JP4151945B2 - Leaf removing cutter, its mounting structure and leaf removing machine - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、葉取り用カッター及びその取付構造に関するものである。本発明は、また、前記葉取り用カッターの取付構造を備えた葉取り機に関するものである。本発明に係る葉取り機は、例えば、菊の茎の下葉取り、レタス収穫後の残幹処理等に用いて好適なものである。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、菊の出荷に際して、その下葉を取り除く作業を機械的に行うための葉取り用カッターとして、従来、葉を落とすことはできるが茎に傷をつけることはない、ゴム等の軟質弾性材からなる線状体が使用されている（特許文献１、特許文献２）。
【０００３】
さらに、前記線状体を、回転軸の軸線方向に沿って適当な間隔をおいて取り付け、前記回転軸の前記軸線と直角な外方向へ延びるように、前記回転軸に対して多数本止着し、前記回転軸の回転で前記線状体の延出部を葉に打ち付けて、不要な葉を茎から除去するようにした下葉取り装置が知られている（前記特許文献１、特許文献２）。
【０００４】
前記従来装置においては、前記回転軸に、その前記軸線と直角な方向に延びる線状体挿通孔が貫通形成され、また、前記線状体挿通孔と直交するねじ孔が形成され、前記線状体挿通孔に前記線状体を挿通した上で、前記ねじ孔に押しねじをねじ込んで、該押しねじで前記回転軸に前記線状体を押さえ付けて固定している。
【０００５】
その他、用途が異なるが、細長い合成樹脂のコードの中心部に、該合成樹脂より破断強度が大きい合成樹脂材または植物せんい材からなる、約２乃至３ｃｍの短くて細い芯材を、密接もしくは僅かな隙間をおき連続して装入した刈払機用コードカッターが知られている（特許文献３）。
【０００６】
【特許文献１】
実開平６−６１０３７号公報
【０００７】
【特許文献２】
実開平６−７９２２６号公報
【０００８】
【特許文献３】
実開平５−９１２４０号公報
なお、前記レタス収穫後の残幹処理とは、レタスの主要部を収穫後に、畝に残された残幹の間に、二毛作として、新たなレタスを植え付ける際に、畝を被覆しているビニールマルチに傷をつけることなく、邪魔になる前記残幹から広がっている不要の葉を、切断除去する作業を言う。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
前記菊の下葉取り、レタスの収穫後の残幹処理に使用する葉取り用カッターは、葉取り時に、茎、ビニールマルチ等を傷つけることがない軟質弾性材で構成することが望まれる。しかしながら、作業継続中に、前記軟質弾性材が、雑草、その他の異物に巻き付いたりして、前記軟質弾性材の回転軸への取付部、その他の部位で切断することがしばしば生じ、耐久性に欠けるという問題があった。一方、耐久性を高めるため、強度を向上させた素材を使用すると、葉取り作業時に、茎、ビニールマルチ等を損傷させ易くなるという問題があった。
【００１０】
また、前記従来の葉取り用カッターが断線したりした時は、カッターの取り外し作業および取付作業に手数を要し、作業能率があまり良くないものであった。そこで、本発明は、回転軸に対して、葉取り用カッターを、簡単且つ迅速に取り付けることができる取付構造を提供しようとするものである。
【００１１】
本発明は、また、前記葉取り用カッターの取付構造を備えた葉取り機を提供しようとするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の葉取り用カッターは、軟質弾性材からなるチューブ内に、該チューブより伸びの少ない紐状材が挿入された構成としたものである（請求項１）。
【００１３】
なお、前記紐状材は、前記軟質弾性材からなるチューブの内径より若干小径にして、該チューブ内においてルーズな状態とされ、その長さは、前記軟質弾性材からなるチューブと同じ長さか、各材質の伸びの差に対応して、少し短めに構成される。
【００１４】
請求項１の前記葉取り用カッターによれば、高速回転時には、前記紐状材の影響を受けることなく、前記軟質弾性材からなるチューブが遠心力により伸長させられて、葉取りが行われる。同時に、前記軟質弾性材からなるチューブのみの場合に比べて、回転軸への取付部、その他の部位の耐久性が向上させられ、しかも、葉取り作業時に、茎、ビニールマルチ等の損傷を防止できる。
【００１５】
前記紐状材としては、各種繊維からなる紐状材、その他適宜の可撓性を有する素材を使用することができるが、好適な素材としては、軟質弾性部材、具体的には、丸紐状のゴム、ウレタン樹脂等の、耐水性を有し取扱い容易な部材が好ましい（請求項２）。
【００１６】
また、本発明に係る葉取り用カッターの取付構造は、回転軸が、その長さ方向に間隔をおいて形成された少なくとも二つの貫通孔を有し、前記葉取り用カッターは、その両端部のそれぞれを含む延出部が、前記少なくとも二つの貫通孔のそれぞれから前記回転軸の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さに延び出しているとともに、前記葉取り用カッターの長さ方向の中央部が、前記回転軸の表面に沿って延びていることを特徴としている（請求項３）。
【００１７】
前記本発明に係る葉取り用カッターの取付構造によれば、前記葉取り用カッターを、前記回転軸の前記少なくとも二つの貫通孔に挿通するだけで、前記回転軸に対する前記葉取り用カッターの取り付けが完了する。すなわち、本発明によれば、前記従来方法のように、押しねじを用いる必要がない。
【００１８】
すなわち、前記回転軸が回転すると、前記葉取り用カッターの前記延出部のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記葉取り用カッターの前記長さ方向中央部が前記回転軸の表面に押し付けられることにより、前記回転軸からの前記葉取り用カッターの抜け落ちが阻止される。よって、葉取り用カッター交換時等の、前記回転軸に対する前記葉取り用カッターの取り外し作業および取付作業を、簡単に且つ迅速に行うことができ、作業能率の向上とともに、構造の簡素化および軽量化が可能である。
【００１９】
前記構成において、前記葉取り用カッターが、前記回転軸の表面に沿って延びている中央部と、前記少なくとも二つの貫通孔のそれぞれの内部にある部分と、の間に、前記回転軸の側面視で鋭角の折れ曲がり部をそれぞれ有しているものとせしめれば（請求項４）、前記葉取り用カッターの抜け落ちが一層確実に防止されて、一層好適である。
【００２０】
本発明の他の実施の形態に係る葉取り用カッターの取付構造は、前記回転軸が、その長さ方向に間隔をおいて形成された、少なくとも三つの貫通孔を有し、前記葉取り用カッターは、前記少なくとも三つの貫通孔に跨るように折り返しながら挿通され、その両端部のそれぞれを含む延出部が、前記回転軸の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さに延び出していることを特徴としている（請求項５）。
【００２１】
前記葉取り用カッターの取付構造によれば、前記条件を満足するように前記葉取り用カッターを、前記回転軸の前記少なくとも三つの貫通孔に挿通するだけで、前記回転軸に対する前記葉取り用カッターの取り付けが完了する。本発明によれば、前記従来方法のように、押しねじを用いる必要がない。
【００２２】
すなわち、前記回転軸が回転すると、前記葉取り用カッターの前記延出部のそれぞれに、同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記葉取り用カッターが前記回転軸の表面に押し付けられることにより、前記回転軸からの前記葉取り用カッターの抜け落ちが阻止される。よって、交換時等の、前記回転軸に対する前記葉取り用カッターの取り外し作業および取付作業を、簡単に且つ迅速に行うことができ、作業能率の向上とともに、構造の簡素化および軽量化が可能である。
【００２３】
一方、本発明に係る葉取り機は、前記葉取り用カッターの取付構造を有する葉取り作業部と、前記回転軸を回転駆動する原動機と、その一端部に前記葉取り作業部を有するとともにその内部に前記原動機の駆動力を前記回転軸に伝達するための伝動手段を有する操作桿と、を備えたものである（請求項６）。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な一実施の形態について説明する。
【００２５】
図１は、本発明に係る葉取り用カッターＣの一部破断拡大側面図であり、柔軟性を有するチューブ１の好適な素材として、自転車のタイヤ空気バルブ用の、いわゆる「虫ゴム」といわれるゴムチューブを、例えば、１０〜１５ｃｍ程度の所定長さに切断したものである。
【００２６】
図中、２は、前記チューブ１内に挿入される紐状材であり、前記チューブ１より伸びの少ない軟質弾性材、具体的には、丸紐状のゴム、あるいは、ウレタン樹脂材からなり、前記チューブ１の内径より若干小さな外径とされ、前記チューブ１内にルーズに挿入されている。
【００２７】
図２は、本発明の実施の形態に係る葉取り用カッターの取付構造を備えた機械の一例としての、葉取り機３の使用状態を示す図である。
【００２８】
例えば、菊栽培においては、菊の成長に伴い地面に近い下葉Ｙが枯れる等して、そのまま放置すると腐敗して病害虫の発生を招き、思わぬ損害が生ずる場合がある。そこで、このような事態の発生を防止するとともに、菊の根元付近の通風を良くする目的で、地面から茎Ｓに沿った２０〜３０ｃｍの高さ範囲の下葉Ｙを取り除く、下葉取り作業が行われる。本実施の形態に係る葉取り機３は、こうした下葉取り作業に用いて好適な、携帯式のものである。
【００２９】
図２において、前記葉取り機３は、その前後方向に延びる操作桿４の前端部（一端部）４ｆに、葉取り作業部５を備えている。一方、前記操作桿４の後端部（他端部）４ｒには、前記葉取り作業部５を駆動するための原動機として、小型空冷二サイクル内燃エンジン６が連結固定されている。該内燃エンジン６による回転駆動力は、前記操作桿４の内部に挿通されたフレキシブルシャフト７を伝動手段として、前記葉取り作業部５に伝達される。
【００３０】
前記操作桿４には、前ハンドル８ｆと後グリップ８ｒとが固着され、該後グリップ８ｒの前方位置には、前記内燃エンジン６の出力を制御するためのスロットルレバー９が配設されている。また、前記操作桿４の前記後端部４ｒ付近には、前記葉取り機３の荷重をバランス良く作業者Ｗの肩に負わせるための吊りベルト１０が接続されている。前記作業者Ｗは、前記吊りベルト１０で前記葉取り機３を肩から吊り下げて、それぞれの手で前記前ハンドル８ｆと前記後グリップ８ｒのそれぞれを握るとともに、該後グリップ８ｒを握った手の指で前記スロットルレバー９を操作し、前記操作桿４で前記葉取り作業部５の位置を制御しながら、葉取り作業を行う。
【００３１】
なお、図２に示すように、前記操作桿４の前後長さは、前記作業者Ｗが無理のない立ち姿勢で下葉取り作業を行うことができる、所定長さとされるとともに、その前記前端部４ｆ寄りの適宜の位置には、所定角度の屈曲部１１が形成されている。これは、前記作業者Ｗが前記操作桿４を斜め前方下向きに延びるように構えた時に、前記葉取り作業部５がほぼ水平に伸びて所定高さに位置するようにして、茎Ｓの向きと前記葉取り作業部５の向きとが、葉取り作業に好適なものとなるようにせしめるためである。
【００３２】
次に、図３を参照して、本発明の第一の実施の形態に係る葉取り用カッターＣの取付構造を有する前記葉取り作業部５について説明する。図３は、前記葉取り作業部５の一部破断拡大側面図である。
【００３３】
図３において、前記葉取り作業部５は、前記フレキシブルシャフト７に駆動上連結された鋼製丸棒材よりなる回転軸１２と、該回転軸１２に取着された柔軟性を有する前記チューブ１と前記紐状材２からなる同一所定長さの多数の葉取り用カッターＣと、を備えている。該多数の葉取り用カッターＣのそれぞれが、本発明の第一の実施の形態に係る取付構造によって、前記回転軸１２に対して取り付けられている。
【００３４】
該回転軸１２は、その軸線Ｘ１が、前記操作桿４における前記前端部４ｆの軸線Ｘ２の延長線上に位置するように、前記操作桿４の前記前端部４ｆに、軸受部１３を介して回転自在に連結固定されている。前記回転軸１２は、例えば、３０ｃｍ程度の適当な長さを有し、その長さ方向に沿って所定間隔をおいて、葉取り用カッターＣ取付用の多数の貫通孔１４を備えている。該多数の貫通孔１４のそれぞれは、前記回転軸１２の中央部を横切るように、その前記軸線Ｘ１に対して直角に延びている。本実施の形態では、一例として、前記回転軸１２に沿って前記葉取り用カッターＣを六本取り付けて使用することができるように、前記貫通孔１４が合計十二個形成されている。すなわち、前記多数の貫通孔１４の内、互いに隣接して位置する二個の貫通孔１４，１４を一組として、前記多数の葉取り用カッターＣのそれぞれを取り付けていくのである。
【００３５】
前記各貫通孔１４の大きさは、前記葉取り用カッターＣの太さに対応して、該葉取り用カッターＣをほとんど隙間なく、しかし容易に挿通することができる大きさに形成されている。
【００３６】
なお、前記各貫通孔１４の両端部開口は、前記葉取り用カッターＣを傷付けぬように、適宜面取り加工せしめている。
【００３７】
次に、前記回転軸１２に対する前記各葉取り用カッターＣの取付構造について説明すると、該各葉取り用カッターＣは、前記回転軸１２への取付状態において、その両端部Ｃ１，Ｃ１のそれぞれを含む、下葉Ｙの打ち払い作用を奏する延出部１５，１５が、前記二つ一組の貫通孔１４，１４のそれぞれから前記回転軸１２の前記軸線Ｘ１に直角な半径方向外方へ向けて、互いに逆向きに、且つ、互いに実質的に同じ長さＬに延び出している。また、前記葉取り用カッターＣの長さ方向の中央部１６は、前記二つ一組の貫通孔１４，１４の一方の出口側から他方の入口側へと、前記回転軸１２の表面に沿って半周するように斜めに延びている。
【００３８】
さらに、図３に示すように、前記各葉取り用カッターＣは、前記回転軸１２への取付状態において、前記回転軸１２の表面に沿って斜めに延びている前記中央部１６と、前記二つ一組の貫通孔１４，１４のそれぞれの内部にある部分１７，１７と、の間に、それらを平面に投影した状態、すなわち、前記回転軸１２の側面視で鋭角θとなる折れ曲がり部１８，１８をそれぞれ有している。
【００３９】
前記内燃エンジン６からの出力により、前記回転軸１２がその前記軸線Ｘ１を中心として回転駆動されると、前記各葉取り用カッターＣの前記延出部１５，１５のそれぞれが、前記回転軸１２の回りで回転して、図２に示すように、前記回転軸１２の回りに打ち払い作用面１９が多重形成される。このため、前記葉取り作業部５を、前記各葉取り用カッターＣが茎Ｓの延び方向に沿って縦に回転するようにして茎Ｓの根元に近づけると、前記各葉取り用カッターＣによって、前記茎Ｓに沿って生えている下葉Ｙが打ち払われて落とされる。前記各葉取り用カッターＣは、柔軟性を有するチューブ１および軟質弾性材からなる紐状材２で形成されているので、茎Ｓを傷つけることはない。
【００４０】
もっとも、前記葉取り用カッターＣを構成する前記チューブ１は、前記回転軸１２の高速回転による遠心力で、前記葉取り用カッターＣの静止状態の約二倍程度にまで伸びるので、該葉取り用カッターＣの元の寸法は、下葉取り高さ寸法から前記葉取り用カッターＣの伸び分を差し引いた長さに設定しておくのが望ましい。
【００４１】
なお、前記葉取り用カッターＣの前記チューブ１が高速回転で伸びる長さより、前記紐状材２の伸びる長さが短いので、作業中に物に巻き付き易い前記チューブ１のみの部分を適宜の長さに規制することができ、巻き付き事故を防止し、能率良く作業することができる。
【００４２】
前記各葉取り用カッターＣは、前記の如き取付状態となるように、前記二つ一組の貫通孔１４，１４にジグザグに挿通するだけで、前記回転軸１２に対する取付が完了する。前記従来方法のように、押しねじ等を用いる必要がない。
【００４３】
すなわち、前記回転軸１２が回転すると、前記各葉取り用カッターＣの前記延出部１５，１５のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記葉取り用カッターＣの前記長さ方向の中央部１６が前記回転軸１２の表面に押し付けられて貼り付くことにより、前記回転軸１２からの前記各葉取り用カッターＣの抜け落ちが阻止される。よって、押しねじ等の固定手段を用いる必要がなく、前記回転軸１２に対する前記各葉取り用カッターＣの交換時等の、取り外し作業および取付作業を、簡単に且つ迅速に行うことができ、構造の簡素化および軽量化も可能である。
【００４４】
図４は、本発明の第二の実施の形態に係る葉取り用カッターＣの取付構造の要部を示す説明図である。回転軸１２および葉取り用カッターＣの構成は、図３に示したものと同一である。本実施の形態では、前記回転軸１２への取付状態において、前記葉取り用カッターＣは、その両端部Ｃ１，Ｃ１のそれぞれを含む延出部１５，１５が、二つ一組の貫通孔１４，１４のそれぞれから、前記回転軸１２の前記軸線Ｘ１に直角な半径方向外方へ向けて、互いに同じ向きに、且つ、互いに実質的に同じ長さＬに延び出している。また、前記葉取り用カッターＣの長さ方向の中央部１６は、前記二つ一組の貫通孔１４，１４の一方の出口側から他方の入口側へと、前記回転軸１２の表面に沿って一周するように螺旋状に延びている。
【００４５】
さらに、前記葉取り用カッターＣは、前記回転軸１２への取付状態において、該回転軸１２の表面に沿って斜めに延びている前記中央部１６と、前記二つ一組の貫通孔１４，１４のそれぞれの内部にある部分１７，１７と、の間に、それらを平面に投影した状態、すなわち前記回転軸１２の側面視で鋭角θとなる折れ曲がり部１８，１８をそれぞれ有している。
【００４６】
本実施の形態のものにおいても、前記第一の実施の形態の場合と同様に、前記葉取り用カッターＣを、前記の如き取付状態となるように、前記二つ一組の貫通孔１４，１４に挿通するだけで、前記回転軸１２に対する取付が完了する。よって、該回転軸１２に対する前記各葉取り用カッターＣの交換時等の、取り外し作業および取付作業を、簡単に且つ迅速に行うことができる。
【００４７】
図５は、本発明の第三の実施の形態に係る葉取り用カッターＣの取付構造の要部を示す説明図である。本実施の形態では、回転軸１２に形成された多数の貫通孔１４の内、三つの貫通孔１４，１４，１４を一組として、一本の葉取り用カッターＣを取り付けるようにしている点で、前記第一及び第二の実施の形態のものと異なっており、その他の点は、前記のものと同様である。
【００４８】
本実施の形態では、前記回転軸１２への取付状態において、前記葉取り用カッターＣは、前記三つ一組の貫通孔１４，１４，１４に跨るように折り返しながら挿通され、その両端部Ｃ１，Ｃ１のそれぞれを含む延出部１５，１５が、前記回転軸１２の軸線Ｘ１に直角な半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さＬに延び出している。前記葉取り用カッターＣの長さ方向の中央部、すなわち、前記延出部１５，１５同士の間の前記中央部１６は、前記三つ一組の貫通孔１４，１４，１４を貫くとともに、互いに隣接する貫通孔同士の間を、前記回転軸１２の表面に沿って、且つ、該回転軸１２の長さ方向に沿って延びている。
【００４９】
前記葉取り用カッターＣは、前記の如き取付状態となるように、前記三つ一組の貫通孔１４，１４，１４にジグザグに挿通するだけで、前記回転軸１２に対する取付が完了する。前記従来方法のように、ねじ等を用いる必要がない。すなわち、前記回転軸１２が回転すると、前記葉取り用カッターＣの前記延出部１５，１５のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記葉取り用カッターＣの長さ方向の前記中央部１６が前記回転軸１２の表面に押し付けられて貼り付くことにより、前記回転軸１２からの前記葉取り用カッターＣの抜け落ちが阻止される。よって、前記回転軸１２に対する前記葉取り用カッターＣの交換時等の、取り外し作業および取付作業を、簡単に且つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る葉取り用カッターの一部断面図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る紐状材取付構造を備えた機械の一例としての、葉取り機の使用状態を示す図である。
【図３】図１の葉取り機における葉取り作業部の一部破断拡大側面図である。
【図４】本発明の第二の実施の形態に係る紐状材取付構造の要部を示す説明図である。
【図５】本発明の第三の実施の形態に係る紐状材取付構造の要部を示す説明図である。
【符号の説明】
１ （軟質弾性材からなる）チューブ
２ 紐状材
４ 操作桿
４ｆ 一端部（前端部）
５ 葉取り作業部
６ 原動機（内燃エンジン）
７ 伝動手段（フレキシブルシャフト）
１２ 回転軸
１４ 貫通孔
１５ 延出部
１６ 紐状材の長さ方向の中央部
（回転軸の表面に沿って延びている部分）
１７ 貫通孔の内部にある部分
１８ 折れ曲がり部
Ｃ 葉取り用カッター
Ｃ１ 葉取り用カッターの端部
Ｌ 延出部の長さ
Ｘ１ 回転軸の軸線
θ 鋭角[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a leaf cutter and an attachment structure thereof. The present invention also relates to a leaf removing machine provided with the attachment structure of the leaf removing cutter. The leaf removing machine according to the present invention is suitable for use in, for example, removing the lower leaves of chrysanthemum stems, treating remaining stems after lettuce harvesting, and the like.
[0002]
[Prior art]
For example, when shipping chrysanthemums, as a leaf removal cutter for mechanically removing the lower leaf, conventionally, a soft elastic material such as rubber that can drop leaves but does not damage the stem The linear body which consists of is used (patent document 1, patent document 2).
[0003]
Furthermore, the linear body is attached at an appropriate interval along the axial direction of the rotating shaft, and a plurality of the linear bodies are fixed to the rotating shaft so as to extend outwardly perpendicular to the axis of the rotating shaft. In addition, there is known a lower leaf removing device in which an extension portion of the linear body is hit against a leaf by rotation of the rotating shaft so that unnecessary leaves are removed from the stem (Patent Document 1 and Patent Document 1). 2).
[0004]
In the conventional apparatus, a linear body insertion hole extending in a direction perpendicular to the axis line is formed through the rotation shaft, and a screw hole orthogonal to the linear body insertion hole is formed. After the linear body is inserted into the body insertion hole, a push screw is screwed into the screw hole, and the linear body is pressed and fixed to the rotating shaft with the push screw.
[0005]
In addition, although the use is different, a short and thin core material of about 2 to 3 cm made of a synthetic resin material or a plant fiber material having a breaking strength larger than that of the synthetic resin is closely or slightly placed in the center of the long synthetic resin cord. There is known a cord cutter for a brush cutter which is continuously charged with a gap (Patent Document 3).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 6-61037
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 6-79226
[Patent Document 3]
The remaining stem treatment after lettuce harvesting, when harvesting the main part of lettuce, between the remaining stems left in the basket, as a double cropping, when planting new lettuce, This refers to the work of cutting and removing unnecessary leaves spreading from the remaining trunk that get in the way without damaging the vinyl mulch covering the straw.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
It is desired that the leaf-removal cutter used for removing the lower leaves of the chrysanthemums and the remaining stem processing after harvesting the lettuce is made of a soft elastic material that does not damage the stem, vinyl mulch, or the like when removing the leaves. However, while the work is continued, the soft elastic material often wraps around weeds or other foreign matters and often cuts at the attachment portion to the rotating shaft of the soft elastic material, or other parts, resulting in durability. There was a problem of lacking. On the other hand, when a material with improved strength is used in order to increase durability, there is a problem that the stem, vinyl mulch, and the like are easily damaged during the leaf removal operation.
[0010]
Further, when the conventional leaf cutter is disconnected, it takes time to remove and attach the cutter, and the work efficiency is not so good. Therefore, the present invention is intended to provide an attachment structure capable of easily and quickly attaching a leaf removing cutter to a rotating shaft.
[0011]
The present invention also intends to provide a leaf removing machine provided with the attachment structure of the leaf removing cutter.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The leaf cutter according to the present invention for solving the above-mentioned problems is configured such that a string-like material having a smaller elongation than the tube is inserted into a tube made of a soft elastic material (Claim 1).
[0013]
In addition, the string-like material is slightly smaller than the inner diameter of the tube made of the soft elastic material, and is in a loose state in the tube, the length is the same length as the tube made of the soft elastic material, Corresponding to the difference in elongation of each material, it is configured slightly shorter.
[0014]
According to the cutter for leaf removal according to claim 1, the tube made of the soft elastic material is extended by centrifugal force without being affected by the string-like material during high-speed rotation, and leaf removal is performed. At the same time, the durability of the attachment part to the rotating shaft and other parts is improved compared to the case of only the tube made of the soft elastic material, and damage to the stem, vinyl mulch, etc. is prevented during the leaf removal operation. it can.
[0015]
As the string-like material, a string-like material composed of various fibers and other flexible materials can be used, but a suitable material is a soft elastic member, specifically, a round string-like material. A member having water resistance and easy handling such as rubber and urethane resin is preferred.
[0016]
Further, in the attachment structure of the leaf removing cutter according to the present invention, the rotating shaft has at least two through holes formed at intervals in the length direction thereof, and the leaf removing cutter has both end portions thereof. Extending from each of the at least two through-holes to the outside in the radial direction of the rotating shaft to substantially the same length, and the length direction of the leaf removal cutter The central part of the shaft extends along the surface of the rotating shaft (claim 3).
[0017]
According to the attachment structure of the cutter for leaf removal according to the present invention, the attachment of the cutter for leaf removal to the rotary shaft can be performed only by inserting the cutter for leaf removal into the at least two through holes of the rotary shaft. Is completed. That is, according to the present invention, it is not necessary to use a push screw as in the conventional method.
[0018]
That is, when the rotating shaft rotates, a centrifugal force of the same magnitude acts on each of the extension portions of the leaf removal cutter, and the longitudinal central portion of the leaf removal cutter is moved by the centrifugal force. By being pressed against the surface of the rotary shaft, the leaf cutter is prevented from falling off the rotary shaft. Therefore, when removing the leaf removal cutter, the removal operation and attachment operation of the leaf removal cutter with respect to the rotating shaft can be performed easily and quickly, and the work efficiency is improved and the structure is simplified and lightweight. Is possible.
[0019]
In the above configuration, the leaf cutter has a side surface of the rotary shaft between a central portion extending along the surface of the rotary shaft and a portion inside each of the at least two through holes. If it is assumed that each has a bent portion with an acute angle as viewed (Claim 4), it is more preferable that the leaf cutter is prevented from falling off more reliably.
[0020]
In the attachment structure of the cutter for leaf removal according to another embodiment of the present invention, the rotating shaft has at least three through holes formed at intervals in the length direction thereof, The cutter is inserted while being folded back so as to straddle the at least three through-holes, and the extending portions including each of both ends thereof extend to the radially outer side of the rotating shaft to substantially the same length. (Claim 5).
[0021]
According to the attachment structure of the leaf removal cutter, the leaf removal cutter with respect to the rotation shaft can be simply inserted through the at least three through holes of the rotation shaft so as to satisfy the above condition. The cutter installation is complete. According to the present invention, it is not necessary to use a push screw as in the conventional method.
[0022]
That is, when the rotating shaft rotates, a centrifugal force of the same magnitude acts on each of the extension portions of the leaf removing cutter, and the centrifugal force presses the leaf removing cutter against the surface of the rotating shaft. This prevents the leaf cutter from falling off the rotating shaft. Therefore, it is possible to easily and quickly remove and attach the leaf cutter to the rotary shaft at the time of replacement, improving work efficiency and simplifying the structure and reducing the weight. is there.
[0023]
On the other hand, the leaf removal machine according to the present invention has a leaf removal working part having the attachment structure of the leaf removal cutter, a prime mover that rotationally drives the rotating shaft, and the leaf removal working part at one end thereof. And an operating rod having transmission means for transmitting the driving force of the prime mover to the rotary shaft.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a preferred embodiment of the invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0025]
FIG. 1 is a partially broken enlarged side view of a leaf cutting cutter C according to the present invention. As a suitable material for the tube 1 having flexibility, it is said to be a so-called “worm rubber” for a bicycle tire air valve. For example, the rubber tube is cut into a predetermined length of about 10 to 15 cm.
[0026]
In the figure, 2 is a string-like material inserted into the tube 1 and is made of a soft elastic material that is less stretched than the tube 1, specifically, a round string-like rubber or a urethane resin material, The outer diameter is slightly smaller than the inner diameter of the tube 1 and is loosely inserted into the tube 1.
[0027]
FIG. 2 is a diagram illustrating a usage state of the leaf removing machine 3 as an example of a machine provided with the leaf cutter mounting structure according to the embodiment of the present invention.
[0028]
For example, in chrysanthemum cultivation, the lower leaf Y close to the ground withered as the chrysanthemum grows, and if left as it is, it may decay and cause pests and cause unexpected damage. Therefore, in order to prevent the occurrence of such a situation and to improve the ventilation near the root of the chrysanthemum, the lower leaf removing operation for removing the lower leaf Y in the range of 20 to 30 cm along the stem S from the ground. Is done. The leaf removal machine 3 according to the present embodiment is a portable type suitable for such lower leaf removal work.
[0029]
In FIG. 2, the leaf removing machine 3 includes a leaf removing working unit 5 at a front end (one end) 4f of an operating rod 4 extending in the front-rear direction. On the other hand, a small air-cooled two-cycle internal combustion engine 6 is connected and fixed to the rear end portion (other end portion) 4r of the operation rod 4 as a prime mover for driving the leaf removing working portion 5. The rotational driving force by the internal combustion engine 6 is transmitted to the leaf removal working unit 5 using the flexible shaft 7 inserted into the operation rod 4 as a transmission means.
[0030]
A front handle 8f and a rear grip 8r are fixed to the operation rod 4, and a throttle lever 9 for controlling the output of the internal combustion engine 6 is disposed in front of the rear grip 8r. Further, a suspension belt 10 is connected near the rear end 4r of the operation rod 4 so that the load of the leaf remover 3 is applied to the shoulder of the operator W in a well-balanced manner. The operator W hangs the leaf remover 3 from the shoulder with the suspension belt 10 and holds the front handle 8f and the rear grip 8r with each hand, and the hand that holds the rear grip 8r. The leaf lever is operated while the throttle lever 9 is operated with the finger and the position of the leaf removing portion 5 is controlled by the operation rod 4.
[0031]
In addition, as shown in FIG. 2, the front-rear length of the operation rod 4 is set to a predetermined length that allows the operator W to perform a lower leaf removing operation in a comfortable standing posture, and the front end thereof. A bent portion 11 having a predetermined angle is formed at an appropriate position near the portion 4f. This is because, when the operator W holds the operation rod 4 so as to extend obliquely forward and downward, the leaf removal working part 5 extends almost horizontally and is positioned at a predetermined height so that the orientation of the stem S This is to make the orientation of the leaf removal working unit 5 suitable for the leaf removal operation.
[0032]
Next, with reference to FIG. 3, the leaf removal working part 5 having the attachment structure of the leaf cutter C according to the first embodiment of the present invention will be described. FIG. 3 is a partially broken enlarged side view of the leaf removal working part 5.
[0033]
In FIG. 3, the leaf removal working unit 5 includes a rotating shaft 12 made of a steel round bar connected to the flexible shaft 7 for driving, and the tube 1 having flexibility attached to the rotating shaft 12. And a large number of leaf-removing cutters C having the same predetermined length made of the string-like material 2. Each of the large number of leaf cutters C is attached to the rotary shaft 12 by the attachment structure according to the first embodiment of the present invention.
[0034]
The rotary shaft 12 rotates to the front end portion 4f of the operating rod 4 via the bearing portion 13 so that the axis line X1 is positioned on the extension line of the axis X2 of the front end portion 4f of the operating rod 4. It is connected and fixed freely. The rotating shaft 12 has an appropriate length of about 30 cm, for example, and includes a large number of through holes 14 for attaching the leaf cutter C at predetermined intervals along the length direction. Each of the plurality of through holes 14 extends at right angles to the axis X1 so as to cross the central portion of the rotating shaft 12. In the present embodiment, as an example, a total of twelve through-holes 14 are formed so that six leaf removing cutters C can be attached and used along the rotating shaft 12. That is, each of the multiple leaf cutters C is attached to a set of two through holes 14 and 14 located adjacent to each other among the multiple through holes 14.
[0035]
The size of each through hole 14 corresponds to the thickness of the leaf cutter C, and is formed in a size that allows the leaf cutter C to be easily inserted with little clearance. .
[0036]
The openings at both ends of each through hole 14 are appropriately chamfered so as not to damage the cutter C for leaf removal.
[0037]
Next, the attachment structure of the leaf cutters C to the rotary shaft 12 will be described. The leaf cutters C are attached to the rotary shaft 12 at their both ends C1 and C1. The extending portions 15 and 15 that exert the action of removing the lower leaf Y are directed outward in the radial direction perpendicular to the axis X1 of the rotary shaft 12 from each of the two pairs of through holes 14 and 14. Thus, they extend in opposite directions and substantially the same length L. Further, the central portion 16 of the leaf cutter C in the length direction extends along the surface of the rotating shaft 12 from one outlet side to the other inlet side of the pair of through holes 14, 14. It extends diagonally so as to make a half circle.
[0038]
Further, as shown in FIG. 3, each leaf cutter C is attached to the rotary shaft 12, and the central portion 16 extending obliquely along the surface of the rotary shaft 12, and the two Between the portions 17, 17 inside each of the pair of through holes 14, 14, they are projected onto a plane, that is, a bent portion 18 having an acute angle θ in a side view of the rotating shaft 12. , 18 respectively.
[0039]
When the rotary shaft 12 is driven to rotate about the axis X1 by the output from the internal combustion engine 6, each of the extending portions 15 and 15 of the respective leaf cutting cutters C is moved to the rotary shaft 12. As shown in FIG. 2, as shown in FIG. For this reason, when the leaf removal working unit 5 is brought close to the root of the stem S so that each leaf removal cutter C rotates vertically along the extending direction of the stem S, each leaf removal cutter C The lower leaf Y that grows along the stem S is struck down and dropped. Since each leaf cutter C is formed of a flexible tube 1 and a string-like material 2 made of a soft elastic material, the stem S is not damaged.
[0040]
However, the tube 1 constituting the leaf removing cutter C extends to about twice as much as the stationary state of the leaf removing cutter C due to the centrifugal force generated by the high-speed rotation of the rotary shaft 12. The original dimension of the cutter C is preferably set to a length obtained by subtracting the elongation of the cutter C from the lower leaf removal height dimension.
[0041]
In addition, since the length of the string-like material 2 is shorter than the length of the tube 1 of the leaf removing cutter C that extends at a high speed, the portion of the tube 1 alone that is easy to wind around an object during work is appropriately lengthened. Therefore, it is possible to prevent the winding accident and to work efficiently.
[0042]
The leaf cutters C can be attached to the rotary shaft 12 only by zigzag through the two pairs of through-holes 14 and 14 so as to be in the attachment state as described above. Unlike the conventional method, it is not necessary to use a push screw or the like.
[0043]
That is, when the rotary shaft 12 rotates, the centrifugal force of the same magnitude acts on each of the extension portions 15 and 15 of the leaf cutters C, and the centrifugal force of the leaf cutters C is the same. The central portion 16 in the length direction is pressed against and attached to the surface of the rotary shaft 12 to prevent the leaf cutters C from coming off from the rotary shaft 12. Therefore, it is not necessary to use a fixing means such as a push screw, and it is possible to easily and quickly perform the detaching operation and the attaching operation such as when the leaf cutters C are exchanged with respect to the rotating shaft 12. It is possible to simplify and reduce the weight.
[0044]
FIG. 4 is an explanatory view showing a main part of the attachment structure of the leaf cutter C according to the second embodiment of the present invention. The configurations of the rotary shaft 12 and the leaf cutter C are the same as those shown in FIG. In the present embodiment, in the attached state to the rotary shaft 12, the leaf cutter C is provided with two extending portions 15 and 15 including both ends C 1 and C 1, respectively. , 14 extend radially outward perpendicular to the axis X1 of the rotary shaft 12 in the same direction and substantially the same length L. Further, the central portion 16 of the leaf cutter C in the length direction extends along the surface of the rotating shaft 12 from one outlet side to the other inlet side of the pair of through holes 14, 14. It extends in a spiral so as to go around.
[0045]
Further, the leaf cutter C is attached to the rotary shaft 12 in the attached state, the central portion 16 extending obliquely along the surface of the rotary shaft 12, and the two pairs of through holes 14, Between the portions 17 and 17 in each of the 14, there are bent portions 18 and 18 that form an acute angle θ in a state in which they are projected onto a plane, that is, in a side view of the rotating shaft 12.
[0046]
Also in the present embodiment, as in the case of the first embodiment, the leaf cutter C is attached to the two pairs of through holes 14, The attachment to the rotating shaft 12 is completed simply by inserting it through 14. Therefore, the detaching operation and the attaching operation such as the replacement of the leaf cutters C with respect to the rotating shaft 12 can be performed easily and quickly.
[0047]
FIG. 5 is an explanatory view showing the main part of the attachment structure of the leaf cutter C according to the third embodiment of the present invention. In the present embodiment, among the many through holes 14 formed in the rotating shaft 12, the three through holes 14, 14, 14 are set as one set, and a single leaf removing cutter C is attached. Thus, the second embodiment is different from the first and second embodiments, and the other points are the same as those described above.
[0048]
In the present embodiment, in the state of being attached to the rotary shaft 12, the leaf removing cutter C is inserted while being folded back so as to straddle the three sets of through holes 14, 14, 14, and both ends C1 thereof. , C1 that extend in the radial direction perpendicular to the axis X1 of the rotary shaft 12 to substantially the same length L. The central portion of the leaf cutter C in the length direction, that is, the central portion 16 between the extending portions 15 and 15 penetrates the three sets of through holes 14, 14, and 14, and Between the mutually adjacent through-holes, it extends along the surface of the rotating shaft 12 and along the length direction of the rotating shaft 12.
[0049]
The leaf cutter C can be attached to the rotary shaft 12 only by zigzag passing through the three sets of through holes 14, 14, 14 so as to be in the attached state as described above. There is no need to use a screw or the like as in the conventional method. That is, when the rotating shaft 12 rotates, centrifugal force of the same magnitude acts on each of the extension portions 15 and 15 of the leaf removing cutter C, and the length of the leaf removing cutter C is caused by the centrifugal force. When the central portion 16 in the direction is pressed against the surface of the rotary shaft 12 and stuck, the leaf cutter C is prevented from falling off the rotary shaft 12. Therefore, it is possible to easily and quickly perform the removing operation and the attaching operation such as when the leaf cutter C is replaced with respect to the rotating shaft 12.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional view of a leaf cutter according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a use state of a leaf removing machine as an example of a machine provided with a string-like material mounting structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a partially broken enlarged side view of a leaf removal working unit in the leaf removal machine of FIG. 1;
FIG. 4 is an explanatory view showing a main part of a string-like material mounting structure according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory view showing a main part of a string-like material mounting structure according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Tube (made of a soft elastic material) 2 String-like material 4 Operation rod 4f One end (front end)
5 Leaf removal working part 6 Motor (internal combustion engine)
7 Transmission means (flexible shaft)
12 Rotating shaft 14 Through-hole 15 Extending portion 16 Center portion in length direction of string-like material (portion extending along surface of rotating shaft)
17 A portion 18 inside the through-hole 18 Bending portion C Leaf removing cutter C1 Leaf cutting cutter end L Extension portion length X1 Rotating shaft axis θ Acute angle

Claims (6)

軟質弾性材からなるチューブ（１）内に、該チューブ（１）より伸びの少ない紐状材（２）が挿入されてなることを特徴とする葉取り用カッター。A leaf cutter, wherein a string-like material (2) less stretched than the tube (1) is inserted into a tube (1) made of a soft elastic material. 前記紐状材（２）が、軟質弾性材からなることを特徴とする請求項１に記載の葉取り用カッター。The cutter for leaf removal according to claim 1, wherein the string-like material (2) is made of a soft elastic material. 軟質弾性材からなるチューブ（１）内に、該チューブ（１）より伸びの少ない紐状材（２）が挿入されてなる葉取り用カッター（Ｃ）を、回転軸（１２）に取り付ける取付構造であり、前記回転軸（１２）は、その長さ方向に間隔をおいて形成された少なくとも二つの貫通孔（１４，１４）を有し、前記葉取り用カッター（Ｃ）は、その両端部（Ｃ１，Ｃ１）のそれぞれを含む延出部（１５，１５）が、前記少なくとも二つの貫通孔（１４，１４）のそれぞれから前記回転軸（１２）の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さ（Ｌ）に延び出しているとともに、前記葉取り用カッター（Ｃ）の長さ方向の中央部（１６）が、前記回転軸（１２）の表面に沿って延びている、葉取り用カッター取付構造。Mounting structure for attaching a leaf cutter (C), in which a string-like material (2) less stretched than the tube (1) is inserted into the tube (1) made of a soft elastic material, to the rotating shaft (12) The rotating shaft (12) has at least two through holes (14, 14) formed at intervals in the length direction thereof, and the leaf cutter (C) has both end portions thereof. The extending portions (15, 15) including each of (C1, C1) are substantially the same from each of the at least two through holes (14, 14) outward in the radial direction of the rotating shaft (12). For leaf removal, which extends to the length (L), and the central portion (16) in the length direction of the leaf removal cutter (C) extends along the surface of the rotating shaft (12). Cutter mounting structure. 前記葉取り用カッター（Ｃ）が、前記回転軸（１２）の表面に沿って延びている中央部（１６）と、前記少なくとも二つの貫通孔（１４，１４）のそれぞれの内部にある部分（１７，１７）と、の間に、前記回転軸（１２０）の側面視で鋭角（θ）の折れ曲がり部（１８）をそれぞれ有している、請求項３に記載の葉取り用カッター取付構造。The leaf cutter (C) has a central portion (16) extending along the surface of the rotating shaft (12) and a portion inside each of the at least two through holes (14, 14) ( 17 and 17), the leaf cutter cutter mounting structure according to claim 3, each having a bent portion (18) having an acute angle (θ) in a side view of the rotating shaft (120). 軟質弾性材からなるチューブ（１）内、に該チューブ（１）より伸びの少ない紐状材（２）が挿入されてなる葉取り用カッター（Ｃ）を、回転軸（１２）に取り付ける取付構造であり、前記回転軸（１２）は、その長さ方向に間隔をおいて形成された、少なくとも三つの貫通孔（１４，１４，１４）を有し、前記葉取り用カッター（Ｃ）は、前記少なくとも三つの貫通孔（１４，１４，１４）に跨るように折り返しながら挿通され、その両端部（Ｃ１，Ｃ１）のそれぞれを含む延出部（１５，１５）が、前記回転軸（１２）の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さ（Ｌ）に延び出している、葉取り用カッター取付構造。Mounting structure for attaching a leaf cutter (C), in which a string-like material (2) less stretched than the tube (1) is inserted into the tube (1) made of a soft elastic material, to the rotating shaft (12) The rotating shaft (12) has at least three through holes (14, 14, 14) formed at intervals in the length direction thereof, and the leaf cutting cutter (C) The extending portions (15, 15) including the respective ends (C1, C1) are inserted while being folded back so as to straddle the at least three through holes (14, 14, 14). The leaf-attaching cutter mounting structure that extends to the outside in the radial direction of substantially the same length (L). 請求項３，４または５に記載の葉取り用カッター取付構造を有する葉取り作業部（５）と、前記回転軸（１２）を回転駆動する原動機（６）と、その一端部（４ｆ）に前記葉取り作業部（５）を有するとともにその内部に前記原動機（６）の駆動力を前記回転軸（１２）に伝達するための伝動手段（７）を有する操作桿（４）と、を備えている、葉取り機。A leaf removal working part (5) having the leaf removal cutter mounting structure according to claim 3, 4 or 5, a motor (6) for rotationally driving the rotating shaft (12), and one end (4f) thereof An operating rod (4) having the leaf removal working part (5) and having a transmission means (7) for transmitting the driving force of the prime mover (6) to the rotating shaft (12). A leaf removal machine.

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