JP4135328B2 - 電子会議用装置及び共有ウィンドウの表示方法 - Google Patents
電子会議用装置及び共有ウィンドウの表示方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の会議参加者の各端末を通信ネットワークで接続して、各参加者が互いに端末の表示画面を見ながら会議に参加できる形態の電子会議システムに用いられる、電子会議用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電子会議用装置として、従来、特開平10−40058号公報には、共有ウィンドウに表示する会議参加者の共有デ−タを蓄積する共有デ−タ蓄積手段と、他の会議参加者の装置とは共有しない個人データを蓄積する固有データ蓄積手段を設け、共有ウィンドウに個人データが提供された場合、その提供された時点を会議進行の節目として次の他の個人データが提供されるまでを当該個人データの関連情報の集合として管理し、まとまった個人データを再現すれば、議論の流れを把握できるようにしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、会議参加者が会議中に一時席を外したりした間に共有ウィンドウに表示されている議題が議決されたり、修正される状況も起きる。このため、会議参加者が席に戻った際に混乱することがないように、共有ウィンドウに表示された議題がすでに議決された事項であるのか、あるいは決定された内容が見直し可能なものであるか否かなどを直ぐに認識できることが要望されている。
【0004】
しかしながら、上記した従来の電子会議用装置では、会議の節目間でのまとまった個人データを再現してみない限り、議決などを容易に把握することができず、不便であった。
【0005】
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、共有ウィンドウに表示された内容についてポイントや重要度をその場で容易に把握できる電子会議用装置、及び共有ウィンドウの表示方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、ネットワークを介して接続された複数の会議参加者の全員が参照可能な共有情報が表示される共有ウィンドウを有する表示手段と、共有ウィンドウに表示されるデータの表示形態を変更するための判別用重要データが記憶された重要データ蓄積手段と、共有ウィンドウに表示されるデータが入力されたときに、その入力データが重要データに相当するか否かを判別するデータ判別手段と、データ判別手段により重要データに相当すると判別された場合、前記データをその表示形態を変更して共有ウィンドウに表示させる表示制御手段と、を備えていることを特徴とする電子会議用装置によって解決される。
【0007】
この電子会議用装置によれば、会議参加者からの入力データを受信すると、そのデータが重要データに相当するか否かが判別され、重要データに相当する場合には、データはその表示形態を変更して共有ウィンドウに表示される。
【0008】
このため、会議参加者が一時退席している間に共有ウィンドウの表示内容につての議決などが行われた場合でも、席に戻った会議参加者は、会議の節目となっているまとまった個人データなどを再現するまでもなく、上記共有ウィンドウに表示されているデータの表示状態が変わっていることから、表示されているデータが重要なものであることを容易に認識可能となる。
【0009】
重要データの一例としては、会議参加者の発言内容に関するものがあり、表示制御手段は、発言内容に応じてデータの表示形態を変更する構成であっても良い。この場合には、共有ウィンドウの表示議題についての「承認」等、重要な発言であることが表示形態の変化から明瞭に把握される。
【0010】
重要データの他の例としては、会議参加者のランクに関するものがあり、表示制御手段は、ランクに応じてデータの表示形態を変更する構成であっても良い。この場合には、会議参加者毎の発言の重みが表示形態の変化から把握される。
【0011】
重要データのさらに他の例としては、会議参加者の発言内容およびランクに関するものがあり、表示制御手段は、発言内容及びランクに応じてデータの表示形態を変更する構成であっても良い。この場合には、発言内容の重要性及び会議参加者毎の発言の重みが、表示形態の変化から把握される。
【0012】
また、電子会議用装置は、サーバと、このサーバにネットワークを介して通信可能に接続された会議参加者用の端末とを備えたネットワークシステムとして構成され、表示手段及び表示制御手段は前記端末に備えられ、重要データ蓄積手段及びデータ判別手段は、前記サーバに備えられている構成であっても良い。この場合には、端末側の構成が簡単になる。
【0013】
また、前記課題は、ネットワークを介して接続された複数の会議参加者の全員が参照可能な共有情報が表示される共有ウィンドウに表示されるデータの表示形態を変更するための判別用重要データを記憶するステップと、共有ウィンドウに表示されるデータが入力されたときに、その入力データが重要データに相当するか否かを判別するステップと、判別結果により重要データに相当すると判別された場合、前記データをその表示形態を変更して共有ウィンドウに表示させる表示制御ステップと、を備えていることを特徴とする電子会議用装置における共有ウィンドウのデータ表示方法によっても解決される。
【0014】
この表示方法では、会議参加者からの入力データを受信すると、それが重要データに相当するか否かが判別され、重要データに相当する場合には、データがその表示形態を変更されて共有ウィンドウに表示される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、この発明の第1実施形態に係る電子会議用装置を備えた電子会議システムを示す全体構成図である。
【0017】
図1において、複数の会議参加者にそれぞれ割り当てられた、電子会議用装置としての複数の端末2(2A,2B,2C)は、ネットワーク1によりサーバ5に接続されている。端末2は、たとえばコンピュータなどからなり、液晶(LCD)からなる表示部3と、表示画面に対して書き込みなどが行えるタッチペンのような操作入力手段4を有している。
【0018】
会議参加者は、表示部3における共有ウィンドウCOWを参照しながら会議に参加して、前記表示画面に対してタッチペンなどの操作入力手段4を使用して書き込みや表示内容の修正などを行うことができ、その書き込み内容のデータは、ネットワーク1を介して他の会議参加者の端末2との間で交換可能である。
【0019】
前記端末2は、図2に示すように、ビデオRAM(VRAMという)30、ネットワークインターフェース31、CPU32、メモリ33、表示ドライバ34およびOCR部(文字認識装置)35などから構成されている。前記VRAM30は、表示情報をビデオ信号に変換するにあたって記憶しておくためのものであり、また、ネットワークインターフェース31は、ネットワーク1を介して他の端末2およびサーバ5との間でデータの送受信を仲介するものである。CPU32は、装置全体を制御するほか、後述する判別手段や表示形態の制御手段として機能する。メモリ33は、CPU32の動作プログラムを格納したROMやCPU32が処理するデータを記憶するRAMなどからなる。
【0020】
図3は、前記端末2における処理機能を示すブロック図である。
【0021】
図3において、端末2は、共有ウィンドウ部COWと、表示制御部11と、表示用のデータ蓄積部12と、重要データ蓄積部13と、入力部14と、データ判別部15と、データ判定部16とを有している。
【0022】
共有ウィンドウ部COWは、会議参加者の全員が参照可能な共有情報が表示されるものであり、会議参加者は、表示された内容を見ながら書き込み(発言)や修正などを行うと、これら発言データ等が他の端末2と同期をとりながら共有ウィンドウCOWに表示される。
【0023】
表示制御部11は、前記データ蓄積部12に蓄積された表示データを、共有ウィンドウ部10に表示させる。この際、後述するように、データ判別部15の判別結果に応じて、表示データの表示態様を変更制御する。
【0024】
データ蓄積部12は、前記ネットワーク1を介して送信されてきた入力データないしは入力部14からの入力データを蓄積するものである。また、重要データ蓄積部13は、共有ウィンドウCOWに表示する形態を変えるための判別材料となる基礎データ、たとえば発言内容に応じて表示形態を変える場合には、「議題承認」「未承認」「決定」「未決定」などの発言内容に関するキーワードデータや、会議参加者のランクに応じて表示形態を変える場合には、会議参加者のランクに関する個人データを、重要データとして記憶するものである。
【0025】
入力部14は、前記タッチペンなどの操作入力手段4からの入力データを取り込んで処理する機能を有する。データ判別部15は、データ蓄積部12に蓄積されたデータが重要データ蓄積部13に記憶されている重要データに相当するか否かを判別する。データ判定部16は、ネットワーク1を介して送信されたデータもしくは操作入力手段4から入力されたデータが、データ蓄積部12に蓄積させるべきデータか、あるいは重要データ蓄積部13に蓄積すべき重要データかを判別するものである。
【0026】
上記構成において、重要データは、会議開催前もしくは会議開始前に、サ−バ5を介して端末2間での相互通信により各端末に送られ、各端末内で、前記データ判定部16により重要データか否かが判定されたのち、重要データ蓄積部13に蓄積される。
【0027】
会議中において、ネットワーク1を介して送信されたデータもしくは操作入力手段4から入力された重要データ以外の通常のデータは、一旦、データ蓄積部12に蓄積された後、データ判別部15で、重要データ蓄積部13に蓄積されている重要データに相当するか否かが判別される。重要データに相当すると判別された場合は、表示制御部11は、表示形態を変えた状態で、そのデータを共有ウィンドウCOWに表示させる。重要データに相当するものではないと判別された場合は、通常の表示形態で表示させる。
【0028】
次に、共有ウィンドウCOWにデータ表示を行うためのファイル構造およびデータ構造について説明する。
【0029】
図4は、前記データ蓄積部12に格納された表示データのファイル構造を示すテーブルである。
【0030】
図4において、ページIDは、ページを特定するためのIDであり、また、入力者特定IDは、会議参加者のうち入力した者を特定するためのIDである。入力時刻は、データを共有ウィンドウCOWに入力した時刻を示し、最終決定時刻は、入力したデータが最終的に確定された時刻を示す。また、表示形態は、表示部3の画面に表示されるデータの表示形態を決定するものであり、データ判別部15により、入力データと重要データ蓄積部13に記憶されている個人データとが比較照合されることにより設定される。データIDは、データを特定するIDである。
【0031】
図5は、前記重要データ蓄積部13に格納された重要データのファイル構造を示すテーブルである。
【0032】
図5において、重要データとして、この実施形態では、共有ウィンドウCOWに表示されている議題に対する「承認」、「未承認」、「決定」、「未決定」等のキーワードデータが設定されており、これらの重要度は、この順で「100」、「80」、「60」、「40」とランク付けされている。会議参加者が上記「承認」、「未承認」、「決定」、「未決定」にそれぞれ対応して設定されている入力キー(入力番号)1〜4のうち、指定するランクに対応するキーを操作すると、それに対応する重要データがネットワーク1(サーバ5)を介して各端末2に伝達される。勿論、上記「承認」、「未承認」、「決定」、「未決定」を示す機能の選択および伝達手段は、キー1〜4を操作する形態に限らず、任意のものを採用可能である。
【0033】
図6は、データ構造を示すテーブルである。
【0034】
図6において、データIDは、入力されたデータを特定するためのIDであり、また、データタイプは、入力されたデータのタイプ(文字列やイメージなど)である。書き出しアドレスは、データを共有ウィンドウCOWに入力したときに書き出すアドレスである。
【0035】
次に、上記第1実施形態に係る電子会議用装置の動作をフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のフローチャートの説明ならびに図面では、ステップをSと略記する。
【0036】
図7は、端末2の動作を示すメインフローチャートである。
【0037】
図7において、まず、S90では、要求により分岐判断し、S100では、他の端末2からネットワーク1を介して入力されたデータのチェック処理を行い、S101では、操作入力手段4の操作により入力されたデータのチェック処理を行う。
【0038】
前記ネットワークデータ入力のチェック処理(S100)のサブルーチンを図8に示す。
【0039】
図8において、S102では、データ判定部16は、ネットワーク1からのデータ入力があるか否かを判断し、データ入力がなければ(S102の判定がNO)、そのままリターンする。データ入力があれば(S102の判定がYES)、S103では、データ判定部16によるデータ判定処理を行い、S104では、データ蓄積部12に蓄積されたデータに変化があるか否かを判断する。
【0040】
データ蓄積部12におけるデータに変化がなければ(S104の判定がNO)、新たなデータは入力されていないことを意味するから、そのままリターンする。データに変化があれば(S104の判定がYES)、新たなデータが入力されたことを意味するから、S105では、データ判別部15によるデータ判別処理を行い、S106で表示制御部11による表示制御処理を行ってリターンする。
【0041】
前記データ判定処理(S103)のサブルーチンを図9に示す。
【0042】
図9において、S108で、データ判定部16は、ネットワーク1からの入力データが重要データ蓄積部13に格納すべき重要データとしてのキーワードデータか否かを判断する。入力データがキーワードデータであれば(S108の判定がYES)、S109では、そのキーワードデータを重要データ蓄積部13に格納してリターンする。入力データがキーワードデータでなければ(S108の判定がNO)、S110では、その入力データをデータ蓄積部12に格納してリターンする。
【0043】
図8のデータ判別処理(S105)のサブルーチンを図10に示す。
【0044】
図10において、S1060で、データ判別部15は、データ蓄積部12に格納されて共有ウィンドウCOWに書きこみ予定の入力データと、重要データ蓄積部13に蓄積されている重要データとの比較処理(ID照合)を行い、S1061で、入力データがキーワードデータと一致するか否かを判断する。入力データがキーワードデータに一致しなければ(S1061の判定がNO)、S1070で、共有ウィンドウCOWに表示させる際のデータの表示形態(表示文字)を、通常表示に設定してリタ−ンする。
【0045】
入力データがキーワードデータと一致するときは(S1061の判定がYES)、S1062で、そのデータ内容が「承認」であるか否かを判断する。データ内容が「承認」であれば(S1062の判定がYES)、S1063で、表示形態(表示文字)をゴシックの極太に設定してリターンする。データ内容が「承認」でなければ(S1062の判定がNO)、S1064で、データ内容が「未承認」であるか否かを判断する。データ内容が「未承認」であれば(S1064の判定がYES)、S1065で、データの表示文字をゴシックの中太に設定してリターンする。
【0046】
データ内容が「未承認」でなければ(S1064の判定がNO)、S1066で、データ内容が「決定」であるか否かを判断する。データ内容が「決定」であれば(S1066の判定がYES)、S1067で、データの表示文字を斜め文字に設定してリターンする。データ内容が「決定」でなければ(S1066の判定がNO)、S1068で、データ内容が「未決定」であるか否かを判断し、データ内容が「未決定」であれば(S1068の判定がYES)、S1069で、データの表示文字を明朝体に設定してリターンする。データ内容が「未決定」でなければ(S1068の判定がNO)、S1070で通状表示に設定してリターンする。
【0047】
図8に示した表示制御処理(S106)のサブルーチンを図11に示す。
【0048】
図11において、S114で、表示制御部11は、データ判別部15で判別されたデータを前記VRAM30に格納したのち、S115で、VRAM30に格納されたデータを基に、データ判別処理(S105)において設定された表示形態にて、対応データを共有ウィンドウCOWに表示してリターンする。
【0049】
図7に示した操作入力手段4による入力データのチェック処理(S101)のサブルーチンを図12に示す。
【0050】
図12において、まず、S240では、操作入力手段4からの入力データがあるか否かを判断し、操作入力手段4からの入力データがなければ(S240の判定がNO)、そのままリターンする。入力データがあれば(S240の判定がYES)、S250で、データ変換処理を行う。
【0051】
この後、S241では、データ判定部16によるデータ判定処理を行い、S242では、データ蓄積部12におけるデータに変化があるか否かを判断する。データ蓄積部12におけるデータに変化がなければ(S242の判定がNO)、そのままリターンする。データに変化があれば(S242の判定がYES)、S243で、データ判別部15によるデータ判別処理を行い、S244で、表示制御部11による表示制御処理を行ってリターンする。
【0052】
前記データ変換処理(S250)のサブルーチンを図13に示す。
【0053】
図13において、S251では、図6のデータ構造におけるデータタイプおよび書き出しアドレスの決定処理を行い、S252では、変換後のデータをネットワーク1を介してサーバ5に転送した後、リターンする。なお、サーバ5に送られたデータは、サーバ5からネットワーク1を介して他の端末2に転送される。勿論、サーバ5を介さずに直接転送する構成も可能である。
【0054】
なお、前記操作入力手段4による入力データのチェック処理(S101)において、前記データ判定処理(S241)、データ判別処理(S243)および表示制御処理(S244)については、図8に示したネットワーク1からの入力データのチェック処理(S100)におけるデータ判定処理(S103)、データ判別処理(S105)および表示制御処理(S106)とそれぞれ同じであり、そのフローチャート及び説明を省略する。
【0055】
上記のように構成された端末2において、共有ウィンドウCOWの表示状態を図14に示す。
【0056】
図14において、現在の共有ウィンドウCOW1に、例えば他の端末2BからデータDが書き込まれると、共有ウィンドウCOW1は、データDが追加された共有ウィンドウCOW2となるが、そのデータDが「承認」を示す重要度の高いものであると、そのデータDがたとえばゴッシック体の極太文字にて表示された共有ウィンドウCOW3となる。
【0057】
したがって、会議中に共有ウィンドウCOWに表示されている議題について、会議参加者が席を一時離れている間に承認等の発言がなされていた場合でも、前記共有ウィンドウCOWの表示が変化しているのを見ることにより、まとまった個人データを再現するまでもなく、承認等の発言がなされていることを直ちに認識することができ、会議の進行に問題なく対応することができる。
【0058】
次に、この発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
【0059】
この第2実施形態では、会議参加者の発言力にランクを設け、発言があったときは、そのランクに応じて発言内容の表示形態を変化させようというものである。この第2実施形態における電子会議用装置としての端末2の構成は、図1〜図3に示したものと同一であるのでその説明は省略する。
【0060】
この実施形態では、重要データ蓄積部13に蓄積される重要データとして、会議参加者の発言力のランクを示す個人データが格納されている。そして、共有ウィンドウCOWに表示されている内容(議題)について、発言がなされた場合に、データ判別部15は、発言者と重要データ蓄積部13の個人データと照合し、発言者のランクに応じて、表示制御手段11が、共有ウィンドウCOWの表示中の文字色を変更させるようになっている。
【0061】
データ蓄積部12には、図15に示すようなファイル構造を有するデータが格納されている。
【0062】
図15において、ページIDは、ページを特定するためのIDであり、また、入力者特定IDは、会議参加者のうち入力した者を特定するためのIDである。入力時刻は、データを共有ウィンドウCOWに入力した時刻を示し、最終決定時刻は、入力したデータが最終的に確定された時刻を示す。また、表示形態は、表示部3の画面の表示形態を決定するものであり、データ判別部15により、入力データと重要データ蓄積部13に記憶されている個人データとが比較照合されることにより設定される。データIDは、データを特定するIDであり、データ構造は、図6に示したものと同じである。
【0063】
また、重要データ蓄積部13には、図16に示すようなファイル構造を有する個人データのテーブルが格納されている。図16において、登録番号は、重要データ蓄積部13にデータを格納したり、格納データを参照したする際のインデックス番号であり、入力者特定IDは、データの入力先の端末2を特定するためのIDであり、換言すれば発言者を特定するためのIDである。ランクは、会議参加者の発言(決定権)の重みのランクであり、たとえば重みのある順にA,B,Cの3段階に規定されている。
【0064】
次に、この第2実施形態の動作をフローチャートに基づいて説明する。
【0065】
端末2の動作は、図7に示した第1実施形態のメインフローチャートと同じであり、図7のS101の操作入力データ入力チェック処理も同じであるので説明は省略する。
【0066】
この第2実施形態では、図7のメインフローチャートに示したS100のネットワークデータ入力チェック処理の内容が第1実施形態とは相違する。このネットワークデータ入力チェック処理S100のサブルーチンを図17に示す。
【0067】
図17において、まずS302で、データ判定部16は、ネットワーク1からのデータ入力があるか否かを判断し、データ入力がなければ(S302の判定がNO)、そのままリターンする。データ入力があれば(S302の判定がYES)、S320で、個人データ送信要求処理を行った後、S303で、データ判定部16によるデータ判定処理を行い、S304で、データ蓄積部12におけるデータに変化があるか否かを判断する。
【0068】
データ蓄積部12におけるデータに変化がなければ(S304の判定がNO)、そのままリターンする。データに変化があれば(S304の判定がYES)、S305では、データ判別部15によるデータ判別処理を行い、S306で、表示制御部11による表示制御処理を行ってリターンする。
【0069】
前記個人データ送信要求処理(S320)のサブルーチンを図18に示す。
【0070】
図18において、S321では、入力されたデータが個人データであるか否かのチェック処理(ID照合)を行い、S322では、チェックしたデータが個人データであるか否かを判断する。個人データであれば(S322の判定がYES)、S323に進む。個人データでなければ(S322の判定がNO)、そのままリターンする。
【0071】
S323では、データ判定部16は個人データが重要データ蓄積部13に存在しないものであるか否かを判断し、個人データが重要データ蓄積部13に存在しないものであれば(S323の判定がYES)、S324で、サーバ5に個人データの送信を要求してリターンする。個人データが重要データ蓄積部13に存在するものであれば(S323の判定がNO)、そのままリターンする。なお、サーバ5を経由しないで個人データの送受を行う場合には、S324で、送信元の端末2に個人データを要求すればよい。
【0072】
図19は、図17に示したデータ判定処理(S303)をサブルーチンを示すフローチャートである。
【0073】
図19において、S308では、ネットワーク1からの入力データが図16に示す個人データか否かを判断し、入力データが個人データであれば(S308の判定がYES)、S309では、その入力データを重要データ蓄積部13に格納してリターンする。入力データが個人データでなければ(S308の判定がNO)、S310では、その入力データを、共有ウィンドウCOWに対して書き込んだり、修正する通常のデータとしてデータ蓄積部12に格納してリターンする。
【0074】
図20は、図17に示したデータ判別処理(S305)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0075】
図20において、S3050で、データ蓄積部12に格納されて共有ウィンドウに書き込み予定の入力データと重要データ蓄積部13に蓄積されている重要データ(個人データ)との比較処理(ID照合)を行い、S3058で入力データが個人データと一致するか否かを判断する。一致しなければ(S3058の判定がNO)、S3057で、共有ウィンドウCOWに表示させる際のデータの表示形態(表示色)を、通常表示に設定してリタ−ンする。
【0076】
入力データが個人データと一致するときは(S3058の判定がYES)、S3051で、入力データがランク「A」であるか否か、即ち入力者(発言者)がランク「A」であるか否かを判断する。
【0077】
入力データがランク「A」であれば(S3051の判定がYES)、S3052で、表示形態(表示色)を赤色に設定してリターンする。入力データがランク「A」でなければ(S3051の判定がNO)、S3053で、入力データがランク「B」であるか否かを判断する。入力データがランク「B」であれば(S3053の判定がYES)、S3054で、表示形態を青色に設定してリターンする。
【0078】
入力データがランク「B」でなければ(S3053の判定がNO)、S3055で、入力データがランク「C」であるか否かを判断する。入力データがランク「C」であれば(S3055の判定がYES)、S3056で、表示形態を緑色に設定してリターンする。入力データがランク「C」でなければ(S3055の判定がNO)、S3057で通状表示に設定してリターンする。
【0079】
このようなデータ判別処理の結果、入力データに対して、表示形態が設定されるから、図17のS306の表示制御処理により、設定された表示形態でそのデータが共有ウィンドウCOWに表示される。なお、S306の表示制御処理は、図13に示した内容と同じである。
【0080】
以上の説明からわかるように、上記の第2実施形態においては、共有ウィンドウCOWに、他の端末からデータが書き込まれた場合、そのデータDが、たとえば役員のような決定権のある参加者のものであってランクAであると、そのデータの表示色が赤色に変更されて共有ウィンドウCOWに表示される。
【0081】
したがって、会議中に共有ウィンドウCOWに表示されている議題について、会議参加者が席を一時離れている間に発言がなされていた場合でも、前記共有ウィンドウCOWの表示色が変化しているのを見ることにより、まとまった個人データを再現するまでもなく、変化した色から発言者のランクを認識することができ、支障なく会議の進行に対応することができる。
【0082】
なお、上記の第2実施形態では、3段階のランクA〜Cの各色を異ならせたが、たとえばランクAのみの表示色を変えるようにしてもよい。また、表示形態については、上記のように色を変えるものに限らず、たとえば強調表示やアンダーラインを付するなど任意の形態を採用可能である。
【0083】
次に、この発明の第3実施形態を説明する。
【0084】
この第3実施形態では、会議参加者の発言内容及び発言者のランクの両方を考慮して、共有ウィンドウCOWに表示されるデータの表示形態を変化させようというものである。この第3実施形態における電子会議用装置としての端末2の構成は、図1〜図3に示したものと同一であるのでその説明は省略する。
【0085】
この第3実施形態では、重要データ蓄積部13に蓄積される重要データとして、会議参加者の発言内容に関するキーワードデータ、及び発言者のランクを示す個人データが格納されている。そして、共有ウィンドウCOWに表示されている内容(議題)について、発言がなされた場合に、データ判別部15は、発言内容及び発言者を、重要データ蓄積部13のキーワードデータ及び個人データと照合し、発言内容及び発言者のランクに応じて、表示制御手段11が、共有ウィンドウCOWの表示中の文字色を変更させるようになっている。
【0086】
データ蓄積部12には、図21に示すようなファイル構造を有するデータが格納されている。
【0087】
図21において、ページIDは、ページを特定するためのIDであり、また、入力者特定IDは、会議参加者のうち入力した者を特定するためのIDである。入力時刻は、データを共有ウィンドウCOWに入力した時刻を示し、最終決定時刻は、入力したデータが最終的に確定された時刻を示す。また、表示形態は、表示部3の画面の表示形態を決定するものであり、データ判別部15により、入力データと重要データ蓄積部13に記憶されているキーワードデータ及び個人データとが比較照合されることにより設定される。データIDは、データを特定するIDであり、データ構造は、図6に示したものと同じである。
【0088】
また、重要データ蓄積部13には、図22に示すようなファイル構造を有する個人データのテーブルが格納されている。図22において、登録番号は、重要データ蓄積部13にデータを格納したり、格納データを参照したする際のインデックス番号であり、入力者特定IDは、データの入力先の端末2を特定するためのIDであり、換言すれば発言者を特定するためのIDである。ランクは、会議参加者の発言(決定権)の重みのランクであり、たとえば重みのある順にランク100、100未満80以上、80未満60以上、60未満40以上、40未満20以上、20未満の6段階に規定されている。
【0089】
また、重要データ蓄積部13には、発言内容に関して、図5に示したファイル構造を有するキーワードデータのテーブルも格納されている。
【0090】
次に、この第3実施形態の動作をフローチャートに基づいて説明する。
【0091】
端末2の動作は、図7に示した第1実施形態のメインフローチャートと同じであり、図7のS101の操作入力データ入力チェック処理も同じであるので説明は省略する。
【0092】
また、この第3実施形態において、図7のメインフローチャートに示したS100のネットワークデータ入力チェック処理は、図17の第2実施形態で示した処理と同じであるが、図17のS303のデータ判定処理及びS305のデータ判別処理の内容が相違する。
【0093】
S303のデータ判定処理のサブルーチンを図23に示す。
【0094】
図23において、S509では、入力データが図21に示した個人データであるか否かを判断し、個人データであれば(S509の判定がYES)、S510で、重要データ蓄積部13にデータを格納してリターンする。個人データでなければ(S509の判定がNO)、S511で、入力データが図5に示したキーワードデータであるか否かを判断する。キーワードデータであれば(S511の判定がYES)、S512で、重要データ蓄積部13にデータを格納してリターンする。キーワードデータでなければ(S511の判定がNO)、S513で、入力データを、共有ウィンドウCOWに書き込んだり、修正を加えたりする通常のデータとして、入力者特定IDを付してデータ蓄積部12に格納してリターンする。
【0095】
前記データ判別処理(S305)のサブルーチンを図24および図25に示す。
【0096】
図24および図25において、S5060では、データ蓄積部12に格納されてている共有ウィンドウCOWに書き込み予定の入力データと、前記重要データ蓄積部13に蓄積されているデータとの比較処理を行い、S5061では、その入力データがキーワードデータであるか否かを判断する。
【0097】
入力データがキーワードデータでなければ(S5061の判定がNO)、そのまま図25のS5070に進む。入力データがキーワードデータであれば(S5061の判定がYES)、S5062では、そのデータ内容が「承認」であるか否かを判断する。データ容が「承認」であれば(S5062の判定がYES)、S5063で、データの表示文字をゴシックの極太に設定したのちS5070に進む。データ内容が「承認」でなければ(S5062の判定がNO)、S5064で、データ内容が「未承認」であるか否かを判断する。データ内容が「未承認」であれば(S5064の判定がYES)、S5065で、データの表示文字をゴシックの中太に設定したのちS5070に進む。
【0098】
データ内容が「未承認」でなければ(S5064の判定がNO)、S5066で、データ内容が「決定」であるか否かを判断する。データ内容が「決定」であれば(S5066の判定がYES)、S5067で、データの表示文字を斜め文字に設定したのちS5070に進む。データ内容が「決定」でなければ(S5066の判定がNO)、S5068では、データ内容が「未決定」であるか否かを判断し、データ内容が「未決定」であれば(S5068の判定がYES)、S5069で、データの表示文字を明朝体に設定したのちS5070に進む。データ内容が「未決定」でなければ(S5068の判定がNO)、そのままS5070に進む。
【0099】
図25において、S5070では、入力データが重要データ蓄積部13に蓄積された個人データと一致しているか否かを判断し、個人データと一致していなければ(S5070の判定がNO)、S5081で、通常表示に設定してリターンする。個人データと一致していれば(S5070の判定がYES)、S5071に進む。
【0100】
S5071では、入力データに対応する会議参加者に位置づけられているランクが「100以上」であるか否かを判断し、ランクが「100以上」であれば(S5071の判定がYES)、S5072で、たとえばマーカー処理に設定してリターンする。ランクが「100」でなければ(S5071の判定がNO)、S5073で、ランクが「100未満〜80以上」か否かを判断する。
【0101】
ランクが「100未満〜80以上」であれば(S5073の判定がYES)、S5074で、たとえば赤色変色処理に設定してリターンする。ランクが「100未満〜80以上」でなければ(S5073の判定がNO)、S5075で、ランクが「80未満〜60以上」か否かを判断する。ランクが「80未満〜60以上」であれば(S5075の判定がYES)、S5076で、たとえばアンダーライン処理に設定してリターンする。ランクが「80未満〜60以上」でなければ(S5075の判定がNO)、S5077で、ランクが「60未満〜40以上」か否かを判断する。
【0102】
ランクが「60未満〜40以上」であれば(S5077の判定がYES)、S5078で、たとえば強調処理に設定してリターンする。ランクが「60未満〜40以上」でなければ(S5077の判定がNO)、S5079で、ランクが「40未満〜20以上」か否かを判断する。ランクが「40未満〜20以上」であれば(S5079の判定がYES)、S5080で、たとえば斜体処理に設定してリターンする。ランクが「40未満〜20以上」でなければ、つまり、ランクが20未満であれば(S5079の判定がNO)、S5081で通常表示に設定してリターンする。
【0103】
このようなデータ判別処理の結果、入力データに対して、表示形態が設定されるから、図8のS106の表示制御処理により、設定された表示形態でそのデータが共有ウィンドウCOWに表示される。なお、表示制御処理は、図13に示した内容と同じである。
【0104】
以上の説明からわかるように、上記の第3実施形態においては、図26に示すように、共有ウィンドウCOW1に、他の端末からデータDが書き込まれた場合、そのデータDが例えば「承認」であると、データDが共有ウィンドウCOW2に示すようにゴッシク極太で表示され、加えてデータDの発言者がランク「100」であると、マークMが付加されて共有ウィンドウCOW3のように表示される。
【0105】
したがって、会議中に共有ウィンドウCOWに表示されている議題について、会議参加者が席を一時離れている間に議決されていた場合でも、前記共有ウィンドウCOWの表示内容の字体が変化しているのを見ることにより、まとまった個人データを再現するまでもなく、承認等の発言がなされたことを直ちに認識することができるとともに、マークなどから発言者のランクを認識することができ、会議の進行に容易に対応可能となる。
【0106】
以上の第1〜第3実施形態においては、重要データ蓄積部13、データ判別部15、データ判定部16を端末2に設けた場合を示したが、サーバ5に設け、サーバ5で重要データかどうかを判別するように構成しても良い。要は、端末としてあるいはネットワーク全体として、共有ウィンドウを有する表示部と、重要データ蓄積部と、入力データが重要データに相当するか否かを判別するデータ判別部と、判別結果に応じて前記共有ウィンドウの表示形態を変更制御する表示制御部とを備えていればよい。
【0107】
請求項1に係る発明によれば、会議参加者が一時退席している間に共有ウィンドウの表示内容につての議決などが行われた場合でも、席に戻った会議参加者は、会議の節目となっているまとまった個人データなどを再現するまでもなく、上記共有ウィンドウに表示されたデータの表示状態が変わっているから、表示されているデータが議決等に関する重要なものであることを直ちに認識可能となる。
【0108】
請求項2に係る発明によれば、会議参加者は、共有ウィンドウの表示議題についての「承認」等、重要な発言であることを、表示形態の変化から明瞭に把握することができる。
【0109】
請求項3に係る発明によれば、会議参加者は、発言者の発言の重みを表示形態の変化から把握することができる。
【0110】
請求項4に係る発明によれば、会議参加者は、発言内容の重要性及び発言者の発言の重みを、表示形態の変化から把握することができる。
【0111】
請求項5に係る発明によれば、電子会議用装置がネットワークシステムとして構成されるから、端末の構成を簡素にできる。
【0112】
請求項6に係る発明によれば、表示されているデータが重要なものであることを容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態にかかる電子会議用装置を備えた電子会議システムを示す構成図である。
【図2】同じく電子会議システムにおける電子会議用装置としての端末の構成を示すブロック図である。
【図3】同じく端末の処理機能を示すブロック図である。
【図4】同じく端末のデータ蓄積部に蓄積されたデータを示すテーブルである。
【図5】同じく端末の重要データ蓄積部に蓄積されたキーワードデータを示すテーブルである。
【図6】データ構造を示すテーブルである。
【図7】第1の実施形態における動作を示すメインフローチャートである。
【図8】ネットワーク入力データのチェック処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】データ判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】データ判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図12】操作入力データのチェック処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】データ変換処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図14】共有ウィンドウの表示状態の説明図である。
【図15】この発明の第2の実施形態にかかる端末のデータ蓄積部に蓄積されたデータを示すテーブルである。
【図16】同じく端末の重要データ蓄積部に蓄積された個人データを示すテーブルである。
【図17】同じくネットワーク入力データのチェック処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図18】個人データ送信要求処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図19】データ判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図20】データ判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図21】この発明の第3実施形態に係る端末のデータ蓄積部に蓄積されたデータを示すテーブルである。
【図22】同じく端末の重要データ蓄積部に蓄積された個人データを示すテーブルである。
【図23】データ判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図24】データ判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図25】図24に続くフローチャートである。
【図26】共有ウィンドウの表示状態の説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・ネットワーク
2・・・・・・・・・・・・端末
3・・・・・・・・・・・・表示部
11・・・・・・・・・・・表示制御部
13・・・・・・・・・・・重要データ蓄積部
15・・・・・・・・・・・データ判別部
COW・・・・・・・・・・共有ウィンドウ
Claims (10)
- ネットワークを介して接続された複数の会議参加者の全員が参照可能な共有情報が表示される共有ウィンドウを有する表示手段と、
共有ウィンドウに表示されるデータの表示形態を変更するための判別用重要データが記憶された重要データ蓄積手段と、
共有ウィンドウに表示されるデータが入力されたときに、その入力データが重要データに相当するか否かを判別するデータ判別手段と、
データ判別手段により重要データに相当すると判別された場合、前記データをその表示形態を変更して共有ウィンドウに表示させる表示制御手段と、
を備えていることを特徴とする電子会議用装置。 - 重要データが会議参加者の発言内容に関するものであり、表示制御手段は、発言内容に応じてデータの表示形態を変更する請求項1に記載の電子会議用装置。
- 重要データが会議参加者のランクに関するものであり、表示制御手段は、ランクに応じてデータの表示形態を変更する請求項1に記載の電子会議用装置。
- 重要データが会議参加者の発言内容およびランクに関するものであり、表示制御手段は、発言内容及びランクに応じてデータの表示形態を変更する請求項1に記載の電子会議用装置。
- サーバと、このサーバにネットワークを介して通信可能に接続された会議参加者用の端末とを備えたネットワークシステムとして構成され、表示手段及び表示制御手段は前記端末に備えられ、重要データ蓄積手段及びデータ判別手段は、前記サーバに備えられている請求項1ないし4に記載の電子会議用装置。
- ネットワークを介して接続された複数の会議参加者の全員が参照可能な共有情報が表示される共有ウィンドウに表示されるデータの表示形態を変更するための判別用重要データを記憶するステップと、
共有ウィンドウに表示されるデータが入力されたときに、その入力データが重要データに相当するか否かを判別するステップと、
判別結果により重要データに相当すると判別された場合、前記データをその表示形態を変更して共有ウィンドウに表示させる表示制御ステップと、
を備えていることを特徴とする電子会議用装置における共有ウィンドウのデータ表示方法。 - 重要データが会議参加者の発言内容に関するものであり、前記表示制御ステップでは、発言内容に応じてデータの表示形態を変更する請求項6に記載の電子会議用装置における共有ウィンドウのデータ表示方法。
- 重要データが会議参加者のランクに関するものであり、前記表示制御ステップでは、ランクに応じてデータの表示形態を変更する請求項6に記載の電子会議用装置における共有ウィンドウのデータ表示方法。
- 重要データが会議参加者の発言内容およびランクに関するものであり、前記表示制御ステップでは、発言内容及びランクに応じてデータの表示形態を変更する請求項6に記載の電子会議用装置における共有ウィンドウのデータ表示方法。
- 判別用重要データを記憶するステップと、入力データが重要データに相当するか否かを判別するステップは、サーバで実行され、前記表示制御ステップは、前記サーバとネットワークで接続された端末で実行される請求項6〜9のいずれかに記載の電子会議用装置における共有ウィンドウのデータ表示方法。
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