JP4144600B2 - 画像処理装置、画像処理方法、および画像表示装置 - Google Patents
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Description
現フレームの画像を複数のブロックに分割し、各ブロックにおける画素データの大きさを表す代表値、および当該代表値に基づいて上記各ブロックにおける画素データを量子化した量子化値を含んで構成される、上記現フレームの画像に対応する第1の符号化画像データを出力する符号化手段と、
上記第1の符号化画像データを復号化することにより上記現フレームの画像に対応する第1の復号化画像データを出力する復号化手段と、
上記第1の符号化画像データを1フレームに相当する期間遅延することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の符号化画像データを出力する遅延手段と、
上記第2の符号化画像データを復号化することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の復号化画像データを出力する復号化手段と、
上記第1の符号化画像データと上記第2の符号化画像データとを参照し、上記現フレームの画像と上記1フレーム前の画像との間における上記代表値の変化量、および上記量子化値の変化量を求め、これらの変化量に基づいて上記現フレームの各ブロックにおける画素データの変化を表す制御信号を生成する符号データ判定手段と、
上記制御信号に基づいて、上記現フレームの画像データと上記第2の復号化画像データのいずれかを画素毎に選択して1フレーム前画像データを生成する1フレーム前画像演算手段と、
上記1フレーム前画像データおよび上記現フレームの画像データに基づいて、当該現フレームの画像の階調値を補正する画像データ補正手段とを備えたものである。
現フレームの画像を複数のブロックに分割し、各ブロックにおける画素データの大きさを表す代表値、および当該代表値に基づいて上記各ブロックにおける画素データを量子化した量子化値を含んで構成される、上記現フレームの画像に対応する第1の符号化画像データを出力する工程と、
上記第1の符号化画像データを復号化することにより上記現フレームの画像に対応する第1の復号化画像データを出力する工程と、
上記第1の符号化画像データを1フレームに相当する期間遅延することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の符号化画像データを出力する工程と、
上記第2の符号化画像データを復号化することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の復号化画像データを出力する工程と、
上記第1の符号化画像データと上記第2の符号化画像データとを参照し、上記現フレームの画像と上記1フレーム前の画像との間における上記代表値の変化量、および上記量子化値の変化量を求め、これらの変化量に基づいて上記現フレームの各ブロックにおける画素データの変化を表す制御信号を生成する工程と、
上記制御信号に基づいて、上記現フレームの画像データと上記第2の復号化画像データのいずれかを画素毎に選択して1フレーム前画像データを生成する工程と、
上記1フレーム前画像データおよび上記現フレームの画像データに基づいて、当該現フレームの画像の階調値を補正する工程とを備えたものである。
図1は、本発明に係る画像処理装置を備えた液晶表示装置の構成を示すブロック図である。受信部2は、入力端子1を介して入力される映像信号に対し、選局、復調等の処理を行うことにより、1フレーム分の画像(現フレームの画像)を表す画像データ
Di1を画像データ処理部3に順次出力する。画像データ処理部3は、符号化部4、遅延部5、復号化部6,7、変化量算出部8、符号データ判定部9、1フレーム前画像演算部10、および画像データ補正部11により構成される。画像データ処理部3は、画像データDi1を階調値の変化に基づいて補正し、補正画像データDj1を表示部12に出力する。表示部12は、補正画像データDj1により指定される所定の駆動電圧を液晶に印加することにより画像を表示する。
符号化部4は、FBTCやGBTCなどのブロック符号化(BTC)を用いて画像データDi1を符号化し、符号化画像データDa1を出力する。具体的には、画像データDi1を複数のブロックに分割し、各ブロックの画像データを、当該ブロックにおける画素データの大きさを表す代表値に応じて設定される量子化閾値を用いて量子化することにより符号化画像データDa1を生成する。この代表値としては、平均値La1、およびダイナミックレンジDa1が用いられる。符号化画像データDa1は、各ブロックにおける画像データの平均値La1、ダイナミックレンジLb1、および画素データの量子化値Qを含んで構成される。
一方、変化量|La1−La0|,|Lb1−Lb0|が閾値以下の場合は、各画素における量子化値Q1,Q0の変化量|Q1−Q0|に基づいて動画、静止画の判別を行う。すなわち、変化量|Q1−Q0|が0または1となる画素については静止画を表すと判別し、制御信号Dw1=0を出力し、変化量が1より大きい画素については動画と判別して制御信号Dw1=1を出力する。
符号データ判定部9から出力された制御信号Dw1は、1フレーム前画像演算部10に入力される。
以下、図3〜5を参照して1フレーム前画像データDq0の生成工程を詳細に説明する。以下の説明において、平均値の変化量|La1−La0|の閾値Tha、ダイナミックレンジの変化量|Lb1−Lb0|の閾値Thb、および変化量Dvの閾値Thvをそれぞれ、Tha=10,Thb=20,Thv=10とする。
図3(a)および図3(d)は、1フレーム前の画像データDi0、および現フレームの画像データDi1の値をそれぞれ示している。図3(d)に示すように、ディザ処理により現フレームの画像データDi1における(b,B)の画素データに擬似階調信号が加算されたことにより、当該画素データが59から60に変化している。
図3(b)および図3(e)は、図3(a)および図3(d)に示す画像データDi0,Di1に対応する符号化画像データDa0,Da1をそれぞれ示している。図3(b)および図3(e)に示すように、図3(a)および図3(d)に示す画像データDi0,Di1の平均値はLa0=La1=60、ダイナミックレンジはLb0=Lb1=120となっている。なお、量子化値Q0,Q1は量子化ビット数を2ビットとして求めている。
図3(c)および図3(f)は、図3(b)および図3(e)に示す符号化画像データDa0,Da1を復号化して得られる復号化画像データDb0,Db1をそれぞれ示している。
図3(i)は、図3(g)に示す実際の変化量と、図3(h)に示す変化量Dv1との誤差を示している。符号化・復号化誤差の影響により、擬似階調信号が加算された(b,B)における画素データに大きな誤差が発生していることが分かる。
図4(a)および図4(d)は、1フレーム前の画像データDi0、および現フレームの画像データDi1の値をそれぞれ示している。図4(a)および図4(d)に示す画像データDi0,Di1を比較すると、B列の画素データは0から59に変化し、C列の画素データは59から60に変化し、D列の画素データは60から0に変化している。
図4(b)および図4(e)は、図4(a)および図4(d)に示す画像データDi0,Di1に対応する符号化画像データDa0,Da1をそれぞれ示している。図4(b)および図4(e)に示すように、図4(a)および図4(d)に示す画像データDi0,Di1の平均値はLa0=La1=30、ダイナミックレンジはLb0=Lb1=60となっている。
図4(c)および図4(f)は、図4(b)および図4(e)に示す符号化画像データDa0,Da1を復号化して得られる復号化画像データDb0,Db1をそれぞれ示している。
図4(i)は、図4(g)に示す実際の変化量と、図4(h)に示す変化量Dv1との誤差を示している。
図5(a)および図5(d)は、1フレーム前の画像データDi0、および現フレームの画像データDi1の値をそれぞれ示している。図5(a)および図5(d)に示す画像データDi0,Di1を比較すると、B列の画素データは0から59に変化し、C列の画素データは59から60に変化し、D列の画素データは60から120に変化している。
図5(b)および図5(e)は、図5(a)および図5(d)に示す画像データDi0,Di1に対応する符号化画像データDa0,Da1をそれぞれ示している。図5(b)および図5(e)に示すように、図5(a)および図5(d)に示す画像データDi0,Di1の平均値はLa0=30,La1=60、ダイナミックレンジはLb0=60,Lb1=120となっている。
図5(c)および図5(f)は、図5(b)および図5(e)に示す符号化画像データDa0,Da1を復号化して得られる復号化画像データDb0,Db1をそれぞれ示している。
図5(i)は、図5(g)に示す実際の変化量と、図5(h)に示す変化量Dv1との誤差を示している。
図5(j)は、図5(b)および図5(e)に示す符号化画像データDa0,Da1に基づいて出力される制御信号Dw1を示している。図5(b)および図5(e)に示すように、現フレームおよび1フレーム前の平均値の変化量は|La1−La0|=30、ダイナミックレンジの変化量は|Lb1−Lb0|=60となり、いずれも閾値Tha=10,Thb=20を越えているので、ブロックの画素全体について制御信号Dw=1が出力される。
まず、画像データDi1が画像データ処理部3に入力される(St1)。符号化部4は、入力された画像データDi1を符号化し、符号化画像データDa1を出力する(St2)。遅延部5は、符号化画像データDa1を1フレーム期間遅延し、1フレーム前の符号化画像データDa0を出力する(St3)。復号化部7は、符号化画像データDa0を復号化し、1フレーム前の画像データDi0に対応する復号化画像データDb0を出力する(St4)。これらの処理に並行して、復号化部6は、符号化画像データDa1を復号化し、現フレームの画像データDi1に対応する復号化画像データDb1を出力する(St5)。
上記St1〜St9の処理が、画像データDi1の各画素に対して実施される。
Dq0=min(k1,k2)×Db0+(1-min(k1,k2))×Di1 …式(1)
上記式(1)において、k1,k2は、それぞれ変化量Dv1、および制御信号Dw1の大きさに応じて0から1の値をとる変数である。なお、min(k1,k2)はk1,k2のいずれか小さい方の値である。
Dw1=kc×(1-max(ka,kb))+kd×max(ka,kb) …式(2)
上記式(2)において、ka,kbは、それぞれ平均値の変化量|La1−La0|、およびダイナミックレンジの変化量|Lb1−Lb0|の大きさに応じて0から1の値をとる変数である。また、kcは、量子化値の変化量|Q1−Q0|の大きさに応じて0または1のいずれかの値をとる変数であり、kdは所定の定数である。なお、max(ka,kb)はka,kbのいずれか大きい方の値である。
図8(a)は、平均値の変化量|La1−La0|とkaとの関係を示す図である。図8(a)に示すように、平均値の変化量|La1−La0|に対し、2つの閾値SH4,SH5(SH4<SH5)が予め設定されており、|La1−La0|<SH4の場合はka=0、SH4≦|La1−La0|≦SH5の場合は0≦ka≦1、|La1−La0|>SH5の場合はka=1となる。
実施の形態1において、画像データ補正部11は、1フレーム前画像データDq0と画像データDi0との比較により得られる階調値の変化に基づいて補正量を算出し、補正画像データDj1を生成するものとしたが、ルックアップテーブル等のメモリ手段を設け、予め格納した補正量を読み出して画像データDi1を補正し、補正画像データDj1を出力する構成としてもよい。
図15は、本発明に係る画像処理装置を備えた液晶表示装置の他の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る液晶駆動用画像処理装置の画像データ処理部3は、符号化部4、遅延部5、復号化部7、符号データ判定部9、1フレーム前画像演算部14、および画像データ補正部11により構成される。図1に示す画像データ処理部3と等価な構成については同一符号を付している。
以下、図16〜18を参照して本実施の形態に係る1フレーム前画像データDq0の生成工程を詳細に説明する。以下の説明において、平均値の変化量|La1−La0|の閾値Tha、およびダイナミックレンジの変化量|Lb1−Lb0|の閾値Thbをそれぞれ、Tha=10,Thb=20とする。
図16(a)および図16(d)は、1フレーム前の画像データDi0、および現フレームの画像データDi1の値をそれぞれ示している。図16(d)に示すように、ディザ処理により現フレームの画像データDi1における(b,B)の画素データに擬似階調信号が加算されたことにより、当該画素データが59から60に変化している。
図16(b)および図16(e)は、図16(a)および図16(d)に示す画像データDi0,Di1に対応する符号化画像データDa0,Da1をそれぞれ示している。図16(b)および図16(e)に示すように、図16(a)および図16(d)に示す画像データDi0,Di1の平均値はLa0=La1=60、ダイナミックレンジはLb0=Lb1=120となっている。
図16(c)は、図16(b)に示す符号化画像データDa0を復号化して得られる復号化画像データDb0を示している。
図16(f)は、図16(a)および図16(d)に示す画像データDi0,Di1との差である画像の実際の変化量を示している。
図17(a)および図17(d)は、1フレーム前の画像データDi0、および現フレームの画像データDi1の値をそれぞれ示している。図17(a)および図17(d)に示す画像データDi0,Di1を比較すると、B列の画素データは0から59に変化し、C列の画素データは59から60に変化し、D列の画素データは60から0に変化している。
図17(b)および図17(e)は、図17(a)および図17(d)に示す画像データDi0,Di1に対応する符号化画像データDa0,Da1をそれぞれ示している。図17(b)および図17(e)に示すように、図17(a)および図17(d)に示す画像データDi0,Di1の平均値はLa0=La1=30、ダイナミックレンジはLb0=Lb1=60となっている。
図17(c)は、図17(b)に示す符号化画像データDa0を復号化して得られる復号化画像データDb0を示している。
図17(f)は、図17(a)および図17(d)に示す画像データDi0,Di1との差である画像の実際の変化量を示している。
図18(a)および図18(d)は、1フレーム前の画像データDi0、および現フレームの画像データDi1の値をそれぞれ示している。図18(a)および図18(d)に示す画像データDi0,Di1を比較すると、B列の画素データは0から59に変化し、C列の画素データは59から60に変化し、D列の画素データは60から120に変化している。
図18(b)および図18(e)は、図18(a)および図18(d)に示す画像データDi0,Di1に対応する符号化画像データDa0,Da1をそれぞれ示している。図18(b)および図18(e)に示すように、図18(a)および図18(d)に示す画像データDi0,Di1の平均値はLa0=30,La1=60、ダイナミックレンジはLb0=60,Lb1=120となっている。
図18(c)は、図18(b)に示す符号化画像データDa0を復号化して得られる復号化画像データDb0を示している。
図18(f)は、図18(a)および図18(b)に示す画像データDi0,Di1との差である画像の実際の変化量を示している。
図18(h)は、図18(g)に示す制御信号Dw1に基づいて、図18(c)に示す復号化画像データDb0、および図18(d)に示す画像データDi1のいずれかを画素毎に選択して生成される1フレーム前画像データDq0を示している。図18(g)に示すように制御信号Dw1は全ての画素について1となっているので、1フレーム前画像演算部10は全ての画素について復号化画像データDb0を選択して1フレーム前画像データDq0を生成する。
まず、画像データDi1が画像データ処理部13に入力される(St1)。符号化部4は、入力された画像データDi1を符号化し、符号化画像データDa1を出力する(St2)。遅延部5は、符号化画像データDa1を1フレーム期間遅延し、1フレーム前の符号化画像データDa0を出力する(St3)。復号化部7は、符号化画像データDa0を復号化し、1フレーム前の画像データDi0に対応する復号化画像データDb0を出力する(St4)。この処理に平行して、符号データ判別部9は、1フレーム前の符号化画像データDa0と現フレームの符号化画像データDa1を比較し、各ブロックの平均値の変化量|La1−La0|、およびダイナミックレンジLb0,Lb1の変化量|Lb1−Lb0|が所定の閾値(Tha,Thb)を越える場合はブロックの画素全体について制御信号Dw1=1を出力する。一方、変化量|La1−La0|,|Lb1−Lb0|が閾値以下の場合、量子化値の変化量|Q1−Q0|が0または1となる画素については制御信号Dw1=0を出力し、変化量が1より大きい画素については制御信号Dw1=1を出力する(St7)。
上記St1〜St18の処理が、画像データDi1の各画素に対して実施される。
Claims (15)
- 画像の各画素の階調値を表す画像データを、上記各画素における階調値の変化に基づいて補正して出力する画像処理装置であって、
現フレームの画像を複数のブロックに分割し、各ブロックにおける画素データの大きさを表す代表値、および当該代表値に基づいて上記各ブロックにおける画素データを量子化した量子化値を含んで構成される、上記現フレームの画像に対応する第1の符号化画像データを出力する符号化手段と、
上記第1の符号化画像データを復号化することにより上記現フレームの画像に対応する第1の復号化画像データを出力する復号化手段と、
上記第1の符号化画像データを1フレームに相当する期間遅延することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の符号化画像データを出力する遅延手段と、
上記第2の符号化画像データを復号化することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の復号化画像データを出力する復号化手段と、
上記第1の符号化画像データと上記第2の符号化画像データとを参照し、上記現フレームの画像と上記1フレーム前の画像との間における上記代表値の変化量、および上記量子化値の変化量を求め、これらの変化量に基づいて上記現フレームの各ブロックにおける画素データの変化を表す制御信号を生成する符号データ判定手段と、
上記制御信号に基づいて、上記現フレームの画像データと上記第2の復号化画像データのいずれかを画素毎に選択して1フレーム前画像データを生成する1フレーム前画像演算手段と、
上記1フレーム前画像データおよび上記現フレームの画像データに基づいて、当該現フレームの画像の階調値を補正する画像データ補正手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 上記符号化手段は、上記代表値として上記各ブロックにおける画素データの平均値、およびダイナミックレンジを用い、
上記判定手段は、上記代表値の変化量として上記平均値の変化量、および上記ダイナミックレンジの変化量を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 符号データ判定手段は、上記代表値の変化が所定の閾値より小さいブロックにおいて、上記量子化値の変化量が0または1となる画素については静止画とみなす第1の制御信号を出力し、上記量子化値の変化量が1を越える画素については動画とみなす第2の制御信号を出力し、
上記1フレーム前画像演算手段は、上記第1の制御信号が出力された画素については現フレームの画像データを選択し、上記第2の制御信号が出力された画素については第2の復号化画像データを選択して上記1フレーム前画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 上記符号データ判定手段は、上記代表値の変化が所定の閾値より大きいブロックにおける全ての画素について、動画とみなす第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 上記第1の復号化画像データと、上記第2の復号化画像データとの変化量を画素毎に算出する変化量算出手段をさらに備え、
上記符号データ判定手段は、上記代表値の変化が所定の閾値より小さいブロックにおいて、上記量子化値の変化量が0または1となる画素については静止画とみなす第1の制御信号を出力し、上記量子化値の変化量が1を越える画素については動画とみなす第2の制御信号を出力し、
上記1フレーム前画像演算手段は、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が所定の閾値より小さい画素、および上記第1の制御信号が出力された画素については現フレームの画像データを選択し、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が所定の閾値を越え、かつ上記第2の制御信号が出力された画素については第2の復号化画像データを選択して上記1フレーム前画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 上記符号データ判定手段は、上記代表値の変化が所定の閾値より大きいブロックにおける全ての画素について、動画とみなす第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 上記第1の復号化画像データと、上記第2の復号化画像データとの変化量を画素毎に算出する変化量算出手段をさらに備え、
上記符号データ判定手段は、上記代表値の変化が所定の閾値より小さいブロックにおいて、上記量子化値の変化量が0または1となる画素については静止画とみなす第1の制御信号を出力し、上記量子化値の変化量が1を越える画素については動画とみなす第2の制御信号を出力し、
上記1フレーム前画像演算手段は、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が第1の閾値より小さい画素、および上記第1の制御信号が出力された画素については現フレームの画像データを選択し、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が第2の閾値を越え、かつ上記第2の制御信号が出力された画素については第2の復号化画像データを選択し、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が上記第1の閾値と上記第2の閾値との間の値であり、かつ上記第2の制御信号が出力された画素については上記現フレームの画像データと上記第2の復号化画像データとの重み付き平均値を選択することにより上記1フレーム前画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする画像表示装置。
- 画像の各画素の階調値を表す画像データを、上記各画素における階調値の変化に基づいて補正して出力する画像処理方法であって、
現フレームの画像を複数のブロックに分割し、各ブロックにおける画素データの大きさを表す代表値、および当該代表値に基づいて上記各ブロックにおける画素データを量子化した量子化値を含んで構成される、上記現フレームの画像に対応する第1の符号化画像データを出力する工程と、
上記第1の符号化画像データを復号化することにより上記現フレームの画像に対応する第1の復号化画像データを出力する工程と、
上記第1の符号化画像データを1フレームに相当する期間遅延することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の符号化画像データを出力する工程と、
上記第2の符号化画像データを復号化することにより、上記現フレームの1フレーム前の画像に対応する第2の復号化画像データを出力する工程と、
上記第1の符号化画像データと上記第2の符号化画像データとを参照し、上記現フレームの画像と上記1フレーム前の画像との間における上記代表値の変化量、および上記量子化値の変化量を求め、これらの変化量に基づいて上記現フレームの各ブロックにおける画素データの変化を表す制御信号を生成する工程と、
上記制御信号に基づいて、上記現フレームの画像データと上記第2の復号化画像データのいずれかを画素毎に選択して1フレーム前画像データを生成する工程と、
上記1フレーム前画像データおよび上記現フレームの画像データに基づいて、当該現フレームの画像の階調値を補正する工程とを備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 上記代表値として上記各ブロックにおける画素データの平均値、およびダイナミックレンジを用い、
上記代表値の変化量として上記平均値の変化量、および上記ダイナミックレンジの変化量を求めることを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。 - 上記代表値の変化が所定の閾値より小さいブロックにおいて、上記量子化値の変化量が0または1となる画素については静止画とみなす第1の制御信号を出力し、上記量子化値の変化量が1を越える画素については動画とみなす第2の制御信号を出力し、
上記第1の制御信号が出力された画素については現フレームの画像データを選択し、上記第2の制御信号が出力された画素については第2の復号化画像データを選択して上記1フレーム前画像データを生成することを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理方法。 - 上記代表値の変化が所定の閾値より大きいブロックにおける全ての画素について、動画とみなす第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
- 上記第1の復号化画像データと、上記第2の復号化画像データとの変化量を画素毎に算出する工程をさらに備え、
上記代表値の変化が所定の閾値より小さいブロックにおいて、上記量子化値の変化量が0または1となる画素については静止画とみなす第1の制御信号を出力し、上記量子化値の変化量が1を越える画素については動画とみなす第2の制御信号を出力し、
上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が所定の閾値より小さい画素、および上記第1の制御信号が出力された画素については現フレームの画像データを選択し、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が所定の閾値を越え、かつ上記第2の制御信号が出力された画素については第2の復号化画像データを選択して上記1フレーム前画像データを生成することを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理方法。 - 上記代表値の変化が所定の閾値より大きいブロックにおける全ての画素について、動画とみなす第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
- 上記第1の復号化画像データと、上記第2の復号化画像データとの変化量を画素毎に算出する工程をさらに備え、
上記代表値の変化が所定の閾値より小さいブロックにおいて、上記量子化値の変化量が0または1となる画素については静止画とみなす第1の制御信号を出力し、上記量子化値の変化量が1を越える画素については動画とみなす第2の制御信号を出力し、
上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が第1の閾値より小さい画素、および上記第1の制御信号が出力された画素については現フレームの画像データを選択し、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が第2の閾値を越え、かつ上記第2の制御信号が出力された画素については第2の復号化画像データを選択し、上記第1の復号化画像データと上記第2の復号化画像データとの変化量が上記第1の閾値と上記第2の閾値との間の値であり、かつ上記第2の制御信号が出力された画素については上記現フレームの画像データと上記第2の復号化画像データとの重み付き平均値を選択することにより上記1フレーム前画像データを生成することを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理方法。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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