JP4133142B2 - 歯科用注入器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バレル内に収容された歯科用物質を押し出すように構成された歯科用注入器に関する。
【0002】
【従来の技術】
注入器は、基端部に収容物質充填用の開口を有し且つ先端部に該収容物質を注出又は吐出させる注出口を有する筒状のバレルと、先端部が前記バレル内に位置し且つ基端部が該バレルの基端開口から外方へ突出するプランジャとを備え、該プランジャをバレル先端側へ摺動させることによって、収容物質を前記注出口から押し出せるようになっている。
【0003】
ところで、歯科用注入器は、歯磨材、歯面処理材、接着材、シーラント材、印象材、修復材等のペースト状物質を収容物質としており、従って、収容物質の吐出作業の際に比較的大きな押圧力を要する。
【0004】
斯かる観点から、従来の歯科用注入器においては、前記バレルに一体形成されたグリップが設けられている。
該グリップは、前記プランジャをバレル先端側へ押動する際の把持部として使用できる為、使用者は容易に収容物質を注出させることができる。
【0005】
しかしながら、従来の歯科用注入器は、前記グリップがバレルに一体形成されている為、操作性の観点で不都合があった。
即ち、歯科用注入器は、主に口腔内等の限られたスペース内で使用される。斯かる限られたスペース内の作業においては、前記グリップが邪魔になる場合があり、操作性が悪化するという問題があった。
【0006】
又、歯科用注入器においては、筒状バレルの先端に装着される投与部材として、注出口が前記筒状バレルの軸線から変位された注出用ノズルが備えられる場合がある。
斯かる場合において、グリップが筒状バレルに一体形成されていると、前記注出用ノズルとグリップとの周方向相対位置を調整することができない為、以下の不都合が生じる。
即ち、前記注出用ノズルは該筒状バレルに対して軸線回り相対回転不能に装着される。又、筒状バレルに一体形成されているグリップも該筒状バレルに対して軸線回り相対回転不能である。
斯かる構成の従来の歯科用注入器を用いて収容物質を注出させる際、注出すべき部位に対して前記注出用ノズルを適切な姿勢とした場合に、前記グリップの周方向位置が使用者にとって把持し易い位置にあるとは限らない。逆に言うと、グリップを把持し易い位置におくと、前記注出用ノズルが注出すべき部位に対して適切な姿勢を取れないことになる。
【0007】
さらに、収容すべき物質の種類によっては、前記筒状バレルを遮光性材料で形成する必要がある。斯かる場合には、前記筒状バレルは、一般的に、外部から視認不能な材料で形成される為、使用時において誤認混同が生じる危険性がある。
この点に関し、従来の歯科用注入器は十分な考慮がなされていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、限られた作業スペース内での操作性を向上し得る構造簡単な歯科用注入器の提供を、一の目的とする。
又、筒状バレルが収容物質を外部から視認不能な材料で形成されている場合において、収容物質の識別を確実に行える歯科用注入器の提供を、他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、先端部に投与部材が装着可能とされた筒状バレルと、先端部が前記バレル内に位置し且つ基端部が該バレルの基端開口から外方へ延びるように、該バレル内に軸方向移動自在に挿入されるプランジャと、前記筒状バレルに着脱自在に装着されるグリップとを備え、グリップは、筒状バレルの軸部が挿通される中央孔を有する筒状部であって、筒状バレルの軸部の外径よりも大径とされる筒状部を備える一方、筒状バレルは、その軸部の外周面に、グリップの中央孔内周面と摺接する突起であって、軸線方向に沿って離間された複数の突起が設けられて、グリップは、軸線回り回転可能とされ、さらに、プランジャは、その軸部の外径が筒状バレルの内径よりも小径とされると共に、その軸部の外周面に、径方向外方へ膨出される膨出部であって、軸線方向に沿って離間された複数の膨出部を備えた歯科用注入器を提供する。
【0010】
好ましくは、前記グリップは、前記筒状バレルへの装着時に、該筒状バレルに対し軸方向移動不能且つ軸線回り回転可能とされる。
又、一態様においては、前記投与部材として、注出口が前記筒状バレルの軸線から変位された注出用ノズルを備えることができる。
【0011】
好ましくは、前記筒状バレルは、軸部と、該軸部の基端部から径方向外方へ延在されたフランジ部とを備え、前記軸部は、外周面に係合突起を有しており、前記グリップは、前記軸部が挿通可能な中央孔を有する筒状部と、該筒状部から径方向外方に延びる把持部とを備えており、該グリップは、前記フランジ部と前記係合突起とにより軸方向摺動不能に保持された状態で、前記軸部に対して軸線回り回転可能に連結される。
【0012】
又、前記筒状バレルは外部から収容物質を視認できない材料で形成されている場合には、収容物質に応じた色彩のグリップを装着し得る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る歯科用注入器の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。図1(a)に本実施の形態に係る歯科用注入器1の縦断側面図を示す。又、図1(b)に該歯科用注入器1における下記プランジャ20を取り外した状態の端面図を示す。さらに、図2に前記プランジャ20を取り外した状態の図1におけるII部拡大図を示す。
【0014】
本実施の形態に係る歯科用注入器1は、歯科分野で用いられる液状物質又はペースト状物質に対して好適に適用されるものである。斯かる歯科分野で用いられる液状又はペースト状物質として具体的に例示すると、例えば、液体又はペースト状歯磨材や歯面処理材、エッチング材、プライマー材、ボンディング材、シーラント材、流動性を有するオペーク材、色調改善材、コンポジットレンジ等が挙げられる。
【0015】
詳しくは、前記歯科用注入器1は、図1に示すように、筒状バレル10と、該筒状バレル10内に挿入されるプランジャ20と、前記筒状バレル10に着脱自在に装着されるグリップ30とを備えている。
【0016】
前記筒状バレル10は、先端部にノズル状注出口11を有し且つ基端部に収容物質充填用注入口及び前記プランジャ挿入口となる基端開口12を有している。
前記筒状バレル10の先端部は、注射針やノズル等の投与部材が装着され得るように構成されている。本実施の形態においては、投与部材として、注出口が前記筒状バレルの軸線から変位された注出用ノズル50を備えている。該注出用ノズル50は、例えば、筒状バレル10の軸線に沿った基端部51と、該基端部51から偏向された偏向部52であって、先端部が注出口とされた偏向部52とを備え得る。
斯かる筒状バレル10は、種々の材料で形成され得るが、例えば、金属,ガラス,プラスチック等を用いて形成することができる。
【0017】
図3に、前記筒状バレル10の基端部の拡大図を示す。
図1〜図3に示すように、前記筒状バレル10は、前記ノズル状注出口11及び前記基端開口12を有する軸部14と、該軸部14の基端部から径方向外方へ延在するフランジ部15とを備えている。
さらに、前記軸部14には、フランジ部15より先端側の近傍に、径方向外方に突出した係合突起16が設けられている。本実施の形態においては、周方向に沿った複数の係合突起16を設けている。
【0018】
前記プランジャ20は、先端部が前記筒状バレル10内に位置し且つ基端部が該筒状バレル10の基端開口12から外方へ延在するように、該筒状バレル10内に軸線方向移動自在に挿入される。
詳しくは、前記プランジャ20は、先端部が前記バレル10内に位置し且つ基端部が前記バレル10の基端開口12から外方へ延在するように、該バレル10内に軸線方向移動自在に挿入される軸部(プランジャ本体)21と、該軸部21の基端部に連設された操作部22とを有している。
【0019】
好ましくは、前記軸部21の外径を前記バレル10の内径より小径とし、且つ、前記軸部21の外周面に径方向外方へ膨出された膨出部であって、軸線方向に沿って離間された複数の膨出部21a,21b,21cを備えることができる。該膨出部21a〜21cは、前記バレル10の内径より若干小さな外径を有するものとし得る。斯かる膨出部21a〜21cは、プランジャ20をバレル10内において軸線方向に移動させる際のガイド部材として機能する。
【0020】
前記プランジャ20の先端部には、前記筒状バレル10の内周面と液密に摺接するシール体25が設けられている。
本実施の形態においては、該シール体25は、前記プランジャ20の軸部21に一体形成されている。
【0021】
このように、本実施の形態に係る歯科用注入器1においては、前記プランジャ20の先端部に設けられたシール体25と前記筒状バレル10のノズル状注出口11との間によって収容物質の収容空間が画されており、該プランジャ20の基端部に設けられた操作部22を押圧して該プランジャ20を前記筒状バレル10に対して軸線方向先端側へ押動することで収容物質を前記ノズル状注出口11から吐出させ得るようになっている。
【0022】
図4(a)及び(b)に、それぞれ、前記グリップ30の側面図及び端面図を示す。
図2及び図4に示すように、前記グリップ30は、前記筒状バレル10の軸部14が挿通される中央孔31aを有する筒状部31と、該筒状部31から径方向外方へ延在された把持部32とを備えている。
本実施の形態においては、前記把持部32は、前記筒状部31を挟んで径方向反対側へ延びる一対の把持片によって構成されており、これにより、グリップの小型化及び操作性向上を図っている。なお、図4の符号33は、補強片である。
【0023】
前記中央孔31aは、前記筒状バレル10の軸部14の外径よりも大径とされ且つ前記筒状バレル10のフランジ部15の外径よりも小径とされる。
そして、該中央孔31aには、径方向内方に突出し、前記係合突起16と弾性係合するリブ31bが設けられている。好ましくは、該リブ31bは、周方向に亘って延びる環状リブとされる。
【0024】
斯かる構成のグリップ30を前記筒状バレル10の軸部14の先端側から挿通し、前記リブ31bと係合突起16とを弾性係合させることにより、該グリップ30は、該係合突起16と前記フランジ部15とによって軸方向摺動不能な状態で、前記筒状バレル10に対して軸線回り相対回転自在に連結される。
【0025】
このように、本実施の形態に係る歯科用注入器1においては、前記グリップ30が前記筒状バレル10に対して軸方向摺動不能且つ軸線回り回転自在に連結されており、これにより、以下の効果を得ることができる。
即ち、筒状バレル10を軸線回りに回転させることなく、グリップ30を軸線回りに回転させることができるので、収容物質の注出時に、他の部材の姿勢を変えることなくグリップ30のみを所望位置に位置させることができ、これにより、口腔内等の限られたスペースで収容物質を注出させる歯科用注入器の操作性を向上させることができる。
【0026】
斯かる操作性の向上は、本実施の形態におけるように、投与部材として、注出口が筒状バレルの軸線から変位された注出用ノズル50が装着されている場合に特に顕著である。
即ち、注出用ノズル50は、ねじ結合等によって筒状バレル10に相対回転不能に装着される。従って、グリップが筒状バレルに対して相対回転不能とされている従来の歯科用注入器においては、以下の不都合が生じる。
【0027】
つまり、従来の歯科用注入器においては、注出用ノズルの偏向部が吐出部位に対して適切な姿勢をとる際の筒状バレルの軸線回り位置と、グリップが使用者にとって適切な位置をとる際の筒状バレルの軸線回り位置とが異なる場合において、注出用ノズル及びグリップの相対的な軸線回り位置を調整することができない為、何れかを最適な位置から変位させなければならない。
【0028】
これに対し、本実施の形態に係る歯科用注入器1においては、前記グリップ30が前記筒状バレル10に対して軸線回り相対回転自在とされている為、前記注出用ノズル50の偏向部52に対するグリップ30の周方向相対位置を適宜調整することができる。
従って、使用者にとって把持し易い姿勢に前記グリップ30を位置させたまま、前記注出用ノズル50の偏向部52が適切な部位を向くように筒状バレル10又はプランジャ20を軸線回りに回転させることができる。
即ち、本実施の形態に係る歯科用注入器は、注出口を口腔内等の作業スペース内に位置させたまま、グリップ30及び注出用ノズル50の周方向相対位置を所望位置に位置させることができる。
さらに、本実施の形態においては、口腔内における収容物質が注出されるべき箇所から離間された部分を介して、グリップ30と注出用ノズル50との周方向相対位置を調整できる。
即ち、本実施の形態においては、口腔内の作業箇所に接触することなく離れた位置で、グリップ30と注出用ノズル50との周方向相対位置の調整可能であり、従って、衛生上も特に有効である。
【0029】
又、本実施の形態においては、前述の通り、グリップ30が筒状バレル10に対して着脱可能とされている。従って、口腔内等の限られたスペース内で注出する際に、必要及び/又は所望に応じ、グリップ30を取り外すことができ、これによっても、操作性を向上させることができる。
即ち、収容物質を吐出すべき部位によっては、前記グリップ30を筒状バレル10の軸線回り何れの位置に回転させても該グリップ30が邪魔になる場合がある。
斯かる場合に、本実施の形態に係る歯科用注入器1においては、前記グリップ30を取り外すことができ、これにより、無理なく収容物質の吐出を行える。
なお、本実施の形態に係る歯科用注入器1においては、前述の通り、筒状グリップ10の基端部に前記係合突起16及び前記フランジ部15が設けられている。該係合突起16及びフランジ部15は、前記グリップ30を取り外した状態で収容物質を吐出させる際の、把持部として作用し得る。
【0030】
さらに、収容物質の種類によっては、筒状バレル10を遮光性材料により形成する必要がある。斯かる場合には、一般的に、筒状バレル10は不透明黒色等の外部から収容物質を視認不能な材料で形成される。従って、使用時に誤認が生じる危険性がある。
この点に関し、本実施の形態に係る歯科用注入器1においては、前記グリップ30が前記筒状バレル10に対して着脱自在とされている為、収容物質の種類に応じて異なる色彩のグリップ30を用いることができる。
即ち、グリップ30の色彩を、収容物質の識別手段として用いることができ、これにより、筒状バレル10を遮光性材料で形成した場合における収容物質の誤認を有効に防止できる。
【0031】
好ましくは、前記筒状バレル10の軸部には、前記係合突起16と前記フランジ部15との間に、環状突起17を設けることができる。
該環状突起17は、前記グリップ30の中央孔内周面と摺接するように構成される。
斯かる環状突起17を設けることにより、グリップ30と筒状バレル10との接触面積を低減させ、これにより、グリップ30を軸線回りに回転させる際の摺動抵抗を減らすことができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、収容物質を吐出させる際の把持部として作用するグリップを筒状バレルに対して着脱自在としたので、限られたスペース内における操作性を向上させることができる。
又、前記筒状バレルが外部から収容物質を視認できない材料で形成されている場合には、異なる色彩のグリップを用いることにより収容物質の識別を行うことができる。
さらに、前記グリップを、筒状バレルへの装着時に、該筒状バレルに対して軸方向移動不能且つ軸線回り回転可能とすれば、さらに操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の一実施の形態に係る歯科用注入器の縦断面図である。
図1(b)は、プランジャを取り外した状態の該歯科用注入器の端面図である。
【図2】図2は、図1におけるII部拡大断面図であり、プランジャを外した状態を示している。
【図3】図3は、図1に示す歯科用注入器における筒状バレルの基端部における拡大側面図である。
【図4】図4(a)及び(b)は、それぞれ、図1に示す歯科用注入器におけるグリップの側面図及び端面図である。
【符号の説明】
1 歯科用注入器
10 筒状バレル
14 軸部
15 フランジ部
16 係合突起
20 プランジャ
30 グリップ
31 筒状部
32 把持部
50 注出用ノズル
Claims (5)
- 先端部に投与部材が装着可能とされた筒状バレルと、
先端部が前記バレル内に位置し且つ基端部が該バレルの基端開口から外方へ延びるように、該バレル内に軸方向移動自在に挿入されるプランジャと、
前記筒状バレルに着脱自在に装着されるグリップとを備え、
グリップは、筒状バレルの軸部が挿通される中央孔を有する筒状部であって、筒状バレルの軸部の外径よりも大径とされる筒状部を備える一方、筒状バレルは、その軸部の外周面に、グリップの中央孔内周面と摺接する突起であって、軸線方向に沿って離間された複数の突起が設けられて、グリップは、軸線回り回転可能とされ、
さらに、プランジャは、その軸部の外径が筒状バレルの内径よりも小径とされると共に、その軸部の外周面に、径方向外方へ膨出される膨出部であって、軸線方向に沿って離間された複数の膨出部を備えていることを特徴とする歯科用注入器。 - 前記グリップは、前記筒状バレルへの装着時に、該筒状バレルに対し軸方向移動不能且つ軸線回り回転可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の歯科用注入器。
- 前記投与部材として、注出口が前記筒状バレルの軸線から変位された注出用ノズルを備えていることを特徴とする請求項2に記載の歯科用注入器。
- 前記筒状バレルは、軸部と、該軸部の基端部から径方向外方へ延在されたフランジ部とを備え、
前記軸部は、外周面に係合突起を有しており、
前記グリップは、前記軸部が挿通可能な中央孔を有する筒状部と、該筒状部から径方向外方に延びる把持部とを備えており、
該グリップは、前記フランジ部と前記係合突起とにより軸方向摺動不能に保持された状態で、前記軸部に対して軸線回り回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の歯科用注入器。 - 前記筒状バレルは外部から収容物質を視認できない材料で形成されており、
前記グリップは収容物質に応じた色彩とされていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の歯科用注入器。
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