JP4162112B2 - 学習教室システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを利用して、学習を望む学習者に学習の場を提供するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
楽器を習いたい人に学習する場を提供するものとして音楽教室がある。しかし、その音楽教室は、それが開いている時間に通える人しか利用することができず、地理的、時間的な条件による制約が大きい。その制約によって音楽教室に通うのをあきらめている人は少なくない。このことから、最近では、グローバルな情報インフラストラクチャとして急速に発展しているインターネットを使って音楽教室が開かれている。インターネットを使うことにより、少なくとも地理的な制約は回避されることから、それまで通えなかった人も音楽教室での楽器の学習に参加できるようになる。音楽教室システムは、インターネットなどのネットワークを使って音楽教室を実現させるシステムである。
【0003】
学習者は、自分の能力を向上させるために音楽教室を利用しており、自分の能力が向上すると、その能力を何らかの形で試してみたくなる人が多い。このことから、目標を与えるという意味からも、能力が或る程度のレベルまで達した学習者には、自分の能力を試す場を提供することが望ましいと考えられる。
【0004】
従来の音楽教室では、教習者として登録した人が教習を行い、その教習者から、学習者として登録した人が教習を受けるようになっていた。登録したときの立場(教習者、或いは学習者)は固定されていた。このことから、自分の能力を試す場として、教習者レベルの実力を持つようになった学習者に教習を行わせることが考えられる。
【0005】
教習者には、人にものを教える立場であることから、能力以外に人格も問われる。これは、言動が粗暴である、自分勝手に教習を進める、といったような教習者では、学習者が不満を持ってしまい、音楽教室を快適に利用できなくさせてしまうためである。不満によって音楽教室を辞める学習者は少なくないことから、音楽教室を運営していくうえでは、学習者に不満を生じさせることは非常に望ましくない。このことから、学習者に教習を行わせるようにした場合には、その教習を適切に行えなかったときのことも考慮しなければならないと考えられる。なお、このことは、教習者として登録した人にも云えることである。
【0006】
現在は自己啓発を行うことが注目されており、その自己啓発を行う場となる様々な学習教室がネットワークを利用して開かれるようになっている。音楽教室以外の学習教室においても、上述したようなことは同様であると考えられる。
本発明の課題は、学習者に自分の能力を試す場を与える学習教室を実現させる学習教室システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを介して学習を望む学習者、及びその学習者を教習する教習者を結ぶことにより学習教室を実現するシステムであって、システムは、ネットワークに、学習者用あるいはアドバイザ用として登録された第1の端末装置及び教習者用として登録された第2の端末装置と、各端末装置間のデータのやりとりを中継するサーバー、が接続されて構築され、第1の端末装置は学習者用として登録されている場合に第2の端末装置及びアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置を選択する選択情報をサーバーに送信する選択情報送信手段と、学習者用として登録されている場合にアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置による教習の評価をサーバーに送信する教習評価送信手段と、アドバイザ用として登録されている場合に学習者用として登録された他の第1の端末装置に対する学習の評価をサーバーに送信する学習評価送信手段と、を具備し、第2の端末装置は、学習者用として登録された他の第1の端末装置に対する学習の評価をサーバーに送信する学習評価送信手段と、を具備し、サーバーは、第1の端末装置毎に、学習者用かアドバイザ用かの判別をするための判別フラグを記憶する記憶手段と、学習者用として登録されている第1の端末装置から送信された第2の端末装置及びアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置を選択する選択情報を受信し、当該選択情報を送信してきた1の端末装置と、選択情報で特定される他の端末装置間のデータのやりとりを中継するデータ中継手段と、第2の端末装置及びアドバイザ用として登録されている第1の端末装置のいずれかひとつから学習者用として登録された他の第1の端末装置に対する学習の評価を受信し、受信された評価が所定レベル以上か否か判別する第1の判別手段と、判別手段により評価が所定レベル以上であると判別された場合は、記憶手段の学習者エリア内の対応する第1の端末装置の判別フラグエリアに記憶された判別フラグをアドバイザ用にセットすることにより、第1の端末装置を学習用からアドバイザ用に登録するアドバイザ登録手段と、アドバイザ登録手段によりアドバイザ用に登録された第1の端末装置に対して通知を行うアドバイザ登録通知手段と、学習者として登録されている第1の端末装置よりアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置による教習の評価を受信し、受信された評価が所定レベル以下か否か判別する第2の判別手段と、第2の判別手段により評価が所定レベル以下であると判別された場合は、記憶手段の学習者エリア内の対応する第1の端末装置の判別フラグエリアに記憶された判別フラグを学習者用にセットすることにより、第1の端末装置をアドバイザ用から学習者用に登録する学習者登録手段と、学習者登録手段により学習者用に登録された第1の端末装置に対して通知を行う学習者登録通知手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】
本発明では、教習者に学習者の評価を行わせ、教習者による評価に基づき、教習者レベルの能力(実力)を備えていると判定した学習者に、他の学習者に教習を行える資格を与える。
【0013】
その資格を与えられることで、学習者は現時点の能力に対する客観的な評価を知り、他の学習者を教習するという形で自分の能力を試せるようになる。学習教室にとっては、利用者に、より様々なサービスを提供できるようになる。
本発明では、学習者に教習者の評価を行わせ、学習者による評価に基づき、教習者として適格でないと判定した教習者から教習者の資格を剥奪する。それにより、学習者は、教習者として適格な人から教習を受けられるようになって、学習教室をより快適に利用できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態による学習教室システムの仕組みを説明するための図である。
【0015】
そのシステムは、学習教室として音楽教室を運営する運営業者101が、Webサーバー102を設置して音楽教室サイト103を開設し、そのWebサーバー102により、音楽教室の生徒である学習者の使用する端末装置(例えばパーソナルコンピュータ。以降、PCと略記する)104と、その音楽教室の講師(先生)である教習者の使用する端末装置(例えばPC)105とを結び、それらの端末装置104、105間で画像データや音声データ、MIDI(音楽)データ、或いはその他(テキストやポイント、楽譜のデータ、など)のやりとりを中継することにより、教習者に学習者を教習(レッスン)させる音楽教室を実現させたものである。本実施の形態では、画像データや音声データ、或いはMIDI(音楽)データは生徒と講師間においてリアルタイムでやりとりさせている。
【0016】
上記ポイントは、音楽教室の利用者である学習者(生徒)が受けたサービスに対する支払いを行うために導入されたものである。レッスン料やダウンロード(購入)できる曲の代金など、音楽教室で受けるサービスのなかで有料なものにはその代価が何ポイントであるかが定められており、生徒が有料のサービスを受けると、購入しておいたポイントからそのサービスの代価分を引くことで決済を行うようになっている。ポイントの購入代金は、生徒が指定した金融機関を介して徴収、例えば銀行の口座から引き落とすか、或いはクレジットカード会社から代わりに受け取る、などの方法で徴収するようにしている。
【0017】
生徒がレッスンを受けると、上述したように、その生徒はポイントの形でレッスン料を支払う。運営業者101は、そのレッスン料のなかから手数料を引き、残った分をレッスン料として講師に支払う。そのようにして、運営業者101は、手数料を自身の収入として得るようになっている。
【0018】
教習者には、音楽教室の講師として登録するとき、自身の個人データを入力させている。その個人データとは、例えば氏名、生年月日、年齢、性別、顔写真、音楽歴、趣味、自己PR(Public Relations)、などである。なお、個人データの項目は、そのようなものに限定されるわけではない。その数もそれより多くとも少なくとも良い。項目としては、それら以外に、専門とする(得意な)音楽のジャンル、得意な曲、特技、などが考えられる。
【0019】
その個人データは、生徒からの要求に応じて提供する。それにより、生徒に、個人データを参考にして、自身の希望に合いそうな講師を任意に選択させるようにしている。Webサーバー102の講師選択部102aは、講師の個人データを生徒に提供して希望の講師を選択させ、その選択結果に従って、生徒とそれが希望する講師間のデータのやりとりを実現させるものである。
【0020】
個人データを提供することで、生徒は、大勢の講師のなかからでも自分に合うと考えられる講師を探し出せるようになる。このため、講師に対して生徒が抱く不満を抑えることができ、それによって生徒は音楽教室を快適に利用できるようになる。たとえ結果として選んだ講師が自分に合っていないと感じたとしても、その講師を選んだのは自分であるという事実から、講師を選べない場合と比較して、その講師に対して抱く不満は小さく抑えられる。従って、自分に合う講師を選べたか否かに係わらず、生徒の講師に対する不満は抑えられることになる。本実施の形態では、生徒がより快適に音楽教室を利用できるように、生徒が選んだ講師をその生徒の担当と固定させず、その講師以外の講師も選べるようにしている。
【0021】
一方の学習者にも、音楽教室の生徒として登録するとき、自身の個人データを入力させている。その個人データとは、例えば氏名、生年月日、年齢、性別、音楽歴、趣味、自己PR、の有無などである。なお、学習者においても、個人データの項目は、そのようなものに限定されるわけではない。
【0022】
生徒としての登録を望む人には、上記以外に、アドバイザ資格希望の有無を入力させている。そのアドバイザとは、生徒のなかで他の生徒をレッスンできるもののことであり、その資格は、講師が他の生徒をレッスンするだけの実力を備えたとみなしたときに希望に応じて与えるようにしている。アドバイザ資格希望の有無は、アドバイザになれる実力を備えたときに、その資格を希望するか否かを確認するための項目である。
【0023】
そのアドバイザは、講師レベル、或いはそれに準ずるレベルにまで能力が達しないとなることはできない。このため、生徒にとっての一つの目標となり、その資格を得られるようになることで達成感を味わえることになる。
アドバイザのレッスン料は講師とは別に定めており、生徒がアドバイザとしてレッスンを行うと、そのレッスン料をポイントの形で生徒に支払うようになっている。このため、アドバイザになると、即ちその資格を取得すると、生徒は他の生徒に対するレッスンを通して自分の能力を試すだけでなく、その報酬も得ることができるようになっている。
【0024】
アドバイザのレッスン料は講師のそれよりも低く設定している。このため、レッスンを受ける生徒にとっては、自分の能力によってレッスンを行う側にまわれるというだけでなく、金銭的な面での選択肢が広がることになる。このようなことから、音楽教室側にとっては、アドバイザという立場を設けることで、より幅広いサービスを提供できる、言い換えれば利用者のニーズにより幅広く対応できるようになる。
【0025】
ところで、アドバイザ資格を与えた生徒が適切なレッスンを行えない可能性がある。このことから、本実施の形態では、生徒にレッスンを担当した人(講師、或いはアドバイザ)に対する評価を行わせ、その評価から不適格と考えられるアドバイザからはその資格を剥奪するようにしている。それにより、教える人として適格な人からレッスンを受けられるようにして、生徒が音楽教室を快適に利用できるようにしている。
【0026】
図2は、本実施の形態による学習教室システム(音楽教室システム)の構成を示す図である。その図2に示す構成は、上記の仕組みを導入して運営する実際の音楽教室システムのものである。
そのシステムは、図2に示すように、ネットワーク201を使って音楽教室を実現するものであり、そのネットワーク201に、音楽教室の生徒である学習者、或いはその講師である教習者が使用する多数の端末装置202、学習者と教習者間のデータのやりとりを中継する管理サーバー203、管理サーバー203の指示に従って曲データを配信する曲サーバー204、及びメールのやりとりを実現するためのメールサーバー205が接続されて構成されている。それ以外には、管理サーバー203の指示に従って決済を行う課金サーバー206が設置されている。
【0027】
上記ネットワーク201は、例えばインターネットや公衆回線、及びLANなどをまとめて表したものである。例えば、端末装置202は、公衆回線、及びインターネットとの接続サービスを行っているISP(Internet Service Provider )を介してそのインターネットと接続される。他方の管理サーバー203、曲サーバー204、メールサーバー205は、LANにより互いに接続され、そのLANを介してインターネットと接続されている。課金サーバー206は、LANによって管理サーバー203と接続され、更に専用線によって金融機関(のサーバー)と接続されている。それにより、金融機関を介した決済を行えるようになっている。なお、インターネットを利用しているのは、学習者(生徒)、及び教習者(講師)における地理的な制約を回避するためである。インターネットを利用することで、講師や生徒を集める場所を確保しなくても済み、講師の維持費用もかからなくなることから、講師には比較的に高いレッスン料を支払えるようになるという利点も得られる。
【0028】
図2に示すシステムにおいて、管理サーバー203は図1に示すWebサーバー103に対応する。その管理サーバー203以外の曲サーバー204、メールサーバー205、及び課金サーバー206も、図1に示す音楽教室サイト103に設置されたサーバーである。
【0029】
図3は、上記端末装置202の構成を示す図である。
音楽教室の生徒、或いは講師が使用する端末装置(以降、端末と略記する)202は、図3に示すように、端末202全体の制御を行うCPU301と、例えばデータの入出力に関わるプログラムなどを記憶したROM302と、CPU301がワーク用に用いるRAM303と、LCD、或いはCRTなどの外部表示装置に対するインターフェースである表示部304と、公衆回線を介してデータの送受信を行うモデム305と、ハードディスクを有するハードディスク装置(HDD)306と、多数の鍵を有するキーボード(鍵盤)307と、カメラ308と、マイク309と、CPU301の指示に従って音声を放音するサウンドシステム310と、各種入力に用いられる入力部311と、を備えて構成されている。
【0030】
上記カメラ308は、レッスン時には、ユーザ(生徒、或いは講師)の映像(静止画、或いは動画の画像データ)を相手(講師、或いは生徒)に送るために用いられる。そのレッスン時、マイク309は、ユーザの音声(データ)を相手に送るために用いられる。キーボード307は、相手にMIDIデータを送るために用いられる。それらのデータの送信は、モデム305を用いて行われる。
【0031】
上記サウンドシステム310は、例えばCPU301から送られたMIDIデータなどのコマンドを処理して、発音させるべき楽音の波形データを生成する音源、その音源が生成した波形データをアナログのオーディオ信号に変換するD/A変換器、その変換器が出力するオーディオ信号を増幅するアンプ、及びそのアンプが出力したオーディオ信号を音声に変換するスピーカ、などから構成されている。その音源は、デジタルの音声データをCPU301から受け取った場合、それをそのまま、或いは予め定められた処理を施した後、D/A変換器に出力する機能を備えたものである。入力部311は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイス、などをまとめて表したものである。
【0032】
上述したような構成の端末202は、例えばキーボード307を備えた電子楽器にネットワーク機能などを追加するか、或いはPCに、キーボード(電子楽器)307などを接続することで実現させたものである。即ち1個の装置、或いは複数の装置を接続することで実現させたものである。ここでは、端末202は、キーボード307を備えた電子楽器にネットワーク機能などを追加して実現させたものであるとの前提で説明することにする。表示部304は、LCDなどの表示装置を有しているものとする。なお、そのような端末202は、音楽教室側が、音楽教室を利用したい人に販売、或いはリースなどの形で提供するようにしても良い。
【0033】
以上の構成において、動作を説明する。
本実施の形態では、音楽教室を利用できる会員の登録は、管理サーバー203にアクセスして行うようになっている。その音楽教室を利用するには、専用のプログラム(ブラウザ)が必要となっており、そのプログラム、更には各種ページのデータ(例えばHTMLデータ)は、CD−ROMなどの記録媒体、或いは公衆網などのネットワークを介して無償、或いは有償で配布している。このことから、会員登録を希望する人は、自身が使用する端末202にそのプログラム等をインストールした後、管理サーバー203と接続させて、その会員登録を行う。なお、その接続は、例えばダイヤルアップによって公衆回線を介して、インターネットとの接続サービスを行っているISPと接続させた後、管理サーバー203(音楽教室サイト103)のURLを指定して接続を指示することで行われる。
【0034】
管理サーバー203と接続(リンクが確立)された端末202は、図49に示すようなトップページをハードディスクから読み出して表示部204に表示させる。そのトップページには、図49に示すように、「入会ページへ」「会員ページへ」及び「終了」の計3つのアイコン(ボタン)が配置されている。「入会ページへ」アイコンは、会員登録を要求するためのものであり、「会員ページへ」アイコンは、会員としてのサービスの提供を要求するためのものである。このことから、会員登録を望む人は、「入会ページへ」アイコンをクリックして会員登録を行う。
【0035】
音楽教室の生徒としての会員登録の他に、その音楽教室の講師としての会員登録を行うことができる。このことから、「入会ページへ」アイコンをクリックした以降は、何れの立場で会員登録を行うのか選択し、個人データを含む所定の事項のデータ入力を行って、会員登録を申し込むようになっている。その会員登録を申し込む際に、メールアドレスとなるIDを指定させている。それにより、会員が好きなIDを持てるようにしている。
【0036】
上述したようにして会員登録が申し込まれると、管理サーバー203は、それを申し込んだ人に、パスワードを発行し、電子メールでそのパスワードを送り、会員登録が完了したことを通知する。その一方では、例えばハードディスク装置に搭載したハードディスクに、新たに会員となった人のデータを格納するためのエリアを確保し、そのエリアに、会員登録の申し込み時に入力したデータやID、発行したパスワードを格納(保存)する。そのエリアには、それ以外に、音楽教室を利用するうえで必要なデータも合わせて格納している。そのハードディスクには、管理サーバー203に搭載されたCPUが実行するプログラム(ネットワーク・オペレーティング・システム(OS)、など)や各種データも格納されている。
【0037】
図4〜図7は、その管理サーバー203のハードディスクに格納された会員のデータの内容を説明する図である。それら図4〜図7には、会員のデータとして特に重要なものを抜粋して概念的に表しており、例えば図4中の「生徒」「講師」「アドバイザ」「生徒(1)〜(n)」「講師(1)〜(n)」「曲(1)〜(n)」及び「アドバイザ(1)〜(n)」で表す各エリアは、それぞれ、実際には例えばフォルダ、或いはディレクトリが対応する。なお、以降は、各エリアを区別するために、「生徒」「講師」「アドバイザー」で表される各エリアは、それぞれ生徒エリア、講師エリア、アドバイザエリア、「生徒(1)〜(n)」「講師(1)〜(m)」「曲(1)〜(n)」で表される各エリアは、それぞれ個人用生徒エリア、個人用講師エリア、曲エリア、「アドバイザ(1)〜(n)」で表されるエリアはアドバイザ曲エリア、と呼ぶことにする。以降、各エリアに格納される主なデータについて説明する。
【0038】
図5に示す個人用生徒エリアにおいて、「POINT(ポイント)」には、そのエリアに個人情報が格納された生徒が現在、持っているポイントの値を示すデータが格納される。以降、同様に、「レッスン曲」には、生徒がレッスンの対象として選択した曲のデータ、「評価データ」にはレッスンを担当した講師、或いはアドバイザの評価内容を表すデータ(評価データ)、「アドバイザ資格フラグ」には生徒がアドバイザ資格を所有しているか否かを示すデータ(資格ありのときは値は「1」、なしのときは「0」である)、「アドバイザ曲」には生徒にアドバイザ資格を与えた曲を表すデータ、「アドバイザ希望有無」には生徒がアドバイザ資格の取得を希望しているか否かを示すデータ(希望しているときの値は「1」、そうでないときの値は「0」である)、それぞれ格納される。
【0039】
図6に示す個人用講師エリアにおいて、「受付フラグ」には、講師がレッスンを行える状態か否かを表す値が格納される。レッスンを行える状態(待機状態)では「1」、そうではない状態では「0」が格納される。「POINT(ポイント)」には、講師が受け取るレッスン料を表すポイント値の総計を示すデータが格納される。「評価」には生徒からのレッスンに対する評価内容を表すデータ(評価データ)が格納される。
【0040】
図7に示すアドバイザ曲エリアには、図6に示す個人用講師エリアから、「顔画像」「口座情報」「POINT(ポイント)」を除くデータが格納される。それら以外のデータは全て、個人用生徒エリアに格納されている生徒のデータである。
【0041】
曲エリア内にアドバイザ曲エリアを設けていることから明らかなように、本実施の形態では、曲単位でアドバイザを管理するようにしている。これは、レッスンに用いる曲を生徒が指定してレッスンを行うようになっているためである。レッスンに用いた曲を人に教えられるレベルにまで演奏できるようになった生徒に、その曲にのみを対象とするアドバイザ資格を与えるようにしているためである。当然のことながら、音楽のジャンル別、楽器の種類別、といった別の形でアドバイザ資格を与えるようにしても良い。
【0042】
図49に示すようなトップページ上で「会員ページへ」アイコンをクリックすると、図57に示すような会員照合ページが表示部304に表示される。音楽教室のサービスは、そのページ上でメールアドレス(ID)、及びパスワードを正確に入力し、「照合」アイコンをクリックした者にのみ提供するようになっている。このことから、上述したようにして会員登録を申し込み、管理サーバー203からパスワードを電子メールで受け取ることで、そのサービスを受けられるようになる。以降、そのサービスを提供するための端末202、管理サーバー203、曲サーバー204、メールサーバー205、及び課金サーバー206の動作、及び音楽教室で提供されるサービスの内容について、図8〜図48に示す各種フローチャート、及び図49〜図87に示す各種説明図を参照して詳細に説明する。
【0043】
図8は、管理サーバー203と接続する場合に端末202が実行する処理の流れを示すフローチャートであり、図9〜図33は、その処理の流れのなかでサブルーチン処理、或いはそのサブルーチン処理内で更に実行されるサブルーチン処理を示すフローチャートである。始めに図8〜図33を参照して、端末202の動作、それによってそのユーザに提供されるサービスについて詳細に説明する。なお、図8〜図33に示すフローチャートは、端末202のCPU301が、HDD306がハードディスクから読み出したプログラム(OSやブラウザ、など)を実行することで実現される。
【0044】
先ず、ステップ101では、イニシャライズを行う。そのイニシャライズにより、管理サーバー203と接続(リンクを確立)させ、表示部304には、初期画面を表示させる。
その初期画面には、特には図示していないが、各種アイコンやメニューが配置されており、そのなかの何れかをクリックすることで所望のモードを設定するようになっている。ここでは便宜的に、モードは、メールの送受信を行えるモード(以降、メールモードと呼ぶ)、音楽教室のサービスを受けるモード(以降、音楽教室モードと呼ぶ)、及びその他のモードに区別することにする。
【0045】
ステップ101に続くステップ102では、ユーザが指定したモードを判定する。そのユーザが音楽教室モードの設定を指示する操作を行った場合、その音楽教室モードが指定されたと判定してステップ103に移行し、音楽教室のサービスを受けるための音楽教室処理を実行した後、再びステップ102に戻る。そのユーザがメールモードの設定を指示する操作を行った場合には、そのメールモードが指定されたと判定してステップ104に移行し、メールの送受信を行うためのメール処理を実行した後、再びステップ102に戻る。そのユーザがそれら以外のモードの設定を指示するような操作を行った場合には、それら以外のモードが指定されたと判定してステップ105に移行し、ユーザが指定したモードの機能を実現させるためのその他処理を実行した後、再びステップ102に戻る。
【0046】
このように、ユーザが指定(設定)したモードに応じて、そのモードの機能を実現させるための処理が実行される。それにより、端末202は、管理サーバー203と接続されている間、ユーザが所望のサービスを受けられるように動作するようになっている。
【0047】
図9〜図17は、上記ステップ103として実行される音楽教室処理のフローチャートである。次に、図9〜図17を参照して、その音楽教室処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ201では、音楽教室処理を実行するうえでのイニシャライズを行う。続くステップ202では、ハードディスクから図49に示すようなトップページを読み出し、それを表示部304に表示させる。その後はステップ203に移行する。
【0048】
そのステップ203では、「入会ページへ」アイコンをユーザがクリック(オン)したか否か判定する。そのユーザが「入会ページへ」アイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ204に移行して、図50に示すような入会選択ページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させた後、ステップ205に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図14に示すステップ250に移行する。
【0049】
上記入会選択ページには、図50に示すように、「講師として入会」、「生徒として入会」、「OK」、及び「戻る」アイコンが配置されている。入会を希望するユーザは、「講師として入会」アイコン、或いは「生徒として入会」アイコンの何れかをクリックして、どの立場で音楽教室に入会するのかを選択した後、「OK」アイコンをクリックすれば良いようになっている。入会を望まなければ「戻る」アイコンをクリックすれば良いようになっている。ステップ205〜211では、入会選択ページ上での操作に対応するための処理が実行される。
【0050】
先ず、ステップ205では、「講師として入会」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ206でそのアイコンの表示色を現在、選択されていることを表す表示色(以降、選択色と呼ぶ)に変化させた後、ステップ207に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ207に移行する。
【0051】
ステップ207では、「生徒として入会」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ208でそのアイコンの表示色を選択色に変化させた後、ステップ209に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ209に移行する。
【0052】
ステップ209では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、上記ステップ202に戻って図49に示すようなトップページを表示部304に表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ210に移行する。
【0053】
ステップ210では、「OK」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ211に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ205に戻って、それ以降の処理を同様に実行する。
【0054】
ステップ211では、ユーザが選択した立場を判定する。「生徒として入会」アイコンが選択色となっている状態でユーザが「OK」アイコンをクリックした場合、ユーザは生徒を選択したと判定して、図12に示すステップ231に移行する。そうでない場合には、即ち「講師として入会」アイコンが選択色となっている状態でユーザが「OK」アイコンをクリックした場合には、ユーザは講師を選択したと判定して、図10に示すステップ212に移行する。
【0055】
そのステップ212〜図11に示すステップ230では、講師として入会を希望するユーザの登録を実現させるための処理が実行される。
先ず、ステップ212では、音楽教室の講師として入会するうえでの規約を説明する図51に示すような入会規約ページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。続くステップ213では、そのページ上に配置された「承諾」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、即ち規約を承諾した場合、判定はYESとなってステップ215に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ214に移行する。
【0056】
ステップ214では、「中止」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、即ち規約に承諾しないか、或いは入会を取りやめた場合、判定はYESとなり、上記ステップ202に戻って図49に示すようなトップページを表示部304に表示させる。そうでない場合には、即ちユーザが「承諾」アイコン、「中止」アイコンの何れもクリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ213に戻る。それにより、ユーザが「承諾」アイコン、及び「中止」アイコンの何れをクリックするまで待つ。
【0057】
一方、ステップ215では、図52に示すような講師用の入会登録ページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。続くステップ216では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザが入力部311を操作してデータ入力を行った場合、判定はYESとなり、ステップ217で入力されたデータをカーソルの表示位置に応じて表示させた後、ステップ218に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ218に移行する。
【0058】
ステップ218では、「入会確認ページへ」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ221に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ219に移行する。
【0059】
ステップ219では、「中止」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ220で既に入力されたデータを全てクリアした後、上記ステップ202に戻る。そうでない場合には、即ち「入会確認ページへ」アイコン、及び「中止」アイコンの何れもユーザがクリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ216に戻る。
【0060】
上記入会登録ページには、図52に示すように、「氏名」「生年月日」「年齢」「性別」「住所」「メールアドレス」「口座情報」「趣味」「自己PR」「音楽歴」などのデータを入力するためのボックスが配置されている。「自己PR」の入力ボックスの一部には、顔画像(写真)を入力するようになっている。上記ステップ216〜219で形成される処理ループは、ステップ218、或いは219の判定がYESとなるまで、言い換えればユーザが「入会確認ページへ」アイコン、或いは「中止」アイコンをクリックするまで、繰り返し実行する。それにより、入会登録ページ上に配置された入力ボックスにデータ入力が行えるようになっている。なお、顔画像(写真)の入力は、カメラ308で自身の撮影を行い、それによって得た画像データ(顔写真)を対応する入力ボックス内に貼り付けることで行えるようになっている。また、「メールアドレス」のボックスに入力するのは、上述したように、IDとしても用いる任意の文字列である。
【0061】
上記ステップ218の判定がYESとなって移行するステップ221では、上記入会登録ページ上で入力されたデータに基づき、図53に示すような登録確認ページを作成する。その後に移行するステップ222では、作成した登録確認ページを表示部304に表示させる。その後は図11に示すステップ223に移行する。なお、登録確認ページの作成は、例えばデータが入力されていない登録確認ページをハードディスクから読み出し、その登録確認ページ上の各表示欄に、入会登録ページ上で入力された対応するデータを配置することで行われる。
【0062】
図11に示すステップ223では、登録確認ページ上の「入会登録」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ226に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ224に移行する。
【0063】
ステップ224では、「入会登録ページに戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ225に移行し、入力したデータを元の通りに配置した入会登録ページを表示部304に表示させた後、上記ステップ216に戻る。それにより、入力したデータの変更や削除、或いは追加といった編集作業をユーザが行えるようにする。反対に、そうでない場合には、即ち「入会登録」アイコン、及び「入会登録ページに戻る」アイコンの何れもユーザがクリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ223に戻る。それにより、「入会登録」アイコン、及び「入会登録ページに戻る」アイコンの何れかをユーザがクリックするのを待つ。
【0064】
一方、ステップ226では、図54に示すような入会登録中ページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。続くステップ227では、ユーザが入会登録ページ上で入力したデータを登録データとして管理サーバー203に送信する。その後に移行するステップ228では、その送信が終了したか否か判定する。その送信が終了していない場合、判定はNOとなり、上記ステップ227に戻る。それにより、登録データの送信が終了するのを待つ。その送信が終了した場合には、判定はYESとなり、ステップ229に移行する。なお、登録を申し込んだ会員の立場(講師、或いは生徒)を表すデータも登録データとして送信している。
【0065】
ステップ229では、登録データをクリアする。続くステップ230では、上記入会登録中ページ上に配置された「トップページ(TOP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされるのを待つ。そのアイコンをユーザ(講師としての登録を終えたユーザ)がクリックすると、判定はYESとなって上記ステップ202に戻る。
【0066】
上述したような処理を実行することにより、講師として入会するための登録が行えるようになっている。図12のステップ231〜図13のステップ249では、生徒として入会を希望するユーザの登録を実現させるための処理が実行される。その処理の内容や流れは上述した図10のステップ212〜図11のステップ230と同様であるため、詳細な説明は省略する。その処理の実行中には、入会登録ページとしては図55に示すようなページが表示され、登録確認ページとしては図56に示すようなページが表示される。アドバイザ資格の取得を希望する者は、「有」の近傍に配置されたラジオボタンをクリックしてマークを表示させることで希望していることを入力するようになっている。それらの処理を実行した結果、登録データを管理サーバー203に送信すると、その管理サーバー203は、その登録データを格納するための個人用生徒エリア、或いは個人用講師エリアを確保して、そこに登録データを保存することになる(図5参照)。アドバイザ資格の取得を希望していることを示すデータをラジオボタンへのクリックにより入力していた場合には、図5中の「アドバイザ希望有無」にはデータとして1が保存される。
【0067】
図9のステップ203の判定がNOとなって移行する図14のステップ250では、トップページ(図49参照)上の「会員ページへ」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ252に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ251に移行する。
【0068】
ステップ251では、トップページ(図49参照)上の「終了」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、即ちトップページ上に配置されたアイコンの何れもユーザがクリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ203に戻る。それにより、何れかのアイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0069】
一方のステップ252では、図57に示すような会員照合ページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させ、メールアドレス(ID)、及びパスワードの入力をユーザに促す。続くステップ253では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザが入力部311を操作してデータ入力を行った場合、判定はYESとなり、ステップ254で入力されたデータをカーソルの表示位置に応じて表示させた後、ステップ255に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ255に移行する。
【0070】
ステップ255では、「照合」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ258に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ256に移行する。
【0071】
ステップ256では、「トップページ(TOP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ257で既に入力されたデータを全てクリアした後、上記ステップ202に戻る。そうでない場合には、即ち「照合」アイコン、及び「トップページに戻る」アイコンの何れもユーザがクリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ253に戻る。
【0072】
上記ステップ253〜256で形成される処理ループは、ステップ255、或いは256の判定がYESとなるまで、言い換えればユーザが「照合」アイコン、或いは「トップページに戻る」アイコンをクリックするまで、繰り返し実行される。それにより、会員照合ページ上に配置された入力ボックスに、メールアドレス(ID)やパスワードの入力が行えるようになっている。
【0073】
そのステップ255の判定がYESとなって移行するステップ258では、入力されたメールアドレス(ID)、及びパスワードをモデム305から管理サーバー203に送信させる。メールアドレス、及びパスワードを受信した管理サーバー203は、それらを個人用生徒エリア、或いは個人用講師エリアに格納されたそれと照合することにより、正規の会員のものであるか否かの認証を行い、その結果を返す。このことから、続くステップ259では、その結果を受信するのを待ち、その結果を受信するとステップ260に移行する。
【0074】
ステップ260では、管理サーバー203から受信したデータがメールアドレス(ID)の不一致を表しているか否か判定する。会員照合ページ(図57参照)上で入力したメールアドレス(ID)に誤りがあった場合、管理サーバー203はメールアドレス(ID)の不一致を表すデータ(ID不一致信号))を送信することから、判定はYESとなってステップ261に移行し、メールアドレス(ID)が誤っていることを通知するための図58に示すようなメールアドレス不一致警告画面をハードディスクから読み出して表示部304に表示させた後、ステップ262に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ264に移行する。
【0075】
ステップ262では、上記メールアドレス不一致警告画面上に配置された「再度入力」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。そのアイコンをユーザがクリックすると、ステップ263に移行して、会員照合ページ(図57参照)上で入力したデータをクリアした後、上記ステップ252に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
【0076】
一方のステップ264では、管理サーバー203から受信したデータがパスワードの不一致を表しているか否か判定する。会員照合ページ(図57参照)上で入力したパスワードに誤りがあった場合、管理サーバー203はパスワードの不一致を表すデータ(パスワード不一致信号)を送信することから、判定はYESとなってステップ265に移行し、パスワードが誤っていることを通知するための図59に示すようなパスワード不一致警告画面をハードディスクから読み出して表示部304に表示させた後、上記ステップ262に移行する。そうでない場合には、即ちメールアドレス(ID)、及びパスワードを正確に入力した場合には、判定はNOとなり、図15のステップ266に移行する。メールアドレス(ID)、及びパスワードが組み合わせを含めて正確に入力した場合には、管理サーバー203はそれを送信してきた端末202に、その旨を示すOK信号を送信する。そのOK信号は、それらの組み合わせを持つ会員が生徒か否かを表す信号を含むものである。
【0077】
図15のステップ266では、そのOK信号を基に、会員が生徒か否か判定する。ユーザが会員照合ページ(図57参照)上で生徒のID、パスワードを入力した場合、判定はYESとなってステップ267に移行する。そうでない場合には、即ち講師のID、パスワードをユーザが入力した場合には、判定はNOとなり、後述するステップ272に移行する。
【0078】
ステップ267では、その生徒の個人用生徒エリア中のアドバイザ資格フラグの値が1か否か判定する。ユーザがアドバイザ資格を取得していた場合、判定はYESとなってステップ268に移行し、ハードディスクから図60に示すような生徒選択ページを読み出して表示部304に表示させた後、ステップ269に移行する。そうでない場合には、即ちユーザがアドバイザ資格を持たない生徒であった場合には、判定はNOとなり、ステップ270に移行する。
【0079】
生徒選択ページには、図60に示すように、「アドバイザとして」「生徒として」及び「戻る」の各アイコンが配置されている。それにより、アドバイザ資格を持つ生徒には、どの立場でサービスを受けるのかを選択させるようになっている。
【0080】
ステップ269では、「生徒として」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ270に移行し、図61に示すような生徒用の会員トップページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させた後、図16のステップ276に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ271に移行する。
【0081】
生徒用の会員トップページには、図61に示すように、「ピアノ」「ギター」及び「ドラム」の各アイコンが配置され、それらのアイコンによって、レッスン教室、即ちレッスンを受ける楽器の種類を選択できるようにしている。「変更」アイコンは、会員登録時に入力したデータ(例えば住所や口座情報、など)の変更を望む場合にクリックするものである。
【0082】
ステップ271では、「アドバイザとして」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ272に移行して、図62に示すような講師、アドバイザ用の会員トップページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させた後、図16のステップ276に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ273に移行する。
【0083】
講師、アドバイザ用の会員トップページには、「ピアノ」「ギター」及び「ドラム」の各アイコンの代わりに、「待機」アイコンが配置されている。「待機」アイコンは、ユーザ(講師、或いはアドバイザ)がレッスンを行える状態であることを音楽教室(管理サーバー203)側に通知するためのものである。
【0084】
ステップ273では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなって図9のステップ202に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ269に戻る。それにより、ユーザが何らかのアイコンをクリックするのを待つ。
【0085】
図16のステップ276〜282では、生徒用の会員トップページ(図61参照)上に配置された「ピアノ」アイコン、「ギター」アイコン、或いは「ドラム」アイコンへのクリックに対応するための処理が実行される。
先ず、ステップ276では、「ピアノ」アイコンをユーザ(ここでは生徒である)がクリックしたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ277でピアノのレッスンを実現させるためのピアノレッスン処理を実行した後、図15のステップ274に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ278に移行する。そのステップ278〜281では、上記と同様に、ユーザがクリックしたアイコンの種類を判定して、その種類に対応する楽器のレッスンを実現させるための処理を実行した後、図15のステップ274に移行する。
【0086】
そのステップ274では、ユーザが生徒か否か判定する。ユーザが生徒であった場合、判定はYESとなってステップ275に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ272に移行して、図62に示すような会員トップページを再度、表示させる。
【0087】
ステップ275では、ユーザ(生徒)の個人用生徒エリア中に保持されたアドバイザ資格フラグの値が0か否か判定する。そのユーザがアドバイザ資格を取得していた場合、判定はNOとなり、上記ステップ272に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなって上記ステップ270に移行し再度、図61に示すような会員トップページを表示させる。
【0088】
図16の説明に戻り、ステップ280以降の処理について説明する。
ステップ280の判定がNOとなると、ステップ282に移行する。そのステップ282では、「変更」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザ(生徒、或いは講師)がそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ283に移行し、自身が過去に入力したデータの内容を変更するための変更処理を実行した後、図15のステップ274に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図17のステップ284に移行する。
【0089】
ステップ284では、「待機」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザ(ここでは講師、或いはアドバイザ資格を持つ生徒)がそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ285に移行し、レッスンが開始するまで待機してそのレッスンを行うための待機処理を実行した後、図15のステップ274に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ286に移行する。
【0090】
ステップ286では、「トップページ(TOP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザ(生徒、或いは講師)がそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、図9のステップ202に戻って図49に示すようなトップページを表示部304に表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなり、図16のステップ276に戻る。それにより、会員トップページ(図61、或いは図62参照)を表示させた状態では、そのページ上に配置された何らのアイコンをユーザ(生徒、或いは講師)がクリックするのを待つようになっている。
【0091】
次に、上記音楽教室処理内で実行されるサブルーチン処理について詳細に説明する。
図18は、上記ステップ277として実行されるピアノレッスン処理のフローチャートである。始めに、図18を参照して、そのピアノレッスン処理について詳細に説明する。
【0092】
本実施の形態では、ポイントを使って有償のサービスに対する支払い(決済)を行うようになっている。レッスンは、有償のサービスであり、そのレッスンを受ける以外にも、ピアノレッスン処理の実行時には様々な有償のサービスを受けられるようになっている。
【0093】
先ず、ステップ301では、ユーザ(生徒)が会員トップページ(図61参照)上の「ピアノ」アイコンをクリックしたことに伴い、ユーザ(生徒)が現時点で持っているポイントを示すデータの送信を要求するポイント(POINT)要求信号を管理サーバー203に送信して、そのポイントデータを受信する。続くステップ302では、図63に示すようなピアノ教室トップページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。その後はステップ303に移行する。
【0094】
そのトップページには、図63に示すように、前回レッスンに用いた曲を指定するための「(A)」アイコン、手持ちの他の曲を指定するための「(B)」アイコン、未購入の新しい曲を指定するための「(C)」アイコン、及び「会員トップページに戻る」アイコンが配置されている。右上隅には、現在のポイントを表示するためのボックスが配置されている。そのようなトップページを表示させることで、ユーザ(生徒)には、始めにレッスンに用いる曲の選択を行わせるようになっている。
【0095】
ステップ303では、「(A)」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなり、後述するステップ310に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ304に移行する。
【0096】
ステップ304では、「(B)」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ305に移行し、手持ち曲のなかでレッスンに用いる曲を選択するための手持ち曲選択処理を実行した後、そのステップ310に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ306に移行する。
【0097】
ステップ306では、「(C)」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ308に移行し、新たに曲を購入するための曲購入処理を実行した後、ステップ309に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ307に移行する。
【0098】
ステップ307では、「会員トップページに戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ303に戻る。それにより、何れかのアイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0099】
一方、ステップ309では、ステップ308の曲購入処理を実行した結果、ユーザが曲を実際に購入したか否か判定する。ユーザが曲を実際に購入した場合、判定はYESとなり、ステップ310でレッスンを受ける講師、或いはアドバイザを選択するための講師選択処理を実行した後、ステップ311に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ302に戻る。
【0100】
ステップ311では、ステップ310の講師選択処理を実行した結果、ユーザがレッスンを受ける講師、或いはアドバイザを選択(決定)したか否か判定する。ユーザが講師、或いはアドバイザを選択した場合、判定はYESとなってステップ312に移行し、選択した講師、或いはアドバイザからレッスンを受けるためのレッスン処理を実行した後、上記ステップ302に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ302に戻る。
【0101】
上記ピアノレッスン処理では、複数のサブルーチン処理が実行される。ここで、そのサブルーチン処理について詳細に説明する。
図19は、上記ステップ305として実行される手持ち曲選択処理のフローチャートである。始めに図19を参照して、その手持ち曲選択処理について詳細に説明する。なお、端末202は、例えばハードディスク内に曲を保存しておくためのエリアを確保し、その確保したエリアに購入した曲を保存するようになっている。そのエリアについては、以降、便宜的に曲エリアと呼ぶことにする。
【0102】
先ず、ステップ401では、手持ち曲のリストを配置した図64に示すような手持ち曲リストページを表示部304に表示させる。それは、例えば曲名が配置されていない手持ち曲リストページをハードディスクから読み出し、曲エリアに保存されている曲の曲名を挿入することで作成したものである。
【0103】
ステップ401に続くステップ402では、リスト表示した曲名へのクリックなどに応じて曲の選択を行う。その後に移行するステップ403では、「選択」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ405に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ404に移行する。
【0104】
ステップ404では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ402に戻る。
【0105】
他方のステップ405では、現在、選択中の曲(手持ち曲)の曲名を配置した図65に示すような手持ち曲決定ページを表示部304に表示させる。続くステップ406では、「OK」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ409に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ407に移行する。
【0106】
ステップ407では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ408に移行し、選択中の曲を無効にした後、上記ステップ401に戻って手持ち曲リストページ(図64参照)を再度、表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ406に戻る。それにより、「OK」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0107】
ステップ409では、ユーザ(生徒)が選択した曲の曲名を保存する。その曲名は、レッスンが開始する前に管理サーバー203に送信する曲データを特定するために用いられる。その曲名を保存した後に一連の処理を終了する。
図20、及び図21は、図18に示すピアノレッスン処理内でステップ308として実行される曲購入処理のフローチャートである。次に、図20、及び図21を参照して、その曲購入処理について詳細に説明する。
【0108】
ユーザ(生徒)が購入可能な曲は、曲サーバー204が管理・保存している。このことから、曲の購入は、その曲のデータを曲サーバー204からダウンロードすることで行われる。
先ず、ステップ501では、管理サーバー203に、購入可能な曲のリストを要求する曲リスト要求を送信する。その曲リスト要求を受信した管理サーバー203は、曲サーバー204に対し、その曲リストの送信を指示する。このことから、ステップ501に続くステップ502では、その曲リストを受信するのを待つ。
【0109】
その曲リストを受信すると、ステップ502からステップ503に移行する。そのステップ503では、受信した曲リストを配置した図66に示すような新規曲リストページを表示部304に表示させる。それは、例えば曲名が配置されていない新規曲リストページをハードディスクから読み出し、曲リストとして受信した曲の曲名を挿入することで作成したものである。
【0110】
ステップ504では、リスト表示した曲名へのクリックなどに応じて曲の選択を行う。その後に移行するステップ505では、「選択」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ507に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ506に移行する。
【0111】
ステップ506では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ504に戻る。
【0112】
他方のステップ507では、現在、選択中の曲の曲名やその購入費用(ポイント)を配置した図67に示すような新規曲購入ページを表示部304に表示させる。続くステップ508では、「購入」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ510に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ509に移行する。
【0113】
ステップ509では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、選択中の曲を無効にして上記ステップ503に戻り、新規曲リストページ(図66参照)を再度、表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ508に戻る。それにより、「購入」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0114】
ステップ510では、曲の購入費用となるポイントがユーザ(生徒)の持つ現在のポイント(POINT)以下か否か判定する。現在のポイントが曲の購入に必要なポイントより少なかった場合、判定はNOとなり、図21のステップ517に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなり、ステップ511でユーザが選択した曲の曲名を含む曲購入要求を管理サーバー203に送信し、その曲名を保存した後、ステップ512に移行する。保存した曲名は、レッスンが開始する前に管理サーバー203に送信する曲データを特定するために用いる。
【0115】
上記曲購入要求を受信した管理サーバー203は、要求された曲のダウンロードを曲サーバー204に指示し、その購入費用となるポイントを現在のポイント(POINT)から引いたポイント(POINT)を端末202に送信する。このことから、ステップ512では、それらを受信するのを待つ。それらを受信すると、ステップ513に移行して、受信した曲データを所定エリア(曲エリア)にストアする。その後は図21のステップ514に移行する。
【0116】
そのステップ514では、受信したポイント(POINT)を配置した図68に示すような購入完了ページを表示部304に表示させる。続くステップ515では、「講師選択ページへ」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ(生徒)がクリックした場合、判定はYESとなり、一連の処理はここで終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ516に移行する。
【0117】
ステップ516では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図20のステップ503に戻る。それにより、購入を希望する曲が他にあればそれを購入させる。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ515に戻る。それにより、「講師選択ページへ」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0118】
一方、上記ステップ510の判定がNOとなって移行する図21のステップ517では、ポイント(POINT)が不足していることを通知する、図69に示すようなポイント不足警告ページを表示部304に表示させる。続くステップ518では、「ポイント購入」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ユーザがポイントを購入するためのポイント購入処理を実行した後、図20のステップ503に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ519に移行する。
【0119】
ステップ519では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図20のステップ503に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ518に戻る。それにより、ユーザが「ポイント購入」アイコン、或いは「戻る」アイコンをクリックするのを待つ。
【0120】
このように、曲購入処理では、曲(曲データ)を購入するだけではなく、曲の購入にポイントが不足していれば、必要に応じてそのポイントの購入も合わせて行えるようになっている。
図22は、上記ステップ520として実行されるポイント購入処理のフローチャートである。ここで、図22を参照して、上記曲購入処理内でサブルーチン処理として実行されるポイント購入処理について詳細に説明する。
【0121】
先ず、ステップ601では、図70に示すようなポイント購入ページを表示部304に表示させる。それは、例えばハードディスクに格納されたポイント購入ページを読み出し、それに現在のポイントを挿入することで作成したものであり、ポイントの購入代金の引き落とし先となる口座、パスワード、ID(メールアドレス)の入力用のボックスが配置されている。それを表示させた後はステップ602に移行する。
【0122】
ステップ602では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザが入力部211を操作してデータ入力を行った場合、判定はYESとなってステップ603に移行し、現在のカーソルの位置に入力されたデータを表示させた後、ステップ604に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ604に移行する。
【0123】
ステップ604では、「購入確認」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ607に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ605に移行する。
【0124】
ステップ605では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ606に移行し、入力されたデータをクリアした後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ602に戻る。それにより、「購入確認」アイコン、或いは「戻る」アイコンがクリックされるまでの間、ユーザによるデータ入力を可能とさせる。
【0125】
一方、ステップ607では、例えばハードディスクから読み出したポイント購入確認ページにユーザが入力したデータを挿入して、図71に示すようなポイント購入確認ページを表示部304に表示させる。続くステップ608では、「購入」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ611に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ609に移行する。
【0126】
ステップ609では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ610に移行し、図69に示すようなポイント不足警告ページを表示部304に表示させた後、上記ステップ601に戻って再度、図70に示すようなポイント購入ページを表示部304に表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ608に戻る。それにより、ユーザが「購入」アイコン、或いは「戻る」アイコンをクリックするのを待つ。
【0127】
上記ステップ608の判定がYESとなって移行するステップ611では、ユーザが図70に示すようなポイント購入ページ上で入力したデータをポイント購入データとして管理サーバー203に送信する。その購入データを受信した管理サーバー203は、ユーザが持つ現在のポイント(POINT)に、新たに購入したポイントを加算し、その加算後のポイントを示すデータを返信する。ポイント購入データ中に誤ったデータが存在、例えばパスワードやIDが誤っていれば、その旨を示す不一致信号を返信する。このことから、ステップ611に続くステップ612で管理サーバー203からデータを受信するのを待って、ステップ613に移行する。
【0128】
ステップ613では、受信したデータがポイントデータか否か判定する。ポイント購入データ中に不適切なデータが存在していない場合、管理サーバー203はポイントデータを送信してくることから、判定はYESとなってステップ615に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ614に移行し、ユーザが入力したデータをクリアした後、上記ステップ601に戻る。
【0129】
ステップ615では、受信したポイントデータに基づき、現在のポイントを配置した図72に示すようなポイント購入完了ページを表示部304に表示させる。続くステップ616では、「戻る」アイコンがクリックされるのを待つ。そのアイコンをユーザがクリックするのを待って、一連の処理を終了する。
【0130】
図18に示すピアノレッスン処理内で実行されるサブルーチン処理の説明に戻る。
図23〜図27は、そのピアノレッスン処理内でステップ310として実行される講師選択処理のフローチャートである。次に、図23〜図27を参照して、その講師選択処理について詳細に説明する。
【0131】
上述したように、本実施の形態では、レッスンはリアルタイムで行うようになっている。従って、待機していない講師、或いはアドバイザのレッスンは受けることはできない。このことから、レッスンを望む講師、或いはアドバイザの選択は、待機中の講師、或いはアドバイザのみを対象に行うようになっている。
【0132】
先ず、ステップ701では、管理サーバー203に、講師に関するデータの送信を要求する講師データ要求を送信する。その要求を受信した管理サーバー203は、その要求を送信してきた端末202に、個人用講師エリアに保存されたデータ(図6参照)のなかから予め定められたデータを抽出し講師データとして送信する。このことから、続くステップ702では、そのデータを受信するのを待つ。なお、本実施の形態では、講師毎に、講師データとして、顔画像、個人情報、プロフィール、評価データ、及び受付フラグを送信している。
【0133】
講師データを管理サーバー203から受信すると、ステップ702からステップ703に移行する。そのステップ703では、受信した講師データに基づき、図73に示すような講師選択ページを表示部304に表示させる。それは、例えばハードディスクからオリジナルの講師選択ページを読み出し、そのページの一部の内容を書き替えることで作成したものである。講師別に、その講師の顔写真、「受付中」或いは「休止中」アイコン、「プロフィール」アイコン、及び「評価」アイコンが配置され、更には「前のページ」「次のページ」「アドバイザ選択」及び「中止」の各アイコンが配置されている。なお、「受付中」は現在、講師がレッスンを行える状況であることを表し、「休止中」は現在、その状況でないことを表している。
【0134】
ステップ703に続くステップ704では、「中止」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって図24のステップ705に移行する。
【0135】
ステップ705では、「前のページ」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ706で前のページに対応する講師データの送信を要求する前のページ要求を管理サーバー203に送信した後、図23のステップ702に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ707に移行する。なお、その前のページ要求は、現在、表示中のページの種類を示すデータを含むものである。
【0136】
ステップ707では、「次のページ」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ708で次のページに対応する講師データの送信を要求する次のページ要求を管理サーバー203に送信した後、図23のステップ702に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ709に移行する。なお、その次のページ要求は、現在、表示中のページの種類を示すデータを含むものである。
【0137】
ステップ709では、「評価」アイコンがクリックされたか否か判定する。講師別に配置された「評価」アイコンの何れかをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ710に移行し、管理サーバー203から受信した講師データ中の評価データを用いて図74に示すような講師評価ページを作成し表示部304に表示させた後、ステップ714に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図25のステップ717に移行する。
【0138】
個人用講師エリアに格納された評価データは、講師がレッスンを担当した生徒のその講師に対する評価を数値で表したものであり、生徒には、図74に示すように、「態度」「言葉使い」「スピード」及び「わかりやすさ」の4項目で講師を評価させている。そのような生徒側の評価を任意に閲覧させることで、生徒は講師を選ぶうえでの参考とすることができ、より自分に合った講師を容易に選べるようになる。このため、生徒にとっての利便性が向上し、生徒は音楽教室を快適に利用、即ち快適なレッスンを受けられるようになる。
【0139】
一方の講師にとっては、自分の評価が低ければレッスンを担当する機会が減って収入が下がることから、自分の悪い点を直したり、或いは良い点をより伸ばそうと努力することになる。その結果、講師の質が全体的に向上し、生徒に対してより良い内容のレッスンを行うようになる。これらのことからも、生徒は音楽教室をより快適に利用できることになる。
【0140】
なお、講師に対する評価は、生徒に閲覧させるのではなく、例えば音楽教室側が講師のレッスン料を決めるための情報として用いても良い。そのようにしても、講師は自身の収入を上げるために努力するようになるので、上記と同様の効果が期待できる。講師が、生徒による評価を基にレッスン料を交渉できるようにした場合には、自身の実力や努力によってレッスン料を上げられるようになることから、収入の面で講師に、よりやりがいを感じさせられるようになる。それにより、今まで講師に魅力を感じていなかった音楽家にも興味をもってもらえるよになる。
【0141】
ステップ711では、図74に示すような講師評価ページ上に配置された「決定」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ713に移行し、対応する講師名を一時、記憶する形で保持した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ712に移行する。
【0142】
そのステップ712では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図23のステップ703に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ711に戻る。それにより、ユーザが「決定」アイコン、或いは「戻る」アイコンの何れかをクリックするのを待つ。
【0143】
上記ステップ709の判定がNOとなって移行する図25のステップ714では、「プロフィル」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ715に移行し、受信した講師データ中のプロフィルデータを用いて図75に示すようなプロフィルページを作成して表示部304に表示させた後、ステップ716に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ719に移行する。
【0144】
上記プロフィルページには、図75に示すように、ユーザが「プロフィル」アイコンをクリックすることで選択した講師の個人データが表示されている。そのような個人データを生徒に閲覧させることで、生徒がより自分に合うと考えられる講師を容易に選べるようにしている。
【0145】
ステップ716では、プロフィルページ上の「決定」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ718で対応する講師名を一時、記憶する形で保持した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ717に移行する。
【0146】
そのステップ717では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図23のステップ703に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ716に戻る。それにより、ユーザが「決定」アイコン、或いは「戻る」アイコンの何れかをクリックするのを待つ。
【0147】
上記ステップ714の判定がNOとなって移行するステップ719では、「受付中」アイコンがクリックされたか否か判定する(図73参照)。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ720で対応する講師名を一時、記憶する形で保持した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図26のステップ721に移行する。
【0148】
図26のステップ721では、「アドバイザ選択」アイコン(図73参照)がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ722に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図23のステップ704に戻る。
【0149】
上述したように、生徒は講師だけではなく、アドバイザ資格を持つ生徒からもレッスンを受けられるようになっている。ステップ722以降では、ユーザ(生徒)にアドバイザを選択させるための処理が行われる。なお、このとき選択の対象となるのは、講師選択処理の実行時にユーザが選択した曲に対するアドバイザ資格を持つアドバイザだけである。
【0150】
先ず、ステップ722では、管理サーバー203に、アドバイザに関するデータの送信を要求するアドバイザデータ要求を送信する。その要求は、例えば既にユーザが選択した曲の曲名を含むものであり、それを受信した管理サーバー203は、その要求を送信してきた端末202に、曲名に対応する曲エリア内のアドバイザ曲エリアに保存されたデータ(図4及び図7参照)を読み出しアドバイザデータとして送信する。このことから、ステップ722に続くステップ723では、そのデータを受信するのを待つ。なお、本実施の形態では、アドバイザ毎に、アドバイザデータとして、個人情報、プロフィール、評価データ、及び受付フラグを送信している。
【0151】
アドバイザデータを管理サーバー203から受信すると、ステップ723からステップ724に移行する。そのステップ724では、受信したアドバイザデータに基づき、図76に示すようなアドバイザ選択ページを表示部304に表示させる。それは、例えばハードディスクからオリジナルのアドバイザ選択ページを読み出し、そのページの一部の内容を書き替えることで作成したものである。アドバイザ別に、その名前、個人情報、「受付中」或いは「休止中」アイコン、「プロフィール」アイコン、「評価」アイコン、が配置され、更には「前のページ」「次のページ」「講師選択」及び「中止」の各アイコンが配置されている。
【0152】
ステップ724に続くステップ725では、「中止」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ725aに移行する。
【0153】
ステップ725aでは、「講師選択」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図23のステップ701に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって図27のステップ726に移行する。
【0154】
図27のステップ726では、「前のページ」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ727で前のページに対応するアドバイザデータの送信を要求する前のページ要求を管理サーバー203に送信した後、図26のステップ723に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ728に移行する。なお、その前のページ要求は、現在、表示中のページの種類を示すデータを含むものである。
【0155】
ステップ728では、「次のページ」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ729で次のページに対応する講師データの送信を要求する次のページ要求を管理サーバー203に送信した後、図26のステップ723に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ730に移行する。なお、その次のページ要求は、現在、表示中のページの種類を示すデータを含むものである。
【0156】
ステップ730では、「評価」アイコンがクリックされたか否か判定する。アドバイザ別に配置された「評価」アイコンの何れかをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ731に移行し、管理サーバー203から受信したアドバイスデータ中の評価データを用いて図74に示すような講師評価ページを作成し表示部304に表示させた後、ステップ732に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ735に移行する。なお、アドバイザ曲エリアに格納された評価データは、個人用講師エリアに格納されたそれと同じものである。講師とは別の項目にしても良い。
【0157】
ステップ732では、図74に示すような講師評価ページ上に配置された「決定」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ733に移行し、対応するアドバイザ名を一時、記憶する形で保持した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ734に移行する。
【0158】
そのステップ734では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図26のステップ725に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ732に戻る。それにより、ユーザが「決定」アイコン、或いは「戻る」アイコンの何れかをクリックするのを待つ。
【0159】
一方、ステップ735では、「受付中」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなって上記ステップ733に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図26のステップ725に戻る。
【0160】
本実施の形態では、上述したようにして、レッスンを望むユーザ(生徒)が、そのレッスンの相手を講師のなかから、或いはアドバイザのなかから選択できるようにしている。それにより、アドバイザとなった生徒には、レッスンを行う場を提供するようにしている。
【0161】
図28〜図30は、図18に示すピアノレッスン処理内でステップ312として実行されるレッスン処理のフローチャートである。次に、そのレッスン処理について、図28〜図30を参照して詳細に説明する。なお、そのレッスン処理は、上記講師選択処理を実行することで講師、或いはアドバイザを選択した生徒を対象にして実行される処理である。本実施の形態では、画像と音声を生徒と講師、或いはアドバイザの間でリアルタイムにやりとりさせてレッスンを行うようになっている。
【0162】
先ず、ステップ901では、レッスン料を支払えるだけのポイントが残っていないか否か、即ちポイントが不足しているか否か判定する。現在のポイントがレッスン料のポイントより小さい場合、判定はYESとなり、ステップ902で図69に示すようなポイント不足警告ページを表示させた後、ステップ903に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって後述のステップ906に移行する。
【0163】
ステップ903では、図69に示す「ポイント購入」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ905で図22に示すポイント購入処理を実行した後、ステップ906に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ904に移行する。
【0164】
ステップ904では、図69に示す「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理が終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ903に戻る。それにより、ユーザが「ポイント購入」アイコン、或いは「戻る」アイコンをクリックするのを待つ。
【0165】
レッスンに用いる曲は、図19に示す手持ち曲選択処理の実行時に選択された曲、或いは図20、及び図21に示す曲購入処理の実行時に購入した曲である。ステップ906では、その曲のデータ、及び図23〜図27に示す講師選択処理の実行時にユーザが選択した講師名、或いはアドバイザ名を管理サーバー203に送信する。それらのデータを受信した管理サーバー203は、それらのデータを送信してきた端末202に、現在のポイントからレッスン料のポイントを引いたポイントや、曲データから生成した楽譜データなどを送信する。このことから、ステップ906に続くステップ907ではそれらのデータを管理サーバー203から受信するのを待つ。それらのデータを受信すると、ステップ908に移行する。
【0166】
ステップ908では、図77に示すようなレッスンページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。そのレッスンページは、レッスンを行っている間、表示されるものである。図77に示すように、講師(或いはアドバイザ)の名前やその画像、本日の曲の曲名(レッスンに用いる曲の曲名)、楽譜、レッスンの残り時間が、それぞれ設けられたエリアに表示されるようになっている。
【0167】
ステップ908に続くステップ909〜912では、管理サーバー203を介して講師(或いはアドバイザ)側の端末202から送信されてくる画像データ、或いは音声データを受信した場合に、画像データを書き替えて講師(或いはアドバイザ)の画像を更新したり、或いは音声データをサウンドシステム310に送出して音声を発生させるための処理が行われる。それに続くステップ913〜916では、カメラ308によって画像データを取り込んでそれを管理サーバー203に送信することや、マイク309、或いはキーボード307によって音声データ、或いはMIDIデータを取り込んでそれを管理サーバー203に送信することが行われる。そのような生徒側と講師(或いはアドバイザ)側でのデータのやりとりを実現させるための処理を実行した後は図29に示すステップ917に移行する。
【0168】
ステップ917では、時間データを受信したか否か判定する。その時間データを管理サーバー203から受信した場合、判定はYESとなり、その時間データに従って残り時間の表示(図77参照)を書き換えた後、ステップ919に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図28のステップ909に戻ってそれ以降の処理を同様に実行する。
【0169】
ステップ919では、残り時間が0となったか否か判定する。レッスンを終わらせる時間となった場合、判定はYESとなってステップ920に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図28のステップ909に戻る。それにより、ステップ919の判定がYESとなるまでの間、生徒側と講師(或いはアドバイザ)側でのデータのやりとりを実現させる。
【0170】
ステップ920では、図78に示すようなタイムアップページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。そのタイムアップページは、レッスンの終了を通知するとともに、そのレッスンを担当した講師、或いはアドバイザに対する評価を依頼するものである。評価の項目として、「態度」「言葉使い」「スピード」及び「わかりやすさ」があり、それらの評価を5段階で入力するようになっている。数値が高いほど、評価が高いことを意味している。
【0171】
図78に示すようなタイムアップページ上での評価の入力は、各項目毎に、その評価に対応する数値のラジオボタンをクリックすることで行うようになっている。ステップ920に続くステップ921では、そのためのデータ入力が行われたか否か判定する。ユーザが入力部311を操作して何らかのラジオボタンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ922に移行し、クリックしたラジオボタンにチェックマークを表示させ、対応する項目で既にチェックマークを表示させているラジオボタンがあればそのチェックマークは消去させた後、ステップ923に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ923に移行する。
【0172】
ステップ923では、「評価確認ページ」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ926に移行し、図78に示すようなタイムアップページ上で入力したデータを用いて、図79に示すような評価確認ページを作成して表示部304に表示させた後、図27のステップ927に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ924に移行する。
【0173】
ステップ924では、「クリア」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ925でそれまで入力されたデータをクリアした後、上記ステップ921に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ921に戻る。
【0174】
このようにして、本実施の形態では、レッスンが終了すると、そのレッスンの担当者に対する評価を求めている。それにより、生徒による講師、或いはアドバイザに対する評価を生徒が参考にして講師、或いはアドバイザを選択できるようにしている。それ以外には、不適格だと思われるアドバイザからはその資格を剥奪できるようにしている。
【0175】
一方、図30のステップ927では、図79に示す「送信」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ930に移行し、ユーザが入力したデータを評価データとして管理サーバー203に送信した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ928に移行する。
【0176】
ステップ928では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ929に移行し、既に入力されたデータを用いて図78に示すようなタイムアップページを再度、表示部304に表示させた後、図29のステップ921に戻る。それにより、講師、或いはアドバイザに対する評価を行える状態に戻す。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ927に戻る。それにより、「送信」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0177】
図9〜図17に示す音楽教室処理内で実行されるサブルーチン処理の説明に戻る。
図31、及び図32は、図9〜図17に示す音楽教室処理内でステップ285として実行される待機処理のフローチャートである。次に、図31、及び図32を参照してその待機処理について詳細に説明する。なお、その待機処理は、図62に示すような講師用の会員トップページ上の「待機」アイコンをクリックすることで講師、或いはアドバイザを対象に実行される処理である。その待機処理が実行されることで、講師やアドバイザは、レッスンを申し込んだ生徒のレッスンを行うことができるようになっている。
【0178】
先ず、ステップ1101では、管理サーバー203に、レッスンを受け付けられる状態であることを示す受付信号を送信する。続くステップ1102では、例えばハードディスクからオリジナルのレッスンページを読み出して表示部304に表示させる。それにより、表示部304には図80に示すようなレッスンページが表示されることになる。
【0179】
ステップ1102に続くステップ1103では、呼出信号を管理サーバー203から受信したか否か判定する。その呼出信号は、これからレッスンが開始することを通知する信号であり、それを管理サーバー203から受信した場合、判定はYESとなってステップ1106に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1104に移行する。
【0180】
ステップ1104では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ1105に移行し、講師、或いはアドバイザが待機中でない状態、即ち休止中の状態に移行することを通知する休止信号を管理サーバー203に送信した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ1103に戻る。それにより、講師、或いはアドバイザにレッスンが開始するのを待たせる。
【0181】
ステップ1106では、呼出信号を受信、即ちレッスンが開始することをユーザ(講師、或いはアドバイザ)に通知するために呼出音を発生させる。続くステップ1107では、呼出信号と合わせて管理サーバー203が送信するはずの曲名や生徒名、楽譜データ、生徒のプロフィルなどを受信したか否か判定する。それらのデータを受信した場合、判定はYESとなってステップ1108に移行し、それらのデータをレッスンページ上の対応するエリアにそれぞれ表示させた後(図81参照)、ステップ1109に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ1109に移行する。なお、上記呼出音の発生は、例えばCPU301が、ハードディスクに格納された呼出音発生用の音声データをHDD306に読み出させ、それをサウンドシステム310に送出することで行われる。
【0182】
ステップ1109〜1112では、管理サーバー203を介して生徒側の端末202から送信されてくる画像データ、或いは音声データを受信した場合に、画像データを書き替えて生徒の画像を更新したり、或いは音声データをサウンドシステム310に送出して音声を発生させるための処理が行われる。それに続くステップ1113、及び1114では、カメラ308によって画像データを取り込んでそれを管理サーバー203に送信することや、マイク309、或いはキーボード307によって音声データ、或いはMIDIデータを取り込んでそれを管理サーバー203に送信することが行われる。そのような生徒側と講師(或いはアドバイザ)側でのデータのやりとりを実現させるための処理を実行した後は図32に示すステップ1115に移行する。
【0183】
ステップ1115では、時間データを受信したか否か判定する。その時間データを管理サーバー203から受信した場合、判定はYESとなり、その時間データに従って残り時間の表示(図81参照)を書き換えた後、ステップ1117に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1117に移行する。
【0184】
ステップ1117では、管理サーバー203から受信した時間データが0を表しているか否か判定する。レッスンを終わらせる時間となった場合、判定はYESとなってステップ1118に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図30のステップ1109に戻る。それにより、ステップ1117の判定がYESとなるまでの間、生徒側と講師(或いはアドバイザ)側でのデータのやりとりを実現させる。
【0185】
ステップ1118では、図82に示すような生徒評価ページをハードディスクから読み出して表示部304に表示させる。その生徒評価ページは、レッスンの終了を通知するとともに、そのレッスンを受けた生徒に対する評価を依頼するものである。評価の項目として、「学習態度」があり、その評価を5段階で入力するようになっている。数値が高いほど、評価が高いことを意味している。その「学習態度」は、レッスンを受ける際の態度や能力などを含め、アドバイザとして適格か否かの視点で評価する項目である。なお、当然のことながら、評価項目はそれに限定されるものではなく、様々なものを採用することができる。
【0186】
図82に示すような生徒評価ページ上での評価の入力は、その評価に対応する数値のラジオボタンをクリックすることで行うようになっている。ステップ1118に続くステップ119では、そのためのデータ入力が行われたか否か判定する。ユーザが入力部311を操作して何らかのラジオボタンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ1120に移行し、クリックしたラジオボタンにチェックマークを表示させ、既にチェックマークを表示させているラジオボタンがあればそのチェックマークは消去させた後、ステップ1121に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ1121に移行する。
【0187】
ステップ1121では、「確認」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ1124に移行し、図82に示すような生徒評価ページ上でユーザが入力したデータを用いて、図83に示すような生徒評価確認ページを作成して表示部304に表示させた後、ステップ1125に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1122に移行する。
【0188】
ステップ1122では、「クリア」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ1123で既に入力されたデータをクリアした後、上記ステップ1121に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ1119に戻る。
【0189】
このようにして、本実施の形態では、レッスンが終了すると、そのレッスンを受けた生徒に対する評価を担当者に求めている。それにより、講師による生徒に対する評価を参考にして、生徒にアドバイザ資格を与えるか否か判定するようにしている。
【0190】
一方、ステップ1125では、図83に示す「送信」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ1126に移行し、ユーザ(講師、或いはアドバイザ)が入力したデータを評価データとして管理サーバー203に送信した後、図31のステップ1101に戻る。それにより、講師、或いはアドバイザをレッスンが行える状態に復帰させる。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1127に移行する。
【0191】
ステップ1127では、「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ1128に移行し、既に入力されたデータを用いて図82に示すような生徒評価ページを再度、表示部304に表示させた後、上記ステップ1119に戻る。それにより、生徒に対する評価を行える状態に戻す。そうでない場合には、判定はNOとなり、上記ステップ1125に戻る。それにより、「送信」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0192】
図8のステップ103として実行される音楽教室処理では、上述したような処理が実行される。それにより、端末202のユーザは、その立場、即ち音楽教室の講師か生徒(アドバイザを含む)かに応じて、所望のサービスを受けたり、或いは作業(講師としての作業、など)を行えるようになっている。そのようにして、楽器を学習する場を提供する音楽教室を実現させている。
【0193】
図33は、図8に示す処理でステップ104として実行されるメール処理のフローチャートである。端末202が実行する処理では、最後に図33を参照して、そのメール処理について詳細に説明する。なお、そのメール処理は、上記初期画面上でメールモードを設定した場合に実行される処理である。そのメール処理を実行することでやりとりされるメールは、メールサーバー205を介して行われるものだけである。そのメールサーバー205は、例えばハードディスク内に、ユーザ別にエリアを確保し、そのエリアに対応するメールを保持している。
【0194】
先ず、ステップ1201では、メールサーバー205に、自分宛のメールの配信を要求する配信要求を送信する。その配信要求を受信したメールサーバー205は、その配信要求を送信してきた端末202のユーザ用にハードディスク内に確保したエリア(メールエリア)に保持しているメール(新規メール)があればそれをその端末202に送信し、メールを保持していなければその旨を示す信号を送信する。このことから、ステップ1201に続くステップ1202では、メールサーバー205からデータ(新規メール、或いはそれが無いことを示す信号)を受信するのを待つ。
【0195】
メールサーバー205から何らかのデータを受信すると、ステップ1203に移行する。そのステップ1203では、メールサーバー205から新規メールを受信したのであればそれをハードディスク内に予め確保したエリアである受信メールエリアにストアする。続くステップ1204では、メールサーバー205から受信したデータを用いて、図84に示すような受信リスト画面を作成して表示部304に表示させる。
【0196】
その受信リスト画面には、メールサーバー205から受信した新規メール毎に、差出人、及び件名がリスト表示されている。メールの選択は、例えば入力部311を操作してマウスカーソルを所望のメールの差出人、或いは件名が表示されているエリアに移動させた後、クリックすることで行えるようになっている。
【0197】
ステップ1204に続くステップ1205では、ユーザの上述したような操作に応じてリストのなかからメールの選択を行う。その後に移行するステップ1206では、「開封」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ1207に移行し、選択中のメールの内容を表示する、例えば図85に示すような開封画面を表示部304に表示させた後、ステップ1208でユーザが「戻る」アイコンをクリックするのを待って上記ステップ1204に戻り、図84に示すような受信リスト画面を再度、表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1209に移行する。なお、図85中の管理者は、図1に示す運営業者101に対応する。
【0198】
ステップ1209では、「送信」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ユーザがメールを送信するための送信処理を実行した後、上記ステップ1204に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1211に移行する。
【0199】
ステップ1211では、「終了」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ1205に戻る。
【0200】
管理サーバー203は、様々なメールを作成してメールサーバー205に送信させる。入会した会員に発行したパスワードを通知するメールは、その一つである(図85参照)。そのようなメールは、上記メール処理を実行させることで閲覧できるようになっている。
【0201】
図34〜図45は、接続してきた端末装置に対応するために管理サーバ0203が実行する処理の流れを示すフローチャートである。次に、図34〜図45に示すフローチャートを参照して、管理サーバー203の動作、及びサービスの提供方法について詳細に説明する。なお、図34〜図45に示すフローチャートは、管理サーバー203に搭載されたCPUが、例えばハードディスク装置がハードディスクから読み出したプログラム(ネットワークOS、など)を実行することで実現される。そのフローチャートは、便宜的に、1台、或いは2台の端末202に着目して処理を抜粋し、抜粋した処理の流れを示したものである。
【0202】
先ず、ステップ1301では、登録データを受信したか否か判定する。端末202のユーザが会員登録を申し込んだ場合、その端末202は入力されたデータを登録データとして管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなってステップステップ1302に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1309に移行する。
【0203】
ステップ1302では、その登録データ中で指定されている会員の立場を判定する。その登録データを送信させた者が講師としての登録を申し込んでいた場合、その旨が判定されてステップ1303に移行し、講師エリア(図4、及び図6参照)に、受信した登録データをストアするための個人用講師エリアを確保してそこにストアした後、ステップ1305に移行する。反対に、その登録データを送信させた者が生徒としての登録を申し込んでいた場合には、その旨が判定されてステップ1304に移行し、生徒エリア(図4、及び図5参照)に、受信した登録データをストアするための個人用生徒エリアを確保してそこにストアした後、ステップ1305に移行する。なお、詳細な説明は省略するが、講師としての登録を申し込んだ人に担当させる楽器の種類は、登録データ中の音楽歴などを基に決定している。
【0204】
ステップ1305では、会員登録の申込者に使わせるパスワードを作成(発行)する。続くステップ1306では、受信した登録データをストアしたエリア(個人用講師エリア、或いは個人用生徒エリア)に、作成したパスワードをストアする。その次に移行するステップ1307では、申込者に作成したパスワードを知らせるために、図85に示すような内容のメールを作成する。そのメールの宛先は登録データ中のメールアドレスであり、そのようなメールを作成すると、ステップ1308に移行し、それをメールサーバー205に送信した後、ステップ1309に移行する。それにより、メールサーバー205を介してメールが宛先とする申込者に届けられることになる。
【0205】
ステップ1309では、ポイント(POINT)要求信号を受信したか否か判定する。端末202のユーザ(生徒)が図61に示す「ピアノ」アイコン、「ギター」アイコン、或いは「ドラム」アイコンをクリックした場合、その端末202はポイント要求信号を管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなり、ステップ1310に移行して、その端末202のユーザの登録データがストアされている個人用生徒エリアからポイントを読み出し、その端末202に送信した後、図35のステップ1311に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1311に移行する。
【0206】
ステップ1311では、ID(メールアドレス)、及びパスワードを受信したか否か判定する。それらを受信した場合、判定はYESとなってステップ1312に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1319に移行する。なお、端末202は、そのユーザが、図57に示すような照合ページ上でデータ入力を行った後、「照合」アイコンをクリックした場合に、ID、及びパスワードを管理サーバー203に送信する。
【0207】
ステップ1312では、生徒エリア、及び講師エリアにストアされた登録データのなかで受信したID(メールアドレス)と同一のものを有する登録データを探す。続くステップ1313では、そのような登録データを探した結果、同一のIDを有する登録データが見つかったか否か判定する。受信したIDと同一のIDを有する登録データが存在していた場合、判定はYESとなってステップ1314に移行し、その登録データの中で受信したパスワードと同一のものを探した後、ステップ1316に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ1315でID(メールアドレス)の一致するものがない旨を通知するためのID不一致信号を、そのIDを送信してきた端末202に送信した後、ステップ1319に移行する。
【0208】
ステップ1316では、受信したパスワードと同一のものを探した結果、それがあったか否か判定する。受信したID、及びパスワードを格納した登録データが存在していた場合、判定はYESとなり、ステップ1317でその旨を通知するためのOK信号を端末202に送信した後、ステップ1319に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ1318でパスワードが一致していない旨を通知するためのパスワード不一致信号を端末202に送信した後、そのステップ1319に移行する。
【0209】
ステップ1319では、受付信号を受信したか否か判定する。端末202のユーザ(講師、或いはアドバイザ)が図62に示す「待機」アイコンをクリックした場合、その端末202は受付信号を管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなり、ステップ1320に移行して、その端末202を使用するユーザの登録データがストアされた個人用講師エリア中の受付フラグの値を1にした後、ステップ1321に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1321に移行する。上記受付信号を送信した端末202を使用するユーザの受付フラグの値を1にすることで、そのユーザは待機状態であるとして扱われることになる。
【0210】
ステップ1321では、休止信号を受信したか否か判定する。端末202のユーザ(講師、或いはアドバイザ)が図62に示す「TOP PAGEに戻る」アイコンをクリックした場合、その端末202は休止信号を管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなり、ステップ1322に移行して、その端末202を使用するユーザの登録データがストアされた個人用講師エリア中の受付フラグの値を0にした後、図36のステップ1323に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1323に移行する。上記休止信号を送信した端末202を使用するユーザの受付フラグの値を0にすることで、そのユーザは待機状態ではないとして扱われることになる。
【0211】
ステップ1323では、曲リスト要求を受信したか否か判定する。端末202のユーザ(生徒)が図63に示す「(C)」アイコンをクリックした場合、その端末202は曲リスト要求を管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなり、ステップ1324に移行して、曲サーバー204に、その端末202への曲リストの送付を指示した後、ステップ1325に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1325に移行する。
【0212】
ステップ1325では、曲購入要求を受信したか否か判定する。端末202のユーザ(生徒)が図67に示す「購入」アイコンをクリックした場合、その端末202は曲購入要求を管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなってステップ1326に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図37のステップ1329に移行する。
【0213】
ステップ1326では、その曲購入要求を送信した端末202を使用するユーザ(生徒)の登録データがストアされた個人用生徒エリア中のポイントから曲の購入代のポイントを引く。続くステップ1327では、その曲購入要求で指定されている曲(曲データ)のダウンロードを曲サーバー204に指示する。その指示を行うと、ステップ1328に移行して、上記ステップ1326で更新したポイントの値を示すデータを端末202に送信した後、図37のステップ1329に移行する。それにより、曲購入要求を送信した端末202は、図68に示すような購入完了ページを表示させることになる。
【0214】
図37のステップ1329では、ポイント購入データを受信したか否か判定する。端末202のユーザ(生徒)が図71に示す「購入」アイコンをクリックした場合、その端末202はポイント購入データを管理サーバー203に送信することから、判定はYESとなってステップ1330に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図38のステップ1337に移行する。
【0215】
ステップ1330では、そのポイント購入データ中のID、パスワードを有する登録データを探す。続くステップ1331では、それらを有する登録データがあったか否か判定する。それらを有する登録データが存在していた場合、判定はYESとなってステップ1333に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ1332でID、或いはパスワードが一致していない旨を通知するための不一致信号を端末202に送信した後、図38のステップ1337に移行する。
【0216】
ステップ1333では、課金サーバー206に対して、ポイント購入データを送信した端末202のユーザ(生徒)の登録データ中で指定されている口座から管理者の口座へ、購入を申し込んだポイントに対応する金額を振り替える課金依頼を行う。続くステップ1334では、依頼された処理が完了した旨を通知するための課金完了信号を課金サーバー206から受信するのを待つ。それを受信した後は、ステップ1335に移行する。
【0217】
ステップ1335では、ポイント購入データを送信した端末202のユーザ(生徒)の登録データをストアした個人用生徒エリア中のポイントに、新たに購入したポイントを加算する。その後に移行するステップ1336では、加算後のポイントの値を示すデータを端末202に送信する。それを送信した後には図38のステップ1337に移行する。なお、ポイント購入データを送信した端末202は、管理サーバー203からポイントデータを受信することで、図72に示すようなポイント購入完了ページを表示することになる。
【0218】
図38のステップ1337〜図40のステップ1358では、図23〜図27に示す講師選択処理を実行中の端末202に対応するための処理が行われる。その講師選択処理は、端末202のユーザがレッスンに用いる曲の選択を行った後に実行される処理である。
【0219】
先ず、ステップ1337では、講師データ要求を受信したか否か判定する。端末202がその講師データ要求を送信した場合、判定はYESとなってステップ1338に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図39のステップ1345に移行する。
【0220】
ステップ1338では、講師エリアに確保された個人用講師エリア(図6参照)のなかで対象とする個人用講師エリアを管理するための変数であるアドレスポインタに、その講師エリア内で先頭に位置している個人用講師エリアを指定する値を代入する。続くステップ1339では、端末202に講師データを送信した講師の人数をカウントするための変数mに1を代入する。その後はステップ1340に移行する。なお、変数mで講師データを送信した講師の人数をカウントするのは、図73に示すページ上には最大で3人の講師しか表示しないためである。
【0221】
ステップ1340では、アドレスポインタの値で指定される個人用講師エリアにストアされたデータ中から、個人情報、顔画像、プロフィル、評価、及び受付フラグを読み出して端末202に送信する。その後は、ステップ1341でアドレスポインタの値を1エリア分、進め、更にステップ1342で変数mの値をインクリメントした後、ステップ1343に移行する。
【0222】
ステップ1343では、他に対象となる個人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなってステップ1344に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図39のステップ1345に移行する。
【0223】
ステップ1344では、変数mの値が3以下か否か判定する。講師3人分のデータを端末202に送信していない場合、判定はYESとなって上記ステップ1340に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図39のステップ1345に移行する。なお、講師データ要求を送信した端末202は、管理サーバー203から講師データを受信することで、図73に示すような講師選択ページを表示させることになる。
【0224】
その講師選択ページやアドバイザ選択ページ(図76参照)上には、前のページの表示を指示するための「前のPAGE」アイコンや、次のページの表示を指示するための「次のPAGE」アイコンが配置されている。図39のステップ1345〜1350では、それらのアイコンへのクリックに対応するための処理が行われる。それにより、ユーザの要求に応じて、管理サーバー203から講師データ、或いはアドバイザデータが端末202に送信される。なお、端末202を使用する生徒が図73に示す「アドバイザ選択」アイコンをクリックした際に表示するアドバイザ選択ページ用のアドバイザデータは、後述する図40のステップ1351〜1358を実行することでその端末202に送信される。
【0225】
先ず、ステップ1345では、端末202で「次のPAGE」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックすることで端末202が送信する次のページ要求を受信した場合、判定はYESとなってステップ1346に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1347に移行する。
【0226】
ステップ1346では、「次のPAGE」アイコンがクリックされたのは図73に示すような講師選択ページ上に配置されたものか否か判定する。受信した次のページ要求に講師選択ページを示すデータが含まれていた場合、判定はYESとなって図38のステップ1339に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとなって後述する図40のステップ1353に移行する。なお、ステップ1346からステップ1339に戻る結果、講師エリアのなかで、現在、講師選択ページ(図73参照)に表示された講師の登録データがストアされている個人用講師エリア以降に位置する個人用講師エリア内のデータが端末202に送信されることになる。そのステップ1346からステップ1353に移行したときには、曲エリアのなかで、現在、アドバイザ選択ページ(図76参照)に表示されたアドバイザのデータがストアされているアドバイザ曲エリア以降に位置するアドバイザ曲エリア内のデータが端末202に送信されることになる。共に、そのエリア以降に位置するエリアが存在しない場合にはその限りではない。
【0227】
ステップ1347では、端末202で「前のPAGE」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックすることで端末202が送信する前のページ要求を受信した場合、判定はYESとなってステップ1348に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図40のステップ1351に移行する。
【0228】
ステップ1348では、「前のPAGE」アイコンがクリックされたのは図73に示すような講師選択ページ上に配置されたものか否か判定する。受信した前のページ要求に講師選択ページを示すデータが含まれていた場合、判定はYESとなってステップ1349に移行し、講師エリア内のエリアを示しているアドレスポインタを6エリア分、戻した後、図38のステップ1339に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1350に移行し、曲エリア(図4参照)内のエリアを示しているアドレスポインタを6エリア分、戻した後、図40のステップ1353に移行する。なお、ステップ1349からステップ1339に戻る結果、講師エリアのなかで、現在、講師選択ページ(図73参照)に表示された講師の登録データがストアされている個人用講師エリアの直前に位置する個人用講師エリア内のデータが端末202に送信されることになる。ステップ1350からステップ1353に移行したときには、曲エリアのなかで、現在、アドバイザ選択ページ(図76参照)に表示されたアドバイザのデータがストアされているアドバイザ曲エリアの直前に位置するアドバイザ曲エリア内のデータが端末202に送信されることになる。共に、そのエリア以降に位置するエリアが存在しない場合にはその限りではない。
【0229】
上記ステップ1347の判定がNOとなって移行する図40のステップ1351では、アドバイザデータ要求を受信したか否か判定する。端末202がそのアドバイザデータ要求を送信した場合、判定はYESとなってステップ1352に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図41のステップ1359に移行する。
【0230】
ステップ1352では、受信したアドバイザデータ要求中で指定された曲に対応する曲エリア内に確保されたアドバイザ曲エリア(図6参照)のなかで対象とするアドバイザ曲エリアを管理するために、その曲エリア内で先頭に位置しているアドバイザ曲エリアを指定する値をアドレスポインタに代入する。続くステップ1353では、端末202にアドバイザデータを送信したアドバイザの人数をカウントするための変数nに1を代入する。その後はステップ1354に移行する。なお、変数nでアドバイザデータを送信したアドバイザの人数をカウントするのは、図76に示すページ上には最大で3人のアドバイザしか表示しないためである。
【0231】
ステップ1354では、アドレスポインタの値で指定されるアドバイザ曲エリア(図7参照)にストアされたデータ中から、個人情報、プロフィル、評価、及び受付フラグを読み出して端末202に送信する。その後は、ステップ1355でアドレスポインタの値を1エリア分、進め、更にステップ1356で変数nの値をインクリメントした後、ステップ1357に移行する。
【0232】
ステップ1357では、他に対象となるアドバイザ曲エリアがあるか否か判定する。そのようなエリアが残っている場合、判定はYESとなってステップ1358に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図41のステップ1359に移行する。
【0233】
ステップ1358では、変数nの値が3以下か否か判定する。アドバイザ3人分のデータを端末202に送信していない場合、判定はYESとなって上記ステップ1354に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図41のステップ1359に移行する。なお、アドバイザデータ要求を送信した端末202は、管理サーバー203からアドバイザデータを受信することで、図76に示すようなアドバイザ選択ページを表示させることになる。
【0234】
図41のステップ1359では、講師(或いはアドバイザ)名、曲データを受信したか否か判定する。それらを受信した場合、判定はYESとなってステップ1360に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図42のステップ1368に移行する。
【0235】
講師(或いはアドバイザ)名、曲データは、レッスンを開始する際に生徒の使用する端末202から管理サーバー203に送信されるデータである。このことから、ステップ1360〜図44のステップ1391では、受信した講師名、或いはアドバイザ名で指定された講師、或いはアドバイザによる生徒へのレッスンを実現させるための処理が行われる。
【0236】
先ず、ステップ1360では、レッスン中であることを認識するための変数LFに、レッスン中であることを表す値の1(レッスン中でないことを表す値は0である)を代入する。続くステップ1361では、講師名、或いはアドバイザ名で特定される講師、或いはアドバイザの使用する端末202に呼出信号を送信する。その次に移行するステップ1362では、レッスンを開始した生徒の登録データがストアされた個人用生徒エリア中のポイントから、そのレッスンを担当している講師、或いはアドバイザのレッスン料のポイント(図中ではその値を「N」で表現)を減算するとともに、講師、或いはアドバイザの受付フラグの値を0にする(それにより、講師、或いはアドバイザは休止状態とする)。その後に移行するステップ1363では、その講師、或いはアドバイザである生徒の登録データがストアされた個人用講師エリア、或いは個人用生徒エリア中のポイントに、レッスン料のポイントの半分(=N/2)を加算する。ステップ1364には、その後に移行する。
【0237】
ステップ1364では、受信した曲データから楽譜データを作成する。その後に移行するステップ1365では、講師(或いはアドバイザ)名や曲データを送信してきた端末202に、ステップ1362で更新したポイント(POINT)や作成した楽譜データを送信する。それに続けて実行するステップ1366では、レッスンを担当する講師、或いはアドバイザの使用する端末202に、そのレッスンを受ける生徒の氏名、その登録データ中のプロフィル、曲名、及び楽譜データなどを送信する。その後は、ステップ1367に移行して、レッスン時間を生徒、及び講師(或いはアドバイザ)の使用する端末202にそれぞれ送信し、その時間の減算をスタートさせた後、図42のステップ1368に移行する。
【0238】
上記レッスン時間を各端末202に送信し、その時間の減算をスタートさせることで、図77、及び図81に示す各ページ上にレッスンの残り時間が表示されることになる。
図42のステップ1368では、変数LFの値が1か否か判定する。現在、レッスンが行われているような場合、判定はYESとなってステップ1369に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図45のステップ1392に移行する。
【0239】
ステップ1369〜図44のステップ1391では、レッスン中に各端末202に送信すべきデータ(残り時間、など)の送信やその端末202間のデータ(画像データや音声データ、など)のやりとり、或いはレッスン終了後の対応(評価データの処理、など)を実現させるための処理が行われる。
【0240】
先ず、ステップ1369では、前回、残り時間を送信してから一定時間が経過したか否か判定する。その一定時間が経過した場合、判定はYESとなってステップ1370に移行し、レッスンを受けている生徒の使用する端末202、及びそのレッスンを担当している講師、或いはアドバイザの使用する端末202の双方に、前回、送信した残り時間からその一定時間分を引いた残り時間を送信した後、ステップ1371に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1371に移行する。
【0241】
ステップ1371〜1374では、レッスンを受けている生徒の使用する端末202、及びそのレッスンを担当している講師、或いはアドバイザの使用する端末202の一方から受信した画像データ(カメラ308で取り込んだデータであり、実際にはそれに圧縮処理を施してある)、或いは音声データ(マイク309で取り込んだデータ、或いはキーボード307が送出したMIDIデータである。マイク309で取り込んだデータには実際には圧縮処理が施してある)を、他方に送信する中継を実現させるための処理を実行する。ステップ1373、或いは1374の処理を実行した後にはステップ1375に移行する。
【0242】
レッスンが終了すると、生徒の使用する端末202は、上述したように、図78に示すようなタイムアップページを表示して講師、或いはアドバイザの評価を表すデータの入力を促し、入力されたデータは講師評価データとして、図79に示すような評価確認ページを表示させて生徒に確認させた後、管理サーバー203に送信するようになっている。ステップ1375では、その講師評価データを受信したか否か判定する。その講師評価データを受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1376に移行して、レッスンを担当した講師、或いはアドバイザの保存中の評価データを書き換えた後、図43のステップ1377に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1377に移行する。なお、評価データの書き換えは、例えば評価項目別に平均値を算出し、その算出した平均値を新たな評価データとして書き込むことで行われる。個人用講師エリア、或いはアドバイザ曲エリアには、そのような総合的評価を表す評価データではなく、受信した評価データをそのまま格納しても良い。その場合には、要求に応じて、格納された評価データを様々に加工した形で生徒に提供できるようにすることが望ましい。例えば評価項目毎に、評価値(ここでは1〜5の間の数値)の偏りやその時間変化(例えば月毎の変化)を棒グラフ、或いは折れ線グラフなどで表せるようにしても良い。様々な手法を採用することができる。
【0243】
図43のステップ1377では、レッスンを担当したのはアドバイザか否か判定する。レッスンを受けた生徒がアドバイザを選択していた場合、判定はYESとなってステップ1378に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図44のステップ1383に移行する。
【0244】
ステップ1378では、上記ステップ1367の処理の実行時に更新した更新データで表される評価が予め定めた一定レベルに達していないか否か判定する。レッスンを受けた生徒の評価がレッスンを行うものとして適格でないことを示していた場合、判定はYESとなってステップ1379に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図44のステップ1383に移行する。なお、評価が一定レベルに達していないという判定は、例えば項目のなかで予め定めた項目数以上のものが一定レベルに達していない、或いは各項目を総合的に評価したものが一定レベルに達していない場合に行う。
【0245】
ステップ1379では、レッスンを担当したアドバイザのアドバイザ曲エリア(図7参照)内のデータを全て消去する。続くステップ1380では、アドバイザである生徒の個人用生徒エリア(図5参照)中のアドバイザ資格フラグの値を0に戻し、アドバイザ曲は消去する。その後は、ステップ1381でレッスンを終えたアドバイザ(のメールアドレス)を宛先として図86に示すような内容のアドバイザ資格取消メールを作成し、ステップ1382でそのメールをメールサーバー205に送信した後、図44のステップ1383に移行する。
【0246】
このようにして、本実施の形態では、生徒の評価が低い生徒からは与えたアドバイザ資格を剥奪するようにしている。それにより、生徒がより快適にアドバイザによるレッスンを受けられるようにしている。
講師、或いはアドバイザの使用する端末202は、レッスンが終了すると、上述したように、図82に示すような生徒評価ページを表示して生徒の評価を表すデータの入力を促し、入力されたデータは生徒評価データとして、図83に示すような生徒評価確認ページを表示させて講師、或いはアドバイザに確認させた後、管理サーバー203に送信するようになっている。
【0247】
図44のステップ1383では、その生徒評価データを受信したか否か判定する。その評価データを受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1384でレッスンを受けた生徒の登録データをストアしている個人用生徒エリア中の評価データを書き換えた後、ステップ1385に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図45のステップ1392に移行する。なお、評価データの書き換えは、例えば平均値を算出し、その算出した平均値を新たな評価データとして書き込むことで行われる。
【0248】
ステップ1385では、レッスンを受けた生徒がアドバイザ資格の取得を希望しているか否か判定する。その生徒の個人用生徒エリア中にアドバイザ希望有無として格納されたデータの値が1であった場合、判定はYESとなってステップ1386に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図45のステップ1393に移行する。
【0249】
ステップ1386では、上記ステップ1384の処理の実行時に更新した更新データで表される評価が予め定めた一定レベルに達しているか否か判定する。レッスンを担当した講師、或いはアドバイザの評価がアドバイザとしての力量(能力)を備えていることを表していた場合、判定はYESとなってステップ1387に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ1391に移行する。
【0250】
ステップ1387では、レッスンを受けた生徒の個人用生徒エリア内のアドバイザ資格フラグの値を1にし、そのレッスンに用いた曲をアドバイザ曲としてストアする。続くステップ1388では、その曲に対応する曲エリアにアドバイザ曲エリア(図4参照)を確保し、そのエリアに、個人用生徒エリア内にストアされているデータの一部をストアする。それによって図7に示すようなデータをアドバイザ曲エリアにストアした後は、ステップ1389に移行して、レッスンを受けた生徒(のメールアドレス)を宛先として図87に示すような内容のアドバイザ資格許可メールを作成し、ステップ1390でそのメールをメールサーバー205に送信した後、ステップ1391に移行する。
【0251】
このようにして、本実施の形態では、講師、或いはアドバイザの評価が高い生徒には希望に応じてアドバイザ資格を授与するようにしている。それにより、力をつけた、或いは高い能力を持つ生徒には、アドバイザとして自分の力を試す場を提供している。
【0252】
ステップ1391では、評価データを全て受信したか否か判定する。講師、或いはアドバイザの使用する端末202、及び生徒の使用する端末202からぞれぞれ評価データを受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1392で変数LFに0を代入した後、図45のステップ1393に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1393に移行する。そのようにして、変数LFには、レッスンの終了に伴う処理まで実行した後に0を代入するようにしている。なお、特には図示していないが、ステップ1392では、変数LFに0を代入するだけでなく、レッスンを行った講師、或いはアドバイザの個人用講師エリア中の受付フラグの値を1にすることも合わせて行っている。
【0253】
図45のステップ1393では、現在の月日が所定の月日か否か判定する。現在の月日が所定の月日であった場合、判定はYESとなってステップ1394に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図34のステップ1301に戻る。
【0254】
ステップ1394では、個人用講師エリアを指定してそこに格納されたポイント(POINT)や口座情報などを読み出す(図6参照)。続くステップ1395では、そのポイント、及び講師の口座情報などを支払い依頼として課金サーバー206に送信する。その後は、課金サーバー206から支払い依頼を処理した旨を示す支払い完了信号を受信するのを待ってステップ1396に移行する。
【0255】
ステップ1396では、次に指定の対象となる個人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなって上記ステップ1394に戻り、指定の対象を変えて、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図34のステップ1301に戻る。
【0256】
上記ステップ1394〜1396で形成される処理ループをステップ1396の判定がNOとなるまで繰り返し実行することにより、前の所定の月日から現在までにレッスンを担当したことのある講師には、そのレッスンに対する報酬が口座情報で指定された金融機関の口座に振り込まれることになる。
【0257】
管理サーバー203は、接続してきた端末202に対応するために上述したような処理を上述したような流れで実行する。それにより、端末202のユーザにサービスを提供するようになっている。
以降は、他のサーバー204〜206の動作について、図46〜図48に示す各種フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0258】
図46は、曲サーバー204が実行する処理の流れを示すフローチャートである。他のサーバー204〜206の動作については、始めに図46を参照して、曲サーバー204の動作を詳細に説明する。なお、図46に示すフローチャートは、例えば曲サーバー204に搭載されたCPUが、ハードディスク装置にハードディスクから読み出させたプログラムを実行することで実現される。
【0259】
先ず、ステップ1501では、管理サーバー203から曲リストの送付を指示する曲リスト送付指示を受信したか否か判定する。その曲リスト送付指示を受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1502においてその送付指示で指示された曲リストを例えばハードディスクから読み出し、次にステップ1503に移行して、その送付指示で指定された端末202にその曲リストを送信した後、ステップ1504に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ1504に移行する。
【0260】
管理サーバー203は、上記曲リスト送付指示を、端末202から曲リスト要求を受信した場合に曲サーバー204に送信する。その端末202は、ユーザが図63に示す「(C)」アイコンをクリックした場合に、その曲リスト要求を管理サーバー203に送信する。その曲リストを送信した端末202は、曲サーバー204から曲リストを受信することで、図66に示すような新規曲リストページを表示する。
【0261】
ステップ1504では、管理サーバー203から曲ダウンロード指示を受信したか否か判定する。そのダウンロード指示を受信した場合、判定はYESとなってステップ1505に移行し、そのダウンロード指示で指定された端末202に、そのダウンロード指示で指定された曲データを送信した後、上記ステップ1501に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1501に戻る。
【0262】
管理サーバー203は、上記曲ダウンロード指示を、端末202から選択曲名を受信した場合に曲サーバー204に送信する。その端末202は、図66に示すような新規曲リストページ上で所望の曲(曲名)を選択し、選択した曲(曲名)を図67に示すような新規曲購入ページでユーザが確認した場合に、その選択曲名を管理サーバー203に送信する。その選択曲名を送信した端末202は、曲サーバー204から曲データを受信し、その購入代となるポイントを引いた後のポイント(POINT)を管理サーバー203から受信することで、図68に示すような購入完了ページを表示する。
【0263】
このように、曲サーバー204は、管理サーバー203の指示に応じて動作するようになっている。それにより、端末202のユーザ(生徒)は、所望の曲のデータを曲サーバー204から必要に応じてダウンロードできるようになっている。
【0264】
図47は、メールサーバー205が実行する処理の流れを示すフローチャートである。次に図47を参照して、メールサーバー205の動作について詳細に説明する。なお、図47に示すフローチャートは、例えばメールサーバー205に搭載されたCPUが、ハードディスク装置にハードディスクから読み出させたプログラムを実行することで実現される。
【0265】
先ず、ステップ1601では、管理サーバー203、或いは端末202からメールを受信したか否か判定する。それらのうちの何れかからメールを受信した場合、判定はYESとなってステップ1602に移行し、受信したメールの宛先に対応するメールエリアにそのメールをストアした後、ステップ1603に移行する。
【0266】
ステップ1603では、端末202から配信要求を受信したか否か判定する。そのユーザがメールモードを設定した場合、端末202はその配信要求をメールサーバー205に送信することから、判定はYESとなってステップ1604に移行し、その配信要求を送信してきた端末202に、そのユーザに対応するメールエリアに保持してあるメール(新規メール。図85〜図87参照)があればそれを送信し、それがなければその旨を示す信号を送信した後、上記ステップ1601に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1601に戻る。
【0267】
メールサーバー205は、上述したような処理を実行する。それにより、端末202間、或いは端末202と管理サーバー203間におけるメールのやりとりが実現される。
図48は、課金サーバー206が実行する処理の流れを示すフローチャートである。最後に図48を参照して、課金サーバー206の動作について詳細に説明する。なお、図48に示すフローチャートは、例えば課金サーバー206に搭載されたCPUが、ハードディスク装置にハードディスクから読み出させたプログラムを実行することで実現される。
【0268】
先ず、ステップ1701では、管理サーバー203から課金依頼を受信したか否か判定する。その課金依頼を受信した場合、判定はYESとなってステップ1702に移行し、その課金依頼で指定された生徒の口座から管理者の口座へ、その課金依頼で指定された金額を振り替えるように、その生徒の口座を設けた金融機関に依頼し、管理サーバー203には課金完了信号を送信した後、ステップ1703に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1703に移行する。
【0269】
管理サーバー203は、端末202からポイント購入データを受信した場合に、その課金依頼を課金サーバー206に送信する。端末202は、図70に示すようなポイント購入ページ上で購入を希望するポイントを指定し、そのポイントを図71に示すようなポイント購入確認データでユーザが確認した場合に、そのポイント購入データを管理サーバー203に送信する。そのポイント購入データを送信した端末202は、課金サーバー206が管理サーバー203から受信した課金依頼を処理することで、図72に示すようなポイント購入完了ページを表示する。
【0270】
ステップ1703では、管理サーバー203から支払い依頼を受信したか否か判定する。その支払い依頼を受信した場合、判定はYESとなってステップ1704に移行し、管理者の口座からその支払い依頼で指定された講師の口座へ、その支払い依頼中のポイントに対応する金額を振り替えるように、管理者の口座を設けた金融機関に依頼し、管理サーバー203には支払い完了信号を送信した後、上記ステップ1701に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1701に戻る。
【0271】
課金サーバー206は、上述したような処理を実行する。それにより、生徒からレッスン料や曲データの購入代などを徴収し、講師にはレッスン料を支払うようになっている。
なお、本実施の形態では、生徒の評価が低く、人を教えるには不適格と考えられる生徒からアドバイザ資格を剥奪するようにしているが、それだけでなく、生徒の評価が低い講師から講師としての登録を抹消するようにしても良い。そのようにすることで、生徒はより快適にレッスンを受けられるようになる。生徒の評価が低いか否かの判定は、評価は相性によって大きく変わる傾向があることから、或る回数を定め、少なくともその回数のレッスンを担当させた後、人を教えるには不適格か否か判定することが望ましい。
【0272】
アドバイザ資格の取得を希望するか否かは、生徒として登録する際に決めるようにしているが、必ずしもそうしなくとも良い。アドバイザとしての能力・力量を認めた後、その資格を希望するか否か生徒に確認するようにしても良い。当然のことながら、生徒にアドバイザ以外の形で自分の力を試す場を提供するようにしても良い。
【0273】
生徒の使用する端末202と講師、或いはアドバイザの使用する端末202間のデータのやりとりをリアルタイムで中継する形でレッスンは行われるようになっているが、そのようなリアルタイムの中継を行わない形でレッスンは行っても良い。或いは、レッスンの形を生徒に選択させ、生徒が選択した形でレッスンを行うようにしても良い。
【0274】
そのレッスンは、講師、或いはアドバイザと生徒が一対一で行うようになっているが、一人の講師、或いはアドバイザが複数の生徒のレッスンを行えるようにしても良い。或いは、生徒に一対一のレッスンを希望するか否か選択させて、生徒が選択した形でレッスンを行うようにしても良い。
【0275】
音楽教室(楽器を学習する場)を実現させるための端末202と管理サーバー203の役割については、その役割は音楽教室を実現できる範囲で任意に割り当てても良い。その際には、別のサーバーなどを新たに追加し、それも含めて役割を分散させても良い。このことから明らかなように、様々な変形を行うことができるものである。
【0276】
本発明を適用できる学習教室システムとしては、上述したような音楽教室システムに限定されるものではない。音楽教室以外の学習教室を実現させるシステムにも本発明は幅広く適用させることができる。
上述したような各種サーバー203〜206や端末202、或いは変形例の動作を実現させるようなプログラムは、それぞれ、CD−ROM、フロッピーディスク、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録させて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザはプログラムを取得してコンピュータ(データ処理装置)にロードすることにより、そのコンピュータ、更にはそれとネットワークにより複数のコンピュータが接続されたシステムに本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
【0277】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明では、教習者に学習者の評価を行わせ、教習者による評価に基づき、教習者レベルの能力(実力)を備えていると判定した学習者に、他の学習者に教習を行える資格を与える。このため、学習者は教習者から教習を受けるだけでなく、他の学習者を教習するという形で自分の能力を試すことができる。たとえ他の学習者を教習しなくとも、一定のレベル(一つの目標)に達したという達成感を味わうことができる。学習教室にとっては、利用者に、より様々なサービスを提供できるようになる。
【0278】
本発明では、学習者に教習者の評価を行わせ、学習者による評価に基づき、教習者として適格でないと判定した教習者から教習者の資格を剥奪する。このため、学習者は、教習者として適格な人から教習を受けられるようになって、学習教室をより快適に利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による学習教室システムの仕組みを説明するための図である。
【図2】本実施の形態による学習教室システムの構成を示す図である。
【図3】端末装置の構成を示す図である。
【図4】管理サーバーのハードディスクに格納された会員のデータの内容を説明する図である(その1)。
【図5】管理サーバーのハードディスクに格納された会員のデータの内容を説明する図である(その2)。
【図6】管理サーバーのハードディスクに格納された会員のデータの内容を説明する図である(その3)。
【図7】管理サーバーのハードディスクに格納された会員のデータの内容を説明する図である(その4)。
【図8】管理サーバーと接続する場合に端末装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】音楽教室処理のフローチャートである。
【図10】音楽教室処理のフローチャートである(続き1)。
【図11】音楽教室処理のフローチャートである(続き2)。
【図12】音楽教室処理のフローチャートである(続き3)。
【図13】音楽教室処理のフローチャートである(続き4)。
【図14】音楽教室処理のフローチャートである(続き5)。
【図15】音楽教室処理のフローチャートである(続き6)。
【図16】音楽教室処理のフローチャートである(続き7)。
【図17】音楽教室処理のフローチャートである(続き8)。
【図18】ピアノレッスン処理のフローチャートである。
【図19】手持ち曲選択処理のフローチャートである。
【図20】曲購入処理のフローチャートである。
【図21】曲購入処理のフローチャートである(続き)。
【図22】ポイント購入処理のフローチャートである。
【図23】講師選択処理のフローチャートである。
【図24】講師選択処理のフローチャートである(続き1)。
【図25】講師選択処理のフローチャートである(続き2)。
【図26】講師選択処理のフローチャートである(続き3)。
【図27】講師選択処理のフローチャートである(続き4)。
【図28】レッスン処理のフローチャートである。
【図29】レッスン処理のフローチャートである(続き1)。
【図30】レッスン処理のフローチャートである(続き2)。
【図31】待機処理のフローチャートである。
【図32】待機処理のフローチャートである(続き)。
【図33】メール処理のフローチャートである。
【図34】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図35】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き1)。
【図36】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き2)。
【図37】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き3)。
【図38】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き4)。
【図39】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き5)。
【図40】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き6)。
【図41】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き7)。
【図42】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き8)。
【図43】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き9)。
【図44】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き10)。
【図45】接続してきた端末装置に対応するために管理サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである(続き11)。
【図46】曲サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図47】メールサーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図48】課金サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【図49】トップページの画面イメージを示す図である。
【図50】入会選択ページの画面イメージを示す図である。
【図51】入会規約ページの画面イメージを示す図である。
【図52】入会登録ページ(講師用)の画面イメージを示す図である。
【図53】登録確認ページ(講師用)の画面イメージを示す図である。
【図54】入会登録中ページの画面イメージを示す図である。
【図55】入会登録ページ(生徒用)の画面イメージを示す図である。
【図56】登録確認ページ(生徒用)の画面イメージを示す図である。
【図57】会員照合ページの画面イメージを示す図である。
【図58】メールアドレス不一致警告画面を示す図である。
【図59】パスワード不一致警告画面を示す図である。
【図60】生徒選択ページの画面イメージを示す図である。
【図61】会員トップページ(生徒用)の画面イメージを示す図である。
【図62】会員トップページ(講師、アドバイザ用)の画面イメージを示す図である。
【図63】ピアノ教室トップページの画面イメージを示す図である。
【図64】手持ち曲リストページの画面イメージを示す図である。
【図65】手持ち曲決定ページの画面イメージを示す図である。
【図66】新規曲リストページの画面イメージを示す図である。
【図67】新規曲購入ページの画面イメージを示す図である。
【図68】購入完了ページの画面イメージを示す図である。
【図69】ポイント不足警告ページの画面イメージを示す図である。
【図70】ポイント購入ページの画面イメージを示す図である。
【図71】ポイント購入確認ページの画面イメージを示す図である。
【図72】ポイント購入完了ページの画面イメージを示す図である。
【図73】講師選択ページの画面イメージを示す図である。
【図74】講師評価ページの画面イメージを示す図である。
【図75】プロフィルページの画面イメージを示す図である。
【図76】アドバイザ選択ページの画面イメージを示す図である。
【図77】レッスンページ(生徒用)の画面イメージを示す図である。
【図78】タイムアップページの画面イメージを示す図である。
【図79】評価確認ページの画面イメージを示す図である。
【図80】レッスンページ(講師、アドバイザ用)の画面構成を示す図である。
【図81】レッスンページ(講師、アドバイザ用)の画面イメージを示す図である。
【図82】生徒評価ページの画面イメージを示す図である。
【図83】生徒評価確認ページの画面イメージを示す図である。
【図84】受信リスト画面例を示す図である。
【図85】開封画面でのメール表示例を示す図である。
【図86】開封画面で表示されたアドバイザ資格取消メールを示す図である。
【図87】開封画面で表示されたアドバイザ資格許可メールを示す図である。
【符号の説明】
101 運営業者
102 Webサーバー
102a 講師選択部
103 音楽教室サイト
104、105、202 端末装置
201 ネットワーク
203 管理サーバー
204 曲サーバー
205 メールサーバー
206 課金サーバー
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 表示部
305 モデム
306 ハードディスク装置
307 キーボード
308 カメラ
309 マイク
310 サウンドシステム
311 入力部

Claims (1)

  1. ネットワークを介して学習を望む学習者、及びその学習者を教習する教習者及びアドバイザを結ぶことにより学習教室を実現するシステムであって、
    前記システムは、前記ネットワークに、前記学習者用あるいはアドバイザ用として登録された第1の端末装置及び教習者用として登録された第2の端末装置と、各端末装置間のデータのやりとりを中継するサーバー、が接続されて構築され、
    前記第1の端末装置は
    学習者用として登録されている場合に前記第2の端末装置及びアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置を選択する選択情報を前記サーバーに送信する選択情報送信手段と、
    学習者用として登録されている場合に前記アドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置による教習の評価を前記サーバーに送信する教習評価送信手段と、
    アドバイザ用として登録されている場合に前記学習者用として登録された他の第1の端末装置に対する学習の評価を前記サーバーに送信する学習評価送信手段と、
    を具備し、
    前記第2の端末装置は、
    前記学習者用として登録された他の第1の端末装置に対する学習の評価を前記サーバーに送信する学習評価送信手段と、
    を具備し、
    前記サーバーは、
    前記第1の端末装置毎に、学習者用かアドバイザ用かの判別をするための判別フラグを記憶する記憶手段と、
    前記学習者用として登録されている第1の端末装置から送信された前記第2の端末装置及びアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置を選択する選択情報を受信し、当該選択情報を送信してきた前記第1の端末装置と、該選択情報で特定される他の端末装置間のデータのやりとりを中継するデータ中継手段と、
    前記第2の端末装置及びアドバイザ用として登録されている第1の端末装置のいずれかひとつから学習者用として登録された他の第1の端末装置に対する学習の評価を受信し、当該受信された評価が所定レベル以上か否か判別する第1の判別手段と、
    前記判別手段により前記評価が所定レベル以上であると判別された場合は、前記記憶手段の学習者エリア内の対応する第1の端末装置の判別フラグエリアに記憶された判別フラグをアドバイザ用にセットすることにより、当該第1の端末装置を学習用からアドバイザ用に登録するアドバイザ登録手段と、
    前記アドバイザ登録手段によりアドバイザ用に登録された前記第1の端末装置に対して通知を行うアドバイザ登録通知手段と、
    学習者として登録されている前記第1の端末装置よりアドバイザ用として登録されている他の第1の端末装置による教習の評価を受信し、当該受信された評価が所定レベル以下か否か判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段により前記評価が所定レベル以下であると判別された場合は、前記記憶手段の学習者エリア内の対応する第1の端末装置の判別フラグエリアに記憶された判別フラグを学習者用にセットすることにより、当該第1の端末装置をアドバイザ用から学習者用に登録する学習者登録手段と、
    前記学習者登録手段により学習者用に登録された前記第1の端末装置に対して通知を行う学習者登録通知手段と、
    を具備する、ことを特徴とする学習教室システム。
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