JP4166741B2 - 通信方法 - Google Patents
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Description
ともいう)に関しても同様に同一媒体で受信を行う為に、無線媒体の競合が生ずることか
ら、RTTに対しての品質確保が困難となるという問題がある。
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信する方法であって、第一の装置が、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信するステップと、第二の装置が、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して送信するとともに、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するステップと、第一の装置が、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信するステップと、第二の装置が、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送するステップと、を備える通信方法。
上記通信方法においては、例えば、第二の装置が、第一の装置を受け付けるための送信許容周期情報を付与して送付するステップをさらに備え、第一の装置が付与情報を元に送信許容周期情報を送信することで、第二の装置が保持した情報を送信許容周期情報に従って転送する。
これは、第一の装置及び第二の装置を例示したものである。従って、第一の装置及び第二の装置はこれらに限定されない。例えば、前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は移動支援装置(ホームエージェント)であってもよい。
これは第一の装置が持つ無線インターフェースの例示である。従って、第一の装置が持つ無線インターフェースはこれに限定されない。
通信要素確保要請を作成する手段と、通信要素確保要請を行うアプリケーションとの関連付けを行う手段と、通信要素確保要請を送信する手段と、通信要素確保要請を受信した装置より新たなアドレスを受信した場合に、関連付けを行ったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用して通信する手段と、を備える通信装置。
また、本発明は装置の発明として次のように特定することもできる。
上記通信装置においては、例えば、さらに通信先の端末の近隣に属する第二の装置に対して通信要素確保要請を行う。
第一の装置から所定通信パターンを含む通信要素確保要請を受信する手段と、前記所定通信パターンに関連付けを行った新たなアドレスを作成する手段と、前記新たなアドレス情報を第一の装置に送信する手段と、を備える通信制御装置。
また、上記通信制御装置においては、例えば、前記新たなアドレスには一定時間の制限が設定されている。
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するシステムであって、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する第一の装置と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置と、前記新たなアドレスを前記第二の装置から第一の装置に送信する手段と、を備え、前記第一の装置は、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信し、前記第二の装置は、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する、通信システム。
所定情報を送信する装置との間で通信する通信装置であって、前記装置から送信された所定情報を受信する手段と、所定通信パターンを含む所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段と、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段と、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段と、前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段と、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する手段と、を備える通信制御装置。
所定通信パターンを含む通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段と、所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段と、を備える通信装置。
図1は、本発明の原理図を示す。
図1に示すように、本発明の通信方法等が実現されるネットワークシステムは、第一の装置m1と、ネットワークn2に接続される第二の装置m2、及び、第一の装置と第二の装置との間の無線通信ネットワークn1などを包含する。ネットワークn2は、インターネットやクローズドネットワーク等の一般的なネットワークである。
第一の装置m1は、そのリアルタイム通信アプリケーションを、第二の装置m2からのアドレスに切り替える(S13)。
第一の装置m1は、通信要件確保要請(本発明の所定通信パターンを含む)を第三の装置m3に対して行う(S20)。例えば、第一の装置m1においてリアルタイム通信アプリケーションが起動された場合に、第一の装置m1は、通信要件確保要請を第三の装置m3に対して行う。第三の装置m3は、第一の装置m1からの通信要件確保要請を保持する(図2中保持aに保持している例を示す)。
第三の装置m3は、第二の装置m2からのアドレスに対して管理情報の作成(パケット受付の許可、保持対象、保持b機能の構築)を行う(S23)。その後、第三の装置m3は、第二の装置m2からのアドレスを第一の装置m1に対して送信する(S24)。
第一の装置m1のリアルタイム通信アプリケーションは、所定情報を、その切り替えられた新たなアドレスを用いて第三の装置m3に送信する(S26)。第三の装置m3は第一の装置m1からの送信内容を受信しこれを保持bに保持する(S27)。
(変形例)
次に、本発明の原理図の第二の形態の変形例について説明する。
ようにしてもよい。このようにすれば、変動アドレスを払い出す事が可能となることから、セキュリティ面で強固な構成を構築することが可能となる。
図5は、本発明の原理図の第三の形態を示す。図5に示すように、第三の装置m3の機能を持つ装置が1つ以上あった場合の例でかつ、第二の装置m2により提供されるアドレスが、第四の装置m4に分割して処理を行わせる構成となっている。
対応関係が要求パターン割当アドレス対応リストに保持される。
第四の装置m4は、第二の装置m2からのアドレスに対して管理情報の作成(パケット受付の許可、保持対象、保持d機能の構築)を行う(S43)。この時にアドレスの通知無しを要求してアドレスを送信する。
第一の装置m1のリアルタイム通信アプリケーションは、所定情報を、その切り替えられた新たなアドレスを用いて第四の装置m4に送信する(S47)。第四の装置m4は第一の装置m1からの送信内容を受信しこれを保持dに保持する(S48)。
以上説明したように、図5に示したシステムにおいては、明示的に空きのあるネットワーク側を用いて、通信要件要請にあった処理を分離することができるために、第三の装置m3に対して不正な負荷をかけられた場合でも、第四の装置m4が独立して動作するために無線品質を確保した通信が可能となる。
図6に示すように、第一の装置m1は、通信を行う為の受信機能c1、送信機能c2、受信情報識別c3、アドレス生成機能c4、アプリケーション管理テーブルc5、タイマー機能c6、リアルタイムアプリケーションc7、非リアルタイムアプリケーションc8などを備えている。
ーブルc5は、通信要素確保要請を行ったときに、タイマー情報があった場合には、タイマー監視を行う。また、通信要素確保要請によりアドレス(RCoA)を受信した場合には、アドレス生成機能c4に対して、該当のアドレス生成を行い、アプリケーション管理テーブルc5上のRCoAフィールド部分に該当アドレスを保持する。
図7を参照しながら第二の装置m2の構成例について説明する。図7は、第二の装置m2の機能ブロック図である。
タイマー機能b5は、各種時間周期や、第一の装置m1からの通信要件要請の内容によって各種タイミングを取る。
要求パターン割り当てアドレス対応リストb7は、リソース管理機能b4が第一の装置m1からの要請を受けた要求パターンと、その要求パターンに対して割り当てたアドレスを管理するためのリストである。
事が可能となる。また、無線区間に関しては無駄に無効な要求を送信させることを抑止することが可能となる。さらに、ネットワークを連携させる方法や、負荷を分散させて管理することも容易となる。また、通信に本方式を用いると通信相手側の直前で保証させるべき情報を提供することができるために、ギャップサイズに関しても他の方式と比べて優位となる。
アクセスポイント(AP)m3-1は、移動通信端末m1からのデータをネットワークn3に対して転送する機能を持つ。以下の説明では、BFRm3が本機能を含むものとする。
(通信要求振り分け処理)
通信要求振り分け処理について図10を参照しながら説明する。
アクセスルータの機能を併せ持つRMAm2は、所定タイミングでルータ広告を送信する(S100)。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、自己に割り当てられたリソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する。そして受付可能と判断すると、アクセスアドレスを生成して払い出す。
以下も同じ。)では、RMAm2がネットワークに割り当てられた帯域量をさしており、この場合、30のリソースを持つ事となる。(2)では、MNm1からのリソース要請(所
定通信パターン)がこのパターンで要請する処理であり、RMAm2は割り当てが可能である為に、この要求パターンを保持して、このパターンに対応したアドレス(後述のRCoA)をMNm1に送信する。
へずらしたことを表す。この要求パターンを後述のように保持して、このパターンに対応したアドレス(後述のRCoA)をMNm1に送信する。(6)はRMAm2が持つリソー
スの残帯域を表す。
要求を満足する帯域がないために、アドレスを返送しないことにより、受付を拒否する。
また、図11におけるリソース割り当て管理処理にて、該当処理をアドレスと関連つける処理を記載している。
RMA側にて、バッファの作成を行い内部で決めたタイミングにより、データをネットワークに対して送信する動作を行うことにより、リアルタイムな通信を実現する。また、非リアルタイムな情報に関しては、以前のアドレスを用いることで変更なしに利用することが可能となる。これらについてはいずれも後述する。
リソース管理テーブル(図13参照)は、図11に示すように、パターン0130,0000を保持する。このパターンは、図11に示すように30のリソースがRMAm2に割り当てられていることを表す。
なお、S105で生成されるアドレス(RCoA)については、図15に示すように、ランダムアドレスを生成して(S105)、これを自己が管理しているアドレスに対して関連付けて保持する(S105)ようにしてもよい。これにより、常に一定のアドレス利用を行わない事となる為に、セキュリティを強固にすることが可能となる。
RMAm2は、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要件要請(有効時間を設定した場合はこれも。図16参照。)とを図14に示すバッファ管理テーブルに登録する。バッファ管理テーブル(図14参照)には、図11に示すように、例えば、「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000/RCoA−1/0」を保持する。図14中、「RCoA−1」が生成されたRCoAを、「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」が受信した通信要件確保要請を、それぞれ表す。
次に、非リアルタイムなアプリケーションの処理について説明する。
以上説明したように、図9に示したシステムにおいては、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する(S102)MNm1と、その通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して(S105)、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するRMAm2を備えている。新たなアドレスはRMAm2からMNm1に送信される(S107)。
、ネットワーク側で特定のアドレス(図10中RCoA)を払い出すときに、制御要求とは別のAP(図10中RMAm2)が持つアドレスプレフィックスのデータを送信する(S107)ことにより、制御処理でRTT処理を明確に別ネットワークに分離することが可能となる。また、複数のMNm1が存在する場合でもこれらを効率的に管理することが可能となる。
(リソース更新要請)
S108でMNm1がRCoAを作成している場合に、さらにそのRCoAに関して新たな通信要素確保要請(または、継続)を行うと、再度S102〜S107と同様のルートを用いてアドレスの獲得を行うこととなる。この処理について図17を参照しながら説明する。
RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、自己に割り当てられたリソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する。
RMAm2は、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要素確保要請(有効時間を設定した場合はこれも。図16参照。)とを図14に示すバッファ管理テーブルに登録する。
(複数通信要素確保処理)
上述のように、貸出アドレスとして1つのRCoAを生成する(S105)例について説明したが、これに限定されることなく、次のようにしてもよい。例えば、図18に示すように、複数(図18では2つを例示)の貸出アドレスRCoA、RCoA−2を生成して(S105)、これらをバッファ管理テーブルに登録し、管理CoA情報に対して、割り当てRCoAを保持(S106)した後に、該当RCoAからの送信を受け付ける(保持する)ための個別バッファを作成し、及び、MNm1に対してRCoA(有効時間を設定したときはこれも。図16参照。)を送信するようにしてもよい(S107)。
可能となる。
(バッファ管理装置中継処理)
次に、バッファ管理装置中継処理について図19を参照しながら説明する。
BFRm3は、所定タイミングでルータ広告を送信する(S200)。MNm1は、それを用いて、気付けアドレスCoAを作成する(S201)。
RMAm2は、リソース管理テーブルを参照して、該当m3に割り当てられたリソースをもとに、受付パターンを解析して受付が可能か否かを判定する。
MNm1は、RMAm2からのアドレスRCoAを受け取った後に、自己のアプリケーション管理テーブルにそのRCoAを登録する(S209)。これにより、通信要件要請で用いたリアルタイムなアプリケーションとのアドレス関係がCoAからRCoAへ変更される。
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S211)。図13に、個別バッファの格納例を示す。MNm1からのデータについては、m1送信メッセージ1・・m1送信メッセージ(m1からのデータ)nのように保持する。
ブルに、RCoAとして「RCoA−1」が、パターンとして「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」が、登録されている場合には、RCoA−1の個別バッファ(参照Blk)からm1送信メッセージを、その特定周期「ON/0/0103,0812,1821,2427,0000」で読み出す(S212)。
次に、非リアルタイムなアプリケーションの処理について説明する。
(周期ルックインイネーブル予約処理)
次に、周期ルックインイネーブル要請処理について図20を参照しながら説明する。本処理は、図19のS200〜S207の後に行われる処理であって、図20ではS300以降の処理である。
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S303)。図13に、個別バッファの格納例を示す。MNm1からのデータについては、m1送信メッセージ1・・m1送信メッセージ(m1からのデータ)nのように保持する。
ングをBFRm3に対して要請する(S304)。BFRm3は、個別バッファからその格納データを Look-in-cycle情報のタイミングで読み出し、RMAm2に送信する(S305)。RMAm2は、BFRm3からのデータをその先のネットワークへと送信する(S306)。
非リアルタイムなアプリケーションは、データを、RCoAではなくCoAを用いてR
MAm2に送信することになる(S306)。これは、通信要素確保要請を用いない通信処理である。
この例では、既にデータを送信しており、格納されている情報を搬出するパターンを送信する事で、そのパターンに基づいた送信を行う事となる。
(周期ルックインイネーブル予約処理)
次に、周期ルックインイネーブル予約処理について図21を参照しながら説明する。本処理は、図19のS200〜207及び図20のS300〜303の後に行われる処理であって、図21ではS309以降の処理である。
クル情報を一定時間保持して定期的にゲートを空ける動作を行う(S310)。
図21に示すように、先にS310の処理を行ってその後に、S303の処理を実行することが可能な点が図20とは異なる。
この例では、周期的にゲートを起動させておき、データをその周期で送信する事で目的の時間と一致したデータをネットワークに流しこむ事となる。また、データが来た事をトリガーとして、そのパターンでのタイミング送信を行う方法についても可能となる。
(動作詳細)
(MNm1における通信要素確保要請)
MNm1における通信要素確保要請について図22を参照しながら説明する。
(RMAm2における通信要素確保要請に対する処理)
RMAm2は、MNm1からの通信要素確保要請(要求条件)については、CoAアドレスを含んでおり、かつ、制御信号(周期等)を含んでいることから、この通信要素確保要請を共通制御バッファに格納する(S103)。この動作については既に説明した(図10参照)。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、通信要素確保要請(図23中受付メッセージと記載)が格納されていれば共通制御バッファからその通信要素確保要請を読み出す(S500:Yes)。その読み出した通信要素確保要請に対応するCoAが既に管理しているCoAでなければ(S501:No)、RMAm2は、通信要素確保要請情報は管理リソース上で提供可能か否かを判定する(S502)。すなわち、RMAm2は、自己が保持するリソース管理テーブルを参照して、自己に割り当てられたリソースをもとに、受付パターン解析して受付が可能か否かを判定する。そして、RMAm2は、提供可能(受付可能)な場合(S502:Yes)に、アドレス割り当てリソース管理テーブルを更新する(S503)。すなわち、パターンをネットワーク側で処理させるための、一意の貸し出しアドレス(RCoA)を生成し(S105)、この生成されたRCoAと先ほど受信した通信要件要請(有効時間を設定した場合はこれも。図16参照。)とを図13に示すリソース管理テーブルに登録する。RMAm2は、受付メッセージを1つずらし、再度、S500以降の処理を繰り返す。
(MNm1におけるアドレス取得後の処理)
図24に示すように、MNm1は、受信したアドレス(RCoA)が新しくもなく複数
アドレスでもなければ(S600:No)、通信要素確保要請に伴う情報の更新を行う(S601)。この動作については既に説明した(図17参照)。
(RMAm2における個別バッファからの読み出し処理)
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S110)。この動作については既に説明した(図10参照)。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、個別バッファの登録数が空きの状態でなければ(S700:No)、登録に関して処理(図14に示すブロックの個別バッファ情報に関する処理)、例えば登録数を見て登録数分、参照Blkを監視する処理を行う(S701)。そして、読み出し用のblk情報のデータが存在すれば(S702:Yes)、該当バッファから情報を収集し(S703)、メッセージ送信処理を実行する(S704)。この動作については既に説明した(図10参照)。
(RMAm2における送信可能周期情報登録処理)
RMAm2は、MNm1(リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、RCoAアドレスを含んでいることから、そのデータをRCoA用に個別に生成した個別バッファに一時的に格納(保持)する(S110)。この動作については既に説明した(図10参照)。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、個別バッファの登録数が空きの状態でなければ(S800:No)、登録に関して処理(図14に示すブロックの個別バッファ情報に関する処理)、例えば登録数を見て登録数分、参照Blkを監視する処理を行う(S801)。そして、個別バッファの登録数は全て終了していなければ(S802:No)、該当blkへの送信可能周期情報(図14中割り当てパターン情報、すなわちLook-in-cycleに相当)の登録(S803)、次回blkへ移動(S804)
する。以上のS802〜S804の処理を登録されている個別バッファの全てに対して行う。この動作については既に説明した(図21参照)。
(RMAm2における共通バッファからの読み出し処理)
RMAm2は、MNm1(非リアルタイムなアプリケーション)からのデータについては、CoAアドレスを含んでいるが、制御信号(周期等の通信要素確保要請)を含んでいないことから、共通バッファに格納する(S114)。この動作については既に説明した
(図10参照)。
RMAm2は、そのタイマーが読み取りタイミングを発行すると、自己のリソース管理テーブルを参照して管理リソースに空きが存在すれば(S900:Yes)、さらに共通バッファに受け付けメッセージの残りが有るか否かを判定する(S901)。そして、残りがあれば(S901:Yes)、共通バッファから残りの受付メッセージを読み出して、管理リソースが空き容量までメッセージ送信処理を行う(S901:Yes、S902、S903:No)。
(付記1)
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信する方法であって、第一の装置が、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信するステップと、第二の装置が、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して送信するとともに、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するステップと、第一の装置が、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信するステップと、第二の装置が、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送するステップと、を備える通信方法。(1)
(付記2)
前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報をメモリに保持するステップをさらに備え、前記第二の装置は、新たなアドレスに対応する所定通信パターンに従って、前記メモリから所定情報を読み出して転送する、付記1に記載の通信方法。(2)
(付記3)
第二の装置に搭載される機能のうち、データを保持する機能、通信要素確保要請によるデータ収集機能、ネットワークに対して情報を送信する機能のうちすくなくとも1つを、1又は複数の別装置に対して割り当てる付記1に記載の通信方法。
(付記4)
第二の装置が、第一の装置を受け付けるための送信許容周期情報を付与して送付するステップをさらに備え、第一の装置が付与情報を元に送信許容周期情報を送信することで、第二の装置が保持した情報を送信許容周期情報に従って転送する付記1から付記3のいずれかに記載の通信方法。
(付記5)
前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は無線基地局である、付記1から付記4のいずれかに記載の通信方法。
(付記6)
前記第一の装置は移動通信装置であり、前記第二の装置は移動支援装置(ホームエージェント)である、付記1から付記4のいずれかに記載の通信方法。
(付記7)
第一の装置が持つ無線インターフェースは、通常のインターフェースである、付記1から付記4のいずれかに記載の通信方法。
(付記8)
通信要素確保要請を作成する手段と、通信要素確保要請を行うアプリケーションとの関連付けを行う手段と、通信要素確保要請を送信する手段と、通信要素確保要請を受信した装置より新たなアドレスを受信した場合に、関連付けを行ったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用して通信する手段と、を備える通信装置。
(付記9)
通信要素確保要請を行わなかったアプリケーションに関して、新たなアドレスを利用せずに通信する手段を備える付記8に記載の通信装置。
(付記10)
相手装置(本実施形態では第二の装置)が持つ機能を搭載する、装置が複数存在するネットワークにおいて、複数の前記装置に対して、通信要素確保要請を行う通信装置。
(付記11)
さらに通信先の端末の近隣に属する第二の装置に対して通信要素確保要請を行う付記10に記載の通信装置。
(付記12)
前記通信要素確保要請を送信する手段によりさらに新たな通信要素確保要請を送信することにより、新たなアドレス情報に対するリソース割り当ての変更を行う付記8に記載の通信装置。
(付記13)
前記通信要素確保要請を送信する手段によりさらに新たな通信要素確保要請を送信することにより、アドレス情報内の割り当て情報を分割して新たに作成したアドレスを追加情報として要請する付記8に記載の通信装置。
(付記14)
第一の装置から所定通信パターンを含む通信要素確保要請を受信する手段と、前記所定通信パターンに関連付けを行った新たなアドレスを作成する手段と、前記新たなアドレス情報を第一の装置に送信する手段と、を備える通信制御装置。
(付記15)
前記新たなアドレスを作成する手段は、ランダムなアドレスを生成する付記14に記載の通信制御装置。
(付記16)
前記新たなアドレスには一定時間の制限が設定されている付記14又は15に記載の通信制御装置。
(付記17)
第一の装置から前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を一定時間保持する手段と、その保持手段から所定通信パターンに基づき所定を収集して転送する手段と、を備える付記14から付記16のいずれかに記載の通信装置。
(付記18)
前記新たなアドレスを第一の装置に送信するときに、さらに第一の装置に対して、第二の装置が収集を行う周期指示情報を付与する付記17に記載の通信装置。
(付記19)
無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するシステムであって、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を送信する第一の装置と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成し
て、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置と、前記新たなアドレスを前記第二の装置から第一の装置に送信する手段と、を備え、前記第一の装置は、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信し、前記第二の装置は、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報については、その新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する、通信システム。(3)
(付記20)
所定情報を送信する装置との間で通信する通信制御装置であって、前記装置から送信された所定情報を受信する手段と、所定通信パターンを含む所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段と、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段と、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段と、前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段と、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する手段と、を備える通信制御装置。(4)
(付記21)所定通信パターンを含む通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段と、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段と、所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段と、を備える通信装置。(5)
(付記22)
所定情報を送信する装置との間で通信する通信制御装置を、前記装置から送信された所定情報を受信する手段、所定通信パターンを含む所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段、前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段、前記新たなアドレスを利用して送信された所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する所定通信パターンで転送する手段、として機能させるためのプログラム。
(付記23)
通信装置を、所定通信パターンを含む通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段、前記通信要素確保要請が含む所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段、所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段、として機能させるためのプログラム。
m2 RMA(リソース管理エージェント)
m3 BFR(バッファリング用フィルタ機能搭載ルータ)
Claims (5)
- 無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信する方法であって、
第一の装置が、リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請を送信するステップと、
第二の装置が、前記通信要素確保要請が含む前記所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して送信するとともに、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持するステップと、
第一の装置が、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信するステップと、
第二の装置が、前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報については、その新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンで転送するステップと、
を備える通信方法。 - 前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報をメモリに保持するステップをさらに備え、
前記第二の装置は、前記新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンに従って、前記メモリから前記所定情報を読み出して転送する、
請求項1に記載の通信方法。 - 無線インターフェースを有する第一の装置及び第二の装置が通信するシステムであって、
リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請を送信する第一の装置と、
前記通信要素確保要請が含む前記所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定し、受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成して、この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する第二の装置と、
前記第二の装置からの前記新たなアドレスを前記第一の装置に送信する手段と、
を備え、
前記第一の装置は、所定情報を、前記新たなアドレスを利用して送信し、
前記第二の装置は、前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報については、その新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンで転送する、通信システム。 - 所定情報を送信する装置との間で通信する通信制御装置であって、
前記装置から送信された前記所定情報を受信し、前記所定情報は、リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請である、手段と、
前記所定通信パターンを含む前記所定情報を受信した場合、該所定通信パターンの通信を、自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能か否かを判定する手段と、
受け付け可能と判定した場合に、新たなアドレスを生成する手段と、
この新たなアドレスと前記所定通信パターンとの対応関係を保持する手段と、
前記新たなアドレスを前記装置に提供する手段と、
前記新たなアドレスを利用して送信された前記所定情報を受信した場合、該所定情報を、該新たなアドレスに対応する前記所定通信パターンで転送する手段と、
を備える通信制御装置。 - リアルタイム通信の希望の複数の時間位置を指定するための所定通信パターンを含み、前記希望の複数の時間位置は連続の時間位置を含む、通信要素確保要請を、第一アドレスを利用して送信する手段と、
前記通信要素確保要請が含む前記所定通信パターンの通信を自己に割り当てられているリソース量との関係で受け付け可能と判定した装置から送信される第二アドレスを受信する手段と、
所定情報を、前記第二アドレスを利用して送信する手段と、
を備える通信装置。
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