JP4150407B2 - 電気音響変換器 - Google Patents

電気音響変換器 Download PDF

Info

Publication number
JP4150407B2
JP4150407B2 JP2006144089A JP2006144089A JP4150407B2 JP 4150407 B2 JP4150407 B2 JP 4150407B2 JP 2006144089 A JP2006144089 A JP 2006144089A JP 2006144089 A JP2006144089 A JP 2006144089A JP 4150407 B2 JP4150407 B2 JP 4150407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
capsule
stepped portion
electroacoustic transducer
microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006144089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007037096A (ja
Inventor
俊朗 井土
和夫 小野
賢介 中西
弘晃 大西
竜二 粟村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP2006144089A priority Critical patent/JP4150407B2/ja
Priority to US11/449,908 priority patent/US7907743B2/en
Priority to KR1020060053358A priority patent/KR101155971B1/ko
Priority to TW095121274A priority patent/TWI381749B/zh
Priority to DE602006003378T priority patent/DE602006003378D1/de
Priority to EP06012395A priority patent/EP1748676B1/en
Priority to CN2006100938493A priority patent/CN1886000B/zh
Publication of JP2007037096A publication Critical patent/JP2007037096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4150407B2 publication Critical patent/JP4150407B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/04Microphones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/01Electrostatic transducers characterised by the use of electrets
    • H04R19/016Electrostatic transducers characterised by the use of electrets for microphones

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

本発明は、マイクロホン等の電気音響変換器に係り、特にリフロー槽を用いた半田付けによる表面実装技術にあって筒状カプセル自体を接地電極とした電気音響変換器に関する。
従来のマイクロホンは、音孔を有する金属製の筒状のカプセル内に、例えば振動板リング、振動板、スペーサ、背極、ホルダ、ゲートリング、基板を積層し、カプセルの端を、基板側にかしめることで各部品を固定していた(特許文献1)。そして、基板からの電極は、外部と導通を取るために、突出している。また、かしめ部は丸み(盛り上がった部分)を有し、しかも丸みの程度(盛り上がりの程度)は一定ではない。つまり、かしめ部に対する電極の突出量が一定とならない。したがって、このマイクロホンを、リフロー槽を用いて半田付けする際には、リフロー槽での半田付けの不良や実装基板上でのマイクロホンの姿勢不良(傾き)が発生していた。
この問題を解決するために、本出願人は、金属製の筒状カプセルの内部の配置を逆にした構成を提案した(特願2005−121051号)。図1は、この本出願人が先に提案したマイクロホンの断面を示す図である。この関連技術では、カプセル102の開口部123を有する面(底部121)に接地電極パターン114が形成される。そして、内蔵基板112は接地電極パターン114上に配置される。また、内蔵基板112は、接地電極パターン114と同じ側の面に、出力用の端子電極111と接地用の端子電極115を有する。端子電極111、115の長さは、カプセル102の厚さよりも長く、カプセル102の開口部123から外部に突出している。内蔵基板112の上部には、導体パターン109が形成されると共に電子回路110が搭載される。内蔵基板112の上側には、ゲートリング108、ホルダ107、背極106、スペーサ105、振動板104、振動板リング103、音孔131を有する天板130が積層される。そして、カプセルの端は、天板130側にかしめられ、各部品も固定される。天板130は、例えばカプセル102と同じ金属材料を用いて同じ板厚とすればよい。
このマイクロホン100の場合、かしめ部113の高さのばらつきに影響されず底部121の板厚に対して確実に端子電極111、115を突出させることができる。したがって、リフロー槽を用いた半田付けで不良を防止できる。
しかし、例えば携帯電話にマイクロホン100を内蔵させた場合、マイクロホン100が、人が携帯電話に接触した際に生じるタッチノイズや内蔵するモータ駆動による振動ノイズ等を、拾ってしまう。この問題は、マイクロホンを実装基板に直接実装する限り、不可避である。
図2は、アナログ方式のマイクロホンでの回路構成を示す図である。カプセル102内部には、音響―電気変換部100’と電子回路110がある。音響―電気変換部100’は、カプセル102および内部の部品によって形成されている。電子回路110は、例えば電界効果トランジスタ(FET)とコンデンサで構成される。図2から分かるように、マイクロホン100は、出力用と接地用の2種類の端子を有する。なお、図1には端子電極(接地)115が2つあるが、ドーナツ状の端子の断面図だからである。
また、本出願人は、別の出願で、リフロー槽を用いた半田付けが可能なデジタル信号を出力するエレクトレットコンデンサマイクロホンに関しても、提案した(特願2005−320815号)。図3は、本出願人が提案したデジタル信号を出力するエレクトレットコンデンサマイクロホンの一例の断面図である。このフロント型エレクトレットコンデンサマイクロホン200は、導電性カプセル201の内側に、耐熱性素材で形成されたエレクトレット高分子フィルムが配置されている。そして、耐熱性素材で絶縁体のスペーサ206を介して導電性振動膜207、導電性リング208、ゲートリング209、配線基板202が配置されている。導電性カプセル201の端は、配線基板202側にかしめられており、内部の部品は固定されている。配線基板202の内側にはIC素子210が実装されている。また、4つの端子204(a〜d)が、配線基板202の外部側に設けられている。端子204(a〜d)は、外部と導通するために、フロント型エレクトレットコンデンサマイクロホン200の開口部223から出ている。このような構成によって、リフロー槽を用いた半田付けによる高温状態に耐え得るデジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンが実現できる。
図4は、デジタル方式のマイクロホンでの回路構成を示す図である。導電性カプセル201内には、音響―電気変換部200’とIC素子210がある。音響―電気変換部200’は、カプセル201および内部の部品によって形成されている。IC素子210は、インピーダンス変換・増幅手段210aとデジタルシグマ変調部210bで構成される。図4から分かるように、端子には、電源供給端子204a、クロック入力端子204b、デジタルデータ出力端子204c、接地端子204dの4つがある。このデジタル方式のマイクロホンの場合、アース端子がドーナツ状でないため、周辺部品から発生する高周波ノイズの影響を受けやすい問題がある。
また、アナログ方式でもデジタル方式でも、マイクロホンの部品点数を少なくする方法として、カプセルの底部を実装基板に直接半田付けし、接地用の端子を省略する構造も考えられる。この場合、ドーナツ状に接地電極を形成できれば、高周波ノイズの影響は受けなくなるかもしれない。しかし、リフロー槽での半田付け時の、マイクロホン内部への熱伝導への対策が必要となる。また、底部自体を接地電極としても振動を拾う問題は解決できない。
特開2003−153392号公報
上述のように、実装基板上に直接電気音響変換器を実装する場合には、様々な課題があり、すべての課題を同時に解決できていなかった。本発明の目的は、以下の4つを同時に満足させることである。第1の目的は、実装基板からの振動の影響を受けにくい構造とすることである。第2の目的は、高周波ノイズの影響を受けにくい構造とすることである。第3の目的は、部品点数の削減である。第4の目的は、リフロー層を用いた半田付けの熱に耐えうる構造とすることである。
本発明の電気音響変換器(マイクロホン等)は、内部の電気回路を外部と導通させるために開口した開口部を有する導電性のカプセルと、開口部から外部に突出した端子と、開口部側のカプセルの一部であって、カプセル内部の構成部との間に隙間を有する段付部とを備える。段付部と端子とは、段付部とすべての端子を実装基板に直接半田付けできるように配置されている。また、その段付部は、開口部を狭くするように、端子側に張り出してもよい。さらに、段付部は、カプセルの他の部分との境界部分に至るスリットを有してもよい。
本発明によれば、実装基板に半田付けされる段付部と電気音響変換器(マイクロホン等)本体との間には隙間がある。この隙間によって、実装基板からの振動の影響が受けにくくなる。また、本発明の接地電極はドーナツ状にできるので、高周波ノイズの影響を受けにくくできる。そして、カプセルが接地電極を兼ねるため、部品点数を少なくできる。さらに、上述の段付部と電気音響変換器本体との間の隙間によって、リフロー層を用いた半田付けの熱に耐えることもできる。
以下では、説明の重複を避けるため同じ機能を有する構成部には同一の番号を付与し、説明を省略する。
[第1実施形態]
図5は、第1実施形態のマイクロホンの構造を示す断面図である。導電性のカプセル2は、底の面に、内部の部品が接触する底部21と、端子電極を出すための開口部23と、底部21よりも盛り上がった段付部21bを有している。カプセル2は、洋白やアルミニウム製とすればよい。底部21には、内蔵基板112が接している。内蔵基板112は、底部21と導通する接地電極パターン114、底部21と反対側に導体パターン109を備えている。また、開口部23から外部と電気的に接触するための端子電極(出力)11が、内蔵基板112の底部21側に配置される。電子回路110は、内蔵基板112の底部21と反対側に実装される。端子電極11は、内蔵基板112の一部として一体に形成してもよいし、メッキ等により内蔵基板112に形成してもよい。また、内蔵基板112の底部21と反対側には、ゲートリング108、ホルダ107、背極106、スペーサ105、振動板104、振動板リング103、音孔131を有する天板130が積層される。そして、カプセル2の端を天板130側にかしめて、内部の部品を固定する。段付部21bの下端と、端子電極(出力)11の下端とは、ほぼ同一の面上にある。これは、マイクロホンを実装基板上に半田付けする時に、端子電極(出力)11と段付部21bに一様に半田付けが行われ、かつ実装基板に対してマイクロホンが傾かないで、確実に実装されるためである。
このように構成することで、段付部21bと内蔵基板112との間には、具体的にはマイクロホンの大きさにもよるが、50μm〜100μm程度の隙間ができる。段付部21bと内蔵基板112の間に隙間があるので、段付部21bは、外部からの振動に対する吸収片の役目を果たす。したがって、マイクロホン1への振動の伝達を軽減することができる。また、底部21全体が実装基板と接触するのではなく、段付部21bのみが接触するので、接触面積が減少し、振動が伝わりにくくなる。さらに、この隙間によって、リフロー槽で半田付けをする部分(段付部21b)が260度のような高温にさらされても、マイクロホン内部への熱伝導を抑えることができる。なお、段付部21bの径方向の長さを短くすれば、半田に接触する部分(加熱される部分)が少なくなるので、段付部21bから内蔵基板112への伝わる熱も少なくできる。また、段付部21bが接地電極の役目を果たすので、図1の端子電極(接地)115が不要となる。さらに、段付部21bはドーナツ状にできるので、高周波ノイズの問題もない。
図6と図7は、図5のマイクロホン1を、底部21側から見た斜視図の例である。どちらの図も、段付部21bは3つに分割された例を示しているが、3以外の数に分割してもよい。図6と図7との違いは、スリット24の幅である。このような構成なので、段付部21bの幅を調整すれば、段付部21bの弾性を調整できる。つまり、段付部21bを何個に分割するのかと、スリット24の幅を調整することで、振動吸収能力を調整できる。また、段付部21bの幅の調整によって、熱伝導を調整することもできる。ただし、スリット24を広くしすぎると、接地電極として機能する段付部21bの形状がドーナツ状でなくなるため、高周波ノイズの影響を受けやすくなってしまう。
上述のように、段付部21bを備えることで、振動吸収、高周波ノイズ吸収、部品点数削減、熱伝導防止の効果が期待できる。ただし、振動吸収、高周波ノイズ吸収、熱伝導防止の効果は、相反する場合もあるので、使用環境に応じて段付部21bの分割数、径方向の長さ、スリット24の幅を適宜決める必要がある。
なお、内蔵基板112の中央に端子電極(出力)11を配置し、その周囲にドーナツ状に段付部21bを配置しているので、マイクロホンを回転させても電極の位置は変わらない。したがって、マイクロホンの実装時には、端子電極(出力)11だけを位置決めすればよい。また、段付部21bを分割するスリット24は、段付部21bと周縁部21aとの境界である境界部21cにまで至っている。したがって、マイクロホンを実装基板に半田付けする際にも、開口部が密閉されない。つまり、境界部21cの部分のスリット24は、半田付けの際に、ガスを逃がす役目を果たす。スリット24は、少なくともガスを逃がす幅は必要である。
[第2実施形態]
図8は、本発明を適用したデジタル方式のフロント型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図である。図8と図3との違いは、導電性カプセルの形状と、端子204の数である。本発明の導電性カプセル41は、開口部42側に段付部41cを備えている。したがって、かしめ部43は、導電性カプセル41の端ではない。段付部41cが接地端子の役割を果たすので、図3の接地端子204dが不要となる。
図9は、本発明を適用したデジタル方式のバック型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図である。導電性カプセル51は、開口部52側に段付部51cを備えている。導電性カプセル51の内側面には、断熱性の筒状合成樹脂成形部材211が配置されている。また、導電性カプセル51の内部には、前面板51a側から、導電性リング208、導電性振動膜207、スペーサ206、エレクトレット高分子フィルム205、音孔212aを有する固定電極212、ゲートリング209、IC素子210と端子204a〜cを有する配線基板202が積層されている。
図10は、本発明を適用した別のデジタル方式のバック型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図である。導電性カプセル61は、開口部62側に段付部61cを備えている。導電性カプセル61の内側面には、断熱性の筒状合成樹脂成形部材211が配置されている。また、導電性カプセル61の内部には、前面板61a側から、微細孔213bを有する防塵用の金属メッシュ213、音孔212aを有する固定電極212、エレクトレット高分子フィルム205、スペーサ206、導電性振動膜207、ゲートリング209、導電性リング208、IC素子210と端子204a〜cを有する配線基板202が積層されている。
図11は、本発明を適用したデジタル方式のホイル型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図である。導電性カプセル71は、開口部72側に段付部71cを備えている。導電性カプセル71の内側面には、断熱性の筒状合成樹脂成形部材211が配置されている。また、導電性カプセル71の内部には、前面板71a側から、導電性リング208、導電性振動膜207、スペーサ206、音孔212aを有する固定電極212、ゲートリング209、IC素子210と端子204a〜cを有する配線基板202が積層されている。
図12A、図13A、図14Aは、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、前面板側から見た斜視図である。図12Aは、前面板41a、51a、71aが、小さい音孔41b、51b、71bを3個有する場合を示している。図13Aは、前面板61aが、大きい円形の音孔61bを有する場合を示している。図14Aは、前面板61aが、大きい正方形の音孔61bを有する場合を示している。図12B、図13B、図14Bは、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、開口部側から見た斜視図である。段付部41c、51c、61c、71cが接地端子を兼ねるので、端子は、電源供給端子204a、クロック入力端子204b、デジタルデータ出力端子204cの3種類しかない。図12Bでは、段付部41c、51c、71cは、かしめ部43、53、73の近傍で盛り上がっている。内部の構造は、図8、図9、図11に示したどの構造でもよい。図13Bと図14Bでは、段付部61cは、開口部62を狭くするように、端子側に張り出している。内部の構造は、図10に示したとおりである。また、図8、図9、図11の構造でも、金属メッシュ213を前面板41a、51a、71aに取り付ければ、外観を図13A、図14Aのようにできる。3つのマイクロホンの前面板の形状は、ほぼ正方形であるが、図6や図7のような円形でもかまわない。
段付部41c、51c、61c、71cの盛り上がりの程度は、端子204a〜cの突出している程度とほぼ同一である。これは、マイクロホンを実装基板上に半田付けする時に、端子204a〜cと段付部41c、51c、61c、71cに一様に半田付けが行われ、かつ実装基板に対してマイクロホンが傾かないで、確実に実装されるためである。
このように構成することで、段付部41c、51c、61c、71cと配線基板202との間には、具体的にはマイクロホンの大きさにもよるが、50μm〜100μm程度の隙間ができる。この隙間があるので、段付部41c、51c、61c、71cは、外部からの振動に対する吸収片の役目を果たす。したがって、エレクトレットコンデンサマイクロホン40、50、60、70への振動の伝達を軽減することができる。さらに、この隙間によって、リフロー槽で半田付けをする部分(段付部41c、51c、61c、71c)が260度のような高温にさらされても、マイクロホン内部への熱伝導を抑えることができる。なお、段付部の面積を小さくすれば、半田に接触する部分(加熱される部分)が少なくなるので、配線基板202への伝わる熱を少なくできる。また、段付部41c、51c、61c、71cは端子204a〜cを囲んでいるので、高周波ノイズの問題もない。
また、段付部41c、51c、61c、71cの幅を調整すれば、段付部の弾性と熱伝導を調整することもできる。ただし、段付部41c、51c、61c、71cの幅を狭くしすぎると、段付部が端子を囲まなくなるため、高周波ノイズの影響を受けやすくなってしまう。
上述のように、段付部41c、51c、61c、71cを備えることで、振動吸収、高周波ノイズ吸収、部品点数削減、熱伝導防止の効果が期待できる。ただし、振動吸収、高周波ノイズ吸収、熱伝導防止の効果は、相反する場合もあるので、使用環境に応じて段付部41c、51c、61c、71cの幅と端子側への張り出しの程度を適宜決める必要がある。
本出願人が先に提案したマイクロホンの断面を示す図。 アナログ方式のマイクロホンでの回路構成を示す図。 本出願人が先に提案したデジタル信号を出力するエレクトレットコンデンサマイクロホンの一例の断面図。 デジタル方式のマイクロホンでの回路構成を示す図。 第1実施形態のマイクロホンの構造を示す断面図。 図5のマイクロホン1の外観を、底部21側から見た斜視図。 図5のマイクロホン1の外観を、底部21側から見た斜視図。 本発明を適用したデジタル方式のフロント型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図。 本発明を適用したデジタル方式のバック型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図。 本発明を適用した別のデジタル方式のバック型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図。 本発明を適用したデジタル方式のホイル型エレクトレットコンデンサマイクロホンの断面図。 Aは、前面板が、小さい音孔を3個有する場合の、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、前面板側から見た斜視図。Bは、段付部がかしめ部の近傍で盛り上がっている場合の、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、開口部側から見た斜視図。 Aは、前面板が、大きい円形の音孔を有する場合の、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、前面板側から見た斜視図。Bは、段付部が開口部を狭くするように端子側に張り出している場合の、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、開口部側から見た斜視図。 Aは、前面板が、大きい正方形の音孔を有する場合の、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、前面板側から見た斜視図。Bは、段付部が開口部を狭くするように端子側に張り出している場合の、デジタル方式のエレクトレットコンデンサマイクロホンの外観を、開口部側から見た斜視図。

Claims (6)

  1. 内部の電気回路を外部と導通させるために開口した開口部を有する導電性のカプセルと、
    前記開口部から外部に突出し、内部の電気回路を外部と導通させる端子と、
    前記カプセルの前記開口部側の一部であって、前記開口部と隣接し、かつ、前記カプセル内部の部品との間に隙間を有する段付部と
    を備える電気音響変換器。
  2. 請求項1記載の電気音響変換器であって、
    前記段付部の外部側端と前記端子の外部側端とは、ほぼ同一の面上となるように配置されている
    ことを特徴とする電気音響変換器。
  3. 請求項2記載の電気音響変換器であって、
    前記段付部は、前記開口部を狭くするように、前記端子側に張り出している
    ことを特徴とする電気音響変換器。
  4. 請求項3記載の電気音響変換器であって、
    前記段付部は、実装基板に直接半田付けした際にも前記開口部が密閉されないためのスリットを有する
    ことを特徴とする電気音響変換器。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の電気音響変換器であって、
    前記カプセルは、前記開口部がある面に対向する面に、内部の部品を固定するかしめ部を有する
    ことを特徴とする電気音響変換器。
  6. 請求項1または2記載の電気音響変換器であって、
    耐熱性材料で形成されたエレクトレット高分子フィルムと、
    前記開口部がある面に対向する面と内部の部品との間隔を確保し、耐熱性材料で形成されたスペーサとを有する
    ことを特徴とする電気音響変換器。
JP2006144089A 2005-06-20 2006-05-24 電気音響変換器 Expired - Fee Related JP4150407B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006144089A JP4150407B2 (ja) 2005-06-20 2006-05-24 電気音響変換器
US11/449,908 US7907743B2 (en) 2005-06-20 2006-06-08 Electro-acoustic transducer
TW095121274A TWI381749B (zh) 2005-06-20 2006-06-14 Electrical audio converter
KR1020060053358A KR101155971B1 (ko) 2005-06-20 2006-06-14 전기 음향 변환기
DE602006003378T DE602006003378D1 (de) 2005-06-20 2006-06-16 Elektroakustischer Wandler
EP06012395A EP1748676B1 (en) 2005-06-20 2006-06-16 Electro-acoustic transducer
CN2006100938493A CN1886000B (zh) 2005-06-20 2006-06-20 电音响转换器

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005179168 2005-06-20
JP2006144089A JP4150407B2 (ja) 2005-06-20 2006-05-24 電気音響変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007037096A JP2007037096A (ja) 2007-02-08
JP4150407B2 true JP4150407B2 (ja) 2008-09-17

Family

ID=37527046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006144089A Expired - Fee Related JP4150407B2 (ja) 2005-06-20 2006-05-24 電気音響変換器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7907743B2 (ja)
EP (1) EP1748676B1 (ja)
JP (1) JP4150407B2 (ja)
KR (1) KR101155971B1 (ja)
CN (1) CN1886000B (ja)
DE (1) DE602006003378D1 (ja)
TW (1) TWI381749B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4150407B2 (ja) 2005-06-20 2008-09-17 ホシデン株式会社 電気音響変換器
KR100797440B1 (ko) * 2006-09-05 2008-01-23 주식회사 비에스이 사각통 형상의 일렉트릿 콘덴서 마이크로폰
JP4328347B2 (ja) 2006-11-10 2009-09-09 ホシデン株式会社 マイクロホン及びその実装構造
US20080170727A1 (en) * 2006-12-15 2008-07-17 Mark Bachman Acoustic substrate
JP4939922B2 (ja) * 2006-12-27 2012-05-30 株式会社オーディオテクニカ コンデンサマイクロホン
JP2009005253A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Hosiden Corp コンデンサマイクロホン
KR20090039376A (ko) * 2007-10-18 2009-04-22 주식회사 비에스이 기생용량을 줄인 콘덴서 마이크로폰 조립체
KR100982239B1 (ko) * 2007-11-02 2010-09-14 주식회사 비에스이 피시비에 음공이 형성된 멤스 마이크로폰 패키지
JP4944760B2 (ja) * 2007-12-27 2012-06-06 ホシデン株式会社 エレクトレットコンデンサマイクロホン
EP2107823B1 (en) * 2008-04-02 2013-06-19 Starkey Laboratories, Inc. Method and apparatus for microphones sharing a common acoustic volume
DE102008033274B4 (de) 2008-07-03 2019-02-07 Flooring Industries Limited, Sarl Verfahren zum Bedrucken von Druckpapier und mit einem Dekor bedrucktes Druckpapier
JP5481852B2 (ja) * 2008-12-12 2014-04-23 船井電機株式会社 マイクロホンユニット及びそれを備えた音声入力装置
TW201026097A (en) * 2008-12-30 2010-07-01 Ind Tech Res Inst Solar flexpeaker structure and speaker therewith
US8280080B2 (en) * 2009-04-28 2012-10-02 Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. Microcap acoustic transducer device
JP4809912B2 (ja) * 2009-07-03 2011-11-09 ホシデン株式会社 コンデンサマイクロホン
CN202135317U (zh) * 2010-10-12 2012-02-01 歌尔声学股份有限公司 一种微型电容式麦克风
EP2461605A1 (en) * 2010-12-06 2012-06-06 Research In Motion Limited Differential microphone circuit
US8750537B2 (en) 2010-12-06 2014-06-10 Blackberry Limited Differential microphone circuit
KR101303954B1 (ko) 2012-12-14 2013-09-05 주식회사 비에스이 광대역 및 방수 특성을 위한 보텀 포트형 마이크로폰 조립체
CN103051990B (zh) * 2012-12-25 2016-08-10 苏州恒听电子有限公司 自适应送话器
JP2014239203A (ja) * 2014-01-31 2014-12-18 株式会社村田製作所 電子部品及び電子部品の実装構造体
JP6319797B2 (ja) * 2014-06-04 2018-05-09 株式会社オーディオテクニカ コンデンサマイクロホンユニット
CN107197412B (zh) * 2017-06-20 2020-05-29 瑞声科技(新加坡)有限公司 发声器
DE102018203098B3 (de) * 2018-03-01 2019-06-19 Infineon Technologies Ag MEMS-Sensor
TWI741395B (zh) * 2019-10-23 2021-10-01 音賜股份有限公司 適於pcb上安裝電聲元件的方法及電聲元件結構
CN112700759A (zh) * 2019-10-23 2021-04-23 音赐股份有限公司 适于pcb上安装电声元件的方法及电声元件结构
AU2021345501A1 (en) * 2020-09-21 2023-03-16 Freedman Electronics Pty Limited Electret capsule

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149199A (ja) * 1988-11-30 1990-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd エレクトレットコンデンサマイクロホン
US5272758A (en) * 1991-09-09 1993-12-21 Hosiden Corporation Electret condenser microphone unit
JP2002191087A (ja) 2000-12-22 2002-07-05 Primo Co Ltd 電気音響変換ユニット及び電子機器
AT409695B (de) * 2001-05-18 2002-10-25 Akg Acoustics Gmbh Elektrostatisches mikrofon
KR100420128B1 (ko) * 2001-05-22 2004-03-02 주식회사 비에스이 일렉트렛 콘덴서 마이크로폰
JP4127469B2 (ja) 2001-11-16 2008-07-30 株式会社プリモ エレクトレットコンデンサマイクロホン
JP3916997B2 (ja) * 2002-04-30 2007-05-23 スター精密株式会社 電気音響変換器
KR100549189B1 (ko) * 2003-07-29 2006-02-10 주식회사 비에스이 Smd가능한 일렉트렛 콘덴서 마이크로폰
KR100531716B1 (ko) 2003-12-04 2005-11-30 주식회사 비에스이 Smd용 콘덴서 마이크로폰
JP4150407B2 (ja) 2005-06-20 2008-09-17 ホシデン株式会社 電気音響変換器

Also Published As

Publication number Publication date
DE602006003378D1 (de) 2008-12-11
TW200715894A (en) 2007-04-16
CN1886000B (zh) 2011-08-03
EP1748676B1 (en) 2008-10-29
CN1886000A (zh) 2006-12-27
EP1748676A3 (en) 2007-11-07
KR20060133459A (ko) 2006-12-26
EP1748676A2 (en) 2007-01-31
TWI381749B (zh) 2013-01-01
US20060285707A1 (en) 2006-12-21
KR101155971B1 (ko) 2012-06-18
JP2007037096A (ja) 2007-02-08
US7907743B2 (en) 2011-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4150407B2 (ja) 電気音響変換器
JP4751057B2 (ja) コンデンサマイクロホンとその製造方法
KR100845670B1 (ko) 일렉트릿 콘덴서 마이크로폰
US9271435B2 (en) Miniature microphone, protection frame thereof and method for manufacturing the same
US20080037815A1 (en) Condenser microphone
JPS5881000A (ja) エレクトレツトマイクロホンシ−ルド
CN101141833B (zh) 方筒形的驻极体电容传声器
TWI381748B (zh) 包括墊圈彈簧的駐極體傳聲器
US20080267439A1 (en) Condenser microphone
KR20070031524A (ko) 표면실장형 일렉트릿 콘덴서 마이크로폰 구조체
JP2007071821A (ja) 半導体装置
JP2013090142A (ja) エレクトレットコンデンサマイクロホン
JP4951366B2 (ja) マイクロホン用出力コネクタおよびコンデンサマイクロホン
JP2007060228A (ja) シリコンマイクロホンパッケージ
CN111050238A (zh) 一种新型的麦克风封装结构
JP3011048U (ja) コンデンサマイクロホンユニット
JP2006238404A (ja) コンデンサマイクロホン
CN211930826U (zh) 一种新型的麦克风封装结构
JPH0546395Y2 (ja)
JP2005323288A (ja) デジタルマイクロホン
JP2008131191A (ja) コンデンサマイクロホンユニット。
US20070235502A1 (en) Condenser Microphone
KR20230147238A (ko) 마이크로스피커 모듈용 인클로져 케이스
JP2008054007A (ja) コンデンサマイクロホン及びその製造方法
JP2009005253A (ja) コンデンサマイクロホン

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080617

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080627

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4150407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140704

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees