JP4163071B2 - 婦人用体調管理装置 - Google Patents

婦人用体調管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4163071B2
JP4163071B2 JP2003288467A JP2003288467A JP4163071B2 JP 4163071 B2 JP4163071 B2 JP 4163071B2 JP 2003288467 A JP2003288467 A JP 2003288467A JP 2003288467 A JP2003288467 A JP 2003288467A JP 4163071 B2 JP4163071 B2 JP 4163071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
physical condition
period
measurement
day
water content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003288467A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005052516A5 (ja
JP2005052516A (ja
Inventor
知子 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanita Corp
Original Assignee
Tanita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanita Corp filed Critical Tanita Corp
Priority to JP2003288467A priority Critical patent/JP4163071B2/ja
Priority to US10/898,998 priority patent/US20050033192A1/en
Priority to EP04017890A priority patent/EP1504717A1/en
Publication of JP2005052516A publication Critical patent/JP2005052516A/ja
Publication of JP2005052516A5 publication Critical patent/JP2005052516A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4163071B2 publication Critical patent/JP4163071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0012Ovulation-period determination
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/053Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
    • A61B5/0537Measuring body composition by impedance, e.g. tissue hydration or fat content
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0012Ovulation-period determination
    • A61B2010/0016Ovulation-period determination based on measurement of electric currents, e.g. conductivity tests

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

本発明は、***日、PMS期、月経期、妊娠可能日等の婦人の月周期で現れる体調の判定や、PMS期に起こりやすいむくみを判定する婦人用体調管理装置に関するものである。
婦人の月周期で現れる体調は基礎体温と密接な関係を有しており、***日を境に基礎体温は低温期から高温期に移行し、月経開始日を境に低温期から高温期に徐々に推移することが知られている。
更に、この女性の1ヶ月の体調変化は一般的に月経中、月経後、***後、月経前の4つの期間に分けて説明され、実際にその期間毎に精神と身体が微妙に変化すると言われる。特に月経前から月経中は、人によっては通常より体重が1〜3kg程度増加するとも言われている。
また月経前一週間は、PMS(Premenstual Syndrome)期とも呼ばれ、多くの婦人が頭痛やイライラ、腹痛といった何らかの不快な症状に悩まされている。特にこの時期の症状としては体内に水分を貯留するむくみの発生があるとされ、そのむくみの発生が頭痛や腹痛の原因となっているという説もある。
このような時期に、運動や食事制限をして減量を行っても、ストレスが貯まりやすく効率が悪いうえに、その反動で普段以上に飲食をしてしまうという事態も起き、むしろ逆効果であるとも言われている。
またPMS期の不快な症状を緩和するには、自分がその状態にあることを認識し、その症状も健康の証であるとポジティブに捕らえることがよいと言われている。
この女性の体調変化は月経であれば、自身の体調から解るものである。
また、生体電気インピーダンスから女性の月周期で現れる体調を判定し管理するものが提案されている。これは女性の月経周期における体水分量の変化に着目し、生体電気インピーダンスを測定し、その推移から月経の周期を判定している(例えば、特許文献1参照)。
また、生体電気インピーダンスの測定から体水分量を算出するものがある。算出された体水分量をグラフで表示するものがある。(例えば、特許文献2参照)。
また、生体電気インピーダンスの測定から体水分量を算出し、むくみの状態を判定するものがある(例えば、特許文献3参照)。あるいは生体電気インピーダンスの測定を複数周波数の入力電流で行い、細胞内液量、細胞外液量といった体水分の種類を細かく測定し、それらの比率から体水分量の状態を判定するものもある(例えば特許文献4参照)。
特開2001−78977号公報 特開平11−318845号公報 特開2001−198098号公報 特開2002−45346号公報
従来の生体電気インピーダンスの変化から女性の月経周期を判定し、体調管理に役立てるものは、現在が月経周期中のどの時期であるかを知ることができるとしているが、生体電気インピーダンス値は、姿勢の変化や体温の変動といった要因でも、変化し易いものであり、生体電気インピーダンスの推移から月経周期を判定することは、その判定精度は決して高いものではなく、実際に装置として使用するには難しいものであった。
また、従来の体水分計では総体水分量や細胞内外液量及び体水分量の時系列的な変化などを知ることができるが、健康や体調の管理に有用な役立つ指標にはなっておらず、測定時の絶対量を知るだけであった。また、細胞内液量対細胞外液量比や細胞外液量対総体水分量比の過去の値と比較してむくみ度合いを判定している。しかし、「むくみ」を示す数値が同じでも、むくみを感じる時もあれば、それ程感じない時もあり、さらにむくみを感じやすい人と感じにくい人といったように、むくみを感じる度合いは個人差や体の状態によって異なる。つまり数値では「むくんでいる」と判定されてもむくみを感じない場合もあり、測定者は判定結果を不審に思ってしまう。
本発明はこのような問題点を鑑みてなされるものであり、女性の月周期で現れる体調の変化を精度よく判定すること、また、体水分やむくみといった女性の身体で変化し易い指標に関する情報も示すことで、現在の総合的な体調を把握できる装置を提供することである。
本発明の婦人用体調管理装置では、
生体電気インピーダンスを測定するためのインピーダンス測定手段と、
体重を入力するための体重入力手段と、
測定された生体電気インピーダンス値と入力された体重とから、被験者の体水分量を算出する体水分量算出手段と、
算出された体水分量を記憶する体水分量記憶手段と、
記憶されている体水分量の経日的な推移が、月経開始後の減少傾向にある場合を月経期の体調とし、月経終了後の所定変動範囲内で安定した傾向にある場合を好調期の体調とし、***後の所定変動範囲内で安定した傾向にある場合を維持期の体調とし、月経開始前の増加傾向にある場合を不調期の体調として、婦人の月周期で現れる体調の変化を判定する体調判定手段とを備える。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、
生体電気インピーダンスを測定するためのインピーダンス測定手段と、
体重を入力するための体重入力手段と、
測定された生体電気インピーダンス値を体重入力手段から入力された体重により補正する生体電気インピーダンス補正手段と、
補正された生体電気インピーダンス値と入力された体重とから、被験者の体水分量を算出する体水分量算出手段と、
算出された体水分量を記憶する体水分量記憶手段と、
記憶されている体水分量の推移に基づいて、婦人の月周期で現れる体調の変化を判定する体調判定手段とを備える。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、
生体電気インピーダンスを測定するためのインピーダンス測定手段と、
体重を入力するための体重入力手段と、
入力された体重値と測定された生体電気インピーダンス値から、被験者の体水分量を算出する体水分量算出手段と、
前記測定された生体電気インピーダンス値と算出された体水分量とを記憶する記憶手段と、
記憶されている生体電気インピーダンス値と体水分量の推移に基づいて、婦人の月周期で現れる体調の変化を判定する体調判定手段とを備える。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、
生体電気インピーダンスを測定するためのインピーダンス測定手段と、
体重を入力するための体重入力手段と、
測定された生体電気インピーダンス値を体重入力手段から入力された体重により補正する生体電気インピーダンス補正手段と、
入力された体重値と測定された生体電気インピーダンス値から、被験者の体水分量を算出する体水分量算出手段と、
前記補正された生体電気インピーダンス値と算出された体水分量とを記憶する記憶手段と、
記憶されている補正された生体電気インピーダンス値と体水分量の推移に基づいて、婦人の月周期で現れる体調の変化を判定する体調判定手段とを備える。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、
前記体重入力手段は体重を測定する体重測定装置であり、測定された体重値が入力される体重値として用いられることとする。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、
前記体調判定手段は更に、測定された体水分量と記憶された体水分量との比較からむくみの発症に関する判定を行うこととする。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、
更に、判定された体調と共に現在の体水分量を表示する表示手段を備えることとする。
本発明の婦人用体調管理装置では、体水分量の推移に基づいて婦人の月周期で現れる体調の判定を行うものであり、体水分量という女性の身体において月経の周期変化に伴い変化する指標自体の推移から判定を行うため、体調の判定がより正確に行われることになる。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、体水分量と生体電気インピーダンス値という2つの指標の推移から婦人の月周期で現れる体調の判定を行うため、体調の判定を更に正確に行うことができる。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、婦人の月周期で現れる体調の判定を行う指標に用いる生体電気インピーダンス値を体重値の変化に応じて補正するので、より正確に体調の判定を行うことできる。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、婦人の月周期で現れる体調の判定に加えて、測定時点での体水分量から、むくみの状態に関する判定を行うので、特に月経前にむくみが発生しているかを把握でき、利用者は自身の体調をより良く把握することができる。
また、本発明の婦人用体調管理装置では、婦人の月周期で現れる体調の判定に加えて、測定された体水分量を示すので、利用者は自身の身体内の体水分量を理解することができ、有益なものとなる。
本発明の婦人用体調管理装置について説明する前に、本発明の発明者が複数の被験者について測定を繰り返すことによって見出し、後述する本発明に係る婦人用体調管理装置による判定の基礎となる生体電気インピーダンス値(BI)及び体水分量と婦人の月周期で現れる体調との関係について説明する。
BIと婦人の月周期で現れる体調との関係については、前述の特開2001−78977号公報にも記載されているが、ここでも簡単に説明する。尚、この説明においては、月経周期が28日の婦人の場合を示し、月経初日から7日間を月経期、***日から7日前までを好調期、***日から7日間を維持期、次の月経初日から7日前までを不調期と定義して説明する。
図1は、婦人の月経周期におけるBIの推移と、BIと体重をパラメータとして用いて算出した体水分量の推移を示す図である。BIは月経直前から上昇し始め、月経期中は高値を示し、月経終了後の好調期も引き続き高値を保つ、その後、***日を境にしてBIは下降し、維持期には低値を示す。その後、不調期になると、BIは徐々に上昇していく傾向が見られる。
これを婦人の身体における基礎体温及び体水分の変化を考慮して説明すると、月経前の不調期から婦人の身体が水分を貯蔵してむくみを生じるとされる。これは、その後発生する月経に備えるための身体の働きとされるが、この現象により月経前の維持期・不調期から月経日にかけて体水分は増加し始め、月経を境に徐々にむくみも解消するとされる。この体水分量の減少は、その後の好調期においても継続して生じ、一般的には、***付近で最も少ない貯留量となる傾向がある。体水分量の増減は、婦人の身体において体重の増減に直接に関わってくる変化であり、つまり健康な婦人において体重は、月経付近が最も多く、***付近で最も少ない状態となる傾向がある。
体水分量の増加は、生体電気インピーダンス値においては、その値が下がることを意味する。従ってBIは月経前にはやや低下するが、月経日頃には維持期と同程度の値に戻り、その後、体水分量の減少に応じてBIは高くなっていく。この月経前から月経中におけるむくみの発症は、全ての婦人に対して当てはまる症状ではないが、程度の差はあるものの、かなり多くの婦人において発症していると考えられる。
***においては、その日を境にして基礎体温が上昇するとされる。基礎体温の上昇は生体電気インピーダンス値においては、その値が下降することになる。従って、好調期から維持期に変化する***日を境にして、BIは低下することになる。
その後、維持期においてBIは低値を示し、不調期へと推移していく。
BIと体重から算出される体水分量の変化だけで見た場合、月経開始から体水分量は減少し、月経終了後の好調期においては安定した値を示し、維持期においては好調期に比べ僅かに増加した値となり、不調期においては更に増加していく傾向にある。
尚、***の際にBIが低値に変化するのに対し、体水分量においては大きな変動が見られない。これは、***の時点で体重が最も少ない状態にあることが関与していると考えられる。ここで示している体水分量は後述するTBWの演算式により算出される値であるが、BIの低値が体重の減少の影響により相殺されており、算出される体水分量は大きな変化として現れてはいない。
ただし、人によっては図1の体水分量の推移を示すグラフの点線で示すように***前後において、若干の体水分量の一時的増加が見られる。これは***に伴う諸症状の発生によるものであり、各被験者の体質が関与しているかと考えられる。
以上のようなBIと体水分量の推移関係と、一般的に言われている婦人の月経周期の日数計算とから、婦人の月周期で現れる体調の判定として次のことが言える。
・月経初日から7日間は月経期と言え、その後好調期に移行する。
・月経期の終了後、BIが高値から低値に低下したこと、または一時的な体水分の増加が見られる時、***が起きたといえる。
・***後7日程度の経過後、体水分量の増加あるいはBIの低下が見られたら、不調期になったといえる。
本発明ではこのような判定を行うことで、婦人の月周期に現れる体調の判定をより正確に行うものとする。
また、体水分量、むくみの測定・判定を行い、それらの指標も合わせて報知することとする。
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図2は本発明の実施例における婦人用体調管理装置の外観図である。図3は図2に示す婦人用体調管理装置1の内部接続状態を示すブロック図である。
婦人用体調管理装置1の上面にはインピーダンス測定手段として、利用者の両足間におけるインピーダンスを測定することが出来るように、一対の電流供給電極2A、2Bと電圧測定電極3A、3Bの4つの電極を備える。
また、入力手段であるアップスイッチ6A、ダウンスイッチ6B、設定スイッチ6Cの3つのスイッチからなる。更に入力された個人の身体情報や測定された体重、演算された結果を表示する表示手段である表示装置7を備える。
更に、婦人用体調管理装置本体1の手前側面には、電源スイッチ8が設けられている。
婦人用体調管理装置1の内部には図3に示すように、測定および判定に関する制御および演算処理等を行うCPU、制御および演算用プログラム、定数等を記憶するROM、演算結果や外部より読み込んだプログラム、パラメータ等を一時的に記憶するRAM、他にタイマー、IOポート等を有するマイクロコンピュータ10を備える。このマイクロコンピュータ10は体水分量の算出や体調の判定を行うものであり、体水分量算出手段、体調判定手段である。
本管理装置1は、更に、測定状況や判定結果等を表示する表示装置7、外部機器への判定結果の出力、外部機器からの制御命令およびパラメータの入力等、外部との入出力を行うための外部入出力インターフェイス13、測定に関するパラメータ等を記憶、読み出し、更新可能な不揮発性の記憶手段である補助記憶装置14、本判定装置1に対する制御命令の入力等を行うためのアップスイッチ6A、ダウンスイッチ6B、設定スイッチ6C及び電源スイッチ8といった複数のスイッチからなるキースイッチ群15を備える。
マイクロコンピュータ10から出力された信号を生体印加用信号に成形するフィルタ回路21、フィルタ回路21から出力された信号を一定の実効値にする交流電流出力回路22、交流電流出力回路22の出力の一端子に接続された、被験者を流れる電流を検出するための基準抵抗23、基準抵抗23を介して交流電流出力回路22の一出力端子に接続された、被験者に測定電流を印加するための測定電流供給電極2B、交流電流出力回路22の別の出力端子に接続された、被験者に測定電流を印加するための測定電流供給電極2A、基準抵抗23の両端の電位差を検出する差動増幅器26、被験者の2点の電位を検出するための電位測定電極3A、3B、電位測定電極3A、3Bに接続された、それらの電極間の電位差を検出するための差動増幅器27、被験者の体重を測定する荷重検出装置28、荷重検出装置28の出力信号を増幅する増幅器29、差動増幅器26、27の出力および増幅器29の出力の内のいずれか1つをマイクロコンピュータ10の制御により選択出力する切替器30、切替器30からの出力であるアナログ信号をデジタル信号に変換し、マイクロコンピュータ10へ出力するA/D変換器31を備える。
次に本発明の婦人用体調管理装置1の動作について説明する。
図4,図5は本発明の婦人用体調管理装置1の動作を示すフローチャートであり、図6から図8は表示装置2における表示の状態を表す図である。
電源スイッチ8が押されると婦人用体調管理装置1の電源がオンとなり(ステップS1)、装置は初期化されて、マイクロコンピュータ10は動作モードとなる(ステップS2)。ここで図6(a)に示すよう表示装置7には初期画面が表示される(ステップS3)。
ここで設定スイッチ6Cが押されると設定モードとなり(ステップS4)、図6(b)に示すよう表示装置7には個人情報の入力画面が表示される(ステップS5)。
図6(b)に示す個人情報入力画面では、どの項目について入力するかを選択することとなり、アップスイッチ6A及びダウンスイッチ6Bを用いて、項目を選択し、設定スイッチ6Cが押されることで項目が決定される。月経に関する情報の入力が決定されると(ステップS6)、表示装置7は図6(c)に示すように月経に関する情報を入力するように表示される(ステップS7)。ここでは被験者の前回の月経が起きた日と、被験者が自己で把握しているおおよその月経周期の日数を設定する。ここで設定された前回月経が起きた日を今周期の初日として設定し、また入力された月経周期から次回の予想される月経初日を算出する。(ステップS8)。
次に個人身体情報の設定が選択された場合には(ステップS9)、図6(d)に示すよう表示装置7は個人パラメータを入力する画面を表示する(ステップS10)。
設定モードにおける月経情報及び個人パラメータの入力が完了すると、表示装置7は図6(e)に示すよう設定が完了したことを表示する(ステップS11)。
ステップS4において、設定スイッチ6Cが押されていない場合には、被験者が装置の上に載ったかを荷重検出装置28の出力により検出する(ステップS12)。ここで一定値以上の荷重が検出された場合には被験者が装置に載って測定状態にあるとして体重の測定を行うよう表示装置7は図6(f)に示すように表示する。荷重検出装置28からの出力信号は増幅器29において増幅され、切替器30を介しA/D変換器31に入力される。A/D変換器31に入力された荷重信号はアナログ信号からデジタル信号に変換されてマイクロコンピュータ10に送られる。マイクロコンピュータ10は入力された信号から体重値を算出して被験者の体重を算出する(ステップS13)。
ステップS12において荷重が検出されない場合には、ステップS3へと戻り、図6(a)に示す初期画面の表示を続けることになる。
体重の測定後、生体電気インピーダンスの測定を行う(ステップS14)。マイクロコンピュータ10内のROMに予め書き込まれている測定制御パラメータに従ってマイクロコンピュータ10からフィルタ回路21へ信号が供給され、フィルタ回路21は供給された信号を生体印加用信号に成形し、その出力は交流電流出力回路68に供給される。交流電流出力回路22は信号を一定の実効値にし、その出力は、その一出力端子に基準抵抗23を介して接続された、被験者に接触する電流供給電極2B、およびその別の出力端子に接続された電流供給電極2Aより被験者に印加される。電流が被験者に印加されている間に、被験者に接触する1対の電圧測定電極3A、3Bより被験者の両足間の電位が検出され、それらの出力は差動増幅器27に供給される。差動増幅器27は被験者の両足間の電位差信号を出力する。また、電流が被験者に印加されている間に、差動増幅器26は基準抵抗23の電位差信号を出力する。差動増幅器26および27からの電位差信号は、マイクロコンピュータ10の制御信号で切替器30を切り替えることにより、A/D変換器31に供給される。A/D変換器31は、これら供給されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、その出力はマイクロコンピュータ10に供給され、マイクロコンピュータ10は供給されたデジタル信号に基づいて生体電気インピーダンス値を算出する(ステップS14)。
ここで測定された生体電気インピーダンス値はステップS13で測定された体重値に基づいて次に示すような補正式において補正され、体重補正BIとして算出される。
補正式1:体重補正BI=BI+A×初回に測定された体重との差異
補正式2:体重補正BI=BI+B×前回測定された体重との差異
つまり体重補正BIは、BIから体重の増減に伴うBIの増減を減算もしくは加算することにより得られるものであり、補正式1もしくは補正式2から算出される。ここで、A及びBは補正係数である。これにより、体重変化の影響が除去された体重補正BIが算定される。尚、後述する婦人の月周期で現れる体調の判定に用いる生体電気インピーダンス値は、この補正された生体電気インピーダンス値を使用することとなる。
この生体電気インピーダンスの測定は、更に複数の周波数の交流電流を用いて行われる。ここで、複数の周波数の交流電流を用いた生体電気インピーダンス測定動作について説明する。
この多周波生体電気インピーダンス測定は、周波数Fiをi=1からはじめて、設定されているn回に亘り行う。第一番目の周波数における測定の初期設定として、i=1が設定され、このiの値によって周波数Fiが設定される。前述したようにマイクロコンピュータ10内のROMに予め配置された測定制御パラメータ(以下、測定制御パラメータと略記する)を基に出力信号周波数は設定され、その出力信号がフィルタ回路21を介して交流電流出力回路22へ出力される。その交流電流出力は、各電流供給電極2A,2B,を通して被測定者に印加される。
この時、被測定者に流れる電流を別途設けられた基準抵抗23より検出し、その出力のアナログ信号をA/D変換器31を用いてデジタル信号に変換し、その結果をマイクロコンピュータ10内のRAMに記憶する。同時に、被測定者に接触された電圧測定電極3A,3Bを通して差動増幅器27に入力され、入力されたそれぞれの電圧の差である信号を切替器30を介してA/D変換器31に出力する。A/D変換器31は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換することで生体電気インピーダンスを測定し、その結果をマイクロコンピュータ10内のRAMに記憶する。
第一番目の周波数によるインピーダンス測定が終了したら、i=i+1とし、規定の測定回数を終了していないか判定する。ここで、iが設定回数のnを越えていたら、インピーダンスの測定は終了となり、未だ越えていなければ、次の周波数でのインピーダンス測定を行うことになる。
次に、測定値から、インピーダンスベクトル軌跡およびそれに関するパラメータを算出する。ここでインピーダンスベクトル軌跡およびそれに関するパラメータの算出方法について簡単に説明する。
生体電気インピーダンス値は通常、図9に示すような、細胞外液抵抗Re、細胞内液抵抗Ri、細胞膜容量Cmから成る集中定数による等価回路で説明されるが、実際には生体を構成する個々の細胞は、その形状や性質の差異により、それぞれ定数の異なる回路で表されるため、その集合体である生体では、インピーダンスベクトル軌跡は集中定数による等価回路を測定した場合のように半円とはならずに、コール−コールの円弧則に従う円弧となるとされている。従って、生体の電気インピーダンスは一般的に、図10に示すような円弧状の軌跡を描くことになる。求めるベクトル軌跡が円弧であるという仮定から、Fi周波数(i=1〜n)におけるそれぞれの生体電気インピーダンス測定値Z1、Z2、……・Znは、図11に示すようになる。ここでは、インピーダンス平面の実軸(横軸)をX軸、虚軸である縦軸をY軸として記述する。
そして、座標上にプロットされたZi(i=1〜n)から、一つの相関関数を得る。それが、下式となるのである。
(X−a)2+(Y−b)2=r2
ここで、aは、円の中心のX座標、bは、円の中心のY座標、rは、円の半径を表している。これら、すなわち、n点間の近似相関式である。これにより、
X=a±√(r2−b2
が得られ、さらに、Ro>Rinfであるから、
Ro=a+√(r2−b2
Rinf=a−√(r2−b2
となる。これより、図9の等価回路におけるReおよびRiは、
Re=Ro
Ri=Ro・Rinf/(Ro−Rinf)
と求められる。
特性周波数FcにおけるインピーダンスベクトルZcは、そのときの虚軸成分であるリアクタンス、すなわち、ここでのY軸成分の絶対値が最大になる点であるため、その実軸成分であるX座標および虚軸成分であるY座標は、
X=a、 Y=b−r
従って、
Zc=a+j(b−r)
とも表され、レジスタンス成分Rとリアクタンス成分Xを求めることができる。
また、求められたインピーダンスベクトル軌跡、および、それに関するパラメータであるRoおよびRinf、または、ReおよびRiの値と、個人パラメータとして入力された性別、身長、体重、年齢の値とに基づいて、既知の計算方法により、細胞内液量ICW、細胞外液量ECW、細胞内外液量比ICW/ECW、体水分量TBW(=ICW+ECW)等の値も求められる。例えば、細胞内液量ICW、細胞外液量ECW、体水分量TBWの値は、Ri、Re、身長Ht、体重Wの値を用いて、公知である以下の式により求められる。
ICW=Ki1Ht2/Ri+Ki2W+Ki3
ECW=Ke1Ht2/Re+Ke2W+Ke3
TBW=ICW+ECW
(但し、Ki1、Ki2、Ki3、Ke1、Ke2、Ke3は係数)
以上のような測定・演算により体水分量を算出することができる(ステップS15)。ここで算出された体水分量が、今回の月経周期における平均の体水分量と比較して5%以上の増加が見られる場合には、測定時にむくみが発生しているとされる。
次に、被験者の体調の判定を行う。
本実施例で説明する婦人用体調管理装置1では、女性の月周期で現れる体調の判定の各期間を次の様な判定方法により判定を行う。
(1)入力された月経開始日データの日にちを月経開始日とする。
(2)月経開始日から一週間を第一の期間(月経期)とする。
(3)その次の日から少なくとも5日間は第二の期間(好調期)とする。
(4)今周期のそれまでの第二の期間(好調期)の平均BI値より4%低いBI値が測定される前日まで又は今回の第一の期間終了後5日間の平均体水分量より5%高い体水分量が算出された前日までを第二の期間(好調期)とし、その最終日を***日とする。
(5)その次の日から、過去のデータから推測される次の月経開始予定日(過去の月経周期の平均日数から割り出す)の一週間前の日までを第三の期間(維持期)とする。
(6)次の日から、次の月経開始日データが入力される日までを第四の期間(不調期)とする。
(7)または第三の期間(維持期)中に体水分量が前日より5%以上増加した時点で、第四の期間(不調期)とする。
以上のような判定方法を用いるが、本管理装置1では具体的には次のような処理に従い、判定を行うことになる(ステップS17)。
体調判定ルーチンでは最初に、測定日から3日以内に測定されたデータが補助記憶装置14に存在するかをチェックする(ステップS21)。これは本発明の管理装置は基本的には毎日、測定することにより生体電気インピーダンス値及び体水分量の推移から、体調の判定を行うものであるが、仮に、前日に測定できない日があった場合に、3日前までのデータと比較することで判定を行うこととする。ここで、3日以内のデータが存在しない場合には、判定不可能とする(ステップS22)。
ステップS21で、3日以内のデータがある場合には、判定の第一段階として、月経開始日から7日以内かの日数計算をする(ステップS23)。ここで月経開始日から7日以内であれば月経期間とする(ステップS24)。
ステップS23で月経開始日から7日以内ではない場合には、前日(または前回の測定日)における体調が好調期であったかをチェックする(ステップS25)。ここで前日が好調期であった場合には、未だ好調期が続いているかをチェックする。今回、測定されたBI(ここでは測定周波数50kHz時)が、RAMに記憶されている今周期における好調期のBI平均値と比較して、4%以上低下したかをチェックする(ステップS26)。
また、今回の周期における体水分量の平均値と比較して5%以上増加しているかをチェックする(ステップS27)。これは図1の体水分量の変化を示した図において点線で示した体水分量の増加が生じているかをチェックするものである。
また、月経周期の日数計算における次回の月経予想日から、11日以内であるかをチェックする(ステップS28)。これは、BI測定と体水分量の測定による判定だけでは、***のチェックが不十分となる可能性もあるため、そのような場合に備えて、単純な日数計算からの***予想日のチェックを行う。
このステップS26〜S28までのチェックにおいて、全て当てはまらない場合には、未だ好調期にあるとする(ステップS29)。
ステップS26〜S28までのチェックにおいて、1つでも当てはまる場合には***が起きて維持期に移行したとする(ステップS30)。
ステップS25において好調期ではない場合には、前日が維持期であったかを判定する(ステップS31)。ここで前日が維持期であった場合には、今周期における維持期のBI平均値と比較して、4%以上上昇したかをチェックする(ステップS32)。これはむくみの発生により、BI値が上昇しているかをチェックするためである。
また、二日前の体水分量と比較して、5%以上の増加が生じているかをチェックする(ステップS33)。これも月経前のむくみが発生しているかを体水分量の変化から判定するためである。
また、月経周期の日数計算における次回の月経予想日から、4日以内であるかをチェックする(ステップS34)。これは、月経前において、必ずしも顕著なむくみ(体水分の貯留)が見られない婦人もおり、そのような場合には、BI値及び体水分量の推移だけでは、月経前の判定が困難なため、単純な日数計算からの月経前のチェックを行う。
このステップS32〜34までのチェックにおいて、全て当てはまらない場合には、未だ維持期にあるとする(ステップS30)。
ステップS32〜34までのチェックにおいて、1つでも当てはまる場合には、月経前の不調期にあるとする(ステップS35)。また、ステップS31において維持期でない場合には、未だ不調期が続いているためステップS35に進むことになる。
以上のような判定処理により、体調判定ルーチンでは現在の体調が判定される(ステップS36)。
図4に戻り説明を続けると、判定された体調が表示装置12に表示される。図7(b)〜(f)は判定結果の表示状態を表す図である。図7(b)は月経期を、図7(c)は好調期を、図7(d)は維持期を、図7(e)は不調期を、図7(f)は不調期においてむくみが発生している場合の表示を表している。
尚、体調判定が不可能だった場合には、図8(a)に示すようそのことを知らせる表示が行われる。
判定結果が表示されてから一定時間経過後、今回測定された体重、体水分量、体調が表示される。図8(b)は、体調が好調期であった場合の表示例を示すものである。
判定結果の表示後、今回測定されたデータはマイクロコンピュータ10内のRAMから補助記憶装置14に転送され、その日にちと共に記憶される(ステップS19)。その後、一定時間が経過すると表示装置12の表示が消去すると共に、婦人用体調管理装置1の電源はオフとなる(ステップS20)。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の実施例での各期間の判定に示した数値は一例であり、この値に限るものではなく、判定の精度に応じて適宜変更できるものである。
また、生体電気インピーダンス値と体水分量の推移から、婦人の月周期の体調の判定を行う装置として説明したが、これに限らず、体水分量の推移のみから体調を判定するものや、日数計算と体水分量の推移を組み合わせて体調の判定を行うものとしてもよい。そのような場合には、月経予想日の数日前に体水分量の増加が見られたら不調期になったことを判定することが可能である。
また、ここでは多周波数の生体電気インピーダンス測定により体水分量の算出を行うものとして説明を行ったが、単一周波数による生体電気インピーダンス測定から体水分量の算出を行っても良く、この時も体重値により生体電気インピーダンス値を補正し、その補正した生体電気インピーダンス値を用いて体水分量の算出を行う形態とすれば、体重の変化によるインピーダンス値の変化を補正でき、体水分量の算出精度が向上する。
また、ここでは体重を測定できる体重測定機能を備えた管理装置として説明したが、生体電気インピーダンス測定装置と体重測定装置とを別途設け、測定データは通信により送り判定・管理する形態としてもよいし、体重値は別途、キースイッチにより手入力する形態としてもよい。
また、生体電気インピーダンスの測定部位として、ここでは両足間の生体電気インピーダンス測定を行って、各判定を行う装置として説明したが、これに限らず両手間、手足間といったものでもよく、測定部位を限定することはない。
また付加機能として、体重や生体電気インピーダンスの測定から算出することが可能な体脂肪率、体脂肪量、内臓脂肪量、筋肉量、基礎代謝量、骨量といった指標を算出して表示する形態としてもよい。
更に、本実施例で示した婦人用体調管理装置は、外部入出力インターフェイスを備えるものであり、これを用いて外部の端末と通信する形態としてもよい。例えば携帯電話やPDAといった情報端末に本発明の婦人用体調管理装置で測定した測定結果を送信することとし、情報端末はウェブサイトにアクセス可能なものとしておけば有用な情報を提供することが可能となる。食事、美容、運動といった情報を判定された月経の各期間に応じて提供することとすれば、利用者の体調に応じた適切なアドバイスを受けることが可能となり、有益なものとなる。
婦人の月経周期における生体電気インピーダンス値と体水分量の推移を示す図である。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置の外観図である。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置のブロック図である。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置のフローチャートである。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置の別フローチャートである。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置の表示を示す図である。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置の別の表示を示す図である。 本発明の実施例における婦人用体調管理装置の更に別の表示を示す図である。 本発明の原理となる人体の組織内細胞の電気的等価回路を示す図である。 本発明において用いる生体電気インピーダンス測定を説明するため人体の生体電気インピーダンスベクトル軌跡を示す図。 周波数0Hzおよび周波数無限大と特性周波数の関係を表す図。
符号の説明
1 婦人用体調管理装置
2A,2B 電流供給電極
3A,3B 電圧測定電極
6A アップスイッチ
6B ダウンスイッチ
6C 設定スイッチ
7 表示装置
8 電源スイッチ
10 マイクロコンピュータ
13 外部入出力インターフェイス
14 補助記憶装置
15 キースイッチ群
21 フィルタ回路
22 交流電流出力回路
23 基準抵抗
26,27 差動増幅器
28 荷重検出装置
29 増幅器
30 切替器
31 A/D変換器

Claims (9)

  1. 生体電気インピーダンスを測定するためのインピーダンス測定手段と、
    体重を入力するための体重入力手段と、
    入力された体重値と測定された生体電気インピーダンス値から、被験者の体水分量を算出する体水分量算出手段と、
    前記測定された生体電気インピーダンス値と算出された体水分量とを記憶する記憶手段と、
    記憶されている生体電気インピーダンス値と体水分量の推移に基づいて、婦人の月周期で現れる体調の変化を判定する体調判定手段とを備え、
    前記体調判定手段は、測定日の前日又は前回の測定日における体調が婦人の月周期で現れる体調のうちのいずれの体調であったかをチェックし、及び前記チェックされた測定日の前日又は前回の測定日における体調に応じた、生体電気インピーダンス値による体調の判定条件及び体水分量による体調の判定条件をチェックすることによって、前記測定日における体調を判定することを特徴とする婦人用体調管理装置。
  2. 測定された生体電気インピーダンス値を体重入力手段から入力された体重により補正する生体電気インピーダンス補正手段を更に備え、
    体調判定手段は、前記婦人の月周期で現れる体調の変化を判定するための生体電気インピーダンス値として、前記補正された生体電気インピーダンス値を使用することを特徴とする請求項1記載の婦人用体調管理装置。
  3. 前記体重入力手段は体重を測定する体重測定装置であり、測定された体重値が入力される体重値として用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の婦人用体調管理装置。
  4. 前記体調判定手段は更に、測定された体水分量と記憶された体水分量との比較からむくみの発症に関する判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の婦人用体調管理装置。
  5. 更に、判定された体調と共に現在の体水分量を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の婦人用体調管理装置。
  6. 前記体調判定手段は、婦人の月周期で現れる体調の変化を、月周期で現れる体調の各期間たる第一の期間(月経期)、第二の期間(好調期)、第三の期間(維持期)、第四の期間(不調期)として判定するにあたり、
    測定日の前日又は前回の測定日における体調が第二の期間又は第三の期間のいずれかであったか否かを順次チェックし、及び前記チェックされた期間に応じた、生体電気インピーダンス値による体調の判定条件及び体水分量による体調の判定条件をチェックすることによって、前記測定日における体調が未だ前記チェックされた期間にあるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の婦人用体調管理装置。
  7. 前記体調判定手段は、前記測定日における体調の判定に際し、測定日の前日又は前回の測定日における体調が前記第一の期間、第二の期間又は第三の期間のいずれの期間でもなかったことをチェックした場合に、前記測定日の体調が第四の期間にあると判定することを特徴とする請求項6記載の婦人用体調管理装置。
  8. 月経に関する情報のうち少なくとも月経開始日を入力する手段を更に備え、
    前記体調判定手段は、
    前記月経開始日から7日間を第一の期間として判定し、
    及び第一の期間の次の日から少なくとも5日間を第二の期間として判定するものであり、
    更に、
    測定日の前日又は前回の測定日における体調が第二の期間であったことをチェックした場合において、
    前記測定日の生体電気インピーダンス値が今周期の第二の期間の生体電気インピーダンス値の平均値より4%以上低下した場合、
    前記測定日の体水分量が今周期の第二の期間の体水分量の平均値より5%以上増加した場合、
    及び前記月経開始日からの日数計算によって予想される次の月経開始日から前記測定日が11日以内である場合、
    の全てに当てはまらない場合に前記測定日の体調が未だ第二の期間にあると判定し、
    及び1つでも当てはまる場合に前記測定日の体調が第三の期間に移行したものと判定する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の婦人用体調管理装置。
  9. 前記体調判定手段は、
    前記測定日の前日又は前回の測定日における体調が第三の期間であったことをチェックした場合において、
    前記測定日の生体電気インピーダンス値が今周期の第三の期間の生体電気インピーダンス値の平均値より4%以上増加した場合、
    前記測定日の体水分量が前記測定日の二日前の体水分量より5%以上増加した場合、
    及び前記月経開始日からの日数計算によって予想される次の月経開始日から前記測定日が4日以内である場合、
    の全てに当てはまらない場合に前記測定日の体調が未だ第三の期間にあると判定し、
    及び1つでも当てはまる場合に前記測定日の体調が第四の期間に移行したものと判定する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のうちいずれか一項に記載の婦人用体調管理装置。
JP2003288467A 2003-08-07 2003-08-07 婦人用体調管理装置 Expired - Fee Related JP4163071B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288467A JP4163071B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 婦人用体調管理装置
US10/898,998 US20050033192A1 (en) 2003-08-07 2004-07-27 Device for prompting to control physical condition for woman
EP04017890A EP1504717A1 (en) 2003-08-07 2004-07-28 Device for prompting to control physical condition for woman

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288467A JP4163071B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 婦人用体調管理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005052516A JP2005052516A (ja) 2005-03-03
JP2005052516A5 JP2005052516A5 (ja) 2006-05-18
JP4163071B2 true JP4163071B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=33550040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003288467A Expired - Fee Related JP4163071B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 婦人用体調管理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050033192A1 (ja)
EP (1) EP1504717A1 (ja)
JP (1) JP4163071B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4521765B2 (ja) * 2005-03-15 2010-08-11 株式会社タニタ 女性用身体管理装置
JP4907983B2 (ja) * 2005-12-26 2012-04-04 株式会社Kri 生体関連物質検出装置
JP2007296093A (ja) 2006-04-28 2007-11-15 Omron Healthcare Co Ltd 体組成表示システム、体組成計、通信端末およびサーバ
US20080177149A1 (en) * 2006-06-16 2008-07-24 Stefan Weinert System and method for collecting patient information from which diabetes therapy may be determined
WO2013162750A1 (en) * 2012-04-27 2013-10-31 Ovatemp, Llc Systems and methods for monitoring fertility using a portable electronic device
DE102013205403A1 (de) * 2013-03-27 2014-10-16 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung des Hydratationszustandes eines menschlichen oder tierischen Körpers
JP5673975B2 (ja) * 2013-04-09 2015-02-18 株式会社タニタ 生体測定装置
JP6475942B2 (ja) * 2014-09-25 2019-02-27 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びそれを備えた交流抵抗計測システム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4685471A (en) * 1984-09-11 1987-08-11 Zetek, Inc. Method and apparatus for predicting and detecting the onset of ovulation
US5788643A (en) * 1997-04-22 1998-08-04 Zymed Medical Instrumentation, Inc. Process for monitoring patients with chronic congestive heart failure
JPH11318845A (ja) 1998-05-14 1999-11-24 Ya Man Ltd 体内水分量推計装置
JP3713407B2 (ja) * 1999-09-13 2005-11-09 株式会社タニタ 婦人用体調管理装置
JP2001198098A (ja) * 2000-01-21 2001-07-24 Tanita Corp むくみ測定方法及びむくみ測定装置
JP4087048B2 (ja) * 2000-10-12 2008-05-14 株式会社タニタ グラフ表示式婦人用体調管理装置
JP3699640B2 (ja) * 2000-08-01 2005-09-28 株式会社タニタ 多周波生体インピーダンス測定による体水分量状態判定装置
JP3866943B2 (ja) * 2000-08-04 2007-01-10 株式会社タニタ 体重管理装置
EP1192903B1 (en) * 2000-10-02 2006-02-22 Tanita Corporation Apparatus for managing female physical condition
JP4009071B2 (ja) * 2001-04-26 2007-11-14 株式会社タニタ 婦人用体調管理装置
JP2002177235A (ja) * 2000-12-11 2002-06-25 Tanita Corp 卵の発育状態判定方法及び卵の発育状態判定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005052516A (ja) 2005-03-03
EP1504717A1 (en) 2005-02-09
US20050033192A1 (en) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210401320A1 (en) Indicator
EP1118308B1 (en) Apparatus for measuring the degree of edema
US6643543B2 (en) Body water amount condition judging apparatus by multi-frequency bioelectric impedance measurement
JP3722678B2 (ja) 体脂肪計
JP4064028B2 (ja) 身体疲労度判定装置
JP4646614B2 (ja) 体組成測定装置
JP2002112976A5 (ja)
EP2835101B1 (en) Apparatus for assessing muscle quality
JP2004329412A (ja) 体組成測定装置
JP2001187035A (ja) 患部回復度判定装置
AU2010312305A1 (en) Fluid level indicator determination
EP2609856A2 (en) Body condition information processing apparatus, non-transitory computer readable recording medium, and method for processing body condition information
WO2012132515A1 (ja) 体重変動を予測する機能を有する体重管理装置
JP4163071B2 (ja) 婦人用体調管理装置
CN111526787B (zh) 状况评价装置、状况评价方法以及存储介质
AU2014200697B2 (en) Indicator
JP2003169785A (ja) 体脂肪測定装置
JP4671528B2 (ja) 温度・湿度測定機能付き内臓脂肪計

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060316

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140801

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees