JP4147136B2

JP4147136B2 - Magnetic device for correcting geometric defects in images for cathode ray tubes.

Info

Publication number: JP4147136B2
Application number: JP2003086115A
Authority: JP
Inventors: アジナセルディーヌ; コシュセリーヌ; ヴォラティエールセバスティアン
Original assignee: Thomson Licensing SAS
Current assignee: Thomson Licensing SAS
Priority date: 2002-03-27
Filing date: 2003-03-26
Publication date: 2008-09-10
Anticipated expiration: 2023-03-26
Also published as: CN1447377A; EP1349194A1; US20030184208A1; CN100388408C; US7005788B2; KR20030077993A; MXPA03002604A; FR2837979A1; JP2004031320A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、陰極線管の画面上に形成された画像中の幾何学的な欠陥を補正する磁気装置に係り、特に曲率半径の大きいフロントフェースを有する陰極線管に適している。
【０００２】
【従来の技術】
カラー画像を発生するよう設計された陰極線管は、概して、３つの電子ビームを発する電子銃を含み、各ビームは陰極線管の画面上の特定の原色（赤、緑、又は青）の蛍光体を励起するよう設計される。
【０００３】
電子ビームは、偏向装置によって形成される偏向磁場の影響下で陰極線管の画面を走査する。偏向装置は、偏向ヨークとも称されるものであり、陰極線管のネックに取り付けられ、電子ビームを偏向するための水平コイル及び垂直コイルを含む。強磁性材料からなる略円錐台形状のリングは、従来のように偏向コイルを囲み、偏向磁場を適当な領域に集中させる。
【０００４】
電子中によって発生される３つのビームは、陰極線管の画面上に常に収束する必要がある。さもなければ、特に演色を歪ませる収束誤差と称される誤差が生ずるからである。３つの同一平面上のビームの収束を達成するために、いわゆる自己収束非点収差偏向磁場と称される磁場を用いることが知られており、自己収束偏向コイルにおいて、水平偏向巻線によって生ずる磁束線は、陰極線管の画面の辺にコイルの前方により近くにあるコイルの一部では略糸巻き（ピンクッション）型である。これにより、線コイルを形成する巻きの分布に対して、コイルの前方においてアンペア−ターン密度の高い正の第三高調波が生ずることとなる。
【０００５】
更に、均一な水平及び垂直の偏向磁場の作用により、電子ビームによって走査される体積はピラミッド型であり、その頂点は偏向ヨークの偏向の中心と一致し、非球状画面との交差は糸巻き型ひずみと称される幾何学的な欠陥を示す。この画像の幾何学的なひずみは、陰極線管の画面の曲率半径が大きくなるほど、更に大きくなる。自己収束偏向ヨークは、画像の北／南（上下）と東／西（左右）の幾何学形状を変えることを可能とする非点収差偏向磁場を発生し、特に、北／南の糸巻き歪みを部分的に補償する。東／西の幾何学的な欠陥は、偏向ヨークに関連付けられる電子回路によって略補正される。
【０００６】
しかしながら、現在の傾向は、非常に平坦な又は完全に平坦な画面表面を有する陰極線管を開発しようとするものであり、これにより特に画像の幾何学的な問題が大きくなる。この結果、自己収束偏向ヨークが、もはや北／南の糸巻き型ひずみの幾何学的な補正を完全に与えることができず、更に、東／西の幾何学的な欠陥が更に強い補正を必要とすることとなる。
【０００７】
画面の平坦さと陰極線管を具備した自己収束偏向装置による画像のこれらの糸巻き型歪みを補正するため、永久磁石の形の、又は、一定の又は可変の電流によって電力が与えられる磁気コイルの形の磁気補正手段を用いることが知られている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
これらの磁気補正手段は、一般的にはセパレータの前のリングに取り付けられ、従って、偏向コイルの前の束の上に位置する。しかしながら、これらの解決法では、更に強い補正磁場を発生する必要があり、画面上の色の純度に影響を与える画像対称性欠陥又は位置合わせ欠陥等の残留歪みを生じさせる。
【０００９】
本発明は、補正が困難な残像欠陥を更に生じさせることなく画像の幾何学的な欠陥に対する解決法を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明によれば、一対の水平偏向コイルと一対の垂直偏向コイルとを含み、２つの対は互いにセパレータによって隔離され、フェライトリングは偏向コイルを少なくとも部分的に覆うとともに朝顔型に張り出した前部を有する、陰極線管用の偏向ヨークであって、
偏向ヨークは、その前方領域に、偏向コイルによって前方領域に生じた磁場を局所的に変化させる少なくとも一対の磁気手段を含み、
磁気手段は、偏向ヨークの縦軸（Ｚ）及び磁気手段の対称軸（Ｙ）を含む平面（Ｐ）について、また、Ｙ軸及びＺ軸に沿った座標Ｍ_y及びＭ_zの値が手段と平面（Ｐ）の交点の同じ軸に沿った座標の最小値である点に対応する平面（Ｐ）の点Ｍについて、リングと平面（Ｐ）との交差が少なくとも部分的にはその前部において、点Ｍを通りＺ軸に垂直な半直線（Ｄ１）及び点Ｍを通り半直線（Ｄ１）に対して４５°の角度をなす半直線（Ｄ２）によって区切られた領域の外側に位置するよう、空間中に配置されることを特徴とする偏向ヨークが提供される。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明及び本発明による様々な利点については、以下の詳細な説明及び図面により理解されよう。
【００１２】
図１は、陰極線管のネックに取り付けられた偏向ヨークを示す断面図である。偏向ヨーク１０は、一対の水平偏向コイル１と一対の垂直偏向コイル２とを含み、一対の水平偏向コイル１と一対の垂直偏向コイル２は一般的には電気的に絶縁性のプラスチックで形成されるセパレータ３によって互いに隔離される。略円錐台形状のリング４は、略円筒形状のネックである陰極線管のネック６中に配置された電子銃５から来る電子ビームに偏向磁場を集中させるために偏向コイル上に配置される。
【００１３】
偏向器１０は、陰極線管の朝顔型に張り出した部分７に配置される。セパレータ３は、偏向磁場の非点収差によって補正することが可能でなかった幾何学的な欠陥を補正するよう主に設計された補正磁石８を特に有するフロントリング９を一般的に含む。磁石８は、垂直偏向軸Ｙと陰極線管の主軸である縦軸Ｚとを含む平面Ｐを対称平面として一般的に有する。
【００１４】
磁石と平面Ｐの交差はこの平面に含まれる断面Ｓとして定義され、点Ｍは平面Ｐ上のその座標Ｍ _y及びＭ _zの値がＳの点の最小値Ｍ _y及び最大値Ｍ _zである点として定義される。
【００１５】
図６に示すように、補正磁石８は、例えば、平面ＹＺに対して対称に主に水平方向に延びる平行六面体のバレルの形である。図２は、この平面に沿った断面上で、磁気リング１０がない場合に、磁石８によって平面の異なる点において形成される磁場ベクトル２０を示す図である。図３は、磁石に対して従来の構成で配置された強磁性リング１０がある場合の磁界ベクトル２０の方向の変化を示す図である。平面ＹＺ上では、Ｙはリング１０の前方がそれに対して傾いている垂直な線であり、磁石８とこの平面の交差は面１８を画成する。この面の各点は、Ｙ軸及びＺ軸に沿ったその座標によって同定される。点Ｍは、ＹＺ平面上の、Ｙ軸及びＺ軸に沿ったその座標Ｍ_y及びＭ_xの値が同じ軸に沿った面１８上の点の座標の最小値である点として定義される。図３は、Ｍから出発しＺに対して垂直な半直線Ｄ１と、三角法という意味で角度（Ｄ２，Ｄ１）が４５°に等しいような半直線Ｄ２とを示す。従って、フェライトリングの前部２２は、２つの半直線Ｄ１及びＤ２によって画成される領域に完全に含まれる。この構成では、特に電子銃から来る電子ビームを偏向する手段が作用する領域に対応するリング１０の下に位置する領域では、磁石の磁界線はリング１０の存在によって強く乱される。これらのビームに対して、同じ効果を得るために、例えば画像の幾何学的な形状を補正するため、フェライトリング１０が存在するということは高いパワーの磁石を使用することを意味し、これは、偏向ヨークの前面への磁場の乱れを生じさせるという効果を有するだけでなく、過剰な製造費用を生じさせる。
【００１６】
図４及び図５に示す本発明の実施例では、磁石８は平行六面体の断面１８を有し、磁石の対称のＹＺ平面上の点Ｍは、Ｙ軸及びＺ軸に沿った断面１８の点の座標の最小値をその座標とする磁石の断面上の点を示す。Ｍから延び主軸Ｚに垂直な半直線Ｄ１と、やはりＭから延びＤ１に対して４５°の角度をなす半直線Ｄ２とを考えると、フェライトリング１０の位置は、その最も広がった朝顔型の部分に配置されるこのリングの前方の部分２５が半直線Ｄ１及びＤ２によって区切られた領域２６の外側に少なくとも部分的に位置するようにされる。
【００１７】
磁石８によって生ずる磁界線に対するリング１０の存在の影響を示す図４に示すように、本発明の構成では、電子銃の電子ビームを偏向するための領域、即ち、フェライトリングの下に位置する領域において、磁界線は磁石８のみによって形成される磁界線とほとんど変わっていない。このようにして、あまり高価でなく、平行及び水平の偏向コイルによって形成される偏向磁場に対してあまり乱れを生じさせない低い電力の磁石を使用することが可能である。
【００１８】
更に、直線Ｄ２がリング１０の端部２２と交差する構成、即ち、磁石８とリング１０の朝顔型の前部とが縦軸Ｚへの垂線に対して約４５°に整列された構成は、画像の幾何学的な形状を補正するための積極的な効果と水平及び垂直の偏向磁場に対する乱れの影響との間の折衷という点では最適の構成に対応する。
【００１９】
磁石８は、同様に、円形、方形、又は矩形の断面を有しうる。本発明の範囲内では、磁石８は、特に北／南（上下）の幾何学的な欠陥を補正するために図６に示すように６時の方向（６Ｈ）及び１２時の方向（１２Ｈ）に配置されてもよく、又は、東／西（左右）の幾何学的な欠陥を補正するために３時の方向（３Ｈ）及び９時の方向（９Ｈ）に配置されてもよい。
【００２０】
図７に示す他の実施例では、磁気補正手段は、偏向系の縦軸Ｚに垂直な平面上に略位置するコア３１を含むコイル３０であり、コイルは６時の方向と１２時の方向又は３時の方向と９時の方向に配置され、補正モードが静的であれば、コイル３０を通って流れる電流は静的な補正磁場を生じさせる一定の電流であり、補正モードが動的である場合は補正電流は可変であり、例えば、水平又は垂直の偏向電流に比例しうる。
【００２１】
図示された実施例では、リング１０は、リングを軸対称とする略円形の前方領域２２を有する円錐台形状であり、製造を容易とするとともに製造費用を低くする。しかしながら、この構造は制限的なものではなく、朝顔型に張り出した前部の形状を、例えば偏向エネルギーを最小とするために陰極線管の後方の外囲器の朝顔型の形状によりよく一致するよう方形又は楕円形にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】陰極線管のネック上に配置された従来技術による偏向ヨークを示す断面図である。
【図２】永久磁石によって形成される磁場線を永久磁石に対して垂直な平面上で示す図である。
【図３】偏向ヨークの前方に配置された永久磁石によって形成される磁場線を、従来技術による構成で、永久磁石に対して垂直な平面上で示す図である。
【図４】偏向ヨークの前方に配置された永久磁石によって形成される磁場線を、本発明による構成で、永久磁石に対して垂直な平面上で示す図である。
【図５】本発明によって配置された補正磁石を具備した偏向コイルの一例を示す断面図である。
【図６】偏向ヨークのフェライトリングに対する一対の磁石の本発明による配置を示す斜視図である。
【図７】補正手段がコアの回りに配置されるコイルである本発明の他の実施例を示す図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a magnetic apparatus that corrects geometric defects in an image formed on a screen of a cathode ray tube, and is particularly suitable for a cathode ray tube having a front face with a large radius of curvature.
[0002]
[Prior art]
A cathode ray tube designed to generate a color image generally includes an electron gun that emits three electron beams, each beam containing a phosphor of a particular primary color (red, green, or blue) on the screen of the cathode ray tube. Designed to excite.
[0003]
The electron beam scans the screen of the cathode ray tube under the influence of the deflection magnetic field formed by the deflection device. The deflection device is also called a deflection yoke, and is attached to the neck of the cathode ray tube and includes a horizontal coil and a vertical coil for deflecting an electron beam. A substantially frustoconical ring made of a ferromagnetic material surrounds the deflection coil as in the prior art and concentrates the deflection magnetic field in an appropriate region.
[0004]
The three beams generated by the electrons must always converge on the screen of the cathode ray tube. Otherwise, an error referred to as a convergence error that distorts color rendering in particular occurs. In order to achieve convergence of three coplanar beams, it is known to use a magnetic field called a so-called self-convergent astigmatism deflection magnetic field, and a magnetic flux generated by a horizontal deflection winding in the self-convergence deflection coil. The wire is of a substantially pincushion type in the part of the coil that is closer to the side of the screen of the cathode ray tube and closer to the front of the coil. This causes a positive third harmonic with a high ampere-turn density in front of the coil for the winding distribution forming the wire coil.
[0005]
Furthermore, due to the action of uniform horizontal and vertical deflection magnetic fields, the volume scanned by the electron beam is pyramidal, its apex coincides with the deflection center of the deflection yoke, and the intersection with the aspherical screen is pincushion-type strain. Indicates a geometric defect called. The geometric distortion of the image is further increased as the radius of curvature of the cathode ray tube screen is increased. The self-focusing deflection yoke generates an astigmatism deflection magnetic field that allows the north / south (up / down) and east / west (left / right) geometry of the image to be changed, especially the north / south pincushion distortion. Partially compensate. The east / west geometric defect is substantially corrected by the electronic circuit associated with the deflection yoke.
[0006]
However, the current trend is to develop a cathode ray tube having a very flat or completely flat screen surface, which in particular increases the geometric problems of the image. As a result, the self-converging deflection yoke can no longer provide a complete geometric correction of north / south pincushion distortion, and further, an east / west geometric defect requires a stronger correction. Will be.
[0007]
In order to correct these pincushion distortions of the image by a self-focusing deflection device with a flat screen and a cathode ray tube, in the form of a permanent magnet or in the form of a magnetic coil powered by a constant or variable current. It is known to use magnetic correction means.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
These magnetic correction means are generally attached to the ring in front of the separator and are therefore located on the bundle in front of the deflection coil. However, these solutions require the generation of a stronger correction magnetic field, resulting in residual distortion such as image symmetry defects or alignment defects that affect the color purity on the screen.
[0009]
It is an object of the present invention to provide a solution to image geometric defects without further creating afterimage defects that are difficult to correct.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
To this end, according to the present invention, a pair of horizontal deflection coils and a pair of vertical deflection coils are included, the two pairs are separated from each other by a separator, and the ferrite ring at least partially covers the deflection coils and has a morning glory shape. A deflection yoke for a cathode ray tube having a protruding front part,
The deflection yoke includes at least a pair of magnetic means for locally changing the magnetic field generated in the front region by the deflection coil in the front region,
Magnetic means, for the plane (P) containing the longitudinal axis of the deflection yoke (Z) and the axis of symmetry of the magnetic means (Y), and the value of the coordinate M _y and M _z along the Y-axis and Z-axis and means For the point M of the plane (P) corresponding to the point that is the minimum coordinate along the same axis of the intersection of the plane (P), the intersection of the ring and the plane (P) is at least partly in front of it. , Located outside the region delimited by a half line (D1) passing through the point M and perpendicular to the Z axis and a half line (D2) passing through the point M and forming an angle of 45 ° with the half line (D1). A deflection yoke is provided that is disposed in space.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention and various advantages of the invention will be understood from the following detailed description and drawings.
[0012]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a deflection yoke attached to the neck of a cathode ray tube. The deflection yoke 10 includes a pair of horizontal deflection coils 1 and a pair of vertical deflection coils 2. The pair of horizontal deflection coils 1 and the pair of vertical deflection coils 2 are generally formed of electrically insulating plastic. The separators 3 are separated from each other. The substantially frustoconical ring 4 is arranged on the deflection coil in order to concentrate the deflection magnetic field on the electron beam coming from the electron gun 5 arranged in the neck 6 of the cathode ray tube, which is a substantially cylindrical neck.
[0013]
The deflector 10 is disposed in a portion 7 of the cathode ray tube protruding in the morning glory shape. The separator 3 generally includes a front ring 9 having in particular a correction magnet 8 designed primarily to correct geometrical defects that could not be corrected by astigmatism of the deflection magnetic field. The magnet 8 generally has a plane P including a vertical deflection axis Y and a longitudinal axis Z which is the main axis of the cathode ray tube as a symmetrical plane.
[0014]
Intersection of the magnet and the plane P is defined as cross-section S contained in the plane, the point M is the value of the coordinate M _y and M _z in the plane P is at a minimum value M _y and the maximum value M _z of a point S Defined as a point.
[0015]
As shown in FIG. 6, the correction magnet 8 is, for example, in the form of a parallelepiped barrel extending mainly in the horizontal direction symmetrically with respect to the plane YZ. FIG. 2 is a diagram showing magnetic field vectors 20 formed at different points on the plane by the magnet 8 when there is no magnetic ring 10 on the cross section along the plane. FIG. 3 is a diagram showing a change in the direction of the magnetic field vector 20 when the ferromagnetic ring 10 is arranged in a conventional configuration with respect to the magnet. On the plane YZ, Y is a vertical line with the front of the ring 10 inclined relative to it, and the intersection of the magnet 8 and this plane defines a plane 18. Each point on this surface is identified by its coordinates along the Y and Z axes. Point M is on the YZ plane, the value of the coordinates along the Y-axis and Z-axis M _y and M _x is defined as the point which is the minimum value of the coordinates of points on the surface 18 along the same axis. FIG. 3 shows a half line D1 starting from M and perpendicular to Z and a half line D2 whose angle (D2, D1) is equal to 45 ° in the sense of trigonometry. Thus, the front portion 22 of the ferrite ring is completely contained in the region defined by the two half lines D1 and D2. In this configuration, the magnetic field lines of the magnet are strongly disturbed by the presence of the ring 10, particularly in the region located under the ring 10 corresponding to the region where the means for deflecting the electron beam coming from the electron gun acts. For these beams, the presence of the ferrite ring 10 means using a high power magnet, for example to correct the geometric shape of the image, in order to achieve the same effect. Not only has the effect of causing a disturbance of the magnetic field to the front surface of the deflection yoke, but also causes excessive manufacturing costs.
[0016]
In the embodiment of the present invention shown in FIGS. 4 and 5, the magnet 8 has a parallelepiped cross section 18, and the point M on the symmetrical YZ plane of the magnet is the point of the cross section 18 along the Y and Z axes. A point on the cross section of the magnet having the minimum coordinate value as the coordinate is shown. Considering a half straight line D1 extending from M and perpendicular to the main axis Z and a half straight line D2 extending from M and forming an angle of 45 ° with respect to D1, the position of the ferrite ring 10 is its most widened morning glory part. The front part 25 of this ring, which is arranged at, is positioned at least partly outside the area 26 delimited by the half lines D1 and D2.
[0017]
As shown in FIG. 4 which shows the influence of the presence of the ring 10 on the magnetic field lines generated by the magnet 8, in the configuration of the present invention, the region for deflecting the electron beam of the electron gun, that is, the region located under the ferrite ring. The magnetic field lines are almost the same as the magnetic field lines formed by the magnet 8 alone. In this way, it is possible to use a low power magnet that is not very expensive and does not cause much disturbance to the deflection field formed by the parallel and horizontal deflection coils.
[0018]
Furthermore, the configuration in which the straight line D2 intersects the end portion 22 of the ring 10, that is, the configuration in which the magnet 8 and the morning glory-shaped front portion of the ring 10 are aligned at about 45 ° with respect to the perpendicular to the vertical axis Z is This corresponds to an optimal configuration in terms of a compromise between the positive effect of correcting the geometric shape of the image and the effect of disturbances on the horizontal and vertical deflection fields.
[0019]
The magnet 8 can likewise have a circular, square or rectangular cross section. Within the scope of the present invention, the magnet 8 has a 6 o'clock direction (6H) and a 12 o'clock direction (12H), as shown in FIG. 6, in particular to correct north / south (up and down) geometrical defects. Or in the 3 o'clock direction (3H) and 9 o'clock direction (9H) to correct east / west (left and right) geometrical defects.
[0020]
In another embodiment shown in FIG. 7, the magnetic correction means is a coil 30 including a core 31 that is substantially located on a plane perpendicular to the longitudinal axis Z of the deflection system, and the coil is in the 6 o'clock direction and the 12 o'clock direction. Alternatively, if the correction mode is static when arranged in the 3 o'clock direction and the 9 o'clock direction, the current flowing through the coil 30 is a constant current that produces a static correction magnetic field, and the correction mode is dynamic. , The correction current is variable and can be proportional to the horizontal or vertical deflection current, for example.
[0021]
In the illustrated embodiment, the ring 10 is frustoconical with a generally circular front region 22 that is axisymmetric with respect to the ring, facilitating manufacturing and reducing manufacturing costs. However, this structure is not restrictive, so that the shape of the front portion protruding in the morning glory type matches the morning glory shape of the envelope behind the cathode ray tube in order to minimize the deflection energy, for example. It can be square or oval.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a deflection yoke according to the prior art disposed on a neck of a cathode ray tube.
FIG. 2 is a diagram showing magnetic field lines formed by permanent magnets on a plane perpendicular to the permanent magnets.
FIG. 3 is a diagram showing magnetic field lines formed by a permanent magnet disposed in front of a deflection yoke on a plane perpendicular to the permanent magnet in a configuration according to the prior art.
FIG. 4 is a diagram showing magnetic field lines formed by a permanent magnet disposed in front of a deflection yoke on a plane perpendicular to the permanent magnet in the configuration according to the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing an example of a deflection coil including a correction magnet arranged according to the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing the arrangement according to the invention of a pair of magnets with respect to a ferrite ring of a deflection yoke.
FIG. 7 is a view showing another embodiment of the present invention in which the correcting means is a coil disposed around the core.

Claims

一対の水平偏向コイルと一対の垂直偏向コイルとを含み、２つの対が互いにセパレータによって隔離され、フェライトリングが、前記偏向コイルを少なくとも部分的に覆うとともに、朝顔型に張り出した前部を有する、陰極線管用の偏向ヨークであって、
前記セパレータは、前記偏向コイルによって前方領域に生じた磁場を局所的に変化させる平行六面体の少なくとも一対の永久磁石を担持するフロントリングを含み、
前記永久磁石は、垂直偏向軸Ｙと、前記陰極線管の縦主軸Ｚとを含む平面について、また、前記垂直偏向軸Ｙ及び前記陰極線管の縦主軸Ｚに沿った座標Ｍ_ｙ及びＭ_ｚの値が前記磁石と前記平面の交点の前記垂直偏向軸Ｙ及び前記陰極線管の縦主軸Ｚに沿った座標の最小値である点に対応する平面の点Ｍについて、前記フェライトリングと前記平面との交差が、少なくとも部分的にはその前部において前記点Ｍを通り前記陰極線管の縦主軸Ｚに垂直な第１の半直線及び前記点Ｍを通り前記第１の半直線に対して４５°の角度をなす第２の半直線によって区切られた領域の外側に位置するよう、空間中に配置されており、前記永久磁石は、主に、前記平面に対して垂直な方向に延びており、前記第２の半直線は前記フェライトリングの前部と交差することを特徴とする、請求項１記載の偏向ヨーク。Including a pair of horizontal deflection coils and a pair of vertical deflection coils, the two pairs are separated from each other by a separator, and the ferrite ring has a front portion that at least partially covers the deflection coil and projects in a morning glory shape, A deflection yoke for a cathode ray tube,
The separator includes a front ring carrying at least a pair of permanent magnets of parallelepipeds that locally change a magnetic field generated in a front region by the deflection coil,
The permanent magnet has a vertical deflection axis Y, the plane including the longitudinal major axis Z of the cathode ray tube, also the vertical deflection axis Y and values of the coordinate M _y and M _z along the longitudinal main axis Z of the cathode ray tube Is the intersection of the ferrite ring and the plane with respect to a point M on the plane corresponding to the point that is the minimum value of the coordinates along the vertical deflection axis Y and the longitudinal main axis Z of the cathode ray tube at the intersection of the magnet and the plane However, at least partially at the front thereof, the first half line perpendicular to the longitudinal main axis Z of the cathode ray tube through the point M and the angle of 45 ° with respect to the first half line through the point M The permanent magnet extends mainly in a direction perpendicular to the plane, and is located outside the region delimited by the second half line forming 2 half line intersects the front of the ferrite ring The deflection yoke according to claim 1, wherein:

前記永久磁石は、６時の方向及び１２時の方向に配置されることを特徴とする、請求項１記載の偏向ヨーク。 The deflection yoke according to claim 1, wherein the permanent magnets are arranged in a 6 o'clock direction and a 12 o'clock direction.

前記フェライトリングの形状は対称であることを特徴とする、請求項１記載の偏向ヨーク。 The deflection yoke according to claim 1, wherein the ferrite ring has a symmetrical shape.

請求項１乃至３のうちいずれか一項記載の偏向ヨークを含む陰極線管。 A cathode ray tube including the deflection yoke according to any one of claims 1 to 3.