JP4160320B2 - 締結装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1の部材と第2の部材とを締結する締結装置に係り、特に風洞装置において模型を多分力検出器に締結するものに用いて好適であり、詳しくはコレットを用いた締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、航空機、ロケット、砲弾、船、車輌等の高速移動体及びその部品は、模型を作成して、該模型を風洞又は水槽内に設置して、該模型に作用する軸力及び回転力を測定して、その流体力学的特性を試験している。特に、X軸、Y軸、Z軸(Fx,Fy,Fz)及びその各軸廻りの回転力(Mx,My,Mz)を測定し得る6分力検出器は、スティング天秤と呼ばれる小径の円筒状の支持部材に被嵌するように模型が締結され、小型・軽量で、かつ取付け位置精度が高く、着脱の容易な締結装置が要求されている。
【0003】
従来、この種の締結装置として特許第2519320号が提案されている。このものは、検出器の先端をテーパ状に構成し、該検出器テーパ面と、円筒状の内径を有する模型とをコレットを用いて締結している。コレットは、スリットにより分割された内径テーパ面からなるコレット本体とフランジ部と、これらの間に配置され切欠き穴を有する薄肉部からなる弾性継手と、を備えており、上記フランジ部をネジ結合により押圧することにより、コレット本体を、模型の内径テーパ面と検出器のテーパ面との間に楔状に押込み、模型を検出器に締結している。この際、上記弾性継手により、コレット本体の径方向への平行移動を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記コレットは、コレット本体と、模型内径部及び検出器テーパ面との間の摩擦力により締結している。従って、コレットは、検出器に対して回転方向に規制されていないため、コレットと検出器との間に大きな回転モーメントが作用した場合、検出器に対して模型が相対回転する虞れがあり、またコレットを締め込んで模型を検出器に締結する際、ネジ結合によるボルト又はナットの回転に伴い、コレットが連れ廻りして、検出器と模型との回転方向相対位置がズレることがある。この種の測定器にあっては、模型と検出器との座標軸の関係が重要であり、模型と検出器との回転方向相対位置がズレることは、測定結果に大きな影響を及ぼしてしまう。
【0005】
また、コレットと検出器との相対回転を阻止するため、コレット及び検出器にキー溝を形成し、両キー溝の間にキーを差込むことも考えられるが、この場合、キーをキー溝に脱着するため、嵌合用の所定公差が必要であり、該公差により回転方向にガタを生じて、正確な測定を行うことが困難である。また、上記公差をなくしてキーをキー溝に押込むと、キーを抜き出すことが困難となって、模型の分離を不能にしてしまう虞れがある。
【0006】
そこで、本発明は、周方向にガタのないように位置決めをして、回転方向相対位置がズレることないように締結することを可能とする締結装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図3参照)、軸部(6)を有する第1の部材(2)と、貫通孔(11)を有する第2の部材(3)とを、テーパ面(13)を有するコレット(5)を軸方向に移動することにより、該コレットの分割された分割片(22)を径方向に移動して、該分割片を上記軸部と貫通孔との間で楔着することにより締結してなる締結装置において、
前記第1の部材に凹部(9)を設け、前記コレット(5)の前記締結する際の移動方向先端部分に凸部(21)を設け、
前記凹部と前記凸部とは、その両側面(9a,21a)が互いに平行に形成されると共に、互いに隙間なく嵌合するように略々同じ幅(B)に形成されてなる、
ことを特徴とする締結装置にある。
【0008】
請求項に係る本発明は、前記凸部(21)は、周方向に撓み得るように構成されてなる
【0009】
請求項に係る本発明は、前記凸部(21)は、薄肉構造からなると共に、該凸部を形成する凹部の底面(24a)と前記側面(21a)との交点部分に切欠き部(21c)を形成してなる
【0010】
請求項に係る本発明は(例えば図9参照)、軸部(6)を有する第1の部材(2)と、貫通孔(11)を有する第2の部材(3)とを、テーパ面(13)を有するコレット(5)を軸方向に移動することにより、該コレットの分割された分割片(24)を径方向に移動して、該分割片を上記軸部と貫通孔との間で楔着することにより締結してなる締結装置において、
前記コレット(5)の分割片(24)はそれぞれ軸方向に延びる略々板状をなし、かつ各分割片の少なくとも内周面(13)側が軸心(O)を中心として略々正多角形状になるように形成されてなり、
前記軸部(6)の軸部断面は、前記分割片(24)の内周面(13)と略々同じ正多角形状からなる
【0011】
更に、前記コレット(5)は、前記テーパ面(13)及び前記凸部(21)を有するコレット本体(16)と、フランジ部(17)と、前記コレット本体とフランジ部とを連結する可撓部(19)と、を有し、
前記コレット本体(16)及び可撓部(19)に亘って軸方向にスリット(20)を形成して、前記分割片(22)を構成し、
前記可撓部(19)は、薄肉構造からなると共に前記分割片に軸方向に延びる切欠き孔(23)を形成し、これら薄肉構造、切欠き孔(23)及び前記スリット(20)により、前記コレット本体(16)の各分割片(22)が略々平行に径方向に移動すべく撓むように構成してなる
【0012】
えば図1ないし図3参照すると、前記コレット(5)は、前記テーパ面(13)を有するコレット本体(16)と、フランジ部(17)と、を有し、
前記フランジ部(17)と前記第2の部材(3)とのいずれか一方に突部(25)を設けると共に他方に凹部(12)を設け、これら突部及び凹部を互いに係合して周方向に位置決めしてなる
【0013】
えば図4ないし図8参照すると、前記コレット(5,5)は、前記テーパ面(13)を有するコレット本体(16)と、フランジ部(17)と、を有し、
前記第2の部材(3)の貫通孔(11)に凹部(12)を形成し、
前記フランジ部(17)に外径方向に膨出すると共に軸方向に所定長さを有する第1突部(25,25)を設け、該第1突部の一側面(35)を周方向に傾斜するテーパ面とすると共に他側面(36)を軸線に平行に形成し、
更に第2のフランジ部材(37,37)を備え、該第2のフランジ部材は、外径方向に膨出すると共に軸方向に所定長さを有する第2突部(40)を有し、
該第2突部の一側面(41)を、前記第1突部のテーパ面(35)に整合するテーパ面とすると共に、他側面(42)を軸線に平行に形成し、
前記第1突部(25)及び第2突部(40)を、前記両テーパ面(35,41)が当接するようにして、前記第2の部材(3)の凹部(12)に受入れ、前記第2のフランジ部材(37)を、前記コレット(5)のフランジ部(17)に対して相対的に軸方向に移動することにより、前記第1突部(25)及び第2突部(40)を互いに離れるように周方向に移動して前記凹部(12)内に圧接してなる
【0014】
記第1の部材は、スティング天秤(2)であり、前記第2の部材は、流体特性を試験される模型(3)である
【0015】
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
【0016】
【発明の効果】
請求項1に係る本発明によると、第1の部材と第2の部材とは、テーパ面を有するコレットにより楔着されると共に、凹部及び凸部とが嵌合して廻り止めされるので、コレットを締付け用ボルト等にて締付けて軸方向に移動する際、コレットの連れ廻りを防止することができ、かつ上記凹部及び凸部とは略々同じ幅からなり、互いに隙間なく嵌合して、周方向(回転方向)にガタのない状態で正確かつ確実に位置決めされる。
【0017】
記凸部は、周方向に撓み得るように構成されているので、凹部及び凸部を略々同じ幅に形成しても、常に隙間のない状態で嵌合することができ、かつ第1の部材と第2の部材との分離を容易に行うことができる。
【0018】
記凸部は、薄肉構造及び切欠き部により、簡単な構造にて周方向に撓み得るように構成される。
【0019】
請求項に係る本発明によると、第1の部材と第2の部材とは、テーパ面を有するコレットにより楔着されると共に、該コレットの分割片と第1の部材の軸部とが略々正多角形状にて嵌合して廻り止めされるので、コレットを締付け用ボルト等にて締付けて軸方向に移動する際、コレットの連れ廻りを防止することができる。そして、上記軸心を中心として配置した分割片と第1の部材の軸部断面とが略々同じ形状からなるので、互いに隙間なく嵌合して、周方向(回転方向)にガタのない状態で正確かつ確実に位置決めすることができる。
【0020】
請求項2又は3に係る本発明によると、コレットのコレット本体は、可撓部材により略々平行に径方向に移動するので、コレット本体の略々全長を第1の部材の軸部及び第2の部材の貫通孔に圧接して、確実かつ正確に楔着することができると共に、可撓部材は、薄肉構造、切欠き孔及び各分割片を構成するスリットとによる簡単で耐久性の高い構造にて、確実かつ正確にコレット本体の各分割片を略々平行に移動し得る。
【0021】
請求項に係る本発明によると、コレットのフランジ部と、第2の部材とを、互いにキー様に嵌合する突部及び凹部により周方向に位置決めされるので、第2の部材は、前記コレットと第1部材との位置決めと相俟って、第1の部材に対して周方向に正確かつ確実に位置決めすることができる。
【0022】
請求項に係る本発明によると、第2のフランジ部材を更に備え、コレットのフランジ部に設けた第1突部と、上記第2のフランジ部材の第2突部とを、テーパ面により互いに離れるように周方向に移動して凹部内に圧接するので、コレットと第2の部材とを、周方向にガタのない状態で位置決めでき、前記凸部及び凹部の嵌合によるガタのない状態でのコレットと第1の部材との周方向の位置決めと相俟って、第2の部材を、第1の部材に対してガタのない状態で正確かつ確実に周方向に位置決めすることができる。
【0023】
請求項に係る本発明によると、本締結装置を、スティング天秤に模型を締結することに適用して、模型をスティング天秤に対して正確な座標関係を保持して容易にかつ正確に締結することができ、かつ該模型の正確な取付けを容易に再現性もって繰返し行うことができ、模型の流体特性の試験を正確にかつ容易に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明を、スティング天秤に模型を締結した締結装置に適用した実施の形態に基づき説明する。締結装置1は、図1に示すように、基台に設けられたスティング天秤2に模型3がコレット5及び締付け用ボルト4により締結されている。スティング天秤2(第1の部材)は、軸方向の力Fx、左右方向の力Fy、上下方向の力Fz、及びX軸(軸方向)廻りの回転モーメントMx、Y軸(左右方向)廻りの回転モーメントMy、Z軸(上下方向)廻りの回転モーメントMzの合計6分力の計測が可能である。なお、不要な分力は、計測しないことができることは勿論である。
【0025】
模型3(第2の部材)は、砲弾、航空機、ロケット等の高速飛翔物体であるが、図面上は省略されており、風洞内において上記スティング天秤2の風上側に設置される。上記スティング天秤2は、図2に示すように、円筒形(軸部)よりなり、その先端側(風上側)の外径面は、1/20程度の緩勾配からなるテーパ面6が形成されている。更に、該テーパ面6と円筒部7との境部分は、段付き形状8からなると共に、該段付き部には軸方向に沿って複数(例えば4個)の凹部9が形成されている。該凹部9を形成する側面9aは軸方向に平行に延びており、該凹部の幅はすべて所定同一間隔Bからなり、かつその軸方向長さもすべて同一の所定長さL1 からなる。なお、該凹部9部分は、テーパ面6の最大径D1 から同一径で延びており、かつ外径寸法D1 は円筒部7の径寸法D2 より小さく、その差(R2 −D1 )の1/2が凹部9の深さdとなっている。
【0026】
また、上記スティング天秤2の先端中央部には軸方向にネジ孔10が形成されている。一方、模型3は、円筒状の孔(貫通孔)11を有しており、該孔11の内径寸法D3 は、略々全長に亘って一定からなり、かつその先端部分には直径上にキー溝様の凹部12が形成されている。
【0027】
そして、コレット5は、図3に示すように、内径にテーパ面13を有すると共に外径面15が同一径からなるコレット本体16と、フランジ部17と、上記コレット本体16及びフランジ部17とを連結する可撓部19と、を有する。上記コレット本体16のテーパ面13は前記スティング天秤のテーパ面6と嵌合する寸法からなり、かつ自然状態において上記外径面15の径寸法は前記模型の孔内径寸法D3 より小さい。更に、該コレット本体16から前記可撓部19に亘って、軸方向に複数(例えば4個)のスリット20が形成されており、該スリット20は周方向に等間隔に形成された細切込みからなり、コレット本体16及び可撓部19を複数(例えば4個)に分割して、各分割片22を径方向に移動し得る。
【0028】
更に、コレット本体16の基端側(コレットを装着した際のスティング天秤円筒部7側)(コレットを締結する際の移動方向先端側)には軸方向に延びる複数の凸部21が形成されている。該凸部21は、上記スリット20により分割された各分割片22の中央部に位置しており、各凸部を形成する側面21aは軸方向に平行に延びている。また、該凸部21の側面21aと該凸部を形成する凹部24の底面24aの交点部分には薄形状の小さな切欠き部21cがそれぞれ形成されており、かつ該凸部は、前記テーパ面13による最小肉厚mと同一の比較的薄肉からなる。更に、該凸部の幅は、前記凹部9の幅Bと略々同一間隔からなり、即ち上記凸部21と凹部9とは嵌合公差を同一とし、かつ機械加工により高い精度(例えば±0.0045[mm])で加工されている。なお、該凸部21の先端隅部には小さな面取り21dが形成されており、またその軸方向長さL2 は前記凹部9の長さL1 より短く形成されており(L2 <L1 )、かつ上記肉厚mは前記凹部の深さdより薄く構成されている(m<d)。
【0029】
一方、前記可撓部19は、その外径が前記コレット本体16より小さい寸法からなり、かつ薄肉にて構成されていると共に所定長さを有し、更に前記各分割片22の中央部分に長孔からなる切欠き孔23が形成されている。従って、該可撓部19は、上記薄肉及び所定長さの構造、並びに各スリット20及び切欠き孔23が相俟って撓み得る構造からなり、コレット本体16の各分割片22を径方向に平行して移動し得る。
【0030】
また、前記フランジ部17は、軸方向に所定長さを有する略々円筒形からなり、かつ上記所定長さに亘って2個の突部25,25が直径方向に膨出して形成されている。これら突部25は、前記模型の凹部12にキー様に嵌合する寸法からなり、かつ該嵌合公差も機械加工により高い精度(例えば±0.0055[mm])により形成されている。更に、前記フランジ部中央には、前記スティング天秤2に形成されたネジ孔10(従って該ネジ孔に螺合する締付け用ボルト4のネジ径)の径より大きな抜き取り用のネジ孔26が形成されており、該ネジ孔26は、前記締付け用ボルト4のネジ孔10への締付けに際して該ボルトに干渉することはない。また、上記突部25にもそれぞれ抜き取り用のネジ孔27,27が形成されている。
【0031】
また、前記締付け用ボルト4は、図1に示すように、そのネジ部29が前記天秤のネジ孔10に螺合する寸法からなり、かつ前記フランジ部17のネジ孔26より大型な円環状座金30及びローレット付きの頭部31を有している。なお、該締付け用ボルト4は、6角頭部でもよく、またネジ孔10にボルトを螺着して、該ボルトに螺合するナットにより締付けてもよい。
【0032】
ついで、以上構成による締結装置の作用について説明する。まず、スティング天秤2に模型3を位置合せした状態で、天秤2のテーパ面6と模型3の円筒孔11との間にコレット5を軸方向先端側から挿入する。この際、コレット本体16の凸部21が天秤2の凹部9に嵌合すると共に、フランジ部17の突部25が模型3の凹部12にキー様に嵌合し、そしてコレット本体16のテーパ面13が天秤2のテーパ面6に摺接して、各分割片22が外径方向に拡がる。
【0033】
この状態で、締付け用ボルト4を天秤2のネジ孔10に螺入して、該ボルト4の座金30によりコレット5のフランジ部17を軸方向に押込む。前記コレット本体の凸部21は天秤2の凹部9に嵌合して、コレット5と天秤2との相対回転が阻止され、締付け用ボルト4の回転によりコレット5が連れ廻りすることなく、コレット5は軸方向に移動する。また、該天秤2に回転方向に位置決めされたコレット5に対して、上記フランジ部の突部25が模型の凹部12にキー様に嵌合することにより、模型3も回転方向に位置決めされる。
【0034】
そして、上記凹部9と凸部21との嵌合は、同じ幅Bからなり、ガタのない状態で嵌合するが、公差内にあって、凸部21の幅が凹部9の幅より僅かに大きな組合せも存在する。この場合、まず凸部21の先端が、隅部のテーパ面21dにより凹部9内に僅かに入り込み、締付け用ボルト4等によるコレット5の軸方向移動により、凸部21は、弧状に形成された薄肉構造で、更に根本部に湾状の小切欠き孔21cが形成されていることが相俟って、僅かに周方向に撓んで、凹部9内に嵌入する。これにより、コレット5は、周方向(回転方向)にガタのない状態でスティング天秤2に位置決めされる。
【0035】
また、上記突部25と凹部12とは、互いに高い精度の公差にて加工されており、模型3は、コレット5に対して正確に周方向(回転方向)に位置決めされる。これにより、模型3は、スティング天秤2に対して周方向(回転方向)に座標がくるうことなく常に正確に位置決めされる。
【0036】
また、上記締付け用ボルト4の締付けにより、コレット5が軸方向に移動することにより、コレット本体16のテーパ面13がスティング天秤2のテーパ面6に摺接しつつ移動し、コレット本体のスリット20にて分割された各分割片22は外径方向に拡がる。この際、各分割片22は、可撓部19により平行して外径方向に拡がることが可能になり、常に正確に上記テーパ面13及びテーパ面6がその長さ方向略々全長にて接し、コレット本体16の外周面15を、略々その全長に亘って模型3の円筒孔11に圧接する。これにより、模型3は、コレット5を介してスティング天秤2に軸方向に関しても正確に位置決めされ、前述した周方向の正確な位置決めと相俟って、常に正しい座標位置にて正確かつ確実に締結される。
【0037】
一方、スティング天秤2から模型3を取外すには、まず、締付け用ボルト4を逆回転して外す。この状態で、模型3が取外せればよいが、多くは、上記テーパ面同士6,13による圧接並びに凸部21及び凹部9のガタのない係合等により、取外せない。従って、フランジ部17の大径ネジ孔26に抜き取り用のボルト(図示せず)を螺合して、その先端をスティング天秤2の先端面に当接することにより、コレット5を天秤2から抜き出す。この際、前記凸部21が凹部9に嵌着していても、上述したように、凸部21は、その薄肉構造及び湾状の小切欠き孔21cにより周方向に撓み得る構造からなり、かつコレット本体16も、スリット20による分割片22及び可撓部19により径方向に移動し得る構造からなるので、コレット5をスティング天秤2から確実に取り外し得る。
【0038】
更に、突部25と凹部12の嵌合等により、コレット5に模型3が楔着している場合、突部25のネジ孔27にボルト(図示せず)を螺入することにより、その先端を模型3の凹部側面に当接することにより、コレット5を模型3から容易に抜き出すことができる。これにより、コレット5及び模型3を、スティング天秤2からそれぞれ分離し得る。
【0039】
ついで、図4、図5及び図6に沿って、一部変形した実施の形態について説明する。本実施の形態による締結装置11 は、模型3の凹部12とコレット5の突部25との嵌合部分が相違するだけで、他の部分は先の実施の形態と同一であるので、同一符号を付して説明を省略する。
【0040】
本コレット51 は、図4に示すように、フランジ部17に形成した径方向に延びる2個の(第1)の突部251 ,251 が、先のものに比して、周方向に半分の長さからなる。そして、これら第1突部251 ,251 の直径線側に位置する側面35が周方向に傾斜するテーパ面が形成されており、該テーパ面35は、1/20等のコレット本体及び天秤のテーパ面6,13と同じ勾配であることが望ましい。なお、上記突部251 の他側面36は軸線に平行からなり、かつ該突部251 の高さも、模型3の凹部12に合せて先のものと略々同じである。
【0041】
更に、図5に示すように、第2のフランジ部材37が設けられている。該フランジ部材37は、環状の第2フランジ部39と、該フランジ部から外径方向に膨出すると共に軸方向に延びる2個の第2突部40,40と、を有する。該第2突部40は、直径線側に位置する側面41に、前記第1突部251 のテーパ面と同じ勾配で向きが逆方向のテーパ面が形成されており、またその軸方向長さは、略々前記第1突部251 の長さに上記第2のフランジ部39の軸方向長さ(肉厚)を加えた長さからなり、かつその周方向長さは、先の突起25の半分の長さからなる。更に、該第2突部40の他側面42は軸線に平行からなり、かつその高さも、上記突部251 と同様であり、上記突部251 及び第2突部40は、そのテーパ面35,41同士を合せることにより、先の突部25と略々同形状からなる。なお、第2フランジ部39の中央孔45は、締付け用ボルト4の座金30の径より小さく設定されている。
【0042】
従って、本締結装置11 は、図6に示すように、コレット51 の第1突部251 に、第2のフランジ部材37の第2突部40を両テーパ面35,41が接合するようにして、フランジ部17の軸方向先端側に第2フランジ部39を重ね合せ、締付け用ボルト4を天秤2のネジ孔10に螺合する。そして、締付け用ボルト4をネジ孔10に締込むことにより、先の実施の形態と同様に、コレットの凸部21が天秤2の凹部9にガタのないように嵌入し、かつコレット本体16がテーパ面13,6により外径方向に拡がり、模型3の円筒孔11に圧着して、天秤2に、コレット51 を介して模型3が締結される。
【0043】
更に加えて、本実施の形態によると、互いに接合された上記第1突部251 及び第2突部40が模型30の凹部12内に受け入れられ、この状態で上記締付け用ボルト4がネジ孔10に螺入されて、座金30が第2のフランジ部材37を押込むことにより、第1突部251 の側面が凹部12の底面に当接され模型3と軸方向に一体に位置決めされているコレットフランジ部17に対して第2のフランジ部材37が近づく方向に相対移動する。これにより、互いに当接しているテーパ面35,41の相対的軸方向移動に基づき、第1突部251 及び第2突部40が周方向に拡がるように移動して、第1突部251 の平行側面36と第2突部40の平行側面42が凹部12の両側面に圧接して、コレット51 と模型3とは、ガタのない状態で周方向(回転方向)に正確に位置決めされる。
【0044】
なお、組込み前に上記フランジ部17,39間に所定厚み(例えば0.1mm)からなるライナーシム(図示せず)を介在すれば、両テーパ面13,6の勾配に応じた量(例えば0.01mm)だけ第1突部251,第2突部40のキー幅(周方向幅)を狭くすること(キー幅調整)が可能になる。これにより、第1突部及び第2突部からなるキーの幅は、ライナーシムの枚数を調整することにより、正確に凹部(キー溝)12の幅と合致することができ、ガタのないかつ分解の容易な、コレットと模型との締結が可能となる。
【0045】
従って、本締結装置11 は、前述した凸部21と凹部9とのガタのない係合により、コレット51 がスティング天秤2に対して正確に周方向に位置決めされることに加えて、テーパ面35,41により互いに拡がる第1突部251 及び第2突部40が模型3の凹部12に圧接して、模型3がコレット51 に対して正確に周方向に位置決めされ、これにより模型3は、スティング天秤2に対して正確な座標関係を保持して確実に締結される。
【0046】
なお、上記実施の形態は、1個の締付け用ボルト4により、テーパ面6,13によるコレット本体16の模型円筒孔11への圧着と、テーパ面35,41による突部251 及び第2突部40の模型凹部12への圧着を行っているが、これを個別の締付け手段により行ってもよい。また、上記締結装置1,11 は、スティング天秤2に模型3を締結する装置に適用したが、これに限らず、軸部を有する第1の部材と、貫通孔を有する第2の部材とを締結するあらゆる装置に適用可能である。
【0047】
更に、上記コレット5,51 は、内周面にテーパ面を形成し、外周面にテーパ面を有する部材と、内周面が円筒孔からなる部材とを締結したが、これは、コレットの外周面にテーパ面を設け、内周面にテーパ面を有する部材と、外周面が円筒形からなる部材とを締結してもよい。また、キー様に係合して模型3とコレット5とを周方向に位置決めする突部25及び凹部12は、上述実施の形態では、突部をコレットに、凹部を模型(第2の部材)に設けたが、これを反対にしてもよい。
【0048】
ついで、図7及び図8に沿って、図4ないし図6で説明したコレット51及び第2のフランジ部材37と一部相違する変形例について説明する。該変形例では、コレット52及び第2のフランジ部材371における各突部の配置が、図4(b)及び図5(a)におけるコレット51及び第2のフランジ部材37と異なる以外、他の部分は同一であるので、共通の部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】
図7に示すように、本変形例におけるコレット52 は、フランジ部17の外周面を軸方向にて2等分した際の一方の側に片寄せて、そのテーパ面35,35が同じ方向に向くように配置された第1突部252,252を有している。また、第2のフランジ部材371は、図8に示すように、フランジ部17に第2フランジ部39を重ね合せる際に上記第1突部252,252と線対称の関係となるように、該第2フランジ部39の外周面を軸方向にて2等分した際の他方の側に片寄せて、そのテーパ面41,41が同じ方向に向くように配置された第2突部40,40を有している。
【0050】
従って、上記コレット52及び第2のフランジ部材371を用いる場合、コレット52 の第1突部252,252 に、第2のフランジ部材371の第2突部40,40を両テーパ面35,41が接合するようにして、フランジ部17に第2フランジ部39を重ね合せ、締付け用ボルト4を天秤2のネジ孔10に螺合した状態で、締付け用ボルト4をネジ孔10に締込むことにより、先の例と同様、天秤2に、コレット52 を介して模型3を締結し、同様の効果を得ることができる。
【0051】
ついで、図9に沿って、上述とは異なる構成のコレットを用いた他の実施の形態について説明する。本実施の形態においても締結装置自体の構成は、上述の実施の形態と略同様であるので、異なる構成のコレット53について説明する。なお、スティング天秤(第1の部材)21の軸部61は、断面正八角形状に形成されており、かつ上述した実施の形態のような凹部(9)は備えていない。即ち、本締結装置は、図9(及び図1)に示すように、断面略々正八角形状の軸部61を有するスティング天秤(第1の部材)21と、貫通孔11を有する模型(第2の部材)3とを、内周側にテーパ面13を有するコレット53を軸方向に移動することにより、該コレット53の分割された8個の分割片24をそれぞれ径方向に移動して、各分割片24を軸部61と貫通孔11との間で楔着することにより締結する。
【0052】
該締結装置におけるコレット53では、8個の分割片24がそれぞれ軸方向(図9(b)の左右方向)に延びる略々板状をなし、かつ各分割片24は、その内周面(テーパ面13)が軸心Oを中心として略々正八角形状になるように形成されている。つまり、8個の分割片24はそれぞれ、軸方向に所定角度で傾斜しつつ延びるテーパ面13を内周面に備えると共に、全体として略々円筒状になるような曲面を外周面15に備えており、これら分割片24の各テーパ面13からなる略々正八角形状の内周側に上記断面略々正八角形状の軸部61を挿入することにより、該分割片24と軸部61とを良好に嵌合して効果的に廻り止めすることができる。
【0053】
上記構成のコレット53を用いる場合、軸心Oを中心として配置した分割片24とスティング天秤21の軸部61断面とが略々同じ形状からなるので、互いに隙間なく嵌合して、周方向(回転方向)にガタのない状態で正確かつ確実に位置決めすることができる等、前述実施の形態と同様の効果を奏することができる。しかも、本実施の形態では、スティング天秤21の軸部61そのものを断面略々正八角形状に構成するだけで、スティング天秤2におけるテーパ面6と円筒部7との境部分に段付き形状8及び凹部9(図1乃至図3参照)等を形成することなく、上記廻り止め効果を得ることができ、従って、本締結装置の構成をより簡略化することができる。なお、ここでは分割片24を略々正八角形状に配置したが、これに限らず、他の略々正多角形状に配置することもでき、いずれの場合にも上記と同様の効果を得ることができる。
【0054】
また、本実施の形態において、上記模型3の貫通孔11は、円筒状にすることも、上記コレット53の形状に合わせて略々正八角形状にすることも可能である。つまり、前述した実施の形態と同様、貫通孔11を円筒状にした場合には、本実施の形態におけるコレット53のフランジ部17に、図3ないし図8に示したものと同様な直径方向に膨出する突部を形成し、かつキー溝様の凹部12を上記模型3に形成することにより、スティング天秤21に回転方向に位置決めされたコレット53に対して、上記突部が凹部12にキー様に嵌合(係合)して、模型3も回転方向に位置決め(周方向に位置決め)する効果を奏する。一方、貫通孔11を略々正八角形状にした場合には、上記突部や凹部12を設けずに、断面略々正八角形状のコレット53を略々正八角形状の貫通孔11に嵌合するだけの簡単な構成により、上記模型3の回転方向での位置決め効果を得ることができる。なお、上記突部と凹部12との関係は、上記と反対でもよいことは言うまでもない。その場合、上記突部が模型3に、上記凹部がフランジ部17に形成されるが、得られる効果は上記と同様である。また、図9に切欠き23を示しているが、本実施の形態では、板状の分割片24が面方向に拡がるため、上記切欠きは、必ずしも必要でなく、該切欠きを省いてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明は、模型をスティング天秤に締結する締結装置に適用した実施の形態の全体を組立てた状態を示す図。
【図2】そのスティング天秤を示す側面図。
【図3】そのコレットを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図。
【図4】一部変更した締結装置によるコレットを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図5】その第2のフランジ部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図6】上記変更した締結装置の全体を組立てた状態を示す側面図。
【図7】一部変更した締結装置によるコレットを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図8】その第2のフランジ部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図9】一部変更した締結装置によるコレットを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図。
【符号の説明】
1,11 締結装置
2,21 第1の部材(スティング天秤)
3 第2の部材(模型)
4 締付け用ボルト
5,51,52,53 コレット
6,61 軸部(テーパ面)
9 凹部
9a 側面
10 ネジ孔
11 貫通孔(円筒孔)
12 凹部
13 テーパ面,内周面
16 コレット本体
17 フランジ部
19 可撓部
20 スリット
21 凸部
21a 側面
21c 切欠き部
21d 面取り
22,24 分割片
25 突部
251,252 第1突部
35 一側面(テーパ面)
36 他側面(平行側面)
37,371 第2のフランジ部材
40 第2突部
41 一側面(テーパ面)
42 他側面(平行側面)

Claims (6)

  1. 軸部を有する第1の部材と、貫通孔を有する第2の部材とを、テーパ面を有するコレットを軸方向に移動することにより、該コレットの分割された分割片を径方向に移動して、該分割片を上記軸部と貫通孔との間で楔着することにより締結してなる締結装置において、
    前記第1の部材に凹部を設け、前記コレットの前記締結する際の移動方向先端部分に凸部を設け、
    前記凹部と前記凸部とは、その両側面が互いに平行に形成されると共に、互いに隙間なく嵌合するように略々同じ幅に形成されて、
    前記凸部は、薄肉構造からなると共に、該凸部を形成する凹部の底面と前記側面との交点部分に切欠き部を形成して、周方向に撓み得るように構成されてなる、
    ことを特徴とする締結装置。
  2. 軸部を有する第1の部材と、貫通孔を有する第2の部材とを、テーパ面を有するコレットを軸方向に移動することにより、該コレットの分割された分割片を径方向に移動して、該分割片を上記軸部と貫通孔との間で楔着することにより締結してなる締結装置において、
    前記コレットの分割片はそれぞれ軸方向に延びる略々板状をなし、かつ各分割片の少なくとも内周面側が軸心を中心として略々正多角形状になるように形成されてなり、
    前記軸部の軸部断面は、前記分割片の内周面と略々同じ正多角形状からなり、
    前記コレットは、前記テーパ面及び前記凸部を有するコレット本体と、フランジ部と、前記コレット本体とフランジ部とを連結する可撓部と、を有し、
    前記コレット本体及び可撓部に亘って軸方向にスリットを形成して、前記分割片を構成し、
    前記可撓部は、薄肉構造からなると共に前記分割片に軸方向に延びる切欠き孔を形成し、これら薄肉構造、切欠き孔及び前記スリットにより、前記コレット本体の各分割片が略々平行に径方向に移動すべく撓むように構成してなる、
    ことを特徴とする締結装置。
  3. 前記コレットは、前記テーパ面及び前記凸部を有するコレット本体と、フランジ部と、前記コレット本体とフランジ部とを連結する可撓部と、を有し、
    前記コレット本体及び可撓部に亘って軸方向にスリットを形成して、前記分割片を構成し、
    前記可撓部は、薄肉構造からなると共に前記分割片に軸方向に延びる切欠き孔を形成し、これら薄肉構造、切欠き孔及び前記スリットにより、前記コレット本体の各分割片が略々平行に径方向に移動すべく撓むように構成してなる、
    請求項1記載の締結装置。
  4. 前記コレットは、前記テーパ面を有するコレット本体と、フランジ部と、を有し、
    前記フランジ部と前記第2の部材とのいずれか一方に突部を設けると共に他方に凹部を設け、これら突部及び凹部を互いに係合して周方向に位置決めしてなる、
    請求項1ないしのいずれか記載の締結装置。
  5. 前記コレットは、前記テーパ面を有するコレット本体と、フランジ部と、を有し、
    前記第2の部材の貫通孔に凹部を形成し、
    前記フランジ部に外径方向に膨出すると共に軸方向に所定長さを有する第1突部を設け、該第1突部の一側面を周方向に傾斜するテーパ面とすると共に他側面を軸線に平行に形成し、
    更に第2のフランジ部材を備え、該第2のフランジ部材は、外径方向に膨出すると共に軸方向に所定長さを有する第2突部を有し、該第2突部の一側面を、前記第1突部のテーパ面に整合するテーパ面とすると共に、他側面を軸線に平行に形成し、
    前記第1突部及び第2突部を、前記両テーパ面が当接するようにして、前記第2の部材の凹部に受入れ、前記第2のフランジ部材を、前記コレットのフランジ部に対して相対的に軸方向に移動することにより、前記第1突部及び第2突部を互いに離れるように周方向に移動して前記凹部内に圧接してなる、
    請求項1ないしのいずれか記載の締結装置。
  6. 前記第1の部材は、スティング天秤であり、前記第2の部材は、流体特性を試験される模型である、
    請求項1ないしのいずれか記載の締結装置。
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