JP4156128B2 - 収納家具の設置構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の内壁に組み込まれる収納家具の設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の室内において、その内壁の一部に収納スペースを組み込む場合、いわゆる「造り付け収納」や「壁面収納システム」が採用される。
【0003】
「造り付け収納」は、内壁を施工する際に、軸組材や胴縁材等に棚板や仕切板などを一体に取り付けて収納スペースを形成し、壁紙や塗装などについても内壁と収納スペースとを一体に仕上げるものである。
【0004】
一方、「壁面収納システム」は、収納スペースを構成する棚板や仕切板、さらには収納スペースの前面を構成する扉やその他の付属備品などがシステム化され、これらを組み合わせて壁状に組立てるもので、収納スペース自体が内壁や間仕切り壁となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の形態には、それぞれ以下のような不都合がある。
【0006】
「造り付け収納」は、棚板や仕切板などの部材を現場で切寸して組立てるため、施工が面倒で、作業者の技量によっては仕上がりの体裁が保証されない。また、一旦完成してしまうと、その後、収納スペースのレイアウト変更や移設をしたくともできないことが多い。
【0007】
一方、「壁面収納システム」は、収納スペースを室内の一の壁面全体にわたって設け、その前面を面一となるように形成することが多いので、構成部品の点数が多くなって高価なものになりがちである。また、床面付近から天井付近にまでわたって大きな収納スペースが形成されると、室内への圧迫感が大きくなる。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、住宅等の内壁に収納家具を組み込むにあたり、施工が容易であって、収納機能の組み合わせやレイアウト変更に対する自由度が高く、しかも内壁と収納家具との意匠的な一体感が得られ、室内への圧迫感も小さくなるような収納家具の設置構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の収納家具の設置構造は、複数本の柱形とそれら各柱形間の外側寄りに設けられる内壁とによって囲まれた壁面凹部が、少なくとも室内の一の壁面に沿って複数箇所に形成され、これら複数箇所の壁面凹部に、前面の開口した箱状の外殻体を有する収納家具が、その前縁及び天端を同一面に揃え、奥行きの略半分以上を壁面凹部内に嵌め込むようにしてそれぞれ設置されるとともに、前記柱形の前面と前記収納家具の前縁との間の位置に内壁仕上面が形成されたことを特徴とする。この発明によれば、壁面と収納家具との意匠的な一体感や水平方向への連続性が形成される。収納家具の外殻体は予め箱状に形成されているので、現場施工は少なくて済み、設置が容易である。
【0010】
また、本発明の収納家具の設置構造は、壁面凹部にそれぞれ設置された前記収納家具の天端上に、収納家具の前縁まで張り出した長押部が、当該壁面全体にわたり水平方向に連続して設けられたことを特徴とする。この発明によれば、収納家具と内壁仕上面との一体感や水平方向への拡がり感がさらに強調される。
【0011】
また、前記長押部によって上下に分割される内壁仕上面は、上部の内壁仕上面が下部の内壁仕上面よりも後退して形成されたことを特徴とする。この発明によれば、天井付近の空間に奥行き感が形成されるので、壁面沿いに収納家具を並べたときに生じがちな圧迫感が緩和されて、居住感が向上する。
【0012】
また、前記長押部は、少なくとも、略H形の断面を有する支持材と、この支持材の前縁に取り付けられた前縁材とを備え、前記支持材と前記前縁材との間隔が調節自在に取り付けられたことを特徴とする。この発明によれば、支持材と前縁材との間にスペーサーを挟んで長押部と収納家具の前縁とを整然と揃えることができる。また、支持材の断面形状を利用して、長押部をカーテンボックスや照明器具の取り付けスペースとして利用することもできる。
【0013】
また、前記収納家具の外殻体は、互いに相対して立設される外側板と、これら外側板を連結する複数枚の水平板と、外側板及び水平板の後縁に張設される背板とからなり、外側板の前縁には外側に張り出した見切り縁が形成されたことを特徴とする。この発明によれば、外側板の見切り縁を使用して内壁仕上面を美しく納めることができるとともに、内壁仕上面が収納家具の前縁より大きく後退して設けられる場合でも、外側板の外側に化粧側板を取り付けてすっきりと仕上げることができる。
【0014】
また、前記収納家具は、外殻体の内側に複数枚の仕切板が縦向きに取り付けられ、前記各水平板と前記各仕切板とによって分割される複数箇所の内部区画に、それぞれ開き戸、引き戸、棚板又は引出し等が選択的に取り付けられるように構成されるとともに、前記内部区画の幅及び高さが所定モジュール又はその整数倍となるようにシステム化されてなるものであることを特徴とする。この発明によれば、収納家具の収納機能の組み合わせやレイアウト変更に対する高い自由度が確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する
【0016】
図1は、本発明の収納家具の設置構造を実施して形成された住宅の室内を示す部分斜視図、図2はその横断面図、図3及び図4はその縦断面図である。
【0017】
この住宅は、鉄骨軸組を有するユニットを組み合わせて建築されたユニット住宅であり、各ユニットの柱は角形鋼管により形成されている。図示した室内の長辺側の壁面1aには、隣接するユニットの柱同士を2本又は4本連結して柱形11が形成されるとともに、図示した室内から見てそれら各柱形11の外側(隣室側)寄りの位置に内壁12が設けられ、これら相対する柱形11の見込み面と内壁12とによって囲まれた壁面凹部13が複数箇所に形成されている。符号14は、内壁12を開口して設けられた隣室に通じる開口部枠である。また、この壁面に隣接する短辺側の壁面1bには、内壁12を開口して窓枠15が設けられている。
【0018】
各壁面凹部13には、外形箱状の収納家具2が、その前縁及び天端を互いに同一面に揃えるようにして嵌め込まれている。
【0019】
収納家具2は、例えば図5及び図6に示すようなもので、互いに相対して立設される外側板21と、これら外側板21を連結する複数枚の水平板22と、外側板21及び水平板22の後縁に張設される背板23とからなる前面の開口した箱状の外殻体20を有している。そして、この外殻体20が壁面凹部13の床面上に据え置かれ、床面と収納家具2の底面との間に介在させたアジャスター(図示せず)等を介して高さや傾きが調整されるとともに、外側板21が壁面凹部13の下地材等に固定される。外側板21の前縁には、外側に張り出した見切り縁211が形成され、前縁の見付け幅が外側板21の板厚の約2倍となるように形成されている。
【0020】
外殻体20の内側には、複数枚の仕切板24が縦向きに配設され、これら各水平板22と各仕切板24とによって分割される複数箇所の内部区画25に、それぞれ開き戸、引き戸、棚板又は引出し等が選択的に取り付けられるようになっている。水平板22及び仕切板24の板厚中心間隔は、例えば300mm、450mm、500mmなど所定のモジュール又はその整数倍となるように設定され、各内部区画25に取り付け可能な開き戸や引出しなどのパーツがシステム化されている。図6は、収納機能のレイアウトパターンの一例を示すもので、この例では、上段に木製の引き戸26、中断にガラス戸の引き戸27、下段に引出し28が取り付けられているが、これらの組み合わせは自由である。
【0021】
各壁面凹部13に設置された各収納家具2の間には、収納家具2の前縁位置よりもわずかに後退した位置に内壁仕上面16が形成されている。この内壁仕上面16は、図7に示すように、収納家具2の外側板21の前縁に形成された見切り縁211の背面に接するようにして取り付けられている。この内壁仕上面16によって、隣り合う収納家具2の間に位置する柱形11が被覆される。
【0022】
また、収納家具2の上部には、柱形11の直前位置に上部の内壁仕上面16が形成されている。したがって、室内から見ると、前記した下部の内壁仕上面16よりも上部の内壁仕上面16が後退した状態となっている。
【0023】
各収納家具2の天端上には、上部の内壁仕上面16の下端から収納家具2の前縁まで張り出した長押部3が取り付けられている。この長押部3は、長辺側の壁面1a全体にわたり、水平方向に連続して設けられている。
【0024】
長押部3は、図8にその断面構造を示すように、断面略H形の支持材31、断面略コ字形の前縁材32、支持材31と前縁材32との間に挟まれたスペーサー33、支持材31の上面前部に取り付けられた上面下地材34、上部に水平に取り付けられた上面被覆材35などから構成されている。そして、支持材31の後縁が上部の内壁仕上面16の下地材に固定され、支持材31の下端が下部の内壁仕上面16の下地材に固定されている。スペーサー33は、前縁材32を収納家具2の前縁に揃えて取り付けるための調整用部材であり、壁面凹部13に設置された収納家具2の出寸法に応じて適宜選択的に使用される。また、前縁材32の下縁には、収納家具2の上縁との見切りを意匠的に整えるための繰り形加工311が施されている。
【0025】
この長押部3は、図1及び図9に示すように、短辺側の壁面1bにも同じ高さで取り付けられ、壁面1a,1bの隅部にて連続している。そして、短辺側の壁面1bに設けられた窓枠15の内側において、支持材31の下側凹部にカーテンレール36が取り付けられ、カーテンボックスとして利用されている。ただし、この短辺側の長押部3にはスペーサー33が省かれており、張り出し寸法が長辺側の長押部3よりもやや短くなっている。
【0026】
このように構成された室内の壁面1aは、収納家具2の奥行きの大部分が壁面凹部13の奥行きを利用して嵌め込まれるので、壁面1aと収納家具2との視覚的な一体化が図られる。また、複数箇所の壁面凹部13にそれぞれ設置された各収納家具2の前縁及び天端も互いに同一面に揃えられるので、意匠的にも整然としたものになる。
【0027】
さらに、収納家具2の天端上に、収納家具2の前縁まで張り出す長押部3が設けられ、この長押部3が壁面1a全体にわたり水平方向に連続するので、収納家具2と内壁仕上面16との一体感や水平方向への拡がり感が強調され、意匠性がさらに高められる。そして、この長押部3を隣接する他の壁面1bにも連続させて設けることにより、水平方向への拡がり感も一層強調されることとなる。
【0028】
また、この長押部3によって内壁仕上面16が上下に分割されることとなるが、上部の内壁仕上面16を下部の内壁仕上面16よりも後退させることにより、天井付近の空間に奥行き感が生まれる。これにより、壁面1a沿いに収納家具2を並べたときに生じがちな圧迫感が緩和され、居住感が向上する。
【0029】
この長押部3は、支持材31の縦断面が略H形に形成されているので、前記のようにカーテンボックスとして利用することができるほか、支持材31の上側凹部にアップライト形の照明器具を取り付けて間接照明を行うこともできる。このように、形状の統一された部材を利用して、室内全体にわたる意匠性と機能性の両面を向上させることができる。
【0030】
また、収納家具2を壁面凹部13に設置するにあたっては、予め所定の寸法及び形状に加工された収納家具2の外殻体20を壁面凹部13に設置するので、現場で部材を加工して内壁12に造り付けるような方法に比べてはるかに施工性が良い。また、収納家具2を設置した後、その周囲に内壁仕上面16を形成するのも容易である。なお、収納家具2の外殻体20の組み立てについては、外側板21や水平板22等を現場で連結して組み立てることもでき、収納家具2の大きさが小さい場合には組み立てた状態で搬入・設置することもできる。
【0031】
加えて、収納家具2の内部区画25の寸法をモジュール化し、選択的に取り付けられる開き戸や引き戸などのパーツをシステム化することによって、収納機能のレイアウトにおける自由度が確保されるとともに、一旦設置した後からでも、内壁12周りに手を加えずに、収納機能のレイアウトパターンを容易に変更することができるようになる。
【0032】
次いで、本発明の他の実施の形態について、図10乃至図13を参照しつつ説明する。
【0033】
図10及び図11に示すように、この室内の壁面1aにも、前記実施の形態と同様に複数箇所の壁面凹部13が形成され、各壁面凹部13に収納家具2が嵌め込まれて設置されている。ただし、この実施の形態においては、内壁仕上面16が、上部、下部とも柱形11の直前位置に形成されている。そのため、収納家具2は、その奥行きの略半分が内壁仕上面16の前方に突出して設置された状態となっている。
【0034】
長押部3は、前記実施の形態と同様に、内壁仕上面16から収納家具2の前縁まで張り出して取り付けられている。したがって、隣り合う収納家具2の間には長押部3が内壁仕上面16から庇状に突出しており、長押部3の下部が下面被覆材37によって平坦に仕上げられている。
【0035】
そして、図12に示すように、収納家具2の外側板21の外側には、見切り縁211の背面から内壁仕上面16の前面にかけて化粧側板41が貼設され、この化粧側板41によって外側板21の外側が平坦に仕上げられるとともに、内壁仕上面16の縁部の見切り処理が施されている。化粧側板41の後縁部と内壁仕上面16との間には、見切り材としてのアジャスター42が取り付けられている。
【0036】
また、隣り合う収納家具2の相対する化粧側板41の間には複数枚の棚板43が取り付けられ、収納家具2の前縁から内壁仕上面16までの奥行きを利用したオープン棚として利用できるようになっている。
【0037】
このように、壁面凹部13に収納家具2を設置するにあたり、収納家具2の前縁から奥行きの略半分程度後退した位置に内壁仕上面16を形成するようにすると、壁面1aと収納家具2との一体感を確保しつつ、内壁仕上面16の後退分だけ室内空間を広く確保することができる。同時に、隣り合う収納家具2の間の空間を前記のように収納スペースとして利用し、収納家具2の水平方向への連続性を強調することもできる。あるいは、隣り合う収納家具2の間の空間を、壁付けタイプの照明器具やその他の壁面装飾品などを取り付けるためのスペースとして有効活用することもできる。
【0038】
また、図13に示す実施の形態のように、隣り合う収納家具2の間に、背板を有する箱状の棚ユニット44を嵌め込んで設置すると、収納スペースの横方向への一体的な連続性が強調されることとなる。
【0039】
このように、内壁仕上面16を柱形11の直前位置に形成する形態は、壁面凹部13の奥行きに比べて収納家具2の奥行きが相対的に大きい場合や、室内空間があまり広くない場合などには特に好適である。
【0040】
なお、本発明においては、住宅等の躯体構造は前記のような鉄骨軸組構造に限定されるものではない。柱形11が内壁12よりも室内側に凸設して設けられ、それら柱形11の間に壁面凹部13が形成されるものであれば、例えば木造軸組構造や柱・梁ラーメン式の鉄筋コンクリート構造からなる住宅等においても、本発明の適用は可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、壁面凹部に収納家具が嵌め込まれて設置され、各収納家具の前縁及び天端が同一面に揃えられるとともに、収納家具の前縁よりやや後退した位置に内壁仕上面が形成されるので、壁面と収納家具との意匠的な一体感や水平方向への連続性が形成される。
【0042】
また、収納家具の天端上に長押部が設けられ、この長押部が壁面全体にわたり水平方向に連続するので、収納家具と内壁仕上面との一体感や水平方向への拡がり感がさらに強調される。この長押部を、カーテンボックスや照明器具の取り付けスペースとして利用することもできる。
【0043】
また、長押部の上部の内壁仕上面を下部の内壁仕上面よりも後退させることにより、天井付近の空間に奥行き感が生まれるので、壁面沿いに収納家具を並べたときに生じがちな圧迫感も緩和されて、居住感が向上する。
【0044】
また、収納家具の外殻体を壁面凹部に設置することとしているので、設置の際の施工性が良い。さらに、外殻体の内側に仕切板を取り付けて形成される内部区画の寸法をモジュール化し、引き戸や開き戸などのパーツをシステム化することによって、収納機能の組み合わせやレイアウト変更に対する自由度も確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施して形成された住宅の室内を示す部分斜視図である。
【図2】 前記室内の壁面部分の横断面図である。
【図3】 図2に示した壁面部分のX−X’縦断面図である。
【図4】 図2に示した壁面部分のY−Y’縦断面図である。
【図5】 収納家具の基本的構成を示す分解斜視図である。
【図6】 収納家具の収納機能のレイアウトパターンの一例を示す正面図である。
【図7】 収納家具と内壁仕上面との納まりを示す部分横断面図である。
【図8】 長押部の取付構造を示す縦断面図である。
【図9】 他の壁面における長押部の取付構造を示す縦断面図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態にかかる室内の壁面部分の横断面図である。
【図11】 図10に示した壁面部分のZ−Z’縦断面図である。
【図12】 図10に示した実施の形態における、収納家具と内壁仕上面との納まりを示す部分横断面図である。
【図13】 図11に示した壁面部分の他の利用例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1a,1b壁面
11柱形
12内壁
13壁面凹部
16内壁仕上面
2収納家具
20外殻体
21外側板
211見切り縁
22水平板
23背板
24仕切板
25内部区画
26引き戸
27引出し
3長押部
31支持材
32前縁材

Claims (4)

  1. 複数本の柱形とそれら各柱形間の外側寄りに設けられる内壁とによって囲まれた壁面凹部が、少なくとも室内の一の壁面に沿って複数箇所に形成され、これら複数箇所の壁面凹部に、前面の開口した箱状の外殻体を有する収納家具が、その前縁及び天端を同一面に揃え、奥行きの略半分以上を壁面凹部内に嵌め込むようにしてそれぞれ設置されるとともに、前記柱形の前面と前記収納家具の前縁との間の位置に内壁仕上面が形成され
    壁面凹部にそれぞれ設置された前記収納家具の天端上に、収納家具の前縁まで張り出した長押部が、当該壁面全体にわたり水平方向に連続して設けられ、
    前記長押部によって上下に分割される内壁仕上面は、上部の内壁仕上面が下部の内壁仕上面よりも後退して形成されたことを特徴とする収納家具の設置構造。
  2. 前記長押部は、少なくとも、略H形の断面を支持材と、この支持材の前縁に取り付けられた前縁材とを備え、前記支持材と前記前縁材との間隔が調節自在に取り付けられたことを特徴とする請求項に記載の収納家具の設置構造。
  3. 前記収納家具の外殻体は、互いに相対して立設される外側板と、これら外側板を連結する複数枚の水平板と、外側板及び水平板の後縁に張設される背板とからなり、外側板の前縁には外側に張り出した見切り縁が形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の収納家具の設置構造。
  4. 前記収納家具は、外殻体の内側に複数枚の仕切板が縦向きに取り付けられ、前記各水平板と前記各仕切板とによって分割される複数箇所の内部区画に、それぞれ開き戸、引き戸、棚板又は引出し等が選択的に取り付けられるように構成されるとともに、前記内部区画の幅及び高さが所定モジュール又はその整数倍となるようにシステム化されてなるものであることを特徴とする請求項に記載の収納家具の設置構造。
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