JP4141140B2 - 使い切り注入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、ある用量の注射液を前もって充填するように設計された使い切り注入装置に関するものである。
【0002】
現時点で従来通り用いられている使い切り注入装置は、前もって充填済の注射器に使用前の針を保護するためのキャップを備えたものであるが、そのキャップは、その後、注射するために取り外され、そして、後で汚染された針が刺さったりする危険を避けるために、結局、元の位置に戻すことになる。
【0003】
しかしながら、このような設計には、大きな不都合があることが判明していて、それは、針に再びキャップを装着する際に、キャップを、その針の末端に向かって当てがわなければならないという事実から来る不都合である。そのようなことをしなければならないということは、実際のところ、事故の原因になることは明らかであるが、なぜなら、針が刺さるというのは比較的頻繁にあることであるし、また、汚染された針がそのように刺さるということから来る危険の全てが、そのことには伴うからである。さらに、このような注射器には再使用を禁ずるという点での安全性が全く配慮されておらず、したがって、そのような注射器を破棄するについて、特別な注意が払われなければならない。
【0004】
このような不都合を克服するために、従来の技術においては、注入装置に保護用の鞘を付けることが行われて来たが、その鞘は、注射器本体にそって滑るようになったものであり、あるいは、その鞘の中に注射器を引っ込ませることができるようになったものであって、それにより、注射針が引き出される注射位置や、使用後にその注射針を保護用の鞘の中で収納して保護する保護位置を決めるためのものである。
【0005】
さらに、この設計においては、使用後に保護用の鞘や注射器の滑り運動を発生させるために、現時点で、四つの異なる一般原理が提案されている。
【0006】
解決法の第一は、注射器本体の上と保護用鞘の内部に平行運動を相対的に阻止する手段を設けることで、それにより、前記鞘を、注射を行う位置と、使用後に保護する位置との間で手動でスライドさせることができるようにするものである。この解決法によると、このスライド運動は、一方の手で注射器本体を保持し、もう一方の手で注射針の方向に保護用の鞘を移動させることによって得られるものである。
【0007】
この第一の解決法は、特許第FR2.733.687号に記載されたような単純な設計の注入装置の実現に結びつくものであり、これによれば、保護のない従来の事前充填型の注射器の製造コストに比べても、工業化段階での製造コストの増加は、相対的に余り大きくはならない。逆に、そのような注入装置では、針に刺される危険に対してユーザーが絶対に安全であるとは言えない。事実、保護用の鞘を、注射の後、スライドさせようとすれば、ユーザーは、その鞘の上に手動で牽引力を働かせなければならず、したがって、その鞘の上に指を押しつけなければならなず、しかも、それは、注射針から比較的近い距離で行われる。このことから、また、少量の液を注入するための小さい寸法の注入装置の場合には特に、およそ指を保護用の鞘の上に滑らせるということは、ユーザーが注射針で刺されることになる可能性がある。
【0008】
第二の解決法は、注入装置において、注射器本体と保護用鞘との間に伸縮性の手段を介在させることであり、その伸縮性手段は、圧縮された状態で維持され、注射前及び注射中に保護用鞘と注射器とを本来のその注射位置に確保するが、注射が終わり、使用後には、圧縮が解けて、前記保護用鞘または前記注射器とが、それぞれの保護位置に向かって自動的にスライドする動きを起こすように配置されている。
【0009】
この第二の解決法は、それ自体が、国際特許出願WO 91.13643,WO 93.23098,WO 93.25254及び欧州特許出願EP 446.511及びEP307.367に記載されたような注入装置の実現を可能にするものであり、注射前及び注射後の刺傷事故の一切のリスクを防止するものであるが、それは特に、注射の後に、伸縮性手段が作動することによって、保護用鞘または注射器が自動的にスライドするように仕向けられることによるものである。
【0010】
しかしながら、このような注入装置には大きな不都合があり、それは、注射器製造の際に注射器の長さに関して誤差が認められていることから、ピストンのロッドに配置された解錠手段からの指令により伸縮性手段を作動させる際に、注射器が完全に空になっているという保証は全くないということから来る不都合である。また、このような注入装置の用途は、特に(およそ1ミリ立方メートル)非常に少量の液体の注入を行うためのものであって、その投与量は厳密に遵守されなければならず、したがって、この技術的解決策は要求された条件を充たすには不向きであることが明らかである。
【0011】
第三の解決法は、特に特許US3.046.985に記載されたものであるが、それは、注入装置に、液体注入を発生させる作用とは別の作用によって動作させることが可能な独立の解放手段を設けることであった。しかしながら、注入に用いられる自然な振る舞いからかけ離れた特殊な行為を必要とする、このような注入装置は、医療関係者及び自分の薬剤を自分で注射する患者には受け入れがたく、実際のところ、ほとんど使われていない。
【0012】
第四の解決法は、特に特許US4.767.413かつWO92/17229に記載されたものであるが、要するに、その注射位置において指の圧力によって保護カバーを保持できるように適合した手動の阻止手段を注射器具に備え付けることと、掛けられる手の圧力を解放することによって使用後の保護位置へ移動できるようにすることとにある。しかしながら、この解決法も医療関係者及び患者たちから否定的な反応を受けて、現時点であまり取り入れられていないことが判明した。
【0013】
本発明は、注入装置使用後の保護技術について以上に述べられた不都合の全てを克服することを目指すものであり、その主要な目的は、液体を投与する際に、自然な動作で液体の全量を確実に注入するような注入装置を提供することである。
【0014】
本発明の別の目的は、使用後に再使用できない注入装置を提供することである。
【0015】
そのために、本発明が目指す使い切り注入装置は、
−一本の注射針を備え、注入するための一定量の液体で充たされてピストンで閉塞された一室が画定された注射器であって、該ピストンはピストン・ロッドの両端のうちの一つと連動しており、該ピストン・ロッドの反対側の端のところには押しボタンがある、注射器と、
−注射器と連動する管状リングを有する注射器本体と、
−保護用の鞘と、
−注射針が引き出される注入位置と、使用後に前記注射針をその保護鞘に収納する保護位置との間で、前記保護鞘と注射器/注射器本体セットとの相対的移動を可能にするための、注射器本体と保護鞘とに設けられる、平行運動を相対的に阻止する手段と、
からなるものである。
【0016】
本発明において、この注入装置は以下を含むことを特徴とする。
−注射器本体と保護鞘との間に、その両者の注入位置で圧縮されるように配置された伸縮性手段と、
−液体注入のための指支持手段と、管状リングの平行運動をロックする手段とを備えた施錠リングであって、該施錠リングは、保護鞘と注射器/注射器本体セットとの平行運動を阻止する手段を、両者の注入位置で、ロックする位置に保持するようになっており、指支持手段に働きかける応力がなく、ついで、ピストンのスライド運動を導くように発生する反作用力と同等の応力が該指支持手段の上に働きかけられているときに、指支持手段に働きかける応力が、ピストンをスライド運動させるために発生する、前記ピストンが進路の終わりに到達するとすぐに得られる反作用力を上回るものであり、その応力が発生すれば、伸縮性手段の作用によって、前記管状リングがある位置に向かって軸方向に移動できるようになり、該位置では、前記阻止手段が解放され、保護鞘と注射器/注射器本体セットとが、それらが使用された後に保護位置に向かって相対的な移動ができるようになる施錠リング。
【0017】
したがって、本発明による注入装置の独自性は、その可動性の施錠リングにあり、該リングは、指支持手段を持ち、さらに以下に適合するようになっている。−ピストン・ロッドの押しボタンに働く力と指支持手段に押しつけられる作用力とは、注射器内部でピストンをスライドさせ、したがって、液体の注入を行うだけだということが明らかになっているということから、注入前と注入中には保護鞘と注射器/注射器本体セットとをそれぞれ注入位置にロックした状態で維持し、
−ピストンが進路の終わりに到達し、つまり、前記ピストンが注射器の中で歯止めを掛けられて、作用力が指支持手段全体に掛かり、それで、施錠リングを移動するに十分なことが明らかな場合にだけ、軸方向に移動し、したがって、保護鞘と注射器/注射器本体セットとの平行運動阻止手段を解放する。
【0018】
したがって、保護の解除は、液体の注入につながる自然な動作を便法として、行われるのであって、しかもそれは、ピストンが一旦、進路の終わりに到達し、それによって、液体の用量がそっくり全部投与されたのが確実になって初めて行われるのである。さらに、施錠リングは保護鞘の周囲に取り付けられ、それによって、その鞘に対して軸方向にスライドできるようになる。
【0019】
第一の好適な実施例においては、伸縮性手段の配置される位置は、注射器本体と保護鞘との間であり、それにより、施錠リングが軸方向に移動した後、前記保護鞘の内部に注射器/注射器本体セットが引き込まれるようにしている。
【0020】
この実施例においては、注射器/注射器本体セットが保護鞘の内部に引き込まれるようになるのは、一つには、施錠リングが軸方向に移動した後であり、もう一つは、ユーザーがピストン・ロッドの押しボタンの上に圧力を加えるのを止めるときである。このことから、解除は緩やかに行われ、患者に衝撃を与えることはない。
【0021】
さらに、この実施例においては、注射器本体に管状のリングを含むのが好適であり、この管状リングは、保護鞘の内部に収納するもので、前記管状リングおよび保護鞘は内部肩状部を備え、該肩状部の間に伸縮性手段が広がる。その上、施錠リングが保護鞘の周囲に軸方向にスライド可能のように、取り付けられる。
【0022】
解除の仕組みはこのようにしてユーザーの目からは隠蔽されているので、患者が自分で一定用量の薬剤を投与しなければならないときに急に止まったりするようなことが起きる恐れはない。
【0023】
さらに、好適な方法としては、管状リングと保護鞘との平行運動を相対的に阻止する手段は、使用後の保護位置で、前記管状リングは少なくとも部分的に前記保護鞘の後部延長部分に広がるように、配置される。
【0024】
この場合、環状リングにはさらに、施錠リングと保護鞘との色とは異なった色の外部表面が少なくとも一つあることが好適である。そのことにより、使用済の注入装置は直ちに識別できる。
【0025】
また、好適な方法として、保護鞘には、その注入位置で前記保護鞘の平行運動を相対的に阻止する要素を備えた半径方向に変形可能な舌状部品を少なくとも一つ設け、施錠リングは前記舌状部品のそれぞれをその施錠位置で締めつけるように、そして、それが軸方向に移動する際には、それが半径方向に拡張できるように各舌状部品を解放するように適合している。
【0026】
さらに好適な方法として、管状リングと保護鞘とが、それらの注入位置で平行運動をするのを相対的に阻止する手段には、各舌状部品について一つの内部***をその舌状部品に設け、また管状リングの上には外部リブを一つ設けて、前記***とリブには、傾斜して連結された支え面があるようにする。
【0027】
同様に、管状リングと保護鞘とが、それらの使用後に保護位置で平行運動をするのを相対的に阻止する手段には、管状リングの上記外部リブと連結された傾斜した支え面をもつ内部リブを前記保護鞘の後端に向かって配置するのが好適である。
【0028】
さらに、保護鞘には、管状リングの外部リブの平行運動を確実に阻止するに適合した、前記保護鞘の後部リブとは一定の距離を置いて、半径方向に変形可能な舌状部品を少なくとも一つ設けており、前記舌状部品のそれぞれにはその管状リングを最初に取り付けることができるようにするのに適した自然な位置が一つあって、それが半径方向に拡張しており、しかも、その舌状部品のそれぞれは、半径方向に引っ込むように適合しており、それによって、施錠リング取り付けの際に、保護鞘の内部に***するようになっているようにするのが好適である。
【0029】
そのような舌状部品の設計は、一つには、それらが半径方向に拡張した位置で製作されていることにより、管状リングの取り付けが可能になるための設計であり、さらに、施錠リングの設置後には、保護鞘の内部に***するようにするための設計であって、それにより、注入装置の再使用ができないようにする復帰阻止要素を構成している。
【0030】
好適な方法としては、施錠リングには、保護鞘の後部の内部リブを巻くために配置された後部管状片も付けるようにして、それにより、その内部リブに補強のたがをはめ、管状リングからの滑落の危険を一切防止するようにすることがある。
【0031】
この施錠リングにはまた、その後部管状円筒のところに内部肩状部も備え、保護鞘は前記施錠リングの軸方向の移動後に前記肩状部に歯止めをかける***があるようにするのも好適な方法である。
【0032】
保護鞘自体には、管状リングを収納するように適合した直径をもち、それにそって施錠リングが拡張する後部円筒と、注射器の外径に結合する直径をもつ前部円筒とがあり、前記後部及び前部円筒は、伸縮性手段の内部支持肩状部で、隔てられるようにするのが好適である。
【0033】
環状リングを注射器の上に確実に連動させるためには、この注射器には、後部カラーを付け、管状リングには前記カラーを収納するように適合した断面の後部内部環状溝があるようにするのが好適である。
【0034】
保護鞘には、さらに、外部環状リブを一つつけ、施錠リングの施錠手段は、前記施錠リングの中に設けられた、前記外部リブを収納するように適合した断面の内部環状溝からなるものにすることが好適である。
【0035】
好適な第二の実施例においては、伸縮性手段は、注射器本体と保護鞘との間に配置され、それによって、施錠リングが軸方向に移動した後は、保護鞘が前記注射器に沿ってスライドするようにしている。
【0036】
ピストンが一旦、進路の終わりまで到達してすぐに、ピストン・ロッドの押しボタンに圧力を継続的に加えつつ、解除を行うと、その場合には、保護鞘を注射器/注射器本体セットに沿ってスライドさせることになり、そのスライド運動が到達する位置では、保護針が前記保護鞘に収納されることになる。
【0037】
この実施例においては、さらに、注射器本体に、管状のサックをつけ、そのサックの中に保護鞘が収納されるようにし、伸縮性手段が、前記保護鞘の後部延長部で前記管状のサックの中に伸展するようにするのが好適である。さらに、施錠リングを、そこで、その管状のサックの周囲に取り付け、それによって、その管状のサックに対して軸方向のスライド運動ができるようにする。
【0038】
さらに、好適な方法としては、管状サックに、前記サックがその注入位置で平行運動することを相対的に阻止する要素を備えた半径方向に変形可能な舌状部品を少なくとも一つ備えていて、施錠リングは、前記舌状部品のそれぞれをその施錠位置で締めつけるように適合したもので、しかも、軸方向に移動する際には、各舌状部品を解放して、それにより、それが半径方向に拡張できるように適合したものとする方法がある。
【0039】
さらに、好適な方法としては、管状サックと保護鞘とが、それらの注入位置で、平行運動することを相対的に阻止する手段には、各舌状部品につき、その舌状部品の上に設けられた内部***一つと、保護鞘の上に設けられた外部リブ一つとがあるようにし、前記***とリブには、傾斜して連結された支え面があるようにする。
【0040】
さらに、管状サックと保護鞘とを使用した後の保護位置において、管状サックと保護鞘とが平行運動するのを相対的に阻止する手段には、保護鞘に設けられ、第一の外部リブと一つの溝を画定している第二の外部リブが一つと、管状サックの前端のところに設けられ、溝の中に収納されるように適合した形の内部リブが一つあるようにすると好適である。
【0041】
管状サックそれ自体には、前記管状サックの各舌状部品のところに外部リブを一つつけ、施錠リングの施錠手段は、管状サックのリブの下で歯止めが掛かるように配置された一つの前部リブが画定する内部環状溝からなるようにするのが好適な方法である。
【0042】
この管状サックには、施錠リングが軸方向に移動した後に施錠リングに歯止めを掛ける後部外部環状リブが一つあるようにすることもまた好適である。
【0043】
最後に、注射器に管状サックを確実に連動させるためには、この注射器に、後部カラーを付け、管状サックには、前記カラーを収納するように適合した断面の後部内部環状溝を付けるのが好適である。
【0044】
本発明の他の特徴、目的及び長所は、以下の記述を添付図面を参照しつつ読むことにより明らかとなり、ただし、そこにしめされた二つの好ましい実施例は例として示されているのであって、その例のみに限定する趣旨のものではない。図において、
−図1は、本発明による注入装置の第一の実施例の、その注入装置の注入位置での軸方向平面による縦断面図であり、
−図2は、同じくその軸方向平面による縦断面図であるが、その注入装置の使用後の保護位置におけるもの、
−図3は、その注入装置の保護鞘の軸方向平面Bによる縦断面図であり、
−図4は、その保護鞘の軸方向平面Aによる縦断面図であり、
−図5は、その注入装置の管状リングの軸方向平面による縦断面図であり、
−図6は、その注入装置の施錠リングの軸方向平面による縦断面図であり、
−図7は、本発明による注入装置の第二の実施例の、その注入装置の注入位置での軸方向平面による縦断面図であり、
−そして図8は、その第二実施例の、注入装置の使用後の保護位置における、軸方向平面による縦断面図である。
【0045】
図1,2及び7,8にそれぞれ示された本発明の注入装置の構成については両方とも、まず、例えばガラス製の従来のタイプの事前に充填された注射器1があり、それには前部鼻状突起1aが従来のように取り付けられていて、その上には針2が取り付けられていて、そして、その後端のところにはカラー1bがある。
【0046】
この注射器1にはまた、ビストン・ロッド3が従来のようにあって、そのビストン・ロッドの後端のところには押しボタン3aがあり、その前端に連動するピストン4を動かす。
【0047】
図1及び2に示された注入装置にはさらに、注射器本体があり、それは注射器1に連動するようになっているものであり、図5に細部が示された管状リング5から構成されている。
【0048】
この管状リング5はまず、円錐台形の後端6の一部分が一つの傾斜路を形成しており、その傾斜路によって、注射器1のカラー1bを越えるように導くことができ、前記円錐台形部分と並んで、前記カラーを収納するように適合した断面の溝7が、内部環状リブ8で画定されており、その環状リブには、前記溝と向かい合って、半径方向の支え面8aがある。
【0049】
この管状リング5には、さらに、その前端のところに、外部環状リブ9があり、その二つの前面9a、9bは平行であって、前記管状リングの軸に対して傾斜している。
【0050】
注入装置には、さらに、図3及び4に示されているように、管状リング5を収納するように適合した保護鞘10があり、その内部に、注射器1が使用後には引き込まれるようになる。
【0051】
この保護鞘10を構成しているのは、半径方向の内部肩状部13で隔てられた二本の縦円筒11,12であり、
−注射器1の外径に結合する内径の前部円筒11、
−管状リング5の外径よりも著しく大きな内径の、管状リングを収納するように適合した、後部円筒12である。
【0052】
保護鞘10には、まず、半径方向に変形可能な二つの舌状部品14、15があり、それらの配置は、後部円筒12の前端の近傍に直径に沿って向かい合って配置されていて、各舌状部品は、前記保護鞘の外周壁面に設けられた逆U字型の切り抜きによって画定されている。
【0053】
それら舌状部品14,15のそれぞれの内面の全体としての形状は、二面体であり、それが形成する前正面16は傾斜していて、リブ9の後正面9bのための支え面となるように適合していて、それにより、管状リング5の平行運動を阻止することができる。
【0054】
この保護鞘10にはさらに、舌状部品14,15の高さのほぼ半ばに配置され、それら舌状部品のところで中断した環状外部***17がある。
【0055】
この保護鞘10にはまた、他に二つの舌状部品18,19があり、それらは半径方向に変形可能で、後部円筒12の端部から僅かな距離のところに、その後部円筒の後部の三分の一のところに、それぞれが舌状部品14,15の一つと同軸上に配置されていて、前記保護鞘の外周壁面に設けられた逆U字型の切り抜きによって画定されている。
【0056】
復帰防止舌状部品と呼ばれる、これら舌状部品18,19のそれぞれは、成形の際に、「開放」位置で実現されるものであるが、それはつまり、後部円筒12の内部で突出させないようにして、それによって、管状リング5を前記後部円筒の内部に取り付けることを可能にするやり方である。
【0057】
これら舌状部品18,19の端部断面18aが、後述するような、後部円筒12の内部に復帰防止の歯止めを形成するような引き込みを可能にするために、これら舌状部品18,19のそれぞれに、さらに、外部***20があって、それにより、後述する施錠リングの取り付けの際に、それらを折り返すことができるようにする。
【0058】
保護鞘10にはまた、後部円筒12の後端のところに、復帰防止舌状部品18,19に対して90度ずらしたところに、
−管状リング5のリブ9の後正面9bのための支え面となるように適合した傾斜した前正面21aをそれぞれがもつ二つの内部***21と、
−半径方向の歯止めの前正面22aをそれぞれがもつ二つの外部***22とがある。
【0059】
注入装置には、最後に、保護鞘10の後部円筒12の外径と長さとに結合する内径と長さの施錠リング23があり、それはまず、前記後部円筒に沿って取り付ける際に、復帰防止舌状部品18、19を半径方向に引き込むように適合している。
【0060】
この施錠リング23には、まず、後端のところに、指支持外部フランジ24がある。それにはさらに、前端のところに、保護鞘10の***17を収納するように適合した断面の内部環状溝25がある。
【0061】
この施錠リング23には、最後に、指支持フランジ24の後部延長部に伸展する円筒部26があって、それがさらに、指支持フランジと共に、半径方向の歯止めの内部肩状部26aを画定している。
【0062】
上記の注入装置は、下記の主要な手順に従って製造される。
【0063】
第一に、ばね27を管状リング5の中に収納し、その管状リングを保護鞘10の後部円筒12に設置して、それにより、リブ9の後面9aが、舌状部品14、15の前面16の下で阻止されるように導く。この位置では、ばね27は、保護鞘10の肩状部13と管状リング5の内部リブ8の半径方向の支え面8aとの間に圧縮された状態である。
【0064】
前述したように、さらに注意すべきは、保護鞘10の内部に管状リング5を導入することが可能になるのは、復帰防止舌状部品18,19の成形の際に「開放」位置を取ることによるものであることである。
【0065】
次いで、施錠リング23を保護鞘10の後部円筒12に沿って持ち上げ、溝25を導いて前記保護鞘の外部***17を収納するところまでもっていくと、その位置では、管状リング5の保護鞘10に対する平行運動が、リブ9の後面9aの上の舌状部品14,15の前面16の範囲で阻止されており、その阻止を前記施錠リングがロックしている。さらに注目すべきは、施錠リング23を設置する際に、この施錠リングは復帰防止舌状部品18,19が、前記舌状部品の***20と接触することにより、半径方向に引っ込むように強制しているということである。
【0066】
最後に行う作業は、事前に充填された注射器1を組み込むことにあり、そのために、注射器を保護鞘10の後部円筒12に導入し、そのままカラー1bを管状リング5の内部溝7の中でブロックされるにようになるまで持っていき、その位置では、注射針2は、前記保護鞘の延長部分の前のところに伸びている。注意すべきは、この注射器1を設置する際には、円錐台形の傾斜路6があることによって、注射器が管状リング5の中に導入されやすくなっているということである。
【0067】
出来上がった注入装置は、図1に示されているが、それを今度は従来のように注射に用いるには、ピストン・ロッドの押しボタン3aに押す力を加え、施錠リング23の指支持フランジ24の上にそれを押した反作用の力を加える。
【0068】
この注入の際に、ピストン4の移動に対抗する抵抗力は当然ながら施錠リング23を軸方向に移動させるために加える力よりは小さいので、施錠リングの位置は依然として、管状リング5と保護鞘10との平行運動を相対的に阻止する手段9,14,15をロックする位置である。
【0069】
逆に、ピストン4が進路の終わりまで一旦到達すると、つまり、注入液体の用量の全部が一旦注入されると、押圧とその反作用との同じ力によって、施錠リング23が保護鞘10の後部円筒12に沿って、軸方向に再び持ち上げられることになり、それがついには、施錠リングの肩状部26aを前記保護鞘の外部***22に対する半径方向の歯止めとなるように導く。
【0070】
その時、保護鞘10の舌状部品14,15はロックが外れることになり、そして、ユーザーがピストン・ロッド3の押しボタン3aを押す力を緩めると、管状リング5/注射器1のセットが、ばね27の作用の下で、保護鞘10の内部に引き込まれるように導かれる。
【0071】
図2に示されているように、そして引き込み運動が終わった時点で、管状リング5のリブ9の後面9aは、保護鞘10の内部***21の前面21aに対する歯止めとなる位置に来て、その位置では、前記リブ9は、***21と前記保護鞘の復帰防止舌状部品18,19との間で、二方向への平行運動が阻止されている状態である。
【0072】
さらに注目されるのは、施錠リング23の円筒部26は、中に***21が設けられている保護鞘10の後部円筒12の後部の部分の周りに一つのたがを形成しており、それによって、管状リング5の進行が終わったところで、管状リングからの滑落の一切の危険から守ることになるということである。
【0073】
また注目すべきは、管状リング5は保護鞘、10、の後部の延長部に伸びており、使用後には、管状リングは他の要素とは違う色になるようにして、それにより使用済みの注入装置が直ちに識別できるようにすることができれば好適である。
【0074】
したがって、以上に述べた注入装置には、自動解除付き保護システムが備わっており、その設計は、自然な動作によって注入液の投与を行うことが可能になるように設計されていて、その解除が行われるのは、一旦、液の全量が注入された時点のみである。さらに、この注入装置は、再使用ができないように設計されているが、ただし、前記装置の阻止要素の幾つかが破損する場合は別であることは言うまでもない。
【0075】
図7及び8に示された注入装置は、それ自体が、第一に、前述された注射器1/ピストン・ロッド3/ピストン4のセットの他にも、注射器本体30を含んでいて、該注射器本体30を構成する管状サックの内径は、注射器1の外径よりも大きく、前記注射器本体と注射器とによって画定された環状のスペース内の後述する保護鞘を収納するように適合したものになっている。
【0076】
この管状サック30の長さは注射器1の長さよりもかなり短く、それには第一に、後部環状内部リブ31が含まれており、該内部リブには、前記注射器のカラー1bを阻止する環状溝32が配置されている。
【0077】
この管状サック30には、その後端のところにも同様に、環状外部リブ33がある。この管状サック30には、さらに、その後端からの長さのほぼ四分の一のところに、正反対に対向する二枚の舌状部品34,35があり、該舌状部品は半径方向に変形可能であり、それぞれを画定しているのは、前記管状サックの外周壁面に設けられたU字型の切り込みである。
【0078】
これら舌状部品34,35のそれぞれには、一方で、傾斜した後部正面36aをもつ内部***36があり、他方では、傾斜した前部正面37aをもつ外部***37がある。
【0079】
管状サック30には、最後に、その前端のところに、半径方向の歯止めの二つの正面を規定する環状内部リブ38がある。
【0080】
注入装置にはさらに、管状サック30のリブ38のところに、保護鞘39があり、該保護鞘39の内径は注射器の外径に結合し、外径は管状サック30の内径に結合する。
【0081】
この保護鞘39には、さらに、その後端の円筒部が管状サック30の舌状部品34、35に向かって伸びていく程の、そして、その前端が前記管状サックの前の延長部分の内部にかなり伸びていく程の、長さがある。
【0082】
針2が引き出される放出位置での平行運動を阻止するために、この保護鞘39には、舌状部品34,35の内部***36を収納するように適合した環状外部溝40があり、その溝を画定している二つの外部リブ41,42の外径は管状サック30の内径に結合し:
−後部リブ41には傾斜した前正面41aがあり、それは舌状部品34,35の***36の後正面36に支えられ、
−前部リブ42には半径方向に歯止めをかける後部正面42aと、傾斜した前正面42bとがある。
【0083】
注入装置には、最後に、施錠リング43があり、その内径は、管状サック30の外径に結合し、その長さは、舌状部品34,35の前端とこの管状サック30の後端との間に挟まれた前記管状サックの円筒の長さの約四分の三のところまで伸びるのに適合した長さである。
【0084】
この施錠リング43には、まず、その後端のところに、指支持外部フランジ44がある。
【0085】
それにはさらに、管状サック30の外径に結合する内径をもつ管状の後部円筒部43と、前記管状サックの外径よりもかなり大きい直径をもつ管状の前部円筒部43bとがあり、そこで形成される溝を画定しているのは内部前部リブ45であって、該リブの傾斜した後正面45aは、管状サック30の舌状部品34,35の***37の傾斜した前面37aに支えられる。
【0086】
以上に述べた注入装置は、下記の主な手順に従って、製造される。
【0087】
第一に、ばね46を注射器本体30の中に導入し、次に、保護鞘39も同様にこの注射器本体30の中に導入して、ついには溝40が、舌状部品34,35の内部***36を収納するようになるところにまでもっていく。この位置では、ばね46は、注射器本体30のリブ31の前面と、保護鞘39の後端の面との間に圧縮された状態である。
【0088】
次いで、施錠リング43を注射器本体30に沿って持ち上げ、ついには内部リブ45を導いて、該内部リブ45が保護鞘39に対する前記注射器本体の平行運動の阻止を、リブ41の前面41aにリブ36の後面36aが対抗している範囲で、ロックするところまでもっていく。
【0089】
最後に行う作業は、事前に充填された注射器1を組み込むことにあるが、そのために、注射器を保護鞘39に導入し、そのままカラー1bが注射器本体30の溝32の中でブロックされるようになるまで持っていく。
【0090】
前述したものと同様に、出来上がった注入装置は、図7に示されているが、それを今度は従来のように用いるには、自然な動作で、押しボタン3aに押す力を加え、施錠リング43の指支持フランジ44の上にそれを押した反作用の力を加える。
【0091】
前述したように、これらの押す力と反作用の力の圧力が、まず第一に、ピストン4のスライド運動を引き起こすのであり、次いで、そのピストンが進路の終わりまで行き着くと、施錠リング43を注射器本体30に沿って再び上昇させて、ついには、施錠リング43が前記注射器本体の後部リブ33の歯止めになるところにまでもっていく。
【0092】
注射器本体30の舌状部品34、35は、その時、ロックが外れた状態になっており、その結果、ばね46の働きを受けた保護鞘39は注射器1に沿ってスライドするように仕向けられ、ついには、前に迫り出した位置にもっていかれるが、そこでは、保護鞘の溝40が注射器本体30のリブ38を収納している。
【0093】
保護鞘39の平行運動を、その前に迫り出した位置で阻止しているこの体勢を取れるのは、この保護鞘39のリブ42の前正面42bが傾斜していることによるものであり、それによって、このリブ42は注射器本体30のリブ38を越えていけるようになっている。
【0094】
逆に、一旦、その前に迫り出した位置につくと、保護鞘を引き込むことができないのは、リブ42の後部正面が形成する半径方向の歯止め42aの作用によるものである。

Claims (22)

  1. 使い切り注入装置であって、
    −一本の注射針(2)を備え、注入するための一定量の液体で充たされてピストン(4)で閉塞された一室が画定された注射器であって、該ピストンはピストン・ロッド(3)の両端のうちの一つと連動しており、該ピストン・ロッドの反対側の端のところには押しボタン(3a)を有する、注射器(1)と、
    注射器(1)と連動する管状リングを有する注射器本体(5;30)と、
    −保護鞘(10;39)と、
    前記注射針(2)が引き出された注入位置と、使用後に前記注射針をその保護鞘(10;39)に収納する保護位置との間で、前記保護鞘と前記注射器(1)/前記注射器本体(5;30)セットとの相対的移動を可能にするための、注射器本体(5;30)と保護鞘(10;39)とに設けられる平行運動を相対的に阻止する手段(9,14,15,21;34,35,38,40─42)とを含む使い切り注入装置であって、前記注入装置は、
    前記注射器本体(5;30)と保護鞘(10;39)との間に、その両者の注入位置で圧縮されるように配置された伸縮性手段(27;46)と、
    −液体注入のための指支持手段(24;44)と、前記管状リングの平行運動をロックする手段(25;45)とを備えた施錠リング(23;43)であって、該施錠リングは、保護鞘(10;39)と注射器(1)/注射器本体(5;30)セットとの平行運動を阻止する手段(9,14,15;34,35,40─42)を、両者の注入位置で、ロックする位置に保持するようになっており、指支持手段(24;44)に働きかける応力がなく、ついで、ピストン(4)のスライド運動を導くように発生する反作用力と同等の応力が該指支持手段の上に働きかけられているときに、指支持手段(24;44)に働きかける応力が、ピストン()をスライド運動させるために発生する、前記ピストンが進路の終わりに到達するとすぐに得られる反作用力を上回るものであり、その応力が発生すれば、伸縮性手段(27;46)の作用によって、前記管状リングがある位置に向かって軸方向に移動できるようになり、該位置では、前記阻止手段が解放され、保護鞘(10;39)と注射器(1)/注射器本体(5;30)セットとが、それらが使用された後に保護位置に向かって相対的な移動ができるようになる施錠リングと、を含むことを特徴とする使い切り注入装置。
  2. 伸縮性手段(27)が、注射器本体(5)と保護鞘(10)との間に配置されており、それにより、施錠リング(23)が軸方向に移動した後、前記保護鞘の内部に注射器(1)/注射器本体セット(5)が引き込まれるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の注入装置。
  3. 以下を特徴とする、請求項2に記載の注入装置。
    −注射器本体には、保護鞘(10)の内部に収納された管状リング(5)があり、前記管状リングと保護鞘には、内部肩状部(8a,13)があって、該肩状部の間に伸縮性手段(27)が伸びており、
    −施錠リング(23)は保護鞘(10)の周囲に取り付けられ、それによって、保護鞘に対して軸方向にスライドできるようになる。
  4. 管状リング(5)と保護鞘(10)が平行運動をするのを相対的に阻止する手段(9,14,15,21)の配置は、使用後の保護位置では、前記管状リングが前記保護鞘の後部の延長部分の中にまで少なくとも部分的に伸びていることを特徴とする、請求項3に記載の注入装置。
  5. 管状リング(5)には少なくとも一つ、施錠リング(23)や保護鞘(10)とは異なる色の外部表面があることを特徴とする、請求項4に記載の注入装置。
  6. 保護鞘(10)には少なくとも一つの半径方向に変形可能な舌状部品(14、15)があり、それには、前記保護鞘の平行運動を、その注入位置で、相対的に阻止する要素(16)が付いていて、施錠リング(23)は、前記舌状部品のそれぞれを、その施錠位置で、締めつけ、それが軸方向に移動する際には、半径方向の拡張が可能になるように各舌状部品(14,15)を解放するようになっていることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一つに記載の注入装置。
  7. 管状リング(5)と保護鞘(10)とが、それらの注入位置で平行運動をするのを相対的に阻止する手段(9,14,15)には、各舌状部品(14,15)について一つの内部***(16)をその舌状部品に設け、また管状リング(5)の上には外部リブ(9)を一つ設けて、前記***とリブには、傾斜して連結された支え面(9a,16)があるようにすることを特徴とする、請求項6に記載の注入装置。
  8. 管状リング(5)と保護鞘(10)とが、それらの使用後に保護位置で平行運動をするのを相対的に阻止する手段には、管状リング(5)の外部リブ(9)の支え面(9a)と連結された傾斜した支え面(21a)をもつ内部リブ(21)を前記保護鞘の後端に向かって配置することを特徴とする、請求項7に記載の注入装置。
  9. 保護鞘(10)には、管状リング(5)の外部リブ(9)の平行運動を確実に阻止するように適合した前記保護鞘の後部リブ(21)とは一定の距離を置いて、半径方向に変形可能な舌状部品(18、19)を少なくとも一つもち、前記舌状部品のそれぞれには管状リング(5)を最初に取り付けることができるように適合した自然な位置が一つあって、それが半径方向に拡張しており、しかも、その舌状部品のそれぞれは、半径方向に引っ込むのに適合しており、それによって、施錠リング(23)取り付けの際に、保護鞘(10)の内部に***するようになっているようにすることを特徴とする、請求項8に記載の注入装置。
  10. 施錠リング(23)には、保護鞘(10)の後部の内部リブ(21)を巻くために配置された後部管状円筒(26)があり、それにより、その内部リブに補強のたがをはめることを特徴とする、請求項8または9に記載の注入装置。
  11. 施錠リング(23)には、その後部管状円筒(26)のところに内部肩状部(26a)があり、保護鞘(10)には前記施錠リングの軸方向の移動後に前記肩状部に歯止めをかける***(22)があることを特徴とする、請求項10に記載の注入装置。
  12. 保護鞘(10)には、管状リング(5)を収納するに適合した直径をもち、それにそって施錠リング(23)が拡張する後部円筒(12)と、注射器(11)の外径に結合する直径をもつ前部円筒(11)とがあり、前記後部及び前部円筒は、伸縮性手段(27)の支持内部肩状部(13)で、隔てられていることを特徴とする、請求項3から11のいずれか一つに記載の注入装置。
  13. 注射器(1)には、後部カラー(1b)があり、管状リング(5)には前記カラーを収納するのに適合した断面の後部内部環状溝(7)があることを特徴とする、請求項3から12のいずれか一つに記載の注入装置。
  14. 保護鞘(10)には外部環状リブ(17)があり、施錠リング(23)の施錠手段は、前記施錠リングの中に設けられ、前記外部リブを収納するのに適合した断面の内部環状溝(25)からなるものであることを特徴とする、請求項3から13のいずれか一つに記載の注入装置。
  15. 伸縮性手段(46)は、注射器本体(30)と保護鞘(39)との間に配置され、それによって、施錠リング(43)が軸方向に移動した後は、前記保護鞘が注射器(1)に沿ってスライドするようにしていることを特徴とする、請求項1に記載の注入装置。
  16. 以下を特徴とする、請求項15に記載の注入装置。
    −注射器本体に管状のサック(30)があり、該サックの中に保護鞘(39)が収納され、伸縮性手段(46)が、前記保護鞘の後部延長部で前記管状のサックの中に伸展し、
    −施錠リング(43)を、管状のサック(30)の周囲に取り付け、それによって、その管状のサックに対して軸方向のスライド運動ができるようにする。
  17. 管状サック(30)には、前記サックが注入位置で平行運動することを相対的に阻止する要素(36)を備えた半径方向に変形可能な舌状部品(34,35)が少なくとも一つあり、施錠リング(43)は、前記舌状部品のそれぞれをその施錠位置で締めつけるに適合したもので、しかも、軸方向に移動する際には、各舌状部品(34,35)を解放して、それにより、それが半径方向に拡張できるようしていることを特徴とする、請求項16に記載の注入装置。
  18. 管状サック(30)と保護鞘(39)とが、それらの注入位置で、平行運動することを相対的に阻止する手段には、各舌状部品(34,35)につき、その舌状部品の上に設けられた内部***(36)と、保護鞘(39)の上に設けられた外部リブ(41)があり、前記***とリブには、連結された傾斜した支え面(36a,41a)があることを特徴とする、請求項17に記載の注入装置。
  19. 管状サックと保護鞘とを使用した後の保護位置において、管状サック(30)と保護鞘(39)とが平行運動するのを相対的に阻止する手段には、保護鞘(39)に設けられ、第一の外部リブ(41)とともに溝(40)を画定している第二の外部リブ(42)と、管状サック(30)の前端のところに設けられ、溝(40)の中に収納されるに適合した形の内部リブ(38)があることを特徴とする、請求項17または18に記載の注入装置。
  20. 管状サック(30)には、前記管状サックの各舌状部品(34,35)のところに外部リブ(37)があり、施錠リング(43)の施錠手段は、管状サック(30)のリブ(37)の下で歯止めが掛かるように配置された前リブ(45)が画定する内部環状溝(43b)からなることを特徴とする、請求項17または18に記載の注入装置。
  21. 管状サック(30)には、施錠リングが軸方向に移動した後に施錠リング(43)に歯止めを掛ける後部外部環状リブ(33)があることを特徴とする、請求項16から20のいずれか一つに記載の注入装置。
  22. 注射器(1)には後部カラー(1b)があり、管状サック(30)には、前記カラーを収納するに適合した断面の後部内部環状溝(32)があることを特徴とする、請求項16から21のいずれか一つに記載の注入装置。
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