JP4171158B2 - ライト電流の供給方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気記録装置におけるライト電流の供給方法に関する。さらに詳述すると、本発明は、低抗磁力カードに比べ大きなライト電流を必要とする高抗磁力カードに用いる磁気記録装置におけるライト電流の供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カードリーダ等の記録用磁気ヘッドに、書き込み用の電流(以下、本明細書ではライト電流とよぶ)を供給する方法として、例えば、図9から図11に示す回路を用いたものがある。
【0003】
図9に示す回路101は、磁気ヘッドを構成するコイル102と、電力を供給する単一な電圧を備えた電源103と、ライト電流Iwの方向を切り替えるトランジスタ等のスイッチング素子104と、スイッチング素子104をコントロールするゲート105と、定電流源106とにより構成される。この回路101では、定電流源106により設定される一定のライト電流Iwを供給させて、所定の記録情報に応じ、ゲート105により各スイッチング素子104を適宜オン・オフさせ、磁気ヘッドのコイル102に磁界を発生させ磁気カード等の記録媒体に情報を記録する。
【0004】
また、図10に示す回路111では、定電流源106ではなく電流制限抵抗107によりライト電流Iwを設定し、供給するものである。
【0005】
また、図11に示す回路112のように、電流制御抵抗107によりライト電流Iwを設定し、スイッチング素子104を4つ備えて、インバータ回路を構成するものもある。この回路112では、所定の記録情報に応じて、4つのスイッチング素子104をそれぞれ適宜オン・オフさせて、ライト電流Iwを磁気ヘッドのコイル102に供給させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Lo−Coカード即ち低抗磁力カードに比べ大きなライト電流を必要とするHi−Coカード即ち高抗磁力カード対応のカードリーダでは、カードの高抗磁化に伴ない磁気ヘッドのギャップ部へ多大な磁束を発生させる必要があるが、従来のライト電流の供給方法では、以下のような問題がある。
【0007】
まず、多大な磁束を発生させるためコイル102の巻き線数を増やした場合、インダクタンスが大きくなり、ライト電流Iwの立ち上がりが遅くなるという問題がある。これに対し、ライト電流Iwの立ち上がりを速くするために供給する電圧を大きくすると、回路の電力損失が増して回路の発熱や装置の許容消費電力をオーバしたりする問題がある。一方、コイル102の巻き線数を抑えると、多大な磁束を発生させるために多大なライト電流を流す必要が生じ、やはり電力損失が増してしまう問題がある。
【0008】
ここで、図12及び図13に示すように、電源電圧の切り替え手段を用いて、ライト電流Iwを流し始めた一定時間T1だけ電源電圧を高くしてライト電流Iwの立ち上がりを速くするようにし、その後低い電源電圧に切り替えて消費電力を抑えるようにする方法が考えられる。しかしながら、実際には、磁気ヘッド等の生産上のばらつきや特性、または使用環境による温度変化等でインピーダンスが変動するため、この方法では適正に電源電圧の切り替えを行うことは困難である。例えば、図12に示すように、想定したものよりインピーダンスが大きい場合は電源電圧の切り替えのタイミングが早すぎて、低電圧によりライト電流Iwを立ち上げるようになり、立ち上がり時間が長くなってしまう。一方、図13に示すように、想定したものよりインピーダンスが小さいと電源電圧の切り替えのタイミングが遅すぎて、回路に高電圧がかかることになり、回路の電力損失が増す問題や、ノイズが発生する等の問題が生じる。
【0009】
そこで、本発明は、回路の電力損失を抑えて、かつ立ち上がり時間が早く、安定したライト電流の供給方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、低抗磁力カードに比べ大きなライト電流を必要とする高抗磁力カードに用いる磁気記録装置の磁気ヘッドの駆動回路に流れ、記録情報に応じて駆動回路に組み込まれたトランジスタスイッチをオン・オフさせることによる電流の方向の切り替え時に立ち上がりが生じるライト電流の供給方法であって、高抗磁力カードへの書き込み用の電流をライト電流の目標電流値とすると共に、駆動回路に流れるライト電流を定電流回路に流してライト電流が目標電流値に達し始めるときに急激に降下電圧が上昇するようにし、ライト電流とライト電流が目標電流値に達し始めるときに急激に上昇する降下電圧との関係に基づいてライト電流が立ち上がった状態での降下電圧を基準電圧とし、降下電圧が基準電圧よりも高くなったときに駆動回路に電力を供給する電源電圧を切り替えることで、ライト電流の立ち上がり期間のみ高い電源電圧で、立ち上がり期間外では低い電源電圧で磁気ヘッドのコイルにライト電流を供給するようにしている。
【0011】
したがって、ライト電流の立ち上がり期間は高い電源電圧を供給することによりライト電流を迅速に立ち上げ、一方ライト電流の立ち上がりに対応して変化する電流検出回路の電圧を検出し、ライト電流が十分に立ち上がった状態に対応する電流検出回路の電圧を検知することで、最適のタイミングで低い電源電圧に切り替えて、ライト電流の立ち上がり期間外では、ライト電流を設定された目標値に安定させることができる。
【0012】
また、高抗磁力カードへの書き込み用の電流をライト電流の目標電流値とすると共に、ライト電流とライト電流が目標電流値に達し始めるときに急激に上昇する降下電圧との関係に基づいてライト電流が立ち上がった状態での降下電圧を基準電圧とし、降下電圧が基準電圧よりも高くなったときに駆動回路に電力を供給する電源電圧を切り替えるようにしている。
【0013】
したがって、電流制限抵抗等を設けずに所定のライト電流の目標値を設定することで、迅速にライト電流を立ち上げることが可能となり、ライト電流の立ち上がりに対応して変化する定電流回路の降下電圧を検出することで、最適のタイミングでライト電流を供給する電源電圧を切り替えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1に、本発明のライト電流の供給方法を適用した回路を示す。この回路1は、Lo−Coカード即ち低抗磁力カードに比べ大きなライト電流を必要とするHi−Coカード即ち高抗磁力カードに用いる磁気記録装置における書き込み用磁気ヘッドの駆動回路を構成するもので、磁気ヘッドを構成するコイル2と、ライト電流Iwの方向を切り替えるスイッチング素子4と、スイッチング素子4をコントロールするゲート5と、電源電圧の切り替えが可能な電力供給手段6と、電流検出回路7を組み合わせて構成される。そして、電流検出回路7の電圧V1を検出し、ライト電流Iwが立ち上がったことを検知して、そのタイミングで電源電圧を切り替えることで、ライト電流Iwの立ち上がり期間のみ高い電源電圧Vbで、立ち上がり期間外では低い電源電圧Vaでライト電流Iwを供給するようにしている。
【0016】
また、本実施形態の回路1は定電流回路8を電流検出回路7に組み合わせており、電流検出回路7は、定電流回路8の降下電圧V1を検出し、ライト電流Iwが立ち上がったことを検知するようにしている。定電流回路8は、回路1を流れるライト電流Iwが設定された一定値となるように構成されるものであり、図1では省略記号を用いている。以下、本実施形態では、単に定電流源8という。
【0017】
本実施形態での電力供給手段6では、電源電圧として高い電源電圧Vbと低い電源電圧Vaとを備え、高い電源電圧Vbはトランジスタスイッチ9を介してオン・オフ可能に回路1に接続し、低い電源電圧Vaはダイオード10を介して回路1に接続するようにしている。この構成により、トランジスタスイッチ9がオンである場合、回路1には高い電源電圧Vbにより電力が供給され、この間低い電源電圧Vaはダイオード10で仕切られて電力供給を行わない。一方、トランジスタスイッチ9がオフとなると、高い電源電圧Vbによる電力供給が断たれ、低い電源電圧Vaによる電力供給が始まる。
【0018】
ここで、回路1の電力損失を抑えるためには、電源電圧はできるだけ低いものとすることが望ましい。このために、低い電源電圧Vaは、定電流源8によりライト電流Iwが一定の目標電流値I’になった場合に、回路に十分な電力を供給できる程度のできるだけ低い電圧としている。一方、高い電源電圧Vbは、ライト電流Iwを十分早く立ち上げることができる最低限の高い電圧としている。
【0019】
電流検出回路7は、基準電圧V1’とコンパレタ11とで構成され、定電流源8とトランジスタスイッチ9との間に接続される。コンパレタ11は入力される降下電圧V1と基準電圧V1’とを比較して、降下電圧V1が基準電圧V1’より小さい場合はLow信号を出力する。これによりトランジスタスイッチ9がオンとなる。一方、降下電圧V1が基準電圧V1’より大きい場合は、コンパレタ11がHi信号を出力する。これにより、トランジスタスイッチ9がオフとなる。
【0020】
次に、ライト電流Iwの立ち上がりを検知し電源電圧を切り替える方法について説明する。
【0021】
図2に、ライト電流Iwと定電流源8の降下電圧V1との関係を示す。なお、横軸Tは時間軸を示す。
【0022】
ライト電流Iwは、図2(A)に示すように、回路1に所定の電源電圧が供給されると定電流源8により設定される目標電流値I’へ向かって立ち上がる。一方、図2(B)に示すように、定電流源8の降下電圧V1は、ライト電流Iwが目標電流値I’に達するまでは、殆どショート状態即ち降下電圧V1が低い状態となっている。そして、ライト電流Iwが目標電流値I’に達し始めるころから急激に電圧降下が始まり、降下電圧V1が上昇する。やがて、ライト電流Iwが目標電流値I’に達すると、降下電圧V1は目標電流値I’に応じた降下電圧V1”へ収束する。
【0023】
つまり、降下電圧V1が低い期間は、ライト電流Iwの立ち上がり期に相当し、一方、電圧降下が始まって降下電圧V1が低い状態から上昇を始めるときには、ライト電流Iwが十分に立ち上がっている状態と判断できる。したがって、定電流源8の降下電圧V1が変化するタイミングで電源電圧を切り替えることにより、ライト電流Iwの立ち上がり期間は高い電源電圧Vbで、立ち上がり期間後は低い電源電圧Vaで、ライト電流Iwを供給することが可能となる。本実施形態の電流検出回路7の基準電圧V1’は、上記のライト電流Iwと降下電圧V1の関係から、ライト電流Iwが十分に立ち上がった状態での降下電圧V1の値を設定する(図2(B))。
【0024】
上述のように構成された回路1において、本発明のライト電流の供給方法によれば、次のようにして、迅速に安定したライト電流Iwが供給される。
【0025】
まず、回路1に高い電源電圧Vbが供給されて(図6中ステップ1)、これによりライト電流Iwが立ち上がり始める。ライト電流Iwが十分に立ち上がるまでは、定電流源の降下電圧V1は殆どショート状態であり基準電圧V1’よりも低い(ステップ2;No)。これにより、コンパレタ11の出力はLow(ステップ3、ステップ5;Yes)、トランジスタスイッチ9はオンの状態を維持して(ステップ6)、回路1には高い電源電圧Vbにより電力が供給され続ける。この間、低い電源電圧Vaはダイオード10で仕切られて電力供給を行わない。ここで、高い電源電圧Vbは、ライト電流Iwを十分速く立ち上げることができるように設定されたものであるから、ライト電流Iwは迅速に目標値電流値I’に向かって立ち上がっていく。そして、ライト電流Iwが十分に立ち上がってくると、降下電圧V1の電圧降下が急激に始まる。このため、降下電圧V1は基準電圧V1’よりも高くなり(ステップ2;Yes)、この結果コンパレタ11の出力がHiとなり(ステップ4)、トランジスタスイッチ9がオフとなる(ステップ7)。これにより、高い電源電圧Vbによる電力供給が断たれ(ステップ7)、低い電源電圧Vaによる電力供給が始まる(ステップ8)。十分に立ち上がって目標電流値I’に近づいているライト電流Iwは、低い電源電圧Vaによって滑らかに安定して目標電流値I’に達する。
【0026】
図3は、上記のライト電流Iwの立ち上がりの様子を時間軸Tに沿って示したものである。また、図4は高い電源電圧Vbによるライト電流Iwの立ち上がりの様子を、図5は低い電源電圧Vaによるライト電流Iwの立ち上がりの様子を示している。なお、図中T1は電圧の切り替えが行われた時点を示す。
【0027】
このように、ライト電流Iwの立ち上がり期間は高い電源電圧Vbにより、ライト電流Iwの安定期では低い電源電圧Vaにより、ライト電流Iwを供給するようにして、回路の電力損失を抑えて装置の消費電力を低減し、かつ立ち上がりが速く安定したライト電流Iwの供給を可能としている。
【0028】
また、本発明のライト電流Iwの供給方法では、電源電圧の切り替えを固定時間で行うことをせず、上述のように降下電圧V1を検出して、電源電圧の切り替えのタイミングを判断するフィードバックを構成し、ライト電流Iwの立ち上りに応じた最適のタイミングで電源電圧の切り替えを実現している。したがって、磁気ヘッド等の生産上のばらつきや特性、または使用環境による温度変化等によるインピーダンスの変動により、切り替えのタイミングが速すぎてライト電流Iwの立ち上がり時間が長くなる、または、切り替えのタイミングが遅すぎて回路1の電力損失やノイズの発生を招く等の問題を回避することができる。すなわち、回路1の電力損失を抑え、かつライト電流Iwの立ち上がりを速くするための、電源電圧切り替えのタイミング(図3中T1)の最適化を行うことを可能としている。
【0029】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
【0030】
例えば、図7に示す様に、ダンピング及び電流制限用抵抗12によりライト電流Iwの目標電流値を設定するものとして、降下電圧V2を検出し、ライト電流Iwが立ち上がったことを検知するようにしても良い。ただし、この場合は、抵抗12を接続するため、上述の定電流源8を利用した場合に比べて立ち上がりが遅くなる。
【0031】
また、図8に示すように、定電流回路8のコントロール電圧V3を検出し、ライト電流Iwが立ち上がったことを検知するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明のライト電流の供給方法では、ライト電流の立ち上がり期間は高い電源電圧を供給してライト電流を迅速に立ち上げ、一方ライト電流の立ち上がりに対応して変化する電流検出回路の電圧を検出し、ライト電流が十分に立ち上がった状態に対応する電流検出回路の電圧を検知することで、最適のタイミングで低い電源電圧に切り替えて、ライト電流の立ち上がり期間外では、ライト電流を設定された目標値に安定させることができる。これにより、高抗磁力カードに対応するインダクタンスの大きい磁気ヘッドにおいても、電力を浪費することを抑え必要最低限の電力で、ライト電流の立ち上がり時間を迅速なものとし、さらに、安定したライト電流を供給をすることができる。
【0033】
また、電流制限抵抗等を設けずに所定のライト電流の目標値を設定することで、迅速にライト電流を立ち上げることができる。また、ライト電流の立ち上がりに対応して変化する定電流回路の降下電圧を検出することで、最適のタイミングでライト電流を供給する電源電圧を切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のライト電流の供給方法を適用した回路の一例を示す概略回路図である。
【図2】 同回路におけるライト電流と定電流源の降下電圧との関係を示す図であり、(A)はライト電流の変化を時間軸Tに沿って示し、(B)は降下電圧の変化を時間軸Tに沿って示したものである。
【図3】 同回路におけるライト電流の立ち上がりの様子を時間軸Tに沿って示した図である。
【図4】 同回路において高い電源電圧により供給されるライト電流の立ち上がりの様子を時間軸Tに沿って示した図である。
【図5】 同回路において低い電源電圧により供給されるライト電流の立ち上がりの様子を時間軸Tに沿って示した図である。
【図6】 同回路において高い電源電圧から低い電源電圧へ切り替える方法を示したフローチャートである。
【図7】 本発明のライト電流の供給方法を適用した他の例を示し、電流制限抵抗を用いた例を示す概略回路図である。
【図8】 本発明のライト電流の供給方法を適用した他の例を示し、定電流回路のコントロール電圧を検出する例を示す概略回路図である。
【図9】 従来のライト電流の供給方法を用いた回路の一例を示す図である。
【図10】 従来のライト電流の供給方法を用いた他の回路を示す図である。
【図11】 従来のライト電流の供給方法を用いた他の回路を示す図である。
【図12】 電源電圧を一定時間で切り替えた場合のライト電流の立ち上がりの様子を示し、切り替えのタイミングが早い状態を示す図である。
【図13】 電源電圧を一定時間で切り替えた場合のライト電流の立ち上がりの様子を示し、切り替えのタイミングが遅い状態を示す図である。
【符号の説明】
7 電流検出回路
8 定電流源(定電流回路)
Iw ライト電流
Vb 高い電源電圧
Va 低い電源電圧

Claims (1)

  1. 低抗磁力カードに比べ大きなライト電流を必要とする高抗磁力カードに用いる磁気記録装置の磁気ヘッドの駆動回路に流れ、記録情報に応じて前記駆動回路に組み込まれたトランジスタスイッチをオン・オフさせることによる電流の方向の切り替え時に立ち上がりが生じる前記ライト電流の供給方法であって、前記高抗磁力カードへの書き込み用の電流を前記ライト電流の目標電流値とすると共に、前記駆動回路に流れる前記ライト電流を定電流回路に流して前記ライト電流が前記目標電流値に達し始めるときに急激に降下電圧が上昇するようにし、前記ライト電流と前記ライト電流が前記目標電流値に達し始めるときに急激に上昇する前記降下電圧との関係に基づいて前記ライト電流が立ち上がった状態での前記降下電圧を基準電圧とし、前記降下電圧が前記基準電圧よりも高くなったときに前記駆動回路に電力を供給する電源電圧を切り替えることで、前記ライト電流の立ち上がり期間のみ高い電源電圧で、立ち上がり期間外では低い電源電圧で前記磁気ヘッドのコイルに前記ライト電流を供給するようにしたことを特徴とするライト電流の供給方法。
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