JP4148920B2 - 画像処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、既存の画像処理装置に対してデータの保護機能を追加することができる画像処理システムに関する。
従来、パーソナルコンピュータのような情報処理装置と、プリンタ、複合機等の画像形成装置とを通信ネットワーク上に接続して複数の情報処理装置から画像形成装置を共有するシステムが提案され、オフィス、店舗等に導入されている。これは、画像形成装置自体の高速化は勿論のこと、画像形成装置にHDD装置(HDD : Hard Disk Drive)等の補助記憶装置を搭載して複数のジョブを停滞させることなく受付けて、順次的に画像形成する処理能力が搭載されてきたからでもある。また、画像形成装置が多くの利用者により共有されるため、その画像形成装置にて取り扱うデータのセキュリティが重要視され始めている。
そこで、通信ネットワーク上における情報処理装置と画像形成装置との間で伝送される印刷データを暗号化するシステムが提案されている。また、画像形成装置にて受信した印刷ジョブを一時的に停滞させ、利用者からのパスワード認証等により印刷を開始するいわゆる親展印刷の機能が画像形成装置に搭載されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。更に、HDD装置に格納されたデータを消去する機能が画像形成装置に搭載されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、通信ネットワーク上にはデータの保護機能が搭載されていない既存の画像形成装置が接続されることも少なからず存在し、システム全体として鑑みた場合、統一したセキュリティ環境を提案することができないという問題点を有している。そこで、従来では、プリンタ装置を制御するホストコンピュータと、該ホストコンピュータに接続された端末装置とによりシステムを構築し、端末装置から印刷データを送信する際には暗号化した上でデータ送信を行い、印刷処理を実行する段階でホストコンピュータが端末装置に復号鍵の送信を要求し、要求に応じて送信された復号鍵により印刷データの復号化を行った上で印刷処理を実行するシステムが提案されている(特許文献3参照)。
特開平7−276744号公報 特開平9−223061号公報 特開平4−178038号公報
しかしながら、特許文献3に記載されたシステムでは、印刷処理を実行する段階でホストコンピュータから端末装置に対して復号鍵の要求を行い、その要求に応じて端末装置が復号鍵を送信するようにしているため、既存のシステムに比べてトラフィックが増加することとなり、特に、通信ネットワーク上に多数の端末装置が存在する場合には、処理の停滞が起こり得るという問題が発生する。
また、特許文献3に記載されたシステムを構築するためには、印刷データの暗号化や復号鍵の生成を実行するソフトウェアプログラムを各端末装置へインストールする必要があり、既存のシステムに導入する際には手間が掛かるという問題点を有している。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、画像形成装置に接続されたデータ処理装置を備え、データ処理装置は、画像形成装置との接続状態を検出し、その検出結果に基づいて記憶手段に記憶された画像データの読出しを停止する構成とすることにより、処理効率を低下させることなく、既存の画像処理システムにて取扱う画像データの機密性を確保することができる画像処理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理システムは、画像形成装置と、該画像形成装置にて処理される画像データを記憶する記憶手段を備え、前記画像形成装置に対して外部接続されるデータ処理装置とを備える画像処理システムにおいて、前記データ処理装置は、前記画像形成装置とデータ通信を行う通信インタフェースと、接続先の装置を識別する識別情報を管理する管理手段と、前記通信インタフェースを介して接続された装置の識別情報を電源が投入されたタイミング及び電源投入後の定期的なタイミングで取得し、取得した識別情報と前記管理手段にて管理されている識別情報との比較により、前記画像形成装置との接続が遮断されていると判断した場合、又は前記画像形成装置と異なる装置が前記通信インタフェースに接続されていると判断した場合、前記通信インタフェースを介して行われる前記記憶手段への画像データの受け付け及び前記記憶手段に記憶されている画像データの読み出しを制限する制限手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、画像形成装置に接続されたデータ処理装置を備え、該データ処理装置にて画像形成装置との接続状態を検出し、その検出結果に基づいて記憶手段に記憶された画像データの読出しを停止するようにしているため、既存の画像処理システムに容易に組込むことができると共に、プリンタ装置、デジタル複合機のような画像形成装置とデータ処理装置との接続の組合わせによっては画像データの読出しを停止でき、画像データの漏洩が防止される。また、システムを構築する装置間には必要なデータのみが送受されるため、トラフィックの増加が防止される。
本発明にあっては、外部機器の接続状態を定期的に検出するようにしているため、外部機器の置換え等によるデータの不正な取出しが防止される
本発明による場合は、画像形成装置に接続されたデータ処理装置を備え、該データ処理装置にて画像形成装置との接続状態を検出し、その検出結果に基づいて記憶手段に記憶された画像データの読出しを停止するようにしているため、既存の画像処理システムに容易に組込むことができると共に、プリンタ装置、デジタル複合機のような画像形成装置とデータ処理装置との接続の組合わせによっては画像データの読出しを停止でき、画像データの漏洩を防止することができ。また、システムを構築する装置間には必要なデータのみが送受されるため、トラフィックの増加を防止することができ、処理効率を低下させることがなくなる。
本発明による場合は、外部機器を接続する手段を備え、外部機器との接続状態に応じて記憶手段に記憶されたデータの読出しを停止するようにしているため、プリンタ装置、デジタル複合機、スキャナ装置のような外部機器との接続状態によってはデータの読出しを停止でき、データの漏洩を防止することできる。
本発明による場合は、予め定めた外部機器が接続されているか否かを判断し、予め定めた外部機器と異なる外部機器が接続されている場合にはデータの読出しを停止するようにしているため、外部機器の置換え、複製等により第三者によって不正にデータが取出されることを防止することができる。
本発明による場合は、外部機器に付されている識別情報を元に予め定めた外部機器であるか否かを判断するようにしている。したがって、製造番号、メーカ名、機種名、利用者情報、設置場所に関する情報等の装置固有の情報に基づいて、予め定めた外部機器であるか否かを判断することができる。
本発明による場合は、外部機器の接続状態を定期的に検出するようにしているため、外部機器の置換え等によるデータの不正な取出しを防止することができる。
本発明による場合は、データの読出しを停止した場合にその旨を報知するようにしているため、外部機器の置換え等の不正が行われた場合には、周囲の利用者への報知、管理者等への電子メールによる通知を行うようにすることができ、データの漏洩を未然に防止することができる。
本発明による場合は、利用者認証された場合、データの読出しの停止を解除できるようにしているため、装置管理者のような特定の者のみが接続状態を変更することができ、外部機器の置換え等に伴うデータの漏洩を防止することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る画像処理システムの構成を説明する模式図である。図中100は、プリント機能、コピー機能、及びスキャナ機能を有する画像形成装置であり、画像形成装置100はセキュリティボックス200を介して通信ネットワークNへ接続されている。通信ネットワークN上には画像形成装置100を利用するためのコンピュータプログラム(ドライバプログラム)がインストールされた情報処理装置300,300,…,300が接続されており、情報処理装置300,300,…,300にて作成されたドキュメント、グラフィックス等に基づく印刷ジョブを画像形成装置100へ送信して印刷処理を実行させることができる。
画像形成装置100は、ホールドプリント機能、親展機能、暗号化機能等のデータの保護機能を搭載していないが、セキュリティボックス200と組合わせることにより、これらの保護機能が追加されるように構成されている。すなわち、セキュリティボックス200には、受信したデータを暗号化するデータ処理部、受信したデータを保持するためのデータ記憶部等を備える(図2参照)。
本実施の形態では、セキュリティボックス200に記憶されたデータの機密性を保持するために、定期的に互いの固有情報(識別情報)を交換して接続状態を検出し、接続が遮断された場合、又は異なる画像形成装置が接続されていると判断した場合、セキュリティボックス200が外部との通信を遮断し、前記データ記憶部に記憶されたデータの読出しを停止するように構成されている。
図2は画像形成装置100及びセキュリティボックス200の内部構成を説明するブロック図である。画像形成装置100は、CPU101を備えており、該CPU101がROM103に予め格納された制御プログラムを読込んで実行することにより、バス102を介して接続された各種ハードウェアを制御し、全体として本発明の画像処理システムを構成する画像送信装置又は画像処理装置として機能させる。
管理部104は、半導体メモリにより構成されており、搭載しているハードウェアの構成に関する情報、及び装置内部の状態に関する情報を記憶しており、電源投入時に各ハードウェアと通信を行ってこれらの情報を取得するとともに、動作中のハードウェアの状態を定期的に監視して管理している情報の内容を随時更新するように構成されている。
操作パネル105は、利用者の操作指示を受付ける操作部と、利用者に対して通知すべき情報を表示する表示部とからなる。操作部は、利用者からの操作指示を受付けるための各種操作キーを備えており、プリント枚数、コピー濃度、画像データの送信先等の各機能における設定値、各機能の切替操作、出力開始指示等の利用者の指示を受付ける。表示部は、液晶ディスプレイを備えており、画像形成装置100の動作状況、操作部を通じて入力された各種の設定値、利用者に通知すべき情報等を表示する。
画像読取部106は、読取り用の原稿に光を照射する光源、CCD(Charge Coupled Device)のようなイメージセンサ、AD変換器等を備えており(不図示)、所定の読取り位置にセットされた原稿の画像を当該イメージセンサに結像させてアナログ電気信号に変換し、得られたアナログ電気信号をAD変換器によりAD変換する。そして、AD変換して得られたデジタル信号に対して、原稿読取時の光源の配光特性、イメージセンサの感度ムラ等の補正を施すことによりデジタル形式の画像データを生成する。
画像形成部107は、例えば、感光体ドラムを所定の電位に帯電させる帯電器、外部から受付けた画像データに応じてレーザ光を発して感光体ドラム上に静電潜像を生成させるレーザ書込装置、感光体ドラム表面に形成された静電潜像にトナーを供給して顕像化する現像器、感光体ドラム表面に形成されたトナー像を用紙、OHPフィルム等のシート上に転写する転写器等(不図示)を備えており、電子写真方式にて利用者が所望する画像を用紙上に形成することができる。
なお、本実施の形態では、画像形成部107はレーザ書込装置を用いた電子写真方式により画像形成を行う構成としたが、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式により画像形成を行わせる構成であっても良いことは勿論である。
画像メモリ108は、半導体メモリにより構成されており、画像読取部106により原稿の画像を読取って生成した画像データ、受信した印刷ジョブを展開して取得した画像データ等を一時的に記憶する。画像メモリ108に一時的に記憶された画像データは、その利用目的に応じた転送先へ転送される。すなわち、用紙上に画像形成を行う場合には画像形成部107へ転送され、画像データとして情報処理装置300へ送信する場合、及び画像データとして保存する場合にはUSBインタフェース109へ転送される。
USBインタフェース109は、USBバスによりホストへ接続するためのインタフェースであり、USBバスを介したデータの送受信を実行するSIE(Serial Interface Engine)を備える。本実施の形態では、当該USBインタフェース109を介してセキュリティボックス200が接続される。
以下、セキュリティボックス200の内部構成について説明する。
セキュリティボックス200は、制御部201、並びに制御部201に接続されたROM202、USBインタフェース203、通信インタフェース204、管理部205、データ処理部206、データ記憶部207、操作部208、及び報知部209を備えている。制御部201がROM202に格納された制御プログムを読込んで実行することにより、セキュリティボックス200を本発明に係るデータ処理装置として機能させる。
USBインタフェース203は、USBバスにより外部機器を接続するためのインタフェースであり、接続された外部機器との通信を制御するホストコントローラ、USBバスを介したデータの送受信を実行するSIE等を備える。本実施の形態では、外部機器としての画像形成装置100が接続され、セキュリティボックス200がホストとなって両者の通信を制御するように構成されている。
通信インタフェース204は、通信ネットワークNの通信規格に準拠したインタフェースを備えており、当該通信ネットワークNに接続された情報処理装置300,300,…,300からの印刷ジョブを受信するとともに、これらの情報処理装置300へ通知すべき情報を送信する。また、画像形成装置100が所謂ネットワークスキャナとして利用される場合には、画像形成装置100からの画像データを通信インタフェース204を通じて所望の情報処理装置300へ送信する。通信インタフェース204ではこのような各種データの送受信を行う。
管理部205は、書換え可能な不揮発性メモリにより構成されており、その記憶領域の一部は、自身を識別するための識別番号、接続先の装置を識別する識別番号、管理者用のパスワード、及び通知先の電子メールアドレスを記憶する管理テーブルとして利用されている。図3は管理テーブルの一例を示す概念図である。図3に示した管理テーブルでは、自身の識別番号、接続先の装置の識別番号、管理者用のパスワード、通知先の電子メールアドレスとして、「SB−△△△△」、「AR−××××」、「1234」、「○○@△△.ne.jp」がそれぞれ登録されている。自身の識別番号としては、製造番号、メーカ名、機種名、利用者情報、設置場所に関する情報等を採用することができ、装置の製造時又は設置時において予め入力される。また、設置先の装置の識別番号は、セキュリティボックス200の識別番号と同様に、製造番号、メーカ名、機種名、利用者情報、設置場所に関する情報等であり、画像形成装置100へ初めて接続するときに操作部208等を利用して設定される。。管理者用のパスワード及び通知先の電子メールアドレスは、操作部208又は通信インタフェース204を介して接続される情報処理装置300を利用して管理者又はサービスマンにより登録される。
なお、管理テーブルに登録されるこれらの情報は暗号化して保持しておき、必要に応じて復号して利用する構成が望ましい。
データ処理部206は、USBインタフェース203又は通信インタフェース204を通じて送受信するデータに対して所定の処理を施す機能を有する。データ処理部206が実行する処理としては、通信インタフェース204を通じて受信した印刷ジョブから画像データを展開する処理、データ記憶部207に記憶させる画像データを暗号化する処理、データ記憶部207から暗号化したデータを読出した際に復号化する処理等が挙げられる。そのため、データ処理部206は、印刷ジョブの記述言語であるPDL(Page Description Language)を解釈するためのインタプリタ、所定のアルゴリズムによりデータを暗号化する暗号化回路、及び所定のアルゴリズムによりデータを復号化する復号化回路を備える。
データ記憶部207は、不揮発性のメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)により構成されており、その記憶領域の一部は、受信した印刷ジョブを展開して得られる画像データを記憶するための記憶領域として利用されている。そして、USBインタフェース203又は通信インタフェース204を介して外部装置の要求を受信した場合、データ記憶部207に記憶された画像データを読出して要求元の装置(画像形成装置100又は情報処理装置300)へ送信する。
操作部208は、管理者による操作を受付けるための各種操作キーを備える。操作部208が備える操作キーとしては、管理者のパスワード等を受付けるための数値キー、セキュリティボックス200の通信の遮断を解除するためのリセットキー等が含まれる。
報知部209は、画像形成装置100との通信が遮断した等の異常を制御部201が検出した際に、その旨を周囲の利用者に報知する機能を有する。そのため報知部209は、警告音又は音声を出力する警報出力部、警告メッセージを表示するLCD(Liquid Crystal Display)のような表示パネル、LED(Light Emitting Diode)又は回転灯のような警告灯出力部等を備える。
以下、セキュリティボックス200の動作について説明する。図4及び図5は画像形成装置100に接続されたときにセキュリティボックス200が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。セキュリティボックス200の電源が投入された場合(ステップS11)、制御部201はUSBインタフェース203を監視することにより、画像形成装置100の接続を検出したか否かを判断する(ステップS12)。画像形成装置100の接続を検出していない場合(S12:NO)、画像形成装置100の接続を検出するまで待機する。
画像形成装置100の接続を検出したと判断した場合(S12:YES)、画像形成装置100に対し識別番号の送信を要求する(ステップS13)。そして、制御部201は図に示していないタイマをセットし(ステップS14)、画像形成装置100からの識別番号を受信したか否かを判断する(ステップS15)。画像形成装置100からの識別番号を受信していないと判断した場合(S15:NO)、タイマの出力を参照してタイムアウトとなったか否かを判断する(ステップS16)。タイムアウトとなっていないと判断した場合(S16:NO)、処理をステップS15へ戻す。また、識別番号を受信することなくタイムアウトとなった場合(S16:YES)、エラー処理を実行して(ステップS17)、本フローチャートによる処理を終了する。
識別番号を受信したと判断した場合(S15:YES)、管理部205内の管理テーブルに既に記憶されている接続先の識別番号があるか否かを判断する(ステップS18)。既に記憶されている接続先の識別番号がないと判断した場合(S18:NO)、すなわち、セキュリティボックス200が画像形成装置100に初めて接続されたと判断した場合、識別番号の設定を受付ける(ステップS19)。識別番号の設定は操作部208又は画像形成装置100の操作パネル105を利用した管理者の操作により受付けるようにしており、受付けた識別番号は管理テーブル内に登録される。そして、USBインタフェース203及び通信インタフェース204にてデータを待ち受ける待機状態へ移行させる(ステップS20)。
また、ステップS18において、管理部205内の管理テーブルに既に記憶されている接続先の識別番号があると判断した場合(S18:YES)、受信した識別番号と管理部205内の管理テーブルに記憶されている識別番号とを比較し(ステップS21)、両識別番号が一致するか否かを判断する(ステップS22)。両識別番号が一致すると判断した場合(S22:YES)、USBインタフェース203及び通信インタフェース204にてデータを待ち受ける待機状態へ移行させる(ステップS23)。
また、受信した識別番号と管理テーブルに記憶されている識別番号とが一致しないと判断した場合(S22:NO)、報知部209を通じて周囲の利用者へ警告を行うと共に、管理者宛の電子メールを作成し、作成した電子メールを通信インタフェース204を通じて送信することにより管理者への通知を行う(ステップS24)。
次いで、制御部201はUSBインタフェース203及び通信インタフェース204を介した通信を遮断して(ステップS25)、データ記憶部207に記憶されたデータの読出しを制限する。
次いで、制御部201は管理者による操作により通信の遮断が解除されたか否かを判断し(ステップS26)、解除されていないと判断した場合(S26:NO)、解除されるまで待機する。操作部208等を通じて通信の遮断が解除されたと判断した場合(S26:YES)、受信した識別番号を管理テーブルに登録し、識別番号の更新を行う(ステップS27)。そして、USBインタフェース203及び通信インタフェース204を介した通信の遮断を解除し(ステップS28)、データの受信を待ち受ける待機状態へ移行させる(ステップS29)。
図6は待機状態におけるセキュリティボックス200の動作を説明するフローチャートである。制御部201は、まず、図に示していないタイマをリセットし(ステップS31)、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS32)。所定時間が経過したと判断した場合(S32:YES)、USBインタフェース203を確認して画像形成装置100との接続状態を確認する(ステップS33)。次いで、接続状態が保持されているか否かを判断し(ステップS34)、接続状態が保持されていると判断した場合(S34:YES)、処理をステップS31へ戻す。
接続状態が保持されていないと判断した場合(S34:NO)、報知部209を通じて周囲の利用者へ警告を行うと共に、管理者宛の電子メールを作成し、作成した電子メールを通信インタフェース204を通じて送信することにより管理者への通知を行う(ステップS35)。そして、制御部201はUSBインタフェース203及び通信インタフェース204を介した通信を遮断して(ステップS36)、データ記憶部207に記憶されたデータの読出しを制限する。通信を遮断した後は前述と同様に管理者による解除操作を要求し、解除操作を受付けた場合、図4に示したフローチャートと同様の手順により画像形成装置100とセキュリティボックス200との再接続を行う。
また、ステップS32において、所定時間が経過していないと判断した場合(S32:NO)、画像形成装置100からの処理要求があるか否かを判断する(ステップS37)。処理要求があると判断した場合(S37:YES)、その要求に基づいて処理を実行する(ステップS38)。次いで、制御部201は処理が完了したか否かを判断し(ステップS39)、処理が完了していないと判断した場合(S39:NO)、ステップS38へ処理を戻す。
また、ステップS39において処理が完了したと判断した場合(S39:YES)、又はステップS37において画像形成装置100からの処理要求がないと判断した場合(S37:NO)、電源オフ等の操作に伴う割込み処理があるか否かを判断し(ステップS40)、割り込み処理がないと判断した場合(S40:NO)、処理をステップS32へ戻し、割込み処理があると判断した場合(S40:YES)、管理部205内の管理テーブルに登録されている識別番号を保持した状態で本ルーチンによる処理を終了する(ステップS41)。
このように本実施の形態では、画像形成装置100とセキュリティボックス200との組合わせが異なる場合には、セキュリティボックス200の動作を停止できるため、機器の置き換え、改竄等による機密漏洩が防止されると共に、セキュリティボックス200自体の複製使用が禁止される。
なお、本実施の形態では、セキュリティボックス200のUSBインタフェース203及び通信インタフェース204を介した通信を遮断することによって、データ記憶部207に記憶されたデータの読出しを停止するようにしたが、これらのインタフェースを介した通信を可能にしたまま、データ記憶部207を制御してデータの読出しを停止する構成であっても良い。
また、本実施の形態では、セキュリティボックス200を介して通信ネットワークNへ接続する構成としたが、画像形成装置100が通信インタフェースを備えている場合には、当該通信インタフェースを利用して通信ネットワークへ接続する構成であっても良い。この場合、セキュリティボックス200が通信インタフェース204を備えている必要はなく、情報処理装置300から送信された印刷ジョブは画像形成装置100経由でセキュリティボックス200へ送信され、セキュリティボックス200内で保存される構成となる。
本発明に係る画像処理システムの構成を説明する模式図である。 画像形成装置及びセキュリティボックスの内部構成を説明するブロック図である。 管理テーブルの一例を示す概念図である。 画像形成装置に接続されたときにセキュリティボックスが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 画像形成装置に接続されたときにセキュリティボックスが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 待機状態におけるセキュリティボックスの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
101 CPU
106 画像読取部
107 画像形成部
109 USBインタフェース
200 セキュリティボックス
201 制御部
202 ROM
203 USBインタフェース
204 通信インタフェース
205 管理部
206 データ処理部
207 データ記憶部
208 操作部
209 報知部
300 情報処理装置
N 通信ネットワーク

Claims (1)

  1. 画像形成装置と、該画像形成装置にて処理される画像データを記憶する記憶手段を備え、前記画像形成装置に対して外部接続されるデータ処理装置とを備える画像処理システムにおいて、
    前記データ処理装置は、前記画像形成装置とデータ通信を行う通信インタフェースと、接続先の装置を識別する識別情報を管理する管理手段と、前記通信インタフェースを介して接続された装置の識別情報を電源が投入されたタイミング及び電源投入後の定期的なタイミングで取得し、取得した識別情報と前記管理手段にて管理されている識別情報との比較により、前記画像形成装置との接続が遮断されていると判断した場合、又は前記画像形成装置と異なる装置が前記通信インタフェースに接続されていると判断した場合、前記通信インタフェースを介して行われる前記記憶手段への画像データの受け付け及び前記記憶手段に記憶されている画像データの読み出しを制限する制限手段とを備えることを特徴とする画像処理システム。
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