JP4139136B2 - コイン投出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイン投出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばスロットマシン等の遊技機、或いは、両替機等に用いられるコイン投出装置が知られている。
このようなコイン投出装置は、上側に向け開口する箱形に形成されてコインを貯留するコイン容器と、このコイン容器の底部に配されモータ駆動により回転する回転ディスク等を有するベース面を備える本体部と、を備えており、コイン容器は本体部に対して、取り付け固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記コイン投出装置におけるコイン容器は、本体部に対する着脱が頻繁に生じるものであり、当該コイン容器が容易に着脱可能な構成のコイン投出装置が望まれる。従来、コイン容器が容易に着脱可能な構成のコイン投出装置としては、回転ディスクの中心軸部分を中心として、本体部に対してコイン容器を回転させることにより、本体部及びコイン容器の対応する箇所に設けられた係合手段の係合及び係合解除を行い、これによって本体部に対してコイン容器を着脱可能とする構成のものがある。
【0004】
一方、コイン投出装置から投出するコインは、その種類によっては厚みが異なる場合もある。その場合には、本体部のベース面と回転ディスクの間に必要な厚みの板部材を配置する等して、本体部の回転ディスクをコインの厚みに合わせてその垂直方向に上下動させて配置することにより、回転ディスクと本体部のベース面間の空間を調整し、当該回転ディスクとベース面間の空間を介してコインが投出可能となるように調整される。
【0005】
しかし、前記したような、従来のコイン容器が容易に着脱可能な構成のコイン投出装置は、回転ディスクをコインの厚みに合わせてその垂直方向に上下動させて配置させることが難しい構成となっていた。
【0006】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、本体部からコイン容器を容易に着脱可能でかつコインの厚みの変化にも十分対応可能なコイン投出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、取り込んだコインを回転に伴わせて投出する回転ディスクをベース面に有する本体部と、前記回転ディスクの上方に配置されるように前記本体部に取り付けられてコインを貯留すると共にその底部より前記回転ディスクにコインを供給するコイン容器と、を備えるコイン投出装置において、前記コイン容器の一側面には、前記本体部に備えられた本体部側固定部に固定されるコイン容器側固定部が備えられ、前記コイン容器側固定部は、前記コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成され、前記本体部側固定部には、前記切欠部内を通過可能に構成され該本体部側固定部に止められる止着本体部と、該止着本体部と一体に設けられ前記切欠部内を通過不能な止着突部と、を有する止着部材が取り付けられ、前記切欠部は、前記止着本体部に該切欠部を外嵌させる際のコイン容器の動作方向と略同方向に長尺に形成され、該長尺に形成された切欠部の長手方向における何れかの位置にて、前記コイン容器の前記一側面を前記止着部材により前記本体部側固定部に止着可能に構成され、前記コイン容器における前記一側面に対する対向側面には、前記本体部に備えられた被差込部に差し込まれる差込部が備えられ、前記差込部の前記被差込部への差込方向は、前記コイン容器における前記一側面と交差する方向に設定され、前記差込部は、前記被差込部に差し込まれる雄型に形成されており、前記本体部の被差込部に前記コイン容器の差込部を差し込んだ状態で、前記コイン容器側固定部を前記本体部側固定部に固定することにより、前記コイン容器と前記ベース面との間隔を調整しつつ、前記コイン容器を前記本体部に取り付けることができることを特徴としている。
【0008】
この請求項1記載の発明によれば、コイン容器における差込部の本体部における被差込部への差込方向が、コイン容器における一側面と交差する方向に設定され、被差込部に差込部を差し込んだ状態で、前記一側面に備えられたコイン容器側固定部を本体部側固定部に固定することにより、コイン容器を本体部に取り付けているため、コイン容器側固定部と本体部側固定部のみ固定すれば、差込部と被差込部は抜き差し自在な状態で差し込まれているのみでも、十分に本体部に対してコイン容器を取り付け固定することができる。従って、本体部に対するコイン容器の取り付け及び取り外しを簡単かつ迅速に行うことができ、本体部に対するコイン容器の取り付け及び取り外しに関わる作業効率を向上させることができる。
また、コイン容器側固定部は、コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成され、本体部側固定部には、前記切欠部内を通過可能に構成され該本体部側固定部に止められる止着本体部と、該止着本体部と一体に設けられ前記切欠部内を通過不能な止着突部と、を有する止着部材が取り付けられているので、簡単な構成でコイン容器側固定部と本体部側固定部の固定を行うことができる。よって、効率良くコイン容器を本体部に対して取り付け固定することができる。
また、コイン容器側固定部が、コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成されているので、止着部材を本体部側固定部に仮止めした状態で、本体部側固定部と止着突部との間の止着本体部に切欠部を外嵌させることにより、止着本体部を切欠部に通した状態とした後で、止着部材を本体部側固定部に本止めすることによって、本体部側固定部にコイン容器側固定部を固定することもできる。これにより、止着部材を本体部側固定部から完全に外さない状態で、コイン容器の取り付け、取り外しを行うことができる。そのため、止着部材を外した際に紛失してしまうような不具合が起こらなくなると共に、止着の際に、止着部材を止める穴などからなる本体部側固定部を探す煩雑な手間を省くことができ、容易に固定部同士の位置を合わせることができる。よって、簡単かつ効率的に、本体部に対してコイン容器の取り付け、取り外しを行うことができる。
なお、止着部材としては、ネジ、ナイラッチ等、適宜のものを用いることができる。また、止着部材にネジを用いる場合には、少なくとも本体部側固定部が、内ネジを切った穴からなっていると、ナットが必要なくなりコスト的にも作業効率的にも向上させることができて良い。もちろん、コイン容器側固定部の切欠部にも内ネジが切ってあっても良い。
また、コイン容器側固定部の切欠部が、止着本体部に切欠部を外嵌させる際のコイン容器の動作方向と略同方向に長尺に形成され、長尺に形成された切欠部の長手方向における何れかの位置にて、コイン容器の一側面を止着部材により本体部側固定部に止着可能に構成されている。そのため、投出するコインの厚みが変わってその厚みに合わせて回転ディスクとベース面の間の間隔が変わったことによりコイン容器と本体部のベース面との間隔を変える必要がある場合に、差込部を差込方向にスライド移動させてその被差込部に対する差込量を変化させると共に、コイン容器側固定部の切欠部における止着部材の止着位置を変えるだけで、構成部材等をほとんど変えることなく、コインの厚みの変化に合わせてコイン容器を本体部に取り付け固定することができる。よって、1のコイン投出装置で、種々のコインに対応することができ、開発コスト等を抑えることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のコイン投出装置1において、
前記差込部22は、前記コイン容器2の対向側面2bの下端部に当該コイン容器と一体に形成された薄板状の部位により構成され、
前記被差込部53は、前記本体部5を構成する金属板Kの隣り合う部位をそれぞれ同方向に折曲げ形成した2つの折曲げ部53a,53bにより構成されており、当該2つの折曲げ部は、ベース面51に近い方が下段53b、ベース面から遠い方が上段53aとなる差込部の略厚み分の段差が付けられ、当該段差間に前記差込部を差し込むようになっていることを特徴としている。
【0010】
この請求項2記載の発明によれば、コイン容器と差込部及び本体部と被差込部がそれぞれ一体に構成されているため、差込部及び被差込部を作製するための別部材が必要なく、製造コストを抑えることができる。また、差込部及び被差込部が簡単な構成で形成されているため、作製し易く、作業効率を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0017】
先ず、コイン投出装置の概略構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のコイン投出装置1は、例えばスロットマシン用であり、コインを貯留するコイン容器2と、このコイン容器2の底部に配され取り込んだコインを回転に伴わせて投出する回転ディスク3(図2)と、この回転ディスク3を回転駆動させる駆動装置としての駆動モータ(図示省略)と、該回転ディスク3の回転に伴い投出されるコインを計数するための計数装置(図示省略)と、これら計数装置、駆動モータおよび回転ディスク3等を保持した本体部5等を備えて概略構成されている。
【0018】
このうち、コイン容器2は、上方に開口する箱形形状をなしていて、底部に形成された開口部25(図3)を介して、該コイン容器2内に回転ディスク3が臨まされている。
そして、コイン容器2に投入されたコインが、複数の板状部で形成されたコイン流下部26及び開口部25を介して、徐々に回転ディスク3に供給されるようになっている。
【0019】
また、本体部5は、例えば箱形形状をなし、例えば屋根型の上面には、図2に示すように、例えば略平面に形成されているとともに水平面に対し傾斜したベース面(傾斜面)51を備えている。
このベース面51は、コイン摺動面511と、コイン投出通路512と、上段部513とを備えて構成されている。このうち、コイン摺動面511は、外周が回転ディスク3と略等しい円形状に設定されている。そして、回転ディスク3に取り込まれたコインは、該回転ディスク3の回転に伴い、該回転ディスク3の円周方向に沿って、コイン摺動面511に片面を接した状態で摺動する。また、コイン投出通路512は、コイン摺動面511と連続面をなしている。このコイン投出通路512は、回転ディスク3の回転に伴い、コインをコイン摺動面511より遠心方向に向けて当該コイン投出装置1外に投出する際にコインを通過させる。なお、上段部513は、これらコイン投出通路512およびコイン摺動面511よりも上段に形成されることで、これらコイン摺動面511およびコイン投出通路512の外周壁部(コインの案内壁部として機能する)を形成している。
【0020】
また、本体部5は、例えば、内部にモータ(図示省略)を保持していて、該モータのモータ軸(図示省略)は、ベース面51のコイン摺動面511の中央より突出している。そして、回転ディスク3は、裏面がコイン摺動面511に略当接するようにモータ軸(図示省略)に軸受けされて、図2に示すようにコイン摺動面511を覆うとともに、駆動モータ(図示省略)により矢印A方向(図2)に回動駆動されるようになっている。
【0021】
回転ディスク3は、例えば図2に示すように、略円盤状に概略構成されている。そして、この回転ディスク3は、直径がコインより大きく設定された複数の円形の開口部31を、各々該回転ディスク3の表裏を貫通した状態に、該回転ディスク3の円周方向に並んで備えている。この開口部31によりコイン容器2内のコインを取り込んだ状態で回転ディスク3が回転すると、コインは、コイン摺動面511に対し片面を接するとともに、上段部513に対し外周端面を接した状態で、円弧状にコイン摺動面51に対し摺動する。
【0022】
また、回転ディスク3の裏面とベース面51との間には、開口部31内に取り込まれたコインを、コイン摺動面511に対し回転ディスク3の遠心方向に位置するコイン投出通路512側へと導出可能な空間が形成されている。
そして、開口部31内に取り込まれたコインが、回転ディスク3が回転することによりコイン投出通路512に臨む位置に達すると、該コインは遠心力に伴い上記空間を介してコイン投出通路512側へと導出されて、図2のコインCの状態となる。
【0023】
ここで、計数装置は、検出ローラ61を先端に有する検出レバー(図示省略)を備え、この検出ローラ61は、コイン摺動面511とコイン投出通路512との境界部においてベース面51よりも上側に突出しているとともに、該境界部の間隔Wを狭める方向に付勢されている。そして、コインが回転ディスク3の裏側の上記空間を介して開口部31内よりコイン投出通路512側へと導出される度に、検出ローラ61が付勢に抗して移動し、この移動に伴い検出レバーも揺動する。そして、検出レバーの揺動回数を検出することにより、コインの投出回数を計数することが可能となっている。
【0024】
なお、常時は、検出ローラ61と上段部513との間隔Wが、コインの直径よりも小さく設定されているのに加え、上記のように検出ローラ61は付勢されているため、遠心力によりコインが導出されるのは図2の状態までである。そして、この状態よりも回転ディスク3の遠心方向にコインが導出されるのは、以下に説明するように、回転ディスク3の裏面に形成された押出部(図示略)の作用による。すなわち、回転ディスク3裏面の押出部(「ひれ」ともいう。)は、図2に示す状態のコインCを矢印B方向に後押しして、該コインCを介して検出ローラ61を付勢に抗して移動させることにより、該検出ローラ61と上段部513との間隔Wを押し広げる。この結果、コインは、コイン投出通路512へと導出され、引き続き該コイン通路512より当該コイン投出装置1外へと投出される。
【0025】
このように、コイン投出装置1は、回転ディスク3の上面側より開口部31を介して取り込んだコインを、該回転ディスク3の裏面側の上記空間を介して、該回転ディスク3の回転に伴わせて1枚ずつ順次投出することができる。
【0026】
次に、本発明に係る要部について説明する。
【0027】
この実施の形態のコイン投出装置1では、図1及び図5に示すように、前記コイン容器2が前記本体部5に対して脱着可能に取り付け固定されている。そして、この実施の形態のコイン投出装置1は、前記コイン容器2と前記本体部5を脱着可能に取り付け固定するために次のような部位を備えている。
【0028】
なお、以下で説明するコイン容器2におけるコイン容器側固定部21及び差込部22は、当該コイン容器2と別部材で形成することも可能であり、また、本体部5における本体部側固定部52及び被差込部53は、当該本体部5と別部材で形成することも可能である。しかし、ここでは、コイン容器2におけるコイン容器側固定部21及び差込部22は、当該コイン容器2と一体に形成されており、また、本体部5における本体部側固定部52及び被差込部53は、当該本体部5と一体に形成されている。これにより、作業効率上及びコスト上、有利なものとすることができる。
【0029】
まず、図6及び図7に示すように、コイン容器2の一側面2aには、コイン容器側固定部21が備えられている。この実施の形態では、前記コイン容器側固定部21は、コイン容器2における略垂直面である一側面2aの下端付近に備えられており、後述する本体部側固定部52に固定されるようになっている。
【0030】
また、この実施の形態では、前記コイン容器側固定部21は、本体部側固定部52に対して、ネジ等の止着部材7を用いて固定されるようになっており、前記コイン容器2の下端が開口するように切り欠かれた切欠部21aにより構成されている。なお、ここでは、前記切欠部21aは、略U字状に切り欠かれている。さらに、ここでは、コイン容器側固定部21は、前記一側面2aの下端付近の左右両脇に1つずつ設けられている。
【0031】
この実施の形態の止着部材7は、前記切欠部21a内を通過可能に構成され前記本体部側固定部52に止められる止着本体部7aと、該止着本体部7aと一体に設けられ前記切欠部21a内を通過不能な止着突部7bとを有している。ここでは、止着部材7としてネジを用いており、ネジにおける雄ねじを切った胴部が止着本体部7a、胴部の一端に胴部と一体に設けられた頭部が止着突部7bを形成している。
【0032】
また、図3〜図6に示すように、前記コイン容器2には、前記一側面2aに対する対向側面2bに差込部22を備えている。ここでは、前記差込部22は、後述する本体部5の被差込部53に差し込まれる雄型に形成されている。さらに、具体的には、前記雄型に形成された差込部22は、前記コイン容器側固定部21が備えられた一側面2aに対するコイン容器2の対向側面2bの下端部に、当該コイン容器2と一体に形成された薄板状の部位により構成されている。また、前記差込部22の前記被差込部53への差込方向Dが、前記コイン容器側固定部21の備えられた前記一側面2a(ここでいう一側面は実際に存在する一側面部分だけではなく、一側面の端から先の実際には存在しない部分も含んだ面をいう。以下、差込方向Dが一側面2aと交差する方向にあることに関する説明においては同様とする。)と交差する方向に設定されている。なお、ここでは、差込部22は、前記対向側面2bの下端部の左右両脇に1つずつ設けられている。
【0033】
一方、前記本体部5には、本体部側固定部52を備えている。この実施の形態では、本体部側固定部52は、前記コイン容器側固定部21に対応する略垂直面5aに備えられている。また、具体的には、前記本体部側固定部52は、前記コイン容器側固定部21の切欠部21aに対応する貫通穴を備えており、当該貫通穴にネジ等の止着部材7(他には、ナイラッチ等が挙げられる)の止着本体部7aを通しかつ止めるようになっている。ここでは、前記貫通穴には雌ねじが切ってあり、ナット等がなくても止着部材7の止着本体部7aを本体部側固定部52に固定可能となっている。さらに、ここでは、本体部側固定部52は、前記コイン容器側固定部21に対応するように、前記側面5aの左右両脇に1つずつ設けられている。
【0034】
またさらに、前記本体部5には、前記差込部22と対応する被差込部53が備えられている。ここでは、前記被差込部53は、前記差込部22が差し込まれる雌型に形成されている。さらに、具体的には、前記雌型に形成された被差込部53は、前記本体部5を構成する金属板(ここでは1の金属板K)の隣り合う部位をそれぞれ同方向に折曲げ形成した2つの折曲げ部53a,53bにより構成されている。また、当該2つの折曲げ部53a,53bは、ベース面51に近い方が下段53b、ベース面51から遠い方が上段53aとなる差込部22の略厚み分の段差が付けられ、当該段差間に前記差込部22を差し込むようになっている。なお、ここでは、被差込部53は、前記差込部22に対応するように、側面5b(ここでは、当該側面5bには金属板等の実在の面はなく、仮想面である)の左右両脇に1つずつ設けられている。
【0035】
次に、前記した構成のコイン投出装置1において、本体部5に対してコイン容器2を取り付け固定する際の動作について説明する。この発明においては、前記本体部5の被差込部53に前記コイン容器2の差込部22を差し込んだ状態で、前記コイン容器側固定部21を前記本体部側固定部52に固定することにより、前記コイン容器2を前記本体部5に取り付けるようになっている。以下、詳述する。
【0036】
まず、図3,図6,図7に示すように、コイン容器2の一側面2aと本体部5の側面5a、コイン容器2の対向側面2bと本体部5の側面5bがそれぞれ対応する位置関係となるようにする。そして、図4に示すように、コイン容器2を、差込方向D(当該差込方向Dは、前記コイン容器2における前記一側面2aと交差する方向であり、ここでは、本体部5のベース面51に対する垂直方向)にスライド移動させ、図5に示すように、薄板状の部位からなる差込部22を、2つの折曲げ部53a,53bからなる被差込部53の上段53aと下段53bの段差間に差し込むことにより、差込部22と被差込部53とを抜き差し自在に差し込んだ状態とする。
【0037】
次に、前記差込方向Dと交差する面であるコイン容器2の一側面2a(ここでは略垂直面)の下端付近に備えられた、切欠部21aにより構成される前記コイン容器側固定部21と、雌ねじが切ってある貫通穴を備えた前記本体部側固定部52の位置を、前記止着部材7(ここではネジ)の止着本体部7a(ここでは胴部)が通過及び止着可能な位置に合わせる。そして、前記切欠部21aに、前記止着部材7の止着本体部7aを通過させ、当該止着本体部7aを、前記本体部側固定部52の貫通穴に止着することにより、前記コイン容器2における前記切欠部21aの周囲縁部21bを止着突部7bと本体部側固定部52の間に挟ませて、該本体部側固定部52に前記コイン容器側固定部21を固定する。
【0038】
以上のように、この実施の形態におけるコイン投出装置によれば、コイン容器における差込部の本体部における被差込部への差込方向が、コイン容器における一側面と交差する方向に設定され、被差込部に差込部を差し込んだ状態で、前記一側面に備えられたコイン容器側固定部を本体部側固定部に固定することにより、コイン容器を本体部に取り付けているため、コイン容器側固定部と本体部側固定部のみ固定すれば、差込部と被差込部は抜き差し自在な状態で差し込まれているのみでも、十分に本体部に対してコイン容器を取り付け固定することができる。従って、本体部に対するコイン容器の取り付け及び取り外しを簡単かつ迅速に行うことができ、本体部に対するコイン容器の取り付け及び取り外しに関わる作業効率を向上させることができる。
【0039】
また、この実施の形態では、コイン容器と差込部及び本体部と被差込部がそれぞれ一体に構成されているため、差込部及び被差込部を作製するための別部材が必要なく、製造コストを抑えることができる。また、差込部及び被差込部が簡単な構成で形成されているため、作製し易く、作業効率を向上させることができる。
【0040】
さらに、この実施の形態では、止着本体部と止着突部とを有する止着部材を、切欠部により構成されるコイン容器側固定部に通して本体部側固定部に止めることによって、コイン容器における切欠部の周囲縁部を止着突部と本体部側固定部の間に挟ませて本体部側固定部にコイン容器側固定部を固定するようにしたため、簡単な構成でコイン容器側固定部と本体部側固定部の固定を行うことができる。よって、効率良くコイン容器を本体部に対して取り付け固定することができる。
【0041】
なお、この実施の形態では、前記本体部側固定部52に前記コイン容器側固定部21を固定する際に、図3及び図7に示すように、予め、前記本体部側固定部52に、前記止着部材7の止着本体部7aにおける止着突部7b(頭部)が設けられている一端と反対側の端部付近のみを止めて、当該止着部材7を前記本体部側固定部52に仮止めした状態としておく。そして、前記差込部22を被差込部53に差し込むと同時に、当該本体部側固定部52と前記止着突部7bとの間の止着本体部7aに、前記コイン容器側固定部21の切欠部21aをその開口した下端から外嵌させることにより、前記止着本体部7aを切欠部21aに通した状態とする。その後、当該止着部材7を前記本体部側固定部52の貫通穴に本止めすることによって、前記コイン容器2における前記切欠部21aの周囲縁部21bを止着突部7bと本体部側固定部52の間に挟ませて該本体部側固定部52に前記コイン容器側固定部21を固定するようにしている。
【0042】
このように、この実施の形態では、コイン容器側固定部が、コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成され、止着部材を本体部側固定部に仮止めした状態で、本体部側固定部と止着突部との間の止着本体部に切欠部を外嵌させることにより、止着本体部を切欠部に通した状態とした後で、止着部材を本体部側固定部に本止めすることによって、本体部側固定部にコイン容器側固定部を固定するようにした。これにより、止着部材を本体部側固定部から完全に外さない状態で、コイン容器の取り付け、取り外しを行うことができる。そのため、止着部材を外した際に紛失してしまうような不具合が起こらなくなると共に、止着の際に、止着部材を止める穴などからなる本体部側固定部を探す煩雑な手間を省くことができ、容易に固定部同士の位置を合わせることができる。よって、簡単かつ効率的に、本体部に対してコイン容器の取り付け、取り外しを行うことができる。
【0043】
また、この実施の形態では、前記切欠部21aは止着部材7の止着本体部7aが1つ通過可能な大きさ及び形状(すなわち、止着本体部7aを止着する部分は1箇所のみ)であったが、これに限るものではない。例えば、前記切欠部21aが、前記止着本体部7aに切欠部を外嵌させる際のコイン容器2の動作方向と略同方向Eに長尺に形成され、該長尺に形成された切欠部21aの長手方向Eにおける何れかの位置にて、前記コイン容器の前記一側面2aを前記止着部材7により前記本体部側固定部52に止着可能に構成されていても良い。
【0044】
この例では、前記したような差込部及び被差込部の構成を備えていると共に、コイン容器側固定部の切欠部が、止着本体部に切欠部を外嵌させる際のコイン容器の動作方向と略同方向に長尺に形成され、長尺に形成された切欠部の長手方向における何れかの位置にて、コイン容器の一側面を止着部材により本体部側固定部に止着可能に構成されている。そのため、投出するコインの厚みが変わってその厚みに合わせて回転ディスクとベース面の間の間隔が変わったことによりコイン容器と本体部のベース面との間隔を変える必要がある場合に、差込部を差込方向にスライド移動させてその被差込部に対する差込量を変化させると共に、コイン容器側固定部の切欠部における止着部材の止着位置を変えるだけで、構成部材等をほとんど変えることなく、コインの厚みの変化に合わせてコイン容器を本体部に取り付け固定することができる。よって、1のコイン投出装置で、種々のコインに対応することができ、開発コスト等を抑えることができる。
【0045】
なお、この実施の形態では、差込部と被差込部及びコイン容器側固定部と本体部側固定部の双方とも、左右に1箇所ずつ設けられていたが、これに限るものではなく、コイン容器と本体部の取り付け固定を確実に行うことができる適宜の数を備えればよい。
また、差込部、被差込部、コイン容器側固定部、本体部側固定部のそれぞれの大きさ,形状等もその機能に支障がないものであれば適宜でよい。
さらに、ここでは、止着部材としてネジを用いたが、これに限らず、例えばナイラッチ等の他の部材であっても良い。さらに、止着部材に限らず、他の手段によりコイン容器側固定部が本体部側固定部に固定されていても良い。
また、この実施の形態では、本体部のベース面が傾斜面となっている例を挙げたが、これに限るものではなく、本発明は、ベース面が水平面で構成されているコイン投出装置にも適用可能である。
【0046】
なお、上記の実施の形態では、スロットマシン用のコイン投出装置について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば両替機用など、その他の用途のコイン投出装置に適用しても良い。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、コイン容器における差込部の本体部における被差込部への差込方向が、コイン容器における一側面と交差する方向に設定され、被差込部に差込部を差し込んだ状態で、前記一側面に備えられたコイン容器側固定部を本体部側固定部に固定することにより、コイン容器を本体部に取り付けているため、コイン容器側固定部と本体部側固定部のみ固定すれば、差込部と被差込部は抜き差し自在な状態で差し込まれているのみでも、十分に本体部に対してコイン容器を取り付け固定することができる。従って、本体部に対するコイン容器の取り付け及び取り外しを簡単かつ迅速に行うことができ、本体部に対するコイン容器の取り付け及び取り外しに関わる作業効率を向上させることができる。
また、コイン容器側固定部は、コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成され、本体部側固定部には、前記切欠部内を通過可能に構成され該本体部側固定部に止められる止着本体部と、該止着本体部と一体に設けられ前記切欠部内を通過不能な止着突部と、を有する止着部材が取り付けられているので、簡単な構成でコイン容器側固定部と本体部側固定部の固定を行うことができる。よって、効率良くコイン容器を本体部に対して取り付け固定することができる。
また、コイン容器側固定部が、コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成されているので、止着部材を本体部側固定部に仮止めした状態で、本体部側固定部と止着突部との間の止着本体部に切欠部を外嵌させることにより、止着本体部を切欠部に通した状態とした後で、止着部材を本体部側固定部に本止めすることによって、本体部側固定部にコイン容器側固定部を固定することもできる。これにより、止着部材を本体部側固定部から完全に外さない状態で、コイン容器の取り付け、取り外しを行うことができる。そのため、止着部材を外した際に紛失してしまうような不具合が起こらなくなると共に、止着の際に、止着部材を止める穴などからなる本体部側固定部を探す煩雑な手間を省くことができ、容易に固定部同士の位置を合わせることができる。よって、簡単かつ効率的に、本体部に対してコイン容器の取り付け、取り外しを行うことができる。
また、コイン容器側固定部の切欠部が、止着本体部に切欠部を外嵌させる際のコイン容器の動作方向と略同方向に長尺に形成され、長尺に形成された切欠部の長手方向における何れかの位置にて、コイン容器の一側面を止着部材により本体部側固定部に止着可能に構成されている。そのため、投出するコインの厚みが変わってその厚みに合わせて回転ディスクとベース面の間の間隔が変わったことによりコイン容器と本体部のベース面との間隔を変える必要がある場合に、差込部を差込方向にスライド移動させてその被差込部に対する差込量を変化させると共に、コイン容器側固定部の切欠部における止着部材の止着位置を変えるだけで、構成部材等をほとんど変えることなく、コインの厚みの変化に合わせてコイン容器を本体部に取り付け固定することができる。よって、1のコイン投出装置で、種々のコインに対応することができ、開発コスト等を抑えることができる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、コイン容器と差込部及び本体部と被差込部がそれぞれ一体に構成されているため、差込部及び被差込部を作製するための別部材が必要なく、製造コストを抑えることができる。また、差込部及び被差込部が簡単な構成で形成されているため、作製し易く、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコイン投出装置を示す全体斜視図である。
【図2】コイン容器を取り外した状態のコイン投出装置を示す斜視図である。
【図3】コイン容器を取り付ける前の状態のコイン投出装置を示す側面図である。
【図4】コイン容器を取り付ける直前の状態のコイン投出装置を示す側面図である。
【図5】コイン容器を取り付けた状態のコイン投出装置を示す側面図である。
【図6】コイン容器を取り付ける前の状態のコイン投出装置を示す斜視図である。
【図7】コイン容器を取り付ける前の状態のコイン投出装置の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 コイン投出装置
2 コイン容器
2a コイン容器の一側面
2b コイン容器の対向側面
3 回転ディスク
5 本体部
7 止着部材
7a 止着本体部
7b 止着突部
21 コイン容器側固定部
21a 切欠部
21b 切欠部の周囲縁部
22 差込部
51 ベース面(傾斜面)
52 本体部側固定部
53 被差込部
53a 折曲げ部の上段
53b 折曲げ部の下段
C コイン
D 差込方向
E コイン容器の動作方向と略同方向(切欠部の長手方向)
K 金属板
Claims (2)
- 取り込んだコインを回転に伴わせて投出する回転ディスクをベース面に有する本体部と、前記回転ディスクの上方に配置されるように前記本体部に取り付けられてコインを貯留すると共にその底部より前記回転ディスクにコインを供給するコイン容器と、を備えるコイン投出装置において、
前記コイン容器の一側面には、前記本体部に備えられた本体部側固定部に固定されるコイン容器側固定部が備えられ、
前記コイン容器側固定部は、前記コイン容器の下端が開口するように切り欠かれた切欠部により構成され、
前記本体部側固定部には、前記切欠部内を通過可能に構成され該本体部側固定部に止められる止着本体部と、該止着本体部と一体に設けられ前記切欠部内を通過不能な止着突部と、を有する止着部材が取り付けられ、
前記切欠部は、前記止着本体部に該切欠部を外嵌させる際のコイン容器の動作方向と略同方向に長尺に形成され、該長尺に形成された切欠部の長手方向における何れかの位置にて、前記コイン容器の前記一側面を前記止着部材により前記本体部側固定部に止着可能に構成され、
前記コイン容器における前記一側面に対する対向側面には、前記本体部に備えられた被差込部に差し込まれる差込部が備えられ、
前記差込部の前記被差込部への差込方向は、前記コイン容器における前記一側面と交差する方向に設定され、
前記差込部は、前記被差込部に差し込まれる雄型に形成されており、
前記本体部の被差込部に前記コイン容器の差込部を差し込んだ状態で、前記コイン容器側固定部を前記本体部側固定部に固定することにより、前記コイン容器と前記ベース面との間隔を調整しつつ、前記コイン容器を前記本体部に取り付けることができることを特徴とするコイン投出装置。 - 前記差込部は、前記コイン容器の対向側面の下端部に当該コイン容器と一体に形成された薄板状の部位により構成され、
前記被差込部は、前記本体部を構成する金属板の隣り合う部位をそれぞれ同方向に折曲げ形成した2つの折曲げ部により構成されており、当該2つの折曲げ部は、ベース面に近い方が下段、ベース面から遠い方が上段となる差込部の略厚み分の段差が付けられ、当該段差間に前記差込部を差し込むようになっていることを特徴とする請求項1記載のコイン投出装置。
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