JP4144636B2 - 番組予約装置および方法、並びに記録装置および方法 - Google Patents

番組予約装置および方法、並びに記録装置および方法 Download PDF

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この発明は、番組が絶えず記録媒体に記録されるようなテレビジョン受像機に用いて好適な番組予約装置および方法、並びに記録装置および方法に関する。
テレビジョン放送を楽しんでいる最中に、突然、電話の呼出しが鳴ったり、来客があり、放送番組を見逃してしまうことが良くある。テレビジョン放送番組を見逃してしまうと、再放送される番組を除いて、その番組は二度と見ることはできない。短期間のうちに再放送される番組はまれであり、ニュース番組やスポーツ番組は、殆どの場合には、再放送されていない。したがって、多くの場合、テレビジョン放送番組を見逃してしまうと、その番組は二度と見ることはできないことになる。
また、映画やドラマの名場面、重要人物のインタビュー、スポーツ番組のハイライトシーン等、放送番組を見ていて、保存しておきたい場面が突然に始まる場合がある。このような場合、直ちにVTRをセットしても、その場面に間に合わず、その場面を録画できないようなことが良くある。
そこで、本願発明者は、放送番組を見ている最中に、その番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機を提案している。このようなテレビジョン受像機では、突然の電話の呼出しや来客があっても、その番組を遡って再生することができ、番組を見逃すことがなくなる。また、その番組を簡単に保存しておくことができ、記録しておきたい番組が突然始まっても対処できる。
また、本願発明者は、このように番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機における記録媒体として、ハードディスクドライブを用いることを提案している。従来、ビデオ信号を記録する記録媒体としては、磁気テープが広く用いられている。ところが、磁気テープはアクセス速度が遅く、このようなテレビジョン受像機に用いられる記録媒体として用いるのは困難である。また、半導体メモリを用いることが考えられるが、大容量の半導体メモリは非常に高価であると共に、半導体メモリでは、電源が落とされると保存しておいた番組が消えてしまい、番組を長く保存しておくような場合に不向きである。これに対して、ハードディスクドライブは、大容量で、アクセス速度も十分に速い。
このように、ハードディスクドライブを備えたテレビジョン受像機では、受信中の番組が絶えず記録されており、この番組を簡単に保存することができる。そして、このようなハードディスクドライブを備えたテレビジョン受像機では、更に、簡単に、所望の番組の開始から終了まで、確実に記録できるようにすることが望まれる。
すなわち、従来、ビデオ信号の記録装置としては、ビデオ信号をテープに記録するVTRが広く普及している。VTRでは、番組受信中に録画キーが押されると、受信中の番組がそのまま記録されるようなっている。このため、VTRで所望の番組を保存するような場合には、番組の開始時に録画キーを押して、番組の最後には、ストップキーを押さなければならない。ところが、注意を払っていないと、番組の開始時間を逃してしまい、番組の開始時から録画が行なえなくなってしまう。
また、VTRには、タイマー予約機能が備えられているが、タイマー予約の操作は複雑であり、録画開始時間と録画終了時間を設定するのはたいへんな作業である。このように、従来のVTRでは、番組の開始時から終了時まで、所望の番組を記録することが困難である。
したがって、この発明の目的は、所望の番組を開始から終了まで、簡単に、確実に記録できるようにした番組予約装置および方法、並びに記録装置および方法を提供することにある。
この発明は、受信中の番組を記録するためのコマンドを与える手段と、
コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出する手段と、
算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定する手段と
からなる番組予約装置である。
この発明は、受信中の番組を記録するためのコマンドを与える手段と、
コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出する手段と、
算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定する手段と、
設定された予約開始時刻および予約終了時刻に、番組を記録する手段を有することを特徴とする記録装置である。
この発明は、受信中の番組を記録するためのコマンドを与えるステップと、
コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出するステップと、
算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定するステップと
からなる番組予約方法である。
この発明は、受信中の番組を記録するためのコマンドを与えるステップと、
コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出するステップと、
算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定するステップと、
設定された予約開始時刻および予約終了時刻に、番組を記録するステップを有することを特徴とする記録方法である。
多くの場合、テレビジョン放送番組は、番組の開始時刻から、30分或いは1時間単位で番組が放送される。このことから、30分或いは1時間を単位として番組を管理していくことができる。この発明では、番組の記録開始が入力されると、番組の開始時刻から、30分或いは1時間単位で番組が放送されるものとして、番組の開始時刻及び終了時刻が設定される。このようにして設定された番組の開始時刻から終了時刻の間、受信放送が記録される。
この発明によれば、番組の記録開始が入力されると、番組の開始時刻から、30分或いは1時間単位で番組が放送されるものとして、番組の開始時刻及び終了時刻が設定される。このようにして設定された番組の開始時刻から終了時刻の間、受信放送が記録される。したがって、番組の途中で簡単なキー操作をするだけで、その番組の開始から終了まで、確実に録画することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。この発明は、テレビジョン受像機にハードディスクドライブが内蔵されているテレビジョン受像機に適用される。このようなハードディスクドライブが備えられたテレビジョン受像機では、見逃したシーンや再度見たいシーンを遡って再生したり、所望の番組を記録再生したりというようなことが可能になる。
図1は、この発明が適用されたテレビジョン受像機の構成を示すものである。図1において、アンテナ1で受信された受信信号は、チューナ回路2に供給される。チューナ回路2には、システムコントローラ10からチャンネル設定信号が供給される。チューナ回路2で、このチャンネル設定信号に基づいて、所望の受信チャンネルの信号が選択され、この信号が中間周波数信号に変換される。
チューナ回路2の出力が映像中間周波数回路3に供給される。映像中間周波数回路3で、チューナ回路2からの中間周波数信号が増幅され、この信号がビデオ検波される。これにより、例えばNTSC方式のコンポジットビデオ信号が得られる。このビデオ信号がビデオソース切り替えスイッチ5の一方の入力端子5Aに供給される。また、中間周波数回路3の出力の例えば4.5MHzのビート成分から音声信号が検波される。この出力が音声復調回路12に供給される。
ビデオソース切り替えスイッチ5の他方の入力端子5Bには、外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ5には、システムコントローラ10からセレクト信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ5により、受信されたテレビジョン放送に基づくビデオ信号と、外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号とが切り替えられる。
ビデオソース切り替えスイッチ5の出力がビデオ信号処理回路7に供給される。ビデオ信号処理回路7により、NTSC方式のコンポジットビデオ信号から輝度信号Yとクロマ信号Cとが分離され、更に、クロマ信号Cから色差信号U、Vが復調され、コンポーネントビデオ信号Y、U、Vが形成される。このコンポーネントビデオ信号Y、U、Vは、スイッチ回路8の端子8Aに供給されると共に、ビデオ信号をハードディスクドライブ30に保存するために、A/Dコンバータ21に供給される。スイッチ回路8の他方の入力端子8Bには、ハードディスクドライブ30からの再生画面を出力するために、D/Aコンバータ35の出力が供給される。
スイッチ回路8は、受信しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号に基づく画面と、ハードディスクドライブ30からの再生画面とを切り替えるためのものである。スイッチ回路8は、システムコントローラ10により制御される。受信しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子6からのビデオ信号に基づく画面を映出する場合には、スイッチ回路8が端子8A側に切り替えられる。ハードディスクドライブ30からの再生画面を映出する場合には、スイッチ回路8が端子8B側に切り替えられる。
スイッチ回路8の出力が映像出力回路9に供給される。映像出力回路9は、スイッチ回路8からのコンポーネントビデオ信号Y、U、Vから、3原色信号R、G、Bを形成するマトリクス回路と、この3原色信号R、G、Bをドライブしてカラー受像管11に供給するための映像増幅回路とを有する。映像出力回路9で、スイッチ回路8からのコンポーネントビデオ信号Y、U、Vが3原色信号R、G、Bに変換され、カラー受像管11に供給される。
また、中間周波数回路3の出力の例えば4.5MHzのビート成分から検波された音声信号は、音声復調回路12に供給される。音声復調回路12で、オーディオ信号が復調される。このオーディオ信号がオーディオソース切り替えスイッチ13の入力端子13Aに供給される。
オーディオソース切り替えスイッチ13の他方の端子13Bには、外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号が供給される。オーディオソース切り替えスイッチ13により、受信されたテレビジョン放送に基づくオーディオ信号と、外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号とが選択される。
オーディオソース切り替えスイッチ13の出力は、スイッチ回路15の端子15Aに供給されると共に、音声信号をハードディスクドライブ30に保存するために、A/Dコンバータ25に供給される。スイッチ回路15の他方の入力端子15Bには、ハードディスクドライブ30からの音声信号を出力するために、D/Aコンバータ38の出力が供給される。
スイッチ回路15は、受信しているテレビジョン放送又は外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号と、ハードディスクドライブ30から再生されたオーディオ信号との切り替えを行なうものである。スイッチ回路15は、システムコントローラ10により制御される。受信しているテレビジョン放送又は外部オーディオ入力端子14からのオーディオ信号を出力する場合には、スイッチ回路15が端子15A側に切り替えられる。ハードディスクドライブ30からのオーディオ信号を出力する場合には、スイッチ回路15が端子15B側に切り替えられる。
スイッチ回路15の出力がオーディオアンプ16に供給される。オーディオアンプ16で、スイッチ回路15からのオーディオ信号が増幅される。このオーディオ信号がスピーカ17に供給される。
また、ビデオ信号処理回路7からのコンポーネントビデオ信号Y、U、Vは、ハードディスクドライブ30で保存するために、A/Dコンバータ21に供給される。A/Dコンバータ21で、ビデオ信号処理回路17からのコンポーネントビデオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ21の出力がフィールドメモリ22に供給される。フィールドメモリ22の出力が画像圧縮回路23に供給される。画像圧縮回路23で、このコンポーネントビデオ信号が圧縮される。画像の圧縮方式としては、例えば、モーションJPEGが用いられ、1フィールドの符号量が等しくなるように圧縮される。画像圧縮回路23で圧縮されたビデオデータは、バッファメモリ24を介して、バス29に送出される。
オーディオソース切り替え回路13からのオーディオ信号は、ハードディスクドライブ30で保存するために、A/Dコンバータ25に供給される。A/Dコンバータ25で、オーディオソース切り替え回路13からのオーディオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ25の出力が音声圧縮回路26に供給される。音声圧縮回路26で、オーディオ信号が圧縮される。音声の圧縮方式としては、例えば、ノンリニアPCMが用いられる。音声圧縮回路26で圧縮されたオーディオデータは、バッファメモリ28を介して、バス29に送出される。
バッファメモリ24からのビデオデータと、バッファメモリ28からのオーディオデータは、固定長のブロックに合成される。各ブロックには、ブロックを識別するための所定のヘッダが設けられる。
このように、ブロック化されたビデオデータとオーディオデータが、CPU(Central Processing Unit )からなる記録/再生コントローラ27の制御の基に、バス29を介して、ハードディスクドライブ30に記録される。これにより、ハードディスクドライブ30にビデオデータ及びオーディオデータが貯えられる。
ハードディスクドライブ30に記録されているビデオデータ及びオーディオデータは、記録/再生コントローラ27の制御の基に、再生される。ハードディスクドライブ30からの再生データは、バス29を介して、バッファメモリ31及び36に供給される。
バッファメモリ31からのビデオデータは、画像伸長回路32に供給される。画像伸長回路32で、例えばモーションJPEGで圧縮されていたビデオデータから、コンポーネントビデオデータY、U、Vが形成される。画像伸長回路32の出力が、マルチ画面を形成するための画像処理回路33、フィールドメモリ34を介して、D/Aコンバータ35に供給される。D/Aコンバータ35で、ディジタルビデオ信号がアナログビデオ信号に変換される。このD/Aコンバータ35の出力がスイッチ回路8の端子8Bに供給される。
また、バッファメモリ36からのオーディオデータは、音声伸長回路37に供給される。音声伸長回路37の出力がD/Aコンバータ38に供給される。D/Aコンバータ38によりディジタルオーディオ信号がアナログオーディオ信号に変換される。このD/Aコンバータ38の出力がスイッチ回路15の端子15Bに供給される。
システムコントローラ10は、テレビジョン受像機の全体の制御を行なっている。システムコントローラ10と、記録/再生処理コントローラ27とは、双方向に接続される。
システムコントローラ10には、受光部42を介して、リモートコマンダ52から入力が与えられる。このリモートコマンダ52からの入力に基づいて、各種の動作が設定される。システムコントローラ10の出力が表示発生回路44に供給される。表示発生回路44からは、各種の動作設定状態を示す表示信号が発生される。この表示発生回路44の出力が映像出力回路9に供給され、各種の動作状態が画面上に表示される。また、システムコントローラ10に対して、タイマー45が設けられる。タイマー45は、番組を保存する時間を設定する際に用いられる。
この発明が適用されたテレビジョン受像機は、図2に示すように、リモートコマンダ52を用いて操作することができる。
リモートコマンダ52には、テレビジョン受像機の基本的な設定を行なうための各種のキー、すなわち、テレビジョン受像機の電源のオン/オフするための電源スイッチ61、チャンネル設定を行なうためのチャンネルキー62、62、62、・・・、チャンネルアップ/ダウンキー63A及び63B、音量アップ/ダウンキー64A及び64B、入力ソース切り換えスイッチ65が配設される。
更に、この発明が適用されたテレビジョン受像機を操作するためのリモートコマンダ52には、テレビジョン受像機のハードディスクドライブ30の記録/再生を制御するための各種のキーとして、番組ポーズキー66、ブックマーク記録キー67、区間リピートキー68、キャンセルキー69、逆転スキップ再生キー70、逆転高速送りキー71、2倍速キー72、正転高速送りキー73、正転スキップキー74、オーバービュー検索キー75、矢印キー76A、76B、決定キー77が配設される。
番組ポーズキー66が押されると、受信中の画面がその場で停止され、静止画として表示される。その間、テレビジョン受像機のハードディスクドライブ30に、その番組が記録される。番組ポーズキー66が再び押されると、静止画となっている所の場面から、ハードディスクドライブ30に記録されている番組が再生される。
ブックマーク記録キー67が押されると、このとき放送されている番組をテレビジョン受像機のハードディスクドライブ30に保存させることができる。
区間リピートキー68により、リピート再生が設定される。区間リピートキー68が最初に押されると、リピートの開始位置が設定され、区間リピートキー68が次に押されると、リピートの終了位置が設定される。
キャンセルキー69は、設定された動作や機能をキャンセルさせる際に押される。
逆転スキップ再生キー70、逆転高速送りキー71、2倍速キー72、正転高速送りキー73、正転スキップキー74は、変速再生行なうためのキーである。
オーバービュー検索キー75、矢印キー76A、76B、決定キー77は、番組検索に用いられる。オーバービュー検索キー75が押されると、テレビジョン受像機の画面が、中央の画面と、周囲の複数の小画面とに分割される。周囲の小画面には、ハードディスクドライブ30に記録されている画面の中から、所定時間毎の画面が表示される。矢印キー76A及び76Bの操作により、複数の画面の中から、所望の画面が選択され、再生開始位置が検索されると、決定キー77が押される。決定キー77が押されると、選択された画面から再生が開始される。
上述のように、この発明が適用されたテレビジョン受像機のリモートコマンダ52には、ブックマークキー67が設けられており、このブックマークキー67が押されると、このとき放送されている番組をハードディスクドライブ30に記録させることができる。このブックマークキー67による番組の記録について、更に詳述する。
現行のテレビジョンの放送番組は、殆どの場合、30分或いは1時間を単位として放送されている。例えば、ある放送局のテレビジョンの放送番組は、以下のようになっている。
7時00分〜7時30分:ニュース
7時30分〜8時00分:ニュース解説
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10時00分〜10時30分:ニュース
10時30分〜11時00分:ドキュメンタリー
12時00分〜13時00分:ドラマ
このように、いくつかの例外はあるが、多くの場合、テレビジョン放送番組は、X時00分(いわゆるX時正時)或いはX時30分に始まり、X時30分或いはX時00分に終了し、30分或いは1時間を単位として放送されている。このことから、30分或いは1時間を単位として番組を管理していくことができる。
ブックマークキー67による番組の管理は、30分或いは1時間を単位として行なうものである。このような30分或いは1時間を単位として番組を管理していくと、保存しておきたい番組の所でブックマークキー67を押せば、その番組を簡単に記録することができる。記録の開始や終了を行なわせるための入力は不要である。
例えば、図3に示すように、21時00分から22時00分まで「番組B」が放送されており、この「番組B」を記録するとする。従来のVTR等では、この「番組B」を記録する場合には、21時00分で録画キーを押し、22時00分で停止キーを押す必要がある。図3に示すように、録画キーを押すのが遅れてしまい、21時00分よりも後の例えば21時21分で録画キーが押され、22時00分で停止キーが押されたとすると、保存される番組は、21時21分から22時00分までの番組となり、「番組B」の前半が欠けてしまう。
これに対して、ブックマークキー67による番組の管理は、30分或いは1時間を単位としているため、このような場合にも、「番組B」を完全に保存できる。
つまり、図4に示すように、21時00分から22時00分まで「番組B」が放送されており、この「番組B」を記録するとする。この場合、21時00分から22時00分までの1時間の番組が1つの単位として管理されている。したがって、21時00分から22時00分までの時間内であれば、どの時点でブックマークキー67が押されても、1つの単位とされた「番組B」は完全に保存される。例えば、21時21分にブックマークキー67が押されたとすると、これは、21時00分から22時00分の番組を保存するものとして、図4に示すように、21時00分から22時00分までの「番組B」が保存される。
更に、ブックマークキー67を使って設定した番組は、予約録画により、毎日、或いは毎週録画することができるようになっている。
なお、上述のように、この発明が適用されたテレビジョン受像機では、受信中のビデオ信号が常にハードディスクドライブ30に記録されている。ハードディスクドライブ30には、常時、例えば、90分のビデオ信号が蓄積されるようになっている。そして、リング状のアドレスにより、90分以上のビデオ信号が蓄積されると、古いビデオ信号を捨てて、新たなビデオ信号を書き込むようになっている。したがって、ブックマークキー67が押される以前の番組を遡って保存するようにすることが可能である。
なお、記録する番組の1つの単位は、1時間でも良いし、30分或いは15分でも良いことは、勿論のことである。また、記録する番組の単位時間を、変更可能とするようにしても良い。
図5は、このようなブックマークキー67による番組の記録処理を示すフローチャートである。
図5において、ブックマークキー67が押されたか否かが判断される(ステップST1)。ブックマークキー67が押されたら、現在の時刻情報Tと、チャンネル情報Cが取り込まれる(ステップST2)。
そして、現在の時刻情報Tから、録画開始時刻Tstart と、録画終了時刻Tend が算出される(ステップST3)。例えば、番組を1時間単位に管理した場合、録画開始時刻Tstart は、現在の時刻Tの分、秒の値を「00」にしたものになる。また、録画終了時刻Tend は、現在の時刻Tの時を1時間繰上げ、分、秒の値を「00」にしたものになる。例えば、現在の時刻Tが21時21分なら、録画開始時刻Tstart は21時00分00秒となり、録画終了時刻Tend は22時00分00秒となる。
そして、予約設定処理が行なわれる(ステップST4)。予約設定処理では、予め装置に設定しておいた毎日或いは毎週の予約モードを使って、予約開始時刻Tstart 及び予約終了時刻Tend が設定され、更に予約チャンネルCが設定される。
それから、現時刻より前に放送されていた番組の保存処理が行なわれる(ステップST5)。つまり、ハードディスクドライブ30には、リング状のアドレスにより、常時、例えば、90分のビデオ信号が蓄積されるようになっている。ステップST7で、ハードディスクドライブ30に保存されているビデオデータのうち、録画開始時刻Tstart から現時刻までのビデオデータの領域が消去禁止とされる。
そして、受信中の放送番組の保存処理が行なわれる(ステップST6)。受信中の放送番組の保存処理は、その間、ハードディスクドライブ30に保存されているビデオデータの領域を消去禁止とするものである。このような受信中の放送番組の保存処理を行いながら、終了時刻Tend になったか否かが判断される(ステップST7)。終了時刻Tend になっていなければ、ステップST7に戻り、このような受信中の放送番組の保存処理が続けられる。終了時刻Tend になったら、録画保存終了処理が行なわれ(ステップST8)、番組の保存が終了される。
図6は、タイマー予約録画処理を示すフローチャートである。前述のステップST4で示したように、ブックマークキー67が押されて番組が保存されると、毎日或いは毎週の予約を行なう予約録画モードに設定される。ステップST4で説明したように、予約録画モードに設定されていると、予約開始時刻Tstart 及び予約終了時刻Tend 、予約チャンネルCが設定されている。
現時刻Tが予約開始時刻Tstart になったか否かが判断され(ステップST11)、現時刻Tが予約開始時刻Tstart になったら、予約チャンネルCの受信番組処理が行なわれる(ステップST12)。それから、受信中の放送番組の保存処理が行なわれる(ステップST13)。受信中の放送番組の保存処理は、その間、ハードディスクドライブ30に保存されているビデオデータの領域を消去禁止とするものである。このような受信中の放送番組の保存処理を行いながら、予約終了時刻Tend になったか否かが判断される(ステップST14)。予約終了時刻Tend になっていなければ、ステップST13に戻り、このような受信中の放送番組の保存処理が続けられる。予約終了時刻Tend になったら、録画保存終了処理が行なわれ(ステップST15)、番組の保存が終了される。
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
この発明が適用されたテレビジョン受像機の一例のブロック図である。 この発明が適用されたテレビジョン受像機におけるリモートコマンダの説明に用いる平面図である。 番組記録の説明に用いる略線図である。 番組記録の説明に用いる略線図である。 番組記録の説明に用いるフローチャートである。 番組記録の説明に用いるフローチャートである。
符号の説明
10 システムコントローラ
30 ハードディスクドライブ
52 リモートコマンダ
67 ブックマークキー

Claims (4)

  1. 受信中の番組を記録するためのコマンドを与える手段と、
    上記コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出する手段と、
    上記算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、上記設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定する手段と
    からなる番組予約装置。
  2. 受信中の番組を記録するためのコマンドを与える手段と、
    上記コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出する手段と、
    上記算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、上記設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定する手段と、
    上記設定された予約開始時刻および予約終了時刻に、番組を記録する手段を有することを特徴とする記録装置。
  3. 受信中の番組を記録するためのコマンドを与えるステップと、
    上記コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出するステップと、
    上記算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、上記設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定するステップと
    からなる番組予約方法。
  4. 受信中の番組を記録するためのコマンドを与えるステップと、
    上記コマンドが与えられた時間の受信中の番組の開始時刻から所定の時間単位となるように、番組の記録開始時刻および記録終了時刻を算出するステップと、
    上記算出された記録開始時刻および記録終了時刻を予約開始時刻および予約終了時刻として設定すると共に、上記設定された予約開始時刻および予約終了時刻を、毎日または毎週として設定するステップと、
    上記設定された予約開始時刻および予約終了時刻に、番組を記録するステップを有することを特徴とする記録方法。
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