではなく、前記凹部11の深さにより適宜選定されるが、たとえば落し棒3を凹部11に差し込んだときに、上開口部4より下方にくる位置に設定される。前記係止突起9および抜け止め部10(10a〜10c)は、たとえば金属製垂直部1の一部をプレスにより塑性加工して形成したり、落し棒3に穴を形成し、この穴にピンを嵌め込んだり、または金属製角材を溶着するなどして形成することができる。なお、使用に際し、ロック部材Bにおける金属輪B1を切欠き部7に挿通するのが難しい場合、図2に示されるように、落し棒3を回転させて、切欠き部7の上方および下方に抜け止め部10がない状態で金属輪B1を切欠き部7に挿通すればよい。
【0014】
なお、本実施の形態では、下段の抜け止め部10a以外に中段および上段に2個の抜け止め部10b、10cが設けられているが、これは、たとえば建築現場で凹部11の深さがばらついて深くなった場合でも、扉用ロック機構Aを所定の位置で扉に使用できるようにするためである。このため、本発明においては、抜け止め部は少なくとも1個あればよい。また、前記ロック部材Bとしては、逆U字状の金属輪(施錠用フック)B1を切欠き部7に挿通させて施錠することができるものであれば、どのような形式のものでも用いることができ、本発明において、とくに限定されるものではない。さらに本発明において、前記ガイド部材に代えて、それぞれが前記落し棒を挿通させる上下開口部を有し、該落し棒をほぼ垂直方向に摺動自在に案内する上下一対のガイド部材を用いることもできる。
【0015】
本実施の形態では、図3に示されるように、まず地面Eの凹部11に落し棒3を差し込んだ状態において、上開口部4が下段の抜け止め部10aより上方に配置されるかどうかを考慮しながら、扉用ロック機構Aを扉Dの下部側面の所定の位置にねじ止めする。そして、扉Dを閉めた状態にする場合、握り部2を操作して落し棒3を凹部11に差し込む。そして、前記扉Dを閉めた状態に維持させるには、図2および図4に示されるように、上開口部4の切欠き部7に金属輪B1を挿通させてロック部材Bを取り付ける。これにより、本実施の形態では、落し棒3を引き抜こうとしても、下段の抜け止め部10aが金属輪B1に阻まれて落し棒3の引き抜きができない。したがって、扉のロック状態を確実に維持することができる。
【0016】
一方、扉Dを開状態にする場合、まずロック部材Bを解錠して、当該ロック部材Bの金属輪B1を切欠き部7から引き抜く。ついで握り部2を操作して係止突起9を切欠き部7に通し、ストッパー12が上開口部4の下面に衝突するまで落し棒3を持ち上げて、凹部11から引き抜く。そして、握り部2を回転させて係止突起9を上開口部4の上面に係止させる。
【0017】
なお、本発明は、回転自在の扉に限定されるものではなく、レール上を移動する扉などにも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、扉のロック状態を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかわる扉用ロック機構を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかわる扉用ロック機構のアッセンブリを示す斜視図である。
【図3】図1に示される扉用ロック機構のロック状態を示す正面図である。
【図4】図2に示される扉用ロック機構のアッセンブリの使用例を説明する正面図である。
【図5】従来のロック機構の一例を示す斜視図である。
【図6】図5に示されるロック機構のロック状態を示す正面図である。
【図7】図6に示されるロック機構のロック解除の動作を説明する側面図である。
【図8】図6に示されるロック機構のロック解除の動作を説明する正面図である。
【符号の説明】
A 扉用ロック機構
B ロック部材
1 垂直部
2 握り部
3 落し棒
4 上開口部
4a、5a 開口
5 下開口部
6 ガイド部材
7 切欠き部
8 取り付け孔
9 係止突起
10、10a、
10b、10c 抜け止め部
11 凹部
12 ストッパー

Claims (2)

  1. L字状の落し棒および該落し棒を挿通させる上下開口部を有し、該落し棒をほぼ垂直方向に摺動自在に案内するガイド部材からなり、前記落し棒が、前記ガイド部材の上開口部に設けられる切欠き部を通過可能であり該落し棒を該上開口部の上面に係止させる係止突起および該係止突起から上方位置に配される少なくともつの抜け止め部を有してなる扉用ロック機構と、前記上開口部の切欠き部に挿通されるロック部材とから構成されてなる扉用ロック機構のアッセンブリ。
  2. 請求項1記載のガイド部材に代えて、それぞれが前記落し棒を挿通させる上下開口部を有し、該落し棒をほぼ垂直方向に摺動自在に案内する上下一対のガイド部材を有してなる扉用ロック機構のアッセンブリ。
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