JP4156898B2 - 処置用固定具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経内視鏡的に結石を破砕する装置と組み合わせて使用され、処置対象となる結石の破砕時に結石を固定する処置用固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、経内視鏡的に結石を破砕する装置として、従来から超音波振動する砕石用プローブの先端で結石を破砕する超音波結石破砕装置や、圧縮空気や電磁的な手段を用いてプローブを縦振動させ、その衝撃で結石を破砕する運動エネルギー式砕石装置や、放電による衝撃波で砕石を行う電気水圧衝撃波砕石装置などが知られている。
【0003】
超音波結石破砕装置は、図12に示すように、高周波電源aと、この高周波電源aにより発生された高周波を超音波振動に変換する振動子bと、基端部がこの振動子bに接続された細長い砕石用プローブcとからなる。そして、振動子bで発生した振動を砕石用プローブcを介して先端側に伝播するようになっている。さらに、高周波電源aにはフットスイッチdが接続されている。そして、砕石用プローブcを内視鏡の処置用チャンネルに挿入した状態で、この砕石用プローブcの先端部を結石に接触させることにより、超音波振動により結石を破砕するようになっている。
【0004】
さらに、振動子b及び砕石用プローブcは中空である。この中空の管路は吸引チューブeに接続されている。この吸引チューブeにはローラーポンプfが介設されている。そして、超音波結石破砕装置の動作時には砕石用プローブcの先端部を結石に接触させて超音波振動により結石を破砕すると同時に結石片を中空の管路を経由して吸引するようになっている。
【0005】
また、運動エネルギー式砕石装置は、特許文献1に開示されているような圧搾空気による衝撃や、特許文献2に開示されているような電磁的な方法による衝撃を砕石用のプローブに伝達し、砕石用プローブ先端で結石を破砕するようになっている。
【0006】
電気水圧式砕石装置は図13(A)に示すように、軟性の砕石用プローブgの先端部hに図13(B)に示すように2つの電極i1,i2を備え、電極i1,i2間で放電する際に発生する衝撃波により結石jの砕石を行うようになっている。
【0007】
また、バスケット鉗子を用いて機械的または超音波振動により結石を破砕する方法も知られている(特許文献3、4参照)が、砕石力は劣っている。
【0008】
特許文献5、6では、衝撃波による結石破砕時に衝撃波を効率的に結石に当てると共に、結石が動いて衝撃波発生用のプローブの位置決めに支障を来たさないように結石を押さえる手段が開示されている。
【0009】
更に特許文献7では、内視鏡チャンネルの先端に設けた吸盤を結石に接触させて吸引することで、砕石時に結石がチャンネル前方に固定されるようにする例が開示されている。
【0010】
【特許文献1】
特許第3132972号明細書
【0011】
【特許文献2】
特開昭62−144645号公報
【0012】
【特許文献3】
特開昭60−96241号公報
【0013】
【特許文献4】
特開平5−111493号公報
【0014】
【特許文献5】
実開昭63−84215号公報
【0015】
【特許文献6】
実開昭63−84216号公報
【0016】
【特許文献7】
特開昭62−14843号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術においては、結石が特に固定されていない場合、砕石時に与えられた衝撃により結石が移動してしまう問題がある。この場合は、衝撃波発生用のプローブを再度位置決めする作業に時間がかかるばかりでなく、尿管結石等では結石がスコープの届き難い部位に移動して砕石が一層、難しくなるおそれがある。
【0018】
また、特許文献5、6で開示されているような、結石を押さえて砕石する手段では、結石を患者の生体組織に押し付ける必要がある。例えば、特許文献5で開示されている手段では、膀胱結石や腎結石は、膀胱壁や腎臓の組織に押し付けて砕石することは可能である。しかしながら、尿道や尿管内の結石を押さえることは出来ない場合がある。
【0019】
また、特許文献6で開示されている手段では、結石をスコープに対して垂直方向に押さえている。そのため、砕石時の衝撃により結石がスコープから遠ざかる方向に移動し易いので、作業効率が低くなる場合がある。
【0020】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、砕石時の衝撃によって結石が破砕されずに移動してしまうことを防ぐと共に、砕石を効率的に行うことができる処置用固定具を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、結石を破砕する装置と組み合わせて使用され、処置対象となる結石を捕捉可能な結石捕捉部を備えた処置用固定具において、前記結石捕捉部に配置され、外径寸法を調整可能な螺旋状部材と、前記螺旋状部材の中心線の軸線方向に沿って前記螺旋状部材をスライド操作することにより、前記螺旋状部材の外径寸法を処置対象となる結石よりも大径な拡張状態と、前記結石を捕捉可能な縮径状態とに調整する調整手段とを具備し、前記螺旋状部材は、両端部がそれぞれ相対移動可能な操作用線状部に接続され、前記調整手段は、前記操作用線状部の互いの長さ方向の相対位置を変えて前記螺旋状部材の螺旋状部分のループの径を膨縮させる状態に操作する操作部を有することを特徴とする処置用固定具である。
【0022】
請求項の発明は、前記操作部は、管状の操作部構成体と、この操作部構成体の管腔内に軸方向にスライド可能な操作ロッドとを有し、前記操作部構成体は、一方の前記操作用線状部に、前記操作ロッドは、他方の前記操作用線状部にそれぞれ固定され、前記操作部構成体に対して前記操作ロッドを軸方向にスライドさせることにより、前記螺旋状部材の螺旋状部分のループの径を膨縮させる状態に操作することを特徴とする請求項に記載の処置用固定具である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図1(A),(B)および図2(A),(B)を参照して説明する。図1(A)は経内視鏡的に結石を破砕する結石破砕装置と組み合わせて使用する本実施の形態の処置用固定具としての結石捕捉鉗子1を示すものである。この結石捕捉鉗子1には先端側に結石捕捉部2、基端部に手元操作部(調整手段)3がそれぞれ配設されている。
【0024】
結石捕捉部2には例えばワイヤを螺旋状に巻回して形成された先端螺旋状部材4が設けられている。なお、螺旋状部材4の螺旋状部分のループの数は2巻き以上であればよく、2〜4巻き程度が好ましい。
【0025】
この先端螺旋状部材4の先端部には第1の操作用線状部5aの先端部が接続されている。さらに、先端螺旋状部材4の基端部には第2の操作用線状部5bの先端部が接続されている。なお、1本のワイヤによって先端螺旋状部材4と2本の操作用線状部5a,5bとを屈曲形成しても良い。
【0026】
また、手元操作部3には略管状の操作部構成体6と、この操作部構成体6の管腔内に軸方向にスライド可能で、かつ軸回り方向に回転可能に挿入される操作ロッド7とが設けられている。操作部構成体6の外周面にはフランジ状の指当て部6aが突設されている。さらに、この操作部構成体6の先端面には第1の操作用線状部5aの基端部が固定されている。
【0027】
また、操作ロッド7の基端部にはリング状の指掛け部7aが形成されている。さらに、この操作ロッド7の先端部には第2の操作用線状部5bの基端部が固定されている。
【0028】
なお、手元操作部3の操作方法としては、図1(B)に示すように、操作部構成体6に対して操作ロッド7を手元側に引く、または図1(A)に示すように操作部構成体6に対して操作ロッド7を先端側に押し出すことによって2本の操作用線状部5a,5bの相対位置を変えて先端螺旋状部材4を引き伸ばしたり縮めたりする方法と、特に図示はしないが、手元操作部3の操作部構成体6に対して操作ロッド7を右または左に軸回り方向に回転することにより、螺旋状部材4を巻き付けたり、ゆるめたりする方法がある。
【0029】
すなわち、手元操作部3の操作部構成体6に対して操作ロッド7を軸方向にスライド操作することにより、2本の操作用線状部5a,5bの互いの長さ方向の相対位置を変えて先端螺旋状部材4の螺旋形状部分の径を大きくしたり、小さくすることが出来る。例えば、図1(B)に示すように操作部構成体6に対して操作ロッド7を手元側に引張り操作することにより、第2の操作用線状部5bが第1の操作用線状部5aに対して手元側に移動する。このとき、先端螺旋状部材4の基端部が手元側に引張り操作されることにより、先端螺旋状部材4の螺旋形状部分の径が縮径状態に調整されるようになっている。
【0030】
次に、上記構成の作用について説明する。図2(A),(B)は本実施の形態の結石捕捉鉗子1の実際の使用場面で、尿管8内に予め尿管鏡(内視鏡)9を挿入した後、結石捕捉鉗子1と、超音波砕石プローブ10とを挿入した状態を示す。ここで、尿管鏡9には2つの処置具挿通チャンネル11,12が設けられている。そして、一方の処置具挿通チャンネル11に結石捕捉鉗子1、他方の処置具挿通チャンネル12に超音波砕石プローブ10がそれぞれ挿入されるようになっている。なお、結石捕捉鉗子1と、超音波砕石プローブ10とは同じ処置具挿通チャンネルに挿入してもよい。
【0031】
また、尿管8内の結石13を破砕する処置時には結石捕捉鉗子1を一方の処置具挿通チャンネル11に挿入したのち、まず、図1(A)に示すように操作部構成体6に対して操作ロッド7を先端側に押し出すことにより、先端螺旋状部材4の径を広げる。この状態で、螺旋状部材4を尿管8内の結石13に押し当てながら螺旋状部材4内に導く。
【0032】
さらに、螺旋状部材4内に結石13を収容したのち、手元操作部3の操作部構成体6に対して操作ロッド7を手元側に引く操作を行なう。これにより、図2(B)に示すように螺旋状部材4の螺旋形状部分の径を狭めて結石13を螺旋状部材4の内部に捕捉する。
【0033】
なお、結石13を捕捉した状態で結石捕捉鉗子1を手元方向に引くと、結石13を尿管鏡9の処置具挿通チャンネル11の前方に固定するように、螺旋状部材4と2本の操作用線状部5a,5bの位置関係を定めている。
【0034】
その後、結石13を尿管鏡9の処置具挿通チャンネル11の前方の螺旋状部材4内に固定した状態で、超音波砕石プローブ10を尿管鏡9の処置具挿通チャンネル12に挿入して結石13を破砕する。
【0035】
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の結石捕捉鉗子1では結石捕捉部2に配置され、外径寸法を調整可能な螺旋状部材4と、この螺旋状部材4の外径寸法を処置対象となる結石13よりも大径な拡張状態と、結石13を保持可能な縮径状態とに調整する手元操作部3とを設けている。そして、上述した方法により、結石13を尿管鏡9の処置具挿通チャンネル11の前方の螺旋状部材4内に固定した状態で、超音波砕石プローブ10によって結石13を破砕することにより、結石13が細かく破砕されるまで固定しておくことができる。そのため、砕石時の衝撃によって結石13が破砕されずに移動してしまうことを防ぐことができる。さらに、砕石時の衝撃で結石13が尿管鏡9から離れる方向に移動してしまい、結石13に再度アプローチする等で時間がかかってしまうことを避けることができ、砕石を効率的に行うことができる。その結果、経内視鏡的に結石13を破砕する際に、内視鏡チャンネルの先端部近傍に結石13を保持することにより、超音波砕石プローブ10などの砕石手段を用いて容易に結石13を破砕出来、更に砕石時の衝撃により結石13が離れてしまう事を防ぎ、効率良い砕石が実現出来る。
【0036】
また、図3(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1(A),(B)および図2(A),(B)参照)の結石捕捉鉗子1の構成を次の通り変更したものである。
【0037】
すなわち、本実施の形態では第1の実施の形態の結石捕捉鉗子1における第2の操作用線状部5bの基端部が内視鏡21の先端部に固定されている。この内視鏡21には1つの処置具挿通チャンネル22が形成されている。そして、この処置具挿通チャンネル22の先端部内壁面に第2の操作用線状部5bの基端部が固定されている。なお、結石捕捉鉗子1における先端螺旋状部材4の基端部を内視鏡21の先端部に直接固定してもよい。
【0038】
さらに、結石捕捉鉗子1における第1の操作用線状部5aは内視鏡21の処置具挿通チャンネル22内を通して手元側に延出され、手元操作部3に固定されている。
【0039】
また、内視鏡21の先端面にはイメージガイド23とライトガイド24とが設けられている。さらに、図3(B)に示すように内視鏡21の処置具挿通チャンネル22には超音波砕石プローブ10が挿通されるようになっている。
【0040】
そして、本実施の形態の結石捕捉鉗子1では手元操作部3を軸方向にスライド操作することにより、2本の操作用線状部5a,5bの互いの長さ方向の相対位置を変えて先端螺旋状部材4の螺旋形状部分の径を大きくしたり、小さくすることが出来る。そのため、第1の実施の形態と同様の方法により、結石13を内視鏡21の処置具挿通チャンネル22の前方の螺旋状部材4内に固定した状態で、超音波砕石プローブ10によって結石13を破砕することにより、結石13が細かく破砕されるまで固定しておくことができる。そのため、砕石時の衝撃によって結石13が破砕されずに移動してしまうことを防ぐことができる。さらに、砕石時の衝撃で結石13が尿管鏡9から離れる方向に移動してしまい、結石13に再度アプローチする等で時間がかかってしまうことを避けることができ、砕石を効率的に行うことができる。
【0041】
また、本実施の形態では特に、結石捕捉鉗子1における第2の操作用線状部5bの基端部、または螺旋状部材4の基端部側を内視鏡21の先端部に固定したので、螺旋状部材22内に捕捉した結石24をより容易く処置具挿通チャンネル22の前方に保持することができる。そのため、結石13を捕捉した状態でチャンネル22内に超音波砕石プローブ10を通して砕石を行う際に、結石13が内視鏡から離れる方向へ移動することを防いで効率的に破砕し、吸引することが出来る。
【0042】
なお、第1の実施の形態では内視鏡(尿管鏡9)のチャンネルは2本、第2の実施の形態では内視鏡21のチャンネルは1本であるが、これは逆であってもよい。
【0043】
また、図4は本発明の第3の実施の形態の結石捕捉鉗子31の概略構成を示すものである。この結石捕捉鉗子31には先端側に結石捕捉部32、基端部に手元操作部(調整手段)33がそれぞれ配設されている。
【0044】
結石捕捉部32には例えばワイヤ状の先端部材34が形状記憶合金で構成されている。この先端部材34の形状記憶合金はある設定温度以上に加熱したり、磁場をかけると、螺旋を形成するように形状を記憶させている。本実施の形態では例えば、約30〜38℃の間では先端部材34の螺旋は形成されていない例えば直線ワイヤ状の初期形状で保持され、形状は変化しない状態で保持される。そして、先端部材34が約40℃以上に加熱された状態で先端部材34のワイヤが螺旋状に巻回されて螺旋を形成するように作成されている。
【0045】
また、先端部材34の基端部は直線状のワイヤ35の先端部が接続されている。このワイヤ35の基端部は手元操作部33に延出され、取っ手36が連結されている。
【0046】
さらに、ワイヤ35は細長いチューブ37内に挿通されている。このチューブ37の基端部にはシリンジ38が着脱可能に連結される口金部39が設けられている。なお、本実施の形態の結石捕捉鉗子31は先端部材34と取っ手36以外のワイヤ35の部分は全てチューブ37に内包されている。
【0047】
なお、記憶させる先端部材34の形状は、結石13を捕捉した場合にいずれかの砕石手段の砕石用プローブを通すチャンネルの前方に結石が置かれて、砕石し易くなる任意の形状に設定されている。
【0048】
次に、上記構成の本実施の形態の作用について説明する。本実施の形態の結石捕捉鉗子31を用いて結石13を固定する為には、まず、先端部材34を直線状に変形してから内視鏡のチャンネルに挿入する。そして、先端部材34を結石13の周囲に配置する。このとき、先端部材34が結石13と並ぶ程度に接近させた状態で配置する。
【0049】
続いて、チューブ37の口金部39にシリンジ38を差し込み、このシリンジ38から約40℃以上に加熱された適当な温度の液体を流し込む。この液体がチューブ37の内部を通り、先端部材34の周囲に供給されると、先端部材34が螺旋状に変形して結石13に巻き付き、先端部材34の螺旋の内部に結石13が捕捉される。
【0050】
さらに、結石13に先端部材34の螺旋が巻き付いた状態で取っ手36を手元側に引くと、チャンネル前方に結石13を近づけて固定できる。そのため、この状態で砕石用プローブを挿入して結石を破砕し、破片を吸引して回収することができる。
【0051】
なお、チューブ37を省略し、内視鏡のチャンネルをチューブ37の代わりとして使用する構成にしてもよい。
【0052】
また、図5は第3の実施の形態(図4参照)の結石捕捉鉗子31の変形例を示すものである。本変形例は、先端部材34の形状を変化させる別の方法として、チューブ37の代わりに先端部材34にニクロム線等からなる発熱体41を設置したものである。さらに、手元操作部33には、発熱体41へのエネルギーの供給を制御するスイッチ手段42を設けてもよい。
【0053】
また、図6は本発明の第4の実施の形態を示すものである。本実施の形態では第1の実施の形態(図1(A),(B)および図2(A),(B)参照)の結石捕捉鉗子1における第1の操作用線状部5aの基端部に雄ねじ部51が設けられている。なお、手元操作部3の操作部構成体6の先端面にはこの雄ねじ部51と螺合する図示しないねじ穴部が形成されている。
【0054】
また、第1の操作用線状部5aの雄ねじ部51は、超音波振動子52に接続出来るようになっている。この超音波振動子52との接続部は、雄ねじ部51を超音波振動子52に直接螺着する構成にしてもよく、またアダプター53を介して第1の操作用線状部5aの雄ねじ部51と超音波振動子52との間を接続する構成にしてもよい。
【0055】
そこで、上記構成のものにあっては結石13を螺旋状部材4内に取り込む際に超音波振動子52からの超音波振動をかけることで、抵抗を減らして滑らかに螺旋状部材4を結石13に巻き付けることが可能である。
【0056】
なお、第1の操作用線状部5aを介して螺旋状部材4を超音波振動させるための超音波振動子52としては、超音波砕石装置用の振動子が使用可能である。
【0057】
また、図7(A),(B)および図8(A),(B)は本発明の第5の実施の形態を示すものである。本実施の形態の結石捕捉鉗子61は外套管62と線状部材束63とで構成されている。線状部材束63は外套管62内に挿通され、この外套管62に対し前後に動かせるようになっている。
【0058】
さらに、図8(B)に示すように外套管62内には線状部材束63の内側の空間に超音波砕石装置や運動エネルギー砕石装置等の砕石用プローブ64が挿通されるようになっている。
【0059】
線状部材束63は外套管62の内周面に沿ってに筒状に並べられた弾性を有する複数の線状部材65で構成されている。各線状部材65の先端部には中心方向に向けて折り曲げられた屈曲部65aがそれぞれ形成されている。
【0060】
さらに、図7(B)に示すように各線状部材65の先端部は固定されていないが、手元側には複数の固定リング66が取付けられている。そして、筒状の線状部材束63が崩れないようにこれらの固定リング66によって各線状部材65間が互いに連結された状態で固定されている。
【0061】
なお、線状部材束63を構成する線状部材65の数は例えば、3本以上であり、3本から8本程度が望ましい。さらに、各線状部材65は外側に向けて湾曲させた曲がり癖が形成されている。
【0062】
次に、上記構成の本実施の形態の作用について説明する。本実施の形態の結石捕捉鉗子61の使用時には外套管62から線状部材束63の先端部を押し出すと、弾性により各線状部材65の湾曲が復元されて先端部分が広がる。同時に、線状部材65の先端部は中心に向けて屈曲している為、この時の線状部材束63の先端部分は籠状の形態をとっている。
【0063】
この状態で、結石捕捉鉗子61の先端部を結石67に押し付けると、図8(A)に示すように広がって籠状になっている線状部材束63の先端部分に結石67が取り込まれる。続いて、結石捕捉鉗子61を手元側に軽く引くと結石67が内視鏡のチャンネル前方に固定される。この状態で、図8(B)に示すように超音波砕石装置や運動エネルギー砕石装置等の砕石用プローブ64を挿入して砕石を行うことにより、結石67の破片を吸引して回収することが出来る。
【0064】
さらに、砕石が完了する前に、結石67をリリースする必要ができた場合は、更に強い力で線状部材束63を引くと、中心方向に曲がって結石67を押さえている各線状部材65の先端の屈曲部65aが直線状に弾性変形するので、結石67をリリースできる。
【0065】
なお、本実施の形態では、線状部材束63は外套管62内部に置かれ、内視鏡のチャンネルには外套管62と共に挿入されている構成を示したが、内視鏡のチャンネルを外套管62の代わりとして使用することにより、外套管62を省略することも可能である。
【0066】
また、図9は本発明の第6の実施の形態を示すものである。本実施の形態は尿道71内の結石72を超音波砕石装置や運動エネルギー砕石装置等の砕石用プローブ73により砕石を行う際に、結石72を押える結石押さえ具74を設けたものである。
【0067】
図9に示すように尿道71内に挿入される内視鏡75の先端面には2つの処置具挿通チャンネル76a,76bと、イメージガイド77と、ライトガイド78とが設けられている。そして、一方の処置具挿通チャンネル76aには結石押さえ具74、他方の処置具挿通チャンネル76bには砕石用プローブ73がそれぞれ挿入されている。
【0068】
次に、上記構成の本実施の形態の作用について説明する。本実施の形態の装置の使用時には尿道71内に挿入される内視鏡75の先端部を結石72に接近させる。この状態で、内視鏡75の一方の処置具挿通チャンネル76aを通して結石押さえ具74、他方の処置具挿通チャンネル76bを通して砕石用プローブ73をそれぞれ挿入させる。なお、結石押さえ具74と砕石用プローブ73とは同じチャンネルを通して挿入させてもよい。
【0069】
そして、処置具挿通チャンネル76aに挿入された結石押さえ具74を結石72の上部まで突出させる。この状態で、内視鏡75を左または右に軸回り方向に回転操作することにより、結石押さえ具74によって結石72を体腔の壁部に押し付けて固定することができる。
【0070】
続いて、この状態で砕石用プローブ73によって砕石を行うことで、結石72を内視鏡75のチャンネル76bの正面に固定して砕石を行うことが出来る。さらに、砕石終了後は、結石押さえ具74を先に抜けば砕石用プローブ73を体腔内から引き抜く際の妨げになることはない。
【0071】
また、図10(A),(B)は本発明の第7の実施の形態を示すものである。本実施の形態では、図10(A)に示すように磁性材料で作られたクリップや、ワイヤー等の固定具81を結石82に取付けている。クリップを結石82に取り付ける方法は、例えば、結石82にクリップを打ち込む、或いは結石82全体をクリップで挟む機構などを用いる。
【0072】
さらに、ワイヤーを結石82に取り付ける方法は、予め形成したループを結石82にかけて絞った上で、ループの根元で切り離す手段を用いる。
【0073】
また、図10(B)に示すように砕石用プローブ83の先端には磁石84が設置されている。
【0074】
そして、本実施の形態の装置の使用時には尿道内に挿入される内視鏡の先端部を結石82に接近させる。この状態で、内視鏡の処置具挿通チャンネルを通して砕石用プローブ83を挿入させる。続いて、結石82に取り付けられた固定具81の磁性体を砕石用プローブ83の先端の磁石84によって吸着する。
【0075】
これにより、結石82を内視鏡の処置具挿通チャンネル前方に引き寄せて、砕石用プローブ83を結石82に接触し易くすることができる。さらに、砕石時に結石82が砕石用プローブ83から大きく離れてしまうことを防ぎ、効率よく結石82を破砕することができる。
【0076】
また、砕石用プローブ83の先端に磁石84を取り付ける場合は、プローブ83の先端よりわずかに後ろ寄りに磁石84を取り付けることで、磁石84による吸引力を確保すると同時に、砕石時に結石82に当たって磁石84が破壊することを防いでいる。
【0077】
したがって、本実施の形態では結石82を破砕する際に結石82を内視鏡のチャンネルのほぼ前面に位置するように吸着して、特許文献7に開示されている手段と同様の効果を異なる方法で得ることができる。
【0078】
また、図11(A),(B)は本発明の第8の実施の形態を示すものである。本実施の形態では、図11(A)に示すように磁性体91を混合したフィブリン糊や、アクリル系接着剤などの接着剤92を結石93の表面に塗布している。さらに、図11(B)に示すように内視鏡94の先端部には処置具挿通チャンネル95の周壁部に磁石96を固定している。
【0079】
そして、結石93に取り付けられた接着剤92の磁性体91を内視鏡94の先端部の磁石96によって吸着することができる。そのため、本実施の形態でも第7の実施の形態(図10(A),(B)参照)と同様に結石93を内視鏡94の処置具挿通チャンネル95の前方に引き寄せて、砕石用プローブ97を結石93に接触し易くすることができる。さらに、砕石時に結石93が砕石用プローブ97から大きく離れてしまうことを防ぎ、効率よく結石93を破砕することができる。
【0080】
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 経内視鏡的に結石を破砕する手段であって、内視鏡チャンネル内を通して結石を破砕する砕石手段と、前記内視鏡チャンネルの遠位端近傍に結石を固定する固定手段とからなることを特徴とする結石破砕手段。
【0081】
(付記項2) 経内視鏡的に結石を破砕する手段において、内視鏡チャンネル内を通して結石を破砕する砕石手段と、前記内視鏡チャンネルの遠位端に位置して、径が可変な螺旋状部材であって、前記螺旋状部材の少なくとも一方の端に前記内視鏡チャンネルの近位端で操作可能な操作用部材が接続され、前記操作用部材を操作することにより、前記内視鏡チャンネルの遠位端から前記砕石手段を突出させると結石に当たるように結石を前記螺旋状部材内に保持できることを特徴とする経内視鏡的に結石を破砕する手段。
【0082】
(付記項3) 前記螺旋状部材が形状記憶合金で構成されていることを特徴とする付記項2記載の経内視鏡的に結石を破砕する手段。
【0083】
(付記項4) 付記項1記載の結石を固定する手段において、先端を中心に向かって内向させた線状部材からなる線状部材束であって、線状部材束63は外套管または内視鏡チャンネル内に筒状に配置される前記線状部材で構成されると共に、長手方向に外套管または内視鏡チャンネルに対して移動可能に設置されていて、前記砕石手段の砕石用プローブが挿通される間隙が、該線状部材束の中心に設けられていることを特徴とする結石固定装置。
【0084】
(付記項5) 付記項4記載の結石固定装置において、前記線状部材は、少なくとも先端部が外套管または内視鏡チャンネル内周よりも膨大する形状を有することを特徴とする結石固定装置。
【0085】
(付記項6) 処置対象となる結石を保持可能な螺旋状部材を先端部に有する処置用固定具。
【0086】
(付記項1〜6の従来技術) 従来、経内視鏡的に結石を破砕する装置として、超音波振動する砕石用プローブの先端で結石を破砕する超音波結石破砕装置や、圧縮空気や電磁的な手段を用いてプローブを縦振動させ、その衝撃で結石を破砕する運動エネルギー式砕石装置や放電による衝撃波で砕石を行う電気水圧衝撃波砕石装置などが知られている。
【0087】
超音波結石破砕装置は、図12に示すように、高周波電源aと、前記高周波電源により発生された高周波を超音波振動に変換する振動子bと、遠位端と近位端を有し、近位端が前記振動子に接続され、前記振動子で発生した振動を伝播する砕石用プローブcからなり、前記砕石用プローブを内視鏡の処置用チャンネルに挿入し、遠位端を結石に接触させて超音波振動により結石を破砕する。
【0088】
前記振動子b及び砕石用プローブcは中空であって、結石を破砕すると同時に結石片を中空の管路を経由して吸引する。
【0089】
運動エネルギー式砕石装置は、特許第3132972号に開示されているような圧搾空気による衝撃や、特開昭62−144645に開示されているような電磁的な方法による衝撃を砕石用のプローブに伝達し、前記砕石用プローブ先端で結石を破砕する。
【0090】
電気水圧式砕石装置は図13(A),(B)に示すように、軟性の砕石用プローブgの先端に2つの電極i1,i2を備え、前記電極間で放電する際に発生する衝撃波により砕石を行う。
【0091】
また、バスケット鉗子を用いて機械的または超音波振動により結石を破砕する方法も知られている(特開昭60−96241、特開平4−96737)が、砕石力は劣っている。
【0092】
実開昭63−84215、実開昭63−84216では、衝撃波による結石破砕時に衝撃波を効率的にあてると共に、結石が動いて衝撃波発生用のプローブの位置決めに支障を来たさないように結石を押さえる手段が開示されている。
【0093】
更に特開昭62−14843では、内視鏡チャンネル先端に設けた吸盤を結石に接触させて吸引することで、砕石時に結石がチャンネル前方に固定されるようにする例が開示されている。
【0094】
(付記項1〜6が解決しようとする課題) 従来の技術においては、結石が特に固定されていない場合、砕石時に与えられた衝撃により結石が移動してしまい、再度位置決めするのに時間がかかるばかりでなく、尿管結石等ではスコープの届き難い部位に移動して砕石が困難になることがあった。また、実開昭63−84215及び実開昭63−84216で開示されているような、結石を押さえて砕石する手段においては、なんらかの形で結石を患者の組織に押し付ける必要があった。
【0095】
実開昭63−84215で開示されている手段では、膀胱結石や腎結石は、膀胱壁や腎臓の組織に押し付けて砕石することは可能だが、尿道や尿管内の結石を押さえることは出来ない。実開昭63−84216で開示されている手段では、結石をスコープに対して垂直方向に押さえており、砕石時の衝撃により結石がスコープから遠ざかる方向に移動してしまう可能性が大きい。
【0096】
(付記項1〜6の目的) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、経内視鏡的な砕石手段において、砕石時に結石を内視鏡のチャンネル口付近に把持することで、砕石時の衝撃によって結石が破砕されずに移動してしまうことを防ぐと共に、砕石を効率的に行うものである。
【0097】
(付記項1〜6の効果) 以上のように、本発明によれば、経内視鏡的に結石を破砕する手段において、内視鏡チャンネルの遠位端近傍に結石を保持することにより、前記砕石手段を用いて容易に結石を破砕出来、更に砕石時の衝撃により結石が離れてしまう事を防ぎ、効率良い砕石が実現出来る。
【0098】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、処置対象となる結石を保持可能な螺旋状部材を先端部に有する処置用固定具を設けたので、砕石時の衝撃によって結石が破砕されずに移動してしまうことを防ぐと共に、砕石を効率的に行うことができる。
【0099】
請求項2の発明によれば、結石を破砕する装置と組み合わせて使用される際に、結石捕捉部の螺旋状部材の外径寸法を処置対象となる結石よりも大径な拡張状態で結石を螺旋状部材に収容したのち、調整手段によって螺旋状部材の外径寸法を縮径状態に調整することにより、処置対象となる結石を結石捕捉部に捕捉することができる。これにより、砕石時の衝撃によって結石が破砕されずに移動してしまうことを防ぐと共に、砕石を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、(A)は結石捕捉鉗子の概略構成を示す斜視図、(B)は結石捕捉鉗子の動作状態を示す斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の結石捕捉鉗子の実際の使用状態を示すもので、(A)は螺旋状部材の径を広げた状態で螺旋状部材内に結石を収容する作業を説明するための説明図、(B)は螺旋状部材の径を狭めて結石を捕捉する作業を説明するための説明図。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、(A)は螺旋状部材と内視鏡との固定部を示す要部の斜視図、(B)は螺旋状部材内に結石を捕捉した状態を示す要部の斜視図。
【図4】 本発明の第3の実施の形態を示す結石捕捉鉗子の概略構成図。
【図5】 第3の実施の形態の結石捕捉鉗子の変形例を示す概略構成図。
【図6】 本発明の第4の実施の形態の結石捕捉鉗子の概略構成図。
【図7】 本発明の第5の実施の形態を示すもので、(A)は結石捕捉鉗子の先端部分を示す要部の側面図、(B)は結石捕捉鉗子の線状部材束を示す斜視図。
【図8】 第5の実施の形態の結石捕捉鉗子の動作を示すもので、(A)は結石捕捉鉗子の先端部を結石に押し付けた状態を示す概略構成図、(B)は砕石を行っている状態を示す概略構成図。
【図9】 本発明の第6の実施の形態を示す要部の概略構成図。
【図10】 本発明の第7の実施の形態を示すもので、(A)は固定具を結石に取付けた状態を示す斜視図、(B)は砕石用プローブの先端の磁石を示す要部の斜視図。
【図11】 本発明の第8の実施の形態を示すもので、(A)は磁性体を混合した接着剤を結石の表面に塗布した状態を示す斜視図、(B)は内視鏡の先端部に固定された磁石を示す要部の斜視図。
【図12】 従来の超音波結石破砕装置の概略構成図。
【図13】 従来の電気水圧式砕石装置を示すもので、(A)は砕石用プローブを示す斜視図、(B)は結石の砕石を行う状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 結石捕捉鉗子
2 結石捕捉部
3 手元操作部(調整手段)
4 螺旋状部材
9 尿管鏡(内視鏡)
10 超音波砕石プローブ
13 結石

Claims (2)

  1. 結石を破砕する装置と組み合わせて使用され、処置対象となる結石を捕捉可能な結石捕捉部を備えた処置用固定具において、
    前記結石捕捉部に配置され、外径寸法を調整可能な螺旋状部材と、
    前記螺旋状部材の中心線の軸線方向に沿って前記螺旋状部材をスライド操作することにより、前記螺旋状部材の外径寸法を処置対象となる結石よりも大径な拡張状態と、前記結石を捕捉可能な縮径状態とに調整する調整手段と
    を具備し、
    前記螺旋状部材は、両端部がそれぞれ相対移動可能な操作用線状部に接続され、
    前記調整手段は、前記操作用線状部の互いの長さ方向の相対位置を変えて前記螺旋状部材の螺旋状部分のループの径を膨縮させる状態に操作する操作部を有することを特徴とする処置用固定具。
  2. 前記操作部は、管状の操作部構成体と、この操作部構成体の管腔内に軸方向にスライド可能な操作ロッドとを有し、
    前記操作部構成体は、一方の前記操作用線状部に、前記操作ロッドは、他方の前記操作用線状部にそれぞれ固定され、
    前記操作部構成体に対して前記操作ロッドを軸方向にスライドさせることにより、前記螺旋状部材の螺旋状部分のループの径を膨縮させる状態に操作することを特徴とする請求項に記載の処置用固定具。
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