JP4140798B2 - 自動ドアの駆動ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動ドアの扉を開閉移動する駆動ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示す自動ドアが知られている。扉開閉用モータ1と駆動プーリ2を備えた駆動ユニット3及び従動プーリ4をエンジンケース5の長手方向両端寄りにそれぞれ取付け、前記駆動プーリ2と従動プーリ4に扉用ベルト6を巻掛け、その扉用ベルト6に扉7を吊り下げ連結してある。
扉開閉用モータ1を正転、逆転して扉用ベルト6を一方向、他方向に回転移動することで扉7が開閉移動する。
【0003】
前述の駆動ユニット3が扉開閉用モータ1で駆動プーリ2を直接的に駆動する形状であると駆動プーリ2が高速で回転し、扉7の開閉動作速度が速く、扉7が通行人と衝突したりする恐れがある。
このために、従来は駆動ユニット3を、扉開閉用モータ1の出力側を減速機構を介して駆動プーリ2に連結した形状とし、駆動プーリ2を低速で回転して扉7の開閉動作速度を遅くしている。
【0004】
例えば、実開昭63−40470号公報に示す駆動ユニット3が提案されている。
この駆動ユニット3は図8に示すように、扉開閉用モータ1の出力側に小径プーリ8を取付け、この小径プーリ8と大径プーリ9に第1のベルト10を巻掛け、大径プーリ9の軸11に伝動用プーリ12を取付け、その伝動用プーリ12と駆動プーリ2に第2のベルト13を巻掛けた形状である。
この駆動ユニット3であれば扉開閉用モータ1の回転が減速して軸11に伝動し、その軸11の回転が減速して駆動プーリ2に伝動するので、扉開閉用モータ1の回転は2段減速されて駆動プーリ2に伝動し、駆動プーリ2は低速で回転する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の駆動ユニットはベルト式の2段減速機構を有するので、その第1のベルト10、第2のベルト13の張りを所定の状態(張力)に維持することが重要である。
しかしながら、前述の駆動ユニットは第1のベルト10、第2のベルト13の張りを調整できないので、扉開閉用モータ1、駆動プーリ2、軸11等の取付け誤差及び長期間の使用によるベルト延び等で第1のベルト10、第2のベルト13の張りを所定の状態に維持できないことがある。
【0006】
他方、ベルトの張り調整装置としてはプーリ取付部にベルト長手方向の長穴を形成し、プーリを支承した軸を長穴を挿通したボルトでプーリ取付部に取付け、そのボルトを弛めて軸とともにプーリを長穴に沿って移動する装置が一般に知られている。
【0007】
前述のベルトの張り調整装置を例えば図8に示す駆動プーリ2に適用することが考えられるが、この駆動プーリ2には扉用ベルト6が巻掛けてあると共に、その扉用ベルト6には大きな張力が作用するので、その駆動プーリ2には扉用ベルト6の長手方向に向う大きな荷重が作用する。
この駆動プーリ2に作用する大きな荷重でボルトが長穴に沿って動き、駆動プーリ2も移動してベルトの張りが弱くなることがある。
【0008】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした自動ドアの駆動ユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、ユニット本体23に、モータ用プーリ35を備えた開閉用モータ24をベルト張り方向に位置調整自在に取付け、
減速プーリ用ホルダ61に軸65を回転自在に支承し、この軸65に減速用大径プーリ66と減速用小径プーリ67を固定し、
前記減速プーリ用ホルダ61をユニット本体23に回転自在に取付け、この減速プーリ用ホルダ61の回転中心と軸65の回転中心を偏心させ、
前記減速プーリ用ホルダ61を任意の回転角度位置でユニット本体23に固定する手段を設け、
前記ユニット本体23に駆動プーリ25をベルト張り方向に位置固定して取付け、
前記モータ用プーリ35と減速用大径プーリ66に第1減速用ベルト68を巻掛け、前記駆動プーリ25と減速用小径プーリ67に第2減速用ベルト69を巻掛け、前記駆動プーリ25に扉用ベルト26を巻掛けたことを特徴とする自動ドアの駆動ユニットである。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において減速プーリ用ホルダ61に形成されその回転中心を中心とする円弧状長穴と、この円弧状長穴を挿通しユニット本体23に螺合したボルト62で固定手段とした自動ドアの駆動ユニットである。
【0012】
第3の発明は、第1又は第2の発明において減速プーリ用ホルダ61に回転工具を係合する多角形部を形成した自動ドアの駆動ユニットである。
【0013】
【作用】
第1の発明によれば、開閉用モータ24の回転を2段減速して駆動プーリ25に伝動するので、駆動プーリ25は低速回転して扉の開閉動作速度を遅くできる。
また、開閉用モータ24をベルト長手方向に移動することで第1減速用ベルト68の張りを調整できるし、減速プーリ用ホルダ61を回転することで第2減速用ベルト69の張りを調整できる。
しかも、扉用ベルト26が巻掛けられる駆動プーリ25はベルト長手方向に位置固定されているので、扉用ベルト26に作用する大きな張力で駆動プーリ25がベルト長手方向に移動しない。
したがって、第2減速用ベルト69に扉用ベルト26に作用する大きな張力が作用しないので第2減速用ベルト69が弛むことがない。
【0014】
また、減速プーリ用ホルダ61を回転することで減速用小径プーリ67がベルト長手方向に移動するので、第2減速用ベルト69の張りを簡単に調整できると共に、微調整できる。
また、ベルト弛め方向の力で減速用小径プーリ67を介して減速プーリ用ホルダ61が回転しようとするので、そのベルト弛め方向の力に比べて減速プーリ用ホルダ61を回転しようとする力が小さく、減速プーリ用ホルダ61を回転しないので、第2減速用ベルト69が弛むことがない。
【0015】
第2の発明によれば、減速プーリ用ホルダ61の回転中心を中心とする円弧状長穴を挿通したボルト62で減速プーリ用ホルダ61を回転しないように固定するので、ベルト弛め方向の力で減速プーリ用ホルダ61を回転するにはより大きな力が必要となる。
したがって、第2減速用ベルト69の弛みを確実に防止できる。
【0016】
第3の発明によれば、多角形部に回転工具を係合して減速プーリ用ホルダ61を容易に回転できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、エンジンケース20の長手方向一端寄りに駆動ユニット21が取付けてあり、他端寄りに従動プーリ22が取付けてある。
前記駆動ユニット21はユニット本体23に開閉用モータ24、駆動プーリ25等を取付けてある。そのユニット本体23がエンジンケース20に取付けてある。
前記従動プーリ22と駆動プーリ25に扉用ベルト26が巻掛けてある。
扉27に取付けた一対の戸車28がエンジンケース20のレール29に接し、この扉27が前記扉用ベルト26に連結してある。
これによって、自動ドアを形成している。
【0018】
前記ユニット本体23は図2、図3、図4に示すように、長尺な取付板30と短尺な押え板31を備えている。取付板30の一側面30aにおける長手方向一端寄りに開閉用モータ24が長穴32を挿通したボルト33で取付けてあり、その開閉用モータ24の出力軸24aは取付板30の穴34から他側面30b側に突出し、その出力軸24aにモータ用プーリ35が取付けてある。前記長穴32は扉用ベルト長手方向に向う長穴で、開閉用モータ24の取付け位置を扉用ベルト長手方向に調整できる。
【0019】
前記取付板30の長手方向中間部と押え板31の長手方向一端部との間に駆動プーリ用ホルダ36がボルト37で取付けてある。この駆動プーリ用ホルダ36の孔38にプーリ取付用ボルト39を挿通し、そのプーリ取付用ボルト39にナット40を螺合してプーリ取付用ボルト39を駆動プーリ用ホルダ36に強固に取付け、その駆動プーリ用ホルダ36の他面36aとプーリ取付用ボルト39の頭部39aとの間に軸受41が挟持してある。42はフランジである。
【0020】
前記駆動プーリ25は前述の軸受け41でプーリ取付用ボルト39に回転自在に支承してある。この駆動プーリ25は扉用ベルト巻掛け部43と減速用ベルト巻掛け部44を軸方向に離隔して備え、扉用ベルト巻掛け部43の幅(軸方向長さ)が減速用ベルト巻掛け部44の幅(軸方向長さ)よりも大である。
【0021】
前記駆動プーリ用ホルダ36は図5に示すように筒状部45と、この筒状部45の外周面に一体的に設けた一対の第1突片46と、一対の第2突片47を備え、その一対の第1突片46に透孔48が形成してある。
筒状部45が取付板30、押え板31の穴49,50に嵌合し、取付板30の他側面30b側からボルト37を透孔48に挿通して押え板31に螺合して駆動プーリ用ホルダ36を取付板30と押え板31に強固に固定してある。
【0022】
このようであるから、駆動プーリ25はユニット本体23に長手方向(扉用ベルト29の長手方向)に位置固定して強固に取付けられ、扉用ベルト26の長手方向に向う大きな荷重で駆動プーリ25が扉用ベルト長手方向に動くことがない。
【0023】
前記取付板30の長手方向他端部と押え板31の長手方向他端部との間に減速プーリ用ホルダ61がボルト62で取付けてある。この減速プーリ用ホルダ61の孔63に軸受64で軸65が回転自在に支承してあり、この軸65の取付板他側面30bよりも突出した一端部分に減速用大径プーリ66が取付けてあり、他端部分に減速用小径プーリ67が取付けてある。
【0024】
前記モータ用プーリ35は減速用大径プーリ66よりも小径で、その両方のプーリに第1減速用ベルト68が巻掛けてあり、開閉用モータ24の出力軸24aの回転は軸65に減速されて伝わる。
前記減速用小径プーリ67は減速用ベルト巻掛け部44よりも小径で、その両方のプーリに第2減速用ベルト69が巻掛けてあり、軸65の回転は駆動プーリ25に減速されて伝わる。
このようであるから、開閉用モータ24の出力軸24aの回転は2段減速されて駆動プーリ25に伝わる。
【0025】
前記減速プーリ用ホルダ61は図5に示すように、一側小径部70、他側小径部71と中間大径部72を有し、その一側小径部70、他側小径部71の外周面は同心形状で、この中心a(減速プーリ用ホルダ61の回転中心)と前記孔63の中心b(軸65の回転中心)は偏心している。
【0026】
前記中間大径部72には一対の第1円弧状長穴73が径方向に相対向して形成してあると共に、一対の第2円弧状長穴74が径方向に相対向して形成してある。この各第1円弧状長穴73、第2円弧状長穴74は一側小径部70、他側小径部71の外周面の中心aを中心とする円弧状で、周方向に間隔を置いて連続している。
前記他側小径部71と連続して多角形部、例えば8角形部75が一体的に形成してあり、この8角形部75は押え板31よりも突出し、スパナなどの回転工具を係合して減速プーリ用ホルダ61を回転するようにしてある。
【0027】
前記一側小径部70が取付板30の孔76に嵌合し、他側小径部71が押え板31の孔77に嵌合して減速プーリ用ホルダ61は取付板30と押え板31に回転自在に取付けられる。
押え板31の上下から一対のボルト62を一対の第1円弧状長穴73を挿通して取付板30に螺合して減速プーリ用ホルダ61を固定している。
【0028】
このようであるから、ボルト62を弛めて押え板31よりも突出した8角形部75に回転工具を係合して減速プーリ用ホルダ61を若干の角度回転すると、軸65が偏心回転して各減速用プーリ66,67が扉用ベルトの長手方向に移動する。
したがって、位置固定された駆動プーリ25(減速用ベルト巻掛け部44)に対して減速用小径プーリ67が接近、離隔するので第2減速用ベルト69の張りを調整できる。
【0029】
前述のように、減速プーリ用ホルダ61を回転して偏心を利用して減速用プーリを移動するので、その操作が容易であるし、減速用プーリを微移動できる。
【0030】
前述の減速プーリ用ホルダ61の回転角度は第1円弧状長穴73の長さ(中心に対する角度)相当分、例えば65度程度であるので、減速用小径プーリ67の移動距離は短く、第2減速用ベルト69の張り調整代は短い。
第2減速用ベルト69の張り調整代が不足の場合にはボルト62を外して減速プーリ用ホルダ61を更に回転して一対の第2円弧状長穴74にボルト62を挿通して取付板30に螺合する。
これによって、第2減速用ベルト69の張り調整代を約2倍長くすることができる。
【0031】
前記第1減速用ベルト68の張り調整は、前述のようにして第2減速用ベルト69の張り調整後にボルト33を弛めて開閉用モータ24を長穴32に沿って移動すれば良い。
【0032】
また、減速用大径プーリ66、減速用小径プーリ67には第1・第2減速用ベルト68,69によってベルト弛め方向の力が作用し、その力で減速プーリ用ホルダ61を回転しようとするが、そのベルト弛め方向の力は小さいし、その回転しようとする力はベルト弛め方向の力に比べて小さく、減速プーリ用ホルダ61が回転しないので、第1・第2減速用ベルト68,69が弛むことがない。
【0033】
しかも、減速プーリ用ホルダ61を固定するボルト62は、その回転中心を中心とする第1円弧状長穴73に挿通しているので、減速プーリ用ホルダ61を回転するにはより一層大きな回転力が必要である。
これによって、ベルト弛め方向の力で減速プーリ用ホルダ61が回転することを確実に防止できる。
【0034】
なお、第1・第2円弧状長穴73,74をボルト62の径よりも幅広いベルト長手方向の長穴としても良い。つまり、減速プーリ用ホルダ61を任意の回転角度位置で固定する固定手段を設ければよい。
また、減速プーリ用ホルダ61をベルト長手方向の長穴とボルトでベルト長手方向に位置調整可能としても良い。
【0035】
また、モータ用プーリ35にもベルト弛め方向の力が作用するが、このモータ用プーリ35は大重量の開閉用モータ24の出力軸24aに取付けてあるので、前述のベルト弛め方向の力でモータ用プーリ35が移動しない。
【0036】
前記取付板30の長手方向両端部に固定板80が防振ゴム81を介してボルト82でそれぞれ取付けてあり、この各固定板80に裏板83を取付ボルト84で仮止めし、その固定板80と裏板83を図6に示すようにエンジンケース20の上下に形成された突出片85を挟持することで取付板30をエンジンケース20に取付ける。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、開閉用モータ24の回転を2段減速して駆動プーリ25に伝動するので、駆動プーリ25は低速回転して扉の開閉動作速度を遅くできる。
また、開閉用モータ24をベルト長手方向に移動することで第1減速用ベルト68の張りを調整できるし、減速プーリ用ホルダ61を回転することで第2減速用ベルト69の張りを調整できる。
しかも、扉用ベルト26が巻掛けられる駆動プーリ25はベルト長手方向に位置固定されているので、扉用ベルト26に作用する大きな張力で駆動プーリ25がベルト長手方向に移動しない。
したがって、第2減速用ベルト69に扉用ベルト26に作用する大きな張力が作用しないので第2減速用ベルト69が弛むことがない。
【0038】
また、減速プーリ用ホルダ61を回転することで減速用小径プーリ67がベルト長手方向に移動するので、第2減速用ベルト69の張りを簡単に調整できると共に、微調整できる。
また、ベルト弛め方向の力で減速用小径プーリ67を介して減速プーリ用ホルダ61が回転しようとするので、そのベルト弛め方向の力に比べて減速プーリ用ホルダ61を回転しようとする力が小さく、減速プーリ用ホルダ61は回転しないので、第2減速用ベルト69が弛むことがない。
【0039】
請求項2に係る発明によれば、減速プーリ用ホルダ61の回転中心を中心とする円弧状長穴を挿通したボルト62で減速プーリ用ホルダ61を回転しないように固定するので、ベルト弛め方向の力で減速プーリ用ホルダ61は回転するにはより大きな力が必要となる。
したがって、第2減速用ベルト69の弛みを確実に防止できる。
【0040】
請求項3に係る発明によれば、多角形部に回転工具を係合して減速プーリ用ホルダ61を容易に回転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動ドアの概略正面図である。
【図2】駆動ユニットの詳細正面図である。
【図3】駆動ユニットの詳細背面図である。
【図4】図2の横断面図である。
【図5】駆動プーリ、減速用プーリの取付部分解斜視図である。
【図6】ユニット本体のエンジンケース取付部の断面図である。
【図7】従来の自動ドアの概略正面図である。
【図8】従来の駆動ユニットの平面図である。
【符号の説明】
20…エンジンケース
21…駆動ユニット
22…従動プーリ
23…ユニット本体
24…開閉用モータ
25…駆動プーリ
26…扉用ベルト
27…扉
35…モータ用プーリ
61…減速プーリ用ホルダ
62…ボルト
63…孔
65…軸
66…減速用大径プーリ
67…減速用小径プーリ
68…第1減速用ベルト
69…第2減速用ベルト
73…第1円弧状長穴
74…第2円弧状長穴
Claims (3)
- ユニット本体23に、モータ用プーリ35を備えた開閉用モータ24をベルト張り方向に位置調整自在に取付け、
減速プーリ用ホルダ61に軸65を回転自在に支承し、この軸65に減速用大径プーリ66と減速用小径プーリ67を固定し、
前記減速プーリ用ホルダ61をユニット本体23に回転自在に取付け、この減速プーリ用ホルダ61の回転中心と軸65の回転中心を偏心させ、
前記減速プーリ用ホルダ61を任意の回転角度位置でユニット本体23に固定する手段を設け、
前記ユニット本体23に駆動プーリ25をベルト張り方向に位置固定して取付け、
前記モータ用プーリ35と減速用大径プーリ66に第1減速用ベルト68を巻掛け、前記駆動プーリ25と減速用小径プーリ67に第2減速用ベルト69を巻掛け、前記駆動プーリ25に扉用ベルト26を巻掛けたことを特徴とする自動ドアの駆動ユニット。 - 減速プーリ用ホルダ61に形成されその回転中心を中心とする円弧状長穴と、この円弧状長穴を挿通しユニット本体23に螺合したボルト62で固定手段とした請求項1記載の自動ドアの駆動ユニット。
- 減速プーリ用ホルダ61に回転工具を係合する多角形部を形成した請求項1又は2記載の自動ドアの駆動ユニット。
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