JP4129316B2 - 床パネル固定具及びこれを用いた床パネル固定方法 - Google Patents

床パネル固定具及びこれを用いた床パネル固定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床パネルを支持機構に固定するための床パネル固定具及びこれを用いた床パネル固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工場用や大型コンピュータ用のクリーンルームには、空調等の目的で、支持脚等の支持機構上に床パネルの一種であるグレーチングが敷設された二重床が採用されている。グレーチングには多数の開口部が形成されており、この開口部を通じて空調等がなされる。この二重床では固定具により支持脚にグレーチングが固定され、さらに半導体製造設備やコンピュータ等の機器がグレーチングに固定される。これにより、地震発生時の機器の転倒が防止される。特に近年、震災による被害防止の気運が高まっており、施工時には前述の固定がなされていなかった既存のクリーンルームにおいても、支持脚とグレーチングとを固定する改装作業が進められつつある。
【0003】
グレーチングを支持脚に固定する従来方法を、図5を参照しつつ説明する。コンクリート等の床下地Gの上に、下台座201、支柱203及び上台座205よりなる支持脚207が所定間隔を隔てて多数個設置され、支持機構が構成される。この支持脚207の上に、グレーチング209が敷設される。通常、一つの支持脚207には、隣接する4枚のグレーチング209のコーナー部分が載置されるが、図5では説明の便宜上紙面垂直方向奥寄りの2枚のグレーチング209のコーナー部分のみが示されている。両グレーチング209、209のコーナー部分の上には環状の座金211が置かれ、その座金211の中心から下方に止めネジ213が差し込まれる。止めネジ213はグレーチング209のコーナーを切り欠いて形成されたネジ穴215を通過して、下方の上台座205にねじ込まれる。この座金211と止めネジ213とにより、グレーチング209が支持脚207に固定される。
【0004】
なお、支持脚207の上に縦横に床フレーム(図示されず)を張りめぐらせてこれら支持脚207と床フレームとで支持機構を構成し、床フレームにグレーチング209が固定される二重床もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この固定方法では、座金211及び止めネジの上面はグレーチング209の上面よりもさらに上方に位置する。従って、座金211等に作業者が躓いて危険である。また機器の傾きを防ぐためには、座金211上に機器を設置することができない。しかも、既に機器が設置された既存のクリーンルームを改装して機器の脚部近傍のグレーチング209を固定しようとしても、機器の脚部が妨げとなって座金211を設置することができない場合がある。さらに、固定されたグレーチング209をメンテナンス等の目的で剥がす場合には、いちいち工具で止めネジ213を抜く必要があり、多大の労力を要するという問題がある。
【0006】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、床パネルよりも上方に突出することが無く、しかも床パネルを剥がす場合の労力が軽減される床パネル固定具を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した問題を解決するためになされた本発明は、床パネルを支持機構に固定するための床パネル固定具であって、前進・後退が自在な挿通ピンと、該挿通ピンの後端部に当接して前記挿通ピンを前進させるレバー及び前記挿通ピンを後方へ押し戻すコイルを含んで構成されて前記レバーを操作することにより前記挿通ピンを前進・後退させる進退機構とを備えており、この挿通ピンの前進状態において挿通ピンの前端部が床パネルの挿通孔に挿通され、挿通ピンの後退状態において前端部が挿通孔から抜出するように構成されており、床パネル上面より下方に配設されて用いられるものである。また、本発明は、床パネルを支持機構に固定するための床パネル固定具であって、前進・後退が自在な挿通ピンと、該挿通ピンと遊着されたレバーを含んで構成されて前記レバーを操作することにより前記挿通ピンを前進・後退させる進退機構とを備えており、この挿通ピンの前進状態において挿通ピンの前端部が床パネルの挿通孔に挿通され、挿通ピンの後退状態において前端部が挿通孔から抜出するように構成されており、床パネル上面より下方に配設されて用いられるものである。
【0008】
この床パネル固定具は床パネル上面より下方に配設されて用いられるため、作業者が躓くことが無く、床パネル固定具の上に機器を設置することが可能となり、しかも既設の機器の脚部近傍の床パネルにも適用することができる。そして、挿通ピンの前進により床パネルと支持機構とを固定し、挿通ピンの後退により床パネルと支持機構との固定を解除できるので、床パネルと支持機構との確実な固定を実現しつつ、必要に応じ容易に床パネルを剥がすことができる。
【0009】
この発明においてロック機構を設け、挿通ピンの移動をこの挿通ピンの前進状態においてロックするようにすれば、床パネルを支持機構に固定した後に誤って固定が解除されてしまうことがない
【0010】
これらの床パネル固定具を用いて床パネルを固定すれば、床パネルと支持機構との固定作業及び固定解除作業を極めて容易とすることができる
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳説する。
【0012】
図1(a)及び図1(b)は、本発明の一実施形態にかかる床パネル固定具1が示された部分断面図である。図1(a)には後述する挿通ピン3が前進した状態が示されており、図1(b)にはこの挿通ピン3が後退した状態が示されている。この床パネル固定具1は、ベースプレート5、このベースプレート5上に設けられた「コ」の字状のフレーム7、挿通ピン3、レバー9、板バネ11及びコイル13から構成されている。
【0013】
挿通ピン3は、前端部15、中央部17及び後端部19を備えており、中央部17と後端部19との間は小径とされて環状の掛止溝21が形成されている。前端部15の外径は中央部17の外径よりも若干小さめとされている。また、後端部19の掛止溝21寄りには、鍔状のストッパー23が設けられている。
【0014】
この挿通ピン3は、フレーム7に形成された前方貫通孔25及び後方貫通孔27を貫通している。前方貫通孔25の内径は、挿通ピン3の前端部15の外径より若干大きめとされている。また、後方貫通孔27の内径は、挿通ピン3の後端部19の外径よりも若干大きめで、且つストッパー23の外径よりも若干小さめとされている。
【0015】
レバー9は、ピン29により回転自在に軸支されている。このレバー9は、ピン29よりも前方(図1(a)における左方)の操作部31と、この操作部31に連続する当接部33とを備えている。当接部33は、操作部31よりも図1(a)における紙面垂直方向に幅広とされている。当接部33は、挿通ピン3の後端部19と当接している。
【0016】
板バネ11は、前方垂下部35、この前方垂下部35に連続する水平部37、この水平部37と垂直に交わる後方垂下部39及びこの後方垂下部39の上端に形成された押圧部41を備えている。後方垂下部39には、挿通ピン3の中央部17の外径よりも若干大きめの掛止孔43が形成されている。挿通ピン3は、この掛止孔43及び前方垂下部35に形成された孔を貫通している。
【0017】
コイル13は、挿通ピン3の前端部15の外周に巻き付けられている。コイル13の後端は、挿通ピン3の中央部17の前端に当接している。コイル13の前端は、板バネ11の前方垂下部35に当接している。コイル13は圧縮状態で取り付けられている。
【0018】
この床パネル固定具1において挿通ピン3を前進させるには、図1(b)に示された状態から、レバー9の操作部31をR1で示される矢印方向に操作する。すると、レバー9はピン29を中心に回転し、当接部33が挿通ピン3の後端部19を前方に押し出す。これにより、挿通ピン3が前進する。同時にコイル13が圧縮され、このコイル13が板バネ11の前方垂下部35を押圧する。前方垂下部35は鉛直方向よりも若干斜めに形成されているので、押圧を受けると板バネ11全体が図1(a)における反時計回り方向に回転する。すると、後方垂下部39が略上方へ移動し、この後方垂下部39に設けられた掛止孔43と挿通ピン3の掛止溝21が掛止する。この掛止により、挿通ピン3の移動がロックされる。
【0019】
この床パネル固定具1において挿通ピン3を後退させるには、図1(a)に示された状態から、板バネ11の押圧部41を下方に押圧する。すると、板バネ11の後方垂下部39が下方に移動し、掛止溝21と掛止孔43との掛止が解除される。挿通ピン3はコイル13により後方に押されているので、後方に後退する。挿通ピン3に設けられたストッパー23がフレーム7の内壁に当接した段階で挿通ピン3の後退が阻止され、挿通ピン3のフレーム7からの脱落が防止される。
【0020】
図2は、図1(a)及び図2(b)に示された床パネル固定具1を用いて床パネルの一種であるグレーチング45を支持脚47に固定する様子が示された部分断面図である。
【0021】
この支持脚47は、下台座49、支柱51、上台座53、ステー55及びナット57を備えている。下台座49は、図示されないボルト等によって、床下地Gに固定されている。上台座53は平板部59とソケット部61とを備えており、ソケット部61の内周には雌ねじ加工が施されている。そして、ソケット部61には支柱51が螺入されている。ソケット部61への支柱51の螺入の量を変更することにより、上台座53の高さが調製される。上台座53は、ナット57によって支柱51に固定されている。ステー55は、支柱51から両側上方に伸びるアーム63と、このアーム63の上端に設けられた固定板65とから構成されている。
【0022】
上台座53の平板部59上には、グレーチング45が載置されている。通常、1つの平板部59には4枚のグレーチング45が載置されるが、図2では、説明の便宜上1枚のグレーチング45のみが図示されている。このグレーチング45は、左右両端のエンドバー67(但し図2では左端のエンドバー67のみが示されている)、この2本のエンドバー67間にエンドバー67と平行に多数設けられた横バー69及びエンドバー67と垂直な多数の縦バー71から構成されている。そして、縦バー71と横バー69とに囲まれた領域が、開口部となっている。図2では、エンドバー67が平板部59と当接することにより、平板部59上にグレーチング45が載置されている。そして、エンドバー67に最も近い横バー69に、挿通孔73が形成されている。この挿通孔73は、図2における右側からドリル等の切削工具によって横バー69に穿設されてもいいし、図2における左側からエンドバー67を貫通した切削工具によって穿設されてもいい。
【0023】
ステー55の固定板65上には、図示されないボルト等によって床パネル固定具1が固定されている。図2では、挿通ピン3は前進しており、この挿通ピン3の前端部15が挿通孔73に挿通している。この状態では、グレーチング45が挿通ピン3によって床パネル固定具1に固定されており、床パネル固定具1がステー55によって支持脚47に固定されているので、結果としてグレーチング45が支持脚47に固定される。この状態でレバー9を操作し、挿通ピン3を後退させて挿通ピン3の前端部15を横バー69の挿通孔73から抜出すると、グレーチング45と支持脚47との固定が解除される。
【0024】
挿通ピン3が前進した状態では、床パネル固定具1の全体がグレーチング45の上面よりも下方に位置する。従って、作業者が躓くことが無く、床パネル固定具1の上に機器を設置することが可能となり、しかも既設の機器の脚部近傍のグレーチング45にも適用することができる。一方、何らかの理由により挿通ピン3が後退してしまった場合は、レバー9がグレーチング45の上面よりも上方に位置することとなる。これにより、グレーチング45と支持脚47との固定の解除を作業者に知らせることができる。
【0025】
図3は、図1(a)及び図2(b)に示された床パネル固定具1を用いて床パネルの一種であるグレーチング45を床フレームに固定する様子が示された部分断面図である。図3において、符号74は床フレームの一種であるハット鋼であり、符号75は段付きプレートである。
【0026】
段付きプレート75は、中央平板部77と、この中央平板部77の両側に中央平板部77よりも一段低い位置で設けられた側方平板部79とを備えている。また、中央平板部77の下側からは、2枚の脚板81が垂下されている。2枚の脚板81の間隔はハット鋼74の幅とほぼ同等とされており、この脚板81でハット鋼74を挟むことにより、ハット鋼74上に段付きプレート75が固定されている。
【0027】
中央平板部77上には、グレーチング45が載置されている。通常、1つの中央平板部77には4枚のグレーチング45が載置されるが、図3では、説明の便宜上1枚のグレーチング45のみが図示されている。このグレーチング45の構成は、図2に示されたものと同一である。図3では、エンドバー67が中央平板部77と当接することにより、中央平板部77上にグレーチング45が載置されている。中央平板部77とエンドバー67との間に、ゴムシート等の緩衝材を設けてもよい。エンドバー67に最も近い横バー69には、挿通孔73が形成されている。
【0028】
側方平板部79上には、図示されないボルト等によって床パネル固定具1が固定されている。図3では、挿通ピン3は前進しており、この挿通ピン3の前端部15が挿通孔73に挿通している。この状態では、グレーチング45が挿通ピン3によって床パネル固定具1に固定されており、床パネル固定具1が段付きプレート75によって床フレームであるハット鋼74に固定されているので、結果としてグレーチング45が床フレームに固定される。この状態でレバー9を操作し、挿通ピン3を後退させて挿通ピン3の前端部15を横バー69の挿通孔73から抜出すると、グレーチング45と床フレームとの固定が解除される。
【0029】
図4(a)及び図4(b)は、本発明の他の実施形態にかかる床パネル固定具83が示された部分断面図である。図4(a)には挿通ピン85が前進した状態が示されており、図4(b)にはこの挿通ピン85が後退した状態が示されている。この床パネル固定具83は、ベースプレート87、このベースプレート87上に設けられた「コ」の字状のフレーム89、挿通ピン85、レバー91、板バネ93及び可動ピン95から構成されている。
【0030】
挿通ピン85は、前端部97及び本体部99を備えている。前端部97の外径は本体部99の外径よりも若干小さめとされている。本体部99の中央寄りには、突起部101が形成されている。この挿通ピン85は、フレーム89に形成された前方貫通孔103及び後方貫通孔105を貫通している。前方貫通孔103の内径は、挿通ピン85の前端部97の外径より若干大きめとされている。また、後方貫通孔105の内径は、挿通ピン85の本体部99の外径よりも若干大きめとされている。
【0031】
レバー91は、ピン107により回転自在に軸支されている。このレバー91の中央寄りには、長穴109が形成されている。レバー91の長穴109よりも上方は、操作部111である。レバー91の下端は2カ所が切り欠かれており、これにより第一凹部113、中央凸部115及び第二凹部117が形成されている。長穴109には挿通ピン85の突起部101が挿入されており、これによりレバー91と挿通ピン85とが遊着されている。
【0032】
板バネ93は略「つ」の字状であり、フレーム89の内部に装填されている。板バネ93には、この一部が湾曲されることによりピン受け部119が形成されている。そして、このピン受け部119とレバー91の下端との間に、可動ピン95が配設されている。可動ピン95は上下方向に移動自在であり、板バネ93によってレバー91に押圧されている。
【0033】
この床パネル固定具83において挿通ピン85を前進させるには、図4(b)に示された状態から、レバー91の操作部111をR2で示される矢印方向に操作する。すると、レバー91はピン107を中心に反時計回り方向に回転する。この回転運動が突起部101によって挿通ピン85に伝達され、挿通ピン85が前進する。レバー91の回転中、このレバー91の下端の可動ピン95との当接箇所は、第二凹部117から中央凸部115を経て第一凹部113へと移動する。そして、挿通ピン85が前進を終えた段階で、第一凹部113と可動ピン95とが噛み合い、挿通ピン85の移動がロックされる。挿通ピン85の前端部97は、床パネルの挿通孔に挿通される。この状態では、床パネルが挿通ピン85によって床パネル固定具83に固定されており、床パネル固定具83が支持機構に固定されているので、結果として床パネルが支持機構に固定される。
【0034】
この床パネル固定具83において挿通ピン85を後退させるには、図4(a)に示された状態から、レバー91の操作部111をR3で示される矢印方向に操作する。すると、レバー91はピンを中心に時計回り方向に回転する。この回転運動が突起部101によって挿通ピン85に伝達され、挿通ピン85が後退する。そして、挿通ピン85の前端部97が床パネルの挿通孔から抜出し、床パネルと支持機構との固定が解除される。
【0035】
この床パネル固定具83では、レバー91が大幅に上方に移動することがない。従って、挿通ピン85が前進状態であっても後退状態であっても、床パネル固定具83全体を床パネルの上面より下方に位置させることができる。
【0036】
以上、クリーンルームを例にとり本発明を説明したが、本発明の床パネル固定具はクリーンルームに限られず、あらゆる用途の二重床に適用可能である。また、本発明の床パネル固定具によって固定される床パネルはグレーチングには限られず、繊維強化コンクリートパネル(いわゆるGRC)、アルミダイキャストパネル等の全ての床パネルに適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の床パネル固定具は床パネルよりも上方に突出することがほとんど無い。従って、作業者が躓くことがなく、床パネル固定具の上方に機器を設置しても機器が傾くことがなく、しかも既に機器が設置されている場合でもその機器の脚部近傍に床パネル固定具を設置することができるようになる。さらに、本発明の床パネル固定具は必要に応じ容易に支持機構から脱着できるので、容易に床パネルを剥がすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)及び図1(b)は、本発明の一実施形態にかかる床パネル固定具が示された部分断面図である。図1(a)は挿通ピンが前進した状態が示されたものであり、図1(b)はこの挿通ピンが後退した状態が示されたものである。
【図2】図2は、図1(a)及び図2(b)に示された床パネル固定具を用いてグレーチングを支持脚に固定する様子が示された部分断面図である。
【図3】図3は、図1(a)及び図2(b)に示された床パネル固定具を用いてグレーチングを床フレームに固定する様子が示された部分断面図である。
【図4】図4(a)及び図4(b)は、本発明の他の実施形態にかかる床パネル固定具が示された部分断面図である。図4(a)は挿通ピンが前進した状態が示されたものであり、図4(b)はこの挿通ピンが後退した状態が示されたものである。
【図5】図5は、従来の床パネル固定方法が示された正面図である。
【符号の説明】
1、83・・・床パネル固定具
3、85・・・挿通ピン
5、87・・・ベースプレート
7、89・・・フレーム
9、91・・・レバー
11、93・・・板バネ
13・・・コイル
15、97・・・前端部
17・・・中央部
19・・・後端部
21・・・掛止溝
23・・・ストッパー
25、103・・・前方貫通孔
27、105・・・後方貫通孔
29、107・・・ピン
31、111・・・操作部
33・・・当接部
35・・・前方垂下部
37・・・水平部
39・・・後方垂下部
41・・・押圧部
43・・・掛止孔
45・・・グレーチング
47・・・支持脚
73・・・挿通孔
74・・・ハット鋼
75・・・段付きプレート
95・・・可動ピン
99・・・本体部
101・・・突起部
109・・・長穴
113・・・第一凹部
115・・・中央凸部
117・・・第二凹部
119・・・ピン受け部

Claims (4)

  1. 床パネルを支持機構に固定するための床パネル固定具であって、前進・後退が自在な挿通ピンと、該挿通ピンの後端部に当接して前記挿通ピンを前進させるレバー及び前記挿通ピンを後方へ押し戻すコイルを含んで構成されて前記レバーを操作することにより前記挿通ピンを前進・後退させる進退機構とを備えており、この挿通ピンの前進状態において挿通ピンの前端部が床パネルの挿通孔に挿通され、挿通ピンの後退状態において前端部が挿通孔から抜出するように構成されており、床パネル上面より下方に配設されて用いられることを特徴とする床パネル固定具。
  2. 床パネルを支持機構に固定するための床パネル固定具であって、前進・後退が自在な挿通ピンと、該挿通ピンと遊着されたレバーを含んで構成されて前記レバーを操作することにより前記挿通ピンを前進・後退させる進退機構とを備えており、この挿通ピンの前進状態において挿通ピンの前端部が床パネルの挿通孔に挿通され、挿通ピンの後退状態において前端部が挿通孔から抜出するように構成されており、床パネル上面より下方に配設されて用いられることを特徴とする床パネル固定具。
  3. 上記挿通ピンの移動を、この挿通ピンの前進状態においてロックするロック機構が設けられた請求項1又は請求項2に記載の床パネル固定具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の床パネル固定具を支持機構に固定して挿通ピンを前進させ、この挿通ピンの前端部を床パネルの挿通孔に挿通する工程を含む床パネル固定方法。
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