JP4169159B2 - コンクリート打設用型枠 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート打設用型枠に関し、特に2枚の型枠パネルに連結され2枚の型枠パネルを所定距離離間させる連結機構が設けられたコンクリート打設用型枠に関する。
従来、建築物において用いられるコンクリート壁は、型枠となる2枚の壁材を離間するように配設させ、その2枚の壁材の間にできる間隙にコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後、壁材を取り除くことにより形成されていた。
しかし、このような従来からの工法では、型枠を取り除くための手間がかかることや、取り除いた型枠を処分するスペースを確保しなければならない。
そこで、型枠をコンクリートの打設後も残し、型枠を組み合わせたコンクリート壁を形成する工法が提案されている。この工法では、型枠としての壁材を硬質発砲プラスチック、コンクリートブロック製のもの、プラスチック製断熱材からなるもの等を用いることで、コンクリート打設後も型枠が断熱材等の役目を果たすことで、高気密、高断熱の建築物を容易に施工できる。
また、上述のような型枠組合せ式コンクリート工法では、型枠となる2枚の壁材を所定幅に離間させるために、2枚の壁材に架設され2枚の壁材の幅を一定にする連結部材が用いられ、この連結部材は、コンクリートが打設される空間に架設される。この連結部材には、例えば、コンクリート壁の厚さを容易に変えることができる工夫がなされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−246579号公報
ところで、特許文献1記載の壁構築ユニットの厚さ調節具、及びこれを用いた厚さ調節方法は、連結部材と型枠パネルとが別部材からなり、施工現場において現場作業員による連結部材と型枠パネルの組立作業を要する。つまり、従来からのコンクリート打設、硬化後に型枠を取り除く工法に比べると、特許文献1記載の構成を持つ型枠パネル及び連結部材を用いると、現場作業員の作業工程は少なくなったといえる。
しかしながら、特許文献1記載の連結部材は、打設されるコンクリートの厚さ調節を行うにあたっては、切断作業などがあり、作業は煩雑なものとなる。
そこで、上述の問題点に鑑み、本発明に係るコンクリート打設用型枠は、打設されるコンクリート壁の厚さを容易に変更することができ、搬送に便利な省スペース設計であるとともに、施工現場での施工性に優れたコンクリート打設用型枠を提供することを目的とする。
上述の問題を解決するために、本発明に係るコンクリート打設用型枠は、主面が相対向するように配設される一対の型枠パネルと、上記一対の型枠パネルの各主面に設けられ、取付孔を有する取付片と、一端を上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片に回動自在に連結されるとともに、他端に上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と連続される連結孔が形成された第1のアームと、上記第1のアームと交差して設けられ、一端を上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片に回動自在に連結されるとともに、他端に上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と連続される連結孔が形成された第2のアームと、上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と、上記第1のアームの他端に形成された連結孔挿通することにより上記他方の型枠パネルに設けられた上記取付片に上記第1のアームの他端を連結させる第1の連結部材と、上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と、上記第2のアームの他端に形成された連結孔挿通することにより上記一方の型枠パネルに設けられた上記取付片に上記第2のアームの他端を連結させる第2の連結部材とを有する連結機構とを備える。そして、上記第1のアーム及び上記第2のアームの他端には上記連結孔が複数形成され、上記第1のアーム及び第2のアームの少なくとも一には、上記一対の型枠パネルの間隙に配設される鉄筋の支持部が設けられている
さらに、上記第1のアームと上記第2のアームとは、それぞれの長手方向の略中央部にて回動自在となるように連結されているようにしてもよい。
本発明に係るコンクリート打設用型枠は、一対の型枠パネルの間隙を可変とすることができる連結機構を有しており、その連結機構は、上記一対の型枠パネルの各主面に設けられ、取付孔を有する取付片と、一端を上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片に回動自在に連結されるとともに、他端に上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と連続される連結孔が形成された第1のアームと、上記第1のアームと交差して設けられ、一端を上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片に回動自在に連結されるとともに、他端に上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と連続される連結孔が形成された第2のアームと、上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と、上記第1のアームの他端に形成された連結孔を挿通することにより上記他方の型枠パネルに設けられた上記取付片に上記第1のアームの他端を連結させる第1の連結部材と、上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と、上記第2のアームの他端に形成された連結孔を挿通することにより上記一方の型枠パネルに設けられた上記取付片に上記第2のアームの他端を連結させる第2の連結部材とを有する。そして、上記第1のアーム及び上記第2のアームの他端には上記連結孔が複数形成されているので、第1の連結部材及び第2の連結部材をそれぞれ所望とする位置における上記連結孔に挿通することによって、上記一対の型枠パネルを連結することができ、容易に型枠パネルの間隙を可変させることができる。
また、施工現場においては、上記連結孔にそれぞれ第1の連結部材及び第2の連結部材を挿通させることで、所望とする幅に容易に設定することができ、打設されるコンクリート壁の厚さを容易に固定することができ、施工性に優れているとともに、搬送時には、省スペース化が図られる。
また、本発明は、連結機構を構成するアームに、一対の型枠パネルの間隙に配設される鉄筋の支持部が設けられており、所定の位置に鉄筋を支持することが可能となる。
以下、本発明に係るコンクリート打設用型枠を実施するための最良の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、コンクリート打設用型枠1は、互いに平行となる相対向するように配設される一対の型枠パネル2、2と、型枠パネル2、2を複数箇所において連結する複数の連結機構3とから構成されている。コンクリート打設用型枠1は、型枠パネル2、2を、連結機構3により連結させ所定距離離間させ、一対の型枠パネル2、2の間隙4の所定の位置に強度維持用の鉄筋が配設され、コンクリートが打設されることにより、コンクリート壁が形成される。コンクリート打設用型枠1は、一対の型枠パネル2、2を上下方向及び長手方向に連接することにより、所望とする幅及び高さのコンクリート壁を形成する。
型枠パネル2は、図1及び図2に示すように、横長の主面が略矩形の板形状であり、その材質は、発砲ポリスチレンからなる。型枠パネル2は、上下方向に型枠パネル2、2を連接した際の連接部からコンクリートが漏れないように、型枠パネル2の頂部2aの長手方向に亘って設けられた凹部21と、底部2bの長手方向に亘って設けられた凸部22とが設けられ、型枠パネル2、2が上下に連接する際に、上方の型枠パネル2の凸部22に下方の型枠パネル2の凹部21が嵌まる構成を有している。
頂部2aに設けられる凹部21は、頂部2aで型枠パネル2の厚さ方向の中央部において、頂部2aの長手方向に亘って設けられた凹部であり、上方に連接された型枠パネル2の底部2bの凸部22が嵌まる形状となっている。底部2bに設けられる凸部22は、底部2bで型枠パネル2の厚さ方向の中央部において、底部2bの長手方向に亘って設けられた凸部であり、下方に連接された型枠パネル2の頂部2aの凹部21に嵌まる形状となっている。
また、型枠パネル2は、長手方向に型枠パネル2を連接した際の連接部からコンクリートが漏れないように、一方の端部2cの鉛直方向に亘って設けられた凸部23と、他方の端部2dの鉛直方向に亘って設けられた凹部24とが設けられ、型枠パネル2、2が長手方向に連接する際に、一方の型枠パネル2の凸部23が他方の型枠パネル2の凹部24に嵌まる構成を有している。
一方の端部2cに設けられる凸部23は、一方の端部2cで型枠パネル2の厚さ方向の中央部において、一方の端部2cの鉛直方向に亘って設けられた凸部であり、長手方向に連接された型枠パネル2の他方の端部2dの凹部24に嵌まる形状となっている。
他方の端部2dに設けられる凹部24は、他方の端部2dで型枠パネル2の厚さ方向の中央部において、他方の端部2dの鉛直方向に亘って設けられた凹部であり、長手方向に連接された型枠パネル2の一方の端部2cの凸部23が嵌まる形状となっている。
また、型枠パネル2は、外側主面2eの複数箇所に、連結機構3を構成している端プレート31L、31Rが嵌まる凹部25が設けられている。
凹部25は、端プレート31L、31Rの主面と同一の大きさで、端プレート31L、31Rの板厚と同様の深さからなる凹部である。凹部25は、型枠パネル2に連結される連結機構3の数に合わせて複数箇所設けられる。
なお、型枠パネル2に設けられた凹部21、23、凸部22、24は、上述した形状に限定されず、連接される一方の型枠パネル2と他方の型枠パネル2との連接部において、打設されるコンクリートが漏れないようにするものであればいかなる形状であってもよい。
なお、型枠パネル2は、上述の材質の他、発砲スチロール、発砲ポリエチレン、発砲ポリウレタン等の防火性を有する材質や、グラスウール混入セメント等の断熱性を有する材質からなるものであってもよい。
連結機構3は、図2、図3に示すように、互いに平行となる相対向するように配設される一対の型枠パネル2、2にそれぞれの対向する位置に設けられる端プレート31L、31Rと、端プレート31L、31Rに設けられ、取付孔37a、38aを有する取付片36L、36Rと、一端を一方の型枠パネル2の他方の型枠パネル2と相対向する内側主面2fに設けられた取付片36Lに回動自在に連結されるとともに、他端に他方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Rの取付孔38aと連続される連結孔32bが形成された第1のアーム32と、第1のアーム32と交差して設けられ、一端を他方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Rに回動自在に連結されるとともに、他端に一方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Lの取付孔38aと連続される連結孔34bが形成された第2のアーム34と、他方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Rの取付孔38aと、第1のアーム32の他端に形成された連結孔32bを挿通することにより他方の型枠パネル2に設けられた取付片36Rに第1のアーム32の他端を連結させる第1の連結部材33と、一方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Lの取付孔38aと、第2のアーム34の他端に形成された連結孔34bを挿通することにより一方の型枠パネル2に設けられた取付片36Lに第2のアーム34の他端を連結させる第2の連結部材35とを有する。そして、第1のアーム32及び第2のアーム34の他端には連結孔32b、34bが複数形成されている。連結機構3は、第1のアーム32と第2のアーム34とがそれぞれの長手方向略中央部において回動可能に連結されており、一対の型枠パネル2、2をX状に連結している。
端プレート31Lは、図2〜図4に示すように、主面が略矩形の板状部材からなり、その大きさは、高さが型枠パネル2の高さよりやや小さく、幅が2本のアーム、つまり、第1のアーム32及び第2のアーム34が連結される取付片36が設けられるだけの幅を有し、その材質は、例えば、プラスチックからなる。端プレート31Lの型枠パネル2に面する側の主面31aには、第1のアーム32の一端と連結される取付孔37aを有する取付部37と、第2のアーム34の一端と連結される取付孔38aを有する取付部38とからなる取付片36Lが立設されている。取付片36Lは、端プレート31Lが係合される型枠パネル2の凹部25に設けられた挿通孔25aに挿通されることによって、取付部37、38が型枠パネル2の内側主面に臨まされている。
取付片36Lの取付部37は、主面31aの第1のアーム32が取り付けられる位置に突出形成され、端部に設けられた第1のアーム32と連結される取付孔37aが、型枠パネル2の内側主面に臨むような高さに設けられている。
取付片36Lの取付部38は、主面31aの第2のアーム34が取り付けられる位置に突出形成され、端部に設けられた第2のアーム34と連結される取付孔38aが、型枠パネル2の内側主面に臨むような高さに設けられている。
取付片36Lの取付部37、38は、図4(B)に示すように、第1のアーム32と第2のアーム34とをそれぞれ連結した際に干渉しないように水平位置がずらされた位置に設けられている。
また、端プレート31Rの型枠パネル2に面する側の主面31aには、端プレート31Lと同様に取付部37、38を有する取付片36R(以下、取付片36L及び取付片36Rを総称する場合、取付片36という。)が設けられている。ただし、端プレート31Rに設けられた取付部37には、第2のアーム34が連結され、端プレート31Rに設けられた取付部38には、第1のアーム32が連結される。
なお、端プレート31L、31Rは、上述のように、取付部37、38を有する構成に限らず、強度を増すために、例えば、取付部37、38とが一体に形成された形状からなるものであってもよい。
第1のアーム32は、略短冊状のプラスチック等から形成され、一方の端部に端プレート31Lの取付部37と回動可能に連結されるための連結孔32aと、他方の端部に端プレート31Rの取付部38と第1の連結部材33を介して連結される複数の連結孔32bと、連結孔32b近傍で第1のアーム32の側端部に設けられ、コンクリートが打設される間隙4に配設される鉄筋を支持する支持片32cと、第1のアーム32の長手方向略中央部に設けられ、第2のアーム34と回動可能に連結される連結孔32dと、連結孔32a近傍で第1のアーム32の側端部に設けられ、コンクリートが打設される間隙4に配設される鉄筋を支持する支持片32eとを有している。
第2のアーム34は、第1のアーム32と同様に、略短冊状のプラスチック等から形成され、一方の端部に端プレート31Rの取付部37と回動可能に連結される連結孔34aと、他方の端部に端プレート31Lの取付部38と第2の連結部材35を介して連結される複数の連結孔34bと、連結孔34b近傍で第2のアーム34の側端部に設けられ、コンクリートが打設される間隙4に配設される鉄筋を支持する支持片34cと、第2のアーム34の長手方向略中央部に設けられ、第1のアーム32と回動可能に連結される連結孔34dと、連結孔34a近傍で第2のアーム34の側端部に設けられ、コンクリートが打設される間隙4に配設される鉄筋を支持する支持片34eとを有している。
第1のアーム32及び第2のアーム34のそれぞれの端部に設けられた連結孔32a、34a、32d、34dは、例えば、ボルトが挿通され、ナットによって回動可能に螺着されている。なお、連結孔32a、34a、32d、34dは、上述のように、ボルトとナットによって螺着されるものに限らず、それぞれの部材を回動可能に連結できるものであればよく、例えば、ヒンジ棒をかしめて連結させるものであってもよい。
連結孔32b、34bは、それぞれ第1のアーム32及び第2のアーム34の他端側に複数箇所設けられており、取付孔38aと第1及び第2の連結部材33、35を介して連結される孔の位置に応じて、一対の型枠パネル2、2の距離を可変とすることができる。
また、連結孔32b、34bに挿通される第1の連結部材33及び第2の連結部材35は、連結孔32a、34a、32d、34dと同様に、ボルトとナットから構成され、所望とするコンクリート壁厚の位置の連結孔32b、34bにボルトを挿通し、ナットによって螺着することによって、第1のアーム32と端プレート31Rの取付孔38a、第2のアーム34と端プレート31Lの取付孔38aが連結される。
なお、第1の連結部材33及び第2の連結部材35は、それぞれ第1のアーム32の連結孔32bと端プレート31Rの取付孔38a、第2のアーム34と端プレート31Lの取付孔38aに挿通され、連結されるものであればよく、例えば、それぞれの孔に棒状体を挿通してもよい。この場合であっても、端プレート31L、31Rの取付片36L、36Rによって、各アーム32、34の回動が規制されるため、型枠パネル2、2の幅は固定される。
また、第1のアーム32及び第2のアーム34に設けられた鉄筋を支持するための支持片32c、34c、32e、34eの位置は、コンクリート壁厚によって変化する鉄筋の配筋位置に対応した位置に設けられている。
なお、連結機構3を構成する第1のアーム32及び第2のアーム34は、上述のように、一対の端プレート31L、31Rに1箇所設けられていることに限らず、一対の型枠パネル2、2を連結させるだけの強度であれば、上下方向等に複数箇所設けるようにしてもよい。
以上のような構成をしたコンクリート打設用型枠1は、図5に示すように、例えば、ベースコンクリート5上に、上下2段に配置され、型枠パネル2、2の間隙に鉄筋6が縦横に配筋され、その間隙にコンクリートが打設される。
また、上述の構成をしたコンクリート打設用型枠1は、一対の型枠パネル2、2の間隙を可変とすることができる連結機構3を有しており、その連結機構3は、端プレート31L、31Rに設けられ、取付孔37a、38aを有する取付片36L、36Rと、一端を一方の型枠パネル2の他方の型枠パネル2と相対向する内側主面2fに設けられた取付片36Lに回動自在に連結されるとともに、他端に他方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Rの取付孔38aと連続される連結孔32bが形成された第1のアーム32と、第1のアーム32と交差して設けられ、一端を他方の型枠パネル2の取付片36Rに回動自在に連結されるとともに、他端に一方の型枠パネル2の取付片36Lの取付孔38aと連続される連結孔34bが形成された第2のアーム34と、他方の型枠パネル2の取付片36Rの取付孔38aと、第1のアーム32の他端に形成された連結孔32bを挿通することにより他方の型枠パネル2に設けられた取付片36Rに第1のアーム32の他端を連結させる第1の連結部材33と、一方の型枠パネル2の内側主面2fに設けられた取付片36Lの取付孔38aと、第2のアーム34の他端に形成された連結孔34bを挿通することにより一方の型枠パネル2に設けられた取付片36Lに第2のアーム34の他端を連結させる第2の連結部材35とを有する。そして、第1のアーム32及び第2のアーム34の他端には連結孔32b、34bが複数形成されている。また、連結機構3は、第1のアーム32と第2のアーム34とがそれぞれの長手方向略中央部において回動可能に連結されており、一対の型枠パネル2、2をX状に連結されており、第1の連結部材33及び第2の連結部材35をそれぞれ所望とする位置における連結孔32b及び連結孔34bに挿通することによって、一対の型枠パネル2、2を連結することができ、型枠パネル2、2の間隙を可変のものとすることができる。
また、施工現場においては、連結孔32b及び連結孔34bにそれぞれ第1の連結部材33及び第2の連結部材35を挿通させることで、所望とする幅に容易に設定することができ、打設されるコンクリート壁の厚さを容易に固定することができ、施工性に優れているとともに、搬送時には、省スペース化が図られる。
また、端プレート31Lと端プレート31Rや、第1のアーム32と第2のアーム34とは、同様の構成からなる部材であるので、例えば別形状の第1のアーム32と第2のアーム34とを設ける必要がなく、部品点数を減らすことができる。
また、本発明は、連結機構を構成する第1のアーム32及び第2のアーム34に、一対の型枠パネル2、2の間隙に配設される鉄筋を支持する支持片32c、34c、32e、34eが設けられており、所定の位置に鉄筋を支持することが可能となる。
なお、コンクリート打設用型枠1は、連結機構3のそれぞれのアーム32、34を型枠パネル2に連結させるのに、端プレート31L、31Rを用いることについて述べたが、これに限らず、型枠パネル2と連結・固定できるものであれば、例えば、端プレート31L、31Rの取付部37、38を有する型枠パネルを用いるようなものであってもよい。
また、端プレート31L、31R、第1のアーム32及び第2のアーム34は、プラスチックからなることについて述べたが、これに限らず、所定の強度を有するものであれば、いかなる材料からなるものであってもよい。
本発明を適用したコンクリート打設用型枠を示す斜視図である。 本発明を適用したコンクリート打設用型枠の分解斜視図である。 本発明を適用したコンクリート打設用型枠の連結機構の正面図である。 (A)は、端プレートの側面図であり、(B)は端プレートの正面図である。 本発明を適用したコンクリート打設用型枠の使用例を示した正面図である。
符号の説明
1 コンクリート打設用型枠、2 型枠パネル、2a 頂部、2b 底部、2c 一方の端部、2d 他方の端部、2e 外側主面、3 連結機構、4 間隙、21 凹部、22 凸部、23 凸部、24 凹部、25 凹部、31 端プレート、31a 主面、32 第1のアーム、32a、32d、34a、34d 連結孔、32c、32e、34c、34e 支持片、32b 連結孔、33 第1の連結部材、34 第2のアーム、35 第2の連結部材、36 取付片、37、38 取付部

Claims (2)

  1. 主面が相対向するように配設される一対の型枠パネルと、
    上記一対の型枠パネルの各主面に設けられ、取付孔を有する取付片と、一端を上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片に回動自在に連結されるとともに、他端に上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と連続される連結孔が形成された第1のアームと、上記第1のアームと交差して設けられ、一端を上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片に回動自在に連結されるとともに、他端に上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と連続される連結孔が形成された第2のアームと、上記他方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と、上記第1のアームの他端に形成された連結孔挿通することにより上記他方の型枠パネルに設けられた上記取付片に上記第1のアームの他端を連結させる第1の連結部材と、上記一方の型枠パネルの主面に設けられた上記取付片の上記取付孔と、上記第2のアームの他端に形成された連結孔挿通することにより上記一方の型枠パネルに設けられた上記取付片に上記第2のアームの他端を連結させる第2の連結部材とを有する連結機構とを備え、
    上記第1のアーム及び上記第2のアームの他端には上記連結孔が複数形成され
    上記第1のアーム及び第2のアームの少なくとも一には、上記一対の型枠パネルの間隙に配設される鉄筋の支持部が設けられているコンクリート打設用型枠。
  2. 上記第1のアームと上記第2のアームとは、それぞれの長手方向の略中央部にて回動自在となるように連結されている請求項1記載のコンクリート打設用型枠。
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