JP4140062B1 - 水栓用発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電効率を向上させることができる水栓用発電機を提供する。
【解決手段】給水流路に対して略平行な回転中心を有し、前記給水流路に設けられた動翼と、前記動翼と一体に回転可能なマグネットと、端面に対向して設けられたコイルと、前記コイルとの間で配置された複数のインダクタと、前記コイルを囲んで設けられた磁性体からなるヨークと、を有するステータと、を備え、前記ヨークの前記インダクタが設けられた側の一端のうち、前記インダクタの先端近傍に位置する部分は、前記マグネットの磁気誘導可能エリアから相対的に遠ざかるようにされており、少なくとも前記動翼の一部である動翼上流側部分を囲むようにして設けられた前記マグネットの内周面、または、前記マグネットの内周面と前記動翼との間に設けられた動翼リングの内周面より内側を流れる水流の力により前記動翼が回転すること、を特徴とする水栓用発電機が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、給水の流れを利用して発電する水栓用発電機に関する。
従来より、蛇口の下に差し出された手をセンサで感知し、蛇口から水を自動的に吐水する自動水栓装置が知られている。また、そのような自動水栓装置の流路に小型発電機を配設し、この発電機で得られた電力を蓄電しておき、上述のセンサなどの回路の電力を補う装置も知られている(例えば、特許文献1を参照)。
このような発電機には、永久磁石の径方向の外側にインダクタを介してコイルを配設した「ラジアル配置」の発電機(例えば、特許文献1の図4を参照)と、永久磁石の径方向に略直角な方向の端面と対向させるようにしてインダクタを介してコイルを配設した「アキシャル配置」の発電機(例えば、特許文献1の図5を参照)とがあるが、径方向の寸法が小さい発電機を必要とするような用途においては、「ラジアル配置」の発電機よりも「アキシャル配置」の発電機を用いる方が好ましい。
ここで、「アキシャル配置」の発電機に用いられる永久磁石においては、その径方向に略直角な方向の端面をN極とS極とに交互に着磁させるようにしているが、隣接する磁極の直下にあるインダクタ近傍のヨーク部分との間で磁路短絡が起きると、コイルを周回するような鎖交磁路の形成が阻害されコイル効率、発電量などが低下するという問題が生じる。
近年、自動水栓装置では節水効果が重要視されており、そのような自動水栓装置では発電に用いることのできる流水量(水力エネルギー)が少なく、水力エネルギーから電力へのエネルギー変換におけるわずかなエネルギー損失であっても低減したいという要求が強い。
特開2004−336982号公報
本発明は、発電効率を向上させることができる水栓用発電機を提供する。
本発明の一態様によれば、給水流路に対して略平行な回転中心を有し、前記回転中心のまわりに回転可能に前記給水流路に設けられた動翼と、周方向に沿って交互にN極とS極とが着磁された円環状を呈し、前記動翼と一体に回転可能なマグネットと、前記マグネットの径方向に略直角な方向の端面に対向して設けられたコイルと、前記マグネットの前記端面と前記コイルとの間で周方向に沿って互いに離間して配置された複数のインダクタと、前記インダクタに連接し、前記コイルを囲んで設けられた磁性体からなるヨークと、を有するステータと、を備え、少なくとも前記動翼の一部である動翼上流側部分を囲むようにして設けられた前記マグネットの内周面、または、前記動翼と前記マグネットとを一体化させる動翼リングの内周面より内側を流れる水流の力により前記動翼が回転し、前記ヨークにおいて、前記コイルの周面部に対向する部分に、前記インダクタが設けられた一端側であって、前記インダクタの先端近傍に位置する部分を径方向に略直角な方向に切り欠いた切り欠き部を設けることで、前記ヨークの前記インダクタが設けられた側の一端のうち、前記インダクタの先端近傍に位置する部分が前記マグネットの磁気誘導可能エリアから相対的に遠ざかるようにされていること、を特徴とする水栓用発電機が提供される。
本発明によれば、発電効率を向上させることができる水栓用発電機が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明をする。
尚、各図面中、同一の構成要素には同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係る発電機1を説明するための模式断面図である。
図4は、発電機1における予旋回静翼14、動翼15、軸受17を説明するための模式斜視図である。尚、図4(a)は、動翼リング15aを備えない場合、図4(b)は、動翼リング15aを備えた場合を例示するものである。
図1に示すように、発電機1には、主として、筒体13、予旋回静翼14、動翼15、マグネットM、ステータ9、封止部材51が備えられ、これらは、ケース12(図3を参照)の中に収容されている。尚、予旋回静翼14の上方、封止部材51の下方に描かれた矢印は、流水の方向を示している。
ここで、発電機1の説明をする前に、発電機1を備えた発電機付自動水栓装置の説明をする。
図2は、本発明の実施の形態に係る発電機を備えた自動水栓装置(以下、単に自動水栓装置とも称する)の取付例を説明するための模式図である。
図3は、本発明の実施の形態に係る発電機を備えた自動水栓装置を説明するための模式断面図である。
尚、図中の矢印は、流水の方向を示している。
自動水栓装置3は、例えば、洗面台2などに取り付けられる。自動水栓装置3は、配管4を介して、水道水などの流入口5に接続されている。自動水栓装置3は、円筒状の本体3aと、この本体3aの上部に設けられ、本体3aの径外方向に延出する吐水部3bとを有する。吐水部3bの先端には、吐水口6が形成され、さらにこの吐水口6の近傍にはセンサ7が内蔵されている。
自動水栓装置3の内部には、流入口5から流入し、配管4内を流れてきた給水を、吐水口6へと導く給水流路10が形成されている。本体3aの内部には、その給水流路10を開閉するための電磁弁8が内蔵され、さらに電磁弁8の下流側には、吐水量が一定となるように制限をするための定流量弁55が内蔵されている。また、水道などの元圧が使用圧よりも高い場合に、これを減圧するための図示しない減圧弁または調圧弁が電磁弁8よりも上流側に内蔵されるようにすることもできる。尚、定流量弁55、減圧弁、調圧弁は、必要に応じて適宜設けるようにすればよい。
吐水部3bの内部であって、定流量弁55の下流側の給水流路10には、発電機1が備えられている。本体3aの内部には、発電機1で発電された電力を充電しておくための充電器56、センサ7の駆動や電磁弁8の開閉などを制御するための制御部57が設けられている。発電機1は、電磁弁8及び定流量弁55よりも下流側に配設されているため、水道の元圧(一次圧)が、発電機1に直接作用することはない。そのため、発電機1は、それほど高い耐圧性を要求されず、このような配置は、信頼性やコストの点で有利である。
また、充電器56と制御部57とは、図示しない配線を介して接続されている。そして、充電器56及び制御部57は、本体3aの上部であって、給水流路10の最も上方の位置よりもさらに上方の位置に配置されている。そのため、 給水流路10を形成する流路管の外面に結露した水滴が、落下または流路管を伝って流れ落ちることがあっても、制御部57が浸水することを防ぐことができ、制御部57の故障を防止することができる。同様に、充電器56も給水流路10の上方に設けているため、充電器56が浸水することを防ぐことができ、充電器56の故障をも防止することができる。
また、発電機1に設けられたコイル30(図5参照)と制御部57とは、図示しない配線を介して接続され、コイル30の出力が制御部57を介して充電器56に送られるようになっている。
なお、水栓用発電機1は、水栓装置3の水栓金具(本体3a及び吐水部3b)の内部に
設けられることに限らない。例えば、水栓装置3の水栓金具と、これよりも上流側に設け
られた止水栓(元栓)105(図2参照)との間を接続する配管(流路)4に設けてもよ
い。
自動水栓装置3は、生活空間において好適に使用される。使用目的としては、例えば、キッチン用水栓装置、リビングダイニング用水栓装置、シャワー用水栓装置、トイレ用水栓装置、洗面所用水栓装置などが挙げられる。また、本実施の形態に係る発電機1は、人体感知センサを用いた自動水栓装置3に限らず、例えば、手動スイッチのオン/オフによるワンタッチ水栓装置、流量をカウントして止水する定量吐水水栓装置、設定時間を経過すると止水するタイマー水栓装置などにも適用させることができる。また、発電された電力を、例えば、ライトアップ、アルカリイオン水や銀イオン含有水などの電解機能水の生成、流量表示(計量)、温度表示、音声ガイドなどに用いることもできる。
また、自動水栓装置3において、吐出流量を、例えば、毎分100リットル以下、望ましくは毎分30リットル以下に設定するようにすることもできる。特に、洗面所用水栓においては、毎分5リットル以下に設定するようにすることが望ましい。また、トイレ用水栓のように吐出流量が比較的多い場合には、給水管から、発電機1に流れる水流を分岐させて、発電機1を流れる流量を毎分30リットル以下に調整するようにすることが望ましい。このような場合、給水管からのすべての水流を発電機1へ流すようにすると、動翼15の回転数が大きくなりすぎ、騒音や軸摩耗が増大するおそれが懸念され、また、回転数が増大しても適正回転数以下でなければ、渦電流やコイル熱によるエネルギー損失が生じるため、結果として発電量は増大しないからである。尚、水栓装置が取り付けられる水道管の給水圧としては、例えば、日本においては0.05(MPa)程度の低水圧となる場合もあり得る。
次に、図1、図4に戻って、発電機1について説明する。
筒体13は、小径部13aと大径部13bとからなる段付き形状を呈し、その内部が給水流路に連通した状態で、図2、図3に図示される吐水部3bに配設される。この際、筒体13の中心軸方向が、流水の方向に対して略平行となるようにして配設される。また、筒体13は、小径部13aを上流側に、大径部13bを下流側に向けて配設される。
筒体13の内部には、上流側から順に、予旋回静翼14、動翼15、軸受17が設けられている。予旋回静翼14は小径部13aの内部に設けられ、動翼15及び軸受17は大径部13bの内部に設けられている。
大径部13bの下流端の開口は、Oリング52を介して、封止部材51により液密になるよう塞がれている。封止部材51の内部には段付き孔が設けられている。そして、その段部51aは環状に形成され、この段部51aの上に軸受17が支持されている。
予旋回静翼14は、円柱体の一方の端面(上流側に位置する面)に、円錐体を一体的に設けた形状を呈している。予旋回静翼14の周面には、径外方向に突出した複数の突起状の静翼羽根部18が設けられている。静翼羽根部18は、予旋回静翼14の軸中心に対して右方向にねじれつつ、上流側から下流側に向けて傾斜している。周方向に見て隣り合う静翼羽根部18間の空間は、静翼流路71として機能する。予旋回静翼14は、筒体13に対して固定され、回転はしない。
予旋回静翼14の下流側には、動翼15が設けられている。動翼15は、円柱状を呈し、その周面には径外方向に突出した複数の突起状の動翼羽根部19が設けられている。動翼羽根部19は、静翼羽根部18とは逆に、軸中心に対して左方向にねじれつつ、上流側から下流側に向けて傾斜している。周方向に見て隣り合う動翼羽根部19間の空間は、動翼流路72として機能する。
軸受17は、封止部材51の段付き孔に固定されたリング部材21と、このリング部材21の中心に設けられた軸支持部22とを備え、リング部材21と軸支持部22とは、放射状に設けられた連結部材23によって結合されている。各連結部材23の間は、閉塞されておらず貫通しているため、筒体13内部の給水の流れが妨げられることはない。
軸受17の軸支持部22には、動翼15の軸中心に固定された中心軸24が回転可能に支持されている。中心軸24の先端部は、動翼15から突出して予旋回静翼14に嵌め込まれている。中心軸24の先端部と予旋回静翼14とは、互いに固定されておらず、予旋回静翼14に対して中心軸24は回転可能になっている。尚、中心軸24の両端部をそれぞれ軸支持部22と予旋回静翼14とに固定し、その中心軸24に対して回転可能に動翼15を嵌め込む構成としてもよい。
すなわち、給水流路に対して略平行な回転中心を有し、回転中心のまわりに回転可能に給水流路に設けられた動翼羽根部を有する動翼15とすればよい。
筒体13の大径部13bの内部には、動翼流路72を囲むようにして、動翼羽根部19の外周部に固定された円環状のマグネットMが収容されている。また、筒体13の小径部13aの外側には、マグネットMの上流側の径方向に略直角な方向の端面に対向させるようにしてステータ9が設けられている。
図4(a)において、2点鎖線で表されたマグネットMの内周面は、動翼羽根部19の径外方側の側端面に固定されている。
また、図4(b)において、1点鎖線で表された動翼リング15aの内周面は、動翼羽根部19の径外方側の側端面に固定され、動翼リング15aの外周面には2点鎖線で表されたマグネットMの内周面が固定されている。動翼リング15aは必ずしも必要ではないが、設けられていた方がより強固に動翼15とマグネットMとを一体化させることができる。
そして、旋回流が形成されることで外側に向けて拡散しようとする水流を、動翼リング15aの内周面、または、動翼リング15aが設けられていない場合はマグネットMの内周面により案内することができるので、無駄になる水力エネルギーを減らすことができ、エネルギーの変換を効率よく行わせることができる。この場合、動翼15の径方向に略直角な方向の全域にわたって動翼リング15aの内周面、または、動翼リング15aが設けられていない場合はマグネットMの内周面が設けられている必要はなく、少なくとも動翼15の上流側に設けられているようにすればよい。
すなわち、少なくとも動翼15の一部である動翼上流側部分を囲むようにして設けられたマグネットMの内周面、または、マグネットMの内周面と動翼15との間に設けられた動翼リング15aの内周面より内側を流れる水流の力により動翼15が回転するようになっている。
本実施の形態においては、ステータ9を、マグネットMの径方向に略直角な方向の端面に対向配置させる構造(「アキシャル配置」)のため、ステータ9をマグネットMの径外方向に対向配置させる場合(「ラジアル配置」)に比べて、径方向寸法を小さくすることができる。また、動翼15の径外方にステータ9を配置しない分、動翼15の径方向寸法の拡大が図れ、発電量を増加させることができる。
また、筒体13を樹脂などのような電気伝導度の低い材料で形成させるものとすれば、金属で形成した場合と比べて渦電流損を低減させることができるので、発電量をさらに増加させることができる。この場合、磁束が通過する大径部13bのみを樹脂などのような電気伝導度の低い材料で形成させるようにしてもよい。
次に、マグネットMとステータ9について説明をする。
図5は、マグネットMの模式斜視図である。
図6は、比較例に係るステータの模式斜視断面図である。
図7は、本発明の実施の形態に係る発電機におけるステータ9の模式平面図である。
図8は、本発明の実施の形態に係る発電機におけるステータ9の模式斜視断面図である。
図5に示すように、マグネットMの径方向に略直角な方向の端面には、周方向に沿ってN極とS極とが交互に着磁されている。
筒体13の小径部13aの外側には、マグネットMの上流側端面に対向させてステータ9が配置されている。尚、ステータ9は、マグネットMの下流側端面に対向させて配置してもよく、あるいは、マグネットMの上流側及び下流側の両端面にそれぞれ対向させて1対のステータ9を配置してもよい。
図6に示すステータは、本発明者が発明をするに至った過程で検討を加えたものであり、第1ヨーク132において、コイル30の内周面部に対向する部分は、周方向に途切れなく連続して形成されている。同様に、第2ヨーク133において、コイル30の外周面部に対向する部分は、周方向に途切れなく連続して形成されている。この場合、マグネットMの内径とステータの内径、マグネットMの外径とステータの外径とがほぼ同一とされている。
ここで、第1ヨーク132に連接するインダクタ32aと、第2ヨーク133に連接するインダクタ33aとに対向して設けられたマグネットMにより、インダクタ32a、インダクタ33aが磁化されるので、コイル30を囲む鎖交磁路aが形成されることになる。
この際、比較例の構成では、各インダクタ32a、33aの周面が途切れなく連続して形成されているため、各インダクタ32a、33aの先端近傍のヨーク部分132a、133aまでもが磁化されやすく、ヨークのこの部分(ヨーク部分132a、133a)が隣接するインダクタの極性とは逆の極性に磁化されることで、隣接するインダクタとの間で磁路短絡bが形成されるようになる。そして、この磁路短絡bが形成された場合には、発電に寄与する鎖交磁路aの形成が阻害されてコイル効率、発電量などが低下するという問題がある。
本発明者は検討の結果、各インダクタの先端近傍における磁化が起きないように、ヨークのインダクタが設けられた側の一端のうち、インダクタの先端近傍に位置する部分を、後述するマグネットMの磁気誘導可能エリア41から相対的に遠ざけるようにすれば、短絡磁路の形成が阻害されるのでコイル効率の向上、発電量の増加などを図ることができるとの知見を得た。
そのようにするためには、例えば、ヨークにおいて、コイルの周面部に対向する部分に、インダクタが設けられた一端側であって、前記インダクタの先端近傍に位置する部分を切り欠いた切り欠き部(空間)を設けるようにすればよい。
図7、図8に示すように、ステータ9は、いずれも軟磁性体(例えば、圧延鋼)からなる第1〜第3ヨーク32〜34及びこれらに連接するインダクタ32a、33aと、これら第1〜第3ヨーク32〜34、インダクタ32a、33aで囲まれた空間内に配置されるコイル30とを有する。
ステータ9は、マグネットMの径方向に略直角な方向の端面に対向して設けられたコイル30と、マグネットMの端面とコイル30との間で周方向に沿って互いに離間して配置された複数のインダクタ32a、33aと、インダクタ32a、33aに連接し、コイル30を囲んで設けられた軟磁性体からなる第1〜第3ヨーク32〜34とを有している。
円環状に巻回されたコイル30は、その内周面部、外周面部および径方向に略直角な方向の両端面部が、第1〜第3ヨーク32〜34、インダクタ32a、33aによって囲まれている。
第1ヨーク32は、コイル30の内側に配置された略円環状を呈し、その径方向に略直角な方向の一端部には、複数のインダクタ32aが径外方に向けて一体的に設けられている。第1ヨーク32において、コイル30の内周面部に対向する部分と、インダクタ32aとは、略直角となるようになっている。インダクタ32aは、周方向に沿って等間隔で配置されている。
第2ヨーク33は、コイル30の外周面部を囲むように配置された略円環状を呈し、その径方向に略直角な方向の一端部には、複数のインダクタ33aが径内方に向けて一体的に設けられている。第2ヨーク33において、コイル30の外周面部に対向する部分と、インダクタ33aとは、略直角となるようになっている。インダクタ33aは、周方向に沿って等間隔で配置されるとともに、第1ヨーク32に連接されたインダクタ32aの間に配置されている。すなわち、第1ヨーク32に連接されたインダクタ32aと、第2ヨーク33に連接されたインダクタ33aとが、周方向に沿って、交互に、且つ互いに離間して並んでいる。また、これらインダクタ32a、33aは、コイル30の一方の端面部に対向している。そして、そのコイル30の一方の端面部は、インダクタ32a、33a及び筒体13を間に挟んで、マグネットMの端面と対向している。
第3ヨーク34は、コイル30の他方の端面部に対向して設けられ、その形状はリングプレート状を呈し、第1ヨーク32及び第2ヨーク33のそれぞれの他端部(インダクタ32a、33aが連接された端部とは反対側の端部)に結合されている。
第1ヨーク32において、コイル30の内周面部に対向する部分には、インダクタ32aが設けられた一端側から径方向に略直角な方向に凹状に切り欠いた切り欠き部39が、周方向に沿って間欠的に形成されている。言い換えれば、コイル30の内周面部に対向する部分にはインダクタ32aと一体的に設けられた連結部32bが、周方向に沿って間欠的に形成されている。切り欠き部39は、第2ヨーク33に連接されたインダクタ33aの先端位置に対応して周方向に間欠的に設けられている。
同様に、第2ヨーク33において、コイル30の外周面部に対向する部分には、インダクタ33aが設けられた一端側から径方向に略直角な方向に凹状に切り欠いた切り欠き部40が、周方向に沿って間欠的に形成されている。言い換えれば、コイル30の外周面部に対向する部分にはインダクタ33aと一体的に設けられた連結部33bが、周方向に沿って間欠的に形成されている。切り欠き部40は、第1ヨーク32に連接されたインダクタ32aの先端位置に対応して周方向に間欠的に設けられている。
次に、切り欠き部について説明をする。
図9は、インダクタ先端近傍のヨーク部分の磁化について説明をするための模式斜視分解図である。
図10は、ステータ部分の模式斜視断面図である。
尚、図7、図8と同様の部分には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、マグネットMの径方向に略直角な方向の端面には、周方向に沿ってインダクタと同じ間隔でN極とS極とが交互に着磁されている。そのため、マグネットMの端面と対向するようにして設けられたインダクタ32a、33aに、直上のマグネットMの磁極と反対の磁極が発生する。例えば、マグネットMのS極の直下のインダクタにはN極が発生する。
この場合、図6で説明をしたように、マグネットMにより磁気が誘導される範囲(磁気誘導可能エリア)41にヨーク(軟磁性体)があると、その部分が磁化されてインダクタに発生した磁極と同じ磁極が発生する。すなわち、図6で説明をしたステータにおいては、インダクタ32a、33aの先端近傍のヨーク部分132a、133aにも磁極が発生することになる。この際、隣接するインダクタ32a、33aには反対の磁極が発生しているので、隣接するインダクタ32a、33aとの間で磁路短絡が形成され発電に寄与する鎖交磁路aの形成が阻害されるようになる。
尚、磁気誘導可能エリア41は、マグネットMにより軟磁性体を磁化することができる領域、あるいは、マグネットMにより軟磁性体に磁極を発生させることができる領域ということもできる。
また、図10に示すように、磁化されたインダクタにより磁気が誘導される範囲42が付加されるので、マグネットMの強さやインダクタの磁化状態によっては、インダクタ32a、33aの先端近傍のより広い範囲のヨーク部分に磁極が発生することにもなる。本明細書においては、磁気誘導可能エリア41に磁化されたインダクタにより磁気が誘導される範囲42を付加した範囲を、実質的な磁気誘導可能エリア43と呼ぶことにする。
尚、磁気誘導可能エリア(マグネットMにより磁気が誘導される範囲)41と比べて、磁化されたインダクタにより磁気が誘導される範囲42は狭いので、一般的には磁気誘導可能エリア41を考慮すればよい。
また、説明の便宜上、ステータの外周面側で説明をしたがステータの内周面側についても同様である。
本実施の形態においては、図8、図9、図10に示すように、各ヨーク32、33の周面部において他方のヨークのインダクタの先端位置に対応して、周方向に間欠的に切り欠き部39、40を設けることで、磁気誘導可能エリア41、実質的な磁気誘導可能エリア43に軟磁性体が存在しないようにしている。ここで、空気の透磁率は軟磁性体の数千分の1程度であるためわずかに切り欠き部39、40を設けるだけでも、切り欠き部39、40の直下に位置する軟磁性体領域39b、40bが磁化されにくくなる。より具体的には、インダクタ32aの上に磁極のNがあり、インダクタ33aの上に磁極のSがある場合を考える。このとき、インダクタ32aは、S極に磁化され、インダクタ33aはN極に磁化される。しかし、インダクタ33aの直下に位置する軟磁性体領域39bは、空気である切り欠き部39を介しているため、N極にほとんど磁化されることはない。そのため、インダクタ32aから、軟磁性体領域39bに向かう磁路短絡がほとんど形成されることがなくなる。また、インダクタ33aから、軟磁性体領域40bに向かう磁路短絡も同様にほとんど形成されることがなくなる。よって、発電に寄与する鎖交磁路aの形成が阻害されるのを抑制することができる。その結果、コイル効率の向上、発電量の増加を図れることになる。
次に、切り欠き部の深さH(インダクタ32a、33aが設けられた端部からの径方向に略直角な方向の長さ、図8を参照)について説明をする。
図11は、切り欠き部39の深さHと発電量との関係を表すグラフ図である。横軸は、切り欠き部39の深さH(mm)を、縦軸は、発電量(mW)を表す。
図12は、切り欠き部39の深さHとコイル効率との関係を表すグラフ図である。横軸は、切り欠き部39の深さH(mm)を、縦軸は、コイル効率(%)を表す。
図11、図12は、切り欠き部39の深さH(インダクタ32a、33aが設けられた端部からの径方向に略直角な方向の長さ)を、0(mm)、2(mm)、5(mm)、10(mm)と変えて、発電量及びコイル効率をシミュレーションしたものである。ここで、コイル効率は、入力(マグネットMのトルク×回転数)に対する、出力(発電量)の割合(%)を表す。尚、ステータ9全体の径方向に略直角な方向の寸法は、10.5(mm)とした。切り欠き部39の深さHが0(mm)とは、切り欠き部39を設けない図6に示した比較例の場合である。
これらの結果より、切り欠き部39の深さHを大きくすることで発電量を増加させることができ、また、コイル効率も向上させることができることがわかる。
尚、説明の便宜上、切り欠き部39に関して説明をしたが、切り欠き部40に関しても同様である。
また、図11、図12からは、切り欠き部を設けるものとすれば、磁気誘導可能エリア41、実質的な磁気誘導可能エリア43の一部に軟磁性体が存在していても発電量の増加、コイル効率の向上に効果があることがわかる。これは、僅かな切り欠き部を設けるようにするだけでも空気により大幅に磁気抵抗が増加するため、切り欠き部の直下の軟磁性体領域は磁化されにくくなり、その分、磁路短絡の形成を抑制することができるようになるからであると考えられる。例えば、図13に示すように、図8で説明をした切り欠き部39、40より深さhの浅い切り欠き部39a、40aとすることでも磁路短絡の形成を抑制することができる。
ここで、磁路短絡の形成を抑制するという観点からは、少なくとも磁気誘導可能エリア41に軟磁性体が存在しないような深さの切り欠き部を設けるようにすることが好ましい。この磁気誘導可能エリア41は、マグネットMの強さの影響を受ける。すなわち、マグネットMが強い磁石であるほど磁気誘導可能エリア41は広くなる。また、マグネットMの端面とインダクタとの間の寸法が短いほど磁化されるヨークの径方向に略直角な方向の寸法が長くなる。
そのため、発電機の用途などに基づいて決定されるマグネットMの強さや配設位置などにより磁化されるヨークの範囲も変わるので、厳密には、切り欠き部の深さも個別具体的に決定するようにすることが好ましい。
また、切り欠き部を深くするとコイルを周回する鎖交磁路の磁気抵抗が増加するので、多くの磁束を通過させる方が好ましいような用途においては、切り欠き部を浅くする方が好ましい。また、切り欠き部が浅ければヨークの強度も高くなるので、組立性を向上させることもできる。また、切り欠き部の深さがインダクタの厚み程度であれば、インダクタの曲げ加工用の逃げなどと兼用させることもできるので、切り欠き部を別途加工する工程を省くこともできる。
また、本発明者の得た知見によれば、少なくとも水栓用発電機においては、マグネットMの端面とインダクタとの間の寸法より深い深さを有する切り欠き部を設けるようにすれば、磁路短絡の形成を効果的に抑制することができる。
前述した「アキシャル配置」では、「ラジアル配置」よりもマグネット径を大きくすることができ、その分、原則として磁束も多くすることができる。しかし、前述した磁路の短絡の影響も大きく受けるので、前述した切り欠き部を設けることで磁路の短絡を抑制して、発電量やコイル効率を改善させることができる。また、切り欠き部による放熱も図ることができるので、コイルの発熱によるエネルギー損失を抑制することもできる。
また、発電機を備えた自動水栓の場合には、電磁弁や発電機を内蔵させる必要があるため、発電機をコンパクトにする必要がある。そして、発電機をコンパクトにするためには、発電機の効率を向上させる必要があり、本実施の形態のように切り欠き部を設けることの効果は大きい。また、切り欠き部を設けることは発熱による効率低下を抑制することにも効果がある。
以上の場合は、マグネットMの内径とステータの内径、マグネットMの外径とステータの外径とがほぼ同一の場合であるが、前述の切り欠き部は両者の内径、外径が同一でない場合においても設けた方が好ましい場合がある。
次に、ヨークのインダクタが設けられた側の一端を、マグネットMの磁気誘導可能エリア41から相対的に遠ざけるようにする他の実施形態について説明をする。
図14は、マグネットMの内径がステータの内径よりも大きく、かつ、マグネットMの外径がステータの外径よりも小さい場合を説明するための模式斜視断面図である。
また、図15は、図14を上方から見たときの模式平面図であり、図16は図15におけるA−A矢視断面図、図17は図15におけるB−B矢視断面図である。
本実施の形態においては、マグネットMの内径をステータの内径よりも大きくし、かつ、マグネットMの外径をステータの外径よりも小さくすることで、ヨークのインダクタが設けられた側の一端のうち、インダクタの先端近傍に位置する部分がマグネットMの磁気誘導可能エリア41から相対的に遠ざかるようにされている。
前述したように、マグネットMの径方向に略直角な方向の端面には、周方向に沿ってインダクタと同じ間隔でN極とS極とが交互に着磁されているため、多少のふくらみはあるもののマグネットMによる磁界はマグネットMの径方向に略直角な方向に形成される。そのため、磁気誘導可能エリア41にヨーク232、233が直接含まれるようなことがない。
この場合、図15〜図17に示したように、インダクタの先端部がマグネットMの内周または外周から出ないようにすれば、短絡磁路の形成を大幅に抑制することができる。この理由としては、マグネットMが発生する磁束をインダクタで十分に受け取りつつ、インダクタによる磁気誘導可能エリアの拡大を押さえることができるためである。
本実施の形態によれば、切り欠き部を別途設ける必要がなく単純な構造で磁路短絡の形成を抑制することができる。そのため、製造性の観点からは有利である。
図18は、マグネットMの内径とステータの内径とがほぼ同一で、マグネットMの外径がステータの外径よりも小さい場合を説明するための模式斜視断面図である。
このような場合においては、図8や図13の場合と同様に、ヨーク233aに連接するインダクタ233cの先端近傍のヨーク232aに切り欠き部239を設ければよい。
すなわち、本実施の形態においては、マグネットMの外径をステータの外径よりも小さくし、かつ、ヨークのうちの、マグネットMの内周面側に位置する部分に備えられたヨーク232aにインダクタ232cが設けられた一端側であって、インダクタ233cの先端近傍に位置する部分を切り欠いた切り欠き部239を設けることで、ヨーク232aのインダクタ232cが設けられた側の一端のうち、インダクタ233cの先端近傍に位置する部分がマグネットMの磁気誘導可能エリア41から相対的に遠ざかるようにされている。
この場合、図17の場合と同様に、ヨーク232aに連接するインダクタ232cの先端部がマグネットMの外周から出ないようにすることが好ましい。
本実施の形態においては、図14で説明をしたものと比べて、マグネットMの内径を小さくするようにしている。このように、マグネットMを内側に拡大することで、マグネットMを回転させるのに必要なトルクを抑えつつ、マグネットMの表面積を大きくすることができる。その結果、回転させるのに必要なトルクを抑えつつ、マグネットMから発生する磁束量を増加させることができる。
図19は、マグネットMの外径とステータの外径とがほぼ同一で、マグネットMの内径がステータの内径よりも大きい場合を説明するための模式斜視断面図である。
このような場合においては、図8や図13の場合と同様に、ヨーク232bに連接するインダクタ232dの先端近傍のヨーク233bに切り欠き部240を設ければよい。
すなわち、本実施の形態においては、マグネットMの内径をステータの内径よりも大きくし、かつ、ヨークのうちの、マグネットMの外周面側に位置する部分に備えられたヨーク233bにインダクタ233dが設けられた一端側であって、インダクタ232dの先端近傍に位置する部分を切り欠いた切り欠き部240を設けることで、ヨーク233bのインダクタ233dが設けられた側の一端のうち、インダクタ232dの先端近傍に位置する部分がマグネットMの磁気誘導可能エリア41から相対的に遠ざかるようにされている。
この場合、図16の場合と同様に、ヨーク233bに連接するインダクタ233dの先端部がマグネットMの内周から出ないようにすることが好ましい。
本実施の形態においては、図14で説明をしたものと比べて、マグネットMの外径を大きくするようにしている。このように、マグネットMの外径を大きくするものとすれば、僅かに径を大きくするだけで表面積を大幅に大きくすることができ、マグネットMから発生する磁束量をその分増加させることができる。また、外側で磁束量を確保する分、マグメットMは内側に拡大する必要がないため、動翼羽根部の径を大きくすることができ、水力エネルギーを有効に回転エネルギーに変換することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る水栓用発電機及び自動水栓装置の作用について説明をする。
使用者が、図2、3に表した吐水口6の下に手をかざすと、これをセンサ7が感知して、制御部57により電磁弁8が開かれる。これにより、発電機1の筒体13の内部に流水が供給され、筒体13の内部を流れた水は吐水口6から吐水される。使用者が、吐水口6の下から手を遠ざけると、これをセンサ7が感知して、制御部57により電磁弁8が閉じられ、自動的に水が止まる。
筒体13内に流れ込んだ流水は、予旋回静翼14の円錐体表面を流れて径外方向に拡散され、図1及び図4に図示される実施の形態においては、軸中心に対して右方向に旋回するような旋回流となって、静翼羽根部18間の静翼流路71を流れる。
静翼流路71を流れた旋回流は、動翼流路72に流入し、動翼羽根部19の上側の傾斜面に衝突する。本実施の形態では、動翼流路72に流入する旋回流は、軸中心に対して右方向に旋回した流れなので、動翼羽根部19に対して右方向の力が作用し、動翼15は右回りに回転する。そして、マグネットMの内周面より内側の動翼流路72を流れた流水は、軸受17の内側を通過して、筒体13内部を抜け、吐水口6へと至る。
動翼15が回転すると、これに固定されたマグネットMも回転する。マグネットMの端面は、図5に表すようにN極とS極とが周方向(回転方向)に沿って交互に着磁されているため、マグネットMが回転すると、マグネットMの端面に対向しているインダクタ32a、33a及びこれらに連接する第1、第2ヨーク32、33の極性が変化していく。これにより、コイル30に対する鎖交磁束の向きが変化し、コイル30に起電力が生じ、発電が行われる。発電した電力は、充電器56へと充電された後、例えば、電磁弁8、センサ7、制御部57の駆動などに使用される。
以上、本発明の実施の形態について説明をした。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、発電機1、自動水栓装置3などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態に係る発電機を説明するための模式断面図である。 本発明の実施の形態に係る発電機を備えた自動水栓装置の取付例を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態に係る発電機を備えた自動水栓装置を説明するための模式断面図である。 発電機における予旋回静翼、動翼、軸受を説明するための模式斜視図である。 マグネットの模式斜視図である。 比較例に係るステータの模式斜視断面図である。 本発明の実施の形態に係る発電機におけるステータの模式平面図である。 本発明の実施の形態に係る発電機におけるステータの模式斜視断面図である。 インダクタ先端近傍のヨーク部分の磁化について説明をするための模式斜視分解図である。 ステータ部分の模式斜視断面図である。 切り欠き部の深さと発電量との関係を表すグラフ図である。 切り欠き部の深さとコイル効率との関係を表すグラフ図である。 深さの浅い切り欠き部を有するステータを例示するための模式斜視断面図である。 マグネットの内径がステータの内径よりも大きく、かつ、マグネットの外径がステータの外径よりも小さい場合を説明するための模式斜視断面図である。 図14を上方から見たときの模式平面図である。 図15におけるA−A矢視断面図である。 図15におけるB−B矢視断面図である。 マグネットの内径とステータの内径とがほぼ同一で、マグネットの外径がステータの外径よりも小さい場合を説明するための模式斜視断面図である。 マグネットの外径とステータの外径とがほぼ同一で、マグネットの内径がステータの内径よりも大きい場合を説明するための模式斜視断面図である。
符号の説明
1 発電機、9 ステータ、13 筒体、14 予旋回静翼、15 動翼、15a 動翼リング、30 コイル、32 第1ヨーク、32a インダクタ、33 第2ヨーク、33a インダクタ、34 第3ヨーク、39 切り欠き部、39a 切り欠き部、40 切り欠き部、40a 切り欠き部、41 磁気誘導可能エリア、43 実質的な磁気誘導可能エリア、51 封止部材、232 ヨーク、232a ヨーク、232b ヨーク、233 ヨーク、233a ヨーク、233b ヨーク、239 切り欠き部、240 切り欠き部、M マグネット

Claims (4)

  1. 給水流路に対して略平行な回転中心を有し、前記回転中心のまわりに回転可能に前記給水流路に設けられた動翼と、
    周方向に沿って交互にN極とS極とが着磁された円環状を呈し、前記動翼と一体に回転可能なマグネットと、
    前記マグネットの径方向に略直角な方向の端面に対向して設けられたコイルと、前記マグネットの前記端面と前記コイルとの間で周方向に沿って互いに離間して配置された複数のインダクタと、前記インダクタに連接し、前記コイルを囲んで設けられた磁性体からなるヨークと、を有するステータと、
    を備え、
    少なくとも前記動翼の一部である動翼上流側部分を囲むようにして設けられた前記マグネットの内周面、または、前記動翼と前記マグネットとを一体化させる動翼リングの内周面より内側を流れる水流の力により前記動翼が回転し、
    前記ヨークにおいて、前記コイルの周面部に対向する部分に、前記インダクタが設けられた一端側であって、前記インダクタの先端近傍に位置する部分を径方向に略直角な方向に切り欠いた切り欠き部を設けることで、前記ヨークの前記インダクタが設けられた側の一端のうち、前記インダクタの先端近傍に位置する部分が前記マグネットの磁気誘導可能エリアから相対的に遠ざかるようにされていること、を特徴とする水栓用発電機。
  2. 前記マグネットの内径を前記ステータの内径よりも大きくし、かつ、前記マグネットの外径を前記ステータの外径よりも小さくすることで、前記ヨークの前記インダクタが設けられた側の一端のうち、前記インダクタの先端近傍に位置する部分が前記マグネットの磁気誘導可能エリアから相対的に遠ざかるようにされていること、を特徴とする請求項1記載の水栓用発電機。
  3. 前記マグネットの外径を前記ステータの外径よりも小さくするとともに、前記ヨークのうちの、前記マグネットの内周面側に位置する部分において、前記インダクタが設けられた一端側であって、前記インダクタの先端近傍に位置する部分を切り欠いた切り欠き部を設けることで、前記ヨークの前記インダクタが設けられた側の一端のうち、前記インダクタの先端近傍に位置する部分が前記マグネットの磁気誘導可能エリアから相対的に遠ざかるようにされていること、を特徴とする請求項1記載の水栓用発電機。
  4. 前記マグネットの内径を前記ステータの内径よりも大きくするとともに、前記ヨークのうちの、前記マグネットの外周面側に位置する部分において、前記インダクタが設けられた一端側であって、前記インダクタの先端近傍に位置する部分を切り欠いた切り欠き部を設けることで、前記ヨークの前記インダクタが設けられた側の一端のうち、前記インダクタの先端近傍に位置する部分が前記マグネットの磁気誘導可能エリアから相対的に遠ざかるようにされていること、を特徴とする請求項1記載の水栓用発電機。
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