JP4141974B2 - 瓦一体型太陽電池モジュールおよび端子ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、家屋の屋根等に設置される瓦一体型太陽電池モジュールに関し、特に、端子ボックスの配置方法および構造に関する。
太陽電池モジュールにおいて、単に出力を取り出すための用途であれば、出力端子は、例えば太陽電池モジュールの側面から出されていればよい。しかし、太陽電池モジュールを屋根の上に載置し、太陽光発電システムとして使用するに当たっては、性能確保や安全面などの信頼性の面から端子ボックスを太陽電池モジュールに設ける必要がある。
通常、端子ボックスは、筐体、接続金具、バイパスダイオード、および蓋体からなり、電力を外部に取り出すためのモジュール内配線(出力リード線)および出力リード線からの出力を外部に取り出すための外部配線ケーブル(出力ケーブル)が接続されている。
そして、端子ボックスは、出力リード線と出力ケーブルとの中継、出力ケーブルと太陽電池モジュールとの間の引っ張り力に耐えうる強度の保持、および太陽電池モジュールの受光面上に陰ができることにより起こるホットスポット現象または何らかの原因による太陽電池モジュールの破損に対する回避回路の役割を果たすバイパスダイオードの組み込み場所としての役割と機能とを果たしている。
図9は、従来の太陽電池モジュールに端子ボックスが配置された様子を示している。
図9に示す太陽電池モジュール本体80は、主として太陽電池セルとそれを挟持する透明基板、充填材および裏面フィルム24の積層体であり、裏面フィルム24にはスリットが設けられており、そのスリットから出力リード線(図示しない)が送出され、裏面フィルム24に貼り付けられた端子ボックス82の内部で出力リード線と出力ケーブル83とが接続されている。また、太陽電池モジュール本体80の周囲には太陽電池モジュール枠81が取り付けられ、全体として十分な強度を有する太陽電池モジュールを構成している。
このように、太陽電池モジュールは、表面の太陽電池受光面に光が当たることによって発電し、裏面側は発電に直接寄与しないので、端子ボックスは太陽電池モジュール本体に対して固定され、その固定場所は接着強度を十分に取ることができる裏面の耐候性封止フィルム上に配置されている。このため、太陽電池モジュールの出力リード線は太陽電池セルから、太陽電池モジュール裏面側の充填材、裏面フィルムを貫通する形で太陽電池モジュールの裏面側へと送出されていた。
また、通常、屋根面に架台で設置する場合や、建材一体型の場合でも裏面については見えないため、端子ボックスや配線部材の位置や引回しは、電気的にその機能を満たせばよく、裏面の意匠性は問われないため、モジュールの裏面に設置されていた。
そして、近年、経済性、建築機能性およびデザイン性に優れ、より外観上の意匠性を追求した発電機能を有する建築材料として、屋根瓦と一体となった太陽電池モジュールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−204717号公報
しかしながら、特許文献1に示すような形態の屋根瓦と一体となった太陽電池モジュール(瓦一体型太陽電池モジュール)では、太陽電池モジュールの形状を屋根瓦の形状と一致させていくため、太陽電池モジュール1台あたりの面積が小さくなっていた。そのため、要求される出力を得るには、必然的に太陽電池モジュールの台数が多くなるので端子ボックスや配線部材の位置や引回しが複雑になり、屋根上での電気工事や設備工事が非常に手間がかかるという問題が生じていた。
また、太陽電池モジュールにかかる影や何らかの異常によって、勾配屋根に設置された複数の太陽電池モジュールのうち、一部の太陽電池モジュール出力、あるいは、太陽電池モジュール内の一部の出力が低下すると、太陽電池モジュールに組込まれた出力のバイパスを行うためのバイパスダイオードに電流が流れることになる。この場合において、バイパスダイオードの発熱による温度上昇を抑えるだけの放熱性能を小型化した端子ボックスに備えることが困難であるという問題が生じていた。
そのため、太陽電池モジュールの信頼性に加え、太陽電池モジュールの施工の安全性、さらに防災上の面からも上記問題を解決することが強く望まれていた。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、簡便に施工することができ、放熱性が向上した瓦一体型太陽電池モジュールおよび端子ボックスを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の瓦一体型太陽電池モジュールは、マトリックス状に配置された複数の太陽電池セルからなる太陽電池モジュール本体が支持基板の上に載置されている太陽電池モジュールであって、支持基板の一部に開口部である切り欠き部が形成されており、切り欠き部に端子ボックスが取り付けられていることを特徴としている。
これによって、瓦屋根に簡便に施工することができ、放熱性が向上し信頼性の高い瓦一体型太陽電池モジュールが提供される。
つまり、支持基板に設けられた切り欠き部に収まるように太陽電池モジュールに設置された端子ボックスに、太陽電池モジュール本体からの電力を外部に取り出すための出力リード線を引き込むことによって、適切な配線の引き回しを簡単に行うことができ、安全かつ迅速に瓦一体型太陽電池モジュールの施工を行うことができる。また、支持基板は太陽電池モジュール本体を嵌合し固定する構造にすることによって、機械的にも十分な強度や信頼性を確保した上で太陽電池モジュール本体の取り付け、取り外しを簡単に行うことができる。そのため、施工のみならず、施工後においても太陽電池モジュール本体の交換を容易に行うことができる。また、端子ボックスは、支持基板に設けられた切り欠き部に設置するので大きな形状とすることが可能であり端子ボックス内に出力のバイパスを行うためのバイパスダイオードを配置することができる。さらに、上記構成により、端子ボックスと太陽電池モジュール本体とが接触する面積を大きくすることができるので、バイパスダイオードから発生する熱を効率よく外部に放出することが可能となる。
上記構成において、切り欠き部は支持基板の端部に形成されており、端子ボックスが太陽電池モジュール本体の裏面から端面にかけて接するように取り付けられていることが好ましい。
これによって、配線の引き回しの作業性が向上し、また出力リード線から出力を外部に取り出すための出力ケーブルを、隣接する他の太陽電池モジュールに延出する際に、出力ケーブルが太陽電池モジュールの裏面側に入り込まないので、出力ケーブルの延出が容易になる。
また、本発明の瓦一体型太陽電池モジュールは、端子ボックスと太陽電池モジュール本体とが接触する面積を大きくするために、端子ボックスの筐体は側面視略L字形状であり、太陽電池モジュール本体の裏面に接する第1の面と太陽電池モジュール本体の端面に接する第2の面とを有しており、さらに、側面視略L字形状である筐体の第2の面に出力リード線が挿通される孔が設けられており、第2の面に対向する面に出力ケーブルを挿通する孔が設けられていることも特徴としている。
この場合、端子ボックスに接続される出力ケーブルの伸びる向きは適宜定められるものであってよいが、瓦一体型太陽電池モジュールを勾配屋根に施工した場合に勾配屋根の軒側から棟側へと伸びる方向、すなわち勾配屋根の軒を屋根の前端と見た場合に、瓦一体型太陽電池モジュールの後方向に出力ケーブルが伸びる構造を実現できる。加えて、支持基板に設けられた切り欠き部は、屋根の棟側に位置するように設けられていることが好ましい。
これによって、ある瓦一体型太陽電池モジュールと、その瓦一体型太陽電池モジュールに対して屋根の流れ方向(縦方向)棟側に設置される屋根瓦または太陽電池モジュールとの重なり部、すなわち棟側の屋根瓦または瓦一体型太陽電池モジュールの裏側に、支持基板の切り欠き部および端子ボックスを位置させることができ、切り欠き部および端子ボックスが屋根瓦の軒側に露出しないようにすることができる。また、第2の面に出力リード線を挿通する孔を設けたので出力リード線をより容易に端子ボックス内に引き込むことができる。
さらに、上記構成の瓦一体型太陽電池モジュールにおいて、端子ボックスの筐体内部には、出力リード線および出力ケーブル並びに出力のバイパスを行うためのバイパスダイオードをそれぞれ接続する接続金具が筐体の第1の面と略平行に備えられており、この接続金具は第1の接続金具と第2の接続金具とからなり、かつ、いずれか一方の接続金具が他方の接続金具よりも大きいことを特徴としている。
これによって、端子ボックスから発生する熱の放熱をより効率的に行うことができる。また、バイパスダイオードからの発熱量は多いので、バイパスダイオードを端子ボックスの筐体内部に配置する場合、バイパスダイオードに放熱板を具備し、その放熱板は第1または第2の接続金具のうち大きい方の接続金具に接していることが好ましい。
本発明の端子ボックスは、マトリックス状に配置された複数の太陽電池セルからなる太陽電池モジュール本体が載置されている太陽電池モジュールに取り付けられる端子ボックスであって、端子ボックスの筐体は側面視略L字形状であり、太陽電池モジュール本体の裏面に接着する第1の面と太陽電池モジュール本体の端面に接する第2の面とを有していることを特徴としている。
これによって、太陽電池モジュール本体と端子ボックスとの間の接着面積を大きくすることができるので、端子ボックスを太陽電池モジュールに簡便に安定して取り付けることができ、かつ、放熱性が向上する。また、太陽電池モジュール本体の側端部から伸びる太陽電池モジュールの出力リード線を端子ボックス内に容易に引き込むことができる。
上記構成の端子ボックスにおいて、筐体の第2の面には、出力リード線が挿通される孔が設けられており、第2の面と対向する面には出力ケーブルが挿通される孔が設けられていることが好ましい。これによって、例えば、勾配屋根の軒側から棟側へと屋根瓦と太陽電池モジュールを葺いていく一般的な施工方法において、太陽電池モジュールの出力ケーブルが太陽電池モジュールや屋根瓦の裏面に入り込むことがなく、隣り合う太陽電池モジュールの出力ケーブル同士の接続を容易に行うことができる。
また、上記構成の端子ボックスにおいて、端子ボックスの内部に出力リード線および出力ケーブル並びにバイパスダイオードをそれぞれ接続する接続金具が端子ボックスの第1の面と略平行に備えられており、接続金具は第1の接続金具と第2の接続金具とからなり、かつ、いずれか一方の接続金具が他方の接続金具よりも大きいことを特徴としている。
これによれば、出力リード線と出力ケーブルとを接続金具を介して適切な方法で接続することができ、さらにバイパスダイオードに通電した場合に発生する熱を、効率よく接続金具を通して端子ボックスの筐体から外部に放出することができる。このとき、第1の接続金具は、端子ボックスの仕様内で可能な限り大きい一枚の板状に成型することができ、端子ボックスの放熱性を向上させることができる。
この場合、大きな接続金具を主要な放熱板として、もう片方の接続金具を補助の放熱板としての役割を持たせることができ、発熱量の大きいバイパスダイオードは、バイパスダイオードに具備されている放熱板を介して第1または第2の接続金具のうち大きい方の接続金具に接していることが好ましい。
このとき、バイパスダイオードの固定方法は適宜定められるものであってよいが、バイパスダイオードと接続金具との間で放熱性や電気的特性を損なわないという観点から、接着剤を用いて行うのではなく、ビス等の保持部材を用いて固定するのが望ましい。また、バイパスダイオードと接続金具との接触面に予め熱伝導性の高い樹脂等を塗布してから両者を固定してもよい。これによって、その部分の気密性が確保され、絶縁性を高める目的で端子ボックス内部に熱伝導性の低い樹脂を充填するような場合であっても、バイパスダイオードと接続金具との間に樹脂が入り込む心配がなく、それによって放熱性能の低下を招くことが防止される。
また、端子ボックス内への樹脂充填をより確実かつ適切に行うためには、端子ボックスの内部を、仕切り板によって2つの収納部に区切り、いずれか一方の収納部には第1および第2の接続金具の大部分とバイパスダイオードを収納し、他方の収納部には第1および第2接続金具の取付部、すなわち他の収納部から延びてきている接続金具の残りの部分を収納するように構成することが好ましい。
このように構成すると、太陽電池モジュール本体に端子ボックスを取り付けた後では、本発明の端子ボックスの構造上、全体に樹脂が回りこみにくい第1の収納部に予め樹脂を充填し、この状態で端子ボックスを太陽電池モジュールに取り付け、端子ボックスの第2の収納部内に太陽電池モジュールの出力リード線と隣接する太陽電池モジュールに接続するための出力ケーブルとを引き入れてこれらを接続した後、第2の収納部に樹脂を充填することができる。
本発明の瓦一体型太陽電池モジュールによれば、意匠性を有するのはもちろんのこと、その構造が簡単であり容易に屋根に施工することができる。また、放熱性が向上し高い性能および安全性が確保される。さらに、この構造によれば、従来の太陽電池モジュール本体の製造工程に含まれていた、出力リード線を太陽電池モジュールの裏面から挿出する工程が不要になり太陽電池モジュール本体の製造工程が簡略化される。
また、施工においては、支持基板に設けられた切り欠き部に設置された端子ボックスに出力リード線を引き込むことによって、適切な配線の引き回しを簡単に行うことができ、安全かつ迅速に瓦一体型太陽電池モジュールの施工を行うことができる。このため、屋根瓦と本発明の瓦一体型太陽電池モジュールを勾配屋根の軒側から棟側へと葺いていく施工方法において、瓦一体型太陽電池モジュールの出力ケーブルが瓦一体型太陽電池モジュールや屋根瓦の裏面に入り込むことがなく、隣り合う瓦一体型太陽電池モジュールの出力ケーブル同士の接続を容易に行うことができる。また、支持基板あるいは支持基板に取り付けられる補助部材は太陽電池モジュール本体を嵌合し固定する構造であるので、機械的にも十分な強度や信頼性を確保した上で、太陽電池モジュール本体の取り付け、取り外しを簡単に行うことができる。従って、施工のみならず、施工後においても太陽電池モジュール本体の交換を容易に行うことができる。
本発明の端子ボックスによれば、太陽電池モジュール本体と端子ボックスとの間の接着面積を大きくすることができるので、端子ボックスを太陽電池モジュールに簡便に安定して取り付けることができ、かつ、バイパスダイオードの発熱に対する放熱性が向上し性能や安全面などの信頼性の高い端子ボックスを提供することができる。さらに、本端子ボックスは、太陽電池モジュール本体の側端部から伸びる太陽電池モジュールの出力リード線を容易に端子ボックス内に引き込むことができる。
また、端子ボックス内へ樹脂を充填する場合、端子ボックスの内部を、仕切り板によって2つの収納部に分けることによって、樹脂の充填をより確実かつ適切に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態に係る瓦一体型太陽電池モジュールの概略構成、図2は図1に示す瓦一体型太陽電池モジュール1の各構成部品の側面図による組み付け構造、図3は図1に示す支持基板10の斜視図、図4は図1に示す太陽電池モジュール本体20の概略構成をそれぞれ示している。
図1に示す瓦一体型太陽電池モジュール(以下、「太陽電池モジュール」ともいう。)1は、略屋根瓦形状の支持基板10の表面に平板状の太陽電池モジュール本体20を載置、固定している。このとき、太陽電池モジュール本体20の端面20aから出力リード線25を引き出している。出力リード線25が引き出されている端面20aのほぼ中央部に端子ボックス30を配置し、端子ボックス30から2本の出力ケーブル70を延出している。
以下に太陽電池モジュール1を構成する主な部材について説明する。
図3に示すように太陽電池モジュール本体20を支持する支持基板10は、勾配屋根において太陽電池モジュール1の周囲に葺かれる屋根瓦とほぼ同じ外形に成形されている。そして、支持基板10の一端部10aに端子ボックス30を収めるための長方形の開口部である切り欠き部11が設けられている。また、支持基板10の他端部10bには、太陽電池モジュール本体20の一側部が露出しないように被覆し、また太陽電池モジュール本体を支持基板に対して固定するためのカバー60が取り付けられている(図1参照)。なお、支持基板10は不燃材料からなり、一例として、鉄、アルミニウム等の金属またはそれらの合金を加工して成形してもよいし、通常の屋根瓦のような陶器の他、セメント、あるいは繊維強化プラスチックなど充分に強度を持った樹脂を用いて成形してもよい。
また、太陽電池モジュール本体20は、図4に示すようにマトリックス状に配置された複数の太陽電池セルを電気的に直列または並列に接続した太陽電池セル群21を配している。ここで、太陽電池セル群21の表面側、すなわち受光面側には、透明樹脂によって薄い平板状に構成された充填材22を介して、ガラス板からなる透明基板23が積層されている。ここでは透明基板23としてガラス板を用いたが、これに限定されず透光性、耐候性に優れた平板状の材料であればよい。また、太陽電池セル群21の裏面側にも、透明樹脂によって薄い平板状に構成された充填材22を介して裏面フィルム24が積層され、全体として平板状の太陽電池モジュール本体20を構成している。
なお、各太陽電池セルは、従来法によりセルインターコネクター等によって接続されている。
このように、太陽電池モジュール1は、支持基板10に太陽電池モジュール本体20を嵌合し固定する構造であるので、機械的にも十分な強度や信頼性を確保した上で、太陽電池モジュール本体20の取り付け、取り外しを簡単に行うことができる。従って、施工時のみならず、施工後においても太陽電池モジュール本体20の交換を容易に行うことができる。
また、端子ボックス30は、側面視略L字形状をしており、太陽電池モジュール本体20の端面20aから裏面20bにかけて配置されるように支持基板10に設けられた切り欠き部11に収められている(図1参照)。
以下に、端子ボックスの構造について詳細に説明する。
図5は端子ボックスの筐体31の斜視図、図6は端子ボックス30の内部構造を示す断面図、図7は端子ボックス30の全体構造を示す分解斜視図をそれぞれ示している。
端子ボックス30は、側面視略L字形状の中空の筐体31と、筐体31内に収納される樹脂モールドタイプのバイパスダイオード71が設けられた接続金具72、73とからなる。
筐体31は、側面視略L字形状に形成され、その底面全体と上面の一部とが開口された形状の本体部32と、本体部32の上部側に形成された上側開口部321を閉塞する上側蓋体33と、本体部32の下部側に形成された下側開口部322を閉塞する下側蓋体41とからなり、下側蓋体41はさらに第1蓋体41aと第2蓋体41bとからなる。
本体部32は、前側板32aと、前側板32aよりも嵩高に形成された後側板32bと、側面視略L字形状に形成された左右側板32c、32dと、左右側板32c、32dのL字状の上縁部に沿って形成された水平板(第1の面)32eおよび垂直板(第2の面)32fとからなり、垂直板32fの上端部と後側板32bの上端部と左右側板32c、32dのL字状に突出した部分の上端部とで囲まれた部分が上側開口部321となっている。
また、垂直板32fには、太陽電池モジュール1の出力リード線25(図1参照)を端子ボックス30内部に引き込むための1対の孔34、34が設けられており、垂直板32fに対向する後側板32bには、出力ケーブル70(図1参照)を端子ボックス30内部に引き込むための1対の孔35、35が設けられている。
筐体31が上記形態であることによって、出力リード線25を端子ボックス30内に適切、かつ、容易に引き込むことができる。また、端子ボックス30から延出される出力ケーブル70を、屋根の流れ方向に隣接して配置される他の太陽電池モジュールの支持基板と屋根面との間に容易に収めることができる。そして、このような配線ができることによって、従来の太陽電池モジュール本体80(図9参照)の製造工程に含まれていた出力リード線を太陽電池モジュールの裏面から挿出する工程が不要になり、太陽電池モジュール本体の製造工程を簡略化することができる。
また、太陽電池モジュール本体20に対して、端子ボックス30を直交する水平板32eと垂直板32fの2面で接着できるので、端子ボックス30を確実に、かつ簡便に取り付けることができる。
なお、1対の孔34、34の大きさは、出力リード線25を端子ボックス30の内部に円滑に引き入れることができる適切な大きさに形成すればよい。具体的には、出力リード線の幅よりも5mmだけ広い幅のスリット状の孔を端子ボックス側面に設ける試作を行って、出力リード線を引き入れる作業を行った結果、出力リード線の引き入れが良好に行えることを確認した。なお、1つの孔34、34の形状は、この機能を有する限りにおいて出力リード線25の断面形状に似たスリット状でもよいし、水直板32fの上端に開口を有するような切り欠き形状でもよい。
また、端子ボックス30の内部は、垂直板32fの下端部から下方に延設された上側仕切り板36によって2つの収納部37、38に仕切られており、第1の収納部37の下側開口部を前記第1蓋体41aで閉塞し、第2の収納部38の下側開口部を前記第2蓋体41bで閉塞するようになっている。また、第2蓋体41bには、開口部を閉塞時に前記上仕切り板36と対向する位置に下側仕切り板44が形成されており、第1の収納部37と第2の収納部38とは、これら上側仕切り板36と下側仕切り板44とによって、後述する接続金具72、73が挿通可能な隙間を残して仕切られるようになっている。
さらに、第2蓋体41bには、接続金具72、73を固定するためのボス42、42、42、42が形成されており、接続金具72、73は、鉤状に取付部74でこのボス42に図示しないネジ等で固定されるようになっている。
平板状の接続金具72、73は、太陽電池モジュールの出力リード線25と出力ケーブル70とバイパスダイオード71とを接続するためのものであり、筐体31の水平板32eと略平行に設けている。また、図7に示すように、一方の接続金具(第1の接続金具)72は他方の接続金具(第2の接続金具)73よりも大きく、かつ平面視L字形状に形成されており、これら接続金具72、73によって、筐体31の内側で水平板32eの裏側に相当する面がほぼ覆われている。
このように、第1の接続金具72を第2の接続金具73よりも大きくして、第1の接続金具72に第2の接続金具73よりも多くの熱量を伝達することで、第1の接続金具72を主要な放熱板として、第2の接続金具73を補助の放熱板としての役割を持たせることができる。
また、バイパスダイオード71は放熱板75を有しており、バイパスダイオード71を筐体31内部に組込む際には、バイパスダイオード71の放熱板75を介して第1の接続金具72に密着した状態で固定している。この固定方法は適宜定められるものであってよいが、バイパスダイオード71と第1の接続金具72および第2の接続金具73との間で放熱性や電気的特性を損なわないという観点から、接着剤ではなく、ビス等の保持部材を用いて固定するのが望ましい。
バイパスダイオード71がこのように取り付けられていることによって、バイパスダイオード71に通電したときに発生する熱は、接続金具72、73を通して端子ボックス30の筐体31から外部により容易に放熱される。
このとき、バイパスダイオード71と接続金具72との接触面に予め熱伝導性の高い樹脂等を塗布してから両者を固定してもよい。これにより、耐水性および絶縁性を高めるために端子ボックス30内部に熱伝導性の低い樹脂を充填する場合でも、バイパスダイオード71と接続金具72との間に樹脂が入り込む心配がなく、放熱性能の低下を防ぐことができる。
また、端子ボックス30の耐水性および絶縁性を高める目的で、端子ボックス30の内部に適切な粘度を有する樹脂を充填してもよい。
上記のように端子ボックス30(正確には「筐体31」)が、上側開口部321、下側開口部322および3個の蓋体(第1蓋体41a、第2蓋体41b、上側蓋体33)を有し、2つの収納部37、38に分けられていることによって、端子ボックス30内部への樹脂充填をより確実かつ適切に行うことができる。
つまり、端子ボックス内に樹脂を充填する場合において、太陽電池モジュール本体20に端子ボックス30を取り付けた後に上側開口部321から樹脂を充填する方法では、筐体31の構造上、樹脂を充填しにくい第1の収納部37にまず樹脂を充填し、この状態で端子ボックス30を太陽電池モジュール本体20に取り付け、端子ボックスの第2の収納部38内に太陽電池モジュールの出力リード線25と隣接する太陽電池モジュールに接続するための出力ケーブル70とを引き入れてこれらを接続した後、第2の収納部38に樹脂を充填することができる。
また、第1の収納部37と第2の収納部38とは、接続金具72、73が挿通可能な間隙を残して上下仕切り板36、44によって仕切られているので、第1の収納部37にのみ樹脂を確実に充填することが可能となる。
ここで、端子ボックス30を組立てて太陽電池モジュール本体に取り付ける作業手順について説明する。
まず、最初に、第2の蓋体41bによって第2の収納部38の下側開口部322を閉塞し、次に第1の収納部37の下側開口部322を閉塞する。次に、第2の収納部38の上側開口部321を利用して出力ケーブル70と出力リード線25とを接続金具72、73の取付部74を介して接続し、最後に上側蓋体33で閉塞して、端子ボックス30の組立作業を終了する。ただし、出力ケーブル70と出力リード線25とを接続後、第2の収納部にも樹脂を充填してもよい。この場合、前述のように1対の孔34、34は過度に大きくないため、端子ボックス30の内部に充填された樹脂が孔34から過度に流れ出ることはない。ただし、必要に応じて充填樹脂が孔34から流れ出ないことを万全にするため、出力リード線25を引き入れた後に孔34の開口部を埋めるような封止部材を取り付けてもよい。
なお、第2の蓋体41bと本体部32とを分けないで、一体成型した構造であっても同様に樹脂の充填を行うことができる。
以下に、以上説明した構成の太陽電池モジュール1を屋根に設置する状況について説明する。
図8は、太陽電池モジュール1と屋根瓦とを勾配屋根に設置した様子を示す斜視図である。
太陽電池モジュール1は、勾配屋根90に施工する場合、勾配屋根の軒側から棟側へと伸びる方向、すなわち勾配屋根90の軒を屋根の前端と見た場合に、太陽電池モジュール1の後方向に出力ケーブル70が伸びるようになっているので、太陽電池モジュールの出力ケーブル70が太陽電池モジュール1や屋根瓦90の裏面に入り込むことがなく、隣り合う太陽電池モジュール1の出力ケーブル70同士の接続を容易に行うことができるようになっている。
また、太陽電池モジュール1を屋根90に施工する場合、図8から分かるように、ある太陽電池モジュール1Aと、太陽電池モジュール1Aに対して、屋根90の流れ方向(縦方向)棟側に設置される屋根瓦91Aまたは他の太陽電池モジュール1Bとの重なり部S、すなわち棟側の屋根瓦91Aまたは他の太陽電池モジュール1Bの裏側に、支持基板10の切り欠き部11および端子ボックス30を位置させることができ、切り欠き部11および端子ボックス30が屋根瓦91Aの軒側90aに露出しないようにすることができる。
この場合、切り欠き部11を不必要に大きくしないで、端子ボックス30の外形寸法よりも切り欠き部11の外形寸法を僅かに大きくすることによって、切り欠き部11の端部11a(図3参照)と端子ボックス30との間に適切なクリアランスを設けることができる。
このクリアランスによって、太陽電池モジュール本体20の製造工程で生じる端子ボックス30の取り付け位置のずれ、端子ボックス30を太陽電池モジュール本体20の裏面20bに接着固定される際に端子ボックス30の周囲に生じる接着剤のはみ出し、支持基板10における切り欠き部11の位置のずれ等に対応することができる。また、そのため、太陽電池モジュール1が葺かれた屋根90の不燃性が害されることはない。
具体的には、切り欠き部11の端部11aに3mmのクリアランスを加えた大きさを有する切り欠き部11を設ける試作を行って、太陽電池モジュール本体20の支持基板10へ端子ボックス30を取り付ける作業を行った結果、取り付け状態が非常に良好であることを確認した。
また、太陽電池モジュール本体20が設置後に何らかの原因によって損傷するなどした場合には太陽電池モジュール本体20を交換しなければならない。その際、施工時とは逆の手順で、屋根瓦91および太陽電池モジュール1を順に外していく作業は非常に困難、かつ煩雑なものであるから、不具合が生じた太陽電池モジュール本体20だけを単体で交換可能であることが望ましい。上記の構成であれば、支持基板10を屋根90に固定したままで太陽電池モジュール本体20を交換することができ、その場合でも太陽電池モジュール本体20を勾配屋根90の軒側へと引き出すだけで、出力ケーブル70を支持基板10の切り欠き部11から円滑に引き出すことができ、太陽電池モジュール本体20の交換を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る瓦一体型太陽電池モジュールの全体構成を略視的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る瓦一体型太陽電池モジュールの構成部材の組み付け構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る瓦一体型太陽電池モジュールの支持基板の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る瓦一体型太陽電池モジュールの太陽電池モジュール本体の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子ボックスの筐体の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る接続金具を含む端子ボックスを側面から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係る端子ボックスの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る瓦一体型太陽電池モジュールと屋根瓦とを勾配屋根に設置した様子を示す斜視図である。 従来の太陽電池モジュールの概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 瓦一体型太陽電池モジュール
10 支持基板
10a 支持基板の一端部
10b 支持基板の他端部
11 切り欠き部
20 太陽電池モジュール本体
20a 太陽電池モジュール本体の端面
20b 太陽電池モジュール本体の裏面
21 太陽電池セル群
22 充填材
23 透明基板
24 裏面フィルム
25 出力リード線
30 端子ボックス
31 筐体
32 本体部
32a 前側板
32b 後側板
32c、32d 左右側板
32e 水平板(第1の面)
32f 垂直板(第2の面)
321 上側開口部
322 下側開口部
33 上側蓋体
34、35 孔
36 上側仕切り板
37 第1の収納部
38 第2の収納部
41(41a、41b) 下側蓋体
42 ボス
44 下側仕切り板
60 カバー
70 出力ケーブル
71 バイパスダイオード
72 第1の接続金具
73 第2の接続金具
74 接続金具の取付部
75 放熱板
80 従来の太陽電池モジュール本体
81 従来の太陽電池モジュール枠
82 従来の端子ボックス
83 従来の出力ケーブル
90 勾配屋根
91 屋根瓦

Claims (9)

  1. マトリックス状に配置された複数の太陽電池セルからなる太陽電池モジュール本体が支持基板の表面上に載置されている太陽電池モジュールであって、
    前記支持基板の一部に開口部である切り欠き部が形成され、前記切り欠き部に端子ボックスが取り付けられており、当該端子ボックスの筐体は、前記太陽電池モジュール本体の裏面に接する第1の面と前記太陽電池モジュール本体の側端面に接する第2の面とを有し、前記筐体の第2の面には前記太陽電池モジュール本体から電力を外部に取り出すための出力リード線が挿通される孔が設けられ、前記第2の面に対向する面には前記出力リード線からの出力を外部に取り出すための出力ケーブルが挿通される孔が設けられていることを特徴とする瓦一体型太陽電池モジュール。
  2. 前記切り欠き部は前記支持基板の端部に形成されており、前記端子ボックスが前記太陽電池モジュール本体の裏面から側端面にかけて接するように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の瓦一体型太陽電池モジュール。
  3. 前記端子ボックスの筐体内部に前記出力リード線および出力ケーブル並びに出力のバイパスを行うためのバイパスダイオードをそれぞれ接続する接続金具が前記第1の面と略平行に備えられており、前記接続金具は第1の接続金具と第2の接続金具とからなり、かつ、いずれか一方の接続金具が他方の接続金具よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の瓦一体型太陽電池モジュール。
  4. 前記バイパスダイオードには放熱板が具備されており、その放熱板は前記第1または第2の接続金具のうち大きい方の接続金具に接していることを特徴とする請求項に記載の瓦一体型太陽電池モジュール。
  5. マトリックス状に配置された複数の太陽電池セルからなる太陽電池モジュール本体が載置されている太陽電池モジュールに取り付けられる端子ボックスであって、
    側面視略L字形状の筐体を有し、前記太陽電池モジュール本体の裏面に接着する第1の面と前記太陽電池モジュール本体の端面に接する第2の面とを有していることを特徴とする端子ボックス。
  6. 前記筐体の第2の面には、前記太陽電池モジュール本体から電力を外部に取り出すための出力リード線が挿通される孔が設けられており、前記第2の面に対向する面には前記出力リード線からの出力を外部に取り出すための出力ケーブルが挿通される孔が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の端子ボックス。
  7. 前記筐体内部に前記出力リード線および出力ケーブル並びに出力のバイパスを行うためのバイパスダイオードをそれぞれ接続する接続金具が前記第1の面と略平行に備えられており、前記接続金具は第1の接続金具と第2の接続金具とからなり、かつ、いずれか一方の接続金具が他方の接続金具よりも大きいことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の端子ボックス。
  8. 前記筐体内部にバイパスダイオードが配置されており、前記バイパスダイオードには放熱板が具備されており、その放熱板は前記第1または第2の接続金具のうち大きい方の接続金具に接していることを特徴とする請求項に記載の端子ボックス。
  9. 前記筐体内部は、仕切り板によって2つの収納部に分かれており、いずれか一方の収納部には前記第1および第2の接続金具の大部分と前記バイパスダイオードとが配置されており、他方の収納部には前記第1および第2の接続金具の取付部が配置されていることを特徴とする請求項に記載の端子ボックス。
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