JP4169611B2 - 圧力調整器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化ガス利用機器、ガス供給設備などにおいて、高圧1次圧力より一定の2次圧力を得るために高圧ガス減圧用として圧力を調整する圧力調整器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、例えばガスボンベに収容された液化ガス、一般高圧ガスの1次圧力は、そのままでは利用するのに圧力が高すぎる。また、これら1次圧力は周囲温度、ガス残量等の要因により大きく変動する。そのため、液化ガス利用機器、ガス供給設備等では、高圧ガス減圧用として圧力調整器(調圧ガバナ)が広く利用されてきた。これら圧力調整器は2次圧力をダイヤフラムで検知し、ダイヤフラムの偏位に連動して動く調整弁を持ち、1次圧力が変動しても2次圧力が一定となるよう調整弁を作動させ、所定の2次圧力を得るようにした構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
これら圧力調整器は、作動する1次圧力の範囲、応答性、安定性から種々の構造が実用化されており、要求される2次圧力の品質から1種類もしくは数種類の圧力調整器を組み合わせて所定の2次圧力を得ている。
【0004】
以下に一般的な圧力調整器の基本構造を図6に基づき説明する。図6(a)は、単弁式圧力調整器を示す概略図である。この圧力調整器100は、ケース101内を調圧室102と大気室103とに画成するダイヤフラム104と、1次圧力の高圧ガスが導入されるガス導入口105と、ダイヤフラム104に連係されてガス導入口105から調圧室102に連通する開口106cを1次圧力側より開閉して1次圧力を2次圧力へ減圧調整する調整弁106と、調圧室102を経た2次圧力のガスを排出するガス排出口108と、ダイヤフラム104を調整弁106の開方向へ付勢して2次圧力を設定する重錘109とにより構成されてなる。
【0005】
この圧力調整器100の原理は大気圧と2次圧力との差圧の検出によるもので、ダイヤフラム104の面積および大気圧と2次圧力との差圧から生まれる力が調整弁106の閉方向に作用し、重錘109の重量が調整弁106の開方向に作用し、両者が釣り合った状態で2次圧力を設定圧力に維持する。排出側すなわち調圧室102の2次圧力がこの設定圧力より高ければダイヤフラム104は大気室103側へ偏位し、調整弁106は開口106cを閉じる方向に作動し、逆に2次圧力が設定圧力より低ければダイヤフラム104は調圧室102側へ偏位し、調整弁106は開口106cを開く方向に作動する。つまり、前記差圧の検出による動きをガス導入側の調整弁106に伝え、その開閉作動による圧力調整で2次圧力を一定に保つものである。
【0006】
しかし、上記単弁式圧力調整器100の場合、調整弁106に流れるガス流により圧力損失が生じ、この圧力損失値と調整弁106の面積からダイヤフラム104を大気室103側へ偏位させる力、すなわち調整弁106を閉じる方向の力が余計に生じ、この力は調整弁106が1次圧力側から開口106cを開閉するために、1次圧力が上昇すると大きくなる特性となり、1次圧力の上昇に伴い2次圧力が徐々に低下しやがてガス流が止まってしまうことになる。
【0007】
図6(b)は、複弁式圧力調整器を示す概略図である。この圧力調整器200は、ケース201内を調圧室202と大気室203とに画成するダイヤフラム204と、1次圧力の高圧ガスが導入されるガス導入口205と、ダイヤフラム204に連係されてガス導入口205から調圧室202に連通する2つの開口206c,207cをそれぞれ開閉して1次圧力を2次圧力へ減圧調整する2つの調整弁206,207と、調圧室202を経た2次圧力のガスを排出するガス排出口208と、ダイヤフラム204を調整弁206の開方向へ付勢して2次圧力を設定する重錘209とにより構成されてなる。
【0008】
そして、上記2つの調整弁206,207は、一方の調整弁206が調圧室202への開口206cを1次圧力側から開閉し、他方の調整弁207が開口207cを2次圧力側から開閉するように設置されている。これにより、複弁式圧力調整器200では、調整弁206,207に発生する圧力損失による力は、2つの調整弁206,207で互いに逆方向となるように作用して打ち消しあい、1次圧力の上昇に伴う2次圧力の低下を補正し一定に保つことが可能となる。
【0009】
しかし複弁式圧力調整器200では、性能は良いものの、2つの調整弁206,207の配置が難しく、たとえ両方の調整弁206,207を同時に弁座に接するよう配置できたとしても、それぞれの調整弁206,207を通過するガス流の圧力損失が同じとは限らず、1次圧力による2つの調整弁206,207に作用する力を完全に打ち消しあうように構成するのは非常に困難である。
【0010】
図6(c)は、変形複弁式圧力調整器を示す概略図である。この圧力調整器300は、ケース301内を調圧室302と大気室303とに画成するダイヤフラム304と、1次圧力の高圧ガスが導入されるガス導入口305と、ダイヤフラム304に連係されてガス導入口305から調圧室302に連通する開口306cを開閉して1次圧力を2次圧力へ減圧調整する調整弁306と、この調整弁306と一体に移動し摺動するO−リングで構成された調整部材307と、調圧室302を経た2次圧力のガスを排出するガス排出口308と、ダイヤフラム304を調整弁306を開方向へ付勢して2次圧力を設定する重錘309とにより構成されてなる。
【0011】
そして、上記調整弁306は調圧室302への開口306cを1次圧力側から開閉し、O−リングによる調整部材307の片面には、ガス導入口305からの1次圧力が作用し、他面にはプランジャー内ガス通路310を通って調圧室302からの2次圧力が作用し、両者の差圧による力が調整部材307に加わり、これが調整弁306で生じる圧力損失値と調整弁面積からくる力を打ち消して、1次圧力が上昇しても2次圧力を一定に保つことが可能となる。この変形複弁式圧力調整器300では、調整部材307(複弁式圧力調整器200の他方の調整弁207に相当)をO−リングで摺動可能に構成することにより、2つの調整弁206,207の配置問題を解決している。
【0012】
【特許文献1】
特開平8−303773号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、単弁式圧力調整器は構造が簡単ではあるが広い1次圧力範囲で精度良く2次圧力を得るのは困難であり、広い1次圧力範囲で作動させるためには圧力調整器を複数用意し、高圧から中圧、中圧から低圧、と言ったように徐々に圧力を低下させる必要があり、単弁式の簡易構造の利点が損なわれる。また、複弁式圧力調整器では2つの調整弁の配置が難しく、原理的には優れているが実現させるのは難しい。
【0014】
さらに、変形複弁式圧力調整器は、実用性はあるが、調整弁から生じる圧力損失値はガス流量で変化するため、調整弁にかかる力をO−リングによる調整部材にかかる力で打ち消すのは事実上不可能で、やはり1次圧力の変化に伴い2次圧力に誤差が発生する。また、1次圧力変化に対し調整部材(O−リング)が摺動するため、この部分の摩擦抵抗が大きく、1次圧力変化に対する2次圧力制御の応答性が低下し、急激な1次圧力変化に対する調整が遅れて2次圧力の変動が大きくなる問題がある。また、これに対処するために、多くの場合、O−リング摺動部に潤滑剤を付与するが、溶解性の強いガスが導入されると、この潤滑剤が侵されて短時間の使用で応答性が低下するため、不活性ガスのみにしか対応できない。
【0015】
また実際には、前述の調整弁は非常に狭い弁隙間で減圧を行うため、その弁体、若しくは弁座の少なくとも一方はゴム材等の弾性体で形成するのが一般的であるが、不活性ガスを除き多くのガスが多かれ少なかれこの弾性体を膨潤させ体積変化を生じさせる問題がある。この体積変化は主に調整弁の開閉作動方向に生じるため、使用時間の経過に伴って弁体と弁座との弁隙間が減少し、2次圧力が低下する原因となる。特にジメチルエーテルガスのような溶解性の高いガスに使用した場合、数10分でガス流が停止する場合がある。
【0016】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、高圧ガスの1次圧力の変動にかかわらず一定の2次圧力を得るよう圧力を調整するについて、特に低圧から高圧の広い1次圧力範囲を精度良く一定の2次圧力に調整する機構を小型で簡便な構造で構成した圧力調整器を提供することを目的とするものである。
【0017】
また、溶解性の高いガスに対しても長時間使用可能な圧力調整器を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の圧力調整器は、1次圧力を有する高圧ガスを導入するガス導入口と、高圧ガスの1次圧力を2次圧力に圧力損失を有して減圧する調整弁と、前記調整弁を通過したガスの圧力振動を緩和する調圧室と、前記調圧室と大気室とを画成し、調圧室の2次圧力を受けて偏位するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと前記調整弁を連動させるプランジャーと、前記ダイヤフラムの偏位量を調整する圧力設定部と、2次圧力を有するガスを排出するガス排出口とを備えた圧力調整器において、
前記プランジャーにより前記調整弁と連動して作動し、圧力損失を有して高圧ガスの1次圧力を2次圧力に減圧し、その圧力損失に伴って受ける力が、前記調整弁における圧力損失に伴って前記プランジャーに作用する力を打ち消すように設置された副調整弁と、前記副調整弁の圧力損失値が調整可能な調整機構とをさらに備え、前記調整機構は、前記調整弁が受ける圧力損失値と前記副調整弁が受ける圧力損失値が同じとなるように調整されてなることを特徴とするものである。
【0019】
また、前記調整弁の弁体および副調整弁の弁体を前記プランジャーに設置し、両弁体のうち一方の弁体を1次圧力側に配置し、他方の弁体を2次圧力側に配置するのが好適である。
【0020】
前記調整機構は、前記プランジャーの移動に対する前記副調整弁の弁座位置を可変として、圧力損失値を調整可能に構成するのが好適である。この調整機構は、前記調整弁の弁体と前記副調整弁の弁体との間のプランジャーに摺動可能に嵌挿された開口と、前記副調整弁の弁座を有する複弁アジャスタで構成するのが好ましい。その際、前記複弁アジャスタに前記ガス排出口を形成するのが好ましい。また、前記調圧室の2次圧力のガスが、前記プランジャーの中心部の2次ガス通路を通って前記ガス排出口に連通するように構成するのが好ましい。
【0021】
また、前記プランジャーを、前記調整弁の閉弁方向に付勢する閉弁スプリングをさらに備えるように構成してもよい。
【0022】
前記調整弁および副調整弁は弁体または弁座の一方が弾性体を含み、前記調整弁および前記副調整弁の弾性体が、弁開閉移動方向に対し変形しないよう規制して配置するのが好適である。前記弾性体をO−リングで構成するのが好適である。
【0023】
本発明の圧力調整器は、前記高圧ガスがジメチルエーテルガスである場合にも適用できる。
【0024】
【発明の効果】
上記のような本発明によれば、1次圧力を2次圧力に圧力損失を有して減圧する調整弁とダイヤフラムとを連動させるプランジャーにより調整弁と連動して圧力損失を有して1次圧力を2次圧力に減圧作動する副調整弁を備え、この副調整弁はその圧力損失に伴って受ける力が、調整弁における圧力損失に伴ってプランジャーに作用する力を打ち消すように設置し、この副調整弁の圧力損失値を調整機構で調整し、調整弁が受ける圧力損失値と副調整弁が受ける圧力損失値が同じとなるようにしたことにより、1つの圧力調整器によって広い1次圧力範囲で精度良く2次圧力を得ることができ、2つの調整弁の配置が簡易で構成の簡素化が得られる。また、調整弁から生じる圧力損失値がガス流量で変化しても、調整弁にかかる力を副調整弁によって精度良く打ち消すことができ、1次圧力の変化に対し2次圧力を一定に調圧できる。さらに、圧力変化に対してプランジャーが移動しても、その摺動抵抗は少なく、1次圧力変化に対する2次圧力制御の応答性が高く、2次圧力の調整精度が高まる。
【0025】
また、プランジャーを調整弁の閉弁方向に付勢する閉弁スプリングをさらに備えた圧力調整器では、2次圧力の設定圧が低いときにも、ダイヤフラムの偏位に応じた調整弁の正確な作動が得られ、安定した2次圧力調整が行えるとともに、調整弁および副調整弁が閉じた遮断状態を得ることができる。
【0026】
一方、調整弁および副調整弁の弁体または弁座の一方が弾性体を含み、この弾性体を弁開閉移動方向に対し変形しないよう規制して配置すると、弾性体が膨潤して体積変化が生じても、使用時間の経過に伴って弁体と弁座との隙間変化が少なく、ジメチルエーテルガスのような溶解性の高いガスを調圧しても、流量変化を招かず性能を確保することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は一つの実施の形態における圧力調整器の断面図である。
【0028】
本実施形態の圧力調整器10は、ケース1内を調圧室11と大気室12とに画成するダイヤフラム2と、1次圧力の高圧ガスが導入されるガス導入口13と、ダイヤフラム2に連動してガス導入口13から調圧室11に連通する開口33を1次圧力側より開閉して1次圧力を2次圧力へ減圧調整する調整弁3と、ダイヤフラム2に連動してガス導入口13からガス排出口14に連通する開口43を2次圧力側より開閉する副調整弁4と、調圧室11を経て圧力調整された2次圧力のガスを排出するガス排出口14と、調圧室11の2次圧力を受けて偏位するダイヤフラム2の偏位量を調整する圧力設定部5とを備える。さらに、ダイヤフラム2と調整弁3および副調整弁4はプランジャー6で繋がれて連動され、この副調整弁4の弁座位置の調整により圧力損失値を調整する調整機構としての複弁アジャスタ7を備える。
【0029】
そして、上記調整弁3および副調整弁4は、圧力損失を有して高圧ガスの1次圧力を2次圧力に減圧するもので、その圧力損失により調整弁3に作用する力と、副調整弁4に作用する力とが、互いに打ち消す方向となるように配置してなり、前記複弁アジャスタ7(調整機構)により、副調整弁4での圧力損失値を調整弁3での圧力損失値と同じになるように調整可能としている。
【0030】
さらに、前記調整弁3および副調整弁4は、弁体31,41をO−リングによる弾性体で構成し、この弾性体を弁開閉移動方向に対し変形しないよう、周溝部63によって規制して配置してなり、高圧ガスが弾性体に対し膨潤等の影響を及ぼすジメチルエーテルガス等の使用を可能としている。
【0031】
構造を具体的に説明する。前記ケース1はケース本体部15とカバー部16とからなり、このケース本体部15とカバー部16とを前記ダイヤフラム2を介して接合することにより、ケース内空間がダイヤフラム2によってケース本体部15側の調圧室11とカバー部16側の大気室12とに画成される。調圧室11は、ある程度の容積を有し、調整弁3を通過したガスの圧力振動を緩和する。
【0032】
ダイヤフラム2は、調圧室11の2次圧力を受けて大気室12との圧力差に応じて弾性偏位可能であり、その中心部には、ケース本体部15側にプランジャー6が、カバー部16側にサポータ8がそれぞれ固着され、ダイヤフラム2の偏位に応じて一体に軸方向に移動可能である。
【0033】
プランジャー6は、ダイヤフラム2に固着され調圧室11に位置する筒部61と、この筒部61の先端から軸方向に延長された軸部62とを備え、この軸部62に所定の間隔を持って2つの周溝部63,63を有し、この周溝部63,63に調整弁3および副調整弁4のO−リング(弾性体)による弁体31,41が装着される。プランジャー6の筒部61および軸部62の中心には、一端より他端に貫通する2次ガス通路64を備え、筒部61の側壁には、調圧室11と2次ガス通路64とを連通する連通口65が開口されている。
【0034】
サポータ8はダイヤフラム2に密着するフランジ部81の中心にボルト部82を備え、このボルト部82がダイヤフラム2の中心を貫通して反対側のプランジャー6の2次ガス通路64の一端ネジ部に螺合されて締結される。
【0035】
また、サポータ8のフランジ部81には、カバー部16の筒状部16aの内部に設置された圧力設定部5の調圧スプリング51の一端部が当接し、調圧スプリング51の他端部は筒状部16aに位置調整可能に螺合された調圧ネジ52(アジャスタ)に当接し、この調圧ネジ52の軸方向位置の調整に応じて、調圧スプリング51によるダイヤフラム2の付勢力が調整される。上記調圧ネジ52は中心に軸方向に貫通開口した連通孔53を有し、この連通孔53により前記大気室12を大気開放している。
【0036】
ケース本体部15の一側部には高圧ガスのガス導入口13を備え、このガス導入口13には、ガスボンベ等より供給される1次圧力を有するジメチルエーテルガスなどの高圧ガスを導入する第1コネクタ18が接続される。ガス導入口13はケース本体部15の壁を中心方向へ貫通して内部の1次ガス通路22に連通する導入ガス穴21を有する。また、ケース本体部15は1次ガス通路22と調圧室11とを区画する仕切壁15aを備え、この仕切壁15aの中心部に調整弁3によって開閉される開口33が形成され、この開口33には前記プランジャー6の軸部62が摺動可能に挿通され、仕切壁15aの1次ガス通路22側の開口周縁が調整弁3の弁座32に構成される。
【0037】
そして、調整弁3は、プランジャー6の移動に伴い弁体31が上記弁座32に密着して開口33を閉じ、弁体31が弁座32より離れて開口33を開いた際には、その開口量に応じたガス量が、開口33とプランジャー6の隙間を通って1次ガス通路22から調圧室11へ流入する。
【0038】
上記1次ガス通路22には、ケース本体部15の他端より筒状の複弁アジャスタ7が装着されてなる。この複弁アジャスタ7は、端部側内孔が調圧した2次圧力のガスを排出するガス排出口14に形成され、このガス排出口14には調圧されたガスを導出する第2コネクタ19が接続される。複弁アジャスタ7は外周のネジがケース本体部15の端部ネジに螺合されて位置調整され、止めナット17により固定される。
【0039】
また、上記複弁アジャスタ7は、先端筒部71が1次ガス通路22に摺動可能に挿入され、この先端筒部71の外周に装着されたシール材72が導入ガス穴21より外側の1次ガス通路22の周面に密着して外周側の摺動シールを行う。また、この先端筒部71の中心開口43には、プランジャー6の調整弁3の弁体31と副調整弁4の弁体41との間の軸部62が摺動可能に挿通されている。そして、先端筒部71のガス排出口14側の開口周縁が副調整弁4の弁座42に構成される。
【0040】
この副調整弁4は、プランジャー6の移動に伴い弁体41が上記弁座42に密着して先端筒部71の開口43を閉じ、弁体41が弁座42より離れて開口43を開いた際には、その開口量に応じたガス量が、開口43とプランジャー6の隙間を通って1次ガス通路22から2次圧力側のガス排出口14へ流出する。
【0041】
調整機構としての前記複弁アジャスタ7のケース本体部15への挿入位置は、調整弁3の弁体31がその弁座32に着座して開口33を閉塞したときに、副調整弁4の弁体41がその弁座42に着座して開口43を閉塞するように、両者の圧力損失値が同じになるように調整される。
【0042】
上記調整弁3および副調整弁4により、ダイヤフラム2の動きに応じて、1次圧力をその圧力に関係なく所定の2次圧力に減圧調整するものであり、その作用を説明する。
【0043】
まず、ガス導入口13から流入した1次ガス通路22のガスは、調整弁3を通過して2次圧力に減圧され、プランジャー6内の2次ガス通路64を経てガス排出口14へ至る。この際生じる圧力損失と調整弁3の弁体投影面積との積の力が、調整弁3に対し閉方向でプランジャー6を後退させる方向(図で左方向)に生じる。
【0044】
また、前記1次ガス通路22のガスは、開口43すなわち複弁アジャスタ7とプランジャー6の隙間から、副調整弁4を通過し2次圧力に減圧され、ガス排出口14へ至り、これはプランジャー6内の2次ガス通路64を通して調圧室11に連通している。この際、副調整弁4に生じる圧力損失と副調整弁4の弁体投影面積との積の力が、副調整弁4に対し開方向でプランジャー6を前進させる方向(図で右方向)に生じ、調整弁3における力と逆方向に作用する。
【0045】
通常上記調整弁3と副調整弁4の2つの流路で生じる圧力損失は異なるが、複弁アジャスタ7を軸方向に移動調整可能に配置したことにより、副調整弁4で生じる圧力損失を変化させることが可能となり、調整弁3の圧力損失値を、副調整弁4に働く圧力損失値で精度良く打ち消すことが可能となる。
【0046】
また、ダイヤフラム2はプランジャー6とサポータ8で支持されており、2次圧力と大気圧との差圧による力と、調圧スプリング51による付勢力とが平衡した位置に保たれる。そして、ガス排出口14からのガス排出量の変動、1次圧力の変動等に応じて2次圧力が変化した場合、これに応動してダイヤフラム2の偏位量が変化し、プランジャー6の位置が変化するのに連動して調整弁3および副調整弁4が動き、2次圧力を一定に保つ。圧力設定部5の調圧ネジ52を動かすことにより調圧スプリング51の付勢力を変化させ、任意の2次圧力が設定可能である。
【0047】
また、調整弁3および副調整弁4の弁体31,41をO−リングによる弾性体で構成し、ジメチルエーテルガスのような溶解性の強いガスを流通した際に、それに接してO−リングが膨潤、体積膨張したとしても、その体積変化は弁開閉移動方向に垂直な方向に抑制されているため、O−リングの体積膨張による圧力損失およびガス流量の変化は抑えられる。
【0048】
さらに、1次圧力から2次圧力への減圧を調整弁3と副調整弁4の2つで行うことにより、1つの調整弁で減圧する場合と比較して各調整弁で生じる圧力損失値を半分にでき、調整弁の弁体と弁座との隙間を広く取れるため、1次圧力が非常に高い、つまり減圧分が大きく弁体と弁座との弁隙間が極端に狭く、少しの変動が2次圧力に影響する場合でも安定した性能が得られる。
【0049】
なお、前記実施形態では、調整弁3および副調整弁4の弁体31,41をO−リングによる弾性体で構成しているが、弁座32,42をO−リングによる弾性体で構成してもよく、その場合においても、弾性体が弁開閉移動方向に対し変形しないよう周溝構造などにより規制して配置する。また、O−リング以外の弾性材で構成してもよい。
【0050】
図2は本発明の他の実施形態の圧力調整器20を示す断面図である。この実施形態の圧力調整器20は、圧力室11に閉弁スプリング9をさらに備えた他は、前述の実施形態と同様であり、図1と同一部品には同一符号を付してその説明を省略する。
【0051】
上記閉弁スプリング9は、プランジャー6を後退させる方向(図で左方向)すなわち調整弁3の閉弁方向に付勢するものである。具体的には、閉弁スプリング9はコイルスプリングからなり、圧力室11内のプランジャー6の筒部61外周に、一端がケース本体部15の仕切壁15aに当接し、他端がダイヤフラム6を大気室12側へ押圧するように縮装配置されてなる。
【0052】
そして、前記圧力設定部5の調圧ネジ52による2次圧力の調整は、調圧スプリング51の付勢力が前述の実施形態におけるものより、上記閉弁スプリング9の付勢力分だけ大きくなるように調整される。
【0053】
本実施形態では上記閉弁スプリング9を備えたことにより、調圧スプリング51の付勢力を弱めて2次圧力の設定圧が低いときにも、ダイヤフラム6は調圧室11と大気室12との圧力差に応じて偏位し、このダイヤフラム6の偏位に応じたプランジャー6の移動により調整弁3および副調整弁4の正確な作動が得られ、安定した2次圧力調整が行える。また、調圧スプリング51の付勢力が閉弁スプリング9の付勢力より小さくなるように調整された場合には、この閉弁スプリング9の付勢力でプランジャー6が後退移動し、調整弁3および副調整弁4が閉じた遮断状態を得ることができ、ガス排出口14からのガス排出が停止される。
【0054】
なお、上記閉弁スプリング9を備えていない前記図1の場合は、2次圧力が通常ある程度高い圧力に設定されることを前提としているもので、2次圧力の設定が大気圧より十分に高い場合には、ダイヤフラム6には2次圧力と大気圧との差圧に応じた大きな力が作用し、このダイヤフラム6の偏位に応じてプランジャー6を介して調整弁3および副調整弁4による正確な2次圧力調整作動が得られる。しかし、2次圧力が大気圧に接近して低く設定された場合には、大気圧との差圧に応じたダイヤフラム6を偏位させる力が小さくなるとともに、この差圧以外にプランジャー6が後退する方向にダイヤフラム6を偏位させる力がなくて応動性が低下し、2次圧力を調整する作用が不安定となるのを、本実施形態では、閉弁スプリング9の設置によりプランジャー6が後退する方向にダイヤフラム6を偏位させる力を得て、2次圧力の設定が低いときにもダイヤフラム6の応動性を向上して、安定した2次圧力の調整作用を確保したものである。
【0055】
次に、本発明の圧力調整器(図1に示す実施形態のもの)による調圧作用を評価した実験結果を、比較例の圧力調整器(図5に示す単弁式の圧力調整器)によるものと比較して、図3および図4に示す。
【0056】
図5に示す単弁式の圧力調整器100は、原理的には図6(a)に示すものであり、同じ符号で示せば、ガス導入口105から導入された1次圧力の高圧ガスは、ダイヤフラム104の偏位に応じて開閉する調整弁106(弁体106aが剛体、弁座106bが弾性体で構成されている)を経て、ダイヤフラム104で大気室103と画成されてなる調圧室102に流入し、調圧室102を経た2次圧力のガスがガス排出口108より排出される。なお、ダイヤフラム104に対する付勢力が、調圧スプリング109aと調圧ネジ109bを備えた圧力設定部109により調整され、2次圧力が設定される。
【0057】
<測定例1>
この測定例は、圧力調整器に供給する高圧ガス(不活性ガス)の1次圧力を変化させた場合の2次圧力の変化を測定したもので、図3に実線で本発明による測定結果を、破線で比較例による測定結果を示す。
【0058】
2次圧力の設定は、本発明および比較例ともに、1次圧力が400kPaのときに、2次圧力が50kPaとなるように、圧力設定部の調圧ネジの調整により設定した。その際、ガス流量は、40mL/minである。
【0059】
図3のグラフより、実線で示す本発明の圧力調整器では、1次圧力を50〜2000kPaの範囲で変化させても、2次圧力は設定値(50kPa)を維持して変化せず、一定の圧力を維持した。調整弁と副調整弁の機能によって、圧力損失に伴って作用する力の影響を解消し、広い圧力範囲で調圧作用が得られることが確認できた。
【0060】
これに対し、破線の比較例による単弁式の圧力調整器では、1次圧力が400kPaより低い領域では、2次圧力は設定値(50kPa)より高く、1次圧力が400kPaより高い領域では、2次圧力は設定値(50kPa)より低くなるように、全体として1次圧力の上昇に対し2次圧力が低下するように変化し、一定の2次圧力を維持することができなかった。
【0061】
<測定例2>
この測定例は、圧力調整器に導入する高圧ガスに、弾性材(ゴム材)を膨潤させるガスの代表としてジメチルエーテルガスを使用し、時間の経過に対するガス流量の変化を測定したもので、図4に実線で本発明による測定結果を、破線で比較例による測定結果を示す。ジメチルエーテルガスの初期流量は80mL/minであり、蒸気圧が400kPaとなる温度で試験した。
【0062】
図4のグラフより、実線で示す本発明の圧力調整器では、時間が120分経過しても、排出ガス流量は初期流量を維持して変化せず、ガスとの接触によりO−リングに膨潤があってもガス流量への影響がないことが確認できた。
【0063】
これに対し、破線の比較例による単弁式の圧力調整器では、弾性体による弁座の膨潤により弁隙間が変化し、測定を開始して15分程度経過した時期からガス流量が低下し始め、その後時間の経過と共に急激に流量が低下し、約60分経過した時点で流量が0となって、ガスが排出されなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態における圧力調整器の断面図
【図2】本発明の他の実施の形態における圧力調整器の断面図
【図3】圧力調整器に供給する高圧ガスの1次圧力を変化させた場合の2次圧力の変化を測定した結果を比較例と共に示すグラフ
【図4】圧力調整器に供給する高圧ガスにジメチルエーテルガスを使用し時間の経過に対するガス流量の変化を測定した結果を比較例と共に示すグラフ
【図5】図3および図4の測定例に使用した比較例の圧力調整器の断面図
【図6】一般的な圧力調整器の基本構造をそれぞれ示す概略図
【符号の説明】
10,20 圧力調整器
1 ケース
2 ダイヤフラム
3 調整弁
4 副調整弁
5 圧力設定部
6 プランジャー
7 複弁アジャスタ(調整機構)
9 閉弁スプリング
11 調圧室
12 大気室
13 ガス導入口
14 ガス排出口
22 1次ガス通路
31,41 弁体
32,42 弁座
33,43 開口
51 調圧スプリング
52 調圧ネジ
61 筒部
62 軸部
63 周溝部
64 2次ガス通路

Claims (8)

  1. 1次圧力を有する高圧ガスを導入し1次ガス通路に連通するガス導入口と、
    前記1次ガス通路の高圧ガスの1次圧力を2次圧力に圧力損失を有して減圧する調整弁と、
    前記調整弁を通過したガスの圧力振動を緩和する調圧室と、
    前記調圧室と大気室とを画成し、調圧室の2次圧力を受けて偏位するダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムの偏位量を調整する圧力設定部と、
    前記ダイヤフラムに固着され前記調圧室に位置する筒部およびその先端から軸方向に延長された軸部を備え、前記筒部および前記軸部は中心部に一端より他端に貫通する2次ガス通路を備え、前記筒部の側壁に前記調圧室と前記2次ガス通路とを連通する連通口が開口されるプランジャーと、
    前記2次ガス通路を経た2次圧力を有するガスを排出するガス排出口と、を備える圧力調整器において、
    前記プランジャーで繋がれて前記調整弁と連動して作動し、圧力損失を有して高圧ガスの1次圧力を2次圧力に減圧し、その圧力損失に伴って受ける力が、前記調整弁における圧力損失に伴って前記プランジャーに作用する力とは逆方向に作用し、前記プランジャーに作用する該力を打ち消すように設置された副調整弁と、
    前記副調整弁の弁座位置を可変として前記副調整弁の圧力損失値が調整可能な調整機構とをさらに備え、
    前記調整弁の弁体および前記副調整弁の弁体が前記プランジャーに設置され、前記調整弁の弁体が1次圧力側に配置され、前記副調整弁の弁体が2次圧力側に配置され、
    前記調整機構は、前記調整弁の弁体が装着される周溝部および前記副調整弁の弁体が装着される周溝部の間の前記プランジャーの軸部が摺動可能に挿通されている開口並びに前記副調整弁の弁座を有する複弁アジャスタで構成され、前記調整弁が受ける圧力損失値と前記副調整弁が受ける圧力損失値が同じとなるように調整されてなることを特徴とする圧力調整器。
  2. 前記調整機構は、前記調整弁を閉塞したときに前記副調整弁を閉塞するように挿入位置が調整されることを特徴とする請求項記載の圧力調整器。
  3. 前記複弁アジャスタの前記副調整弁の弁座は、前記ガス排出口側の前記開口の周縁に形成されてなることを特徴とする請求項記載の圧力調整器。
  4. 前記プランジャーを、前記調整弁の閉弁方向に付勢する閉弁スプリングをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の圧力調整器。
  5. 前記調圧室の2次圧力のガスが、前記プランジャーの中心部の2次ガス通路を通って前記ガス排出口に連通することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の圧力調整器。
  6. 前記調整弁および前記副調整弁は弁体または弁座の一方が弾性体を含み、前記調整弁および前記副調整弁の弾性体が、その体積変化を弁開閉移動方向に対して垂直な方向に規制して配置してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の圧力調整器。
  7. 前記弾性体をO−リングで構成したことを特徴とする請求項記載の圧力調整器。
  8. 前記高圧ガスがジメチルエーテルガスであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の圧力調整器。
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