JP4169400B2 - 医用イメージング・システム及び医用画像を形成する方法 - Google Patents

医用イメージング・システム及び医用画像を形成する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明の分野は、医用イメージングであり、具体的には、医用画像の視覚的な品質を向上させるための医用画像のフィルタ処理及び強調である。
【0002】
【従来の技術】
医用画像の画質は、用いられているイメージング・モダリティと、画像データを収集するのに用いられている特定の方法との関数である。一般的には、用いられているイメージング・モダリティに拘わらず、医用画像の画質は、ランダム・ノイズの影響を抑えるように平均することのできる冗長的なデータを収集することにより向上し得る。残念ながら、この解決法は走査時間を長引かせ、患者に不便を強い、又、経費も高い。もう1つの方法は、イメージング・システムの出力を増大させることである。MRIでは、このことは、より強い分極磁場(例えば、0.5テスラではなく1.5テスラにする)という形態を採ることができ、X線システムでは、より高出力のX線ビームという形態を採ることができ、超音波では、より強力なRF増幅器及びトランスデューサという形態を採ることができる。しかしながら、これらの手段によると、設備の経費が増大し、又、X線の場合には、患者への電離放射線の照射量が増大する。
【0003】
患者に造影剤を注入することにより被検体のイメージング性を向上させる試みが為されている。例えば、Rosenの米国特許第4,834,964号を参照されたい。しかしながら、注入された造影剤は、限定された範囲の画像特性を向上させるに留まり、又、この方法は侵襲的手法であるので、医学的理由から不適当な場合がある。
【0004】
収集された医用画像は又、例えば、米国特許第5,063,607号に記載されているように、大域的又は局所的な方式で信号値のヒストグラム又は分布を修正することにより、臨床に関わる画像の値を強調するように処理することができる。他の強調手法には、各々のサブイメージ領域のグレイ・スケールの範囲を、表示範囲の全体をカバーするように拡張するものがあり、例えば、米国特許第4,991,092号に開示されている。しかしながら、データのダイナミック・レンジを拡大するヒストグラム修正は又、画像のノイズも増大させる。局所的ヒストグラム修正は、ブロッキング効果を招き、その結果、画像全体にわたる一様性が損なわれる。
【0005】
畳み込み又はフィルタ処理手法を用いて画像を強調することもできる。このような手法には、Changの米国特許第5,072,314号に示されているような選択された周波数帯域を増幅させるものがある。他の手法では、例えば、Kwonへの米国特許第5,081,692号又はHirosawaへの同第4,972,256号に示されているように、ハイ・パス・フィルタ処理及びロウ・パス・フィルタ処理の組み合わせを用いて画像を強調している。しかしながら、大域的フィルタ処理手法は、画像にボケを生じさせると共により低い周波数領域を排除する傾向を有する。これにより、画像の臨床的な評価が困難になる。
【0006】
大域的フィルタ処理又は畳み込みの欠点のいくつかを解消するために、局所的に調節されたフィルタ処理を用いることもできる。例えば、Denison等の米国特許第4,761,819号、Swonの同第4,991,092号、Furusawaの同第5,050,227号及びIEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence誌、1991年6月、第13巻、第6号のSaint-Marc等による「適応型平滑化:初期視覚のための一般的なツール」(Adaptive Smoothing: A General Tool For Early Vision)を参照されたい。しかしながら、局所的フィルタ処理手法では、エッジを原因とする急激な画像の変動とノイズを原因とする急激な画像の変動とを区別することが困難である。これらの手法は又、エッジ方向及び領域の分散における差を取り扱うことができず、エッジを考慮に入れないまま過度に平滑化された画像を形成する。
【0007】
収集過程をモデル化して、イメージング過程の劣化を数学的に記述する復旧法を用いることもできる。次いで、これらの手法は、最小自乗、ベイズ(Bayesian)又はカルマン(Kalman)のフィルタ処理等の復旧法を用いて劣化を反転させようとする。しかしながら、これらの復旧法は、収集過程についての正確なモデルを必要とする。MRIイメージングのような複雑な収集過程は、正確にモデル化することがあまりにも困難であるし、所与の画像についての複雑なモデルのパラメータは、長時間の繰り返し計算を要求する可能性がある。
【0008】
Fenster等の米国特許第4,691,366号は、長いエッジを強調すると共にノイズ及び点を減衰させるように調節されているフィルタを用いている。しかしながら、この手法は、妥当なフィルタを形成するためにイメージング・システムの分析を必要とする。このような分析は、計算集約的であり、長時間を要し、誤りを生じ易い。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、医用画像の画質を向上させるために用いられるマルチ・パス・フィルタ・フレームワーク(multi-pass filter framework)である。より具体的には、このマルチ・パス・フィルタ・フレームワークは、収集された画像データを記憶する記憶手段と、収集された画像データを1回のパスにおいて受け入れ、対応するフィルタ処理された画像データを形成する複数の独立したフィルタ関数と、フィルタ処理後の画像データに定数(α)を乗算するスケーリング手段と、適当なスケーリングによって、フィルタ処理後の画像データと原画像データとを結合し、出力画像を形成する加算手段と、画像データを選択されたフィルタ関数に複数回通過(パス)させる繰り返し手段とを含んでいる。フィルタ関数は、多くの異なるイメージング・モダリティ及び臨床用途に向けたマルチ・パス・フィルタを形成するように、多くの異なる形態を採ることができる。
【0010】
本発明の一般的な目的は、特殊なハードウェアを追加したり画像処理時間を大幅に延長させたりせずに、医用画像の画質を強調することにある。画像データのマルチ・パス・フィルタ処理を用いることにより、独立したフィルタ処理関数を大幅に単純化することができる。例えば、15×15要素のフィルタ・カーネルでフィルタ処理する代わりに、3×1要素のフィルタ・カーネルを用いているフレームワークを3回通過させると、同じ結果を得ることができる。これは、処理がより簡略化し、より高速化していることを意味する。又、マルチ・パス手法を用いることにより、各々のパスごとにフィルタを変更して、遥かにより広い範囲の画像効果を得ることができる。
【0011】
本発明のより特定的な目的は、MRIシステムによって収集された画像の画質を向上させることにある。ノイズは、画像のエッジに敏感な方向性平滑化フィルタを用いて画像データからフィルタ除去され得る。エッジは、これらエッジに沿って平滑化されるが、エッジの鮮鋭度(sharpness)は減少しない。セグメント化を用いて、強いエッジと弱いエッジとで異なるように領域をフィルタ処理してもよい。これらの異なるフィルタ関数を、フィルタ・フレームワークの多数回の通過の際に異なる組み合わせで用いてもよい。
【0012】
本発明の上述の目的及び利点、並びにその他の目的及び利点は、以下の記載から明らかになろう。この記載では、記載の一部を形成している図面を参照するが、図面は、本発明の好ましい実施例を説明するために示されている。しかしながら、このような実施例は、本発明の完全な範囲に必ずしも相当していないので、本発明の要旨を理解するためには、請求項を参照するものとする。
【0013】
【本発明の一般的な記載】
本発明は、医用画像に対して広い範囲のフィルタ処理演算を実現するようにユーザによって構成されることの可能なフィルタ・フレームワークである。ここで、図3について詳細に説明する。このフレームワークは、基本フィルタ・ブロックF11の周囲に形成されており、基本フィルタ・ブロックF11は、参照番号10の所で入力される入力画像データに対して作用するフィルタF1 で構成されている。フィルタF1 の出力は、ファクタc1 によってスケーリングされ、加算器12において、スケーリング後の入力画像データと結合される。入力画像データ用のスケーリング・ファクタは、(1−c)である。フィルタ・ブロックF11の出力14は、1次のフィルタ処理のワン・パス(1回通過)を経た中間画像データである。フィルタF1 は、3×1のフィルタ・カーネルを用いている平滑化(smoothing)フィルタ又は鮮鋭化(sharpening)フィルタ等の構造的に比較的簡単なものであってもよいし、又は各々のパスの際に選択的に用いることのできる異なるフィルタの組み合わせであってもよい。
【0014】
このフィルタ・フレームワークは、図3のフィルタ・ブロックを用いて、図4に示すようなマルチ・パス・フィルタF21を形成する。中間画像データは、もう1回パスするようにフィルタ・ブロックにフィード・バックされるが、用いられる特定のフィルタ関数及びスケーリング・ファクタcは、各々のパスについて異なっていてもよい。図4に示すように、任意の回数(n)のパスを実行することができ、最後のパスの後に、フィルタ処理された出力画像データは、スケーリング・ファクタ(d)によってスケーリングされ、加算点16において、スケーリングされた原入力画像データと結合される。フィルタ処理後の画像データは、参照番号18の所で出力される。後に詳述するように、本発明の好ましい実施例は、MRIシステムによって収集された画像データと共に用いられる3回パス(即ち、n=3)のフィルタである。
【0015】
特にノイズの多い画像の場合には、2次フィルタを形成する必要があるかもしれない。図5を詳細に見ると、このことは、本発明のフィルタ・フレームワークを用いて、図4のフィルタF21のようなマルチ・パス・フィルタ・ブロックを縦続することにより達成され得る。各々のマルチ・パス・フィルタ・ブロックF21,F22,…,F2mの出力18は、フレームワークを通してフィード・バックされ、鎖の次のフィルタ・ブロックへの入力となる。最後のフィルタ・ブロックF2mの出力18は、スケーリング・ファクタ(e)によってスケーリングされ、加算点20において、スケーリングされた原入力画像データと結合される。フィルタ処理後の画像データは、参照番号22の所で出力される。所望の画像効果を得るのに必要ならば、2次フィルタF31自体を縦続して、更により高次のフィルタを形成することもできることは明らかであろう。
【0016】
加算点12、16及び20は、スケーリングされたピクセル強度の算術加算といった単純なものであってもよいが、画像を異なる領域にセグメント化し、これらの領域を原画像と結合することも可能である。例えば、強いエッジを有している領域は原画像の対応するデータと加算せず、逆に弱いエッジを有している領域は加算するようにしてもよい。
【0017】
本発明のもう1つの側面は、所望のフィルタ関数を得るようにこのフィルタ・フレームワークを構成する能力である。上述したように、フィルタ・ブロックを形成すると共に、これらのフィルタ・ブロックを縦続するために、パラメータのセットがフィルタ・フレームワークを制御する。これらのパラメータは、各回のパスの際に実行されるべき特定のフィルタ関数を選択すると共に、c1 〜cn 、d1 〜dn 等のスケーリング・ファクタの値を選択する。記憶されているパラメータのセットを用いて、特定の医療用途に向けたフィルタ・フレームワークを構成してもよい。
【0018】
【実施例】
先ず、図1について説明する。同図には、本発明を組み込んだ好ましいMRIシステムの主要な構成要素が示されている。システムの動作は、キーボード及び制御パネル102と、表示装置104とを含んでいるオペレータ・コンソール100から制御される。コンソール100はリンク116を介して、独立した計算機システム107と交信しており、計算機システム107は、オペレータがスクリーン104上での画像の形成及び表示を制御することを可能にしている。計算機システム107は、バックプレーンを介して互いに交信している多数のモジュールを含んでいる。これらのモジュールは、画像プロセッサ・モジュール106と、CPUモジュール108と、画像データ配列を記憶するフレーム・バッファとして当業界で知られているメモリ・モジュール113とを含んでいる。計算機システム107は、画像データ及びプログラムを記憶するためのディスク記憶装置111及びテープ・ドライブ112に結合されており、又、高速シリアル・リンク115を介して別個のシステム制御部122と交信している。
【0019】
システム制御部122は、バックプレーン118によってまとめて接続された一組のモジュールを含んでいる。これらのモジュールは、CPUモジュール119と、パルス発生器モジュール121とを含んでおり、パルス発生器モジュール121は、シリアル・リンク125を介してオペレータ・コンソール100に接続している。リンク125を介して、システム制御部122は実行されるべき走査シーケンスを指示する命令(コマンド)をオペレータから受け取る。パルス発生器モジュール121は、システムの構成要素を動作させて、所望の走査シーケンスを実行する。モジュール121は、発生されるべきRFパルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示するデータを発生する。パルス発生器モジュール121は、一組の勾配増幅器127に接続しており、走査中に発生される勾配パルスのタイミング及び形状を指示する。パルス発生器モジュール121は又、患者に接続された多数の異なるセンサからの信号、例えば電極からの心電図(ECG)信号又はベローズからの呼吸信号を受信する生理学データ収集制御装置129から患者のデータを受信する。最後に、パルス発生器モジュール121は、走査室インタフェイス回路133に接続しており、走査室インタフェイス回路133は、患者及びマグネット・システムの状態に関連した様々なセンサからの信号を受信する。走査室インタフェイス回路133を介して、患者位置決めシステム134も又、走査に望ましい位置に患者を移動させるための命令を受信する。
【0020】
パルス発生器モジュール121によって発生される勾配波形は、Gx 増幅器と、Gy 増幅器と、Gz 増幅器とで構成されている勾配増幅器システム127に印加される。各々の勾配増幅器は、全体的に参照番号139で示すアセンブリ内の対応する勾配コイルを励起して、収集される信号を空間的にエンコードするのに用いられる磁場勾配を発生する。勾配コイル・アセンブリ139は、分極マグネット140と全身型RFコイル152とを含んでいるマグネット・アセンブリ141の一部を形成している。システム制御部122内の送受信器モジュール150がパルスを発生し、これらのパルスは、RF増幅器151によって増幅されて、送信/受信(T/R)スイッチ154によってRFコイル152に結合される。患者の内部の励起した核によって放出される結果として生ずる信号は、同じRFコイル152によって検知され、送信/受信スイッチ154を介して前置増幅器153に結合され得る。増幅されたNMR信号は、送受信器150の受信器部において復調され、濾波されると共にディジタル化される。送信/受信スイッチ154は、パルス発生器モジュール121からの信号によって制御されて、送信モード時にはRF増幅器151をコイル152に電気的に接続し、受信モード時には前置増幅器153をコイル152に電気的に接続する。送信/受信スイッチ154は又、送信モード又は受信モードのいずれの場合にも、分離型RFコイル(例えば、頭部コイル又は表面コイル)を用いることを可能にしている。
【0021】
RFコイル152によって捕えられたNMR信号は、送受信器モジュール150によってディジタル化されて、システム制御部122内のメモリ・モジュール160へ転送される。走査が完了してデータの配列の全体がメモリ・モジュール160内に収集されたときに、アレイ・プロセッサ161が動作して、このデータを画像データの配列へフーリエ変換する。この画像データ・セットは、シリアル・リンク115を介して計算機システム107へ伝送されて、ここで、ディスク・メモリ111に記憶される。オペレータ・コンソール100から受信された命令に応答して、この画像データをテープ・ドライブ112に保管してもよいし、又は本発明に従って画像プロセッサ106によって更に処理してオペレータ・コンソール100へ伝送すると共に表示装置104に表示してもよい。
【0022】
送受信器150の更なる詳細については、米国特許第4,952,877号及び同第4,922,736号に記載されている。これらの特許はここに参照されるべきものである。
本発明は、ディジタル形態で記憶されている画像に対して、図1に示す画像プロセッサ106において、図2の流れ図によって示す一連の工程を実行することにより実現される。このフィルタ処理過程は、マルチ・パス(繰り返し式の)・フレームワークを提供し、選択により、各回のパスの際に用いられるパラメータを変更することができる。処理ブロック200によって示すように、特定の用途について、フィルタ処理過程を制御する18のパラメータがオペレータによって入力される。後により詳細に述べるように、これらのパラメータは、フィルタ処理効果を制御するものであり、画像の完全な平滑化から、画像の特徴の完全な鮮鋭化に到る範囲を網羅することができるばかりでなく、セグメント化に基づく適応型の平滑化及び鮮鋭化を行うこともできる。研究環境では、オペレータによって個別のパラメータが指定されてもよいが、臨床環境では、オペレータによって特定の用途に応じて一群の記憶されているパラメータが選択されてもよい。
【0023】
処理ブロック202に示すように、次の工程は、実行されるべきマルチ・パス・フィルタ演算についてシステムを初期化すると共に入力画像データをスケーリングするものである。スケーリングを行う主な理由は、画像データのダイナミック・レンジ及び画像データのDCオフセット値に依存しないフィルタ処理関数を作成することにある。より明確に述べると、以下の工程が実行される。
【0024】
(1) 次節で議論する内部パラメータを初期化し、繰り返しカウンタを1にセットする。
(2) 最大画像強度値(MAX_ORIGINAL)及び最小画像強度値(MIN_ORIGINAL)を決定する。
(3) 繰り返しの回数が1であれば、原データをI2 として保存する。
【0025】
(4) scale = 4095.0 / MAX_ORIGINAL
(5) 次の関係式を用いて、スケーリング後の画像Iを得る。即ち、I = (I - MIN_ORIGINAL) * scale
(6) フィルタ処理前の画像をI1 =Iとして保存する。
(7) フィルタ処理前のIの平均画像強度値(MEAN_BEFORE )を算出する。
【0026】
MRの画像データは12ビットの精度を有しているので、スケーリング用に4095 / MAX_ORIGINAL が用いられる。画像I1 は、後述される中間配合演算に用いられ、他方、記憶された画像I2 は、やはり後述される最終配合演算に用いられる。
デシジョン・ブロック204によって示されるように、2つの方向性平滑化関数のいずれかが画像データに対して実行される。この選択は、前述の18の制御パラメータの1つに相当している。1つの選択肢(「1」)は、処理ブロック206によって示される方向性平滑化関数であり、この関数では、画像Iに対して同時的な方向性平滑化演算が適用される。この同時的な方向性平滑化演算は、Computer Graphics and Image Processing誌、1975年、第4巻、第248頁〜第270頁のL. S. Davisの「エッジ検出手法の概観」("A Survey of Edge-Detection Techniques")に記載されている。この手法は、以下の工程を用いている。
【0027】
(1) ラスタ・フォーマットで画像を1回走査する。
(2) 各々の画像ピクセルにおいて、4つの方向(45°、135°、90°、0°)のすべてについて4つの1次元3×1フィルタを考える。
(3) 各々の方向において、3つの対応するピクセルの平均値及び分散を算出する。
【0028】
(4) 最小の分散を与える方向を決定し、後続の計算のために対応する平均値を選択する。
(5) このようにして、所与の位置(x,y)におけるこの新たなピクセル値は、以下の方程式に従って修正される。(meanは平均を表す。)
I(x,y) = mean
設計によって、この処理は、線構造及びエッジに沿って平滑化を行うが、線構造及びエッジを横切る平滑化は行わない。所与の画像の境界ピクセルは、異なる方式で取り扱われなければならず、処理後の画像においてはゼロにセットされる。
【0029】
デシジョン・ブロック204における他方の選択肢(「2」)は、処理ブロック208によって示されている逐次的な平滑化関数である。この平滑化関数は画像Iに対して適用され、その作用は、IEEE Transactions In Acoustics, Speech and Signal Processing誌、1985年2月、第33巻、第117頁〜第126頁のP. Chan及びJ. S. Limによる「適応型画像復旧のための1次元処理」("One-Dimensional Processing for Adaptive Image Restoration")に記載されている。この逐次的な平滑化関数は、以下の工程を用いている。即ち、
(1) ラスタ・フォーマットで画像を4回走査する。
【0030】
(2) 各々のピクセルにおいて、4つの方向(45°、135°、90°、0°)のすべてについて4つの1次元3×1フィルタを逐次的に考える。
(3) 1つの方向について、3つの対応するピクセルの平均値及び分散を算出し、後続の計算にこれらの値を用いる。
(4) 分散(var)が予め選択されたノイズ分散(nvar)よりも大きければ、var = var - nvarとセットし、他の場合には、var = 0とセットする。
【0031】
(5) このようにして、所与の位置(x,y)におけるこの新たなピクセル値は、以下の方程式に従って修正される。(meanは平均を表す。)
O(x,y) = mean + (I(x,y) - mean) * (var / (var + nvar))
ここで、O(x,y)は、テンポラリ画像である。画像内のすべての点が処理された後に、各々の点(x,y)について、I(x,y)=O(x,y)とセットする。
【0032】
(6) 残りの方向角のすべてについて工程(3)〜(5)を繰り返す。
このフィルタ関数の場合には、単一のパラメータnvarを用いて平滑化の量を制御することができる。この手法は、逐次的な方向性フィルタ処理であるので、累積的ではない。しかしながら、この手法は、エッジを保存しつつ全体的なより強い平滑化効果を発揮しながら、エッジを横切る最小の平滑化しか行わないことが判明している。所与の画像の境界ピクセルは、異なる方式で取り扱われねばならず、処理後の画像においてはゼロに等しくなるようにセットされる。
【0033】
どちらの平滑化関数が実行されるかに拘わらず、フィルタ・フレームワークの次の工程は、処理ブロック210に示すように、画像のエッジが鮮鋭化されるべきか否かを決定することである。鮮鋭化されるべきであれば、処理ブロック212において、方向性鮮鋭化及びセグメント化関数が実行される。このフィルタ関数によって実行される作用は、以下のものを含んでいる。即ち、
(1) 各々のピクセルにおいて、4つの方向(0°、45°、90°、135°)の各々について、以下の方程式を用いて画像の1次元ラプラシアンを求める。
【0034】
E(k) = 2.0 * I(k) = I(k-1) - I(k+1)
ここで、インデクスkは所与の方向に沿ったカレントの位置を表しており、E(k)はエッジ強度であり、I(k)はこのピクセルにおける強度値である。
(2) 所与のピクセルにおける4つのエッジ強度のすべてを算出した後に、最大の方向性エッジ強度を決定し、この値を、この位置におけるエッジ強度E(x,y)として後続の工程で用いる。
【0035】
(3) この過程を画像内のすべてのピクセルについて続行する。所与の画像の境界ピクセルは、異なる方式で取り扱われなければならず、後続の工程のためにゼロに等しくなるようにセットされる。
(4) 以下の工程を実行することにより、画像E(x,y)のエッジを平滑化して、エッジ強度平滑化後の画像ES(x,y)を形成する。
【0036】
(a) ラスタ・フォーマットで画像E(x,y)を1回走査する。
(b) 各々の画像ピクセルにおいて、4つの方向(45°、135°、90°、0°)のすべてについて4つの1次元3×1フィルタを考える。
(c) 各々の方向において、3つの対応するピクセルの平均値及び分散を算出する。
【0037】
(d) 最小の分散を与える方向を決定し、後続の計算のために対応する平均値を選択する。
(e) このようにして、所与の位置(x,y)におけるこの新たなピクセル値は、以下の方程式に従って修正される。(meanは平均を表す。)
ES(x,y) = mean
(5) ES(x,y)の最大値及び最小値を決定する。この最大値及び最小値の絶対値のうちより大きな方をパラメータMAXとして選択する。
【0038】
(6) 以下の方程式を用いて閾値(threshold)を算出する。
threshold = MAX / threshold_parameter
ここで、threshold_parameterは18の選択可能なパラメータの1つである。
(7) この工程では、segment_parameter と呼ばれる18の選択可能なパラメータのうちのもう1つのパラメータを用いて下された決定に基づき、計算が実行される。この決定ロジックにより、mask(x,y)と呼ばれるマスクも作成される。パラメータHPF_attenuated_parameter及びHPF_unattenuated_parameterも又、ユーザによる選択が可能である。これらのパラメータを用いて、以下のようにして決定されるセグメント化規準に基づき、平滑化後の画像I(x,y)に戻し加算されるエッジ強度画像ES(x,y)の量を本質的に制御する。
【0039】
(a) segment_parameter = 1ならば、以下を実行する。
(ES(x,y) <= threshold)ならば、
mask(x,y) = 1 とセットし、
I(x,y) = I(x,y) + ES(x,y) * HPF_attenuated_parameterとセットする。又は、
(ES(x,y) > threshold) ならば、
mask(x,y) = 0とセットし、
I(x,y) = I(x,y) + ES(x,y) * HPF_unattenuated_parameterとセットする。
【0040】
(b) segment_parameter = 2ならば、以下を実行する。
(ES(x,y) ≧ - threshold)ならば、
mask(x,y) = 1とセットし、
I(x,y) = I(x,y) + ES(x,y) * HPF_attenuated_parameterとセットする。又は、
(ES(x,y) < - threshold)ならば、
mask(x,y) = 0とセットし、
I(x,y) = I(x,y) + ES(x,y) * HPF_unattenuated_parameterとセットする。
【0041】
(c) segment_parameter = 3ならば、以下を実行する。
(abs(ES(x,y)) ≦ threshold)ならば、
mask(x,y) = 1とセットし、
I(x,y) = I(x,y) + ES(x,y) * HPF_attenuated_parameterとセットする。又は、
(abs(ES(x,y)) > threshold)ならば、
mask(x,y) = 0とセットし、
I(x,y) = I(x,y) + ES(x,y) * HPF_unattenuated_parameterとセットする。
鮮鋭化及びセグメント化処理212の完了時には、異なる方式で強調された強いエッジと弱いエッジとが得られており、画像は、強いエッジの領域と弱いエッジの領域とに分割されている。
【0042】
処理ブロック214によって示すように、実行されるべき次の関数は、配合及び再スケーリング演算であり、この演算では、フィルタ処理後の画像I(x,y)を記憶されているフィルタ処理前の画像I1 (x,y)と結合すると共に結合後の画像を再スケーリングする。この演算は、以下の工程を含んでいる。
(1) フィルタ処理後の画像I(x,y)とフィルタ処理前の画像I1 (x,y)とを以下の方程式を用いて配合する。
【0043】
I(x,y) = alpha * (I(x,y) - I1(x,y)) + I1(x,y)
ここで、alpha は、0<alpha <1であるような選択可能なパラメータの1つである。
(2) 配合後の画像I(x,y)の平均ピクセル強度(MEAN_AFTER)を算出する。
【0044】
(3) 正規化ファクタNORM_FACTOR = MEAN_BEFORE / MEAN_AFTERを算出する。
(4) 以下の式を用いて正規化後の画像を算出する。
I(x,y) = (I(x,y) * NORM_FACTOR) + MIN_ORIGINAL
ここで、MIN_ORIGINALは原画像の最小強度である。
【0045】
(5) 画像I1 (x,y)の値を画像I(x,y)と等しくなるようにセットする。
処理214の完了時に、フィルタ・フレームワークを通過するすべてのパスが完了したか否かを決定する試験がデシジョン・ブロック216において行われる。好ましい実施例では、選択されたフィルタ関数のすべてを画像I(x,y)に対して繰り返すように処理ブロック202に分岐して戻ることにより、3回のパスが実行される。実行されるフィルタ関数は、各回のパスで同じである必要はない。例えば、1回目のパスの際に同時的な方向性平滑化関数202を実行し、最後のパスの際に方向性鮮鋭化関数212を実行するときに最良の結果が得られることが判明している。これらの方式以外にも、オペレータは、所望の効果を得るために各回の繰り返しの際に任意の関数を選択することができる。
【0046】
フィルタ・フレームワークによって実行される最後の作用は、処理ブロック218に示すようなセグメント化に基づく配合である。この作用の目的は、エッジの存在していない(即ち、低いエッジ強度の)領域において原画像のテクスチュアを保持することにある。フィルタ処理後の画像I(x,y)と、フィルタ処理前の画像I2 (x,y)とを以下の方程式を用いて配合することにより、最終画像If (x,y)が得られる。
【0047】
mask(x,y) = 1ならば、
If(x,y) = alpha_f * I(x,y) + beta_f * I2(x,y)とセットし、又は、
mask(x,y) = 0ならば、
If(x,y) = I(x,y)とセットする。
ここで、alpha_f及びbeta_fは、18の選択可能なパラメータのうちの2つのパラメータであり、mask(x,y)は、前述の処理ブロック212によって形成されている。この処理で用いられているパラメータalpha_f及びbeta_fの選択に応じて、適応型グレイ・レベル圧縮及び拡張を行うことができる。このようにして、以下のように様々な視覚効果を得ることができる。
【0048】
(alpha_f + beta_f) = 1ならば、グレイ・スケールの圧縮も拡張も行われない。
(alpha_f + beta_f) > 1ならば、グレイ・スケールの圧縮が生じて、全体的な平滑化効果を与える。
(alpha_f + beta_f) < 1ならば、コントラスト強調が生じて、向上したコントラストを与える。
【0049】
このフィルタ・フレームワークの好ましい実施例に用いられるユーザによる選択の可能な18のパラメータがある。これらのパラメータの様々な組み合わせ方によって、様々な視覚効果が得られる。以下の記載では、これらのパラメータをP[i]として示す。ここで、iはパラメータ番号を示す。
P[1]:
説明:鮮鋭化処理での上限を設定する。このパラメータは、12ビット画像については4095に等しくなるようにセットされ得る。
【0050】
範囲:4000〜6000。
P[2]:
説明:弱いエッジの増幅を防止するダンプニング(dampening)・ファクタ。このパラメータは、好ましい実施例では0.1にセットされる。
範囲:0<P[2]<1。
【0051】
P[3]及びP[4]:
説明:原画像から、処理の最終工程のフィルタ処理後の画像の弱いエッジの領域に配合されるセグメント化マスクによって決定される部分的テクスチャ。P[3]及びP[4]を適当にセットすると、全体的な平滑性を与えながら「黒ずみ」("smushiness")を防止する。
【0052】
範囲:0≦P[3]≦10、0≦P[4]≦10。ここで、「≦」は、「より小さい又は等しい」を表す。
P[5]:
説明:最終のパスにおいて、フィルタ処理後の画像に対してエッジを戻し加算するためのエッジ画像に対する乗算ファクタ(HPF_unattenuated_factor)。このパラメータを高く(>0.2)選択すると、強いエッジの全体的な鮮鋭度が増大する。「セグメント化工程での脱落を回避するために、このパラメータを0に等しくセットしてはならない。」
範囲:0.00001≦P[5]≦5。
【0053】
P[6]:
説明:最後から2回目の繰り返し(好ましい実施例では、パス番号2)において、フィルタ後の画像に対してエッジを戻し加算するためのエッジ画像に対する乗算ファクタ(HPF_unattenuated_factor)。暗い構造をより暗くすると共に白いエッジをより白くするといった作業のために更にエッジ強調を強化することが必要ならば、このパラメータを用いる。又、このパラメータを用いて、画像に対してより高い全体的な平滑性を与えながら画像に幾分かのテクスチャを回復させることもできる。
【0054】
範囲:0.0≦P[6]≦5。
P[7]、P[8]、P[9]:
説明:1回目、2回目及び3回目のパスについての平滑化の量を制御するための分散閾値。これらの値は、方向性平滑化「2」が用いられるならば、そしてこの場合にのみ、有用である。これらの値を過度に高くすると、画像にボケを生じる傾向がある。
【0055】
範囲:0.1≦P[7]≦10000000、0.1≦P[8]≦10000000、0.1≦P[9]≦10000000。
P[10]、P[11]、P[12]:
説明:これらのパラメータは、3回のパスの各々について、パス前のフィルタ処理された画像に配合されるパス後のフィルタ処理された画像の分率を表している。
【0056】
範囲:0≦P[10]≦1、0≦P[11]≦1、0≦P[12]≦1。
P[13]、P[14]、P[15]:
説明:3回の繰り返しの各回における弱いエッジの増幅を防止するダンプニング・ファクタ(HPF_attenuated_factor)。
範囲:0≦P[13]≦1、0≦P[14]≦1、0≦P[15]≦1。
【0057】
P[16]:
説明:何回目の繰り返しの際に、方向性平滑化「1」(ブロックD)ではなく方向性平滑化「2」(ブロックE)を行うべきかを決定する制御パラメータ。1回目のパスについては常に方向性平滑化「1」を用い、残りの回のパスについてはどちらかの平滑化方式を用いる。
【0058】
範囲:1≦P[16]≦4。
P[17]:
説明:このパラメータ(threshold_parameter)の逆数を最大エッジ強度に乗じて、画像を強いエッジの領域と弱いエッジの領域とにセグメント化する際の閾値を決定する。
【0059】
範囲:1≦P[17]≦200。
P[18]:
説明:このパラメータ(segment_parameter)は、フィルタ処理のために3つのセグメント化モードのどれを適用すべきかを決定する。このパラメータは、ユーザが白いエッジを強調する必要があるが黒いエッジは強調しなくてもよいときには、1に等しくセットされる。又、黒いエッジを強調しなければならないが白いエッジは強調しなくてもよいときには、2にセットされる。すべてのエッジを強調しなければならないときには3にセットされる。
【0060】
範囲:1≦P[18]≦3。
可能なパラメータの組み合わせの数は膨大なものになるが、そのすべてが有用なわけではない。従って、所望のフィルタ処理効果を得るためにはパラメータを調節することが重要である。これらの効果を得るために、以下のガイドラインを用いることができる。
【0061】
強いエッジの領域:一般に、ノイズの多い画像については、強いエッジは、強調されるか又は原画像と同じに保持されなければならない。平滑化は、強いエッジに沿って実行することができるが、エッジを横切って実行してはならない。このことは、医用画像に望ましくない画像の細部のボケを回避するのに重要である。
【0062】
弱いエッジの領域:経験的に、弱いエッジの領域は、減衰されなければならない。弱いエッジの領域を鮮鋭化すると、一般に、ノイズの増幅の機会が増すと共に、MR画像に「ウォーム」(worm)の出現が増す。これらの領域のテクスチャは、ピクセル強度の「しみ」("smudging") や「黒ずみ」を回避するために、自然な様相を有するように維持されていなければならない。
【0063】
以下は、特定の視覚効果を得るために本発明の好ましい実施例に用いられている例示的なパラメータ・セットである。
フィルタ例:1
簡単な説明:平滑化を殆ど伴わない鮮鋭化。
詳細な説明:このフィルタは、殆ど平滑化を伴わない全体的なフィルタであり、構造的エッジを強調する。
【0064】
推奨の用途:頭部、腹部及び四肢等の高信号且つ極めて低ノイズの256×256ピクセルの画像。
パラメータの組み合わせ:
P[1]=4095
P[2]=0.1
P[3]=0.0
P[4]=1.0
P[5]=0.75
P[6]=0.0
P[7]=800000.
P[8]=8000.
P[9]=8000.
P[10]=0.45
P[11]=0.45
P[12]=0.45
P[13]=0
P[14]=0
P[15]=0.04
P[16]=4
P[17]=15
P[18]=3
フィルタ例:2
簡単な説明:平滑化を伴う鮮鋭化。
【0065】
詳細な説明:このフィルタは、平滑化を伴う全体的な鮮鋭化フィルタであり、構造的エッジを強調すると共にノイズを抑制する。
推奨の用途:四肢。
パラメータの組み合わせ:
P[1]=4095
P[2]=0.1
P[3]=0.7
P[4]=0.3
P[5]=0.6
P[6]=0.45
P[7]=800000.
P[8]=8000.
P[9]=8000.
P[10]=0.45
P[11]=0.45
P[12]=0.45
P[13]=0
P[14]=0
P[15]=0.04
P[16]=3
P[17]=15.
P[18]=2
フィルタ例:3
簡単な説明:高平滑化及び極く僅かの鮮鋭化。
【0066】
詳細な説明:全体的に、このフィルタは、平滑化を行って鮮鋭化は殆ど行わずにノイズを抑制し、より平滑な構造エッジを与える。
推奨の用途:高分解能で低信号の画像。
パラメータの組み合わせ:
P[1]=4095
P[2]=0.1
P[3]=0.8
P[4]=0.45
P[5]=0.01
P[6]=0.1
P[7]=800000.
P[8]=8000.
P[9]=8000.
P[10]=1.0
P[11]=1.0
P[12]=1.0
P[13]=0
P[14]=0
P[15]=0.001
P[16]=2
P[17]=1.0
P[18]=1
本発明のフィルタは、マルチ・パス方式で用いられるときに、3×1の1次元の計算を用いて効率的に実行される様々なフィルタ処理関数を提供する選択可能な関数のフレームワークを提供している。このフレームワークは、領域のエッジ強度に応じて平滑化及び鮮鋭化を行うことが可能であり、従って、放射線関連業者によって有用であると見做されるような可変のフィルタ処理効果を生じる。弱いエッジの領域は、減衰されるが、完全に除去されることはなく、又、強いエッジは常に、エッジに沿って平滑化されるが、エッジを横切って平滑化されることはないので、視覚的に好ましい結果が得られる。更に、このフレームワークは、鮮鋭性及び平滑性を得るために、マルチレベルの制御を提供している。パラメータの組み合わせの実例は、高磁場MR画像の場合に本発明を用いて達成され得る様々な視覚効果を例示している。得られる結果の示すところによると、提案されたフレームワークは、様々な強度のMRIシステムのいずれについても良好に作用するが、最適な結果を得るためにはパラメータの値を別個に調節すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用しているMRIシステムのブロック線図である。
【図2】本発明の好ましい実施例によって、収集された画像をフィルタ処理するために図1のMRIシステムによって実行される作用の流れ図である。
【図3】本発明の好ましい実施例によるワン・パス・フィルタのブロック線図である。
【図4】図3のワン・パス・フィルタを用いているマルチ・パスの1次フィルタのブロック線図である。
【図5】図4のフィルタを用いているマルチ・パスの2次フィルタのブロック線図である。
【符号の説明】
10 入力
12、16、20 加算点
14、18、22 出力
100 オペレータ・コンソール
102 キーボード及び制御パネル
104 表示装置
106 画像プロセッサ
107 計算機システム
108、119 CPUモジュール
111 ディスク記憶装置
112 テープ・ドライブ
113、160 メモリ・モジュール
115 高速シリアル・リンク
116 リンク
118 バックプレーン
121 パルス発生器モジュール
122 システム制御部
125 シリアル・リンク
127 勾配増幅器
129 生理学データ収集制御装置
133 走査室インタフェイス回路
134 患者位置決めシステム
139 勾配コイル・アセンブリ
140 分極マグネット
141 マグネット・アセンブリ
150 送受信器
151 RF増幅器
152 全身型RFコイル
153 前置増幅器
154 送信/受信(T/R)スイッチ
161 アレイ・プロセッサ

Claims (12)

  1. 患者から画像データを収集する手段と、
    収集された該画像データから画像データ・セットを再構成する手段と、
    該画像データ・セットを受け取りフィルタ処理された画像データ・セットを形成するフィルタ・フレームワークとを備えており、
    該フィルタ・フレームワークは、フィルタを含み、前記フィルタ処理された画像データ・セットを形成するために、前記画像データ・セット当該フィルタ・フレームワークを通過す回数を決定しており、
    前記フィルタ・フレームワークは、前記フィルタ処理された画像データ・セットを形成するために、前記フィルタ処理された画像データの一部を前記画像データの一部と結合する手段を含んでおり、
    前記フィルタ処理された画像データの前記一部は、ファクタαにより決定されており、前記画像データの前記一部は、ファクタ(1−α)により決定されている、医用イメージング・システム。
  2. 前記フィルタ・フレームワークは、前記フィルタ処理された画像データを、エッジ情報を含んでいる第1の領域と、エッジ情報を実質的に含んでいない第2の領域とに分離するセグメント化手段と、前記画像データ及び前記フィルタ処理された画像データを、前記セグメント化手段により同定された前記第1及び第2の領域により決定される方式で結合する手段とを含んでいる請求項1に記載の医用イメージング・システム。
  3. 前記フィルタは、3×1のフィルタ・カーネルを採用している請求項1に記載の医用イメージング・システム。
  4. (a) 患者か収集され画像データから画像データ・セットを再構成する工程と、
    ) 該画像データ・セットをフィルタ処理することにより中間画像を形成する工程と、
    c)前記中間画像にファクタαを乗算する工程と、
    (d)前記画像データ・セットにファクタ(1−α)を乗算する工程と、
    (e)前記工程(c)の結果と前記工程(d)の結果を組み合わせてフィルタ処理された画像データ・セットを形成する工程と、
    (f) 該フィルタ処理された画像データ・セットを前記画像データ・セットの代わりに用いて工程(b)乃至(e)を繰り返す工程と、
    ) 前記フィルタ処理された画像データ・セットから医用画像を形成する工程とを備えた医用画像を形成する方法。
  5. 前記ファクタαは、手動で選択された値である請求項に記載の医用画像を形成する方法。
  6. 工程()は、手動で選択された回数である複数回実行される請求項に記載の医用画像を形成する方法。
  7. 工程()の前記フィルタ処理する工程は、最後の処理の際に方向性鮮鋭化及びセグメント化処理を用いることを含んでいる請求項に記載の医用画像を形成する方法。
  8. 工程()の前記フィルタ処理する工程は平滑化フィルタを用いると共に鮮鋭化フィルタを用いることを含んでいる請求項に記載の医用画像を形成する方法。
  9. 前記ファクタαは、前記繰り返しの際に変更される請求項に記載の医用画像を形成する方法。
  10. 工程()において前記フィルタ処理された画像データ・セットから前記医用画像を形成する前に、前記フィルタ処理された画像データ・セットを前記画像データ・セットと結合することを含んでいる請求項に記載の医用画像を形成する方法。
  11. 前記フィルタ処理された画像データ・セットを、強いエッジを有している第1のセットの領域と、弱いエッジを有している第2のセットの領域とにセグメント化することを含んでおり、前記画像データ・セットは、前記第2のセットの領域と結合される請求項10に記載の医用画像を形成する方法。
  12. 前記第2のセットの領域に対応する前記画像データ・セット内のデータは、前記第2のセットの領域に対応する前記フィルタ処理された画像データ・セットのデータに置き換わる請求項10に記載の医用画像を形成する方法。
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